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風起洛陽 第2話「再び現る凶器」あらすじとネタバレ感想

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風起洛陽
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目次

あらすじ

事件の証人を殺したと名乗り出て拘束された高秉燭。武思月は皇帝から令牌を授かり、秘密に包まれた情報機関“聯昉(れんほう)”と接触、高秉燭が“不良井(ふりょうせい)”と呼ばれる特殊な一帯の出身だと知る。その頃、百里弘毅は柳(りゅう)家の娘との婚礼を念押しされ、父親と口論になってしまう。一方、大理寺には高秉燭の身柄を内衛に移すよう勅命が下ったが、その護送中に襲撃を受け…。

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風起洛陽~神都に翔ける蒼き炎~ 2024.3.20現在のリンクです

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ネタバレ感想

高秉燭(こうへいしょく)の自首により、急いでやって来た高昇(こうしょう)。
百里弘毅(ひゃくりこうき)は、高昇に挨拶して、昨日殺された父娘の遺体を見たいと告げます。でも、畑違いの工部が何の用だって態度の高昇は、事案の死体を大理寺が簡単に外部の人間に見せるものかと全く相手にしてくれません。

あの親子には疑念が残ると告げたものの、まだ手がかりはないアーラン。取り調べがあると行ってしまおうとした高昇に、高秉燭ですか?と声をかけると、高昇は、なぜ知っているんだって感じで立ち止まります。だけど、アーランが同席を頼んでも、笑わせるなって行っちゃったわ。

捕えられた高秉燭は、武思月(ぶしげつ)から、南市事件の何を知っていると聞かれてましたが、そこに高昇が来てしまいました。傍聴させるだけでも特例、審問する権利はないとな。縄張り意識がめっさ強いのね、大理寺ってところは。この人の個人的なものもあるのかもしれないけど。

そこへ、詔が届きます。
大理寺卿、高昇と、内衛、月華君は、すぐに参内せよ。

太初宮、仙居殿。
皇帝サマ、頭に飾りも全くつけてなく、髪も下ろしたままの、ちょっと珍しいビジュアルです。
皇帝本人ではなく、内舎人の楊煥(ようかん)が南市事件を高昇に問い質しました。
高昇は既に冷や汗ダラダラな感じで、ビクビクしてますわよ。前回武思月が言った通り、御前では豪胆ではいられない、と(笑)ま、皇族が狙われた事件の刺客の、唯一の生き残りを死なせたのは、大きな失態だもんね。

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既に下手人は捕えていると話し始めた高昇を遮って、武思月が言いました。
その下手人はなぜ自供したのか、南市での標的は郡主だったのか、更なる陰謀が潜むやも、結審は時期尚早です。
一緒に呼ばれて平伏してる武攸決(ぶゆうけつ)が、あっちゃーって顔になってます。
高昇は慌てて、下手人は今朝自首した、審理もしていない、必ず真相を解明すると言います。

なるほどね。こりゃ、これ幸いと、真相にたどり着かなくても話を納めてしまう危惧があるわね、大理寺だけに、高昇だけに任せておけば。少なくとも郡主が襲われた現場にいて、それを阻止した内衛を排除して進めようとしているんだから。それでは根本解決にはならない。
正義感の強い武思月は、そう考えて奏上してるけど、それは御前で高昇に恥をかかせたことには、なる。メンドクサイ。

やけに言い訳がましいが、大理寺卿という職は気楽だなと、きっつい言葉の楊煥さん。
高昇は、陛下と永川郡主が納得されるよう、一刻も早く真相を解明しますと言います。
皇帝がやっと口を開きました。
話が違うぞ。
刺客の狙いは密告者では?

あー、大理寺は、密告者が殺されたことは、関連して報告していなかった?来る予定の密告者が姿を消したのは、内衛にも任務として上がってた訳だから、分かってはいることだったけど。
高昇はもう、ぼったぼった冷や汗垂らしてるわ。そんなにも怖い人なのね、この皇帝は。

皇帝は、密告者は神都でも殺される、どうりで何年も密告者に会っておらぬ訳だ、口封じに遭ったかと言います。更に全員を下がらせて、武思月だけを残しました。

密告者の件を武思月に調べさせるため、皇帝は芙蓉牡丹令を渡します。
これを持っている人には、聯昉(れんほう)という情報機関も大理寺も各地の軍も従わなくてはならないという、なかなか強力な令牌のよう。
武思月は、もうひとつ、陛下にお願いをしました。

さて、武攸決兄ちゃん。また怒ってる(笑)朝臣の前で大理寺卿に楯突くとはって。
やっぱり武思月は、陛下から可愛がられてたんだね。皇族に連なる出自なんでしょう、多分。あの態度の高昇とかは、その秘密を知らないっぽいけど。
武攸決は、引き続き密告者の事件を調べろと言われたと芙蓉牡丹令を出した武思月に、簡単じゃない事件だと溜息をつきます。まず、高秉燭を内衛で取り調べると聞いて、おまえは高昇を怒らせたから、魯執(ろしつ)らに行かせると言ってくれました。

そして、百里家。
百里延(ひゃくりえん)とアーランが祖廟でお参り。
百里家は5代に渡り栄えたんだって。ほう。みんなそこそこ高官になってたってことね。だけどアーランは出世欲とかなさそうだよなあ(笑)パパのお参りの言葉に、むーっとした顔してるよ。てか、長男はいないん?

風起洛陽
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その後、父上は霊前で2つ偽ったと、アーラン。
1つ、天堂は来年になっても完成しない。
お前が職を辞さなかったら、これほど遅れなかったと百里延。
2つ、柳家との婚姻は父上が勝手に決めたこと、自分は妻帯も子孫繁栄も望んでいない。

なるほどね。柳家というのは神都でも名高い名門、相手の七娘は幼馴染。百里延はアーランの後ろ盾にこれほどいいご縁はないと決めたみたいだけど、アーランは出世のための縁談なんてまっぴらだと思ってるみたい。パパに平手打ちされたよん。

武思月は、蘭青という灯籠店へ。
どうやらここが、情報機関、聯昉との接触場所らしい。
芙蓉牡丹令を見せて、聯昉の長、公子楚(こうしそ)に会いたいと言うと、馬車の中で目隠しをされ、万象殿というところに連れて行かれます。
出て来たのは執事の韓冬青(かんとうせい)でした。公子楚には合わせて貰えないらしいよ。

武思月が調べたかったのは、高秉燭の記録。
ただの検視人のことをなぜと聞かれた武思月は、普通の検視人なら、聯昉も監視はしないと答えました。それは記録があるってことよね?アイツやっぱり普通の検視人じゃないわよねってことね。
韓冬青は職務を越える発言だというけど、武思月は、南市の事件を事前に察知できなかった聯昉は、職務を果たせたのかと言い返します。

報告に来た韓冬青。
公子楚は、武思月が高秉燭を調べに来ることを予想していた模様。確かに謎の多い男だから、詳しく調べるべきだと言いました。変な仮面してるアンタも充分謎だろう(笑)
南市の事件を聯昉が察知できなかったということは、賊の一味が聯昉に入り込んでいるのかもしれない。とはいえ、聯昉は単なる耳目、この件は全力で武思月に協力しろと、公子楚は命じます。

高秉燭は不良井というところの出身で、不良使という仕事をしていて、不良井が災難にあった後、大理寺の検視人になっていたらしいよ。

大理寺の牢に捕えられた高秉燭は、なぜ嘘をついたと裴諫から聞かれていました。この人は、高秉燭のはずがないと思っている様子。襲われた傷と致命傷は別なんですって。高秉燭が襲い、その後、誰かに致命傷を負わされたんだもんね。
おまえのためだ、私だけに言ってみろと裴諫が聞いた時、高昇が来てしまいました。
吐かせろと、ムチでの拷問。だけど高秉燭は、その場にいた人達をじっくり観察しているみたいだ。

白状するよと高秉燭。
復讐のために殺した。密告に来た林仲(りんちゅう)と娘は親戚だ。
不良井の出身で親戚だと?と陳闕(ちんけつ)。信用なりませんと裴諫。
陳闕は更に、父娘が死ぬ前に会ったかと尋ねました。
会ったというと、何を話した?と。
ふむ、高秉燭、じっと陳闕を見ているよ。

そこへ、陛下親筆の詔を持って、内衛の魯執が来ます。
高秉燭は内衛府で審問する、と。
驚いた高昇は、ヤツはたった今、復讐のために殺したと自供したと言うんだけど、酷吏は一掃されたのにまだ拷問しているのかと魯執に言われてしまいます。

百里家では、二郎が高秉燭の件で考え事してウロウロウロウロ。
申非に早く休んでくださいと言われても、大理寺で何を探る、本当に殺していたら自首はしない、大理寺内部に狙いがあるのか、それにあの親子は誰に殺され、何を密告しようとしたのかとブツブツ。
申非、きょとんとしてるんだけど、このきょとん顔がさー、慶余年の高達くんのきょとんとは全然違う!すごいなあ。申非のほうが、素直なきょとんなんですよ。あちらは熱血トンチンカンなきょとんなんだけどっ(笑)
そして、アーラン、情は薄くても観察眼は鋭いよね。

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内衛府に護送されていく高秉燭の馬車。
そこに馬に乗った陳闕が、公文書を渡しそびれたと来たと思ったのにっ。
受け取ろうとした魯執も護衛も、陳闕に殺されてしまいました。
あー、コイツだったのねー。

馬車に入った陳闕に、高秉燭はついに来たかと言います。
大理寺に入り込んでいる間者をおびき出すため、高秉燭は捕まったんだね。んで、拷問の時にひとりだけ、親子と会ったか、何を話したかと気にした陳闕に目ぼしをつけてもいた。
てかさー、最初に大理寺の牢で、刺客の生き残りが殺されたらこっちの首が飛ぶって檄を入れてたのは、コイツだったよなー。だけど牢内で襲われたから、こりゃマズイって自分で殺したってか。それか、あの手戟(しゅげき)の人物を手引きしたかな。

狭い馬車の中での戦いが始まってしまいました。うわうわうわ。
高秉燭も強いんだけど、陳闕もそんな立場なら弱いはずもなく、高秉燭は肩に短刀を突き刺されてしまいます。
それでもなんとか形勢逆転して陳闕の腕を折り、叩きのめしたよ、すげーなこの人。
誰の指示だ、話せば命は取らないと言うんだけど、陳闕はもう遅いと答えました。
もう、遅いんだよと言った途端、陳闕は馬車の外から刺されてご臨終。

高秉燭が外に出ると、馬車には彼の探していたあの特徴のある手戟が突き刺さっていました。
フラッシュバックする彼の記憶から、この手戟で仲間達が殺され、一人だけ生き残ったって感じですね。それが聯昉にあった「不良井の災難」かな。

内衛府では異変の連絡を受けて、李北七(りほくしち)が出て行こうとしたところに、武思月。
高秉燭が全員を殺して逃亡したことになっちゃってます。ま、仕方ないけども。

高昇は内衛の失態だと大騒ぎしてるけど、あれだけ特徴的な傷がさ、密告者の親子にあって、その他の遺体にはなく、今回の複数の遺体も同様、その傷は陳闕にしかないってことは、すぐに分かるよね。そこには何かあると。単純に高秉燭がやったものと断定できないと。
武思月はそのことにすぐに気付くんだけどさー。高昇は気付いてないでしょね。裴諫は分かってるかな。

内衛が無能だからと言われて、怒る李北七。一触即発となったのを、武思月が止めます。
双方とも仲間を失った、急務は高秉燭の捕縛、問責は陛下が判断されると。

高秉燭捜索で神都中が大騒ぎとなりました。
それは聯昉の公子楚にも報告されてますが、公子楚は、奴はかつて不良使だった、神都の地理を熟知し、各地の巡兵の動きも頭に入っていると言います。内衛と大理寺が包囲網を敷いても、捕えられるかは五分五分だと。

不良使というのは「長安二十四時」にも不良師という名前で出て来ました。あちらでは一番街に溶け込んでいる警察組織みたいな感じだったけど、こちらも街の地理を知り尽くしているという点では似たようなものなのかな。ただ、こちらには不良井って場所があるからねえ。少し意味合いは違うのかもしれません。

案の定、高秉燭は、包囲網を掻い潜って逃げ回ります。
街中を提灯の灯りが動き回る映像がとってもキレイ。
高秉燭は「積善博坊(せきぜんばくぼう)」という場所を目指して、忍び込んだね。

積善博坊は、賭博場のよう。
そこにも、裴諫達が乱入し、調べ上げますが、どこにも高秉燭はいません。女将の窈娘(ようじょう)の部屋にも入り込むんだけど、見つかりませんでした。
部屋に男を入れたことはありません、気に入った物があればあげますよ、なんて裴諫の肩に手をかける女将。裴諫は挨拶もなく出て行きました。

女将は急いで寝室のクローゼットの奥から、高秉燭を連れ出します。クローゼットは配下が調べてたけど、服をぱらぱらっとしただけだったよね。奥に小部屋があることまでは見えなかったみたいよ。
女将は傷の手当てをして服を着替えさせます。高秉燭はヒゲを剃っていました。
女将、高秉燭が不良使をしていた時の馴染みなのかな。だいぶ親身になってくれてるね。

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女将の献身

高秉燭は、元いた場所に行くと言って出て行きました。
元いた場所、不良井か?

翌朝。一晩かけても見つからなかった高秉燭を探すため、南市はまた閉鎖です。

一方、アーランは木製の立体パズルをイライラしながらいじってます。
出世のための縁談を組まれたことに、まだまだ納得いかないんだな。
頼れる姻戚がいなければ、私が死んだ後、誰がお前を守れると百里延は言ってました。これ、思えば、なんかフラグ?
申非が柳七娘の侍女、蕾芝(うんし)から届いた手紙を持ってきます。見ようともしないアーラン。
蕾芝はこうも言ってましたと続ける申非。
七娘は最近「百工要述」を入手したので、ご覧になりたいなら銭記魚荘で会おうと。
立体パズルが完成したアーラン、「百工要述」に釣られて出て行った(大笑)
七娘って子は、幼馴染だけあって、アーランが何で釣れるか熟知してると見たぞ(^m^)

さて、神都、不良井。
華やかな神都の深部にあるスラムみたいな場所。暗く湿気が籠っていて日も差さぬ地、そこに暮らす人々は賤籍に入っており、その多くが罪臣の末裔で、一生ここから離れられないらしい。ああ、身分制度の枠外、最下層ね。

若かりし高秉燭が、子供達を集めて話してました。
上の世界に行きたいか?いつか必ず連れていってやる。
子供らに慕われてる頼もしい兄ちゃん。

でも現在の高秉燭は、傘で顔を隠して不良井を歩き、仏像の下で寝ていた丑(ちゅう)じいという人物を起こします。
丑じいは不良井の戸籍庫管理人らしいよ。

起きた丑じいは、高秉燭が来たのに驚き、ここでお前は骨の髄まで恨まれている、来るなんて無謀だって言うの。
なんだそれ。仲間を死なせてしまった事件に関係してそうだね。

高秉燭は丑じいを室内に連れて入り、あの手戟を見せました。
小五達を殺したヤツだ、と。
やっぱり仲間はあの手戟で殺されてたんだね。だけどなんで高秉燭が恨まれてるのか。
あ、あの子達の中に小五がいたのか?何もせずにここで暮らしていれば、死なずに済んだのに、高秉燭が連れ出したから、殺されたってこと?

その頃、高秉燭を探すために、武思月も不良井に向かっていました。
ふふ、大理寺の裴諫も付いて来てる。一応、合同捜査、だけど手柄は渡せないから、ひとまずついて来るっていうな(笑)

手戟を調べた丑じいは、それが銅製であること、奩山(れんざん)でしか採れない珍しい黄銅だと言います。出た出た、奩山。
そういえば黄銅鉱ってパイライトだよねえ。金のようにキラキラ光るけど実は金じゃないから、見誤る人を揶揄するみたいに、愚者の金と言われるの。

奩山の黄銅は、現在建設中の天堂の仏像に使われるんだとか。
うお、天堂も繋がったわよっ。それでアーランが頼られたってこと?
丑じいは言いました。
記憶が確かなら、工部尚書、百里延が責任者だ。

また百里家かと呟く高秉燭。
そのまま行こうとする高秉燭に、丑じいは小餅子(しょうへいし)、気を付けろと言いました。
この人は味方でいいんだよね?

銭記魚荘に来たアーラン。
部屋の中には、柳七娘、柳然(りゅうぜん)が待っていました。

意外に早く、高秉燭が追っているものと百里家が繋がりましたな。
だけどアーランは何にも知らない…
パパ、何かやらかしてんの?身の危険を感じて、慌てて結婚させようとしてんの?

ってことで次回なのです。

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