6話 新たな協力者
15回目、シーチンとホーユンが、猫兄さんをバスに乗せず、接触したターン。
公安の会議シーンからなんだけど、センターで会議を進めているのは局長なのかな、ネームプレートが「夏江」なんですよ。「琅琊榜」夏江。いたねえ、やっかいなのがー(笑)
その上、ドゥー副局長の名前が「杜劲松」。劲松と言えば「王劲松」さんですよね。ここには出てないけど、琅琊榜では言豫津のパパ言阙、「軍師連盟」では荀彧、イボくんの「冰雨火」でも大事なキーパーソンと、いろんなところでお見かけするベテラン名優。私はこの方を見ると、イアン・マッケランを思い出してしまうんだよなー。どちらも好きな俳優さん♪
今回の爆発はタンクローリーとの衝突があった、1:42。
バスの残骸からは、爆発物も見つかっていますが、そこは未発表。
被害者の人間関係と、その他、既に下車している乗客も捜査範囲。
その頃、シーチンとホーユンは、猫兄さんに連れられて、秋葉原みたいなアニメコスプレ街の一角にある部屋に行ってました。娯楽遊戯施設の中に、貸し部屋もあるみたいなところ。彼はそこの一室を借りている模様。
電子ロックのドアを開けた途端、ただいまー♪って明るく声をかけた彼は、部屋で猫を飼ってるの。猫さん達に、ただいまーって。かわいい。
部屋の中には、アニメのポスターやフィギュアやカードがてんこもり。
猫兄さんは、そっち系オタクだった訳だ。ならば話は早い。多分。
やっぱり、これ系文化はどうしたって日本発なんだねえ。ほとんど見たことあるようなものばかりですわ。自分の顔写真をワンピースのWANTEDポスターにしてあって、下に漢字とひらがなで「猫の使徒」って書いてあったりする。ここの文字が、部屋を出た後で彼が名乗る名前なんだよ(^m^)
きょとんとしてるうちに猫のラッキーを預けられ、抱いてソファに座ったシーチンは、喘息の大敵は猫の毛よと言いました。これはジャブかな。
彼は普通に、猫を飼うのが夢だったけど母親に反対され、隠れて飼ってたら捨てられた、自分で稼げるようになって夢を叶えた、両親には秘密で仕事帰りに毎日立ち寄って、餌をあげてると答えるんだけど。
ようやく気付きましたな。
シーチンが猫を優しくだっこしてくれて、それだけでかなり警戒心もなくなっちゃってた彼だけど。ふと。あれ、自分が喘息だって、まだ話してないのに、と。
あら。シーチン、無自覚だったのか?この反応。
最初から、そうやって話してくつもりだったんとちゃうの?うっかりを装って、こうなったら話さざるを得ないでしょと、反対してるホーユンも説得して、なんてことまでは考えてなかったのかな。
この手のどっちなんだろシーンはいくつかあって、シーチンの表情だけでは判断しにくいんだよね。これを表情で分からせろというのは、難しいのかもしれないけど、いつもただ緊張した顔なので。も少しホーユンを横目で窺うみたいにしてくれたら、確信犯かと分かるんだけど、違うってことは、無自覚ってことでいいのかな。
シーチンが、話そう、彼もループに入るかもとホーユンに言ったのを聞いただけで、彼はある程度、気付いてしまいましたな。
だけど、シーチンの話はまとまりがなく要領を得ない。
仕方なくホーユンがまとめるんだけど、シーチンにびたーって体をくっつけて話す訳よ。
もーね、既にこっちは何度もループを繰り返してる気心知れた仲間なんだよ感をバリバリに出して、で、キミは爆弾を持ってるかもと確かめ始めた乗客の1人に過ぎないんだよ、とな。
これ、毛を逆立てた精一杯の威嚇よねー。だけど、ぷるぷるしたちんまい子猫だわ(^m^)
ここで彼が、なんでまだ8月じゃないのにって言い出すんだわ。
作り手サイドのホーユンはすぐに分かって、呆れたみたいにそっぽ向いてましたが。
私も気付いてなかったけど、そういえばこの手の作品って、8月が多いのね。∞マークね。ホントにそれだけで舞台を8月にしてたんだろか。それも安易すぎんか?コンテンツの稼ぎ時は、夏休みだからってとこもあったり?(笑)
ホーユンの言った「体が入れ替わる男女の映画」って、今はみんな「君の名は」を思うんでしょうが、昭和生まれの私は、大林宣彦監督の「転校生」を思い浮かべてしまいます。あれも夏でしたわ。
オタク属性の彼は、信じてくれるどころかノリノリでした。ホント話が早い。
ずっとおもしろくねー状態のホーユンだけど、彼はホーユンがゲーム制作の仕事をしてると聞いた途端、憧れの職業だって喜んで、水出してくれたりする。
なのにホーユンってば、すっかりシーチンと意気投合しちゃってるのを見て、更に大人げなく、君がループに入れるかは不明だとか、ヘラッと笑うんだよ。んもー、あなた、一番年長さんでしょー?(笑)
本人は絶対に入れると言ってるけど、まあ、流れを考えれば、この子はバスの中で一緒に目覚められないから、多分ループには入れないんじゃないかと思う。だけど、全てが終わってから、友達になったりするといいなあ。
世界を救うチャンスは待ち構える者に訪れるとか、シーチンにはついてけないワードが飛ぶけどな。
だけどこの手の台詞は、選ばれし者とか言っちゃうホーユンのほうが伝わるはずだし?(^m^)
世界じゃなくてバスを救うんだって言ったら、人を救うのは一緒よってシーチンに言われちゃって、え、こっちを窘めるの?ってシーチンをまじまじと見るホーユンのお子ちゃまっぷりがおもろい。
考えたら、ホーユンは制作バカみたいな感じなんでしょうね。製品化に向けたスポンサーとの会議を、どうせ改変を強いられるからとすっぽかしたい訳でしょ。その態度は、製作責任者として社会人として、ちょっとナンだよね。きっと電話でケンカしてたマネージメント担当の友人のほうが社会的には大人で、ホーユンは子供。ただ、だからこそ制作向きってことなんでしょうが。
バスの中にどんな人が乗っていたのか、図にして説明する時に、シーチンにあなたが描く?と向けられて、仕方ないなぁ、頼られちゃってー的に突然機嫌が良くなるホーユン。困った分かり易さ(笑)
バスの前方から、正義感の強いマッチョと、楽観的な動画配信者。この2人は、手荷物がないから除外。
スイカを持った中年男性と、足元に赤い袋を置いた中年女性。
お薬おばちゃんと、スーツケースを持った中年男性。
このバスは最寄りの空港にも駅にも直結しないから、スーツケースには違和感があると彼。
スーツケースを持っていても、空港や駅に行くとは限らないとシーチン。
建設的な話し合いができると思った時、彼に家から電話がかかってきてしまいます。
ここで残念ながらタイムアップ。
ふと彼は、自分が死ぬループだと猫はどうなると呟きます。誰もこの場所は知らないしね。
別れ際、部屋に泊まれよと、彼はパスワードを教えてくれました。
そして、ループに入れなくても、力を貸すから声をかけろと。
で、名前で呼ばれたらすぐに信じるからって教えてくれたのは、アレ。
「ルー・猫の使者・喘息征服者・光に選ばれし者・ディー」(笑)
ルーディ(盧笛)くんでした。
長くて覚えられないってホーユン。まさに(^m^)
だけど、世界で唯一、私達を信じてくれる人だわとシーチンに言われて、ホーユンも随分と軟化したわ。ルーディくん、かなり協力的で、秘密基地も使っていいって言ってくれたしね。今後、何かあった時の隠れ家にさせて貰えるよ。
それから2人は、ネットカフェへ。
eスポーツホテルって名前なので、シーチンが戸惑ってますが、部屋の中も、かなり立派なパソコン設備を備えたラブホみたいに見えなくもない(笑)
さて、家に帰ったルーディは、急いでいたから上着についた猫の毛をコロコロしてくのを忘れてました。で、ママが怒り心頭。
いやー、これはなあ…ルーディが何歳なのか分からないけど、反発もしたくなるねえ。心配なのは分かるけど。こんなにキャンキャンされても、今まで我慢していい子でいたのはむしろ偉いわ。そもそもベースはかなり優しい子なんだと思うわ。
怒ったルーディは部屋に籠り、日記を書いてました。
あ、ちなみに、ルーディの中の人、どこかで見たことあるなーと思ったら「猟罪図鑑」の田林でしたわ。4話に出て来ます。あっちはヤな子だったよー(^m^)
そこに公安から電話が入り、ルーディは父親に送られて公安局へ。父親は母親のやかましさは心配からだと分かっていても、もっと息子を尊重してやりたいと思っている模様。
そしてルーディも、車の中で反省してる。親を逆恨みして万年反抗期だったと。いい子だなあ。
もしかしたら死んでいたかもしれないというのは、相当に大きな出来事だったね。
彼は喘息で運動もできず、友達もできず、自分はお荷物みたいなもんだと思ってたみたいだけど、でも友達はいなくても、心は豊かだよって、秘密基地でのコスプレ映像が。
本当に楽しそうに、麦わら帽子被ってルフィになったり、湘北のユニフォーム着たり、スパイダーマン?になったり、ナルトになったり。
バックに流れていたモノローグは、危うく今日死んでいたかもしれなかった彼の遺書みたいな日記。
もしそんなことになったら、にゃんこ達も放置になっちゃうから、ちゃんと秘密基地の場所とパスワードも書いてます。そこに行けば秘密が分かると。今日は友達が2人もできた、どこかのパラレルワールドで、俺は彼らと共に乗客を助けているだろうと。そして両親への感謝も綴り、最高の人生だった、幸せだったと。
でもさ、自分の世界を守り心臓を捧げるて。知ってる人が見れば「進撃の巨人」だと分かるけど、これをうっかり母親が読んだら、自殺するのではあるまいかと誤解するだろな(^m^)
と思ったら、早々にママ、読んじゃったっ(大笑)
こりゃきっと、大騒ぎで公安に駆けつけるんじゃ?
さて、シーチンとホーユンもまた、ネットカフェのパソコンで情報を収集してました。
運転手が、ワン・シンドーという名前の優良運転手だったことも分かります。どうやらシーチンも以前助けて貰ったことがあるらしい。
更にトップガンの動画についたコメントが酷いものだったり、後ろに写っていたスイカおじさんの表情が凶悪だと書かれていたり。
シーチンにはスイカおじさんがそんなに悪い人には見えなかったけど、ホーユンは、見た目は怪しかったルーディはただの猫好きオタクだった、見かけでは判断できないと。ま、そうなんだけどね。
その時、シーチンのスマホに公安からの呼び出し。ルーディとモメたことも、ホーユンが一緒なことも公安は知ってました。先にルーディが呼ばれたことに気付き、事情聴取が初めての彼は、あの性格だとループのことも話しているに違いないと予測。2人も行ってみることに。
ルーディは、2人には感謝しているとは言ったけど、連絡先も交換してないし、爆弾のこともループのことも、慎重に触れずにいてくれてましたよ。予測より賢いよ。
でもシーチンとホーユンの2人も呼ばれたと聞いて、ちょいと反応してしまったのよね。
ジャン刑事は、その反応に気付いちゃったね。あの3人には何かある、と。
7話 怪しい乗客 スイカ
スイカおじさんの境遇から。
死亡交通事故を起こして、おじさんは収監されてたみたいです。もうすぐ出られると、面会に来た妻に喜んで伝えるんだけど、妻は、家は売った、嘉林市で働くことになった息子と共に引っ越すから、二度と会いに来ないでと告げました。
どうも息子も妻も、おじさんの事件で、住んでた田舎で結構辛い思いをしてきたらしい。あんなところではもう暮らせない、嫁だって来やしない、と。
2人が幸せならばそれでいいと、さっきまで嬉しそうだったおじさんは、寂しそうに引き下がりました。
7話は、このおじさんが、なんでスイカを持って嘉林市に来て、バスに乗っていたのか。ですな。
公安に呼ばれたシーチンの担当は、ジャン刑事。
ルーディをバスに乗せなかった理由について、当たり障りなく話すシーチンだけど、さすがのジャン刑事、毎度鋭いんだよね。なんで乗ってから確認しなかったのか、なんですぐにリュックを開けたのかと。盗まれたものなら、中身なんか既に変えられてるだろうにと。
ホーユンの担当はジアン刑事。
バスの中で怪しい奴を見たかと言われ、スイカおじさんとスーツケースおじさんの話をするホーユン。
シーチンも監視カメラの写真から、スイカおじさんを指定しました。
マー・グオチアンというらしいよ、スイカおじさん。
2人して、警察におじさんを調べて貰って、情報を得ようとしてるのね。
ルーディの証言と2人の証言は一致し、今までと違いループの話はせずに協力的な2人を怪しんでいるのは、ジャン刑事だけ。爆弾があったことは公表していないのに、2人揃って、マー・グオチアンが怪しいというのは、むしろ怪しいと。
そこにスイカおじさんの詳細が届きます。
おじさんは、事故を起こしてから4年も逃亡した後、逮捕されたけど、懲役9年が7年に減刑され、以降、田舎で一人暮らしのスイカ農家。
ジャン刑事は、ひとまずシーチンだけを帰し、ルーディとホーユンは残すことに。
シーチンを、マー・グオチアンの家族と鉢合わせさせたいみたいよ?
スイカおじさんの息子、マー・シアオロンと、前妻のリウ・ツァイツァイのところに行ったジャン刑事は、息子だけに話を聞きたいと別室へ。
丁度ひとり帰されるところだったシーチンは、廊下でマー・グオチアンの名前を耳にし、恋人を待つからと言って、そのまま帰らずに公安局に残りました。
廊下では前妻と女性警察官が話してるところ。近くの椅子に座って、聞き耳を立てるシーチン。
息子のマー・シアオロンは話します。
事故当時、高校受験を控えていて、父親に自首させなかったこと。その後、姿を消した父親を探す余裕もなかったこと。
大学に入った年、父親は逮捕され、関係が途絶えたと言った息子を見るジャン刑事の目が鋭い。
途絶えたって、あなた。面会なら行けただろうに。母親は年に1、2度行ってたんだから。
この息子は父親に自首もさせず、いなくなっても捜そうともせず、捕まったら自分の意志で父親を切った。亡くなったのは同級生だったらしいから、当時はかなり辛い針の筵だったのでしょうが。
母親が賠償金を払ってるらしいけど、父親は賠償金の話、知らなかったのかな。絶縁してるらしいから、こりゃ、一緒に払ってなさそうだなー。面会のシーンでも、家を改築しようとか、のほほーんと言ってたけど、賠償金と息子の学費と心労で、お母さん、へろへろっぽかった。片や獄中でツヤツヤしてたスイカおじさん。家を売ったのだって、賠償金のためでは?
うーん。一見スイカおじさんは気の毒かもしれないけど、元妻が一番かわいそなんじゃ?
だけど、ジャン刑事と話して、息子にもちょいと後悔の念が沸いてるっぽい。
シーチンはトイレに行くと言って廊下を出て行った息子を追いました。動きを女性警官に監視されてるけど。
外にいた息子と話すシーチン。遺族ではなく、乗客だったと聞いて父親を見たかと尋ねる息子に、袋の中はスイカだったと答えるシーチン。
息子は、父親はわざわざ長距離バスでスイカを持って、自分の住む嘉林市まで会いに来たんだと分かったんでしょうね。俺が悪い、間違ってたと俯きました。
7年間も服役していた父は、社会との接点がなかった。何もかも俺が悪い。
賠償金のことも、自分達が田舎で疎外されてたことも、全部父親が悪いと、彼は怒りで排除したんでしょうが、それすらも父親はただ知らなかっただけだったんだと、後悔してるってことかな。
そしてそして、来ちゃったよ。公安に、日記を読んだルーディママが。
ルーディのいる部屋に入った途端、日記を手に興奮してまくし立てる母親。その騒ぎに、ジャン刑事と父親も入ってきます。そこで母親は爆発の話をしてしまいました。出来た友達に唆されて何か悪いことをして自殺しようとしてると、母親は大騒ぎするんだけど、せっかくルーディが、シーチンとホーユンのことを思って伏せていたことを、ギャーギャー騒がれてしまいましたわよ。台無しー。
でもそれを聞き逃すジャン刑事ではなく。日記も読まれてしまいます。
母親が余りにも酷いので、ルーディも、今まで守ってるつもりだったんだろうが実は軟禁だと叫び、ルーディパパもようやくよ。ようやくルーディママを叱りました。酷いのは誰だ、今まで息子を尊重したことがあるかと。や、もうちょっと言ってやってもいいぞ?(笑)
はあ。どんなに愛情があっても、この性格じゃあツライよ。中国ドラマによく出て来る、感情爆発型キャンキャン娘が中年になると、こうなるのかを見てしまったよ。疲れたよ…
ただ、パパも若い頃、崔健って歌手の、ママもレスリー・チャンのファンだったこと、今のおまえと同じだと言ってくれましたわ。いいパパだわ。マスクも吸引薬も、いつもパパが用意してストックしてくれてたみたいだもんね。フィギュアも買って箱置いてくれてたりしてた。
ルーディも思わずパパにハグしたわ。
そして呼び戻されたシーチンと、ホーユン、ルーディの3人は、別々に取調室へ。
時刻は23:52。
ルーディは、午前0時でリセットされると、過去作品のループ知識で分かってるのかな。少しループについて話し、時間がないから情報をくれというんだけど、ジャン刑事も言わないよね。
2人もグダグタのまま、時計は12時を回りました。
ふむ、やっぱり彼らのループは時間じゃなく、睡眠一択なんだねえ。
本当のことを話せ⇒話す、救いたいから情報をくれ⇒いつから計画してた?
もーね、分かるけど、フテ寝したくもなるよ、このループ。堂々巡り。
そして16回目が始まりました。
前回は、途中まで上手く行ってたのに、ルーディの遺書から、爆発を知っていたことがバレで拘束されちゃった訳よね。てか、これはルーディのせいじゃなく、母親のせい。猫にゃーのことを考えれば、情報を書き残しておかなくちゃとルーディが思うのも当たり前だもの。
公安でループの話をすると吐き気がする。
私もよ。
うん、見ていてもそう思う(笑)
ここでシーチンは、スイカおじさんに殺人の前科があることを伝えました。
これも中途半端な情報だったけど、仕方ないか。
オート三輪で轢いちゃった相手が亡くなってしまったってのと、明確に人を殺そうとして殺人を犯したのとでは、人となりは違うはず。だけど、結果だけ見れば殺人の前科がある、になる。
交通犯罪は、いつ自分も加害者の立場になるか分からない。ちょっと気が引き締まる感じでした、ここら辺。
さて、猫にゃーを撫でつつ乗って来たルーディは、ループに入ってはいませんでした。
やっぱりかー。残念。
ここからはちょっとスイカおじさんがかわいそターン。
2人でケンカするフリをして、ホーユンがおじさんの袋を蹴とばし、踏んづけました。
袋の中で割れるスイカ。
おじさんは怒ってホーユンに掴みかかり、突き飛ばします。
トップガンが仲裁に入るけど、この人、ホーユンが二度目はわざと踏んづけたのに気付いてたね。めちゃくちゃ動画を撮りつつ、よく周囲を見ているわ(^m^)
トップガンは、ホーユンも自業自得だけど、スイカおじさんも、力いっぱい突き飛ばしちゃケガをさせるぞって反省させます。それすらも動画撮って言ってるから、公明正大なオレ、を演じているのかもしれないけど、トップガンのお陰で、騒ぎはなんとなく収まりました。ホーユンだけを悪者にして(笑)
おじさんの袋の中は全部スイカ。
遠路わざわざ運んだのは、息子に食べさせるためだったんたと。
シーチンは咄嗟に、自分はマー・シアオロンの同僚だ、家族写真を見た、お父様ですかと言いました。
スイカおじさんは、SNSで息子と繋がっている親戚のところに、父親のスイカが食べたいとコメントが入っていたと聞き、スイカを届けるのを口実に会いに来たんだって。
シーチンは後悔していたシアオロンと話してるので、シアオロンも会いたがっていると告げます。多少盛って、父さんのスイカが一番だと言っている、なんてのも付け加え。
結局、交通犯罪を起こしてしまったとはいえ、息子のために逃げ、家族のために身を引いた、ただの世間知らずのスイカおじさんだったマー・グオチアン。
息子はずっと貧しい田舎の中で育ちつつ、スーツを着る仕事をしたいと夢見てたのね。それで自分の夢が、と、自首させなかったに繋がってるんだろなあ。それも高校受験時の子供の行動だものねえ。
このドラマは、詳細を描かれる乗客の背景見ても、脚本上手いと思わせられます。
人の良いスイカおじさんは、割れてしまったスイカを食べてとシーチンに渡し、みんなにも配り始めました。バスの中でほっこりとスイカを食べる乗客達。
ひとりでそれを眺めて、捨て猫みたいになってるホーユンが時計を見ると、1:43、バスは橋の上に差し掛かるところ。
そのうちあの着信音が聞こえ、シーチンは急いで、シアオロンは自分の過ちを悔やんでいます、あなたを愛していますとグオチアンに伝えたところで、爆発が起きましたよ。
あれ、交差点での事故回避の働きかけ、なかったよね。
スイカ騒ぎでちょっとタイミングが狂ったのかな。
そして17回目。
目を覚ましたホーユンは、さっきのシーチンの言葉に胸を打たれたと素直。
シーチンも息子や元妻の様子を見てるからね。おじさんが気の毒で、話し始めたら止まらなくなったと。多少は盛っても、概ね変わりないわよ。
のこるは2人ね。
同じバス停から乗って来た、スーツケースおじさんと赤い袋おばさんです。
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