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慶余年 第26話「文壇の対決」あらすじとネタバレ感想

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慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
目次

あらすじ

北斉(ほくせい)との交渉が一段落し宴が催されることに。その前日、父に呼ばれた范閑(ファン・シエン)は文壇の期待が自分に集まっていると聞かされる。以前、范閑が詠んだ“万里悲秋”の詩が高い評価を受けたために、北斉の文壇の巨匠、荘墨韓(ジュアン・モーハン)と范閑の対決が注目されているのだった。狼狽しつつも、范閑は五竹(ウージュー)と宴のあとで後宮に忍び込む計画を立てる。

(c)Tencent Pictures Culture Media Company Limited/(c)New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

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ネタバレ感想

さて、鴻臚寺(こうろじ)での交渉もひと段落。
家に戻った范閑は、范建パパに呼ばれて、明日は落ち着いていろよと言われます。
明日は東夷と北斉の使節団も同席しての宴席の予定。范閑も出る訳ね。

文壇の最高峰は北斉だと、皆から思われているんだそう。その中でも、特に有名な荘墨韓(ジュアンモーハン)が来ていて、なぜか交渉には一切参加せず、宴席にのみに出席する訳だよね。
とはいえ慶国も、少し遅れている程度のもの。
で、今や、慶国の文壇の期待は、范閑が一身に背負っているんだってよ。

それを聞いた范閑は、飲んでいたお茶をぶふぉっと噴きます。
パパ、思いっきりかかった(大笑)

范閑が以前、靖王世子殿下の詩会で詠んだ「万里悲秋」の詩は(タイトルあったんかい、杜甫先生作(笑)、今や慶国七言詩の筆頭と評されているんですってよ。
この若さでたいしたもんだ、我が国の文壇には恵みの雨のようなものだって、パパもベタ褒め。
要するに明日は、北斉の荘墨韓と范閑に注目が集まるのは必至らしいんだよ。
范建パパは悠然と構えていればいい、荘墨韓とて若輩者に因縁はつけないというけど…

その頃、荘墨韓の元には、明日の宴席で范閑を貶めてくださいの手紙がきてたよっ。
こういう品のないやり方をするのは、長公主以外いないわな。

夜、部屋で皇宮の地図を確認していた范閑のところに、五竹(ウージュー)。
赤い灯籠をかけたのかって、目隠ししているのに色まで分かる。
なんで分かるのか、説明は難しいんだそうだよ。感覚器は目だけじゃないってことか。

すっとぼけたカワイイ会話がありつつも、范閑は明日の宴の後、後宮に忍び込む計画を話します。
五竹は、皇太后の寝床の下に隠し棚があることを思い出していました。昔、范閑の母、葉軽眉(イエチンメイ)が興味本位に探ったらしいんだわ。
長年寡婦だけど、もしかして恋文でも隠してるんじゃないかって(笑)
なんって人だ(大笑)
さすがの五竹も、ちょっと言いにくそうだったわよ。しかもその時の見張りは、五竹がしてたんですってよ(^m^)
大ウケする范閑。

慶余年
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か、かーさん…

鍵を盗んだ後、偽物を置くつもりらしいんだけど、鍵の形も知らないんだから、ということは二度、忍び込まないとだよね?盗んで、レプリカ作って、また置きに行く。

そこへ、王啓年(ワンチーニエン)がやって来ます。
范閑は王啓年に計画を明かし、銀を渡して、偽物の鍵を作れる都一の鍵師の手配を頼みます。
バレれば一族死罪みたいですからね、慌てる王啓年だけど、范閑は陳萍萍(チェンピンピン)の威光を笠に着て、王啓年を従わせました(^m^)

翌日、鴻臚寺と礼部のための宴に、無理矢理自分の席を作らせた長公主。
黒幕は現場を確認したいって訳ね。成功すると信じて疑わない、晴れやかな顔ですわ。

第二皇子は、宴席では食べられないからと、もりもり肉を食べてます。宴席で范閑の初仕事を祝わないとという第二皇子に、謝必安(シェビーアン)は、范閑は皇太子についたのでは?というんだけど、第二皇子は皇太子に范閑は御せないってさ。范閑は自分と似た性分だから、人の下に甘んじないって。
そこら辺はよく見てるんでしょうけど、この第二皇子もかなり曲者だしねえ。言葉通りには信じられない。

さて、宴席。
入場前に、武器などの回収をしてるんだけど、范閑は短剣だの針だの毒だの、いろいろと自己申告で渡しました。出るわ出るわ(笑)
そこに第二皇子が来て声をかけ、皇太子が通り過ぎ。
一緒にいた鴻臚寺の辛其物(シンチーウー)は、慌ててますな。第二皇子に、皇太子に捨てられたら自分のところに来いなんて言われた直後に、皇太子が通るし(^m^)

慶余年
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会場に入って、范閑が手を挙げると、第二皇子は手を振り、皇太子はにこっと笑って会釈。
考えたら、ついこの間、澹州から出て来たっていうのに、あっという間に有力皇子2人に手を振れるようになってるって、すごくない?良くも悪くもだけども。向かいに長公主が座ってるけど。

長公主がいることに、内心いろいろと思うところがある范閑の前に、ぬっと出て来たのは郭保坤(グオバオクン)でした。あらあ、久しぶり、すっかり治ったのね?
この人は、宮中の編纂係で、父親の郭攸之(グオヨウジー)は礼部尚書でしたっけ。
でも、范閑に周囲に気も使わずに噛みついていた息子を、父親が叱ります。郭攸之は范閑にも愚息が失礼したって言ったけど、まあ、范閑にいい印象は持ってないよね。

会場には、東夷城からの使者、四顧剣(スーグージエン)の一番弟子の雲之瀾(ユンジーラン)が入ってきます。帯剣してるんだけど、四顧剣の門下は常に帯剣しているので、陛下も許可したらしい。だけど、入ってくるなり、范閑をねめつけて行きましたね。北斉の程巨樹(チョンジューシュー)の時の、女刺客2人は、この人の弟子だったんですってよ。東夷が使節を派遣したのは、その弁明のためだったんだとか。てかさ、当事者が今知るのか、それを。

そこへ、長公主からの呼び出し。
范閑はお辞儀もしないけど、ま、気にされてはいない。
長公主は、ここ数日、殺しに来るのを待っていたのに動きがなかったって言います。うへえ。
あの時、范閑が後ろにいた時も、今にも首に手をかけられるかって、緊張感を楽しんでましたよね、この人。ある種、エクスタシー的な表情だった。壊れてるんだわなあ。
焦らなくてもいい、いつでも動けると言った范閑に、私に忠誠を誓うなら、婉児(ワンアル)を嫁がせてもいい、内庫の権限も託す、望むものも、と長公主。では都から出て行ってくれと言うと、試してみれば?みたいなコトを言われたよ。
范閑は立ち上がり、長公主のご期待には背きませんと、声を張り上げました。

それを見ていた第二皇子は皇太子に、范閑がどちらにつくか、命を賭けようなんて、冗談めかして言い出してます。あら、皇太子、乗ったわよ。

そこへ、荘墨韓が登場しました。
荘墨韓は、すれ違いざま、拱手をした范閑をスルーして、皇子達に挨拶し、席に座ります。
そこへ、陛下のおなり。

鑑査院では、院長に朱格(チューゴー)からの報告。怪しいのは武器や毒を持ってた范閑だけだったけど、荘墨韓の古い巻物と、帯剣している雲之瀾も要注意。ただ殿外には、洪公公、洪四庠(ホンスーシャン)が待機しているんだそう。あの人ね、皇太后付きの宦官、眉毛のない四大宗師のひとり。
うん、悠々と酒飲みながら外で待機中。

洪四庠役の杜玉明(ドゥユーミン)さん、とても個性的なお顔だけど、まだ他では見たことないなーと思っていたら、今、見ている長安二十四時長安二十四時に出てらっしゃいましたよ、扶桑(日本)から来た刀鍛冶役で。あちらも良かったわ。

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宴席には料理が運び込まれ、モリモリ食べてる范閑。
陛下の咳払いに、みんな一旦手を止めるんだけど、范閑だけは食べ続けてたら、范協律って、役職名で呼ばれてしまった。太常寺協律郎でしたっけね。

前に出て拱手すると、陛下に、おまえはいつも跪かぬゆえ、拝礼の時も立ったままかと思ったと言われます。うは。周囲を見回して、仕方なく跪きましたからね、陛下が来た時。
皆の反感を買いますからと答えた范閑を、陛下は手招きします。
飲み過ぎだろうと言われて、緊張してるんでと答える范閑に笑って、陛下は雲之瀾を呼びました。
2人の弟子は、この者が殺したと陛下。知っていますと雲之瀾。
こやつは若いが実力はあるぞ。
私を殺せば認めます。
いやいやいや、不穏な。

四顧剣の弟子はなんとも傲慢だと言ってから、陛下は、鴻臚寺での范閑の功績を称え、戦はお前が原因だから、皆の前で褒めたくはないがなと、釘も刺しつつ、朕と共に飲もうだって。
皆の前で、悪いところも含めて認識はしている、でも認めてるんだよって知らしめたってことかな。

そこに第二皇子が。
皇帝に向かい、范閑には武術の才以外に文才もある、来年の科挙を范閑に仕切らせてみてはと奏上。
若い才子が科挙を仕切った美談として史書に残るでしょう、だって。
陛下は、范閑はまだ経歴が浅いというんだけど、様子をみていた皇太子も慌てて出て来ました。ここで乗っとかないとって思ったわね。何しろ、命を賭けてしまったので(^m^)
経歴は浅くとも文才はある、春の科挙を仕切ることに賛同します。

慶余年
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あかんっ、出遅れる訳にはっ! コイツ…

会場はざわざわ。なんで突然と思う人もいたでしょうし、郭親子みたいに、クッソ面白くないと思った人達もいたでしょうな。なんで皇帝のみならず、皇子2人にまでも、それほどに重要視されるのか。
陛下は大事なことだから、またその時に考えるとこの場では答えたけど、とはいえ、皇帝、皇太子、第二皇子が揃って范閑に目をかけていることが、周知の事実となりました。本人の意向はそっちのけ。きっと、あれよあれよ。今までもずっとそうだったけど。

そこで、満を持したように、荘墨韓が。
范閑の詩を読んだんだそう。
陛下は、あやつは若いが文才はある、後進を導いてはくれぬかと言いました。
荘墨韓は、慶国の政務に口は出せないが、科挙と言えば天下の文人の立身の根幹、仕切る者は慎重に選ぶべきと。

そして長公主。
立ち上がった時、陛下はちょいと嫌そうに、何言い出すんだよ的に、目を伏せたね(笑)

長公主は范閑を持ち上げ、暗に批判しているようなその口ぶりは、荘墨韓が范閑に嫉妬しているのではないか、みたいなことを言い出します。ここで、詩で戦ってみろって煽りをしたわよ。
陛下は長公主に、無礼は許さんと止めますが、荘墨韓は范閑のあの詩を口ずさみ始めました。
実に良い詩だ。一生詩を読み続けても、同列には並べぬやも。

それにしてもいつも思うのは、昔の中国の人達ってみんな、詩に対する素養がベースにあるんですね。聞いたってその良し悪しなんか、私には全く分からないけどさ、みんな、ははーみたいになるもんねえ。

長公主は、負けを認めるのかと言い出します。
それを受けて、長公主との掛け合いで、荘墨韓の批判が始まったよ。
残念ながら、范先生の作ではない。
お、盗作だと言い出した。

ま、長公主と結託してるしねえ、煽りには乗ってかないと。でもこれだけ周囲から認められている大文人なので、人柄もそれなりの人なんでしょうが、それが長公主に捕まったということは、何か弱みを握られてしまったのでしょうね。人生も終盤に差し掛かって、ほんに気の毒な。

范閑は、荘先生は人望があるから、証拠がなくてもみんなが認めてしまうって言いますが、第二皇子が郭保坤を巻き込んで、確かに范閑の詠んだ詩だと証言します。

長公主が、荘先生は范閑を陥れようとしたのかというと、第二皇子が、あるいは卑劣な者に騙されて、かような誤解をしているのではって言ってますよ。ふふっ。お見通しなのでは?

荘墨韓は、後半の四句は自分の師が遊覧中に詠んだものだと言い出しました。
文人にとって美徳は才能より重要だとか、どの口が!ですけどねえ。
范閑の文才は確かなのに、なぜ盗作までして名声を欲した、ですって。暴いて良いものかと何度も迷ったが、これも范先生のためと、まあ、うまいこと言うわ。
范閑は、荘先生の師は杜姓か?と聞いて、違うことだけ確認しました。

更に長公主は、ギリギリまで荘墨韓の嫉妬説を持って、証拠を出せと迫ります。黒幕の癖して、自分が疑われないようにも持ってく訳だなあ。
そして、ああ、荘墨韓が持参した古い巻物はソレか。
へえ、どうやって作ったんだろう。

長公主が認めた巻物は、陛下の目の前にも差し出されました。
さて、次回は気持ちよく反撃(^m^)

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