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猟罪図鑑 第17話「父の復讐」あらすじとネタバレ感想

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猟罪図鑑
画像出典 SHANGHAI LINMON PICTURES CO., LTD.
目次

あらすじ

連続爆破事件の手がかりが過去に起きたキャンプの転落事故にあると知り、沈翊は当時キャンプに参加した林志傑(リン・ジージエ)の玩具店を訪れる。だが林志傑は不在で、店に現れたのは爆破事件の犯人だった。爆弾を体に巻きつけ、周囲を道連れにしようとする犯人に沈翊はある提案をする。爆発のタイムリミットが迫る中、現場で指揮を執る杜城は…。

(C)2022 SHANGHAI LINMON PICTURES CO., LTD.

猟罪図鑑~見えない肖像画~ 2023.11.10現在のリンクです

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ネタバレ感想

李軍偉(リージュンウェイ)に、林志偉(リンジージエ)と呼びかけられて振り向いた沈翊。
だけど李軍偉は、違うなと言いました。あら、見分けがついたわ。
林志偉は外出中で、代わりに店番をしていると答えた沈翊に、李軍偉は、自分で伝えたい話があるから待たせて貰うと言うんだけど。

その手にしっかりと握られているのは、何かのスイッチっぽい。
ヤバイ。
李軍偉は、店内に飾ってあるロボットに近付き、よくこれを売れるなと呟きました。
このロボットに何か因縁があるのね。
様子を観察しながら緊張する沈翊に、李軍偉は、林志偉を電話で呼び戻せと言います。

猟罪図鑑
画像出典 SHANGHAI LINMON PICTURES CO., LTD.

店の外では、買い物客達が避難誘導され、狙撃班もスタンバイを始めてました。
杜城、真っ直ぐこっちの対処に来たんだね。沈翊のほうを信じてくれたのね。

李軍偉は、自分から、連続爆弾事件の話を聞いたかと言い出しました。
沈翊が知ってると言うと、李軍偉はブルゾンのジッパーを降ろして、体中に巻き付けた爆弾を見せます。
俺が犯人だ、と。

げ。林志偉を巻き添えにして自爆する気だったのかー。

狙撃班の位置からも、沈翊と向かい合っている李軍偉が、自分の体に爆弾を巻き付けているのが見えている模様。
沈翊は、林志偉に電話するふりで杜城に電話を入れます。
左に移動しろと言われたのに、右に移動する沈翊。
狙撃されたら、その勢いで起爆スイッチを押されちゃうからねえ。

李軍偉が林志偉の帰りを待つ体制に入ったのに、警察だかなんだか知らん奴がゴミ箱を倒して物音を出しちまった。あっほう。林志偉が帰らなければ、沈翊を道連れにするとか言ってんのにぃ。
李軍偉は途端に警戒。警察に包囲されてるのに気付いたかもね。

でも恨みのある林志偉を殺さずに、何の関係もない人を道連れに自爆するって、それこそ、悔いが残りまくりなのではあるまいか?林志偉の店は破壊できるけど。
ま、ここまでやっちまってる犯人の気持ちなんざ、分かりゃしませんが。

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沈翊は、待つ間に、林志偉に話したい内容を聞かせてくれないかと頼みます。
李軍偉は素直に語ってくれたよ。

息子が亡くなったキャンプの事故。
傍らには、あのロボットが落ちていました。
息子は事故なんかではなく、突き落とされたのだと李軍偉は言います。

4人のグループで歩いていた子供達。
でも、1回目の被害者、趙建宇(チャオジエンユー)、3回目の被害者、張偉峰(チャンウェイフォン)、そして人違いで生き残っている劉暁晨(リウシャオチェン)の3人は固まって歩いていて、少し離れてロボットを抱えた李連楷(リーリエンカイ)が続いていました。ま、そういう関係性ね、そもそもが。
そこに、上の道から声をかけたのが林志偉(リンジージエ)。
あっちが面白いって林志偉の言葉に、3人はさっさと行ってしまいます。後に続こうとした李連楷が抱えるロボットに目を留めた林志偉は、それを貸せよと無理矢理奪い取ろうとし、拒絶した李連楷は、足を滑らせて崖から落ちてしまった、と。そして4人はそのまま逃げた。

警察に呼ばれて現場にやって来た現在の林志偉も、事故だった、アイツが勝手に落ちたんだと言ってますが、あんな崖っぷちで、人が抱えてるおもちゃを無理矢理奪おうとして揉み合ったお前が、勝手に落ちたと言っちゃいかん。
そんな言い訳を聞いてる杜城の顔。怒りを隠そうとしてるけど、漏れてる漏れてる。

というか、サマーキャンプの屋外散策に、ロボット抱えて歩いてるのもどうかと思うよ。
あんな道を歩かせるのならば、両手が塞がっていると危ないから、荷物はリュックに入れて手に物は持たないようにと指導するのが、人様の子供を預かっているキャンプの責任者の務めだと思うけど。
親父さんよ、そっちには恨みを持たなかったんすか?

沈翊が、もし本当に事故だったらと言うと、李軍偉は玩具を奪われて転落したのを見た者がいる、事故じゃない、ヤツらは見捨てて逃げたと叫びます。
ま、事故だよな。故意に突き落とした訳じゃない。
だけど、すぐに救助を呼べば助かったんだろうか。周囲には他にも人はいたようだったけど、子供達だけで、大人は近くにいなかったんだとしたら、それもまた、主催側の管理不行き届きよね。
ただ数人があの後、出国してるってのは、少なくとも自分達がやらかした意識はあったと。先の3人も、明らかに仲間外れにしてたしね。

林志偉はまだかと、今にもスイッチを押しそうな李軍偉。
沈翊が、分かるだろ、警察に封鎖されている、すぐには戻れないと言うと、なら、お前は死ね、とな。

15分やると外に向かって叫ぶ李軍偉。
狙撃班の照準が合う位置に立ったんだけど、撃たれた勢いでスイッチが入ってしまうことを杜城は怖れ、仲間を必ず救い出すと、狙撃班を止めました。
上のほうを見てたので、上から忍び込んで救出を考えてるっぽいね。

でも、時間はどんどん過ぎていきます。
息子の写真を手に、小楷、ごめんなと言う李軍偉に、沈翊は、会いたいかと聞きました。
会いたい、すぐ会えるさと言って、スイッチに力を込めようとした李軍偉。
沈翊は、成長した姿を見せてやる、と。

5分貰った沈翊は、李連楷の写真を借りて、絵を描き始めます。冷や汗をかきつつ。
その間に、杜城が建物の屋根伝いに走る走る。

沈翊の描いた絵は、失顔症の李軍偉が見て分かるような顔でした。
散々李軍偉の描いた絵を分析した沈翊でなければ、描けない絵です。

これが、と言って黙ってしまった李軍偉。
確かに、小楷だ、俺の息子、と。

その時、沈翊の向かいの天窓に杜城がいるのが見えました。
もし起爆スイッチが押されたら、杜城も無事では済みませんわ。

絵に感じ入ってしまった李軍偉の震える手が、スイッチを取り落としそうになった瞬間、窓を突き破って飛び込んできた杜城が李軍偉を取り押さえ、床に落ちそうになったスイッチを、間一髪、沈翊がつかみ取ります。

いやあ、緊迫したわ。
さすがの沈先生も、顔がずーっとヒリヒリしてたわ。

連れて行かれる李軍偉の傍らに膝をついて、林志偉が謝罪しますって言ってるけどね。
今更。
杜城は李軍偉に、1人相手を間違えたことを告げました。罪もない家庭が犠牲になったぞと。
俺の命で償うと李軍偉は言うけど。
償えやしませんよ。
そんなの、やってみた自分が一番、承知でしょうが。

一件落着。
美しい夜の街を、展望台のような場所に並んで眺める沈翊と杜城。
今思うと怖いな、起爆装置を落としていたら、俺たちは心中してたって、杜城。
もうすっかり仲間ですわ。沈翊のほうを信じてくれてありがとね。

猟罪図鑑
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だけどそこに、ちょっとびっくりよ。ひさしぶりの「m」がいました。
売店の席に座って、2人に背を向けて。

局に戻った杜城のデスクに、速達が届いていました。
開封した時、スマホに電話。賀虹(ホーホン)「m」でした。

やたら立派な廃ビルのような場所で、吹き抜けの一階スペースで。
多分転落死体?を前に、膝をつく杜城。
倒れていたのは「m」でした。

なんだなんだ、どーしたどーした。
大事な証人でもあり犯人でもある「m」が、ここで亡くなってしまってる。
多分、組織の手が延びたのだろうとは思うけど、杜城、嵌められたっぽいよね。

握っていた「m」の手を開くと、杜城のジャケットのボタンが握られていました。
それを取ってから、床や手摺りの指紋を拭き取って、自分の痕跡を隠す杜城。

普通に考えれば、うっかり人を殺してしまった人の焦りの中での行動に見えますが。
杜城に限って、それはないよね。
だとしたら、どこからどう見ても疑われる状況を作られてしまい、仕方なくの行動かも。
目撃していたのは、そこにいた黒猫だけ。
杜城は最後に「m」の瞼を閉じ、床に落ちていた時計を拾い上げます。これ、自分がいつもつけていた腕時計だよね。

翌日、何溶月(ホーロンユエ)達が現場を検証していました。
自宅で白にゃんこと戯れつつ、絵の具?みたいなの作ってたっぽい沈翊のところにも、連絡が入ります。

何溶月から、遺体は生前に高所から転落したと聞く沈翊。
そこに遅れて杜城が駆けつけました。

あの晩、電話で「m」は杜城に、助けて、死にたくない、会う気があれば、ひとりで来て、と言ったのか。身の危険を感じて、杜城と沈翊がいるのを見つけ、電話をして呼び出した?
それともハナから嵌めようとした?

沈翊を乗せて運転する杜城は、明らかに様子がおかしい。
時計をしていないことにも、沈翊には早々に気付かれるのでは?
ただ、沈翊は、殺人となったことで、事件は自分達の得意分野になったと言ってますよ。
杜城にとっては、ちょっと怖い台詞かもしれない。

局に戻り、李晗(リーハン)に別の仕事を指示し、現場の監視カメラの映像を1人で見る杜城。
なぜか映像には、何も映ってはいませんでした。
きっと杜城はホッとしたかもしれないけど、これむしろおかしいのでは?

何溶月が持って来た検視結果では、遺体に触った人物がいるとの見立て。
指紋はないけど、頭部が衝撃を受けると、脳の機能も損傷して瞼は閉じないんだって。
他には何の痕跡もないらしいので、いやあ、杜城、やらかしちゃったわね。

現場は、廃虚かと思ったら、建設中のホテルだったんだそうで。
建設中?埃だらけだったけど?建設途中でしばらく放置されるのって、普通なんでしょか。

捜査会議では、杜城がだんまりで、沈翊が指揮を執ってました。
おいおい。杜城の変化が分かり易すぎる。沈翊でなくても何か気付いてしまうぞ?
そんな杜城をよそに、さくさく適切な指示を出す沈翊。
てかさあ、別に隊長でなくてもそれが出来るのなら、今まで蒋峰だって出来ても良かったんでは?ってシーンあったよねえ。実力の差と言ってしまえば、それまでだけども。

沈翊が向かった鑑識では、現場に落ちていたガラス片を検査してました。
ガラス片は2種類あったよ。あー、ひとつは杜城の時計のガラスだー。
観察眼の鋭い沈翊は、集めたら円になるというガラス片を見て、何かに気付いてしまったよ。

防犯カメラ映像を見ようと、鑑識のパソコンの前に座る沈翊。
ひとつの可能性が過っていて、緊張している。その手が躊躇ってる。
そこに、李晗が会議があると呼びに来て、沈翊は防犯カメラ映像のフォルダを閉じました。

杜城は、今証拠を持っているのは私だけという「m」の言葉に、ひとりで行ってしまったらしい。
雷一斐(レイイーフェイ)も追っていた、人身売買の証拠だもんなあ。
パソコンで貨物船の出航状況を調べていた杜城は、何かを見つけて「望帰村」とメモします。
で、こちらにも、蒋峰から市局の副支隊長が来たと知らせが。

路海洲(ルーハイジョー)という副支部長は「m」の殺人事件の協力に来たらしい。
市局がこの事件を重要視しているってことらしいんだけど。
杜城は不安だし、沈翊は疑ってるしで、2人とも硬い表情です。
沈翊は、以前杜城の時計のガラスにヒビが入っていたのに気付いてたみたいだからねえ。だからピンときてしまった。とはいえ、きっと何か事情があるのだろうと思ってはいるだろうけど。

杜城のお姉ちゃんがご飯を食べに来いと言ってたって誘いに、にこやかに返事した沈翊だけど、杜城が背を向けたらこの顔である。

猟罪図鑑
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何溶月からは、あのガラス片から洗剤の成分が検出されたとの知らせ。
洗剤はアルカリ性が多いけど、それは中性でワックス成分を含んでたんですってよ。
何溶月は何か見つけると即、沈翊に伝えてくれるのね。信頼感。

路海洲はみんなにコーヒーを配りながら、話しかけてました。
杜城のところにも。雷一斐の追っていた事件は7年経っても未解決、「m」の死が糸口になると。
普通に考えれば、当たり前の話をしに来てるんだけど、隠し事のある杜城には怖いでしょうよ。

これさあ、自分の痕跡を消さないといけない何かがあったってことだよね。普通だったら、電話で呼び出されて行ってみたら云々と説明すればいいだけだし。
だとしたら、揉み合ううちに落ちたのかなあ。ボタン握られてたし。先のキャンプ事件とリンクするような流れ。
うーん?なんか腑に落ちないなー。なんでそんな高いところでもみ合うよ?
あと3話なんだけどなー?

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