15話からです。
竇昭(ドウジャオ)と宋墨(ソンモー)同様、回廊で会ってたのは長公主と竇世柩(ドウシーシュー)よ。
ご不在の間にという言い方を竇世柩がしてるので、長公主はしばらく都を離れてたのかな。なんとなく独身っぽい人。若い頃はかなり近しい間柄、竇世柩は昔のことと割り切ろうとしてるけど、長公主のほうはそうではない感じ。
例えば当時、地位も権力もなかった竇世柩には、心を寄せ合っていても相手は長公主、涙を飲むしかなかったとか。この人が権力に執着する根底にはそれがあるとか。
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所感 ネタバレです
竇世柩が竇昭に、旧態依然とした価値観を頑迷に押し付けるのもコレか?
だいぶ型破りだった長公主と自分でも抗えなかったものを、オマエだけ自由に生きられると思うな、みたいな。だって、長公主と竇昭のはみ出し感、似てるし。だとしたら、その被害者意識だの不公平感だのを、次世代にも踏襲させようとするのは未熟。
それとも、世の中の掟には抗えるはずもないと、ハナから諦めて長公主を遠ざけたか。頭の中アップデートできない、時代の象徴的野心家のカタブツ。そもそも竇家の教育がアレだし。
真相は分からないけど、宋宜春(ソンイーチェン)と違って竇世柩が、とことん悪役面で演じられてない理由が、描かれない中に隠れてそうだよね。
さて、竇昭と宋墨が竇明と魏廷瑜(ウェイティンユー)を無事見つけた時、なぜか竇昭目掛けて矢が飛んできます。また咄嗟に宋墨が助けてくれたんだけど。

やったのは、狩猟大会で首位になれなかった董其(ドンチー)。宋墨の衣を見てヒグマかと思ったなんて、分かり易い逆恨み。そんなくだらないことで、人殺しになってもいいのかコイツは。
怯える竇昭を、魏廷瑜の前で、がっつり抱き寄せてる宋墨だよー。
以前も会った「昭世録」の作者に河原で会う竇昭。このロバおじさん、現実の人じゃないよねえ。また、人ひとりが行動して運命の流れに及ぼす影響を、観念的に語って消えていく。
これだけ努力しても天意には抗えないのかと、意気消沈して河原の石に足を取られそうになった竇昭を、宋墨が助けます。
竇昭が、何も食べてないからフラついたと誤魔化すと、今度は宋墨さん、ご飯を作ってくれるよ。献身的だな。こういうのも、大局に影響を及ぼす変化だと思うんだけどねー。
今後、太子と慶王が引き込もうとするはずと竇昭に言われた宋墨は、君に倣うつもりだと言う。恨みを捨て、名誉や利益を求め、皇家の「芝居」を見て自分の役を決めると。
巡回兵が来て、咄嗟に隠れて思わぬ接近。ありがち。宋墨、明らかに竇昭の唇を見てたねえ。
慌てて立ち上がり、作ってくれたスープを口にする竇昭だけど、その様子に気付いた宋墨は、あの矢のせいかと思い至ります。怖いのは当たり前だけど、毎度その反応がちょっと極端だからね。
純粋に力になりたいと思って踏み込もうとする宋墨を、竇昭はやっぱり突き放してしまう。ようやくあっちの猜疑心が消えたと思ったら、今度はこっちの恐怖心かー。
金吾衛に入れられた魏廷瑜(ウェイティンユー)。なぜか海昌伯も沐友明(ムーヨウミン)もいる。
皇帝の指示ではあるけど、宋墨にはどう見ても私情が混じってるヨ(笑)ヘタレな癖して魏廷瑜、宋墨に向かって竇昭の悪口言いまくるしなー。
それにしても、未だ竇昭が自分を見初めたなんてヨタ話、信じてるんか。アホだぁ。
魏廷瑜に貰った自分の絵を大事そうに見つめてた竇明は、魏廷瑜が好きだと竇昭にバレる。慌てる竇明だけど、竇昭は、魏廷瑜は嫌い、嫁がないと言い、母親の言いなりじゃなく、もう自分の人生は自分で舵を取れと言います。ただ、相手がアレなのよねえ。
だって金吾衛、2日しか持たなかったらしいよ。私怨で過酷な訓練をされたと宋墨に弾劾状送ってさ。
広和楼って戯楼には、魏家と竇家が集合。魏廷珍(ウェイティンジェン)と継母の勝手な会話もイラつくけど、そんな店内で、魏廷瑜は竇明と密会してんのよ。しっかりそれを覗いている竇昭と護衛姉妹。
廊下を歩く竇昭の前には、多分酔ったフリの宋墨。
嫌味の応酬の後、人払いする宋墨に、陸鳴(ルーミン)が合図して素心(スーシン)達も下がらせる。側仕え同士も、だいぶ馴染んだ阿吽の呼吸っぷり。そういえば、陸争(ルージョン)の訃報を聞いて、素心がショックを受けてたもんな。兄弟姉妹もなんだかんだ交流してたんだね。
最近の宋墨の遊び人っぽい行動や噂は、やっぱり世間を欺くためのものね。頭脳戦の一環だ。竇昭にはお見通しだろうと笑った宋墨は、急に真面目に、本当に嫁ぐ気かと聞く。逃げようとすると壁ドン。
そこに魏廷瑜が来て、竇昭がいじめられてると勘違い。握られた手首を竇昭が嫌そうに外したのを見て、宋墨はほくそ笑みます。まるでピエロな魏廷瑜。てか、ずっとそうだな、この人。

邪魔が入って迷惑そーな宋墨。竇昭だって、スンッとしてるわ。
2人だけになって婚約解消してくれと言いたかった竇昭なのに、魏廷瑜は告白だと誤解して勝手なことをほざき始める。竇昭もさあ、怒って蹴とばすだけじゃなく、バッカじゃないの、アンタなんか大嫌いって、なぜ教えてやらない?←
他に好きな人がいるのは分かってる、なのになぜ婚約解消しないのと聞くと、親代わりの姉には逆らえない、竇世柩さえ味方に出来ればと。他力本願な男だよ。
竇昭は内心腹を立てつつ、吉凶を占おうなんて言うんだよねえ。結果に細工しようとしてるんでしょうけど、そんなの甘いと思うんだけどなあ。
ただ、それを覗いていた宋墨と陸鳴は、竇昭の本心を知り、演技し終わるのを待つんだって。
皇帝の下にも、済寧侯と魏廷珍の夫の景国公から宋墨を弾劾する奏状が届くけど、皇帝は、今後コイツの奏状は見せるなって投げ捨てる(大笑)
ただ、竇世柩も宋墨を糾弾しようとし、王行宜(ワンシンイー)はそれに反論し。
でも皇帝は、定国公のことがあったにも関わらず、金吾衛の任務に勤しむ宋墨の味方。プライベートで羽目を外しても、全く気にしてない。逆に姻戚同士、仲良くしろと窘められてる。
更に呆れたことに占いの日、欠席した魏廷瑜は、屋敷に忍び込んで竇明に会いに来る。
竇明のために矢面に立つこともしない癖して、間男みたいに迫るのだけは一人前かよ。
でもま、カメの甲羅占いは、全部不正ですね。
まず継母が大吉の甲羅を用意。
それを竇昭が大凶に換える。
見ていた継母が、また大吉にする。
竇明が、魏廷瑜から貰った小袋に入ってた大凶の甲羅に換える。
娘の所業に動揺しつつ、継母がまた大吉に戻す。
やっぱりこんなの、魏廷瑜ですら考え付く甘い計画と思ったら、もう一手先がありました。
魏廷珍に下手に出て不信感を募らせて探らせ、実は竇昭は不妊であると思わせた。
案の定、怒りまくった魏廷珍は婚儀延期の書状を送り、継母は竇明と魏廷瑜の関係に腹を立て。
それでも、相手の心証を悪くして延期なだけで、破談にはならない。
そこに紀詠(ジーヨン)が戻って来ます。
遼東では馬市が開かれて儲けたいヤツらが群がってきたけど、紀詠が便宜を図らなかったら、慶王に都に戻されたんだって。
紀詠は竇昭の計略を察し、そんなの甘いよと、自分がぶち壊そうとするんだけど。これがねえ…
どうやら広和楼は、宋墨がオーナーらしい。定国軍のメンバーも役者に扮して情報収集してたよ。
え。あの脳筋のみなさんが、よくもまあ役者に擬態できたもんだー、アッパレだ。
太子が訪ねて来て、冬眠中なのだろう、定国公の件を調べたいなら手を貸すと粉をかけても、宋墨はまだ太子の手は取りません。見極め中ね。
でも太子、ちょっと堅物だなあ。慶王のほうが表面を取り繕うのは上手いわ。

ただここで仲間達から新情報。
定国公は、都に着く前に宋墨ママに手紙を出してた。軍の駅館を経由させず。都の駅丞は太子妃の親戚だそうで、配達人は行方不明。もしかしたら太子も、この情報を得て宋墨に接触してきたのかも。
宋墨は陳嘉(チェンジア)に調べさせ、東宮周辺にも接近することに。
陸記補歯舗って店で寛いでいたのは、宋宜春。蘇琰(スーイエン)って女性がそこの責任者かな。
定国公の手紙のことが、ここでも話題になってた。本人も死に、軍も解散、手紙の1通くらい何の影響もないと蘇琰。
親父の言う「上役」って慶王なのかな。この店、慶王と都の協力者の連絡場所か?男性用美容サロンみたいな店なので、協力者はほぼ高官よね。
一方宋墨は、伯父と母の死に関わりがあるかもってことに、巌(イエン)に気付かされてる。あれえ、巌も随分と慎重に物事を考えられるようになってる。だいぶ反省したんだろうか。竇昭イズム浸透(笑)
そこで、紀詠が魏廷瑜に接近してるのを宋墨が目撃した直後、竇明が広和楼に現れる。
あーあー、紀詠、竇昭には余計なことしないでって言われてたよねえ。
紀詠がしたのは、荘園で継母がしたのと同じこと。
酔った魏廷瑜が眠る部屋に竇明を入れて、外から鍵をかけた。
これがバレたら大醜聞。魏廷瑜は金塊を飲んで自害するとか言い出してるわよ。
でも宋墨の店だからね。扉の外でニヤついてた紀詠は、宋墨に殴られます。竇昭の立場を考えたかと。紀詠の言い分は先回りして助けた、なんだけど、これはねえ、絶対に怒られるよ。
鍵を壊して部屋に入った宋墨は、トンチンカンな魏廷瑜の首根っこを捕まえて、済寧侯府に投げ捨てに行く。それ前に2、3発殴ったな、コレ(笑)
夜中に道に迷って転倒した済寧侯を送り届けた、そういうことにしろと。
宋墨が帰った後、魏廷瑜は姉に竇明を娶ると言うんだけど、姉は魏家を手放したくない継母の策略だと勘違い。この人も弟同様、気位だけ高いせいで認識がおかしい。金欠で内情は火の車で、道楽当主には才覚もなく小姑は強欲で性格悪いなんて、不良物件どころか忌避案件。
このまま放っておけば、竇昭の縁談は壊れるのにと巌は言うけど、それだと竇昭が一生恥を背負うことになると宋墨。でも結婚はさせない。任務で陛下を護送する際、ちょっと考えがあると言うよ。
竇明は万仏寺に押し込まれてた。彼女なりに母親に言い返してはいるけど、あの継母に太刀打ちできるはずもなく。継母は、自分も一時の感情で嫁いで冷遇されてると言う。
え、冷遇?自分から余計なことなどせず、普通に後妻として節度を保って生活していれば、何も起きなかったはずだけど?
継母は魏廷珍の下へ急ぎ、欲深い魏廷珍を竇昭の財産をチラつかせて、なんとか丸め込みます。
そして案の定、紀詠は竇昭にめっちゃキレられてたよ。竇昭の評判を気遣う宋墨のように、竇昭は竇明のことを気遣ってた。片や紀詠は、竇昭に不幸な結婚をさせない目的のためだけに、他のことは委細構わず動いた。感情が希薄っていう前提がなければ、継母と同じクズの所業よ?
でももし魏家に嫁げば、あの2人は必ず姦通すると言われて、言葉を無くす竇昭。それはきっとその通りだろうから。それでもやっぱり竇昭は許せず、紀詠に絶交を言い渡してしまいます。
追い出された時、あの虫眼鏡が床に落ちて、レンズにヒビ入っちゃった。紀詠も怒ってたけど、虫眼鏡は拾って帰ったわね。
竇明は、あの時、魏廷瑜がやろうとしたように、金を飲んで自害を図ってました。
慌てる継母。厳しく縛り付けて育ててきたけど、娘のことだけは大事らしい。仕方なく、まーた謀を考えてる顔だね。
でもさあ、竇昭だって破棄したいんだから、普通に竇昭含めて全員に頭を下げて、順序良く妹と仕切り直せばいいのに。弱みを握られるし強欲魏廷珍の説得は難しいかもだけど、娘のためでしょ?
皇帝を護送する際の宋墨の計画は、遠回りして荒れ果てた済寧侯の領地を見せることでした。弟の縁談のため魏廷珍が厳しく作物を取り立てたせいで、民が困窮している姿を。
でも皇帝は、私心のための職権乱用だと宋墨を叱責。ただ万皇后は済寧侯の事態を重く見てるね。
公主との縁談には頷かず、両家合意の婚姻を阻んでまでも、竇昭を娶りたいのかと皇帝。
合意したのは親、竇昭は拒んでいる、大切な人を次々失った自分の唯一の願いは、想い人が思うままに生きることですと、宋墨は真摯に告げるけど、皇帝は行ってしまったなー。
婚礼前日、竇昭は橋を渡る時に花轎を川に落として、そこから脱出するなんて策を考えてた。
そんなんで済むのかなあ。験を担ぐ時代では、そういうのも不吉と見るんでしょうかね。
陳先生は、なぜ崔大奥様の力を借りないのかと言う。ほんそれ。
心配かけたくないって竇昭は言うけど、大事な孫娘の乗った花轎が川に落ちたなんて聞けば、心配どころかショックで寝込むとは考えないのかな。福亭の時を思い出しなよ。
竇昭を見ていると、いわゆるしっかり者の長女の陥り易い罠がよっく見える。誰にも頼らず心配かけずと突っ走って、逆にものすっごく周囲に気を揉ませる構図。
でもそこに、昭聞書舗の趙良璧(チャオリアンビー)から、思いがけない情報が入ります。
継母が花嫁衣裳を手配したんだけど、竇昭のサイズではないものがもう1組用意されたと。
継母と竇明が入れ替わりを計画してることを、こっそり確認しに行く竇昭。
多少計画は狂ったけど結果オーライね。その後の騒ぎは竇昭はあずかり知らぬこと。入れ替わりの時に盛られるんだろう毒が、致死量じゃないことだけを祈る。
と思ったら。竇明は竇昭に毒を盛ることが出来ず、持って来た羹を落としてしまいます。
全て知っている竇昭は一応、済寧侯なんかに嫁いでも幸せになれないと言ってやるけど、今の竇明にはどんな言葉も響かない。仕方なく、早く殴りなさいとお盆を差し出す。えー、そんなことできなーいと言いつつ、思いっきり殴る竇明。うん、いるよね、こういう子。
無事入れ替わった花嫁。
覗きに来た紀詠は、花轎に乗ろうとする花嫁に継母が駆け寄って腕輪を渡すのを見て、入り替わりを確信。陳先生に、うまく逃げたかと囁き、誰かさんは見抜けるかなーとニヤリ。
花轎が済寧侯に到着すると、こっちには宋墨がいて、待てと2人を呼び留める。
だけど、魏廷瑜の袖に縋って後ろに隠れた花嫁を見て、あ、コレ、違うわと気付いた途端。
紀詠にタックルされて花轎に押し込まれます。待て、男2人で花轎の中て(大笑)

あれは竇昭じゃない、今知ったって、にまあっとする宋墨を見て、うわあ…みたいに引いてる紀詠(^m^)
結果的に宋墨を助けることになったけど、入れ替わりが事前にバレるのを防いだってトコか。
悪酔いして、花嫁の待つ部屋に返って来た魏廷瑜は、そこでようやく入れ替わりを知ります。
大喜びで抱き合ってますがね。アンタ、その後の騒動、竇明を庇ってきっちり乗り越えられるんだろな?
その晩、花嫁の父が寂しさを噛み締めつつ兄と庭を歩いていると、赤い衣装のまま、スープ啜ってる娘発見。デコに傷作った娘は、平然と振り返る。パパ、変な声も出るってもんだけど、ココマデ?

それにしても、竇家の話し合いは酷かった。
自分のせいじゃないと、しらを切る継母と、家のメンツしか考えてない伯父。
結果、竇昭ひとりに責任を押し付けてお金も出させて、丸く収めようとする。継母は竇昭ばかり贔屓するとか竇昭がけしかけたんだろうとか言い、伯父は2人の仲に気付いていたなら、なんで相談しなかったとか言う。相談してメンツ潰してでも動いたか?そもそも嫌がる竇昭に無理強いした癖して。
私が負傷しても醜聞を恐れて医者も呼ばず、事を収めるために罪まで着せるのかと言われても、それでも竇昭に一筆書かせようとする竇世柩。竇昭が盛天府に訴えると言うと、ようやく、よーやく竇世英が盛大にブチ切れた。家名ばかり重んじて、2人して娘を悪者に仕立て上げるのか、と。
兄には、寿姑(ショウグー)は私の娘だ、オマエの駒じゃない。しゃしゃり出るな。
後妻には、恥知らずな真似をして家風を乱した上に寿姑の嫁荷を狙った、吐き気がする。
竇世英は竇昭ママが苦しんだのは、兄が大局を重視したからだと言う。
や、元はといえば、アンタの頭も下も緩かったせい…
まあ、兄は継母の父親の王行宜に取り入るためだったけどね。今や敵対してるけどね。
だから寿姑のことは絶対に守る、継母が悪いようだけど、原因は自分の甘さ、訴える気なら手伝う、映雪には罰を、おまえには償いを、と。
父上、酔いは醒めたの?と聞かれた竇世英は、ようやく醒めた、もう二度と酔うことはないと言います。
これに気付くのに、何年かかったんでしょうねえ、この人は。
白玉蘭の木の下で、鏡とにらめっこしていた竇昭のところに、ひょっこり来たのは宋墨。
んで、いきなり、竇昭、君を娶る。
ちょっと笑っちゃったじゃないか。突然過ぎる。
まあ、なんだかんだと竇昭がゴネても、今の宋墨は真っ直ぐだ。
あなたが嫌いよと言われても、ついっと近付いてその目を見て、嘘だ、って。
動揺する竇昭も、もう宋墨のことが好きよね。でも、一緒に射抜かれたあの記憶があるから、怖いんでしょ。巻き戻った後も、弓矢に狙われるのは宋墨と一緒にいる時で、毎度助けられてるけど、もし以前みたいなことになったら、と。

竇昭は、母親が、この木の下で自害したことを話します。だから、愛も婚姻も怖い。
宋墨は、どうりで人に頼らない訳だと言うけど、でもそれだけが理由ではあるまい、と。
竇昭はやっと、かつて夢の中であなたと同じ矢に貫かれて死んだと話します。今後も運命が絡まり続ければ、と。
その言葉を全て言わせず、だから自分をずっと恐れていたのかと宋墨。
でもさ、以前は子供の頃の夢だと伝えてた。その頃、宋墨の存在なんて知らなかったのにね。話に整合性はなく、夢だというのに、余りにもそれに囚われているのは普通じゃないんだけどね。
ま、それは言わない約束よっと。
そして、夢なら宋墨も見ています。
甲冑姿で鶴髪の自分が、狐面の女子、竇昭に不思議なことを言われる夢。
でも夢は夢だと言う宋墨に、耳の裏の痣が証拠だと竇昭。
痣については、宋墨も夢で見ていたし、竇昭がそれを白粉で隠していたのも知っている。
でも、もう、その痣は消えていました。
この辺りの不思議さに宋墨が言及しないのもな、ま、いっかあ。
痣の消失は、今までの行動で現実が変わり、もう過去に怯える必要はないってことかな。
宋墨は朝廷の職についていて、定国軍と蜂起してないし、竇昭は自分で事業を起こして自立しているし、クズ男と結婚しないで済んでいる。運命の流れはだいぶ変わってる。
宋墨は令牌型の聖旨を竇昭に渡します。
これ、宋墨が皇帝に跪いたけど捨て置かれた後、万皇后が助け船を出してくれたみたい。
古来幾多の女子が、親の命で望まぬ結婚をし、苦しんできたか。
世子の真心を感じた。
竇昭は俗礼を気にせず、己の意志で夫を選べ。婚礼前なら済寧侯との縁談も破棄してかまわぬ。
この時の万皇后はいい顔だったんだけどなー。話の分かる女子の味方風で。それも本音だったのかもしれないけど、宋墨が息子につくかもしれないと思ってたから、恩を売るつもりもあったかな?
でもこれで、竇昭は誰からも結婚を強要されることはなくなった。
それは宋墨も同じだけど、皇帝に自分との縁談を願うんじゃなく、竇昭の意志を尊重したいってのが、誠実よね。その上で、自分とのことを考えて欲しいと願う。上出来だ。
5日後、もし応じるなら白玉蘭に赤い紐を、拒むなら白い紐を。そうすれば二度と騒がせない。
うん、赤だろう(^m^)
とっとと認めちゃいなよ。
さてさて、済寧侯府。
初夜の後、集まった親族の前に揃って顔出す風習って、なんかヤだなあ(笑)
魏廷瑜と竇明が現れたのを見て、魏家大騒ぎ。
竇家に乗り込んだ魏廷珍。竇世柩はもう知らんと言った通り、姿を見せない。
継母の言い分は本当に身勝手だけど、魏廷珍も金をせびりに来ただけだしなあ。
そこに魏廷瑜がやって来て、悪いのは自分だけだと宣言しました。
覗いてる素姉妹ですら、珍しい、臆病者が勇気を見せたとか言ってる(^m^)
2人の決意を見て、継母は尚も騒ぐ魏廷珍を別室へ連れて行きます。
だいぶ序盤に、竇明が母親を心配して、高利貸しとか滄北幇との接触とか言ってた時、高利貸しからお金を借りてたのかと思ってたんだけど、違ったよー。自分が高利貸しを営んでたよー!
高利貸しは違法らしいけど、兵部尚書の王行宜を恐れて、取り締まらないんだって。
その利益の半分を、魏廷珍に渡すと交渉してた。この姉もそれでコロリですわ。
だけどそんなに儲けてたのに、竇昭の嫁荷を奪おうとしてたんか。どんだけ強欲なんだ。
魏廷瑜と竇明が謝罪に来ると聞かされても竇昭は、そんなことより痣がないのよーなんて騒いでる。
そんなことより(笑)
2人の謝罪には顔を合わせず、室内で耳にするだけにしたのね。
更に、継母と魏廷珍が別室に消えたことも、その内容は予測済。
夜、竇世英は竇昭に用意しておいた銀票を渡そうとします。
ようやく過去からのいろいろ含めて反省してるんだねえ。実は荘園へも様子を見に行ったけど、みんなが楽しそうで、自分の方が邪魔者だと顔を出せなかったと。ま、実際母親の件で、早々に娘から切り捨てられたからね。娘にとっては、先に捨てた癖に、だけどな。
竇昭はお金は受け取らず、今後自分に来る縁談は全て断って欲しいと頼みます。
それから、継母の高利貸しの件をバラしたよ(^m^)
竇世英も寝耳に水で驚いただろうけど、さすがの継母も、これがバレたら大変ってことは分かってたのか。震えてるわ。王行宜に知られることも恐れてるけどねえ。
家の差配も取り上げられ、離れに軟禁ってことかな。
これで大人しくしてれば良かったのに。この人はそんなタマじゃないのよなあ。
縁談が消えた竇昭の下には、有象無象からの求婚話が殺到。
えー、董其(ドンチー)がいる。竇昭を殺しそうになったヤツが、何しに来た。しかもコイツ、正室を娶る前から庶子ばっか作ってる女好きらしいわ。
父親と同窓だっていう、おっさんまでいるし、戸部尚書の梁継芳(リャンジーファン)まで、息子の嫁にと。この人の娘、竇明に意地悪したアレじゃん。そんな小姑のいる家なんか願い下げ。
竇世英は竇昭と約束してるから、必死で断ってくれてますが。
オヤジ顔の海昌伯も来たわよ。アイツ、町中の妓女に手を出したんだって。竇世英は箒持って追いかけ回して追い出した(笑)
竇世柩は、家の決めた結婚じゃないから、こうなるんだと言う。
一旦傷のついた娘で、しかも家はそれなり、その上金持ちで美人となれば、貰ってやるぞとばかり、結婚相手に不自由している男達が群がって来るってことらしい。
竇世柩の命で、竇昭は一旦荘園に避難することに。
崔氏は、竇昭の縁談は、竇家が太子につくか慶王につくか示すことになると言います。
どちらも選ばないと竇昭は答える。まあね、今のところ宋墨も、どちらも選んではいない。
そこにさあ、宋墨の指示で陸鳴から、都の店の豆花が届いたりする。
宋墨ってば、馬術に長ければ豆花を崩さずに運べるって訓練のフリで兵達を動かして、崩れてないのだけを荘園に運ばせてた(笑)
竇昭が宋墨が添え木してくれた九重紫を眺めてると、崔氏。
ばーちゃん、なんでも知ってるなあ。あの時の笛の音は、宋墨だと分かってたみたい。宋墨が聖旨をくれたことも。
宋墨が聖旨を求めたのは、自分のためではなく竇昭のため。婚姻を賜ることもできたのにそれをせず、竇昭が望む相手と結ばれるよう願った。確かな真心がうかがえる。そんな人が守ってくれれば安心。
ばーちゃんの言葉は、頑なな孫娘に響きましたかね?

さて、都の竇世英は、皇帝からちょいとお暇を与えられちゃってた。竇昭の縁談話が都を賑わせている、竇昭には聖旨を与えた、この件が片付くまで戸部には来るなと。
その帰り道、竇世英の馬車の前に爆竹が投げ込まれ、驚いた馬が御者を振り落として暴走。
駆け付けて馬を鎮めたのは宋墨でした。
しかも家まで護送してくれるし。竇世英は娘との関係は何も知らないから、うちとは不仲のはずなのになぜ???になってる。
宋墨のほうは内心、以前は竇家を疑ったけど、今や下心があるのは私だ…て(大笑)
なんとか竇世英に好印象を与えたいと考えてるけど、大丈夫だ。竇昭パパ、ひっじょーにチョロイから。
17話まででしたー。ちょうど半分。
あとは竇昭が認めるだけとなったところで、もう一押しの騒ぎが起きますよ。
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作品情報
- 制作 2024年発表 34話 腾讯视频
- 原題 「九重紫」
- 原作 「九重紫」吱吱
- 監督 曾庆杰、郭锋
- 脚本 贾彬彬、迟晚、蓝天雨、李昱萱、王佳绮





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