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慶余年 第36話「敵地への一歩」あらすじとネタバレ感想

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慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
目次

あらすじ

海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)が北斉(ほくせい)の皇太后派だと知った范閑(ファン・シエン)は手を組もうと持ちかける。一方、自分をかばって怪我をした司理理(スー・リーリー)には体に仕込まれた毒を消す薬を渡してやる。こうして北斉に到着した范閑。肖恩(シャオ・エン)は一向に本音を語らず、范閑の疑問は解けない。出迎えた錦衣衛(きんいえい)の沈重(シェン・ジョン)もまた、肖恩から何かを聞き出そうとしていた。

(c)Tencent Pictures Culture Media Company Limited/(c)New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

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ネタバレ感想

川辺で海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)と果物を食べながら話し合う范閑(ファンシェン)。
海棠朶朶はどんな条件なら、肖恩(シャオエン)殺しを手伝うかと聞きますが、范閑はそれは無理だなと。もし護送中に肖恩が殺されたら、自分はお終いだから。
北斉に亡命する?と聞かれて、寒すぎるよ、だって(笑)
だけど、即、亡命する?って言っちゃう辺り、既に海棠朶朶は范閑を気に入り始めてるよね。うわー、嫌いだわーと思う相手に、自分の国に亡命する?なんて言葉は出てこないでしょ。

范閑は、手を組もうと言い出します。海棠朶朶を皇太后派と見て、権力争いに手を貸すと。
師匠が国師、苦荷(クーホー)なら、北斉の3つの勢力、皇帝派、皇太后派、どこにも属さない上杉虎(シャンシャンフー)みたいな立場のどれかに属するはず。
肖恩を救いたい上杉虎の仲間ではない、皇帝は司理理(スーリーリー)を求めた、でも肖恩を殺してしまえば、司理理も無事で返せなくなる、故に、海棠朶朶は皇帝派ではないと范閑は見てます。
だけど、海棠朶朶の顔は微妙だな。皇帝派かもね。自分からは明かさず、そうかもなと答えたけど。

慶国から遣わされた正使が海棠朶朶と手を組むとは、誰も思わない、裏をかくのが成功の秘訣だと范閑。
慶国人なのに、北斉の政に介入するのかと言われた范閑は、言氷雲(イエンビンユン)の奪還は困難だと感じていると言います。真っ当な手段では無理だろうってことね。
果物食べただろうと言われてしまい、そういうとこ真面目っぽい海棠朶朶は、仕方なく了承してくれるっぽい。范閑が語った詩には、比喩も何も全く解さない返答してたけど(笑)

海棠朶朶は、錦衣衛(きんいえい)鎮撫司(ちんぶし)の沈重(シェンジョン)が使節団を迎える、気を付けてと言って去って行きます。

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
すっかり息の合った凸凹コンビ。

馬車に戻った范閑は、王啓年(ワンチーニエン)と高達(ガオダー)の凸凹コンビにからかわれつつ、司理理の馬車に乗り込むと、司理理にまで、私ももう慶国には行かないから、聖女と仲良くなったことは夫人には話さないわと言われてしまう。どんだけ浮気者だと思われてるんだか(笑)
ただまあ、この時代の人としては一風変わっていて、人懐っこい上、文武両道どころか、特別に秀でているとくれば、女性のほうが放って置かない訳だよねえ。
黄河でも汚名はそそげないという言い方は、中国では常套句みたいな感じなのかな。この世界には黄河はないらしいけどね。

司理理は、海棠朶朶と面識があった様子。とても鷹揚で素直、羨ましい人柄だと言います。お似合いだわ、だって(笑)
范閑に、なぜ俺を庇ったと聞かれた司理理は、きょとんとして范閑を見ました。
この人、やっぱり何も分かってないんだなあって感じね。自分はここまで対象外なのかっていう。
矢が見えたから、体が反応しただけだと司理理は言います。でも今は後悔している、気にしないで、私を送り届ければ貸し借りはなしよと。
この辺り、完全に思いを断ち切ろうとしている顔じゃないかなあ、やっぱり。

范閑は、司理理には毒が盛られていて、その毒を皇帝に感染させる目論見だと話し、解毒薬を渡します。これで本当に貸し借りなし、解毒薬の件は秘密、毒が効かなかったと言えばいいと。
もし私があなたを裏切ったら?将来のことは分からないと言った司理理に、じゃあ、将来考えようと言って、范閑は眠ってしまいました。こういうのもある意味、オトコマエ発言なんだよなー(^m^)

北斉国境の検問所に到着した一行。
髪を結い直して、お着換えも済ませた范閑は、肖恩の馬車に入ります。王啓年を外に出して、肖恩に、北斉に到着したぞと。隠している秘密を聞き出そうとしますが、肖恩は話しそうにないねえ。澹州との関わりも。
范閑は、肖先輩、賭けをしよう、これが最後の質問ではないと言います。まだ、聞く機会は訪れるってことね。

検問所の前で待つものの、出迎えるはずの沈重は一向に出て来ません。既にヤな感じー。
そこへ出て来たのが、年季の入ったおばちゃん達。
検問所の傍らに止まっていた馬車に近付き、昼寝をしている沈重を叩き起こしました。

沈重は靴を履きながら近づいて来て、どちらが慶国の詩神、范殿ですかなと。
うーん、正使を出迎えるやり方ではないですな、かなりバカにしている。
王啓年が、こちらが慶国の正使范殿ですと紹介すると、范詩神、敬慕しておりました、実に立派な風采ですなみたいな近付き方をします。これは国の正使を出迎えるのではなく、個人的な范閑の来訪を歓迎しますのテイ。しかも、にこやかに遜っているけど、自ら名乗りもせず、ちゃんとした官服も着ていません。
めっちゃ、態度に出してる訳ね。正式な国同士のやり取りなどしてやるものかという。まさに要注意人物。

おばちゃん達は、皇帝の命で来た、司理理の迎えだったようです。
だけど司理理が怪我をしていることに気付き、いきなり范閑に食って掛かりました。
上杉虎を語る者に肖恩を奪われそうになって、司理理は流れ矢に当たったと言っても、その首はいらないようねとか口走ります。いくら皇帝の勅命を受けて来た女官であっても、正式な慶国の正使にこれはない。さすがの范閑もムカついた模様。手を挙げられそうになって、范閑がその手を掴んで止め、離せと言われるから離すと、おばちゃん、すっ転ぶっていうね(笑)
ふぅむ。沈重だけでなく、皇帝にも何か目論見があってこの手の人物を遣わしたのだとしても、北斉は戦で負けて領土を切り渡した国でありながら、随分な態度です。
慶国では一応、敗戦国の使節団を丁寧に迎えていたのにね。

沈重はおばちゃんを止め、司理理を先に連れて行かせたものの、范閑に対しては暴言の謝罪もなく、肖恩はどこですか、だってさ。
連れて来られた肖恩には、肖殿って、拱手するんだよ。范閑にはしてないのにね。
で、おまえはと聞かれて、錦衣衛鎮撫司の沈重ですと、肩書も名乗ります。范閑には名前しか言ってないのにね。

沈重は、引き渡しの書類に印を押すと、肖恩に向かって、故郷に帰るのに逃げ出そうとするとは過ちです、貴殿が逃げたら私が困りますと。私は役人ですから、任務を真っ当しなければ。
言った途端に、肖恩の脚を折りました。うひー。酷すぎー。
それまでの態度を豹変させ、これでいい、私が運んでやると腕を掴んで、ずるずると引きずってくんだよ。
こっちが本性でしたねえ。てか、だいぶ早く本性出しましたね。

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

范閑も仕方なく付いて行くんだけど、みんなびっくりよ。
沈重は用意していた鋼鉄の檻まで、血だらけの肖恩を引きずって行き、范閑にはご容赦をと頭を下げました。
それを見ていたさっきのおばちゃん。自国民に残忍な真似をして慶国人に遜るとは、皇太后に直訴すると息巻きます。あ、この人、皇太后に仕える女官だったのか。それを聞いた沈重の表情が変わりましたね。ああ、威勢のいいおばちゃん…
沈重はおばちゃんを宥めるテイで連れて行くと、人気のない場所で殺し、手を拭きながら戻って来ました。誠意を持って話し合おうとしたけど逃げられたなんて言い訳を聞いても、他の女官達は沈重って人を良く知ってたのかな、何も言えずに俯き、范閑達もそれを見て、ああ、やってきたんだなと理解。聞きしに勝る要注意人物って認識が、新たになったわね。

沈重は陛下が范閑に会いたがっていると言い、院長はお元気で?と聞きます。
范閑を離れたところに誘って、院長から言いつかっていることは?と。
范閑は、人質を迎えにと答えると、他には?だって。院長からは本当に他にはないしねえ。
だけど沈重は、あてずっぽうですお笑いくださいと言ってから、まずは言氷雲の奪還が最優先、でも肖殿が斉国に帰れば、院長は復讐を恐れるはずだと言います。おそらく肖殿を暗殺する企てかと。

それは院長からではなく、皇帝から言われてたけどなっ。
范閑は、それから?と聞きました。
陛下は司理理を望んでいる、小細工がないか探らせて貰うと。
おお、良かったね、解毒薬あげといて。

更に沈重は、言氷雲は捕えたが、密偵はヤツひとりではない、范殿が情報網を再構築するつもりかもしれないと。もしそうなら、どうしますかと范閑が聞くと、言ってみただけです、だってよ。だけど、滞在中はずうっと付き添います、だとよっ。

情報網の再構築話は出てこなかったけど、もしかしたら院長からこそっと言われてたのかもしれませんな。范閑は王啓年に、ヤツは俺の任務を全て言い当てた、さすがだと言ってるので。

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都に向かう途中の野営。
奴は肖恩を拷問してますよ、なんで重臣だった肖恩がそうなるんだと高達。
その時、刺客が現れたと騒ぎに。
だけど范閑達は、北斉の陣営だから助太刀する必要はないよって、座ったまんま。

その刺客、海棠朶朶ですわね。
肖恩用の檻の中にも、北斉の兵が入ってました。
失敗だなって呟く范閑。きっとこれ、海棠朶朶だろなーって予測済か。

海棠朶朶が范閑の前に立ちます。
范閑は、後ろの天幕へと言いました。

北斉の兵達が范閑の前に刀を突き付けて取り囲んだ時、沈重がやって来て、武器を下ろせ、誤解されるぞと。
沈重は范閑に、刺客に襲われたのです、見ましたかと聞きます。
天幕の中だと范閑。
どうした、入って探せ、慶国の使節団が襲ったとでも?俺も捕えるか?と少し強めに言いました。
慶国の者なら慶国の陣に逃げ込むことはしないと言いながら、どうしようかなーな感じの沈重に、范閑は、天幕を開けて中を見せようとします。寸前で沈重は、とんでもないと兵達を退かせました。
一旦謝ってから、だけど天幕の前の焚火でサツマイモを焼いていたのに目を留め、座り込む沈重。うわー、めんどくさっ。范閑は王啓年と高達を遠ざけました。

何度も手を拭く沈重は、肖恩の血だと言います。
肖恩に何を聞きたいんだと、イモを差し出す范閑。
沈重は分からないと言います。陳萍萍(チェンピンピン)は秘密を聞き出すために肖恩を生かした、皇太后も陛下も知りたがっている、だが奴は言おうとしない。
どうも肖恩が重臣だったのは昔の話で、戦神としてその名が伝わる上杉虎も、戦が上手いことは必ずしも良いこととは目されていない様子。大将軍として都に戻ったものの、その実、率いていた兵の残りは僅かだったんですと。更に時勢に疎いから、皇太后、皇帝、どちらの派閥にも属していないと。
そういう沈重は皇太后派らしい。

ここら辺までは、正直に明かしておいたほうがいい話だったのかもしれませんけど。
結局肖恩が何か話したのかどうか、そこら辺は誤魔化されてしまいました。けどあの人、こんなヤツに話すなら范閑に話すと思うわ(笑)
もうじき都だ、くれぐれも時勢を読んで、私を困らせないでくださいと言って、沈重は去って行きます。

范閑は天幕の外から、君達は同じ皇太后派なのになぜ争うんだと聞きます。海棠朶朶は、師匠が肖恩を殺したいだけだと。
范閑は、君の命を救ったぞと恩を着せました(笑)もうじき都なので、肖恩を狙う機会はなくなっちゃったらしい朵朵に、都に行ってからなんでも手助けするぞと范閑。キミの敵を消すとかー、都を騒がせるとかー。オレは慶国人だから北斉の都が荒れたら好都合だしー、とか(笑)

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
なんちゅーか、コイツはもー…の聖女サマ

2人の密談の前に、ぬっと立ってる王啓年と高達がおもろい。
北斉はかなり乱れていることを確信した范閑は、朵朵がいなくなった後、王啓年からお金を借りて、それを郭保坤に渡し、城南の眺望客桟という宿に泊まれと言いました。抵抗するばおくんだけど、任務が遂行できなければ郭攸之(グオヨウジー)は救えないと言われちゃ、従うしかないわな。

だけど、言いつけ通り、眺望客桟に入ったばおくんを付けてる人達がいたわね。
どうやら、沈重の手の者だったらしく、その報告は、即、沈重の元へ。
でも、放っておけと言われてます。范閑のお手並み拝見だとさ。

ようやく上京城の城門前に到着しますが、そこで通せんぼしてたのは上杉虎。
すっとぼける沈重ですが、一応会わせるんだね。
檻の中のぼろぼろの肖恩を見て、上杉虎は怒ります。
勅命ですのでと言いつつ、お前の仕業かと聞かれても、いかにもと、全く動じない沈重。両脚が折れていて立ち上がれないとまで言っちゃいます。
ご存じないようだが、皇太后と陛下から錦衣衛に拘束しろとの命が下っていると聞いた上杉虎は、檻の中で肖恩が微かに首を横に振るのを見ました。
仕方なく、沈重、たいしたものだと言って、上杉虎は退きました。

それをじっと観察していた范閑。
あの者は官吏には向かないと王啓年は言い、高達も、あくどく尊大だから災難を呼ぶと言うんだけど、范閑は全部わざとだと言います。この一幕のために肖恩を拷問し続けたのだと。
上杉虎には戦功が多いから、使節団を襲った罪と反逆の罪を着せるくらいのことをしなければ失脚させられないってことか。皇太后と皇帝、双方の意向なのではないかと。

范閑達はそのまま皇帝の元へ、司理理は待機、肖恩は西門から入るのだそう。
范閑は歓迎はされないだろうが、卵は投げられないだろうなんて思いつつ、城門の中に入ると、町の人々からの罵声が飛んできました。大根が飛んで来たぞ(笑)
范閑は咄嗟に布を手にして飛んで来たものを集め、卵と野菜だ、何食分もある晩飯にしろって。卵、あったんだっ(大笑)

沈重は、戦に負けて民衆は不満がたまっていると言います。だけど民だけではなく、程巨樹(チョンジューシュー)を倒した范閑には、武芸者も手合わせしたいと狙っている模様。馬車の中に入れば?と言われて、正使が逃げたら、慶国の面目が潰れると言うと、野菜を投げられても面目は潰れぬと?と沈重。
つまり、何をしても国の面目は潰れるのか、沈殿、いい手だと范閑。

范閑は馬車を止め、高達に布を持って来させます。
高くん、嬉しそうに行ったね。何か考えがあるんだなーって、わくわくしてるっぽく。
またアレかな、旗に文字書いて掲げながら、わざと煽って練り歩くのかな(^m^)

次回はようやく皇帝との謁見ですが、なかなか言氷雲にはたどり着きそうになーい。
しゃおじゃーんっ(笑)

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