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山河令 第18話「無限の暗闇」あらすじとネタバレ感想

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山河令
画像出典 Youku information technology (Beijing) co., LTD
目次

あらすじ

罠が仕掛けられた林を抜けて龍淵閣に渡る吊り橋に辿り着いた周子舒、温客行、張成嶺、葉白衣。しかし、橋にも特殊な仕掛けがあり、周子舒と温客行は谷底に落ちてしまう。そこには人間を食らう薬人の群れが待ち受けていたが、二人は力を合わせて戦い危機を脱出する。一方その頃、葉白衣とはぐれて龍孝に捕らわれた張成嶺は…。

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ネタバレ感想

山河令 登場人物 登場順一覧(16話~21話)はこちらから。

山が深くなり、馬車が通れなくなってきたのかな。
龍孝(ロンシアオ)は籠に入れて、成嶺(チョンリン)が背負うことに。
落ちていたガイコツに足を取られて転びそうになった成嶺ですが、流雲九宮歩(りゅううんきゅうぐうほ)の修行のお陰で、転ばずに済みます。老温に、足技は上達したなと言われて嬉しそうな成嶺。でも頭蓋骨を見て怖がる(^m^)

葉白衣(イエバイイー)は、この先、死にたくなければ私の足跡を踏めと。ガイコツがあるってことは、この辺りからもう罠があって、ひっかかって亡くなってる人がいたってことよね。
注意しながら歩く一行ですが、でもまあ、この若閣主がねえ、黙って素直に運ばれてる訳もなく。籠の中から手を出して小石を弾き飛ばし、周囲の木々に施したカラクリの罠を起動させます。
木の幹から刃物が出て、囲んでくるんだけど、そこは葉白衣パイセンですよ。あっと言う間に、さらりと全部切り倒してしまいました。

籠を覗いたパイセン。こたびは許す、次は温客行にその指をへし折らせるぞ。
あー?なんで私がー?
で、久々に「温善人」が出て来ましたけど、阿絮に黙れと言われてしまっておる(笑)
成嶺は笑っておーる。てか、そろそろもう温善人はいらないよねえ。
でもちょっと殺伐としそうになった空気を、成嶺が自らの微笑ましいエピソードで和ませてしまいます。パイセンまで微笑ませてるもんね。子は鎹、炸裂です。

なぜ龍淵閣の閣主はこんな辺鄙な場所に引っ込んだのか。
老温は、人が世間から身を隠す理由は限られていると言います。
人に恨まれ、命を狙われるか…と言いかけると、パイセンが、龍雀(ロンチュエ)は人が良く騙され易いが、恨まれたりしないと言います。阿絮の師匠、秦懐章(チンホワイジャン)が良く知ってると。
ならば理由はひとつ。傷心だと老温。ふむ。

一行が着いたのは武陵源みたいな、奇岩がにょきにょき生えているような場所。
その中のひとつに建物が見え、そこに向かって吊り橋がかけられていますが、カラクリ屋敷であろうことは確かだし、龍孝を考えれば、タチの悪そうな仕掛けがありそうなことは予測できます。
阿絮は余計な事をされないように、籠の中の龍孝の経絡をついて動けなくしたみたいね。

山河令
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どう考えても罠ですわなーの顔と顔。

葉白衣が先に渡り始め、それを見守る3人。息をつめて見ているのに、途中でおちゃらけるのはさすがにやめてくださいよ、パイセンッ!
無事に向こう側についたのを見て、残る3人も渡り始めたのですが。
ここで全員一緒ってのに、ん?とは思ったよね。例えば私なら、重量制限程度かける気がする。

なんですが、実は重量ではなかった。スイッチがあった。
パイセンは上手く踏まずに向こうに着いんだけど、老温が踏んでしまった。

吊り橋は落ち、3人と籠は落ちていきます。
ここの岩々の間には、いくつもの吊り橋がかけられてたんですね。途中で、下のほうにあった吊り橋の綱に引っかかってバウンドしてきた成嶺。それを見た阿絮と老温は、蔓を使ってタイミングを合わせ、両側から成嶺の手を取って上に放り上げ、自分達は落ちて行きました。
飛んできた成嶺を助ける葉白衣パイセンです。成嶺は泣き叫んでますが、多分大丈夫だよ。これくらいのことでは。

そして案の定、阿絮はしらっと無傷で、老温はちょっと衝撃でダメージは受けていたものの、2人は生きています。なんかよく分からないけど、小高い台みたいなのの上にいますね。
老温に気を送る阿絮。
火種は持っていたものの、真っ暗で周囲がよく見えないみたい。でも画面には、転がっているガイコツや薬人がウロついているのが見えます。え、薬人ってここが製造元なの?

俺のためにお前は気絶までした、二つ目の仕掛けに触れてここに落ちたんだろうって阿絮は言うんですが、なんだかよく分からなかったぞ。
落ちていく途中で、老温は下にあった吊り橋に触れてるんですが、その時、下の吊り橋の仕掛けに触れたってことでしょうか。落ちた時、阿絮の下敷きになったんでしょうか?
ま、いっか。

上のほうでは、嘆く成嶺にパイセンが言ってます。3人仲良く死ぬはずはない、裏がある。
そ、そうですよねっ!ってなってる成嶺が一生懸命で可愛い。パイセンの表情も緩んでる。
災いは千年はびこる、あの災い2人は簡単には死なぬ。

災い扱いかーい。
でも、納得してしまうよ、ホントに生きてるしなー。

暗闇の中、阿絮の手が掴まれました。
薬人の手なんだけど、阿絮、老温に、怖いのかって聞いてるよ。
怖いわけない。
なぜ俺を掴む?
ぱきっと阿絮を見た老温。
つかんでない。

掴んでたのは、間に顔を出した薬人だったよー。
でも2人から一発ラリアット(^m^)
その時、高いところの明かり取りみたいなのが開いて、2人のいるお立ち台が照らされます。てか、これホントお立ち台じゃん。扇子持ってる人もいるし、って古過ぎますね、あは。

うろつく薬人達と、あちこちに転がっている無数の骨。
そこへ、上のほうから龍孝の笑い声がしました。

悪人っていうのは、自分が施した計略だとか、悪だくみの成果を自慢したいんだね。どうやら阿絮達に、自分の作った薬人を見せたかったらしいよ。初めて作った薬人だから処分する気になれずに飼ってるのだそうな。で、吊り橋を通る人がいれば、カラクリで落として餌にしているんだと。

龍雀は実直な人だが、息子は正気を失っていると言う阿絮に、激高する龍孝。
父親を憎んでる。唯一の息子なのに、治す方法を知りながら病を治さず放置したって言うんだけど、小人症は治せないんじゃないのー?
この役者さん、本当に低身長症の方らしいんだけど、ここの台詞はなんだか気の毒ね。仕事だから仕方ないけどね。

老温が、胎児の頃からの病は薬でも治らぬ、生き返りの丹薬を使っても急に成長することはないって言いますが、龍孝は神医谷の至宝「陰陽冊」なら天下の奇病を治せると言い張ります。脈も途切れそうな容炫(ロンシュエン)を岳鳳児(ユエフォンアル)は治した。私の病も絶対に治せるはずだ。
こうして、本当かどうか分からない希望のために、みんな狂っていくんだねえ。

例え容炫が陰陽冊で生き延びたとしても、道理に逆らえば正気を失い、魔となる。あ~、お前は元々魔だからいっかーって笑う老温。何か知ってるのかと驚く龍孝に、陰陽冊のことなら多少知ってるけど、聞きたいなら解放しろと。神医谷の末裔かと聞かれて、まあなと言った老温ですが。
龍孝は神医谷の継承者は死に絶えたって言います。老温は、ハッタリが利かなかったなんて、ちょいと誤魔化してるけどね。

龍孝のベルで、薬人達が襲ってきました。なんだかいっぱいいるんだけどー。
それにしても、お立ち台で舞う2人の美しさよ♪
弾き飛ばした薬人がぶつかった岩壁にヒビが入り、そこから外の光が漏れます。これは脱出できそうですね。

その頃、葉白衣と成嶺。建物の中は、鎖や歯車の大掛かりな仕掛けが動いていました。
葉白衣が成嶺を残して様子を見に奥に進んでいくと、葉白衣目掛けて上から鎖が。成嶺周辺には、足元から刃物がたくさん突き出てきます。
パイセンは心配ないけど、成嶺もなかなか。流雲九宮歩、阿絮のスパルタで修練としいて良かったよねえ。と思ったのに、突然床板が開いて、成嶺、落ちてしまいました。これは無理、足さばきでは避けられない。
パイセンが刀で床板を切ろうとするんですが、どういう素材なんだか切れないみたいよ。
周辺を見回すパイセンは、窓の格子を破って外を見て、龍淵閣の構造に気付きます。
橋から見えた楼は目くらまし。本物は地下深くにある。
わざわざ楼閣を上下逆に作っとく必要もないとは思うもののっ。

その頃、成嶺は落とし穴、奥深くの部屋まで落ちていました。
そこへ部下を連れた龍孝が。両脇に立ってるのは生身の人間だよね?

多分壁を壊して外に出られたのだろう、阿絮と老温、なんだか余裕でいつもの言い合い。珍しいのは阿絮からってとこかな。俺が狼狽えるのはお前に関わる時だけだ、ですってよー。
でも、薬人達が追ってきました。
行き止まりの山腹の崖から、深い谷の向こう側に飛べそう。ちょびっと緊張気味な感じを出してたりするんですが、常々屋根の上だの竹藪の上だの、あれっだけの距離飛んでる人達ですからね、なんてことなかろうよ。

山河令
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よゆーに見えるのだが、そうでもないのか?

老温が飛んだ後、阿絮が飛ぼうとすると追い付いてしまった薬人。飛ぶ瞬間、肩を引かれ、ちょいと勢いが削がれてしまいます。向こう側から差し伸べられる老温の手の細長いことよ。この人、どんだけ指長いの?

無事、阿絮を受け留めて、ゴロゴロゴロゴロ。
ぽいっと横穴から吐き出されたように飛び出た場所は、明るい草むらでした。
2人並んで大の字になって転がってるんだけど、この足元のブーツ、あれだけ動いて、よくすっぽ抜けないよなーといつも思います(笑)

山河令
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2人してごろーんは珍しいのでは?

先に起き上がった老温が阿絮の手を引いて起こそうとするんだけど、自力で起きる気のない阿絮。これはさあ、甘えてるんだろうなあ。急に来たなあ(^m^) 何きっかけかね、危機感共有?
このシーンのBTSをYoutubeで見たんですけど、あの形で引っ張り上げられるの、難しそうでしたねえ。普通に考えてもかなり筋力いるよね。

目の前には青々とした麦畑みたいなのが広がっていました。あの奇岩崖の裏側ってところでしょうかねえ。
そこに、牛を引いて歩いている人を発見。声をかけても振り返りもしないので近づいて見ると、びっくりこれもカラクリ人形。老温が叩くと、人形は揺れながら爆発してしまいます。
老温の袖に、少し火が燃え移っていて、はい、断袖。

ってところで「災い共は1000年はびこる」って、葉白衣登場。
え、どこから沸いて出た?
成嶺に情が沸いちゃったのね、アイツはあんなに泣いてたのに、お前ら、呑気に遊んでるんじゃないっ!ってか。いやいや、パイセン、こっちはこっちで大変だったんですからっ。
成嶺はと聞く阿絮に、気まずそうなパイセン。
…はぐれた。
揃って、はあっ!?な2人が可笑しいわ。

その頃、成嶺は必死で逃げていました。早い早い、そして健脚です。これも修行の成果でしょうか。
だけどあちこちの通路に柵を下ろされてしまい、逃げ場のなくなった成嶺は、龍孝に捕まってしまいます。うう、頑張ったのにー。

葉白衣と阿絮、老温は、カラクリ龍淵閣の秘密を解こうとしていました。てか葉白衣が。
老温は、急かす役目、阿絮は宥める役目。
龍淵閣のカラクリは、紫流金(しりゅうきん)という特殊な陣法で動いているらしい。火ですぐに爆発して、何もかも破壊しちゃう厄介なものなんだってよ。

そこに車椅子に座ったカラクリ人形が現れます。
コイツもどっから沸いて出た?

人形は、その手に巻物を乗せていました。
老温が開いて見ると、龍淵谷の地図。

一方抵抗空しく拘束されてしまった成嶺。
龍孝は、成嶺の父親が龍雀と親友だったからこそ、殺さず拷問して苦しめるつもりのようです。地下を好む龍孝は、生まれた時から無限の暗闇で生きてきたから、暗闇に属する運命なら、暗闇を我が家にすると決めたらしい。へえ。←

成嶺が頭に鍼を刺され、あわや目をくり貫かれそうになったその時。
天井に穴が開いて、そこから、阿絮と老温が飛び降りてきました。
手下達は阿絮がさっくりと倒し、龍孝は老温が首を持ち上げて、柱に投げ飛ばします。

白衣剣で拘束はさっと切れたものの、頭の鍼を抜いていいものかどうか、阿絮には判断がつきません。成嶺の周りで阿絮がウロウロしている間、老温は龍孝に向かい中。
老温が手にしていたのは、カラクリの心臓部でした。牛を引いていた人形が爆発したように、葉白衣の説明にもあった紫流金の特性を逆手に取って、カラクリ人形達を爆弾代わりに使って、道を開いたんだって。
そのまま最後の1つのカラクリ心臓を返そうとした老温を止め、阿絮はそれを手にして成嶺の頭の鍼を抜いていいかどうか聞くんですが、まともに聞いてコイツが答えてくれると思う阿絮って、天窗のドンだった割にピュアよねぇ。
そこへちょいと遅れてやって来た葉白衣、何刺してんだ?って、ひょいっと成嶺の頭の鍼を抜いてしまいます。なんてぇことはなかったね(^m^)良かった良かった。

老温が、ニヤニヤしながらお前の弟子は不運ばかりで騒ぎを起こすなーなんて言うと、パイセンも苦笑いしてるの。いい感じ。成嶺が阿絮に、目をくり貫かれそうになりましたって言い付けるのが可愛い。再度、父親は仁義の人だったのに、なんなんだオマエはとなりますわな。龍孝もまた、何が仁義の人だ、自分をこんな姿のまま放置したヤツだって言い募ります。
でも葉白衣パイセンに、それは本人に言えよと言われる。まさに。
そんな恨み言を憎々し気に何度聞かされても、こちとら何の関係もないんでなーって話なのよ。同情引きたいならお門違いだね、甘ったれんじゃねえよって話なのよ。

ただこの話は過去にも直接、何度もやり合ったんじゃないのかな。治せ、治せないと。信じたくないから、父親を悪者にして憎むことで生きて来たっていうのが龍孝の本当なんじゃない?

龍孝はパイセンに荷物みたいに抱えられて、車椅子のカラクリ人形の元に。
成嶺が、この傀儡は龍孝に似てますねって言われるまで気付かなかった。そういえばそうですよね。葉白衣は、龍雀が孝行息子として作ったのかもって。なんだか哀しいな。

山河令
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人形に導かれて地下洞窟に入る一行。
長いこと監禁されていたのでしょうね、イヤな匂いがすると言った成嶺に応えるように、洞窟の奥から声がしました。
入ってみると、水路に囲まれた丸いサークルみたいな中に、鎖に繋がれた老人が座っています。
葉白衣は、運んできた龍孝をその場に落っことし、老温が、龍雀かと聞きました。
龍伯伯(ロンボーボー)と呼びかけた阿絮に、⼦舒(ズーシュー)、本当にお前なのかと龍雀。

夢を見ているようだ、お前の師匠は息災か?と龍雀。
秦懐章(チンホワイジャン)の死も知らないということは、少なくとも10年以上この状態だってことですよね。
苦しみの中で人は現実から目を逸らし、過去の思い出に浸るものだ、だから四季山荘に入ったばかりのやんちゃな⼦舒の姿が、目を閉じると浮かぶんだって龍雀。

葉白衣が息子を殺すべきだったのではと言うと、龍雀は、あれはケダモノ、息子はとうに死んだと言いますが、ここまでになる前に、父親としてやるべきことはあっただろうに、どこか目を逸らしたんじゃないかな。だからパイセンの言葉は正論ですよ。龍雀、面白くなさげーな顔になったけど、この人が息子が死んだと言うのは、現実逃避です。被害を被っている人は確実にいるんだから。

この後の話の合間に、愛妻が死んだ話がちょいちょい出てくるんですよね。望んでようやく手に入れた妻、みたいな言い方。その女性が生んだ息子だったから、手を下し難かったのかしれないんだけど。そんな愛妻の死にショックを受けて隠遁し、息子のことは正直放置していた時期もあったんじゃないだろうか。その間に、息子の歪みと父親への恨みはいーい具合に醸されてしまった感じ。
まあ、その裏に、恨みに火をくべるヤツがいたんでしょうけど。

どうにもできぬと、着物の裾を開いて見せた脚は切断されていました。
そこまでしたのか、あの息子。
本当にね、早いうちに決断すべきでしたよね。てか、嫁、なんで死んだんだーめそめそってしてる隙にやられたのかもしんないな。まあ、それも結局は自業自得ってことか。

陰陽冊を手にしたい龍孝だけど、なんだかんだ言って結局龍雀がいないと武庫は開けられないんだ。だから足まで切断して10年以上監禁していても、殺せないんだ。ほー。

次回は、龍雀の口から語られる20年前の真実。
老温のパパママは、孤立無援でもなかったんだよ。
ただ、黒幕がちょいと狡猾過ぎた。片やお仲間のみんなはいい人過ぎた…

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