あらすじ
地煞山荘の2人の荘主を一度に相手とする周翡は、先に谷天顕を捕らえる。だが、地煞山荘の名誉のためだと言って陸天曠が谷天顕を射殺。さらに陸天曠は攻撃の刃を周翡たちに向ける。するとその時、聞煜将軍へ助けを求めに行っていた呉楚楚(ごそそ)が将軍の配下と共に現れ、地煞山荘を追い払うことに成功するのだった。再会を果たした周翡らは、劉有良が残した詩の表す情景が、目の前に広がる景色のことだと気づき、海天一色のありかを目指す。
ドラマ公式サイトより引用
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ネタバレ感想
村人達と裏山の偵察してる李晟(りせい)と楊瑾(ようきん)は、使えそうな油の樽を見つけましたよ。
楊瑾が出て行って地煞を引き付け、追ってきた兵が樽の前に来た時、李晟が火を放って油がドカン。
その隙に、北東の洞窟に捕らわれていた人達を助けます。
李妍(りけん)は地煞に囲まれちゃってたんだけど、そこに応何従(おうかしょう)の蛇さん達が、にょろにょろにょろ。働く蛇さん達よね。助かったー。
謝允は、本物の食糧庫を見つけていました。中の酒壺を割り、松明の火を点けて食糧庫を燃やしてしまいます。
ここのね、後ろ手に松明を投げて火をバックに歩いてくる姿がカッコいいのよっ(^m^)
さて、荘主2人を相手にしている周翡です。
陸天曠(りくてんこう)に、あなたが服従する沈天庶(しんてんしょ)は、胡天瑛(こてんえい)を利用し尽くして見殺しにした男よと言うと、うっすらそんな気もしていたんであろう陸天曠が鈍ります。
谷天顕(こくてんけん)が惑わされるなと向かってきたところ、競り勝って、谷天顕の首に刀を突きつけて盾にする周翡。
そこに謝允も走って来ましたよ。カメさんの印を見たんだって(笑)
更に、李晟も楊瑾も応何従も李妍も、村人達の救出が終わり、駆けつけました。
陸天曠は刀を納め、ボーガンみたいなのを手にして言うんだよ。
谷天顕よ、地煞の名誉のためだ、私がおまえをあの世に送ってやる。
あー、そうきたかー。
谷天顕、味方のはずの陸天曠の矢に倒れる。
皆殺しだと陸天曠が言った時、地煞のものより小ぶりで扱い易そうな小型のボーガンを構えた呉楚楚と安平軍が走り込んで来たぞっ。さくさくと地煞を倒してくぞっ。
おおお、楚楚ちゃん、カッコイイ♪ボーガンだけじゃなくて、蹴りも入れてるわ殴ってるわ、戦ってるよ、李妍より遥かに強いよっ。
たまらず陸天曠は退いていき、呉楚楚は李晟に飛びついちゃう。
周翡と謝允と李妍はにっこりして、楊瑾と応何従はたまげて(^m^)
安平軍のお助け隊のみなさんは、すぐさま帰営して行きました。統率の取れた部隊って素敵ね。
次は地煞はあの詩を手掛かりに、海天一色を探すはずだと周翡。
李晟はなぜか遠くの景色を眺めていました。それがどうやらあの詩が示している場所のよう。
偶然見っけちったね、都合よく…ごほんごほん。
大薬谷の村人達が逃げていくところを、丁度やって来た沈天庶が目撃しました。
谷天顕と陸天曠だけでは手に追えなかったかと、相当な知恵者に足並みを乱されたなと言います。
それほどの傑物がそういるはずがない、あの者やもと言って沈天庶も大薬谷の村へ。
って、誰を思い浮かべたんだーい?てか「傑物」は1人の力じゃないんだけどね。パパ周以棠(しゅういとう)の言った通りなんだよ。みんなで力を合わせた結果ですわ。
その頃、7人は目指す場所に到着し、扉を開く仕掛けを探し始めました。
早くしないとおっさんと犬が来ちゃう。
だけど7人が林に入ったことは陸天曠に報告が入っていて、監視を続けろと言われてるから、仕掛けを探しても見られちゃうはず。
周翡は草むらに、押すと沈む石の仕掛けを見つけました。押し込むと、岩戸が揺れます。
李晟が詩を解読し、あと3つある、八卦方位図から考えると、東、南、西にあるはずだと。
3手に分かれて探す中、謝允は周翡に、占いでキミと共に生きれば、凶も吉となると出た、なんて言った側から、吉見っけ。2つ目の仕掛けを押しました。
次は李晟と呉楚楚。呉楚楚が李晟に渡した巾着は、肌身離さず持っていた幸運を呼ぶ巾着なんだって。心配かけてすまなかったと言う李晟に呉楚楚が寄り添った時、傍らに仕掛けがありました。
これで残りは李妍、楊瑾、応何従。
応何従は、仕掛けだけでなく八卦図まで使うとは、さすが呂潤だなんて感心してるけど、そのせいで苦労させられてるのよって李妍。そして、はい、見つけた。
時間が足りなかったのか切迫してる雰囲気作りか、意外とあっけなく見つかっております(^m^)
みんなが戻ると、岩戸がゆるゆるとせり出してきて、跳ね橋のように手前に倒れて開きました。
ここ斉門の禁所らしいよ。斉門が関係しているなら、きっと中にも様々奇門遁甲を使った仕掛けがあるんじゃなかろうか。
なんたって、呂潤の弟子は、1人は大薬谷を作り、1人は斉門を作り、残る1人は朝廷に仕えた黄沈編(こうしんへん)で海天一色を隠した人だからねえ。
全員が中に入っていくのを、地煞の兵が見てました。
中で、仕掛けだけじゃない騒ぎになるって訳だねえ。
大薬谷の村に入った沈天庶は、陸天曠から、丁度いいところに来た、入り口を見つけたと案内されます。
だけどその頃、4つの仕掛けの石はまた浮き上がり、扉は閉まってしまいました。だけどま、仕掛けも含めて見られてたでしょうから、すぐに入ってくるぞっ。
だって扉の場所に着いた沈天庶は、めっちゃご機嫌よ。
そういえば、谷天顕がいないことにはまだ触れてないわね。あんな腹心だったのにさ。
7人は、赤いひび割れ模様のある広間にいました。
周囲にある石像は、毒五聖っていうんだって。蛇や蠍の形の、南方の民間信仰の邪神なんだそう。こういうのは応何従が詳しい。
壁に描かれた絵は、何かの物語か儀式の絵らしい。祭司が昔からの方法で、死者を蘇らせようとしているところとか。もしかしたら薬王経と関係があるのかもしれない、と。
部屋の奥にも扉がありました。
謝允と周翡、李晟と呉楚楚、楊瑾には横に李妍と後ろに応何従がへばり付きながら歩きます。
斉門の禁所が大薬谷と繋がっていたということは、禁所同様の仕掛けがあるだろうから気をつけろと言ってるそばから、周翡と謝允が床の落とし穴に落ちちゃった。
仕掛けを探そうと部屋を歩き回っている時、李晟の踏んだ床がスイッチみたいになっていて、周囲からヒュンヒュンと矢が飛び出してきます。
ようやくの思いでここまでたどり着いたのに、中までこれじゃあなー。ちょっと、インディジョーンズを思い出しちゃったわよ(^m^)
なんとか逃げて先に進もうとすると、呉楚楚が転んで手をついたところがまたスイッチ。
壁が下りて来て、李晟と呉楚楚、楊瑾と李妍と応何従と、2組に分かれてしまいましたよー。
落とし穴に落ちちゃった周翡と謝允。周翡が刀を抜いたのを見て、謝允は溜息をつきます。既に熹微(きび)の刃が欠けてるんだって。鍛え方が足りなかったかーって謝允。周翡は、今までで最高の刀よって言ってます。2人、手繋いでるよね?
李妍と楊瑾は早々に応何従とはぐれてます。2人は同じところをぐるぐる回っているみたいで、応何従は道を外れたっぽい。と思ったら、先のほうから応何従が現れて、何やってんだ、こっちだって。頼りになるんだかならないんだか、不思議な人だよ(^m^)
その頃、沈天庶達も洞窟の扉を開けていました。
でも一緒に入ろうとした陸天曠は、お前は配下達と入り口を守れ、誰も入れるなと言われてしまいました。にこやかに了承する陸天曠だけど、アイツは自分を全く信用していないなと感じてる。ま、そうでしょうな。
周翡と謝允がたどり着いたのは、蜘蛛の巣だらけの部屋。入ると扉が閉まってしまいます。
真ん中に置物があるその部屋は、テーブルや茶器や寝台があって、人が暮らせるくらいにいろいろ揃っていました。んー、暮らしてたんじゃないの?誰か。
周翡が壁を触ると、凍っているらしい。謝允がぶるぶるし始めた。早く脱出しないと。
李妍達も岩の扉を見つけていました。楊瑾が押してもビクともしません。多分これも仕掛けだろうと周囲を探す3人。
謝允は壁に、呂潤の描いた掛け軸を見つけます。
呂潤は、人知れぬ秘境で仙人の修行をしたそうで、もしかしたらここが、呂潤の終の棲家かと。こんな寒いとこじゃ、風邪ひいちゃって大変じゃないかい?
沈天庶達は、李晟達が矢を射かけられた部屋に着いていました。
みんなが先に仕掛けを起動させちゃったから、沈天庶はすいすい進んでるのがちょっとムカつくわね。
でも違う部屋なんでしょうか。沈天庶が見ている碁盤の絵の掛け軸なんて、さっきは出てこなかったけど。みんなは慌てて逃げたから見逃したのか?
沈天庶は、黒い碁石を持つ人の横に白石が、白い碁石を持つ人の横に黒石がある絵を見て、これは薬理と功法の研究に没頭した呂潤が、死を間近にして至高の信仰を得た証だ、なんて言ってます。なんで?
碁盤の局面は汚れていて読めないんだけども。
沈天庶は、自分の操る棋歩には陰陽2つの技が入り混じる、囲碁の2色の石と同様だが、自分は陽だけを鍛えてきた、愚かにも陰を捨て、陽だけで突き進んでしまった、この絵を見て悟った、白番であっても、黒石を用いればよいのだ、なんて1人で考え込んでますが。
こんなんで分かるこの人も、スゴイってことじゃない?
私には、何言ってんだかちょっと分からなーい。
大薬谷の入り口の岩戸も陰陽マークが模ってあったし、ここの扉にも同じものが刻まれていたから、陰陽ナンタラの概念なのかもしれませんが。
部屋を見回っていた謝允は、小箱を見つけて開けようとします。周翡に毒があるかもしれないって叩かれちゃって、瞬間ビビる顔がカワイイ。んで、私に毒は効かないってばーっていうね。
中にあったのは、布に書かれた文章。呂潤の遺書でした。
愛する人を病で失い、悲しみから医術の研究に没頭し、死者を生き返らせる術を見つけるためにここに籠ったようです。毒五聖も壁画もそういうことだったんだねえ。
世に残る僅かな鳳凰草を全て用いて丹薬を作り、この箱に置く。
少量服すれば、至陽の気によりて病を防ぎ、百毒を除くなり。
そう書いてはあるものの、鳳凰丹はもうないって周翡は行っちゃった。一粒も残ってないのかぁ。
ここから全部道長が持ってっちゃったってことだよねえ。
李妍達はどうやったんだか、割と簡単に扉を開けて部屋に入っていました。そして扉はまた勝手に閉まる。この部屋は珍しい薬剤がたくさんおいてある、薬庫のようです。応何従は夢中になっちゃった(笑)
李晟達は行き止まり。引き返そうとした時、李妍達の声が聞こえます。
周囲を探して仕掛けを見つけ、扉を開くと、中には李妍達3人。
李妍が扉を止めてと叫んだので、李晟が間に合ったー。刀で扉が閉まるのを無事に阻止。
5人が合流したのも、地煞にバレていた模様。沈天庶達が追ってきました。
あああ、あっさり遭遇しちゃったよ。
沈天庶に噛み付く李妍を引っ張って、5人は逃げるように進んで行きますが、道案内させようと言って、沈天庶は余裕でついてくるよ。
周翡は、狛犬みたいな石像の口に入っていた巻物を見つけました。
「斉物訣」と書いてあります。五行っぽい星型の絵が描いてあるそれは、道長の「道徳経」に似ているらしい。でも後半はちょっと違うと言った途端、巻物の文字が浮かび上がります。この心法はとてつもなく強いと周翡。
以前もこんなことありましたね。この子、奥義書みたいなのを体感して身に付けちゃうんだなあ。
謝允が怪しい気がするから見るのをやめろって言うんだけど、やめないんだよな。
地煞が迫って来ている今やることかと、多分普通は思う。
それでも、今やって即強くなれれば、地煞には楽に対抗できるって考えるんだろうけど。紀雲沈(きうんちん)の時がそうだったしね。
でもさ、強い奥義を取り込む時って毎度、しばらく動けなくなったりしてきたじゃん。
寒がりながらも心配する謝允の横に座り込んで、周翡は没頭してしまいます。
仕掛けが作動しない扉の前で、力任せに開けようとしている李晟達の後ろに、沈天庶が追い付いてしまいました。楊瑾が手下達を倒し、李妍も倒れた地煞の刀を取って投げまくってる間に扉が開き、応何従の煙の出る黒い石を投げて、急いで中に入ります。扉、勝手に閉まるからいいよね、追われてる時は。
だけど投げた刀を弾き返されて、李妍がちょっと打撲を負ったよ。
次は鳳凰の像が左右に並ぶ扉の前。
右か左か、どちらかがフェイク。みんなが左を差したので、李晟は右を動かす(大笑)
大当たりで扉が開きます。
李晟は楊瑾の刀を借りて、自分が飛び込む前に右の鳳凰像を斬り壊して、ひょいっと中へ。
地煞達は間に合いませんでした。
残った左の鳳凰像を手下が動かした途端、沈天庶達はひゅんひゅんの矢の標的に。随分たくさん飛び出してきたもんだー。像が元に戻る時も、またひゅんひゅんですわ。
だけど沈天庶は、これだけの仕掛けがあるのだから、壁の中は空洞になっているはず。そこを探して狙えと。いや、確かにそうだ。気付かなかったわ。
李晟達の入った部屋には、壁に水波紋が彫られていました。
おお、いよいよかな。
外では、扉そのものにも体当たりを始めてます。
李晟は、沈天庶を牽制するには、海天一色を探すしかないと、あちこち捜し回ります。
壁の紋様が不完全なところがあるね。
手前の灯籠みたいなところにある形と合わせて完成する、みたいな。
沈天庶達は、とうとう空洞部分を見つけ、そこを叩き始めています。
一方、凍える謝允はかなり危険な感じなんだけど、周翡は瞑想中。
だけど何か不自然に思ったらしい謝允は、周翡の手を握って声をかけますが、周翡は声が出ない模様。体の気が斉物訣に吸い取られていくみたいな状態のよう。
ほらみろー、案の定だわ。
李晟のほうは、壁の半分の水波紋と、のこり半分は手前の灯籠みたいなところにあることに気付いていました。だけどどうしても上手く絵柄が繋がらないみたい。
今にも沈天庶は壁を壊して入ってくるぞー。ハラハラハラ。
次回、いよいよ海天一色、お目見え!
そして有翡もあと3話です。
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