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風起洛陽 第33話「隠された標的」あらすじとネタバレ感想

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風起洛陽
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD.
目次

あらすじ

李北七を捜しに行った武思月は、逆に捕らえられてしまう。その頃、百里弘毅は皇帝が燃灯大典を行う天堂が、修築前後で位置が変わっていたことに気づく。そんな時、高秉燭が青夜を連れて百里家の屋敷を訪れる。高秉燭は春秋道の根城で手に入れた謎の文書から、白浪の先祖の話を思い出す。これにより伏火雷霆の場所をつかめたように思えたのだが…。

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ネタバレ感想

含嘉倉(がんかそう)で李北七を見つけた武思月。
なぜここに?この食糧は?なぜここに伏火雷霆を運んだ?

伏火雷霆を運んでる時点で、普通じゃない。ロクな理由じゃないことなんて分かるだろうに、それでも尚、本人に問いただそうとする武思月。
私達を裏切ってないよな?と言われて、聞くなと答えた李北七は、向こうで話すと言って、隙の出来た武思月の延髄を叩きました。
はい、ロクでもない理由だった、決定。

地図に印をつけて確認していたアーランは、天堂の位置が3丈ずれていることに気付きます。
ちょ、工部っ。誰も気付かなかったの?

そこに、申非に案内されて高秉燭が戻って来ました。青夜を連れて。
春秋道の道徒だと聞いて、春秋道だと!?ってなってるアーランに高秉燭は、非常時だ、春秋道に詳しい、何か役立つかもと。
ただなあ、連山訣で脅して同行させてるからなあ。行くとこないって理由だけだと、ちょっと弱くない?そこまで高秉燭に懐いちゃったかって感じも、イマヒトツだし。

ま、それは置いといて。
アーランは早速、火災に遭う前と再建後の天堂の位置が変わっていることを告げます。
再建なのに位置が変わるのは妙だ、そんな話は聞いてもいない、と。
再建の計画が出た時から、誰かが故意にそうしたってことよね。28話で、天堂は陛下のここ20年の心残りって言ってたから、20年も前の話なの?
神都は地下水脈が交差しているから、そもそも建物の場所は吟味されるらしい。不安定な地盤の多い中、天堂の地下は花崗岩だった。でも移動したことで弱い地盤の上となり、外力がかかれば容易に倒壊するって。三丈9メートルくらいの差でもか?
伏火雷霆を仕掛けるつもりでってことかと納得する2人。

陛下は明日の正午、天堂に行く予定らしい。
事前に伏火雷霆を仕掛けて、戦わずに陛下を殺す気かと高秉燭は言うんだけど、アーランは、天堂の周辺は幾度調べても問題はなかったと言います。

じゃあ、狙いはどこだ。
2人の知らない李北七のほうだよね、多分。含嘉倉の爆破。
神都の食糧庫を爆破して、陛下を直接狙うより先に、食糧難の大騒ぎを起こすつもりかな。
でもアーラン達のほうでは、含嘉倉周辺の話はまだ、一切出てこない。

高秉燭は青夜に、連山訣の紙を出させます。
あの羊皮紙の切れっ端で、神都の地勢を表していることに気付いたアーランならば。
連山訣があの羊皮紙の全文だった訳だけど、これアーランが寛仁の部屋で繋いだ文とは少し違うのかな。ま、あちらは完全なものではなかったのかもしれない。

連山訣は、地盤の弱いところも暗示してあるみたい。そこを狙えば、天堂周辺の地盤が陥没して効果は倍増するんだと。
最初の林仲の密告は、神都の危機だったのかと高秉燭。

暗号みたいな文章を読み解くアーランだけど、実際とは合わない部分が何か所かあると言います。
ずっと黙っていた青夜は、その72文字で全部よ、解けないのは無能だからと言い放ちました。

風起洛陽
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無能だとー!?

高秉燭は連山訣、連山堂と呟きます。
白浪くん、連山堂の河川を扱う家系の子孫よー。神都の水路分布図の実物は残ってないけど、頭に入ってるって言ってたよー。
連山堂は宇文愷(うぶんがい)が創設したと高秉燭。アーランが見ていたのは10年前の地図らしいけど、宇文愷なら100年前の話らしい。連山訣が神都の造営時に作られたのならと、当時の地図を探しに行くアーラン。
そこに、高使と呼ぶ声が。おおお、白浪くんの声だ。いいところに来た♪
てか、百里家に忍び込んだの?(^m^)

武思月は李北七に捕らわれていました。小屋みたいな場所。
仕方ない。仕方ないけど、情に流されて信じた結果がコレかあ。
李北七は、すっかりやさぐれてますな。
でも、たとえ証拠があってもお前を信じる、そんな奴じゃないと武思月。
話せない事情があるのか、一緒に考えよう、奉御郎に相談すれば…と言いかけると、黙れと激高した李北七に遮られます。
だーよねー。未だにあの黒い人を信じ切って、あろうことがソイツに相談しようだなんて、逆上されて当たり前だ。
李北七は、うるさいと武思月の口に布を突っ込みます。いつも思うんだけど、中国のコレ、舌で普通に押し出せるよね、舌の筋力衰えてなければ(笑)

燃灯大典が終われば、知りたいことは全部答えが出る。
そう言って、李北七は出て行っちゃいましたわ。
いつも必死の割には、毎度詰めが甘く見えちゃうんで、武思月姐さん。ここら辺、ちっとも可哀そうに見えなくてな。すまんの。

ひょこっと覗き込んだ白浪くん。
あの娘、連れて来てだいじょぶかー?なんて言ってる。
高秉燭は多分、利用できると思ってはいるんだろうけど、妹を重ねちゃった時点で、ちょいと武思月的甘さの介入がなきにしもあらず。
白浪はやっぱり、崖の上で目で合図されたから、すぐ内衛に行ったけど、門前払いで殴られそうになったからここに来たんだって(笑)
明日の大典で内衛も陛下にお目通りするらしいから、月華君も宮中かもって白浪は言ってるので、なら内衛でも、武思月の不在がそのうち発覚するかな。

夜が明けてきても、アーランと高秉燭は地図に印をつけてました。
その机の下では白浪が居眠り、青夜はずっと少し離れたところに立ちっ放し。
ん?筆を持つアーランの手が、びくっとしたぞ?

神都の朝が始まっていました。
内衛では、黒兄貴がようやく武思月がいないことに気付きます。
後で探せと、李純に言ってる。

水路図に大きな逆三角を描いたアーラン。
麗景門、尚善坊、立徳坊、天堂と水脈が繋がっているから、爆発すれば水が逆流して天堂が倒壊する。
逆流させるには、地表から3丈下で爆破しないといけないんだって。地下室か井戸くらいかな。

香を焚きしめた衣装に着替えた、皇帝の準備も着々。
内衛も準備万端。号令をかけてる黒兄貴の内心はどんなもんなんでしょ。

正装で姿を現した陛下に跪く黒兄貴。
内衛も羽林軍も準備は整っておりますと言いますが、陛下は阿月は?と聞きました。
こんな重要な場に来ないとは、我儘過ぎる。大典が済んだら反省させよ。
まあ、そうなるよねえ。内衛の要職なのに。
北山でいなくなった時は、あれほど取り乱した黒兄貴が、今回は後で探せ、だけだったのもおかしいんじゃない?まあ、それどころじゃないってのもあるのかもしれないけど。

風起洛陽
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見張りもいない小屋の中で、武思月は自分の簪を外して、縄を切ろうとしているみたい。
その頃、高秉燭は公子楚に、伏火雷霆で天堂が倒壊する恐れがあると報告していました。
でも既に皇帝は、皇宮を出てしまっています。
伏火雷霆を探しに行くという高秉燭に、公子楚は安白檀をつけてくれました。

皇帝陛下万歳の声を聞きながら、笑顔で街を進む皇帝。
この人のこんな笑顔は初めてよねえ。
もしかしたら爆破騒ぎがあるかもしれないと、巻き込まれるかもしれないと、覚悟しての出発だったはずだけど、さすがです。

忙しく働く聯昉。
街を走る高秉燭と安白檀。
白浪と青夜も2人に合流します。

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簪と格闘している武思月のいる場所に、不精髭の生えた李北七が近付いてきました。
扉の開く直前、落とした簪を掴んで何食わぬ顔をする武思月。
李北七は食べ物を持ってきたみたいなんだけど、縛り付けておいて、食べろってアンタ。無理。
俺を恨んでるだろと、李北七は言います。
奉御郎の妹は俺など相手にしないよな。奉御郎に道で拾われた俺とは縁がない。
だが俺はこうやって、君を一生守れれば十分だった。
でも高秉燭が現れ、君は変わった。

ふむ。嫉妬で焦ったってワケね。それで口車に乗ったんかい。
まあ、拒絶なんか出来なかったんでしょうけど。

要するに高秉燭が現れてから、武思月は自分を構ってくれなくなり、昔みたいに2人で仲良くできなくなったとか言ってる訳ですが、だから何?ってお話なのですよ、そんなもの。
アンタの話は、アホの柳灃と大差ない。
いくら自分が好きだからって、相手の気持ちは相手のものなんだわ。
一生守れれば十分だって言うなら、それでも守る姿勢を貫けばいいだけなんだわ。十分じゃなかったから、武思月の気持ちが欲しかったから、逆上してるんでしょ。黒い人にいいように使われてさ。

あんな奴のどこがいいのか、俺には分からんって、叫んでますが。
ごめん、呆れて笑っちゃった。子供なんだなあ、ハタチ過ぎ。ほんとに柳灃と同じだ。
李北七が高秉燭の悪口を必死で言い募っている間に、武思月は手にした簪で縄を切り始めていました。
俺がこの手で奴を殺すと言われて、武思月は李北七を睨みつけます。

安白檀と白浪は、麗景門の春容酒店に来ていました。
満席なので他の店に行ってくれと店主。酒は売り切れたと聞いて、酒蔵を見せろと安白檀が言った途端、店内の客達が急に顔を上げました。
この店は毎月、西域から車10台分の酒を買ってるんだそうな。なのに酒蔵もないと言う。
そこを安白檀が突っ込むと、客達が店の扉を閉め、2人に襲い掛かってきます。
強いな、安白檀。なぎ倒しちゃったよー。
最後に残った店主は、安白檀に喉元に刀を突き付けられました。

高秉燭と青夜は、立徳坊の陳家の旧宅。
門を開けると、男達が穴に箱を埋めようとしているところ。え、箱、放り投げたわよう(笑)
こちらも2人でだいぶ片付けたものの、導火線に火を点けられてしまいます。
ちょいと苦戦したけど、一本は刀で切り、もう一本はギリ、引きちぎったー。

残るは尚善坊。

アーランは部屋でウロウロ。
七娘に時間を聞くと、お日様の感じから10時頃よと言われます。
お日様、朝野と、アーランは連山訣の言葉を呟きました。
龍蛇、影潜め道を行く 朝野、連山に合す

朝には、日の出の意味もあり、朝野には、朝廷と民の意味もある。
朝野が交わるところではなく、日の出の東。三か所目は尚善坊ではなく、龍光門。
アーランが申非を連れて、龍光門へと急ぎます。

白浪に短刀を突き付けられた店主と安白檀が地下の酒蔵に下りると、いくつかある酒樽の中には全部、伏火雷霆の箱が入ってました。2人の隙をつき、店主は伏火雷霆に火種を投げ入れちゃいます。店主は安白檀の一振りで死んだけど、火種に手を伸ばした安白檀の手は空振り。あわやってところで、白浪の手が間に合ったー。怖い怖い怖いっ。

龍光門に着いたアーランと申非。そこに京輦(けいれん)書房という店を見つけます。
店に飛び込むと、その奥の扉を慌てて閉める男が。
申非は店主と、アーランは扉を閉めた男と戦っているうちに、奥の中庭で導火線に火を点けている男を見ちゃった。アーランも必死です。ドタバタになっちゃってるけど、アーランだって頑張るっ。

安白檀たちと高秉燭たちが合流したところには、七娘が駆けつけ、3か所目は龍光門、アーランが向かったと伝えました。

店主を倒した申非が加勢してくれて、なんとかギリギリのところで、井戸に落ちそうになってる導火線を引きちぎるアーラン。それを見た申非も、ほっと笑顔になった時。
アーランの背中を狙って矢が放たれてしまいました。
咄嗟に申非がアーランを庇って。
えー!申非ーーーー!

風起洛陽
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縋るように最期にアーランを見たのが、もーぉ。哀し過ぎる。
衝撃を受けているアーランは、バラバラとやってきた男達に囲まれてしまいました。

燃灯大典は無事に終了したようです。
一息ついた陛下は満足そう。黒兄貴のお手柄ってことになってるぞ、おい。

申非を失い、呆然自失のアーランは捕まってました。
そこに来たのは宮嫣(きゅうえん)。
ここに気付くとは、意外とやるな、だそうで。
でもこの程度では、春秋道の大業は阻止できない、だそうで。
春秋道は5年の苦難を経て、ついに大業を成す。
あ、安心しろ、もうすぐ助けが来るぞって、何、宮嫣はアーランを無理に殺す気はない?
なら、申非は、申非はーっ!

そこに4人が飛び込んできました。
アーランは白浪に助けられ、気を付けろと言い残して離脱。
宮嫣の隣にいた坊主は若庵だねえ。
高秉燭、安白檀はいわずもがな、青夜も結構強いんだけどさー。

その頃、李北七はどっか行っちゃった監禁部屋で、武思月の縄がようやく切れたみたい。

その時。どこか別の場所から、爆発音が響き渡りました。
あー、これは。含嘉倉だ。
武思月のいる部屋にも爆風が及び、武思月は倒れ込みます。

爆発音に、にやりと笑った宮嫣は退いていき、高秉燭は逃げ遅れた若庵を刺しました。
青夜は、私が追うと宮嫣を追って行ったけど。
高秉燭、疑ってる。察したね。青夜はこのまま、追うテイで合流できる。

高秉燭は安白檀に、連中は囮だったかも。俺たちは騙されたと言いましたよ。

安白檀に爆発音を確かめに行かせ、聯昉に戻った高秉燭。
公子楚に、青夜は天堂周辺を探らせるよう仕向けた、燃灯大典は目くらましで、別の陰謀があるかもと言います。
と、慌てて戻ってきた安白檀が、含嘉倉での爆発を報告しました。

まんまとやられたなー。
でもまさか李北七が伏火雷霆を運び込んでたなんて、高秉燭もアーランも気付く筈がないわ。でもこれで李北七のことが発覚すれば、少なくともアーランは、黒兄貴が何かしかの介入をしてるんじゃないかって疑問を持つんじゃないのかなあ。

ううう、でも今回はなんたって、申非ですよー。
護衛と言っても、使用人と言っても、小さい頃から一緒に育った申非が、自分を庇って死んだなんて、アーランのショックは計り知れない。
唐変木アーランを、すんごく理解してくれてた関係性がめっちゃ好きだったのにー(涙)
いいもんいいもん、慶余年2の高達(ガオダー)くんを待つもーんっ(違)

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