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「折腰」【1】や、これ面白い。劉宇寧って作品選びの勘がめっちゃ良いのでは?

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折腰
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見始めて、真っ先に頭に浮かんだ思いをタイトルにしてみました。
しかもこのドラマ、監督が鄧科(ダンカー)さんなんですよね。
「紳士探偵L」「贅婿(ぜいせい)」「ミステリー IN 上海」みんな面白かった。
そしてこのドラマにも、上記3作でお見かけした方々がわらわらと出てらっしゃる。鄧科組。

やっぱり私はファンタジーものより、この手のほうが好みなんだなー。
お陰でそれなりに楽しんでいたはずの「永夜星河」が、後回しとなってしまいました。丁禹兮(ディンユーシー)と虞書欣(ユーシューシン)だから、つまらない訳じゃないし、「雲之羽」を見た後だったので、対極みたいな虞書欣のコメディエンヌっぷりを、この人こんなに上手だったんだーと再認識してたんですが。
見始めたら「折腰」のほうに一気に引き込まれてしまったんだよー。

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目次

所感 ネタバレです

焉州の州牧・喬圭(チャオ・グイ)と巍国の巍侯・魏倫(ウェイ・ルン)が盟約を結び、磐邑と辛都の間に永寧渠が造られる。
だが、14年前、辺州の将軍・李粛(リー・スー)が辛都を攻めた時、喬圭は魏倫に援軍を送らないという苦渋の決断を下し、辛都は陥落。魏(ウェイ)家の軍は全滅し、魏倫の幼い孫・魏劭(ウェイ・シャオ)だけが生き延びた。
そして今、喬(チャオ)家に恨みを抱く魏劭が辛都を奪還、喬家を滅ぼそうと動き出す。そこで喬家を救うために魏劭に嫁ぐことになったのが、喬圭の聡明な孫・小喬(シャオチャオ)だった…。

「折腰」公式サイト

恩讐が絡む両家の孫同士の政略結婚。
とはいえ、じいちゃんの喬圭にとっても、14年前、魏家を見捨てる決断は簡単なものではなく、焉州を犠牲にする危険性とを天秤にかけて決断しきれず、たまたま小喬(蛮蛮 マンマン)が落とした玉が割れたことを天意と縋って決めてしまってた。
それが、晩年まで心に重く圧し掛かってたんだろね。こういうのは多分、年々重くなるんでしょう。
あの時、小喬の伯父の喬越(チャオユエ)は永寧渠で義理は果たしたと主張し、小喬の父親の喬平(チャオピン)は援軍を送らねば信義に反すると主張してました。
これだけで、この伯父が喬家の当主になった時は危ういと思わされた。癖のある役の多い馮暉(フォンフイ)さんだしね。今後の動きが楽しみよ(^m^)

だけど、見捨てられたほうにとっては裏切りって結果しかない訳で。
直接の仇である李粛は当然のことながら、見捨てた喬家をものすごく憎んでます。さらっと見ている印象ではむしろ、喬家への恨みのほうが大きく見えた。
信頼を裏切られたってのは、ハナからの敵よりも遺恨が強く残るんだな。

ちびっこ魏劭を助けるために箱に入れて隠し、喬家を信用するなと言い聞かせた兄ちゃん、魏保(ウェイバオ)は高偉光(ガオウェイグアン)でしたねえ。
え、出番これだけ?と思いつつ。友情出演ってやつだったようで。
でもま、この兄貴の残した言葉が魏劭の中で非常に強い呪いとなってる。

そして14年後、魏劭は李粛から辛都を奪い返す戦を仕掛けてた。
その後は、ターゲットを磐邑と喬家に定めるだろうことも予測できる。
喬家が李粛に付けば魏国は辛都を奪えないだろうけど、喬圭はそれを選ばず、先見の明のある魏倫の妻であった徐(シュー)太夫人に、和睦のための縁談を持ち掛けることにしました。

こういうことも、喬圭は孫の小喬にはちゃんと話してます。この子は聡い子だと見込んで、日頃から英才教育的なことをしていたんでしょう。
だけど最初に縁談の相手とされたのは、従姉の大喬。
でもこの従姉はぽやぽやで、どう見てもそんな責任重大な政略に向く人じゃなく、しかも馬飼いの比彘(ビージー)と恋仲でしたわ。

喬家の娘達だから従姉が大喬、蛮蛮が小喬なんでしょうが、どうしても三国志?と思っちゃうね。

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そんな話と同時に、小喬にも良崖国の世子、劉琰(リウイエン)と叔父の劉扇(リウシャン)が求婚に。
でも明らかに劉扇は喬家を軽んじていて、結納品の目録には大山猫と書いてイタチを持ってきたり(笑)
劉琰は子供の頃に国を追われて、喬家が世話してたらしいんだけど、国の状況が変わって世子になれたってことか。叔父の発言権は強い模様で、こちらもそう喜べない縁談。

ってことで、小喬は大喬と比彘を駆け落ちさせ、自分が魏劭の相手として向かうことに。
劉琰は小喬とは一緒にいた頃からの仲だとか言ってたけど、小喬のほうはそうでもなかったのね。仲は悪くなかったらしいけど、バカにされてるの分かり易かったしねえ。小喬も自分の気持ち云々より、家や民の為に策を弄する覚悟ができてる人だし。
とはいえ小喬ですら、魏国が取り戻した直後の辛都に入って、のっけからかなり大変な思いをします。

まず魏劭は、徐太夫人から届いた縁談の手紙に怒りまくり、その勢いで辛都を奪い取っちゃう。その掛け声が「李粛を討ち、喬家を滅ぼせ」なんだから、その恨みたるや。
そんなところにあの従姉が嫁いだって、あっという間に消されてたでしょうな。
捕らえた李粛の四肢を切って、箱に詰めちゃうくらいなんだからさ。黒い笑顔も似合う劉宇寧(^m^)

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この人も祖父、父、兄亡き後、一枚岩ではない魏家の中で、祖母のバックアップを得つつ、子供ながらに悲壮な覚悟で当主になったってこともあって、かなり冷酷な復讐思考。
それくらいの非情さを表に出してないと、やってこれなかったんでしょうが。

ただそんな魏劭に、軍師の公孫羊(ゴンスンヤン)が、冷静に状況を見極めながら献策しているのが救い。
この人の持ってる羽根扇子もまた、諸葛孔明のオマージュなんだろうかねー(^m^)

他に魏劭の側近には、魏梁(ウェイリアン)、魏渠(ウェイチュー)、魏梟(ウェイシャオ)、魏朵(ウェイドゥオ)の4人の将軍がいます。この人達も最初は、喬家憎しでゴリゴリ。

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右から、魏渠、魏梁、公孫羊、魏梟、魏朵

この側近ズが、ほとんど鄧科組です。
魏渠は、「ミステリー IN 上海」更に言わずと知れたってくらい「琅琊榜2」で有名。
魏梁は、「贅婿(ぜいせい)」ゴンくんだし。「顔心記」の時は噴いたな(^m^)
公孫羊は、「紳士探偵L」「贅婿(ぜいせい)」「ミステリー IN 上海」全部にいたし。
魏梟も、「贅婿(ぜいせい)」「ミステリー IN 上海」だけじゃなく「光・淵」でも目立ってました。
魏朵だけは、鄧科監督の作品では見てないんだけど「雲の羽」の大人雪公子だった模様。
この芸達者なみなさんが、魏劭共々、徐々に変化してくのもまた面白い。
主のソワソワジタバタをからかうようになるのも、ちょっと「一念関山」みたい。

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そんなところに、なんとか魏劭を絆して、喬家と焉州のために画策しようと3人の侍女と共に小喬がやって来る。じいちゃんから、柔よく剛を制すって言葉を送られ、磐邑の地を譲り渡す印を嫁荷に持って。

まず、城門前に現れた馬車を魏劭は、命を捨てに来たかと、城門の上から弓で狙いますからね。
感情に任せてここで小喬を殺すせばどうなるか、ちょっと考えれば分からないはずもないんだけど。本気で狙ってたように見えたよなあ。公孫羊に慌てて止められるけど。
序盤のこういう行動、復讐心だけに囚われている魏劭は、領地を統べる者としてはまだまだなんじゃ?と思わされる。今までは4人の将軍たちと同じレベルで、力ずくで復讐することだけを考えていれば良かったんでしょうけど、為政者としてはそれだけじゃダメな訳で。

そういう意味では、公孫羊の存在は大きい。ちょいっちょい、いい働きをしてくれます。さらにそこに、小喬の頭脳が加わればってことになっていくのでしょうけど、それはまだまだ先のお話。
まー、これがなっかなか歩み寄れない、信頼し合えない訳ですよ、当たり前なんでしょうが。
敵の娘だと不信感も露わに疑いまくってる魏劭と、なんとか相手を出し抜こうと策略ばっかり考えてる小喬なので。

婚儀を磐邑でするか辛都でするかで、まず公孫羊と喬越の参謀張浦(ジャンプー)が言い合いに。
結婚前に磐邑の印を渡すか、結婚後に渡すかのせめぎ合いだそうで。喬家としては、先に渡してしまって破談にされたら、たまらんからね。先に約束を違えた喬家だからこそ、仕返しの可能性を考えて信用できないんだろね。
そんな騒ぎの中、誠意を見せないなら花嫁は送り返すと言いつつ、御簾を開けて小喬を見た魏劭は、瞬間固まる。予想以上に美しかったんだな(^m^)

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ある意味、あざといキョトン顔
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え…こんなにかわいかったん?

なので、祖母が望んでいる縁談だからと言い訳して、破談にするのは一旦保留にしたわよ、ぷぷ。
猶予が与えられたことで小喬は、魏劭が必要としているものを突き止め、自分が有用であることを印象づけようとします。

元は魏国だったけど奪われた後、李粛の圧政に苦しんできた辛都の人々の気持ちを慮ろうとする小喬と、14年前の戦で大切な人々を亡くした民たちが心の拠り所にしていた民の壁を壊そうと、想いをぶち壊すような行動に出る魏劭と。
本音は違うとは言っても、それを説明しないままでは暴走にしか見えないのよ。言葉足りずな軍人らしいっちゃらしいんだけど。魏倫の臣下だったけど、民を思って李粛に投降し、辛都の県令として守ってきた甄値(ジェンジー)ですら誤解して、魏劭に反旗を翻すような言動を起こすんだから。
この甄値は「成化十四年」の丁容だったよう、うわあ、久しぶりー♪

ただ、魏劭はちょっと子供っぽいとこがあってね。
公孫羊にどれだけ諫められても翻意できないのに、張り合ってる小喬が自ら悪役を買って出て、魏劭よりも更に悪辣な言葉を吐くと、俺はおまえとは違うからそんな口車には乗らないと、甄値を助ける。始末しようとしてた癖して。子供かよ(^m^)しかもそういうタチを小喬に見抜かれて、誘導されたってのにね。

刀を突き付けられて、怖くて涙まで流しながら身を挺して悪役になった小喬のお陰で、魏劭の民からの印象は劇的に回復します。それを見て、嬉しそうにふふふんみたいな顔になってたけどさあ。
冷静になれば、あれはわざとだったかと気付くんだけど、そんな小喬を小賢しいと感じる。人を思い通りに動かせると思ってるんだなと。
してやられたから悔しかったんでしょうが、自分の至らなさは棚に上げてさー。

だけどそれで魏劭のほうも、やり返して謀ろうと思っちゃうんだな。
魏劭の代わりに民から恨まれてしまった小喬を庇うような真似してみたり、傷薬を渡してみたり、甄値に引き続き県令を任せて、負の遺産を留めるより14年前の恩讐は水に流そうと宣言して、民から喝采を浴びてみたり。

そんな様子と、食糧難が酷い町の状況を見た小喬は、ちょいと魏劭を信用してしまい、食糧は磐邑にあると印を渡しちゃう。それを待っていた魏劭は、こっそりニヤリ。
ただこの人が分かってないのは、小喬は喬家第一で来てるけど、両国の民のことも同じように大切に考えてる訳だよ。でも喬家憎しで生きてきた魏劭にはまだ、その気持ちは伝わってない。というか、そんなものはどうせ口実、策略の一環くらいにしか思ってない。
で、婚儀前にまんまと磐邑をせしめた魏劭は、辛都から小喬を追い出します。
公孫羊だけは、一生懸命意見するんだけどもねえ。

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とはいえ、小喬も追放されたくらいで諦めはしません。
磐邑に行って、魏劭と対峙するための策を練り始める。
てかさ、魏国側の恨みは、簡単になかったことにはできないでしょうが、これ、どっちから先に、恨みだの計略だのを取っ払って、真心で接するようになれるかって話でしょうねえ。
でも現状はまだ無理なんだよね。小喬からそれができるのは、結婚後の話だし。

磐邑に向かう小喬を助けに来たテイで現れたのは、劉琰。
小喬も侍女たちも劉琰の腹黒さには気付いているから小芝居を演じ、劉琰たちを護衛代わりに使って、無事に磐邑に到着。

簡単に磐邑は渡さないと小喬の伝言を聞いた喬家は、小喬を助けに行こうと言う父親と、魏劭相手にそんなことはできないと言う伯父と、小喬が言い出したら聞かないから任せるしかないと言うじいちゃんと。
でもこれで弟の喬慈(チャオツー)は、自分がもっとしっかりしないとと、ひとつ大人になったっぽいね。

更に、磐邑に小喬と共に劉琰が入って警備を強化していると連絡が入った魏劭は、小喬は劉琰と駆け落ちして磐邑に逃げたから、磐邑を攻め落とす、だってさ。小喬を殺して旗に掲げるだとさ。
また公孫羊が、きっとこれには裏があると言ってますが。

磐邑ではまた劉琰が、結納品を持って来てた。てかこれ、以前と同じ物よね?呆れちゃう。
喬家を疑う叔父に責務は忘れていないと言ってたから、2人には目的があるのは確か。小喬への気持ちがありそうに見えるのも、ホントなのかどうか。

町を歩いていた小喬は、民の噂話や県令の話から劉琰の企みに気付き、県令に民を守ることを最優先にしてと囁いて、李粛によって放置されてしまっていた永寧渠を見に行きます。
そこにやって来た劉琰と叔父。
2人は正当な磐邑の印を持って攻め込んで来る魏劭に対して、民を盾にして抵抗しつつ、硫黄を使って永寧渠の堤防を破壊し、辛都を水害で混乱させて魏国を奪うつもりでいたわ。
辛都の民を犠牲にすることなど、なんとも思っていない劉琰に、憤りの表情の小喬。
企みを全て劉琰が話してしまったので、叔父は小喬と侍女たちを縛って監禁。

硫黄を使わせてしまったら魏国の民が危ないと、小喬は火傷するのも厭わずに蝋燭の火で縄を焼き、外の魏劭に呼応して磐邑の中から働きかければ劉琰の暴挙を阻止できると飛び出していきます。
ここで既に小喬は、魏劭のほうを幼なじみの劉琰よりも信じてるんだよなあ。
で、食糧庫の中に保管されていた硫黄の袋に、火を点けて回る小喬。

城内の火事に乗じて攻め入った魏劭たちは、監禁されていた侍女と県令から、劉琰の企みとそれを阻止して辛都を守ろうと、小喬が硫黄に火をつけて火事を起こした話を聞く。
そこで大山猫の代用のイタチも見ちゃう魏劭だよ(笑)
小喬が本当に辛都の民のために動いたことを知った魏劭だけど、挙兵する時は、小喬を殺して旗に掲げろ!だったからねえ。魏劭たちとは別行動をしていた魏梟が、小喬を見つけて弓で狙いを定めてしまう。
慌てて逃げ出す小喬。でも放たれた矢の前に手を出して、軌道を外したのは魏劭でした。
驚く魏梟に、小喬が辛都を救ってくれたと魏劭。

それでも、隠れている小喬を探す魏国の兵たちにはまだ命令が撤回されてないから、喬氏を殺せと叫んでる。魏劭に会う前に、名も無い兵に見つかって殺されるのが一番怖いよなーと思ったら、小喬の前には劉琰たち。そして後ろには魏劭たち。

滔々と小喬への想いを語る劉琰。
魏梁に、黙ってていいんですか?と言われて、こっちに来いとだけ口にし、そうじゃないと突っ込まれる魏劭。魏梁にすら、だわよっ(笑)

小喬は劉琰に、私を大事にしても、民を虫けらのごとく扱うと叫び、魏劭の方へ走り出します。
叔父の命で小喬に向かって矢が射かけられるけど、そこは魏国の兵達と魏劭が阻止してくれましたわよ。
追われた劉琰たちは、一目散に逃げていく。
んで、魏劭に抱きかかえられた小喬は、魏劭を突き放して、バシッと平手打ち。えぐえぐ泣きながら(笑)やー、これはカワイイわ(^m^)

そうよねえ、あんな至近距離で魏梟から狙われたりさ兵達に殺せと叫ばれたりさ。必死で辛都のために暗躍してたってのに。怖かったよねえ。
側近ズが、見ちゃいけないものを…的に困ってるのが可笑しい。
座り込んじゃった小喬と、対応に困ってる主公を見て、今更ながら劉琰を追いかけるテイで、わーとか言いつつその場を離れる側近ズ(^m^)

泣きながら結構本音を語ってる小喬に、武骨な魏劭の言葉は相変わらずで、皮肉たっぷりだなとか、干渉し過ぎだとか、同情を引くなだとか言うんだけど、ま、態度は優しいのよ。捻挫した足をみてやったり、おぶってやったりね。首筋に小喬の涙が落ちた時は、だいぶ後悔した顔になってたよね。

折腰
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

背中に乗りながら、今の魏劭には嫁がないと言う小喬。
以前私を見下した劉琰は、磐邑が今回の嫁荷だと知って再度求婚してきた。
あなたは印を受け取るや、私を追放した。2人とも大差ない。

ただし。小喬はそれで魏劭に後ろめたさを植え付けたみたいよ。
で、嫁ぎませんよと言って、相手から動くのを待つ作戦の模様。
全く。転んでもタダじゃ起きない子だよ(^m^)

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その頃、喬家では喬圭が、小喬が助けを求めて来たら何を置いても応じろ、決して忘れるなと言い残し、魏殿、どうか許してくれ、せめて私の孫娘がそなたの孫息子を裏切らないよう願うと呟いて、亡くなりました。
いやー、これであの伯父が後を継ぐのかあ。あの人、嫁にまで弱気な男と評されてたわよねえ。

そんなこととは知らない小喬は、作戦通り魏劭を避け続け、従者ズが入れ替わり立ち代わり魏劭の代わりに訪ねて来ても、全て侍女の小桃(シャオタオ)が体調不良ですぅでシャットアウト。
困り果てた魏劭は公孫羊に、主公が謝ればいいと言われて反発。案の定なお子ちゃま反応で、部屋から引きずり出すと勇んで行くものの。

その直前、大喬からの連絡を受け取った小喬は、人目を忍んで裏山へ。
それを見て後をつけた魏劭達は、知ってしまう訳だ。
この縁談は小喬が、想い人のいた大喬の身代わりで受けたものだったこと、だけど今は自ら望んで嫁ぎたいと。
劉琰より魏劭のほうがずっと良い、李粛のことは殺したけど数十万の民を救っている、勇ましくて頼もしい、一目惚れした。

ふふふ。小喬は大喬に罪悪感を抱かせまいと、気を遣って言ったんだと思うの。
でも知らないところでそんなふうに言われてるってのは、単純な魏劭にもかなりの功を奏した模様。魏梁ですら、良く言うよ、軍師より口が上手いと呟いてるんだけどね(^m^)
公孫羊にも、薄情者の喬家の中にも身代わりを買って出るような者がいたんですねと言われた魏劭。
さすがに素直に反省したらしく、自ら足を運んで風邪を引いたと装っていた小喬に薬を差し出します。辛都を追い出したことを謝るだけじゃなく、劉琰の計略を阻止したことに民に代わってとお礼を言ってくれたわよ。更に、喬家に偏見を持っていたけど、おまえは違う、とな。
大喬と会っていたことも、魏劭は咎めませんでした。

小喬は磐邑の県令に頼んで民を集め、宣言します。
14年前に喬圭が裏切ったことで魏家の祖孫三代が戦死したこと、辛都の民は李粛に虐殺されたこと。辛都を取り戻した魏劭の狙いは復讐ではなく民のため、永寧渠再建のため。焉州と魏国の婚姻によって争いを和睦に変える。磐邑は魏国の領地となる。だから水路の修繕に、みなさんもぜひ協力を。

それを聞いていた魏劭は、小喬にはしてなかった水路の話を、彼女が予測して人集めをしてくれていることに驚く。
でも張浦は、勝手なことをって怒って帰ってったねえ。

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小喬は以前魏劭から貰った磐邑の地形図を見て、魏劭の想いに気付いたらしいよ。
最初は、嫁荷になんかされなくても自力で奪い取れるってつもりなんだと怒ってましたが、じっくり見てるうちに気付いたみたいね。永寧渠の文字を何度もなぞった跡があることに。
更に小喬は、焉州と魏国、更に周辺諸国にとって永寧渠と磐邑がどういうものかってことも、とっくに理解してた。焉州を出る前からじいちゃんに聞かされてたしね。
更に後で分かるんだけど、水路修繕に魏国も力を注ぐようになれば、その間は、焉州に向ける兵力がなくなるから猶予になるとも目論んでたみたいですよ。

どうせこれもまた計略のうちじゃないかと、疑ってかかる魏劭は、小喬に言われてしまう。
今や水路修繕とこの婚姻は、魏国が焉州に約束したものではなく、魏劭自身が魏国と焉州の民に誓った約束となった。小喬が磐邑の民を動かして水路の修理をさせている今、印を奪って小喬を辛都から追い出した時みたいに、また裏切ったら、今度は魏国と焉州の民を失望させるでしょうね、平気ですか?

苦し紛れに、嫁がないと言ってただろうくらいしか言えず、それも小喬に、寛大な魏侯に憧れていますと言い返されて、二の句が継げない(^m^)

考え込む魏劭と、喬家に出兵しようぜ、追い出そうぜな側近ズと、非道な真似は勧められません、ご自身でご判断を、と、にっこりな公孫羊と。
ま、もう娶る以外の選択肢はないよなあ、分かってて言ってるよね、軍師。ふふっ。

ただ、小喬もまぁだ計略は練ってたりしてね。
魏梁の言うように、喬家の弱みは戦える人材がいないこと。
でも、大喬を送っていく際、比彘がとてつもない怪力の持ち主だってことが判明します。これなら戦えると見込んでしまう小喬。力持ちだからって、武芸に秀でているとは限らないと思うんだけどなあ。そこはいいのか。
小喬は2人に、焉州と魏国と辺州の交わる地、博崖という場所に行って欲しいと頼みます。そこを押さえておけば、いざと言う時、喬家の退路となるらしい。

そんな時、磐邑の件を喬家に報告に行って戻って来た張浦に、喬圭の訃報を伝えられる小喬。
さすがにショックで取り乱してますな。
張浦の考えは、これで縁談も流れるだろうし、その上に水路の修復なんてしてしまえば、魏国の思う壺だってことなんでしょうが。

これで4話まで。めっちゃいろいろあったな(笑)
結婚は間違いなくすることになる。小喬は、じいちゃんの意志を無下にはしない。
その答えは次回となります。

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作品情報

  • 制作 2025年発表 36話 腾讯视频
  • 原題 「折腰」
  • 原作 「折腰」蓬莱客
  • 監督 邓科、高琮凯、王奕丁
  • 脚本 南镇

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