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陳情令 第33話「16年後」あらすじとネタバレ感想

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陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
目次

あらすじ

江厭離を失い自暴自棄となった魏無羨、陰虎符をバラバラにして、藍忘機と江澄の目の前で不夜天の谷底へと姿を消す。それから16年後、莫玄羽として復活した魏無羨は藍忘機と再会、久しぶりに姑蘇藍氏の雲深不知処にとどまることに。だが莫家荘で捕らえた剣霊の力が強大なため、問霊を行った藍先生が負傷してしまう。剣霊が誰かの手で故意に莫家荘に放たれたと踏んだ魏無羨と藍忘機は、剣霊が指し示す北西の地・清河へと向かうが…。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

師姐を抱き締めたまま、座り込む江澄。
師姐を刺した男の首を吊り上げる魏嬰。
空気が読めない欧陽宗主と姚宗主が、魏嬰に剣を突き付けて何やらほざいてます。
さっき、屋根の上に向かってなんだか言ってた男も。他の仙師達も。
なんでもかんでも、全てを魏嬰のせいにして糾弾してくる無責任なモブ共。

魏嬰にとって、踏みとどまるための最後の楔みたいだった師姐がいなくなってしまえば、きっともう、全てがどうでも良くなっても仕方ないよなあ。

全く関係ない物語なんですが「狼領主のお嬢様」というコミックス展開もしているラノベを思い出してしまいました。ヒーローとヒロインの友達、イザドルの、民衆はいつも責任を押し付けられる者を探すという言葉を。無責任な彼らは、自ら何かを背負おうとはせず、何かあれば、ただただ糾弾できる者を探すだけだっていうね。

自分を殺せ殺せと騒ぐ人々の間で、魏嬰はゆっくりと陳情を口元に運びます。
魏嬰の周りに黒モヤがたくさん集まり出しました。
藍湛が、魏嬰、やめよと叫ぶんだけど、吹き続ける魏嬰は、とうとう血を吐きます。

呆然とする藍湛の右腕に切り付けて来る傀儡。一瞬で返り討ちになったけど。
そして、魏無羨が負傷した、陰虎符を奪えと嬉しそうに叫ぶ姚宗主。
陰虎符?と反応したのは欧陽宗主。ったく、コイツら…

それを聞いた魏嬰は、高いところに飛び乗り、陰虎符を出します。
そんなに欲しいか、だったら実力で奪い合え!
魏嬰の投げた陰虎符は、手を伸ばす人々の頭上で弾け飛びました。
散らばる欠片を奪い合って切り合う仙師達。

私は見たぞ、陰虎符を手にした仙師を切り殺した姚宗主と欧陽宗主を。この2人、陰虎符欲しさに傀儡でもない仙師を殺しました。なんなの?口先だけの我欲にまみれたバカ宗主ども。どの口が正義を語るんだ。

魏嬰は、狂ったように笑います。泣きながら。
何とも言えない痛ましい顔の藍湛が見ている中、突然崖の突端まで飛んだ魏嬰。
すかさず追った藍湛が、魏嬰、戻って来いって言うんだけど。
だけど魏嬰はもう、絶望しきっちゃっているから。

魏嬰は泣きながら静かに後ずさり、目を閉じ、仰向けに身を投げてしまいました。
急いで飛んでいく藍湛。どう見ても間に合わない距離だったけどっ。
切られてケガをしている藍湛の右手が、辛うじて魏嬰の手首を掴みます。

陳情令
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魏嬰は静かに、藍湛、手を離せと言いました。
だけど藍湛は、腕からダラダラと血を流しながらも、必死でその手を掴み続けます。

そこに静かに歩み寄って来たのは、江澄でした。
剣を構えた江澄を見て、厳しい顔になる藍湛と、少し驚いてから笑って、涙を零し目を閉じる魏嬰。
江晩吟(ジャンワンイン)、やめよと藍湛。
あ、初めてじゃないかな、人が江澄を江晩吟と呼んだの。

魏無羨、死ぬがいい。
そう叫んだ江澄は、三毒(サンドゥー)の先を2人の手の近くの岩に突き刺しました。魏嬰を刺したんじゃないの。岩なの。ただその岩が揺れます。もし崩れたら、藍湛も危ない。
目を開けた魏嬰は、急いで藍湛の手を振り払い、ひとり崖から落ちて行きました。

魏嬰!と叫ぶ藍湛。
目を見張ったまま、見つめている江澄。
目を閉じて、静かに落ちていく魏嬰。

このシーン、王一博が気持ちを乗せるために、自分の大事な何かが崖から落ちていったらと考えてと言われて、大事なバイクが崖から落ちたら…を考えたってのは、有名な話ですわね。

陳情令
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俺のバイクー!(涙)の顔。

16年後、大梵山で藍景儀(ランジンイー)に、殺したの、江宗主では?って言われちゃって、返す言葉がなかった江澄だったけど。この時、江澄は本当に殺そうとしてたんだろうか。
落ちれば命もどうよ?な崖。だけど、乱葬崗に上空から落とされても死ななかった人。あそこでもしかしたら既に死んでいたのではって考察もあるけど。
江澄はどうして崖を刺したんだろう。直接手を下すのは避けたのか、形式的に、死んだことにしておかないと、もうどうにもならないと思ったのか。それで死ぬなら仕方ない、くらいに。師姐が殺されてしまって、この人も普通じゃなかったってことも含めて。ずっと分からない謎です。後に必死になって崖下を捜索してますしねえ。それも長年。死んだなんて信じないとでも言わんばかりに。

16年後。雲深不知処、影竹堂、静室。
藍湛の弾く琴の音は、あの曲でした。玄武洞で藍湛が聞かせた自作の曲。再びの大梵山で、魏嬰が温寧を落ち着かせようと吹いてしまった曲。藍湛以外は魏嬰しか知らなかったはずの「忘羨」。

その音を聞きながら、魏嬰は目覚めました。
莫玄羽(モーシュエンユー)から舎身呪(自らの命と引き換えに、体も魂も元の人物を蘇らせること)をかけられて、蘇ってしまったこと。早々に師姐の忘れ形見、金凌(ジンリン)に会ってしまったこと。灰になったはずの温寧が現れたこと。江澄に紫電で打たれても、奪舎(魂を別人の体に移す)じゃないので、魏嬰の魂は体から出なかったこと。

ゆっくりと横を向いてみると、藍湛が琴を弾いていました。冠も取って、すっかりお寛ぎモードで。
自分の仮面は外されていて、藍湛には魏嬰だとバレていることが分かります。

16年経った、まるで夢のように、と呟く魏嬰。つうっと涙が流れました。
手を止め、目覚めたかと呟く藍湛。色っぽいよね♪伏し目が眠そうとも言えるけど。16年経ったって表現かもしれませんな。金丹のある仙師は、一般人と比べて外見が老けにくいらしいですが。
でも、あの頃の年齢の見た目で蘇った魏嬰と(でも金丹はないから相応に老ける)、あれから16年、歳を重ねて、下にたくさん若い子弟達もできている師叔、藍湛。

驚くよな、生きていたとは。
身を起こしてそう言う魏嬰。
おまえが落ちた谷底を、江澄は捜索させたが、骨しかなくてな。
おまえは?俺を捜したか?

藍湛は半目のまま(笑)3年後、行ってみたが、白骨も無くなっていたと言います。
なぜ3年後なんだと聞かれたけど、それには答えない藍湛。これは後に兄上の口から語られるので、お待ちください。
この16年…って藍湛の言葉を受けて魏嬰は、自分でもどこにいたか分からない、信じるか?と言います。
信じるとも、と藍湛。
魏嬰は静かに言いました。
藍湛、でもあの時は、本当に俺を信じてたか?
藍湛は完全に停止。

だからこそ。
心の底から悔やんだんですよ、藍湛は。どこか魏嬰を信じ切れていなかった自分を。16年の間、ずうっと。だからもう、何一つ疑わないと決めてるんだ。

夜が明け、滝の岩場で琴を弾く藍湛。
魏嬰は、ひとり、懐かしい雲深不知処を歩き回ります。

白い玉砂利の上に跪く罰を受けながら、遊んでいたこと。
迎えに来た江楓眠(ジャンフォンミエン)と師姐の後ろを、江澄と言い合いながら歩き、師姐に撫でられたり江澄をからかったりしたこと。
蔵書閣で、藍湛の似顔絵を描き、春画を見せて怒らせたこと。

裏山にはうさぎがたくさんいました。
うさぎを抱き上げて、まだここで飼われてたのか、石頭の藍湛はお前たちを嫌っていたのにって言うけど、藍湛、天灯のうさぎ見て微笑んだじゃないのー(^m^)きっと魏嬰が裏山に放したうさぎは、その後、藍湛が世話をして、今は子弟達が世話係になってるんだと思うよ?

冷泉に足を向けた魏嬰は、16年前と同じように、藍湛が入っているのを見ました。
でもその背中には、たくさんの戒鞭の痕、そして振り向いた左の胸元には焼き鏝の痕。
驚く魏嬰に気付いた藍湛は、急いで服を着て出て来ます。めっちゃ早業(笑)

起きたかという藍湛に、おまえは弟子の手本だろ、重い罰を受けるなんて、何があったって、戒鞭の痕のことを聞くけど、ま、素直に話すとは思えない。
そこに含光君!と子弟達が呼びに来ました。問霊中に霊が暴れ出したと。呼びに来たのは、景儀くんかな。

冥室に急ぐと、藍思追(ランスージュイ)ともう1人が、中から吹き飛ばされて飛び出してきたところ。
藍先生が問霊をしたら、急に力が強大になって制御できなくなったと思追。あれは莫家荘の剣霊。
あの時、藍湛は、剣を手にして陰虎符だと呟きましたっけ。

魏嬰が呪符を書き、冥室の扉を開いて藍湛と共に中に入ると、子弟達の前で扉は閉まってしまいます。
部屋には、倒れている数人の弟子達と、黒モヤを纏って中央に浮かんだ剣。
奥では弟子に抱き上げられて、藍啓仁(ランチーレン)が倒れていました。

陳情令
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なんだなんだ。どうしたどうした。

そこにあった琴の前に座り、弾き始める藍湛。
魏嬰も、大梵山で即席で作った竹笛を吹き始めます。でも、藍先生の前では正体は明かせないなと、ちょいと調子っ外れに吹く、忘羨(笑)

調子外れの笛の音が気に障ったのか、昔の嫌な記憶、魏嬰のことを思い出したのか、朦朧としたまま藍啓仁は笛を吹くなって言うのよ。消えよ、ここから出て行け、とまで言われる。
ええ~…みたいな顔で一旦止めた魏嬰ですが、藍先生が再び意識を失ったので、気を取り直して、しっかり吹き始めます。

後になって、藍湛がこの即席竹笛の穴をきちんとあけ直してくれるシーンがあるので、急いで作ったものだから、やっぱり多少は音がズレてるのかもしれません(^m^)

それでも、藍湛の琴と魏嬰の笛で、力が収まったらしい剣は、床に落ちました。
やはり剣には、陰虎符に侵された痕があるらしい。だけどあの時、魏嬰は陰虎符をバラバラに壊したのに。
落ちた剣を手にした魏嬰は、その怨念の影響を受け、剣を取り落としてしまいます。よろっとした魏嬰を、すかさず支える藍湛だぞっ♪今後、この手のシーンは多いぞっ♪←

夜になっても、藍啓仁は意識を取り戻しません。丹薬も鍼も効果がないんだって。
剣霊は陰虎符の気に侵されている、本当に夷陵老祖が復活したとか?って、心配そうな景儀くん。
夷陵老祖が死んで16年、まさか奪舎したと?と言う子弟の言葉に、ふと藍湛が反応したのを見て、みんな俯いちゃう。藍湛が夷陵老祖と懇意にしていたっていうのは、当時を知らない子弟達も知ってはいるのね。

藍湛は、みんなに下がって良いと言い、思追も部屋で休めと。わざわざ思追だけ名指ししたのは、思追が一番ぴったりくっついて看病してたからなんだろうか。

藍湛を残して、静室を出て行く子弟達。最後まで扉の外に残って心配そうに俯く思追に、静室の外に座っていた仮面魏嬰が、どうした?って、声をかけます。
思追は、申し訳なくてと言いました。剣霊の狙いは我らでした。
なぜ分かる?って魏嬰。見守る表情が優しいね。思追がいい子なのは、莫家荘でよく分かってるしね。

招陰旗は、呪文で威力が異なり、莫家荘で用意した招陰旗の力が及ぶのは半径5里のみ。剣霊の殺気は余りに強過ぎ、あの招陰旗の効力では、莫家荘は早々に血の海と化したはず。でも剣霊は自分達の到着後に現れた。つまり、何者かがあの時間あの場所に、故意に剣霊を放った。

うんうんと頷きながら聞いていた魏嬰、よくできました♪って。
思追は、自分達にも責任があるのに、藍先生まで意識不明になるなんてって、責任を感じちゃってる模様。藍湛はそれに気付いてたってことか。

魏嬰は思追の肩をぽんぽんして、悪いのは君達じゃなくて、剣霊を放った奴だと言いました。
この世には、自分ではどうにもならないことがある。
めっちゃ身に沁みた人だからねー、これ。

思追は、なぜまた仮面を?と聞きます。
昔の友に会いたくないだけだと魏嬰。

翌日。
静室前のテラスにいた魏嬰のもとに、藍湛が来ました。
まさか俺だと疑ってる?と魏嬰は聞きます。16年も眠ってたんだ。
疑いはしないと藍湛。だが、陰虎符の黒霊はどこから?

普通に考えればあり得ないらしい。あの時バラバラにした陰虎符を集めたところで、欠片じゃ何もできないんですって。陰鉄は欠片でも邪悪なエネルギーを発してましたが。
唯一の可能性は、陰鉄で新たな陰虎符を復元すること。

2人は同時に顔を見合わせ、薛洋(シュエヤン)か?と。

「陰鉄の霊、四方で鎮める」と伝わっていたから、陰鉄は4つだと思われていたけど、もし薛洋がひとつ隠し持っていたとしたら、魏嬰が屠戮玄武の中から見つけた陰鉄剣と合わせると、全部で5つあったことになります。
ただ、薛洋が陰鉄を持っていたとしても、陰虎符の欠片がないことには、復元はできないんだって。

陰虎符に侵された剣霊が、自分の復活と同時に現れたのは偶然過ぎると魏嬰。
16年間、江澄と藍湛が捜しても、魏嬰は見つからなかったし、本人にも記憶がないのに、なぜか縁もゆかりもない莫玄羽(モーシュエンユー)が舎身呪を使って復活させ、同時に莫家荘では剣霊騒動。舞天女の幻影を作ったのも、全部、魏嬰の存在ありき、魏嬰を狙ったものではないのか。

首謀者の意図はどこに?ですわね。単に狙ったとしても、じゃあ、なぜ?となる。わざわざ復活させて、こんな騒動を起こした理由は?と。
1話の、最初と最後に出て来た人物。講談師にお金を掴ませて、夷陵老祖の話をさせた人物。彼がキーパーソン。

冥室の中央には、光を帯びた剣霊が浮かんでいました。
藍湛と魏嬰は、この剣霊の大本を辿るつもりのよう。剣霊の主人は誰なのか。
景儀くんが、どこをどう探すんだって言うと、藍湛が北西だと。
剣がその方向を指してたんですね。禍々しい黒モヤを発して暴れていた剣霊は、藍湛と魏嬰の力で、素直にヒントを出すくらいまで、落ち着いたんでしょうかねえ。
ただそれは、自分が来た方角なのか、元凶がいる方角なのかは調べてみないと分からないみたい。

陳情令
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あれが教えてくれてるだろー。

藍湛は、思追に負傷者の手当てを指示し、自分は山を下りて調査に向かうことに。魏嬰が、それがいい、厳しい掟から解放される~なんて藍湛に寄りかかって言ったら、藍湛からは体を逸らされてしまいます。だけどそれを見て、思追が笑うの。可愛いの、この子。景儀くんは相変わらず、なんなんだオマエって態度なんだけど(笑)

中国の広大な丘?山?の道を、魏嬰と藍湛が「忘羨」をBGMに馬で清河へ。
この曲には、こういう景色がまた似合いますよねえ。

北西に向かうほど、剣霊の殺気は強まってるらしい、剣の指した場所は近いらしい。
街に入った魏嬰は、お札や開運グッズ売りのおっちゃんに引っかかりました。おっちゃんは魏嬰を見てテキトーなコトを言い、夷陵老祖を貼ってお祓いをするといい、だって(笑)
おっちゃんの持っていたのは、以前乱葬崗の伏魔洞にもいっぱいあった、怖くて不細工な顔の夷陵老祖の絵。16年経っても健在なのか、これ(^m^)

いいか、魏無羨は美男子で有名だったんだぞ?本人を知らなくても適当に描くなよなんて魏嬰が文句を言っていたところ、走って来た人物に、おっちゃん、蹴り飛ばされてしまいました。
あああ、金凌だよ、また(笑)
金凌は、私の前で魏無羨の名前を出すからだ、殺されないだけ有難いと思えと、偉そうに言います。

この金凌ってのはどうなってる、怒りっぽく、やたらと高慢で傍若無人、外叔と父親の短所ばかり似て、母親の長所は全く受け継いでない、厳しくしないと将来が心配だって、頭を抱えた魏嬰の心の声。
仮面をつけた魏嬰を見た金凌は、まだ逃げてなかったのかって、相変わらず偉そうです。この間は、魏嬰の呪符で地面に這いつくばったってのにねえ。

その時、金凌が仙子!と呼びました。遠くから犬の鳴き声。
もふもふのめっちゃ可愛い犬が、てこてこてこてこ歩いてくるんだけど、それを見た魏嬰の情けない顔と悲鳴ってば。マジかー、こんっなにかわいいのにー(笑)

次回は、怪し過ぎる霊堂と江澄との再会っ。

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