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風起洛陽 第31話「不協和音」あらすじとネタバレ感想

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風起洛陽
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD.
目次

あらすじ

高秉燭は逍遥子が口ずさんでいた歌と白浪の地図を基に、春秋道の根城の場所を予測して1人で乗り込もうとする。そんな高秉燭を心配した白浪も同行を決意。一方、公子楚は、高秉燭への増援を皇帝に頼もうと宮殿に向かう。その頃、内衛府では姿の見えない李北七に疑いを向ける者たちと、李北七を信じようとする武思月との関係がぎくしゃくし始めていた。

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ネタバレ感想

白浪と一緒に地図を見ながら、逍遥子の歌を思い出す高秉燭。
春秋道の根城は瘴気に守られていて、見つからなかったのかもしれない、と。

それにしても、白浪のご先祖の水路図は優秀ね。その知識を受け継いでいる白浪も。
白浪がきっとこの辺だと予測を付けた周辺に、春秋道の植えた椿の林があるはずだと、高秉燭は言います。椿樹は瘴気を消し、道しるべにもなる。

高秉燭は白浪に結構入ってるっぽいお金の袋を渡して、偽酒を売るのはやめて、それで商売でも始めろ、所帯を持ってもいい年頃だと言って、出て行っちゃう。
あー、別れの挨拶ぅ?
何かあったら任せろ、運が向いてきた♪なんて袋を開ける白浪だけど、まさか今生の別れ?って気付きましたよ。
ふっ、これは一緒に行ってくれる流れー。やっぱり白浪くんは、いい子。

内衛はバタバタ。
毎度の愚痴要員が、北斗君を捕えず、連れ戻せだとさ、身びいきが過ぎるとブツコラ。文句タラタラなのはいつも同じ人かどうかは不明。何しろモブの顔が覚えられないんだものー(笑)
この2人は、許世勤(きょせいきん)と莫無病(ばくむびょう)ですって。
そこに後ろから武思月。不満があれば直接言えと。
武思月は厳しい顔でみんなを集めて、私が李北七を庇っているか?何の罪を犯した?証拠は?生死を共にした仲間を1日見ないだけで疑うとは、なんて言ってるけど。
みんなは、黒兄貴の妹贔屓にも、ハナから腹を立ててるでしょ。兄が兄なら妹もかってのがベースにあるでしょ。

流民は入れるなって指示を破って入れた流民が全員行方をくらまして、本人までいなくなってるんだから、李北七を捕えろの命令で良かったんじゃない?釈明は捕まえてから聞けばいい。たとえ陥れられたんだとしても。
とは言っても「捕えろ」で抵抗されたら、殺されてもやむなしってコトにはなっちゃうのか?
部下達は、それを聞いた時、既にその可能性も考えてたもんねえ。

聯昉、安白檀の調べでも、白浪が示した地図の周辺が怪しいということに。
地図を懐に、出て行こうとした高秉燭を、公子楚が止めました。
聯昉ができるのはここまでだ。援軍は送れない。安全を最優先にしろ。危険があればすぐ撤退を。
分かってる。慎重に動く。根城を見つけたら、必ず知らせる。
公子楚が本当に心配してくれてるのが分かるよ。高秉燭はぽんぽんっとその肩を叩いて出て行きます。
公子楚は、陛下に謁見することに。

武思月は李北七の件をなぜ黙っていた、事の重大さが分かっているのか?と黒兄貴に叱られ中。
武思月は信じ切ってるけど、既に何度か、李北七の行動は変だったよ。うっかり証人を殺されたり、武思月を尾行したり。王登成をさくっと疑った高秉燭みたいな判断はできないか、この人には。
やっぱり黒兄貴は何かを李北七に命じている気がするけど、ここでこれだけ言うってことは、そういう駒として使い捨てようとしてるんじゃないのかな。
なんたって、黒いんだし(^m^)多分もうアーランも黒兄貴を信用してないし。

ただ、我らに最も近しい者だからこそ、逆に厳しく疑うのだってのは、分かります。そういうところ、武思月は甘い。だからこそ妹は、この兄貴の黒さすら疑ってはいないんだけど。

アーランは自宅で、箱の中から大事そうに、思い出の九連環を取り出してました。
指の話はやめろと怒鳴られたちびっこアーランが、一人でヤケになって九連環を動かし、できなくて放り投げてると、寛郎がやって来ます。
にーちゃんは、さっきは怒って悪かったな、許してくれと笑い、外し方のコツを教えてくれる。
黒兄貴の奏上文を思い出し、溜息をつくアーランですよ。
まだ信じられなくて揺れてるのかな。それとも父親と兄と黒兄貴と、みんな絡んでるかもって憂鬱かな。

春秋宮では、「秋」の前で宮嫣(きゅうえん)達が、アーラン暗殺失敗で叱られてます。
奥には「春」が座ってるけども。
キッと振り向いた「秋」は「春」に、百里弘毅(ひゃくりこうき)を助けたわねと言うんだけど、証拠もなく私に罪を着せるなと「春」は余裕でミカン食べてる。

6本指の寛郎と、「秋」は言いました。
意外だったわ、長年春秋道にいて、まだ弟を心配するとは。
いくら師兄の弟でも、伏火雷霆を守るために死んでもらう。よもや長年の計画を台無しにするつもりでは?
「春」は、私がやったという証拠を見せろと答えました。
こりゃ、やっぱり「秋」はもうじき退場だなあ。どう見ても「春」のほうが上手っぽい。
春秋道に入る時は、家族も友達もいないもの、春秋道以外の者は全て雑草だと誓うみたいだけどねえ。
兄貴さあ、アーランを引き込むつもりでは?ここまで真相に近付いてきたアーランの聡明さを思えば、キャンキャンうるさい「秋」を排除した後に、アーランを据えたいと考えてるとか。

街を歩いていた高秉燭が振り返ると、白浪がこそっとついて来てました。くっ、かわいい(笑)
高使、偶然だなって言いながら、もう旅に出る荷物、背負ってないかーい?
付いてきたら脚を折るぞと言われても、白浪は退きません。俺と行くか俺と戻るかだって。連絡係もできるし、骨も拾えるとか言ってる。
お互いに、相手を思い合ってるのがいいよねー、この2人も。高秉燭もなんだかんだ嬉しそう。

風起洛陽
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だいじょぶ、とっとと逃げるからっ♪えへへ。

武思月は李北七の記録や、行動を調べてました。出入りに異常はないものの、よくひとりでどこかに出かけていたとか。普段は報告があるのに、最近は記録も残ってはいない。
仲間を疑いたくはないがと言う李純に、分かってる、だが証拠だって武思月。あなたが黒兄貴に直談判して、証拠証拠と言われて悔しい思いをしたのと同じねえ。

李北七の部屋を調べて、仲良しだった頃の思い出に浸ってると、床下から、康瞻彼(こうせんひ)、康金(こうきん)、李済(りせい)、戴舟(たいしゅう)と書かれた紙が出て来たよ。最後の戴舟以外は、赤でバッテンついてるよ。「済」ってことでしょ。更にスズメバチの毒針も出て来ちゃった。李北七が目を放した隙に死んだ康金の死因ですわ。
うーん、でもちょっと出来すぎ。これだと、本当なのか、証拠を仕込まれたのか分からないわ。仕込まれたんだとしたら、命令してるヤツだろ。あの黒い人しか思い浮かばない。

武思月は書き付けを持って、いろいろ思い出してます。康瞻彼は関係ないと思うけど、明らかに康金はそうだろうし、李済の移送がバレたのも、って、これはね、黒兄貴にもできることなんだよなー。すんごい顔して戴舟を連れてったのだって、黒い人の命令とあれば。

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公子楚は陛下に、伏火雷霆の話をしていました。
楊煥(ようかん)に、聯昉は気付かなかったのか、どこに仕掛けられるんだと詰められますが、1つ目は間者のせい、2つ目はまだ答えられないよねえ。
ここに来たなら何か考えがあるのだろうと陛下に聞かれた公子楚は、燃灯大典の延期を願い出ます。楊煥が春秋道の狙いは秩序の混乱かそれともと言いかけると、陛下は、狙いは朕だと言いました。
あー、この腹の括り具合。延期はナシだなあ。

公子楚が、執戟郎がたった1人で春秋道の巣窟を探しておりますと言うと、陛下は、ひとりで?と聞き返します。そして溜息をついて頷き、では朕は執戟郎の吉報を待とう、と。公子楚は引き下がらざるを得なくなったねえ。
でも、お前の心づもりは分かると陛下。援軍を送れば勝算は高まると思ったのであろう?
ああ、そっか、ひとりでを強調したのはそれか。
巣窟を見つけたら、兵の動員を認めてやっても良い。

おおお、良かった、頑張ったぞ、東川王っ。
謝謝、に力入ってましたー。
傍らの楊煥が視線を動かしてるのは何かな。これが成功したら、東川王に力が傾くなー、そろそろ晋王のほうは引き時かな、とか考えてる?

武思月は書き付けを黒兄貴に見せながら、全てが李北七を疑わせるものなので、逆に心配だと言います。失踪した上、証拠まである。罠なら李北七が危ない。
黒兄貴は流民を入れた件はどう説明する?と聞きました。
ふふん。この黒い人が黒幕ならば、証拠を捏造して仕込むのも簡単だし、この人の命令ならば李北七は聞かざるを得ない。今、出来すぎだと武思月が疑っているから、理由の説明がつかない流民の件を持ち出した。全部疑惑のベクトルは黒兄貴に繋がっちゃうっての。

執着は断ち切るべきだ、ヤツの嫌疑を晴らすのは難しいと、黒兄貴は、私情の混じる武思月を、捜査から外そうとします。
それよりも伏火雷霆のほうだと。お前の知り合いで伏火雷霆にも詳しい、百里弘毅に頼むと告げました。
それでも武思月は、大典では内衛の忠誠心が不可欠、そのためにも私が調べますと退かない。
分かったと黒兄貴は難しい顔で答えるんだけど、これさあ、この人が黒幕なら、ひたひたと近付いてくる妹の足音に、本音ではビクついてるんじゃなかろうか。いつバレるか、いつ軽蔑の目で睨まれるのかと。

山の中を進む高秉燭と白浪。白浪くんの腰が引けてるのがカワイイ。
そこで2人は、大きな椿の木を見つけます。
今なら戻れるぞと言われて、俺は怖くないって頑張って付いてく白浪ちゃんだよ♪

聯昉内部もフル回転。
聯昉挙げて朝廷各部に協力、内衛や羽林軍の状況も逐一報告。
神都中の異常や異変の報告が続々入る。
安白檀が、李北七のここ3日間の動きを報告しろと、黄鐘(こうしょう)善巧に指示してます。そっか、ここならすぐに分かるね。

内衛に呼ばれたアーランは、大典の日の行程や警備を黒兄貴に説明されてました。
伏火雷霆の置き場所を割り出して欲しいと言われてます。
アーランは神都を封鎖すればいいと言うんだけど、神都は開かれた交流都市だと黒兄貴。
こんなの、ただのメンツよね。アーランはそんなことは意に介さないので、だからこそ神都の外で敵を防ぐべきと言うんだけど、封鎖などすれば天下の笑い者になる、だそうな。はー、めんどっくさっ。
アーランは、では、内衛の守備は私が監督しますと言いました。

黒兄貴が李純を呼んだけど、武思月が疑わしい者を取り調べてるから李純はいないんですって。
気まずい感じの黒兄貴に、アーランはズバッと、内衛が信用できぬなら他で人を探しますと言います。失礼なヤツだと怒ってるのは、あ、コイツ、さっき武思月にも陰口聞かれた莫無病。
ではなぜ仲間を調べてるんだ?とアーラン。よそ者が、といいかけた莫無病を止めた黒兄貴が、安心しろ、信頼できる者を回すと言うと、アーランは、選抜は月華君に頼みたいと。
じーっとアーランを見る黒兄貴(笑)
ふふっ。そうなのよ。オマエも後ろの奴も信用してないぞってことよ。こういうところ、アーランは気持ちいいっくらい、忖度などしない(^m^)

風起洛陽
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全く。内衛ってのもたいがいだな…

武思月は李北七の同期や、一緒に飲む仲の人達を集めて、聞き取り調査をしてました。
王君青(おうくんせい)、王昭陽(おうしょうよう)、隋欣(ずいきん)、李純、陳武(ちんぶ)、許世勤、樊長陵(はんちょうりょう)。

高秉燭と白浪は、瘴気を軽減する椿の木に沿って、遠回りをしていました。
周囲には鳥や虫の声もしないらしい。瘴気があって住めないから。
その時、止まれ、待て、と、誰かを追う声がしました。
生き物はいないはずだろって白浪っ(笑)

逃げてるのは女性。追ってるのは男2人。
瘴気の森を、この勢いで逃げて走るこの人もちょっと怪しくなーい?転んでしまって追いつかれ、迷い込んだだけ、何も知らないって言ってるけど。
でも、やっぱり助ける高秉燭。男達は逃げてくけど、逃げ方がやけにあっさりだと思うな。
高秉燭の視線も、この女の人を疑ってはいるよね。

武思月に聞き取りをされた人達は、集まってまた文句。
李北七は春秋道だと疑われている、大典が近いから月華君も仕方ないのさと言ったのは、李純かな。だけど1人が苛ついて、奉御郎に言いつけに行こうって言うけど、心労をかけてはいけないから内緒にしておこうと。それでも、李北七を信じて、俺たちを疑うなんてってさ。
まあ、そもそも侮られてるからねえ、いつまでも。それで身びいきだと思われれば、不満は噴出するでしょうな。

全員の口述書を持って出てきた武思月は、正確でない者もいるが、故意ではないと信じたいと言います。なんだか俯いてる人がひとりいるね。
そこに、黒兄貴から、全員を百里家に集めろと命が出たとの知らせ。武思月は俯いてた隋欣だけを残し、後の者達を行かせました。

高秉燭達が助けた女性は、高秉燭達を疑って、白浪の手を払うんだけど、歩けないみたいよ。高秉燭は見極めようとしてるんでしょう。何も言わずにじっと様子を探っています。

隋欣にもう一度、話を聞く武思月。
3日前は休みだったはず、あの晩、公務を引き継いだのは李北七のはず、だが記録はお前の印だ。
でも同夜、流民を入れたのは李北七の印。それはなぜだ。
隋欣は、宿直を代わりましたと言います。でも李北七は、奉御郎の命で神都を出ると言っていたと、隋欣が言った時、ほぉら来た、黒兄貴。へえ、いーいタイミングですねっと。
黒兄貴、そんな大事なことを武思月には内緒にしてましたよー。兄を見る妹の目は疑念バリバリになりましたよー。自業自得ですねー。

高秉燭は、女性に近付いて、痛がってる足をグギッとやりました。
もう大丈夫だ、あの2人は何者だ、なぜ追われていた?
知らないわ、書院の奴らかも。薬草採りの時、うっかり入った、外に出たら人がいて追ってきた。

書院というのは、崖を下りた先にあるらしいんだけど、そんな崖をうっかり下りて入るかぁ?
高秉燭はうっすら笑って、道案内を頼むと言いました。
死ぬのは嫌と去ろうとする女性に、待ち伏せの可能性もある、むやみに動くなって。

隋欣から聞いた以上、私に質問があるはずだって言う黒兄貴、めっさ具合が悪そうにしてるんだけど、これももう、わざとらしく見えちゃうよなー。
李北七を神都から出したのは事実ですか?と武思月は聞きます。
黒兄貴は違うと言いました。
でも証拠がない、証人もいない。でも李北七は自分の腹心だと誰もが知っている。自分以外、誰も李北七には命令ができない。
私を信じるか?

賭けに出たなあ、黒兄貴。
そしてチョロイ武思月は信じてしまうんでしょねえ。

李北七は兄上の命で神都を出ると称し、流民を神都に入れて失踪した。そして部屋には春秋道に狙われた者の名。どれも李北七と春秋道の関係を暗示している。
次に狙われるのは戴舟。戴舟を調べれば、李北七の無実が証明できる。

そう武思月が言うと、黒兄貴は、戴舟は東宮に着いた翌日、井戸で死んだらしいと言うんだわ。
内衛が連れてったじゃん。なんで東宮に帰したよ。ロクに取り調べもしてないの?
それに関わっていれば、李北七と春秋道は関係がある、そんな奴じゃないと武思月はかなり動揺してますが、そんな奴じゃなくても、唯一命令できる人物に強いられたら、やるしかないでしょ?

取り乱す武思月に、もう諦めろという黒兄貴。
どうしても李北七に全てを着せてしまうつもりに見える。焦ってるように見える。でも多分それは、武思月達が真相に近付いてきたからだよね、こうするしかなくなったんでしょうよ。保身のために。

裏切ったとしても、私が捕える。
武思月の決意の宣言を聞いて、ほんっとーに上手くいかねーなと思っただろうよ。
出て行こうとする武思月を、咳き込むことで止めた黒兄貴は、今、大切なのは李北七でなく、燃灯大典だと言いました。

風起洛陽
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD.
この人を疑えば、するするっと謎は解けていくんじゃないの?

どんどん、繕い切れなくなってく黒い人。
あと8話で、アーラン兄のほうも含めて、どう転んでいくんでしょーか。

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