Wordpressテーマ変更後作業中 まだまだ修正箇所がいっぱい

山河令 第24話「天窗の光」あらすじとネタバレ感想

当ページのリンクには広告が含まれています。
山河令
画像出典 Youku information technology (Beijing) co., LTD
目次

あらすじ

周子舒、温客行、張成嶺が風光明媚な四季山荘に到着した頃、曹蔚寧と旅を続ける顧湘は断剣山荘の穆思遠に斬られかかった岳陽派の祝邀之が沈慎に助けられるのを目撃する。また、3人で四季山荘を立て直すべく新生活を始めた周子舒は、師弟・秦九霄を死なせてしまった過去と晋王の下で天窗を創設した経緯を温客行に打ち明け…。

(c)Youku information technology (Beijing) co., LTD

「山河令」視聴はこちらから(U-NEXT) 22.12.1現在のリンクですU-NEXT

U-NEXTU-NEXT

ネタバレ感想

山河令 登場人物 登場順一覧(21話~最終話)はこちらから。

3人が四季山荘に到着です。
こんなピンクや白のもやもやぽやぽやの花満開の中を歩いてみたいねえ。きっと緩むだろうなあ。これが梅林なんでしょうか。CGってのは分かっているょ…
阿絮が四季それぞれこんな花が咲くぞ~なんて説明していたら、ウサギを見つける成嶺。師母が飼っていたウサギの子孫達のよう。鹿を獲って食べようとした師匠が、動物が好きだった師母に叱られた話をすると、同じように母に叱られていた父を思い出してしまう成嶺。ぱっと様子を窺って、すぐに肩を抱いてやる老温です。師叔のママみが駄々洩れだぁ。

見上げた山の崖には「帰るを思わざる」という文字が刻まれていました。
秦九霄(チンジウシアオ)が生まれて一か月の時に、秦懐章(チンホワイジャン)が彫ったものなんだそう。

住む人達がいなくなって、荒れた四季山荘の門前で、師匠、ただいま帰りましたと言う阿絮。
屋敷も庭も、10年放置してた訳ですからね、荒れてるのは仕方ない。ちょっと切なそうな阿絮を、励まそうとする2人のやり取りも可愛い。成嶺、私がいます、師叔と一緒に片付けますだって。巻き込み巻き込み(^m^)

山河令
画像出典 Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd.
師叔と一緒に~♪ はあ?私も?

阿絮は成嶺に、庭にあるカラクリの陣みたいなのを見せました。そういえば、龍淵閣の龍雀(ロンチュエ)が手掛けたカラクリは、四季山荘にもあるって言ってたよね。
庭石や植木も飾りではなく、意味があるのだそう。周囲に二十八宿の陣形が敷いてあって、敵襲に備えて、ここの中庭から防御ができるんですって。あ、やっぱり、龍雀の設計なんですね。

室内も蜘蛛の巣と埃だらけです。説明する阿絮がいちいち切ない顔するもんだからさあ、老温と成嶺がめっちゃ気を遣ってるじゃないの。

落ちていた81輪の梅の花の描かれた掛け軸は、秦懐章が描いたもの。
「四季花常在 九州事盡知」
四季、花は常に在り、天下の事情を知り尽くすと書かれています。
81は同世代の門弟の数。全て俺の手で葬ったと阿絮。
うーん、さすがの老温も、これにはかける言葉もないわ。

山河令
画像出典 Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd.
九州ってのはそういう意味だったのか。昔九つの州に分けられていた、中国全域の古称だそうで。

その頃、阿湘と曹蔚寧(ツァオウェイニン)は、清風剣派に向かっていたんだけど、未だ、ご機嫌ナナメの阿湘。事情も分からず困惑してる曹蔚寧が、そろそろ可哀そうになってくる。

曹蔚寧を放って歩き出した阿湘は、町中で断剣山荘の穆思遠(ムース-ユエン)の門弟達に殴られている祝邀之(ジューヤオジー)を見かけます。穆思遠は、チャラ息子を喜喪鬼に殺されちゃった人ね。祝邀之は高崇(ガオチョン)の弟子だった、お茶目な人ね。
高崇の潔白を主張する祝邀之なんですが、穆思遠は、鬼谷の谷主、温客行(ウェンコーシン)は英雄大会で高崇を助け、成嶺を攫ったという、動かぬ証拠があると言われてしまいます。
祝邀之は、温殿は成嶺を救って太湖へ送り届けた、あの若さで谷主であるはずがないって言うんだけど、高崇と示し合わせたから、恩人のふりをして潜り込めたんだ、だってさ。邪法で若返りくらいできるだろうだってさ。

「群鬼冊」が出たことで、温客行が谷主だとバレて、全てがそういうことだと思われちゃってるのか。趙敬(ジャオジン)の目論見通りね。以前趙敬が、穆思遠は羊の先導役として使えるって言ってたのも、これね。
穆思遠は、高崇を魔物と認めるなら命は取らない、五湖盟に返すっていうんだけど、祝邀之は認めません。ハラハラしながら阿湘が見守る中、祝邀之を切ろうとした穆思遠を止めたのは、沈慎でした。おおおっ。よ、よかった、祝邀之~。阿湘も、良かった、あのバカも役に立ったって思いながら去ります。

阿湘が戻ると、曹蔚寧は同じ場所で待っていました。
「群鬼冊」を知ってしまった阿湘が、師匠や師叔が私を気に入らなかったらどうするのって聞くと、曹蔚寧は私を攫えばいい、あ、逆だ、私が君を攫うと叫んでしまい、周囲はザワザワ(笑)
でも、君と添い遂げられないなら、この先、何をしても楽しくないって言われちゃって、阿湘も落ち着きます。
それでも、阿湘の不安はどうやっても解消されないけどねえ。以前、艶鬼に言われた、目の前に想い人がいるほど、尊い時はないと言われた言葉を思い出しています。いつか正体を知られてしまっても、その日暮らしでも、少しでも長く一緒にいたいと思う阿湘。切ない。

山河令
画像出典 Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd.
先が思いやられる2人だけど、きっと曹蔚寧は頑張る。

老温と成嶺は、買い出しの帰りかな。阿絮の酒を成嶺が背負っているみたいよ。
「帰るを思わざる」を眺めて、成嶺が聞きます。
師匠が四季山荘の人達を葬ったというのは、と。
老温は成嶺に、それを阿絮に聞くなと言い含めてたんですね。だから老温に教えて欲しいのだと言う成嶺です。それを思う阿絮を見ていられないんだって。
何にしろ私的な過去か大きな心の傷だ、二度と話したくないかもしれないと老温。成嶺は、師匠にも言われました、人の傷口に触れるのは義に反するから、と言って言い淀む。
うん?と聞かれて、温夫妻のことは聞くなと言われましたって。

成嶺は老温を師叔と呼んで、もういいでしょう、そう呼ぶべきですって言います。師匠には、老温が認めるまで師叔とも呼ぶな、無理強いするなって言われたけど、拒んだところで師匠にとって温殿は師弟です。互いに気を遣うなら、話してしまえばいいのにって言うのよ。
成嶺の意見も、もっともだわ。2人の間に成嶺がいるっていうのは、いろんな場面で効を奏してますよね。老温、痛いところを突かれちゃいましたな。

まだ部屋が片付いていないのでしょうね、広い続き間みたいなところで寝ている3人。
老温はまた、両親が亡くなった時の夢を見ていました。
谷妙妙(グーミヤオミヤオ)が殺され、甄如玉(ジェンルーユー)は舌を噛んだようです。
谷主の両脇には、黒無常、白無常がいて、喜喪鬼もいます。え、黒無常、白無常って、こんな前からいたのに、後から来た無常鬼の配下になったの?

2人の亡骸に縋った甄衍(ジェンイェン)は、鍵を知らぬかと言う谷主に、知らないと言って掴みかかり、さっさと殺せ、幽鬼になっておまえらを呪い殺すと叫びました。そこで喜喪鬼が、この子はこんなに小さいのに、生まれつきの鬼のようだ、いっそ鬼にしてやっては?と言います。ああ、そうか。喜喪鬼に命を助けて貰ったのか。甄衍を見た時の喜喪鬼の表情は、それだねえ。こんな小さな子供まで殺すのは…って思ってくれたんだ。

鬼谷に連れて来られた甄衍に、喜喪鬼は、父君は名医だった、残念だけど私には助けられなかったと言いました。でもあなたを救えて良かった、運命を受け入れるのよ、これを飲んで。全て忘れるわって、孟婆湯を渡します。
チビ甄衍はその時、嫌だ、忘れられるものかと強く思います。
十大悪鬼の中で、喜喪鬼だけがちょっと特別な感じだったのは、こういうことね。

飛び起きた老温。
隣の阿絮が、寝言で師弟と呟きます。その手を老温が握ると、阿絮も同じように夢に飛び起きるという。なー、キミ達、もういっそ全部喋っちまえよ。多分、成嶺が正しいぞ?
咳き込む阿絮に気を送る老温。もう内力を使うなと言って止めた阿絮は、今晩は越せると言います。7本の釘が、毎晩1本ずつ発作を起こすんだそう。激しい時もそうでない時もあるんだってさ。

老温が、葉白衣(イエバイイー)は何をしてるって文句を言ったら、厚意なんだから陰で悪く言うなって阿絮。老温は面と向かっても言うぞって(^m^)んで、おまえこそ、私を責めるな、唇が薄いと薄情だと言うが、どうやら当たってるな、だって。いつもの冗談のつもりだったのに、阿絮は、天下で最も冷徹で薄情だと、言われたことがあるって言いだしちゃう。

老温は、寝言でずっと師弟と呼んでた、何の夢を見た?って聞いてみました。言いたくなければ、別にいいって付け加えて。
そしたらさ、俺たちの間に、話せないことなど何もないって阿絮に言われます。阿絮は自分のことを先に話すことで、老温の言えない気持ちを緩ませられるかもと、考えたかもしれないなあ。そうね、師兄として、自分が先に話さないとね。

秦九霄と、跪く門弟2人。
四季山荘のため、正義のためなら従います、でも忠義の士は殺せないと言う門弟。
秦九霄も跪いて、晋王に撤回を頼めないのかと言います。

どうやら、職を辞し郷里に帰る蔣(ジアン)という門弟に対し、晋王の朝議で抹殺の命が下ったらしい。蔣は人望があり、娘の小雪(シャオシュエ)は阿絮にとっても妹同然だったようです。蔣を恩人と慕う門弟は、朝廷のことは分からないが、江湖の恩義は捨てられない、荘主がどうしても晋王に従うと言うなら、荘主と決別してでも、蔣を守って無事に脱出させる、段鵬舉(ドワンポンジュー)が追ってくるなら、命がけで防ぐと言いました。
阿絮を見る秦九霄の目は縋る目だけど、2人の門弟の目は、決意と反発の目ですね。

阿絮は、蔣殿を助けると言って3人を騙し、酔生夢死入りのお酒を飲ませます。意識を失くして倒れる3人。秦九霄は5日間も眠り続けて、その間に、蔣は討ち取られてしまいました。
目覚めた秦九霄は、何も言わずに阿絮の前から去り、次に阿絮がその顔を見たのは、棺桶の中だったんですって。
秦九霄は、阿絮が閉じ込められたと勘違いして、命がけで助けようとし、城下で戦死したのだそう。秦九霄の恋人は、苦労して遺体を阿絮の元に届けてくれたのに、その恋人が誰かを知らなかった阿絮は、任務で彼女に毒薬を渡して自害させてしまった。1話で出て来たシーンね。李節度使の娘、静安(ジンアン)郡主。彼女が大切そうに手にしていたのは、秦九霄が一生懸命作っていた簪。

あの世があるなら、2人で俺を罵っているだろうと言う阿絮に、きっと2人も分かっていると老温。でも阿絮は違うと言います。非業の最期を遂げたのは、俺を分かっていなかったからだと。
幼い頃から尊敬してくれた秦九霄、実の息子のように大切にしてくれた秦懐章。四季山荘の兄弟達も皆、自分を本当の家族のように敬い愛してくれた。
でも、彼らは見えていなかった、本当の周⼦舒(ジョウズーシュー)がどんな人間なのかを。本当は逃げてばかりの臆病者だ。

秦懐章は、死に際に四季山荘を阿絮に託したんだけど、若い荘主に、裏からも表からも、大勢が難癖をつけてきたらしい。2年間は耐えたけど、四季山荘を守るために叔父達が死んでいき、阿絮の心は折れてしまって、逃げ出したんですって。
阿絮の父親は先代晋王の側近で、今の晋王は阿絮の従兄、信頼できる腹心が欲しいと手紙が来たので、その手を取ってしまったってことですね。
当時の晋王はまだ、先代の狼藉に苦しむ心を持ち合わせていたようです。演技じゃないといいんだけどね。そしてこの感じだと、現晋王は先代を追い込んだのかもね。

だが自らを欺いていただけだった。権力欲の泥沼からは用意には抜け出せない。目の前で一人ずつ兄弟が死んでいく。そして九霄も死んだ。
この権力欲の泥沼というのは、阿絮自身もそうだったってことなんだろうか。天窗の首領としての地位と権力。自分もそちら側にいて、例えば蔣を葬る時も、晋王の命に逆らうなど愚かだと思考停止して、淡々と実行していたんだろうか。でも回想シーンはそんな感じだったかもなあ。心から直訴している部下達を、よし助けようって騙して眠らせてますからねえ。

それからは生きる意味を失った。それからどうしたと思う?またしても逃げた。
最後に残ったのは、体の中の7本の釘だけだ。

うーんうーん、本当に申し訳ないのだけど、この方の自虐的泣き笑いの演技が余り好きじゃないのかもしれないなあ。笑わないで嘆いているだけなら、特にそうは思わないんだけども…ファンの方、とっても多いと思うんですけど、ごめんなさいね。あくまでも個人的な感想なのでm(_ _)m

天は自分に転機を与え継承する道を繋いだが、あの子の成長を見届けられるのか分からない。
それを聞いた老温は、老いぼれは見識が広い、治ると言ったら絶対だって言うんだけど、阿絮は、この世に絶対はないって。
阿絮は、結果がどうなろうとも、お前に言いたかったと言います。
一緒に帰ってきてくれて、心から嬉しい、師弟。

老温、居たたまれなくなったのかなあ。もう寝ろと言って、自分は外の空気を吸いに行くと出て行こうとします。それを呼び止めた阿絮は言いました。
お前は四季山荘の弟子だが、名目上だけのこと。お前が自分を門徒と認めないなら仕方がない。温夫妻の子が、四季山荘に戻っただけでいい。あの世で師匠が知れば、大いに喜ぶ。

外に出た老温は、簫を吹いています。
お、一本粉々に壊しちゃったけど、別のも持ってたんですねえ。
心を落ち着けないといけなくなっちゃったからねえ。阿湘と同じ苦しみの中。

翌朝、阿絮が目覚めると、2人は既にいなくなっていて、外に出て見た庭は、すっかり綺麗に整えられていました。ちょ、2人共、すごくないっ!?成嶺がそこで庭を掃いています。
もう昼近い時間のようで、成嶺は老温に、起こすなって言われてたんですって。阿絮、久々に、それだけぐっすり眠れたってことでしょうか。
アイツは?と聞いた阿絮に、成嶺は、微笑みながら手を引きます。かわいっ。

老温は、あの掛け軸を修復していました。わ、表装の技術まであるんかっ。あとは退色の修復だけなんですと。元通りになるって微笑む老温を、ハグする阿絮。それを見て、2人に抱き着く成嶺です。ぼくもー!って感じね。3人でダンゴになってる様がよきよき。成嶺がいるから、ブロマンス風味に上手に家族や師弟間の情的エッセンスを振りかけられるんだなあ。どんどん厳しくなってる筈の検閲避けも上手ってことかな。

山河令
画像出典 Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd.
四季山荘ダンゴ。

「平安銀荘」から出て来たのは、葉白衣です。あら、久しぶり~。
昆州に手紙を届けに来たみたい。銀荘というのは金融機関のようですが、各地に支店を持っているから、手紙の配送もしてくれるのかな。うちの鳩は訓練されてるからって言ってるので、伝書鳩便ね。

でもここ、ちょっと注目してくださいね。21話で別れた時にはなかった白髪が、葉白衣パイセンの髪に目立っていることを。

パイセンはそこで、「群鬼冊」を見た街の人達の噂話を聞いてしまいます。温客行って聞いちゃったのよー。
鬼谷の谷主はなんという名前だと?と聞きに行ったパイセンですが、偉そう過ぎて町の人から反発され、ひょいっとテーブルを壊します。流言は控えよと言うと、流言じゃない、五湖盟が鬼谷の頭目たちの絵図を配ったんだと聞かされちゃうのです。パイセンにバレたー。

次回はようやく、高小怜(ガオシアオリエン)が救出されます。

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 テレビブログ 華流・アジアドラマ(韓国以外)へ

  
山河令 DVD-BOX1  山河令 DVD-BOX2
DVDは15%OFF(楽天ブックス)

  
山河令【Blu-ray】BOX1  山河令【Blu-ray】BOX2
Blu-rayは20%OFF(楽天ブックス)

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次