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慶余年 第44話「諜報網」あらすじとネタバレ感想

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慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
目次

あらすじ

言氷雲(イエン・ビンユン)に一緒に真相を探ろうと持ちかける范閑(ファン・シエン)。だが堅物の言氷雲はなかなか首を縦に振らない。国のためだと説得し、ようやく言氷雲から密偵との連絡方法を聞き出した范閑は、上京(じょうけい)の諜報網を仕切る男に会い、沈重(シェン・ジョン)を陥れるための情報をばらまかせる。更に、その男に代わって郭保坤(グオ・バオクン)に諜報網を仕切らせようと…。

(c)Tencent Pictures Culture Media Company Limited/(c)New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

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ネタバレ感想

北斉の皇帝に向かって語る、海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)の范閑への忠告は、自分に本気になるなっていう、明後日の方向からのもの(大笑)
冷静さを保て、范閑が傷付くのが心配だって、それを真剣に伝えてましたわよ。
たかが計略のための口実を真に受けて、悪いけど自分にその気はないから、これ以上傷付かないようにな?って忠告だもんなー。
皇帝はその滑稽さに気付いても、ただ笑って、2人はよく似合っている、なんてまた余計なコトを。

范閑も、あんなに自意識過剰だったとはって、頭に来てるけど、媚薬騒ぎであれだけ本気になってたしねえ、聖女サマ。やっぱりどこかズレている(^m^)
そして王啓年(ワンチーニエン)も相変わらず、本気なんだか冗談なんだか分からん話を広げるしー。

そんな話を、言氷雲(イエンビンユン)のいる部屋でしてたもんだから、言氷雲、くだらない話を聞かせるなってちょいオコ。范閑は北斉の皇室と手を結ぶつもりだと、帰ったら報告するとか言い出してます。
取り引きの名目で堂々と皇室に関わり、お金の力で楽に情報を探れるってのが真の目的、沈重(シェンジョン)は徹底的に潰す、だから手伝えと范閑。
鑑査院の諜報網を教えろ。

言氷雲は、戻って報告してからだ、その先は院長がなんとかすると、頑な。てか、なんと悠長な。それじゃ、范閑がここまでお膳立てしたものが台無し。
今や院長を信じていない范閑は、院長の功を奪うことになっても、駒にはなりたくないと言いました。
言氷雲は、ならば猶更、苦労して築いた諜報網は渡せぬ、だってよー。

慶余年
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背後には権力者がいる、その者達に情報が漏れたら、国の混乱を招く、慶国を思うなら共に真相を探ろうと言われた言氷雲、ようやく少し揺らいだかな。慶国のためにを連発されて。
北斉に密偵が何人いるのかは不明、ある人物を通して指示を出していると話します。

油屋の店主がその人だった模様。
范閑が合言葉を言うと、店主は店を閉めました。

言氷雲が捕らわれてから、管理者がいなくなったので、ただ身を隠すしかないと思っていたらしい店主は、言氷雲が助け出されたと聞き、ほっとしてます。
范閑は、上杉虎(シャンシャンフー)が皇太后に降伏したことを伝え、自分と沈重の皇宮での様子を、世間話にして町中に流せと指示します。
連れて来た郭保坤(グオバオクン)に店主の仕事を引き継がせ、北斉に入って10年の店主には、この仕事が終わったら、慶国に帰すと約束しました。
でも店主も、なかなか慎重。
范閑は鑑査院の提司、だから責任は持つ、郭保坤は鑑査院には所属してないが、范閑の直属の部下で礼部尚書の郭攸之(グオヨウジー)の息子だと聞いて、ようやく頷きます。

ばおくんも本当に変わりました。
父親を必ず助けろ、でないと殺す、いや、俺以外には殺されるなって言う辺り、結構腹も座ったみたいだよねえ。いよいよとなると、そわっそわそわっそわしてるけどさ(笑)
范閑は敵に大金をばら撒いて、自分達を守らせるんだと言います。
沈重に監視されてるのをばおくんは気にするけど、あの人が失脚すれば問題なしですわ。

町では、南慶が朝廷と手を組むらしい、機に乗じれば大金が稼げると噂が流され始めます。
更に、錦衣衛の兵士達の間にも、その裏利益は錦衣衛が管理するっていうのに、沈重は面前で皇太后に逆らったって話も広がってます。
沈重も、噂を止めろと指示してるけども。

范閑は、海棠朶朶の買い物に付き合わされてました。
買い物カゴを下げて、買ったばかりの大根を齧りながら歩く聖女(笑)
范閑は小姑みたいな文句を言うけど、海棠朶朶はどこ吹く風。
流言は范閑の仕業かと尋ね、沈重ももみ消しに躍起になってると言う海棠朶朶に、范閑は自信たっぷりに、無駄だな♪って。これで潮目が変わると確信してるんだね。

案の定沈重は、消えない流言に焦っていました。
錦衣衛の千戸長って役職の人達に頼んでたみたいだけど、要するにこの人達も、儲けのおこぼれに預かりたいから、本気で止める気はないのね。沈重はそれに反対する立場、噂を止めたらうまい話がなくなっちゃう。

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そこら辺を、范閑が海棠朶朶に説明してました。
取り引きが始まれば、錦衣衛に金が集まることになる。誰しも我欲がある。金に目が眩まなくても、出世欲はある。今まで沈重の地位が揺るがなかったのは、皇太后の覚えがめでたく、敵がいなかったから。でもその皇太后に逆らった沈重は、今や危うく、そこに上杉虎が台頭してきた、ならばこの噂は、沈重を追い落とすチャンスでもある。しかも暴利を手に入れられるのは、錦衣衛だけではない。この取り引きを待ち望む人の数は多く、多分一歩も引かないだろう沈重は、あちこちから標的となる。

その皇太后の元に来ていた沈重は、今年の誕辰の祝いは大掛かりでなくてもよい、そなたは忙しい身だから配下の者に任せようと、顔も見ずに言われていました。
皇宮内でも、上杉虎が寵愛を受け、逆らった沈重は皇太后から召されもしないと噂されてます。

以前から、赤い立派な官服を羽根箒で手入れしてたけど、あれ蟒袍(もうほう)ってやつで、皇太后から賜ったものだったんですね。それが出来上がってきたみたいだけど、今までみたいにいそいそ広げてみようとはしない。ま、状況が刻々と悪化しているのを、見ているしかない状態だもんね。
しかも、千戸長が報告に集まる日だっていうのに、誰一人姿を現さない訳ですよ。随分現金な人達だけどさ、誰も自分を優先しなくなったと、沈重も分かっています。
皇太后も単純に上杉虎が気に入ったっていうよりも、今まで沈重ひとりに権力を持たせ過ぎた、それは危険なこと、有能な配下を競い合わせるほうが自分の安全にも繋がると、思い直したからの、この状況みたいね。

海棠朶朶に連れられて、郊外の家に向かう范閑。
惚れ薬の仇を討つとか言われてるけども。
普段は都にいる海棠朶朶だけど、静かなこの家が気に入って手に入れ、時々来ているんだそう。
草花は適当に植えても勝手に増えてくけど、野菜は育たないと聞いて、范閑は鍬を持って、畑を作る手伝いなんか始めました。野菜は土を耕さないと育たないって知らないのね、聖女(^m^)

海棠が野菜を洗って食事を作る準備をし、范閑が畑を耕してって、なんだかいい感じのスローライフ。
都で権謀術数に晒されてキリキリしてると、こういう生活したくなるのも分かるわ。
一見して恵まれている范閑だけど、事情が事情だから、寂寞としてものを抱えてるって話を零してますわね。父も妻も妹も友ではなく家族だし、他の奴らとは利益が絡んでると。友はいないのかと言われて、滕梓荊(トンズージン)を思い出しちゃったりさ。今は王啓年かなって。
海棠朶朶は、王啓年への評価が高すぎるって言うけど、王啓年は人間味があるし、妻と子のために生きているから、ヤツは大丈夫だっていうのは、なんだか分かる。

俺は秘密を抱えていると言って、例えばと聞かれ、例えば俺は皇子で密かに范家で育てられたと本当のことを言い、バカ言うんじゃないよと笑われる、なんてのはさあ、相手がこの人だからこそ、なんだろうなあ。

海棠朶朶の作った食事を食べ、美味しいお酒も出して貰った范閑。このお酒は南慶の慶余堂のものだと知ります。ほう、内庫の店って言い方しか今まで出てこなかったけど、葉軽眉(イエチンメイ)の作った店は慶余堂っていうのか、北斉では。
葉軽眉の才は群を抜いており、当時慶余堂には良品が何でも揃っていたと聞いた范閑。
(母上は)すごいな…となっております。

んで、飲み過ぎてすっかりへろってる(^m^)
一緒に笑いながら飲んでる海棠朶朶は、時々探る目をしてますわねえ。全く酔ってないしね。とは言え、帰ったら慶国側から再戦を阻止してくれないかっていうのは本音なんだろうし、この人の立場からも、范閑を害する気はなさそうだけどね。

慶余年
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はい、明け方、范閑が目覚めると、ベッドの傍らに座っていたのは、司理理(スーリーリー)でしたとさ(^m^)
司理理さん、宮廷に入る前にもう一度会って、想いを伝えたかったときたもんだ。やっぱ本気になっちゃってた?ま、そだろうねえ、燕小乙(イエンシャオイー)の襲撃から身を挺して庇っちゃうのは、咄嗟に体が動いたなんて話じゃないよね。
俺は器が小さい、婉児(ワンアル)以外は愛せないって、おもろ。それは器が小さいことになるのか、お妾さん上等♪の世界では。

背を向けて辛い表情を隠していた司理理は、笑顔で振り向き、いいの、伝えたかっただけだからって。わー、これは国も時代も関係なく、健気な女子が使う言葉なんだねえ。
今夜が過ぎるともう会えない、最後の機会だからと朵朵に頼んだようです。どうやら本当にそれだけだったみたいよ。

司理理は、ただの雑談だから緊張しないでと、婉児の話を聞きたがりました。私の好奇心を満たしてよ。
言い方がカワイイよね。負担をかけたくはないけど、もっと話していたい、みたいな。
范閑は話し出しますが、途中でニワトリが鳴きました。
夜明けだって誤魔化して、外に逃げ出してしまう范閑。
外の階段の上では、海棠朶朶が笑ってました。
費介(フェイジエ)の弟子に薬なんか盛れない、酔いつぶれただけだって言う海棠朶朶は、昔から酔ったことなんかないんですってよ。んで、言ったろ、仇を討つから気をつけろと、と笑います。

まんまと一本取られた形だけど、なんだかカワイイ策略だった(^m^)

さて、皇太后の誕生祝いの日。下賜された蟒袍を来た沈重は、部下に皇太后の機嫌を損ねないようにと言われて、不機嫌。妥協して保身を考えるなら、この官服が泣くってさ。そこら辺は真っ直ぐ頑固なのね。

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

会場についた范閑、王啓年、高達(ガオダー)。范閑は上座に、2人は下座に離れて座らされます。王啓年の前に、さらっと入ってきた何(ホー)道人は、狼桃(ランタオ)が勝負を挑むと囁いてくれました。
早速それは范閑にも伝えられたけども、この席でかー?厄介だねえ。

その頃、外の階段でも、沈重と上杉虎が鉢合わせしていました。
階段に立ってる護衛の兵士がフラついていたのを、2人が同時に気付いて手を差し伸べるという。やだ、そんないいトコあったんかい、2人共っ!みたいなシーンよ(^m^)どちらも、そういう姿を人に見せたかっただけかもしれませんが。

次回は、皇太后の誕辰祝いの場でとうとうってことになる訳ですが、うん、ちょっとね。
初見の時は、なんだこのイメージ映像みたいなのは…と、少々引いてしまったんですよー(笑)

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