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山河令 第21話「夢幻泡影」あらすじとネタバレ感想

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山河令
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目次

あらすじ

趙敬から仙霞派の掌門・白啓峰を始末するよう言われた蝎王はそれを無常鬼たちに請け負わせる。また、周子舒たちは四季山荘へ旅立つが、葉白衣だけは武術の力を残す形で周子舒の寿命を延ばしてほしいという温客行の願いを叶えるため別行動を取る。一方、柳千巧が正気を失った喜喪鬼を匿う于丘烽の別宅は急色鬼に襲われ…。

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ネタバレ感想

山河令 登場人物 登場順一覧(16話~21話)はこちらから。

蠍王の元に、無常鬼、黒無常、急色鬼(きゅうしょくき)、開心鬼(かいしんき)が集っているところに、毒菩薩が来ました。
無常鬼、めっさ不機嫌です。前回、趙敬(ジャオジン)が蠍王に指示していた、仙霞派(せんかは)の始末を依頼されたのでしょうが、やりたくないのね。趙敬に従ったのは殺し合いの日々から抜け出すため、なのに、鬼谷とは何の関係もない仙霞派の抹殺など無理って言うんだけど。でも蠍王は、趙敬は無常鬼達の極悪な才を見込んだのに、鬼が人も殺さず、田を耕すとでもいうか?ってね。

意外ととんがってるのは黒無常。相変わらず人を食ったような毒菩薩には、失せろと言うし、そんな蠍王には、趙敬でさえ我々には敬意を払うのに(それが大間違い)、小便臭い若造めと言い放つ。
その言葉に、毒菩薩がピキキッと反応。サラッと毒の粉を吸わせます。妙に可愛くほっぺ赤くして倒れる黒無常(^m^)に、いきり立つ無常鬼。
蠍王は、毒蠍を叱って、解毒剤を渡せと言い、毒蠍は黒無常にキラキラをぱらぱら(笑)

嫌なら別に決別してもいいんだよ?再会する時は敵か味方か分からないけどね?と言われた無常鬼は、ころっと態度を変えて、お手伝いしましょう♪
蠍王は、万が一に備えて俏羅漢(しょうらかん)を付けると言います。サポート&監視だねえ。

山河令
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不承不承

悪鬼達がいなくなった後、蠍王は毒菩薩に、何人かは生かして、100年の歴史を持つ仙霞派が鬼谷に滅ぼされたと話を広めさせろと、俏羅漢へ伝言。更に鬼谷が武林のターゲットになるよ。

アジトで荒れる悪鬼4人。
無常鬼の目論見は完全に外れましたね。利用するつもりが悉く利用され、使えなくなったらポイッってのをやっと理解。
無常鬼は十大悪鬼のドンだったのに、あんな男娼の手先になるまで落ちぶれたって開心鬼。お、はっきり言ったね。謝無恙(シエウーヤン)のお稚児さんっぷりといい、彼らの趙敬に向ける視線といい。でも趙敬、どんだけ精力…ごにょにょ。

温客行はいかれたヤツだけど、自分達と同じ船に乗り、沈む時は一緒の立場だったって言うのは急色鬼。そうね、少なくとも利用してポイではなかったかもしれないけど、復讐大作戦のためにさっさと吊死鬼(ちょうしき)を殺して、あらぬ罪をなすり付けたし、見せしめのために白無常もやっちゃってますがね。女性達以外の鬼達を駒扱いなのは、そんなに違わないかもよ?
鬼谷に入ったのに、岸に上がりたいのかって言うんだけど。早いうちから無常鬼はそう言ってたじゃないの。喜んで加担してたじゃん。

黒無常は、他に活路があるかと言います。気紛れな温客行のことなど忘れろ。
兄弟の白無常を殺されてるからなあ。ただ、鬼谷を出るためにしたことが、天下に無駄な恨みを買ってしまったって呟いたら急色鬼に、趙敬は温客行と違うとでもいうのかって言われた時のびっくり顔。未だ趙敬の口八丁を信じてたのか。というか、誰よりも谷主を恨んでたから、目が曇ってたな?
趙敬は、鬼谷と正道派を争わせ、双方を潰す気だと急色鬼が言います。無常鬼ならギリギリ趙敬の部下としてやっていけるかもしれないが、我々は違う。この読みが、もう少し早くできてたらねえ。

今更何を言う、温客行に背いたのだ、趙敬の庇護を受ければ、生きる道はある、それが嫌なら、温客行に許しを請い、受け入れられるか試してみろって無常鬼。
急色鬼は鬼谷歴が一番短いんだね。温客行がどうやって谷主になったのか、直接は見てないんだ。あの男は皆の目の前で、前谷主の皮を生きたまま剥いだ。そう言った無常鬼の回想シーン。
無常鬼、黒無常、白無常、食屍鬼(しょくしき)が戦ってました。開心鬼と急色鬼はいなかったっぽい。前谷主をひきずって、ぽいっと落っことした温客行、白い内衣だけなんですよね。うん、これも多分そうなんでしょうね。これについては作品情報の所感にも書きました。

その温客行は、ひとり夜の林をとぼとぼ歩いていました。
もう遅すぎるよ、ばかー!状態で、阿絮と成嶺の元から走り去って、夜になったと。
その先に、焚火を囲む阿絮、成嶺、葉白衣がいて、成嶺の質問に阿絮が答える形で、甄(ジェン)一家がどうなったかが語られます。

秦懐章(チンホワイジャン)は急用があり、すぐには重傷の甄如玉(ジェンルーユー)を連れて行くことができず、三か月後に迎えに来ると約束をした。三か月後に戻ってみると、村は焦土と化していて、一家の行方も分からなかった。甄一家を助けられなかったことは秦懐章の傷となり、息子の秦九霄(チンジウシアオ)の拝師の儀式の際にも、秦九霄を三番目の弟子と呼んだ。二番目は甄衍(ジェンイェン)なんだってことだね(涙)それを見て、阿絮は秦懐章の強い悔恨を知ったんだって。

ではなぜ、老温は自分が甄衍だと認めないのか。
あ、ここか、ここでパイセンが教えてくれました。
甄如玉は神医谷、谷主の養子で、旧姓は、温。だからヤツは甄姓を拒む。
ストレートに、一家はどうなったと聞いてしまう成嶺に、言いにくいことを聞くな、温客行が両親の教育を受けたと思うか?っていうパイセン。そこかいっ(笑)
阿絮は、あいつが何も言わぬなら、聞くなと言います。素直に疑問を口にしちゃいそうだもんな、成嶺。それが功を奏する場合もあるけど。

どう思われても、俺はあいつを師弟だと思う。
聞いてる老温はこれ、複雑ながら嬉しい筈だよなあ。

どうして善人ほど報われないのか。
成嶺の感想はごもっとも。悪いヤツほど現状、のさばってますからねえ。でも容炫(ロンシュエン)だって悪くないと言うけど、理念の元にとは言え、各派の奥義書を強奪する作戦を立てたのは、どうかと思いますよ?

天意は測れず、運命は人を弄ぶ。善人に限らず、生きる者には苦しみがある。
阿絮の言葉の後、はははって殊更に笑いながらの老温登場。
途端に、温殿って抱き着く成嶺です。んで、違った、師叔と呼んでも?
このまん丸目の上目遣いには勝てないだろう。阿絮も、そんな顔で見ているよ(^m^)
老温は笑って、成嶺をなでなで。やっぱり老温は殊更、成嶺に優しいんだよなあ。
そして相変わらず、葉白衣パイセンにはケンカ腰というね。でもそのお陰で、するっと輪の中に入った感じなんだよね、ここ。

四季山荘に行く3人に、パイセンも付いてくるんだって。
パイセンは、しみじみって感じで、優れた医術で名を馳せた夫妻は、どんな神童を授かったかと思えば、とんだ憎まれっ子だったって。
憎まれっ子!可愛いな、憎まれっ子ってワードが出るパイセンも、憎まれっ子老温も。
残念ではあるが、それでもお前はあの2人の子だ、師匠として弟子の過ちを償う、願いがあるなら言ってみろって、義理堅いパイセン。残念ではあるがってのが可笑しいけど。

温客行、願いを言ってくれ。さもなくば、私は死んでも死に切れぬだろう。
ちょっと気になる台詞でした。パイセン、も少し後にも言うんだよね。誰も私より先には死なせんみたいなことも。いずれ分かって来るのですが。

私の願いはひとつ。
阿絮の傷を治せるなら、過去は帳消しにする。元の武芸と寿命は残すのだぞ。

パイセンは笑って、私が困るとでも思ったか、できる者を知っている、四季山荘で私が戻るのを待てと言うや否や、立ち上がる。せっかちな人だなー。
阿絮が、どちらへ?いつまで待てばいいですかって聞くけど、パイセンは、もしその者にも治せなければ、私は…と言い淀んでから、不敵に笑って去っていきます。無理だったら、最終手段ってアテが、うん、あるんだよね、この人には。でもひとつも阿絮の質問には答えてないよ(^m^)

あれで100歳か、慌てんぼうの子供だ。
阿絮からは、慌てんぼうのワードがっ。憎まれっ子に慌てんぼう、どっちもどっちだわね。
でも、老温は希望を持っちゃったぞ。阿絮は、パイセンの大口だし、最後に言いかけたのは、お前の死を看取る、かもしれんって言うんだけど、老温、聞いちゃいねえ(大笑)成嶺と2人できゃっきゃしてるところ、冷静に微笑むご当人です。

山河令
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は、ははは

さて、岳陽城、崇武殿では、趙敬が何やら書いていました。
蠍王は書くほどに味わいが増すとか言ってますが、これは上手いのか?よく分かりません。
私に贈ってくださいと言って、私の物はお前のものだとか言われた蠍ちゃんの笑顔。なんだか溜息が出ますね。

そこに、于丘烽(ユーチウフォン)がやって来ます。おべんちゃらを言うんですが、趙敬のノリが悪い。警戒されてるね。これは本物の于丘烽だな。羅浮夢を使って趙敬を叩けとしつこかったしなあ。
英雄大会にも来ず、どうしていたと聞かれますが、それには答えず于丘烽は、苦労して捕らえた喜喪鬼(きそうき)を奪われたのに、どうしてそれを追求しないのかと言いました。何が言いたいと趙敬。于丘烽は噂を聞いたと。

喜喪鬼は元の名を羅浮夢(ルオフーモン)と言い、趙敬の許婚だった。でも趙敬は婚礼の日に、富豪の浙西監察使の娘と出奔した。恥をかかされた新婦の怒りは凄まじく、この世から淑女がひとり消え、新たに生まれたのは浮気男を殺す鬼女。
こんな話はデタラメでしょう?と言う于丘烽ですけど、噂になってるよーと伝えて動揺を誘いに来ましたね。でもこんな小手先の脅しは逆効果なのでは?

趙敬、内心考えています。コイツはどうやって自分の過去を知ったのかと。喜喪鬼の護衛の腕利き達は、岳陽派内で死んでいた。まさか攫ったのはコイツ?…ピンポーン♪

華山派を滅ぼしますって蠍王、毎度の血気に逸った忠犬っぷりです。
野良犬に噛まれたらなぶり殺すって趙敬の言葉を聞いて、早速実行しに行こうとする蠍王ですが、趙敬に止められました。無暗に動くなといつも言っているだろう、華山派の掌門がここを発ってすぐ死ねば、世間はなんというか。
いつでも殺せると言う趙敬ですが、蠍ちゃん、これ、勝手に動いちゃうんじゃないの?
趙敬は、謝無恙を呼び、鬼達に指示を出せと言いました。皆、仙霞派を討ちに行ってるので、急色鬼しか残っていないらしいですが、趙敬はそれでも良いと。

馬と共にどこかの町についた、阿絮達。町中にあった鬼谷の印に気付いた老温は、お酒を買っていくから先に客桟を探してくれと言って、鬼マークスタンプを確認します。

薄情司の娘達は食屍鬼(しょくしき)に匿われたものの、顧湘(グーシアン)としか連絡が取れなくなったことに焦った食屍鬼に昔の病が出て、人肉を食いたいと狙われ始めたので、酔わせて逃げた。
その後、柳千巧から、羅浮夢を救出して療養させているので、軽挙は慎めと連絡があった。柳千巧と顧湘以外の女性は、谷主と羅浮夢の庇護なしに無事ではいられないから、その間、他の鬼達にも会っていない。そのうちに谷主が蜀にいると聞き、消息を探した。

私達はどうしたらいいかご指示をという娘達に、谷主はお前たち自身は何をしたいと聞きます。命がないなら青崖山でお帰りを待つという娘達。死にかけたところを羅浮夢に助けられた、行く当てのない境遇、鬼谷しか家がないんだって。でも谷主は、鬼谷に入れば食うか食われるかだ、自分の身も守れずに帰りたいだと?って言うんですよ。どこに行こうと勝手だが、青崖山には入るな。背けば死を。
うん、これはね、守ったんだと思うよ。使いっ走り無常鬼達のせいで、青崖山もいつ襲撃されるか分からないから。戻ったら、そのまま死ぬ運命しかないこの子達を。

客桟に戻ると、阿絮がつかつかと寄って来て、どこに行っていたって。どした?と思ったら、聞き分けのない弟子を見てくれって。見るとベッドの上に、成嶺がにまにましながら座っています。殴ってもいい、子の刻だ、呼吸を整えると出てっちゃう阿絮。
何をしでかした?って聞く老温に、成嶺は言いました。
物語を聞きたいのに、師匠は口下手で、ちっとも面白くないんです。

うははははは、それを阿絮にねだったのか。そりゃダメだ、阿絮には無理だ(^m^)
大人しかったのに、すっかり調子にのってるなーなんて老温に言われても、成嶺、まったく怯まず、温殿なら師匠より上手ですよね♪って、ねだるねだる。老温は物知りだって阿湘からも聞いてたみたいです。老温、甘やかし過ぎだって言ってるけど、一番甘いのは老温なんじゃないかなっ。

山河令
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じゃ、話すぞぅ。うんっ、わくわく♪

老温の話す物語は、バックに甄一家の回想シーンが流れていました。
狼の群れに遭遇した旅人が、逃げ込んだ枯れ井戸の底には蛇。進退窮まっているところに、壁にあった蜂の巣から飛び出した蜂にも刺される。更に運悪く井戸の縄が切れ始める。でもその時、蜂の巣から沁みだした蜂蜜に気付く。旅人は蜂蜜をすくって口に入れ、全身全霊で味わった。
人生とは夢のごとく儚い。人々が追い求めるのは、僅かばかりの蜂蜜の甘さに過ぎない。

江湖の連中に追い詰められ、神医谷からも傷を負わされて追放され、逃げ場を失った甄一家に差し伸べられた四季山荘の手。阿絮と過ごした僅かな時間の確かな甘み。旅人がどうなったかは語られません。

その頃、羅浮夢が匿われていた屋敷を、急色鬼が襲撃していました。
ああ、静室が(違)ちなみにこの建物は「陳情令」では、姑蘇藍氏の雲深不知処にある静室という建物に使われていました。それにしても、設えでこれほどまでに雰囲気を変えるんだねえ。すごいな。

いやあ、急色鬼、いーい感じに気持ち悪い(笑)柳千巧も強いと思ってたけど、急色鬼もそれなりに強いんだね。羅浮夢の状態は全く変わらずで、ブツブツと呟いていたかと思えば、ふらふらと立ち上がり、趙敬を探しています。
そこへ、蠍王と毒菩薩が来ました。慌てる急色鬼。于丘烽は逃げたらしいよ。またかよ。
毒菩薩が、美しいと評判の艶鬼?これが?みたいな物言いをしますが、うーん?艶鬼の勝ちだと思うけどなあ。ごめんね、毒菩薩の中の人。

その時、敬様、敬様、と呼ぶ羅浮夢に気付いて驚く蠍王。于丘烽の話を思い出したんでしょうね。あの噂とやらは、もしや本当では?ってな。それをちゃんと聞こうと、羅浮夢に近付いたのを、変な勘違いをした急色鬼が、いかれた女にそそられたので?なんて言うもんだからさ、一発でやられたよ。はぁ、アホじゃなあ。

敬様と叫びながら走っていく羅浮夢。柳千巧は蠍王に縋り、主を見逃して、もう正気を失っている、どうか情けをかけてと頼みます。もっと懇願しろと言いながら、柳千巧の首に手をかける蠍王。
その時、やめろ、手を出すなって、于丘烽が戻ってきたよ?おやおや?
見返りは?と聞いた蠍王に、瑠璃甲だと言う于丘烽。手を放せば案内するって。
この人、瑠璃甲なんか持ってないよ?あ、柳千巧に渡された偽物?

やっぱり于丘烽、逃げたのね。自分で種撒いておきながら。でも戻って来た、もう逃げぬだって。とんだ茶番を見せられてるわー的な毒菩薩。于丘烽を足蹴にして、全く、口だけね、いくら喚いても、天下一の浮気男の汚名は消えないわよと言いました。于丘烽と柳千巧のことを知らなかった蠍王、毒菩薩に話を聞きます。

柳千巧は江湖で評判の美女だったけど、男を見る目がなく、騙されて于丘烽の手に落ちた。嫉妬深くて有名だった于丘烽の妻は、小娘だった柳千巧を裸にして、華山から長安まで引き回した。この事件は世間を驚かせたけど、笑えるのはこの男が最初から最後まで、一言も声を発しなかったこと。江湖に身の置き場を無くした柳千巧は、鬼谷に入った。そんな于丘烽は、またしても柳千巧を愛人にした。

顔だけでなく、脳にも傷があるようねと毒菩薩に言われ、柳千巧は、利用したのと言います。
瑠璃甲は偽物。主を救うため、この男を利用した。騙したのはお互い様なのに、私は許されぬと?まあ、于丘烽には言い返せませんやなあ。

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馬鹿な女だと一刀両断出来ない蠍王の複雑さよ。

柳千巧は蠍王に向かって言いました。
主に手を出さないで、あなたの奴婢となって仕えます。

世を震撼させた鬼女が、今やうつけとなったと、なんだかしみじみ言う蠍王。
それも愛ゆえのことっていう、羅浮夢と柳千巧に、シンパシー感じてないかい?
離魂病を患い、孟婆湯も飲んでいる。意識も記憶も曖昧で、既に廃人ですと言う柳千巧。
蠍王は、孟婆湯のことも知らなかった模様。鬼谷に入る前に必ず飲まされ、飲めば執着を忘れますと聞いて、孟婆湯、使えるなと思ったかな。いざとなったら自分が飲むのか、義父に飲ませるのか。この目の揺れは、そういうコトなんじゃないかなあ。

人に知られぬよう、毒蠍の毒蠍の分舵(ぶんだ)に2人を連れていけと毒菩薩に命じた蠍王です。
「君、我を裏切らざれば、我、君を裏切らず」
さっき、羅浮夢が同じことを呟いていました。これ、趙敬の言葉なのかな。今まで出て来たっけ?こうして蠍王の趙敬への疑念が、少しずつ少しずつ、大きくなっていくよ~。

お茶屋さんで、一休みしていた阿絮達。成嶺が急に改まって、師匠にお礼を言うのが可愛い。老温も、菩薩の如き師匠は慈悲深く導く、人助けは本業だ、なんて口を挟みます。
そこに、仙霞派の生き残り達がたどり着きました。仙霞派は火を放たれ、掌門も殺された、やったのは鬼谷、だそうで。

その近くを、清風剣派を目指す曹蔚寧(ツァオウェイニン)と阿湘が通りかかってました。辺りは仙霞派門弟達の死体が転がっています。
鬼谷はなんと狂暴なのだ、私達がもう少し早く着いていればという曹蔚寧に、鬼谷を倒せたと言うの?と阿湘。そなんだよね、多分曹蔚寧がひとりいたところで、結果は変わらない。まっすぐな正義感を持つ曹蔚寧の憤りは、最もかもしれないけどさ、それでも尚、義を重んじて命を捨てるのかって考えるとね。まあ、阿湘の不機嫌は鬼谷の仕業ってところも大きいでしょうが。

阿絮達のほうでも、死体を見慣れていない成嶺の気分が悪くなっていました。仙霞派とは関係がない、先を急ごうと言う老温ですが、阿絮は成嶺を休ませ、ちょいと離れて老温と話します。
いつものようにおちゃらける老温ですが、阿絮はサラッとかわして、死体の状態から殺し専門の者の仕業だと言います。
鬼谷の名で邪魔者を排除し、鬼谷に罪を着せようとする者とは?
それで利を得ようとする者だ。以前は高崇が黒幕だと思っていたが、五湖盟には他に陰謀を巡らせる者がいたようだ。

沈慎と趙敬は、真の力を隠していて充分怪しい、どちらが黒幕でも不思議はない。
高崇はハメられた。

老温は、非情で義に背く者達は殺し合って当然と言いますが、阿絮は2人が仲間ならそれでいいけど、片方だけが悪人なら、罪なき者は害せないと言います。
罪なき者がどこにいる?
終始、老温はこの意見。老温の立場なら、当然でしょうが。

そこに、阿湘と曹蔚寧が現れます。久しぶりに会ったよねえ。英雄大会の前に、老温がずぶ濡れになって橋の上で簫を吹いていた時以来なのでは?
まー、阿湘の嬉しそうなこと。可愛いな♪

次回は、合流した一行が襲われ、ありゃ?って人と再会します。

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