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慶余年 8話「鶏肉の君との再会」あらすじとネタバレ感想

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慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
目次

あらすじ

詩会で賞賛された范閑(ファン・シエン)は、縁談を断るため内庫の権限は手に入らないと第二皇子に告げる。詩会の帰り、范閑は一目惚れした相手である“鶏肉の君”と再び出会う。彼女を侍女と思い込んだ范閑は、自分の正体を偽り、詩会で負かした相手である郭保坤(グオ・バオクン)の書生だと名乗る。一方、郭保坤が妻子を殺したと知らされた滕梓荊(トン・ズージン)は敵を討とうと…。

(c)Tencent Pictures Culture Media Company Limited/(c)New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

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ネタバレ感想

さて、第二皇子に妙に興味を持たれている范閑(ファンシェン)ですが、范閑は鶏肉の君の話をしようとします。
第二皇子は、話せ、聞いてやるってさ。

一方、范閑の詩を読んだ皇太子は、これだけ文才があるのなら、林婉児(リンワンアル)を嫁がせても問題ないのでは?と長公主に言ってますよ。
長公主は、この詩と共に陛下は、今頃、第二皇子が范閑を引き入れようと靖王の屋敷で会っていることを伝えてきたと言いました。
慌てて立ち上がろうとする皇太子ですが、もう遅いわと言われてしまいます。

とにかく范閑さえ排除してしまえばっていう、2人の作戦は失敗ってか。でもこの感じだと、范閑個人に対して皇太子は、特段の感情も持ってないみたいに見えます。まあ、実際そうでしょうね。よく知らない相手だもの。絶対排除っていう長公主の意向には従ったけど。それでも、どう見ても真っ当な感じがしないこの人と、離れる選択肢はないんだな?

長公主は、第二皇子は策士、内庫の権限を狙っている、でも情報が早くて何より、こちらも準備が整うと言いました。これを早々に教えてくれたくらいだから、陛下は皇太子のあなたを推しているようねって。あー、こうやって操っているのか。皇太子、ちょろい訳だ。
皇太子が、叔母上はなぜ范閑を嫌うのですかと聞くと、あなたのためよと言われます。コレもだね。

その、范閑と第二皇子。
鶏肉の君との運命の出会いは理解した?
んー。
うはっ、気のない第二皇子の返事っ(大笑)

結婚したいんだ。
だけど司南伯(しなんはく)は、林婉児を嫁がせようとしてるよ?
それは断る。だから内庫の権利は手に入らない。

俺に近付いても無駄だよ?ってことだね。
第二皇子は、陛下の下された婚約をどうやって断る?と言います。
期待しててくれ。
鶏肉の君が見つからなかったら?
俺は運がいい。

第二皇子は、范閑の肩を叩いて立ち上がります。お手並み拝見のスタンスになったな。
待っているぞ、都に波乱を起こせ、そう言って、わざと「紅楼」の本を見せつけて去っていきました。

范閑が廊下を歩いていると、多分厨房からかな、飛び出してきた白い女の子。
また鶏肉持ってるよー、この子はっ(笑)
しかもここ、靖王の屋敷だよ。人んちの厨房に忍び込んで、鶏肉盗んでるんだよね?

范閑は厨房の使用人に見つからないように、彼女の手を引いて物置に隠れました。
ひと気が去ってから、お互いが持っていた葡萄と鶏肉を同時に、食べる?いらないって言い合う2人。
この屋敷の侍女かと勘違いする范閑。頷いてしまう林婉児。その上、范閑は、自分は郭保坤(グオバオクン)お付きの書生だと言ってしまうんだよ。

なんなんだ、キミ達はっ。
最初に侍女だと勘違いしたのがいけないけどさ。更に侍女に釣り合わせようと、書生だって言っちゃったんでしょうけどさ。
まあなあ、郡主が人んちの厨房から、鶏肉盗むとは思わないわな、普通は(^m^)

惨敗した郭保坤のことを、あのバカに詩が詠めるかと言ってしまい、本当に郭保坤の書生?と言われる始末なのに、血を吐いていたのも、郭保坤に殴られたからだとか言っちゃって。確かに郭保坤は、品のないイヤなヤツだけど、濡れ衣は気の毒だな。まあ、あっちが勝手に貶めようと突っかかって来るから、これくらいはいいのか?

その時、ふと林婉児も思いつきます。まだ范閑は屋敷にいるのかと、連れて行ってと。
ただの好奇心だと言う林婉児の手を引いて、あれが范閑だと見せたのは滕梓荊(トンズージン)。全くもう、さらにややこしくしおってー!
若若(ルオルオ)と馬車で出会っちゃった時の御者だったなんて、覚えちゃいないよなあ。面と向かった葉霊児(イエリンアル)ならまだしも。

結婚してるのかと聞いたり、ヤツより俺のほうが美形だと言ったり、余計な話ばかりしてないで、アンタ、早く名前を聞けっ。
最後に慌てて聞いたけど、林婉児は言わずにまた走り去って行きました。

彼女の手を握った自分の手を見つめて幸せを嚙み締めていた范閑の肩を叩いたのは、靖王世子殿下。
何見てんの?
青春だ♪

廊下の片隅で鶏肉を食べ終えようとしていた林婉児は、侍女に見つかってしまいます。
医者に止められているのにと叱られる林婉児ですが、全くスルー。
どうやら林婉児も、この詩会で范閑に会って縁談を断ろうとしていたみたいだけど、郭保坤の書生、本物の范閑の前では、言いたくなかったんでしょうね。後で范家の屋敷に行きましょうと。
というか、林婉児、食べ方が豪快っ(笑)

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その頃、范家の屋敷の塀を乗り越えて入って来た男。あ、これは王啓年(ワンチーニエン)だわ。塀の下に置いてあった甕の上に着地してしまい、すっ転がります。あいちゃって聞こえたけど、こういう叫びは日本語と変わらんのね。
中に入り、座卓の上のお饅頭を頬張って、これは美味いと思ったんでしょうね、残りを懐に入れ出したところに、范閑が帰ってきました。
また娘を使った嘘を言って、家主の前で堂々と取り続ける辺り、すごい面の皮の厚さよ。

王啓年はあの文書を持参していました。皇帝からOKが出たからなー。
文書は滕梓荊に関わる情報、ヤツは澹州であなたに殺されたはずなのに、何をするつもりですかと聞いた王啓年でしたが、知りたいかと聞かれて、いえいえと聞かずに帰っていきます。

文書を見た范閑が最後の一文「郭保坤が妻子を殺害し」に驚いたところに、滕梓荊が入って来ました。
いや、でもアイツに人の嫁と子供を殺す度胸なんてないと思うけど?この情報も怪しくない?

范閑の表情を見た滕梓荊は、ただ事ではないと悟り、文書を見せろと手を出します。
冷静になと言う范閑だけど、滕梓荊はそんな范閑に襲い掛かり、使用人達の前で戦って文書を奪い取りました。そして案の定、逆上してしまいます。
何をするにも手を貸すという范閑の言葉も遮って、暗器を投げつけて出て行く滕梓荊。止められるのか?だってどう考えても、アイツじゃないと思うよ?ヤなヤツだけど、これで殺されてしまうのもなあ。

何があったと尋ねる若若に、范閑は文書を見せました。
滕梓荊は郭保坤を狙うわと言う若若に、分かってる、だから自分を巻き込みたくなくて、わざと争ったところを使用人達に見せて行ったんだと范閑。そっか、あれは滕梓荊の気遣いだったのか。

怒りのままに正門から外に出て行く滕梓荊の前に、林婉児が来てしまいます。
范公子と話しかけられて、一旦止まる滕梓荊ですが、婚姻の件で話がありますと言われ、返事もせずに行ってしまいました。無礼だと怒る侍女ですが、林婉児は、あの詩の作者は無礼ではないはずだと言います。おかしいなと思ってくれたみたいね。

有能若若は、范閑が郭保坤とモメてから、密かに調べていたらしい。軽薄な男だからきっと今夜は、妓楼の多い流晶河畔にいるかもと。だけど彼は皇太子派、自分の身は守ってと若若。
范閑は、靖王世子殿下の元に人をやって、何かを伝えるようです。

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
中国ドラマ、お金かけてんなーと思うのは、設えの豪華さだけでなく、こういう隅っこを歩いている人もちゃんと衣装着て動いてるとこ。どんだけエキストラ使ってんだろう。

街では、一画を人払いした第二皇子が、靖王世子殿下と共に話していました。こういう民の暮らしはいいなって言いながら、包子を食べてる第二皇子ですが、人込みはキライなんですって。権力を使って人を排除するのね。
今夜は何をすると言った第二皇子に、靖王世子殿下は范閑から誘いがあって、流晶河畔の風情を楽しみたいと言われたと答えます。若若に頼んだのはコレか。場所は殿下にお任せらしいよ。皇子と暗黙の了解の店があるのかな。

林婉児は葉霊児を呼び出し、私を助けて欲しいと言ってました。
他に仲良しはいないのかもしれないけどさ、葉霊児はお願いの内容も聞かずに、またもや范閑をとっちめてやる方向に話を暴走させてますよ。
でも林婉児のお願いは、郭保坤の書生を探してくれというものでした。郭保坤が書生を殴っているらしいから、それを確かめて欲しいと。
訳が分からないまま、それでも根っこは人のいい葉霊児は頼まれてくれることに。
こうして、流晶河畔にみんな集合してしまうんだな?(^m^)

酔仙居(すいせんきょ)という店の前に立つ范閑と若若。若若が男装をしてついて来たことに、范閑は驚いてますが、今更かい。

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
若若、やる気満々。

若若は好奇心と冒険心旺盛な子よねえ。范閑が来て、自分もいろんな体験ができることを、満喫してるみたい。頼まれなくても、独自にいろんな情報を調べてるしさー。
酔仙居は都で最も有名で、女将は皇室の血族らしい。郭家は厳しくて、郭保坤も子の刻には戻る。
一緒に入る気満々だった若若ですが、范閑には帰れと言われてしまいましたねえ。まあ、仕方ないなあ。妓楼だし。

あ、この建物、歓意楼(かんいろう)かな。成化14年の(^m^)
ついでに、水辺の傍らに建つ景色は、悦樊楼(えつはんろう)ですね。山河令

中に入った范閑は、太鼓橋の上に立っていた靖王世子殿下の元へ。
殿下は范閑の詩を、芸妓の新星、司理理(スーリーリー)に届けたと言います。妓船にいて簡単には姿を見せず、お金を積んでも滅多に会えない彼女。でもここの芸妓は、詩歌への造詣が深いから、あれを見せれば会ってくれるだろうってことね。

都の妓楼に驚いている范閑を、慣れた様子で案内する殿下。いろんな特技を持つ芸妓達がいるらしく、いちいち礼牌を渡されたりしてます。
最初の人が「温若寒」って名前だったのには、笑ってしまったー。うぇんるおはん、陳情令の温氏のボスじゃんっ(笑)女性名でもあるんでしょうか。肖戦は、この作品と同時期に陳情令の撮影もしてたみたいだから、わざとかなあ。

そうこうしているうちに、例の司理理が動き出したと、みんなが騒ぎ出します。一目見ようと出て行くみなさん。男性のみならず、女性達も嬉しそうに手を振ってますわ。
この大層派手な期待の演出と共に、姿を見せなくちゃいけない女優さんのプレッシャーはいかほどか←

今まで客を取ったことのない司理理が、そなたのためにわざわざ来るのだと言われ、緊張が隠せない范閑に、妓楼は初めてかと聞く殿下。前世でも来たことがない、ドラマとは違うなと口走る范閑でございます(^m^)
ふむ。でもこれさ、第二皇子と殿下の話の感じから見ると、司理理も第二皇子の息のかかった人なんじゃないの?

司理理は真っ直ぐ范閑の元へ。
緊張しきりの范閑だけど、殿下、上手いよね。さらっとするっと、范閑に司理理を押し付けました(笑)それが最初からの狙いだったなあ、こりゃ。

慶余年
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落ち着いた清廉そうな殿下ですが、役目はしっかりと果たします。

司理理の部屋。
乾杯したお酒に睡眠薬を盛った范閑は、眠ってしまった司理理をベッドに寝かせて、彼女の服や髪を適度に乱れさせ、扉をほんの数センチだけ開けておき、出て行きます。
出て行った范閑を、殿下が見てますね。ほう?みたいな笑みを浮かべて。

思うより早く目覚めた司理理の元には、数人の使用人が。やっぱりただ者じゃない。薬の耐性もあるんでしょう。薬を盛っただけとはと呟く司理理。つけますかと問われて、正体がバレるから不要だと。見つかるから下がってと言われた使用人達は、ぴったりと扉を閉めていきました。

その頃、輿に乗って帰宅中の郭保坤。刀を手に、後を付ける滕梓荊。
そこに現れた范閑が、滕梓荊を止めます。
郭保坤におまえの妻子を殺す理由かあるか?ヤツの性分では、自分の手は汚さぬはず。お前の時も役所に届けたのに、なぜ自ら手を下す?
この件の真相を知りたくはないか?

輿の中で居眠りをしていた郭保坤は、突然輿が止まったことで外を見てみると、今まで運んでくれていた使用人達すらいません。ひと気のない場所にひとり取り残されたことを知り、慌てて外に出た郭保坤は、すぽっと麻袋を被せられて、范閑に殴られちゃった。
范閑かとバレても、そこはいいみたい。聞きたいことがあると言って、でも聞く前にボコボコにしちゃう范閑(笑)

ようやく、いったい何が聞きたいと言った郭保坤に、滕梓荊の妻子を殺害したかと。
誰の妻子?って、これ、やっぱり何も知らないよ。范閑はとぼける気かってまた殴るんだけど、これは完全に冤罪だわなー。
滕梓荊のことは知ってるけど、妻子なんて殺してないーと訴える郭保坤を気絶するまで殴り、嘘ではないなって滕梓荊に言う范閑。途中で気付いていただろうにー。でも失神させないと、滕梓荊とは話せないけどさあ。

監査院の文書が誤りだと?って滕梓荊。范閑は、死んでないのが分かっているのに、お前のことも死人だとしてあるって言います。まずは真相解明だと。

范閑は、王啓年が何か知っているはずだと、家に向かおうとするんですが、なぜか後ろから付いて来てるよ、王啓年(笑)
范閑が気付き、振り向くと、ささっと物陰に隠れる王啓年。でもバレバレ。

まさか付けているのに気付かれるとはと言った王啓年、滕梓荊を見て、死んでないって(笑)咄嗟に滕梓荊は刀を突き付け、郭保坤が妻子を殺したのかと聞きます。
お前の妻と息子は無事に暮らしている、郊外にいるぞ、一緒に行くか?と王啓年。

王啓年は、范閑が滕梓荊を殺したと聞き、妻子も狙われるかと思って避難させ、文書を改竄してお届けしたと言います。んー、どこからどこまでが皇帝の指示かね。改竄も?郭保坤、とんだトバッチリじゃん。皇太子に組して范閑を陥れようとした罰ってか?

王啓年に連れて行かれた郊外の家には、灯りがついていました。
意を決して、ひとりで入っていく滕梓荊。でも勇気が出なくて思わず、門のところにいる2人を振り返るのが可愛かったね。

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
あー、いいから早く行け行け。

死んだはずの夫がそこに立ってるって、どんな心境でしょうねえ。死んだと思ったから、もう二度と会えないと思ったって、滕梓荊を叩いちゃう奥さん。
范閑も笑顔になったよ。
滕梓荊は、子供の顔を見に、中に入っていきます。

庭の井戸で水を汲み、差し出してる王啓年を、胡乱な目で見る范閑。問い質しますが、これもなあ、どこまで本当なんだか。監査院に入った経緯を聞いて胸を打たれ、訃報を聞いて妻子を保護したとか。自分の独断だと言ってますが、金に執着するこの男が、何の見返りもなく、さして仲良くもない人の妻子の世話をするはずがないよね。

俺が妻子を殺すつもりなら、おまえはどうすると范閑。
そう言って、出方を見るつもりですかねー。

次回は、ミイラ男みたいになった郭保坤に、范閑、訴えられるっ。
あれは確かにかわいそなんだけど、ちょっと可笑しい。

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