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風起洛陽 第16話「新たな身分」あらすじとネタバレ感想

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風起洛陽
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD.
目次

あらすじ

高秉燭が聯昉の一員となったことを知り、悲しむ武思月。聯昉に入った者は各種の情や欲を断ち切らねばならず、妻帯もできないからだ。一方、聯昉を統べる東川(とうせん)王・李譯忱(りえきしん)は、高秉燭の忠誠心を試すと同時に聯昉内部の間者が誰なのか探ろうとしていた。任務を与えられた高秉燭は牢にいた王登成を連れ出すが、思わぬ事態が起き…。

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ネタバレ感想

聯昉(れんほう)との接触場所、蘭青の一室で待つ武思月の背後に現れたのは、すっかりきちんとした身なりに変貌していた高秉燭でした。

月華君と呼びかけられた声に、嬉しそうに振り向いたものの、その印象の違いに驚く武思月。
聯昉の一員になってしまったのかと、ま、分かるわなー。

風起洛陽
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さかのぼること7日前。
蓮の燭台に灯りのついていない饆饠(ひちら)舗で、公子楚と会っていた高秉燭。
ここの灯りは、亡くなった韓冬青(かんとうせい)しか手を付けなかったので、そのままになっているらしい。
聯昉と手を組む気になったかと言われた高秉燭は、俯きます。

この数年、復讐に燃えるお前は、人を信じず誰とも組まなかったが、母親の死で決心したか?
1人の力では春秋道に対抗できぬ。「協力」でも私は構わない。

高秉燭は、協力ではなく、加わろうと答えました。
春秋道と柳襄(りゅうじょう)の結託を、聯昉が全く察知できなかったのは、泥にまみれるのを嫌う者しか使わないからだ。だが俺は違う。韓執事の敵は見つけてやる。

ああ、そうね。内部に入れる人物は、身元が確かじゃないととピックアップしてると、そういうことになるわな。

国事のために職務を果たせるか。
聯昉に入れば死ぬまで抜けられぬぞ。
七情六欲を断ち切らねばならない。妻帯も許されぬ。
これからは一心に職務を遂行するのだ。

俺は独り者だ、未練はないと言った高秉燭の目は潤んでいました。
脳裏に何が過っていたんだろう。亡くなったお母さんのことか、武思月か。

公子楚は、牢にいる王登成を利用して宗涼の残党を捜す、聯昉は表に出られぬゆえ、奴を連れて来いと言いました。

高秉燭は不良井の丑(ちゅう)じいの元に行き、連山堂の丹薬、亀息丹(きそくたん)について尋ねてます。約4時間の間、呼吸をせずに済む薬。なんとか残っていた丸薬を貰った高秉燭は、それを大理寺の牢にいた王登成に飲ませたんだね。

高昇(こうしょう)に、王登成が死んだと報告していたのは裴諫(はいかん)。高昇は、陛下は拷問がお嫌いだから、死体を検視房に運んで病死ということにしておけと指示しました。
ここらへんも全部、裴諫の手引きだったんでしょう。武思月が詰め寄った時も、めっちゃ冷静な無表情だったしなー。
検視房で高秉燭に引き渡した後、即遺体は棺に入れましたよってふりも、この人になら簡単。

高秉燭のところには、2時間後に大理寺の検視房に来いとの知らせが入ってました。
勝手知ったる大理寺の検視房だからね。検視人の恰好で忍び込み、王登成を見つけて連れ出します。

夜中、歩いて連れていく間に延々出て来る王登成の憎まれ口は、ある程度の人間性ってこともあるでしょうが(笑)高秉燭の手で殺して欲しい、のほうが本音だったんだろうね。
だけど、高秉燭もさすがに王登成を抑え込んだ時、どこからか矢が飛んできます。
咄嗟に王登成の縄を切り、刺客に向かった高秉燭だけど、それはただの足止めだったようで。
安白檀が駆けつけ、刺客をひとり捕獲した時、既に王登成は殺されていました。

高秉燭の回想シーンにもあったけど、高秉燭が見ていなくても、母親を親身になって世話してくれていたのは本当だったし、母親が自害した時の王登成の驚愕は、本気だったとは思う。自分が脅していたとはいえ。その母親にも、イマイチ信用して貰えてなかったけどさ。
高秉燭にも思うところはいっぱいあったでしょうな。黒いところも多々あったけど、高秉燭に恩を感じていたのも本当だっただろうし、高秉燭を気遣う言葉にも、多分嘘はなかったんだろうな。
人って本当に複雑にできてるよね。

公子楚と向き合う高秉燭。
公子楚は、宗涼たちはお前に破れ、春秋道はお前の聯昉入りを嫌って、聯昉内の間者を動かしたのだろうと言います。お前は間者だけでなく、聯昉の敵からも狙われる、どこから来るともしれぬ刃を、永遠に警戒せねばならない。

高秉燭は、王登成で試したなと言いました。
そ、そういうコトかいっ。
王登成は高秉燭の母親を殺した、復讐のためなら聯昉の利益を顧みないのではないかと、公子楚は疑っていたらしい。高秉燭が王登成を殺すのではないか、と。
だけど高秉燭は、むしろ王登成を守ろうとし、公子楚の試験はパスした。

ついでに、間者をあぶり出そうとしたのかと高秉燭。
韓執事の死後、間者は鳴りを潜めていた。だから動かす必要があり、高秉燭を餌に、そっちも釣ろうとしたら、まんまと釣れてくれたと。

公子楚は、お前が怒ったのは仲間が死んだからでも試されたからでもない、全ての過程において自分の無力さを実感したからだと言いました。
怒りは当然だ、好きなように発散せよ。

ちょっとー、東川王。若そうなのにスゴイね。
この饆饠舗を壊してもいいと言われた高秉燭は、ここにも間者が?と声を潜めます。
って、どっちもすごいな。

公子楚は、高秉燭の動きを知る者はここに4人いた、間者の手先かもしれないと言います。
いいだろう、役目は分かっていると承諾した高秉燭は、饆饠舗に灯りをともしました。

これでもう、不良人の高秉燭も、お尋ね者の高秉燭もいない。
7人の思い出も、お母さんや王登成の思い出も、今までの武思月との関係性も凍結させた、新たな聯昉の執戟郎が生まれました。
執事ではないのね。並ぶ役職だけど、もっと実働部隊員の意味が強い感じかな。韓冬青よりも直接現場に出る、みたいな。

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さて、回想が終わって、武思月と向き合う高秉燭。何をどこまで話したのか、全く話してないのか分かりませんが。
涙を浮かべて動揺する武思月に、お探しの情報があれば書庫にご案内すると言った高秉燭。
武思月は涙ながらに詰め寄りますが、すっかり覚悟を決め、諦めようとしている高秉燭は揺るぎません。
本当は揺らいでるんでしょうが、きっと必死に抑えてるのね。
武思月も、高秉燭への恋心がなければ、これほど動揺はしないやね。

身分がなくて、あっという間に陥れられて動きにくかった高秉燭が、自分の目的と聯昉の目的が同じだと認識して、大きな組織の力を選んだというのは、納得できる結果。そのために、恋情を断ち切ろうとしているのも分かる。できるかどうかは不明だけど(笑)
でもこれで黒兄貴武攸決(ぶゆうけつ)も、今までみたいに簡単には手が出せなくなったっしょ。

今は聯昉の執戟郎、官職で呼んでくださいと言った高秉燭。
月華君は神都の民を守らねばなりません、俺のことはご心配なさらず。
武思月は高秉燭に平手打ちをかましましたわー。

奴は武思月と一緒かと、安白檀に聞く公子楚。
安白檀は、奴が聯昉に尽くすとは思えませんと言います。腹黒い上、狐のように狡猾だと。
でも公子楚は、わざと高秉燭に武思月を会わせたらしいわ。あの男には心残りがあるのだ、と。面と向かって、それを断ち切らせるためかー。

さてさて、次は唐変木夫婦のトンチキ道中のほうですよ(^m^)
へろっへろに疲れて、ふらふらになった七娘がぶつかったのは、そこに突っ立っていたアーランの脚(笑)
足をくじいたわ、どうしようー、痛いと騒ぐ七娘を見て、あらぬ方向に目をやってニヤついちゃうアーラン。
いやあ、随分と変わったもんだわねえ。

アーランは黙って七娘に手を差し出します。七娘が自分に手を出してくれたのかと、少々戸惑っている間に、アーランは七娘の荷物をさっと取り、馬車に乗れと言って先行っちゃう。
ちょ。一瞬、見直したのにっ。やっぱり唐変木は変わらねー!宙ぶらりんの七娘の手っ(^m^)
けど、痛くなくなったって呟いて立ち上がる七娘も、割れ鍋に綴じ蓋だよね(笑)

風起洛陽
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一方、武思月を連れて自分の机の前まで来た高秉燭。あの光の水晶すだれを正面に見る、良い席を貰ってますな。
誰をお調べにと聞かれた武思月は、手戟を使う春秋道の刺客だと言いました。名は十六夜。
ピキッと高秉燭が顔を上げます。なぜ分かった、他には?
武思月はすまして、逍遥子の名は?と言いました。
高秉燭も、春秋道の以前の頭目、逍遥子のことは調べてたんだね。でも情報がなかったと。内衛の密牢に厳重に捕らわれてたんだもんなあ。
逍遥子に会ったが、錯乱状態で聞きだせたのは「帰倉鳳、出ずれば天下傾く」だけだったと武思月。

更に聯昉にも、十六夜も帰倉鳳も、情報はありませんでした。
春秋道の間者が、記録を廃棄したのだろうと高秉燭。

5年前の襲撃は、宗凉が太子を救った。
十六夜はなぜ鋳兵坊にいたのか。
宗凉と春秋道の協力は、5年前からだろう。
宗凉は春秋道の掃討で功を挙げ、兵部尚書に収まった。
武器の鋳造も初めての協力ではないはず。
春秋道を壊滅させたと思った5年前、一掃したのは逍遥子の一派だけだったのかも。
誰かが宗凉と通じて、逍遥子を売った。武器の鋳造も同じ人物だろう。
彼らは5年前から接触している。

兄さん姐さんが冷静になると話が進みますわ。
そこに、宗凉の行動情報が届きました。
「太成2年、白馬寺で祈祷」
白馬寺って柳襄の予定にもなかったっけ?
京畿兵営にいた宗凉がなぜ白馬寺に?と武思月。高秉燭は、柳襄も白馬寺でお粥の施しをしていたことを思い出しました。

唐変木夫婦は、未だ馬車の中。
奩山(れんざん)では勝手に動くなと言われ、アーランに従うわと言ってますが。
水筒の水を渡して、飲むかと言っただけで、初めて私を気遣ってくれたって(笑)
宿を探すという申非に、清潔な宿をと言ったアーランの言葉も、七娘がいるからこそです。分かり難いけど、気遣ったのはそう初めてでもないよね。言葉でそれが出てなかっただけで。

内衛府に白馬寺の住職を呼んだ武思月。傍らには高秉燭も立っていました。
ほう、もう堂々と内衛に出入りできるんだー。今や聯昉の執戟郎だもんねえ。

住職は、宗凉と柳襄が直接白馬寺で会ったことはないと言いました。同じ時に来たことはないらしい。
ということは、白馬寺内部に連絡係がいる。
高秉燭が、2人と接触した者はと聞くんだけど、武思月が、ここは内衛府だ、私が聞くだって。そんな意地張ってる場合かい。
でも住職は、同じ者が出迎えていたと思い出してくれました。若庵という僧侶だと。

若庵は以前は長安の慈恩寺で修行をしていて、仏法を極めるために白馬寺に来た。善良に見えたので、山門で参拝客を案内させていた。若庵を通して、宗凉と柳襄は知り合ったかもしれない。

武思月と高秉燭は一緒に馬を飛ばします。
お互いに国家公務員になったので(笑)こうして堂々と行動を共にして捜査ができるようになったねえ。
その代償は小さくはなかったけどさ。

さて、唐変木夫婦のトンチキ道中は、宿に空き部屋が1つしかないという、お決まりの展開。
瞬間困った顔になる七娘だけど、アンタら、何もなくても一応夫婦じゃないかっ。ま、ここら辺は、現代の庶民感覚とは違うんでしょうけどー。
一緒でいいと言ったアーランに、七娘だけでなく申非まで驚いてるよっ(^m^)
申非の驚きの意味が分からず、真顔で見ていたアーランは、七娘にストレートに嫌か?と聞きます。てかアーランは、おまいらの挙動不審の意味が分からねーって顔だなっ(笑)

高秉燭と武思月が向かったのは、若庵の家でしょうか。
ここだな、ついて来いと言った高秉燭より先に、中に入る武思月。
姐さん、大人げない(笑)ま、内衛として聯昉に指図なんぞされんわ!ってとこか。

家の中には誰もいませんでした。
でも高秉燭は、灰の中から、聯昉特製の青藤紙の燃え残りを見つけます。
若庵が、聯昉の間者と関係があったって証拠ね。
高秉燭が足を進めたのは、檻のような伝書鳩の箱が重なった場所。鳩はいなかったけど。
あー、この場所、前にちょびっと誰かが鳩を飛ばしてたシーンで出て来ましたね。13話だったかな。
若庵はここで、聯昉と春秋道の仲介をしていたみたいだから、若庵を捕まえれば春秋道に情報は届かないはず。

帰れ、ここは調べさせると言った武思月に、高秉燭はどういう意味だと聞きます。
聯昉は監察しかできない、身分を忘れるなと武思月。
まあ、確かにそうか。
だけど、ある程度見逃してくれそうだけどね、公子楚は。聯昉の間者を捕まえる捜査でもあるので。

さて同室唐変木夫婦。
七娘は木の実とか持ってきてたのね。アーランに食べてと渡すと、アーランは素直に口にします。
異様に自分の様子を窺って、お茶を湯呑から溢れさせたりしてる七娘を見て、逆にアーランも気まずくなっちゃったらしい(笑)

もう遅い休もうって、お着換えを手伝うだの、自分でやるだの。ひとつしかないベッドでどう寝るかだの。てか、アーランの寝巻、カワイイな(笑)

風起洛陽
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一緒に並んで横になったものの、意識し過ぎてる七娘。カワイイっちゃカワイイんだけど、めんどくさいなあ。今まで何もなかった夫婦だよ、しかもアーランだよ。お気楽に旅行に来たんじゃないんだよ。明日も大変そうなのに、そんな気、起こしゃーしないわ。なんなら、ちょっとー、早く眠りたいんだけどー、とか思ってるよ(笑)

次回はようやく唐変木夫妻、奩山到着。

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