成化十四年～都に咲く秘密～　25話　猛毒　ネタバレありのあらすじと感想

2022-10-202023-12-20

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成化十四年 — 画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO.,LTD.

あらすじ

都では正体不明の２人組が錦衣衛に扮したうえ、隋州と名乗り朝臣たちから金銭を奪うという悪事を働いていた。被害者のひとりから話を聞いた汪植は、賈逵に裏を探るように命じる。そんな中、唐泛の身代わりとなって毒矢を受けたドゥルラが、昏睡状態となってしまう。西廠の丁容（ていよう）が矢尻の毒を調べた結果、何種もの毒素が複雑に絡んでいるため、すぐには解毒薬が作れないという。ひとまずドゥルラの熱を冷ますため、隋州が氷を調達に行くのだが…。
成化十四年～都に咲く秘密～公式サイトより

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ネタバレ感想

おやあ？都には隋州を騙る不届きもの、２人組が現れました。
隋州役の李飛(りひ)、部下役の李游(りゆう)、どこかの役人の家でお金を巻き上げています。これでまた、隋州が濡れ衣着せられるのかぁ。はぁ。

で、ドゥルラの状態を聞きつけたんでしょうね、走り込んできた唐泛なんですが。

またかよ、この男は

ヘッドロックに萌えてる暇なんぞなかった、ムカついて(￣▽￣ゞ
書き出すと腹立たしくて止まらなくなりそうなので、やめておきます。
でも２行だけ。

隋州が許しても、私が許さないぞ(違)
一番、責任を感じなくちゃいけないのはおまえだよ。人のせいにするんじゃない！

偽隋州にお金を強請られた呂(りょ)が、汪植に訴えに来ました。
隋州は今日帰郷したばかりで犯行は不可能であることは、賈逵が知っています。汪植は狙いは自分だろうと考え、賈逵に調べるよう命じました。

隋州宅の厨房は荒らされていましたが、ドゥルラも目覚め、久々にみんなが揃ってご飯というところで、ドゥルラが血を吐き、倒れてしまいます。急いでドゥルラに刺さった矢を確認する隋州、西廠に持ち込みました。

矢を調べた丁容は、毒は数種の合成で、相乗効果によって少量でも心臓に達すれば助ける術はないと言います。全ての成分を分析し、解毒剤を作るのに３日。それまでドゥルラが持つかどうか。

丁容、どこかわくわくした感じで毒について語ってましたね。
なんでもできるこの人、ある種、オタクなんだろうなあ。

ここで汪植から、馬林が亡くなったことが知らされました。まだ唐泛は狙われているから気をつけろと。隋州は太医(皇室の医者)の派遣を願いますが、太医は誰でも診る訳ではないと汪植には断られてしまいます。

隋州が戻ると、唐泛が今度は裴淮を罵っています。はぁ。ちっとも学習しないチワワめ。
裴淮と丁容の見立ては同じですってよ。
まず、毒の解析と解毒法、その間はできるだけ滋養強壮、それしかないようです。

ドゥルラへの好意は、ドラマオリジナルですよね。身代わりで毒に侵されてるのはかわいそうなんだけど、こういう反応に辟易しちゃうんで、ホントいらん設定だと思うわー。

宮中では、万通が宦官２人に両手を取られて脈を診られています(^m^)
東廠の尚明は、偽隋州事件で錦衣衛が問題になるのを楽しんでいるようだし、汪植はただ、からかってるだけかな。
そこに、新顔の宦官、丁満が汪植を迎えに来ました。

しっかし陛下も大変ですね。お通じの乾燥状態まで申し送りされるのかぁ

汪植は、馬林の件、唐泛達が何度も襲われた件、ドゥルラが毒を受けて危ない件、李子龍という人物がいる件を陛下に報告しました。陛下、丁満に太医の派遣を命じてくれましたね。

でも、皇帝に送って貰った太医も全く役には立ちませんでした。裴淮は苦肉の策として還続散(強壮剤かな)で時間を稼ぐしかないと。ただ高熱が出るため、冷やす氷が必要のよう。
皇室の氷室に向かった隋州は、知り合いの官吏から砕けた氷と霜を譲って貰い、闇市の氷が薬屋にあるかもとの情報を得ます。

一方、尚明と万通。相変わらずロクな話をしてやしませんが。
偽隋州に強請られた人達がかなり多くなってきたようですが、みんな後ろ暗いことがあって訴え出ることができないらしい。強請るほうも強請るほう、強請られるほうも強請られるほう。

その頃、唐泛達の元には丁容がやって来ていました。今のところ分かった毒は5種類。でもまだ数種、不明のものが混じっているのだそうな。それを解明するのにあと7日。

久々の薬舗回春堂です。店主は隋州を恨んでたんですね。ま、裏でやらかしてたとはいえ、初回の事件の時に錦衣衛で拷問されちゃってますからね。隋州だけのせいではないんだけど。
で、退官したおまえなぞ怖くないわー、協力する義理などないわーってか。
それでも店主、隋州が丁寧に謝罪をしたら氷は売ってくれました。ここで憤る冬児に説明する隋州、すごいな。むしろ店主は普通の人だって、なーるほどなあ。

そこへ、錦衣衛の薛凌がやって来ました。ああ～ねえ。偽物の責任まで負わせるつもりだな、万通。部下に氷と冬児を頼んで、隋州は錦衣衛に向かいます。

で、件の偽物の２人は老夫婦の家で薪割りをしていました。彼らは国境から戻って来た元兵士で、戦死した同僚の年老いた両親を助けていたり、お金を渡したりしてます。それがだまし取ったお金の使い道ね、多分。とはいえ、犯罪は犯罪なんだよなー。

裴淮は、やっぱりな、矢尻の毒を試すと言い出しました。元々様々な毒を試して学んできてる上、韓草事件の時も東廠の猛毒、弾刹散を試しちゃった人ですから、そんな気はしてましたが。でも今、裴淮が倒れたらいろいろとアウトでは？丁容も凄いけど、裴淮ほどこちら側に情はないし。
とかナンとか、裴淮と唐瑜、ウユンが言い合っているうちに、唐泛がすいっと矢尻で自分の掌を傷つけました。