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陳情令 第13話「二人だけの夜」あらすじとネタバレ感想

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陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
目次

あらすじ

温晁に連行され暮渓山の洞窟へと向かう魏無羨たち。藍忘機の脚の傷を案じた魏無羨は、温情に頼み藍忘機を休ませる気遣いを見せる。そして一行は洞窟へたどり着くが、洞窟の奥には大きな池が広がっており、池の中には凶暴な妖獣が待ち構えていた。先に逃げ出した温晁は、縄を切り配下に命じて洞窟の入り口を塞いでしまう。残された門派の子弟たちは江澄が見つけた穴からかろうじて脱出するが、おとりになった魏無羨と藍忘機は洞窟に残され…。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

魏嬰(ウェイイン)におぶってやると言われて、くだらんと返してしまう藍湛(ランジャン)。そのまま行っちゃうんだけど、魏嬰は、このままじゃ悪化するって心配してます。
ふと、思いついて懐からあのヒトガタを出し、ぴょいっと飛ばすと、ヒトガタは温情(ウェンチン)の腕にくっつきました。

すごいぞ、ヒトガタ、音声も運べる。違うか、魏嬰の術がスゴイのか。実体は喋っていないので、テレパシー的なものですね。
聞くだけで答えなくていい、少し話があるんだ、昨夜はありがとう。
やだ、普通にいい子じゃないの、魏嬰←
魏嬰は、温情の事情も分かるよって先に伝えてから、ひとつだけ助けて欲しい、藍湛を休ませたいんだと伝えます。

温情は即、反応してくれました。ぱっと手を挙げて、一行を止めます。
休憩よ、水でも飲みに行くのね。

それは温情が決めちゃっていいんだ?わざと素っ気ない言い方をして、温晁(ウェンチャオ)を誤魔化そうとしたのかもしれないけど、ま、ちょっと考えればバレバレではある。それでも、すぐに動いてくれた気持ちは嬉しいね。温晁も、独断で温情をどうこうすると、その医術を頼りにしてるパパに大目玉なのは分かってるだろうし。

みんな河原でほっと一息。藍湛もようやく座れて、ため息。

陳情令
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ふーって。珍しく、弱った感じの藍湛

魏嬰が遠くから温情に礼をすると、見てたのかな、今度はなんだって江澄が来ます。
別にと言って、藍湛のために水を汲みに行く魏嬰。どうせ文句言われるもんね、言いたくなくなっちゃうよね。江澄は温情を目で追ってて、気づいたのかもしれないけど(^m^)

水を汲みながら、近くにいた温情を見ていた魏嬰ですが、声はかけずに戻っていきます。でもそれを温晁が見ていました。
また気遣ってやったのか、疲れさせぬように。
考え過ぎよって言った温情に、忠告しておくと温晁。
自分はともかく、大切な弟のことを考えよ、私を欺くな。

けーっ←
あ、こういう時こそ、ぺいぺいっなんだろか?

一行は、険しい山を臨む川べりに着きました。そこでなぜか温晁の愛人の王霊嬌(ワンリンジャオ)がしゃしゃり出て、日暮れ前に妖獣の洞窟を見つけないと、後が怖いわよとか言い出します。何でしょう、この人。
と思ったら、江澄が説明してくれてる。元は温晁の正室の侍女だけど、色仕掛けで愛人に収まった、虎の威を借るのは得意ときてる。
どうりで温氏の下僕と同じく、剣ではなく焼きゴテを持ってるのかって魏嬰。あの霊力じゃ剣が泣くと江澄。

川べり周辺に、洞窟は見つからないみたい。
魏嬰は呪符を出し、川を越えた向こうの山の方まで飛ばします。指を鳴らすと、山にかかった靄が晴れ、そこに洞窟の入り口が姿を現しました。
なんでも出来るんだねえ、この人の呪術は。まさに異彩を放つってヤツだ。

温晁と王霊嬌は大喜びですが、魏嬰達は複雑な表情。
怪事が続き、妖獣が集まっていて、鎮圧に向かった人達も全滅しているって場所です。みんな丸腰で、どうやって立ち向かえばいいのか。いくら人数いたところで、どれだけ腕の立つ人達がいたところで、武器がなければ、温晁共々やられる可能性も大きいのに。温逐流(ウェンジューリウ)がいるから、自分だけは大丈夫と高を括ってるんだろうけど。
魏嬰は一番最後から、藍湛を支えながら歩いていきます。

松明を持った魏嬰と藍湛を先頭に、洞窟を進む一行。
足元の岩を踏み外し、危うく落ちそうになった綿綿(ミエンミエン)が声を上げると、ビビッた温晁がムチを打ってきました。金子軒(ジンズーシュエン)が庇い、何をするって叫ぶのですが、温晁は、大声をあげるからだと。妖獣に気付かれたらどうするって言うんだよ。自分が怖くて仕方ないんだろね。2人の言い合いの声のほうが、遥かにデカイけどね?

金子軒は、ここにどんな妖獣がいるのか、何も教えず、霊剣だけ奪ってって言うんだけど、温晁は結局何も情報は与えてくれません。ただ、自分が指揮をする、妖獣を服従させるのも自分だってことしか言わない。

そんな後ろの騒ぎをよそに、藍湛は先に立って、下の谷を見ていました。
魏嬰も横に並びます。
やって来た温晁が、ここだ、早く降りろって。谷底が見えないのに、妖獣の正体も分からないのに、どうやって降りろって言うんだって言った魏嬰は、温晁から突き落とされてしまいました。

下まで転げ落ちた時、上から縄が落ちてきて、魏嬰を心配したみんながそれを伝って降りて来ます。縄あったのに、サイテーの嫌がらせだな。あ、温情は来てくれたのね。
魏嬰は、他の奴らはともかく、アンタも俺の心配を?って金の若様に言うと、ちょいと気まずそうな顔になった若様、偉ぶったヤツらといるより、戦ったほうがいいって。だけど見たわよ。魏嬰が落とされた時の若様の顔。

その時、上から温晁の叫び声。どうだ、異常はないか?だってよー。
誰も返事はせず、呆れた顔で先に進みます。あはは。

奥には地底湖がありました。
何か動いたぞと言う藍湛。魏嬰は術を使って、地底湖の真ん中辺りの岩の上を、花火のような光で照らしました。大きな岩。それが動いたって言ったのかな、藍湛は。それとも、水の波紋を見たかな。

そこへ降りて来た温晁達。誰かを吊るして血を落とし、妖獣をおびき寄せろって言い出したわよ。
憤ったのは金子軒です。今までなら、真っ先に魏嬰が騒いでたでしょうに、だいぶ様子を見ることを覚えましたかね、この子も。

言い合いになりそうなところを止めた綿綿を見て、王霊嬌は、あの女で試しては?って。でも温晁もちょいと綿綿を気に入ってましたからね、いや、別の者にと言ったら、綺麗だから惜しいのーとか言われちゃった。
みんなが綿綿を守ろうと立ちはだかったのに、歯向かえば二度と家に帰れなくなるぞと言われた蘭陵金氏の門弟が、あろうことか同門の綿綿に向かってきます。いち早く気付いた藍湛が松明で打ち、金子軒が正拳突き。

それを歯向かったと怒った温晁。温氏とみんなの乱闘になってしまいました。剣はなくても、下っ端の護衛達なんかには負けやしない人達なので、さっさと剣を奪い、戦います。
温晁と王霊嬌の前には、温逐流が防御に立ちました。この人、温晁を守る仕事なんでしょうけど、無表情のまま、戦闘に加わろうとはしませんね。とてつもなく強いので、この人が混じらなくてよかったけど。

全員殺してしまえと呟く温晁に向かって、魏嬰が言います。
まさしく「家名の名を借り虐げるは奸悪の徒、一律、殺すべし」
これはあれよ、温門青菁華録(うぇんもんせいかろく)よ。だけどそれを聞いても温晁は、気が付かないんですよ。ほらあ、やっぱり先祖の温卯(ウェンマオ)様のお言葉、覚えてないー(大笑)

もう一度言おうか?
家名の名を借り虐げるは奸悪の徒、一律、殺すべし。
ただ殺すだけでなく、首をはね、万人に唾棄され、後世に警告すべし。
分かったか?

一節全部聞いても、温晁は、よくもそんな大それた妄言を吐けたなって言っちゃうんですよっ。魏嬰、大笑いですわ。傍らの温逐流も、呆れて首を振るくらいよ。
温卯殿の言葉だぞと言われて、さすがに固まる温晁。祖先の名言を妄言呼ばわりとはって、魏嬰に盛大に馬鹿にされ、更に、温門の名士を辱めた罪は、俺の記憶が確かなら、問答無用で殺す、だろ?違うか?って王霊嬌や温逐流にまで、同意を求められちゃう(笑)

今すぐ、死んでいいぞ。

そう言われた温晁が切りかかってきますが、まあ、魏嬰の敵ではないわ。だけど温逐流が動きます。それを見て、江澄が温逐流に向かい、その間に、温晁に剣を突き付けたまま魏嬰は、湖の真ん中の岩まで飛びました。

陳情令
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このシーンのBTSを見たんですけど、この2人、岩の上で楽しそうにぴょんぴょん飛んで遊んでましたよ(笑)

動くな。動いたら、温の若君の血をたらすぞ。
全員が戦うのをやめます。温晁も、従えと言いました。
温情が、魏無羨、落ち着いてと言ってから、温サイドの武器を下ろさせます。
ひとり動こうとした温逐流を見て、魏嬰は、化丹手(かたんしゅ)、おまえも動くな、主の気性は知ってるな?一滴でも血が流れれば、おまえも含めて誰一人生きてはいられないぞと。
温逐流も仕方なく剣を収めました。よかった。この人さえ静かにしていてくれれば、みんなが助かる目はあるのですよね。今の戦闘で、既に何人かは転がっちゃってますけど。

その時、2人の乗った岩が動き始めます。岩じゃなかったー。巨大な亀の甲羅?みたいなヤツだったー。みょ~んっと水の中から長い首が出て来たよ。みんな静かに驚愕してるんだけど、王霊嬌だけが声を出し、温晁に至っては叫び出しそうになって、魏嬰に口を抑えられてます。
っとに、妖獣に見つかるから騒ぐななんて言ったの、誰だよ。

がる?なんつって、キョロキョロしている妖獣。
藍湛は、妖獣の目が悪いことに気付き、音を出さねば攻撃されぬって言いました。
妖獣は気配を探って、背中の2人に近付きます。温晁が今にも叫び出しそう。ああ、やらかすのはコイツだ。
確かめようとしている妖獣の前で、魏嬰は静かに気配を消したのに、温晁は魏嬰の手を払って、温逐流、助けてくれーっと叫んでしまいました。愚かの極み。

咄嗟に、温晁を岸へ突き飛ばした魏嬰。声の出元を追って、岸に向かった妖獣に魏嬰は剣を飛ばし、岸にいた温の兵隊達も矢を射かけます。魏嬰も岸に戻り、みんなで次々に攻撃するんだけど、デカイだけあって妖獣もかなりタフ。

そんなドサクサに紛れて、何やら企む目付きの悪い人がヒトリ。
さっき温晁に庇われた綿綿を睨んだ王霊嬌は、落ちた松明の火で焼きゴテを熱し、捕えさせた綿綿に近付いていました。
弓に矢を番えていた魏嬰は、綿綿の悲鳴を聞き、咄嗟にそちらに向かって矢を放つんですが、王霊嬌は綿綿に向かって焼きゴテを投げつけます。綿綿を庇って前に飛び出した魏嬰の胸に、焼きゴテがヒットしちまいましたよー。転がった際に、懐に入れてあった補気丹の瓶も落ちちゃった。温寧(ウェンニン)に貰った大事な薬ー。

王霊嬌を助けさせ、温晁達は一目散に逃げていきます。向かっていった江澄は、温逐流に阻まれました。この洞窟で、江澄と温逐流、何度か直接剣を合わせてるんだけど、これ、布石なんだなあ…

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妖獣に向かっているみんなを置き去りにして、温氏は縄を使って、脱出しようとしています。後ろを気にしながら登る温情。温氏が登り切ったところで、縄は切り落とされてしまいました。温情がやめてと抵抗するものの、そのまま連れ去られていきます。

みんなも戻ろうとするものの、縄は切り落とされた後、入り口も岩で塞がれています。
まー、やることがえげつない。
温情は、彼らを見殺しにしたら、温おじ上が各世家にどう申し開きをすればいいのって言うんだけど、温晁は、どうせいずれ温家に排除される、夜狩で事故に遭ったとでも言えば誰も責めない、だと。

各世家は子弟達は岐山にいると思っているから、暮渓山(ぼけいざん)なんか探しに来ませんもんね。抜け出す手立てを探さなければ、みんなでこのまま餓死です。
魏嬰が、焼きゴテで火傷したところを抑えて、焼き肉ならここにとか言い出し、江澄に怒られる(^m^)それを見て、綿綿がごめんなさいって泣き出します。綿綿を宥める魏嬰から目を逸らす藍湛。うは、ご機嫌ナナメなのか?そうなのか?

妖獣のいる地底湖のほうに向かおうとした藍湛、江澄に聞かれ、脱出の方法があると言います。湖面に紅葉の葉が浮いていたんだと。あの先頭中、そんなの確認してたんか。すごいぞ、藍湛。
だけど魏嬰も気付いていました。なら、湖底は外と繋がっているのではないかと。

慎重派の江澄や金子軒の言葉を遮り、方法があるなら動こうって魏嬰。
魏嬰が松明を岸の右端に放ると、熱を感知して妖獣がそちらに向かいます。その隙に、左側から地底湖に潜る江澄。重そうな衣装のままっ!せめて上着一枚でも脱げば楽そうなのにっ(笑)
江澄が上がってきた時、妖獣は鼻息で松明の火を消してしまいました。魏嬰が術で火を放つと、妖獣はまたそちらに向かいます。

江澄が確認した穴は、5~6人通れるって。結構大きい。
魏嬰は、みんなで助け合って、江澄の後に続けと指示します。魏嬰が妖獣に向かって火を放ち、注意を逸らせている隙に、穴に向かうみなさん。でも水際で転んだ綿綿が岩でケガをして、水面に血が浮かんでしまいました。血の匂いに急に狂暴になった妖獣を見て、藍湛も魏嬰と共に囮となるべく、妖獣に向かいます。

魏嬰を呼ぶ江澄。金子軒に引っ張られていく江澄に、助けを呼んでくれと叫び、魏嬰は藍湛と共に、岩場に隠れました。
湖から上がって襲ってきた妖獣なんだけど、デカイから岩場の間には入れず、また湖に戻っていきます。首、一振りで壊せそうではあるんだけども、それ以上は進んでは来ません。それを見た魏嬰は、一定距離以上、妖獣は湖から離れられないようだと。

ケガをしていたのに戦った藍湛の足は、血だらけ。それを見た魏嬰の痛々しい顔。
待ってろと言って、どこからか木の枝を見つけて来た魏嬰は、枝を何本かに折って、縄の類はあるかと聞きます。ん?抹額が使える!(笑)
さっと手を伸ばして、了承も得ずに藍湛の抹額を取っちゃう。慌てる藍湛にも、こんな時に細かいことは気にするな、脚の方がよっぽど大切だろ?って言うの(^m^)
藍湛の脚に枝を結び付けて補強した魏嬰。でも自分も火傷の痛みを感じて、胸に手をやった時、懐に入れてあった凝血草を思い出します。補気丹を落としちゃったことにも。

だけどそれ前に、なんとかして瘀血(おけつ)を抜かないとと考えた魏嬰。
やおら立ち上がり、よし、脱げと言いながら、自分も脱ぎだす(大笑)
何を?って、めっちゃいぶかしがる藍湛。

陳情令
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は?脱げ?あ?

衣に決まってる、水に濡れて気持ち悪いだろ、乾かしてやる、脱げよ、脱がしてやる。
慌てて抵抗した藍湛。じゃ、俺が脱ぐと言って脱ぎ出す魏嬰から目を逸らし、動揺の余りに、まんまと瘀血を吐きました。魏嬰は咄嗟に経穴を突いて、止血したのかな?
良かった、瘀血を吐けば大丈夫、だいぶ気分も良くなったろ?って。それを聞いて藍湛も、今の破廉恥騒ぎは自分に瘀血を吐かせるためだったのかと理解。

すまぬと言った藍湛に、バーラバーラ、感謝されるのは苦手だって魏嬰。改まって感謝されると怖くなるんだって。これはどういう心情なんだろう。いつもの軽口ではない感じ。そういう内面の複雑さを誤魔化すための、冗談だったり軽口だったりするんでしょう、この人のは。時々うざったいけどね←

魏嬰は集めた枝を焚火にし、藍湛の脚に凝血草を振りかけます。沁みる薬みたいね。藍湛は魏無羨の手を止め、その掌の上の凝血草を摘まんで、魏嬰の火傷に擦り込みました。痛がる魏嬰です。
うん、服の上からだけどな。それでも効くんだな?
痛いだろーって言った魏嬰に、遠慮するなって藍湛。
魏嬰は笑い出します。この状況でからかってくるとはって。藍湛、無表情のままだけどさ。確実に心を開いてきてるんだわね。

昔はケガをしても構わず、湖に入って遊んだりしてたって。ここの凝血草は少ないし、おまえの傷の方が重いって言う魏嬰に、藍湛は、痛むなら無茶はするなって言います。
あの状況なら仕方ない、王霊嬌があれほど残酷だとはって魏嬰も言ってるけど、ホント、それ。正室の侍女だったクセに、その旦那に近付く女だからねえ。人蹴落とすためなら、なんでもやるんだろな。

それに、綿綿って子は結構美人だろ?もし顔に痕を付けられて、一生残ったら大変だ。
お前の傷痕とて、一生消えぬのだぞ。
顔の傷じゃないし、俺は男だぞ。一生消えなかったとしても、お嬢さんを守った勲章だし、お嬢さんも俺を忘れない。そう思えば美談じゃないか。
おなごが一生忘れぬ意味を?
なぜ怒る?
意味もなく気を持たせるな。

らんじゃん…(笑)
分かるよ、分かるけどさ。魏嬰は自分の体を、どうも軽く扱う癖もあるしね。だけど、キミのそれは、間違いなく、嫉妬混じり(^m^)でもまさかそんなこととは、これっぽっちも気付かない魏嬰は、妙な方向に誤解しちゃいますよ。

おまえに気を持たせたかー? ←いや、これについてはガンガン持たせているとは思う(笑)
もしかして…
なんだ。 ←こういう時に返事なんかする人じゃなかったよ、藍湛って人はっ。
藍湛は、綿綿が好きとか?

黙って、ゆーっくり魏嬰に向き直る藍湛。
おま、どこをどう解釈したらそうなるんだ?それはマジで言ってるんだな?そうなんだな?ほう…みたいな無言。
はあ~、図星なのかー。
んー?だから、どうしてそっちに行くかな、コイツは。バカじゃないのか…みたいな無言。

陳情令
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…楽しそうね。うん。

笑う魏嬰に、呆れてしまって否定する気も失せてしまったらしい藍湛は、なぜ、お前とここでくだらん話をって(笑)
仕方ないだろー、2人だけで取り残されちゃったのが運の尽きだ、とはいえ、こんなに話す藍湛は初めてだ、何度も生死を共にしたっていうのに、お前たち藍氏は…と言いかけて、あ、いけねっ的に黙る魏嬰。藍氏の受難は今の藍湛の最大の懸念ですからねえ。

飲まず食わずで持つのは、3~4日、暮渓山は姑蘇のほうが雲夢より近い、藍氏が先に助けにくるぞ、来なくても2日もあれば江澄が雲夢に着くと魏嬰。あら、さっき、ヤバヤバって黙ったのに。まだちゃんと藍氏の状況を把握してなかったのか。

無理だと藍湛。
雲深不知処は焼き討ちに。叔父は深手を負い、兄は行方知れずだ。

衝撃を受ける魏嬰だけど、すぐに気を取り直し、自分の着物を乾かしてるから、これを羽織って眠ってから明日…と言いかけたんだけど、見ると、藍湛、既に寝てます。
今っ、つい今っ、悲痛な表情で焚火の火を見つめていたのにっ。
姑蘇藍氏の習慣、恐るべし。亥の刻になると自動的に寝るのかっ(笑)

魏嬰は、乾いた衣をかけてやりながら、やっと寝たな、忌々しい藍氏の就寝規則も役に立つななんて笑ってる。まあね、寝ないと回復力も弱まるしね。
だけど魏嬰だって、こういう時だからこそ、わざと明るく振舞ってはいるものの、心配事は尽きない訳でさ。外のことも気にしてはいるけど、それより何より、どうやってここを抜け出すかよ。
あと、アイツ、変な亀っ。屠戮玄武(とりくげんぶ)って立派そうな名前があるんですけどね。アイツ、体の構造も、なんかおかしいんだよ。

次回、2人が力を合わせればっ(^ー^)o ←にぎりこぶしっ。

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