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R.I.P. 霊異街11号 11話「汚(けが)れてる」あらすじとネタバレ感想

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R.I.P. 霊異街11号
画像出典 R.I.P. 霊異街11号オフィシャルサイト / CHOCO MEDIA Co., LIMITED.
目次

あらすじ

盛音(ションイン)は、妹 小芬(シャオフェン)が死んだことを彼女の母親に伝える。悲しみに暮れる母親。妹の遺体解剖も担当した盛音は、多くの外傷があったことに気づく。その容疑者として小芬の彼氏が浮かび上がる。死後、阿海(アハイ)に事件の成り行きを語り始める小芬。一方、偶然病院で威倫(ウェイルン)に会った盛音は、彼との会話からあるヒントを得る。その後、一人である場所に向かうが…。

R.I.P. 霊異街11号オフィシャルサイトより

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ネタバレ感想

盛音は敏萱(ミンシュエン)に小芬(シャオフェン)のことを伝えます。やり切れんなあ。

鍾刑事と阿海は、あの互助会の責任者を尋ねます。最初の被害者だけ、ここの会員だったよう。会合の記録などから、劉碩齋(リュウシュオチー)という人物を不審だと見て、マンションを張る2人。

背後にヤマト運輸のトラックが見えてるー

劉碩齋を取り調べると、既婚者なのに浮気者で、被害者の趙辰馨とも一度関係があった模様。彼女には婚約者がいて遠距離で悩んでいたらしいんだけど、その一回で妊娠。一緒に病院に行って堕胎したと言うんだけど。
被害者のあと2人は妊婦だから、もしかしたら趙辰馨も中絶してなかったのかしれません。

商談後、依頼人と話していた阿海は、その人が小芬と厳浩方(イェンハオファン)の大家だったことを知ります。更に厳浩方が出て行った小芬を追わなかったという供述はウソで、追いかけて殴っていたという証言を得ました。んまー、サイテー男。

デスクでスマホの小芬の写真を見てしぃんとしている盛音に、後ろの後輩が声をかけます。
以前の盛音と先輩の図を思い出すね。
私はどんな人だと思う?と後輩に聞く盛音。冷たい人だと思いますっていう後輩。

え、こんな言い方するー?

さすがの盛音もストレート過ぎて、ちょっとだけ狼狽えて見える。
みんな嫌ってるわよねって言うと、いえ、優しい一面もありますと。
先輩は仕事熱心で死者に思いやりがある、そういう面をもっと表に出してもいい。
トータルではいいこと言ってるんだけどね。のっけのストレートがきつかったわー。

車でどこかに向かう厳浩方を、バイクで尾行する阿海です。
警察のほうも小芬の診察記録から、打撲や骨折で頻繁に受診していたことが分かり、厳浩方の元に。

厳浩方は河川敷のようなところで、ピンク色の何かを燃やそうとしています。
回想シーンを見ると、あの晩、小芬を殴った時に血のついた自分の服かな。それにしても、失神させるまで女性を殴る蹴るできる人の神経って、ホント、どうなってるんでしょう。
ゴメンって泣きながら火を点けてるんだけど、やっぱりどこか精神的に壊れてるってことなのかなあ。DVするヤツって。

オイルもかけたのに、火はすぐ消えてしまいます。小芬が消してるんじゃないの?
阿海が厳浩方を殴りつけたところで、厳浩方は小芬、すまなかったって泣き出してしまい、そこに鍾刑事もやって来ました。

警察で、厳浩方は、妊娠が原因でカッとなって殺してしまったと言っているらしいのですが、盛音は遺体の状態から、過失致死とは思えないと。他に小芬の妊娠を知っている人物がいるのではと呟きます。ただ本人が殺害を認めているんでねー。殺してしまったと思って逃げ出してるから、ややこしくなってる。

黄威倫(ホアンウェイルン)は小芬のことを思い出していました。
小芬は敏萱(ミンシュエン)と盛少達(ションシャオダー)が結婚していないことを、高校時代に知ってしまったんですね。その上、浮気か何か分からないけど、敏萱が家で知らない男性といたところに出くわしてもいました。家に寄り付かなくなったのはソレか。
黄威倫は母親に捨てられてました。あの橋の下は、母親と一緒によく絵を描いてた場所なんだとか。小芬は私がずっとついてるとか言うんだけど、この子、こういうこと簡単に言い過ぎなんだわなー。

R.I.P. 霊異街11号
画像出典 CHOCO MEDIA Co., LIMITED.

病院の待合室で、偶然、盛音は右手にケガをしている黄威倫に会います。
でもそこで黄威倫は、小芬を切り刻んだヤツを見つけてくださいと言っちゃいました。確かそれは鍾刑事が伏せていたはずなんですよ。模倣犯が出ないようにと。平然としてたけど、盛音も気付いたはず。

阿海は小芬の霊とお話中。
子供が出来たら変わると思ってたという小芬。DVの被害者側ってやっぱりこうなんでしょうかねえ。手を上げる事があっても、気が鎮まるとコロッと優しくなって謝ってきたりするって言いますよね、加害者は。愛しているからと、それを許してしまう、信じてしまうのね。
もし家族に会ったらごめんねと伝えてくれと、小芬は頼みます。最後に会った日に大ゲンカしてしまった黄威倫にも、と。

黄威倫の写真を見て、阿海は気付きます。あの互助会で見た会合の写真の中に黄威倫もいたことを。
あの写真見た時に、ん?やけにセンターの人物が目立つとは思ったものの、普通にスルーしてましたわ。ここにいたかぁ、黄威倫。

盛音はひとりで黄威倫の元に行ってしまいましたよ。いやー、疑ったのなら、誰かに一言残していこうよー。せめて阿海にだけでもLINE入れてこーよー!
盛音は黄威倫に、犯人が見つかったと警察から聞いたと告げます。やっぱりなと言った黄威倫は、自分の子を宿した女性を殺すなんてと、小芬の妊娠を知っていたことも喋りました。
厳浩方は、小芬には他に男がいたのではとカッとなったらしい、それは誰だろうと言う盛音を見る黄威倫、ガラリと目が変わりましたねえ。

小芬の遺影は自分の描く肖像画にしようと、奥に写真を探しに行く黄威倫。
その隙にアトリエの中に入る盛音。気持っち悪い部屋てす。
壁いっぱいに貼られた、無数の女性の絵を見ていた盛音の後ろに、いつの間にか黄威倫。盛音は何か薬を嗅がされてしまいました。
っていうかー、盛音、危機感無さ過ぎっ!
バラバラ事件の犯人かもって思って行ってるんだろーにっ。

鍾刑事を呼び出した阿海は、互助会の写真と小芬の霊の話から、暴行はしたけど殺人に関して厳浩方はシロ、黄威倫が怪しいと告げました。
よかったー、急いでー!

ラップ巻きになっている盛音。なぜ小芬を殺したのか詰問すると、黄威倫は母親の話をし始めます。
絵を描くのが得意だった母親は、ハタチで意図せぬ妊娠をし、黄威倫を産んだ。母親は黄威倫に絵を教えたが、そのうち子供に飽きて捨ててしまった。黄威倫は頑張って絵を描いていれば母親は戻ってくると思ったが、なかなか戻らない。勇気を出して自分の描いた似顔絵を手に、母を探しに行ったところ、見つけた相手は似顔絵には似ても似つかぬ女だった。

て、アンタ。自分の思い出の中で都合よく美化された母親と、子供を捨てて去った生身の母親が似ても似つかないのは当たり前ですわな。自己中心的なファンタジーです。
黄威倫はあの女達も小芬も母親も同じ、汚れていると言う。妊娠するってことがか。パラノイアねえ。僕のような子を誕生させないためなんですとー。
小芬とのケンカの回想シーンも、怒ったり急に謝ったり怒鳴ったり、コイツも大概だね。小芬の人を見る目のなさが問題なのか、運の悪さが問題なのかー。

小芬が死んだと思って厳浩方(イェンハオファン)が逃げた後、小芬は盛音に電話してました。あの日、折り返しても出なかった小芬は、既に黄威倫(ホアンウェイルン)に捕らわれてしまってたんだね。
そして盛音が黄威倫の家で聞いたアトリエの物音は、小芬が助けを求めて倒れた物音。あの時、まだ生きて小芬はそこにいたんだ。
盛音のせいだって言ってるけど、黄威倫は全てを小芬に知られたと思って逆上して殺したって言いたいの?違うだろ、小芬の妊娠を知った時点で殺す気満々だったろ。

妹に会いたいんだろ、会わせてやるよと言う黄威倫に、じゃあよろしくという盛音。
すげーな、これは筋金入りですわ、盛音。

黄威倫が包丁を振りかぶったところで、あー、次回っ。


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