あらすじ
四十八寨へと攻め込んできた谷天顕や寇丹(こうたん)たちと対峙する周翡は、師であった魚老(ぎょろう)の死に衝撃を受ける。寇丹が四十八寨を裏切ったのは、海天一色の品を手に入れるためであった。一方、地煞山荘の動きが怪しいと警戒した李晟は、やむを得ず奇策を講じる。負傷者が多数出る中、呉楚楚は守られるだけでなく、自ら四十八寨を守る役に立ちたいと手当てを志願するのだった。そんな時、麓の村に柱国(ちゅうこく)・兪聞止(ゆぶんし)の大軍が到着し、村人たちを次々と捕らえていく。
ドラマ公式サイトより引用
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ネタバレ感想
さて、地煞に包囲されてしまった四十八寨。
李晟(りせい)と鄧甄(とうしん)は、地煞の小隊を潰しながら、物陰に隠れています。
鄧甄に、王夫人と張晨飛(ちょうしんひ)のことを聞かれた李晟は、こんな状況でショックを与えてしまってはと、本当のことを話せず、2人は我々を守ってケガをしているから、少し遅れて帰ってくると言いました。
鄧甄は、王夫人と張晨飛を無事に迎えるため、塞を守り抜くと力強く告げます。鄧甄も2人と同じ、瀟湘派の人だったのかな。
一方、谷天顕(こくてんけん)、寇丹(こうたん)と対峙している、周翡、謝允と長老達。
谷天顕は兪聞止(ゆぶんし)に下れと言い、寇丹は海天一色の品が欲しいだけだと言います。
谷天顕は寇丹に、鳴風楼(めいふうろう)はそもそも海天一色の品と関わりのあった組織だったと教えたらしい。鳴風楼が守っていたものが、四十八寨にあるのだと。
ん?あの腕輪は鳴風楼のものだったの?違うんじゃない?騙されてるんじゃない?
海天一色の品って確か5個あるはずで、まだこれがそうだと明らかにされてはいませんが、多分既に画面上では全部その存在は出て来ていて、だけど、鳴風楼の何かというのはないんですよ。
ちなみに、四十八寨の腕輪、呉費将軍の長明鎖、霍家堡の慎独印、山川剣の鞘、道長の持ち物。道長のだけは画面には映ってたけど、まだちゃんと出て来ていないので、一応伏せてみました。
当時の鳴風楼の楼主は、海天一色の品を守るために、魚老を地煞と戦わせた。
その戦いで魚老は胡天瑛(こてんえい)の毒に侵された。それは天下の八大奇毒のひとつ、透骨青(とうこつせい)の毒で、体に入れば助かる見込みはないらしい。
谷天顕の説明を聞いている謝允の様子が変です。うん。それ、謝允の秘密にも関わるからね。
でも魚老は、四十八寨に逃れて救われ、命を長らえた。
この者に殺されたなら本望だろう。
それを聞いた周翡が、寇丹に詰め寄ろうとして、謝允に止められます。
寇丹は自分の憶測を信じ込んでいるんだか、鳴風楼のメンバーにそう思い込ませたいんだか分からないけど、ちょいと的外れの話を偉そうに続けました。
海天一色の品は、もともとあったものと、青龍主が奪った山川剣のものと、呉費将軍のものと、四十八寨は既に3つ手にしていて、それは全部当主の謀略で集めただとか。
アホじゃなあ。山川剣の鞘は、殷沛(いんはい)が必死で抱えとるわっ。
その頃、禁林と塞内周辺に入り込んでいた地煞は、李晟達の手でなんとか片付いたみたいよ。やるじゃん♪次は、外の山門だ。
李晟が奇策を使うらしいぞ。
部下に周翡達の元に行かせ、敵は掃討して、外の山門も奪回したと、わざと大声で伝えるよう指示します。
谷天顕は、そろそろ山門に地煞の大部隊がやって来る、武器を捨てて投降しろ、そして当主を帰山させて、海天一色の品を渡せと言います。
長老の張博林(ちょうはくりん)が鼻で笑い、お前の言う通りにしよう、ただし跪き、私を父上と呼べ、それから10回拝礼するといい、なんて言って、周翡や謝允までも笑わせてるよ(^m^)
双方がゆっくりと武器を構え、一触即発ってところへ、伝令が走ってきました。
禁林にいた地煞を掃討しました。
伝令はもう1人。
鳴風楼の者は粛清しました。
また1人。
沈天庶(しんてんしょ)の軍を外の山門で阻みました。
顔色が変わる谷天顕と寇丹。
長老2人は、報告を信じて煽りまくって高笑いしてますが、周翡と謝允は、おや?と思ってますね。伝令の1人もちょいと目を泳がせてるし(笑)だめだよ、もっと堂々としなはれ、奇策なんだから。
でもその頃、山門では、戦いが始まったばかり。
周翡も多分、これが策だと気付いたんでしょう。余裕の笑みで、遥々来たんだからお茶でも飲んでく?なんて谷天顕に言いました。
谷天顕が寇丹に、退くぞと囁くと、寇丹は、急いだほうがいい、止めた仕掛けも一時経てば再び動かせると言います。
そんなことは知らなかった谷天顕、再び洗墨江を渡るとは思わなかった寇丹。これで決めると思ってたからね。でもちょいと信頼関係は揺らいだでしょうか。そもそも信頼関係なんて、あったかどうか分からないけど。
逃げ出していく谷天顕と寇丹。周翡は長老が寇丹を追うのを止めました。
状況が分からないから、深追いはしないほうがいいと。あの裏切り者をみすみす逃がすというのかって、食って掛かる張博林じいさんですが、周翡は、塞の防衛を担っている鄧甄は慎重で、あんなふうに大声で報告などさせる人ではない、これははったりでしょうと言いました。
伝令も、李晟の策だと認めます。
趙秋生(ちょうしゅうせい)じいさんにまで、無駄に年ばかり食って成長しておらぬな、勢いばかりで周翡ほどの知恵も回らぬと言われる張博林じいさん(笑)
趙秋生は、洗墨江を見張りつつ、鳴風楼の残党を始末するよう指示し、周翡には、当主の代理として長老堂に来いと言います。
でも周翡は、仕掛けを再稼働させるために、江心亭の様子を見に行ってもいいかと。魚老も連れて来ますって。
なんとか守っていた山門には、沈天庶にいつも付いてる部下の隊がやって来ました。それを阻み、山門を閉めることには成功。
ひとまずその場は鄧甄に任せて、次の襲撃に備え、李晟は怪我人達の元に向かいます。
塞の奥にいたのは呉楚楚と李妍。
呉楚楚は、自分にもできることをして塞を守りたいと、怪我人の手当てに向かいます。
しっかりしてるよね、呉楚楚。こういう場所で育った癖に、李妍は、こういう時には怪我人の手当てをする人員が必要ってことすら思いつかないのに。
江心亭に足を運んだ周翡と謝允は、魚老の遺体と対面します。
瞑想しているみたいに、衝立に寄りかかって座らせられていた魚老。今にも目を開けて文句を言いそう。
握った手がまた温かい、人を呼ぶと言う周翡を、謝允は止めます。
透骨青という毒で死ぬと、顔色が青ざめるんだそう。帰陽丹で毒は消えるけど、それを服用すると、水辺でしか生きられなくなって、死んだ後も、しばらく手が温かいんだって。
というか、謝允、動揺している周翡に話す順番が変です。たっぷり時間をかけて上記、言ったんだけど、死んでも手がしばらく温かいってのを先に言え。
周翡は、涙を流しながら、魚老の言葉をたくさん思い出しています。
ケンカしながらも、いろんなことを教えてくれた師匠だったよね…
沈天庶の元には、谷天顕と鳴風楼が敗走し、外の山門と塞門も奪われたと報告が入ります。四十八寨を相手にするのだ、当然次の手は打ってあると沈天庶。柱国という後ろ盾もいるんだ、って。
そういえば、ヤツも四十八寨に向かってるって情報もありましたっけ。
と思ったら、柱国兪聞止が私兵を引き連れ、町の人達を地蹴らして、リヤカーみたいな屋根のない馬車に立って、麓の町の春回鎮に現れたよ。反逆する者は根絶やしにするべきだと言って、町の人々を全員捕えるつもりのよう。
部下を呼び、春回鎮の食糧庫を見張らせ、民家の食料も全て差し出させるよう指示してます。四十八寨を兵糧攻めにする気みたいだけど。そう上手くいくかな、この中途半端っぽい悪役が。←
ドラマでは、この兪聞止の立場というか、立ち位置というか、そこがかなり曖昧でよく分からないんですよね。謝允=前朝の皇帝をライバル視?目の敵?にしているみたいな台詞が後から出て来るんですが、そういうアンタは何者なの?ってところが。
原作でははっきりしているのかもしれませんけど、ドラマでは、現在の王朝で、柱国という、国の要職についているらしいけど、前朝時代は何者だったのか、謝允との関係はどうなってるのか、ちっとも分かりません。単に野心のために地煞山荘と結託しつつ、互いに利用し合っているだけだから、ちょいちょい仲違いしてる残念な人、みたいな感じなんだよね(笑)
兪聞止の狼藉の知らせは、江心亭にいた周翡にも伝えられました。
町の人達を討伐ってなんだよとなってますが、まずは仕掛けを動かすのが先と、周翡はみんなを長老堂に集まって貰うよう指示して、仕掛けに向かいます。
塞の中では、怪我人達がたくさん。みんなが忙しく動き回っているところに、李晟もやって来ます。遠くの方で、李妍が匂いに耐えられないと逃げ出してる。しょーもな。
呉楚楚は李晟がケガをしていると心配しますが、頬の血は返り血じゃないの?
四十八寨なら安全だと思ったのに、すまないと言う李晟に、呉楚楚は、あなたは悪くないと言います。
華容では周翡が仇天晋(きゅうてんしん)を討ってくれたけど、心は晴れない、父母の敵は仇天晋だけじゃなく、地煞そのもの、その上、四十八寨を襲うなんて絶対に許せない。
李晟は、君は恨みを抱えて生きるべきじゃないなんて、わかった風なことを言うけど、無理でしょーよー。てか、侮っちゃいけない。そんな弱々しいお嬢さんじゃないよ?この子は。
案の定、この乱世で安穏と暮らせる者などいないと、呉楚楚に言われるという(笑)
周翡が言ってた。命よりも使命を重んじるべき時がある、家族や友人、自分のためにも、使命を果たしたい。そう言って、呉楚楚は怪我人の手当てに向かいました。
李晟もさあ、自分のコンプレックスを抉りまくる周翡の存在に反発して、呉楚楚みたいなか弱そうなお嬢さんに当たり前のように惹かれたのかもしれないけど、この子は頭がいいですからね。李晟の思い描く、すべからく守られなければ生きていけないお嬢さんじゃないのよね。武芸はできなくても、精神的にはかなり凛々しい子ですよ。ここまでの旅で、そう成長してるのよ。
沈天庶の元に戻った谷天顕は、不意打ちをかけた筈が、外の山門にも守りがいた、あと少しだったのにと、悔しさ全開。兪聞止も寇丹も揃ってますな。
沈天庶は、四十八寨は守り易く攻め難い地、まだ打つ手はあると言います。
谷天顕は、やっぱり寇丹に腹を立てていました。止めたはずの仕掛けが、なぜまた動くのかと。寇丹は、魚老を甘く見ていた、壊したつもりだったのだと言い訳。
沈天庶は、寇丹のせいではない、私兵が遅れずに到着していれば、一息に落とせたと言います。
これには兪聞止がピキキッ。遅れたのではなく、そちらが先走ったのだと。お陰で塞は警戒を強めてしまった。
沈天庶は笑い出し、なるほど、それでは今後は柱国にお任せいたしましょうと。
そもそも信頼関係はないので、まんず不協和音ね。
こんな時、魚老ならどう動くか想像しろと、仕掛けの前で謝允に言われる周翡。
魚老から、仕掛けの操作について教えて貰っていた訳ではないみたいだけど、でも多分周翡は、ちょいちょい魚老のところには遊びに来てたんじゃないかなあ、小さい頃から。だから、魚老が仕掛けを動かしているところを、何度も見たことがあるんでしょうね。
魚老の動きを思い出し、頭の中で組み立てる周翡。
仕掛けに向かい、魚老の手順を再現します。
これができるってだけで、周翡がどれだけ魚老と仲が良かったか、どれだけ入り浸っていたかが分かります(涙)父親の周以棠(しゅういとう)のところだけでなく、魚老のところも、厳しくされていた周翡にとっては、逃げ場所のひとつだったんじゃなかろうか。
仕掛けは、無事にまた動き出しました。
周翡は江心亭の入り口に、魚老の幻を見ていました。
振り向いた魚老が、笑顔で拍手してくれているところを。
ちょんちょんと頭を指差し、頷いてくれているところを。
魚老の遺体を仕掛けの前に寝かせて、干し桃をきちんと備えて、礼をする周翡と謝允。
江心亭の入り口に座って、周翡は言います。
みんなが言うには、かつて魚老は、命よりお金を選ぶような密偵だったらしい。
でも、自分の知る魚老は善良で公正な人だった。きっと、毒にやられた後、それまでの行いを悔い、四十八寨で、新たな人生を歩むことにしたのだろう。
この仕掛けを、魚老は人生を懸けて守った。これがある限り、魚老も生きてる。
君にとって四十八寨は大事かと謝允。
もろちんよ。でも私は頼りなく、皆から子ども扱いされていて、危険な時には逃げろと言われると周翡。
大人になれば、君を支える手も離れていく、自ら試練を乗り越えるんだって謝允は言います。
君の人生は危険と隣り合わせで気が抜けない、だがそれは誰より幸せだと言える、手にした刀で前途を切り開けば、どこへだって行けるのだから、幸せだろう?
そっか。謝允はもう、自分は閉ざされていると思ってるからね。その中で、残された時間をできるだけ自由に生きたいっていう。
乱世では皆が悲しみを背負い、生まれや実力のせいで、望まぬ流浪の暮らしを強いられている者も多い。だが君には道を選ぶ余地がある。
それはとても幸せなことだよね。現代の日本ではある程度、当たり前のことだけど。
周翡は、もう選んだと言いました。
英雄ならば、前を向き、生きている者と前途を見つめろと謝允。
励ましてくれてるんでしょうが、魚老の死を悲しむ時間は少しだけあげてくれや。
と思ったら、謝允は周翡の髪に手をやり、ぐいっとポニーテールを引っ張りました(笑)
瞬時にムカッとなる周翡に、侠女殿、落ち着け、長老堂へ行こうって(^m^)
周翡の顔がピッと厳しくなりました。寇丹の首を撥ねて、共に葬ると。
長老堂には、李晟、鄧甄、馬吉利の他に、じいさん達。
まあた、じいさん達、意見が分かれて言い合ってます。若手はだんまり(笑)
でも毎度のことで辟易しているんだろう鄧甄は、李晟に、コレ止めろと目配せ。李晟が、ここでもめても何の役にも立ちませんと静かに言うと、ようやく落ち着きます。
そして、兪聞止と地煞が春回鎮を制圧した意味にも、気付きました。こりゃ、兵糧攻めだわと。
そこにやって来た周翡、策がありますと言いました。
毎度勢いだけの張博林じじいが、小娘の分際でまた口出しするのかと。本当に学ばないじじいだな。趙秋生じいさんは、聞いてみようかって態度ですけどね。
周翡は、今の蓄えだけでも四十八寨はしばらくは持つ、でも春回鎮の民が殺されると言います。趙秋生は、四十八寨を捨てるわけにはいかないから、民は仕方がないとの意見ですが、周翡は、家族同然の麓の民がいたからこそ、今の四十八寨がある、見捨てる訳にはいかないと言いました。この意見には、張博林じいさんは賛成のようです。なんだかうるうるして頷いてるよ。
だから、民は私が救いますと周翡。
単純な張博林は、よく言ったと喜んでますが、小娘の分際でと言った口の乾かぬうちにってこのことよねえ。でも他の長老達は渋い顔。まあ、だいたい、お前に何ができると思ってるのかもしれないけど、多分ね、もう、アンタらより強いよ、周翡は。頭脳担当には謝允がいるしね。
張博林は、自分も一緒に行って暴れようとするんですが、こんなの連れてったら逆に大変だよ(笑)周翡は、大勢で山を下りたら、その隙に攻め込んで来るはず、だから自分がまず下山して、兪聞止を捕えます、そうすれば、民も四十八寨も守れると。
趙秋生は、たくさんの兵がいてどうやって兪聞止を捕えるのかと聞きますが、周翡は、鳴風楼と地煞、兪聞止の私兵はただの寄せ集め、必ずヒビが入ると、離間策を考えてるみたい。既にギクシャクはしてるから、いい手かもしれないよね。
馬吉利が、危険だと、母君でも止めると言うんだけど、周翡がちょいとムキになりましたね。母の話はやめてください、下山して行方も知れないんですよ?待っていたら手遅れになる。精鋭を10人貸してください。
馬吉利は多分、周翡や李晟達とは子供の頃から近しいところにいた人かもしれませんね。いつまでも子供だからと思っていそうで、過保護っぽいもんね。
趙秋生がそれを許可し、塞の様子は花火で知らせると言いました。
みなさん、どうぞ御無事でと言って、周翡は出て行きます。
李晟はなんかモノ言いたそうにしてたけど、結局言わなかったね。今までだったら、周翡ひとりに手柄を立てさせるもんか的な、横槍入れてたかもしれないんだけど。
庭で呉楚楚が周翡を待っていました。兪聞止を捕えに行くの?って、これは李晟に聞いたんでしょうね。周翡は、誰に聞いたの、口が軽いわねってムッとしてるけども。
呉楚楚は、あの長命鎖を手渡そうとしました。
周翡は、大切なものでしょ、私はもう戻って来られないかもしれない、危険よって言うんだけど、呉楚楚は、確かにこれは大切な品、でもあなたが戻らないならば塞も持たない、長命鎖も奪われてしまうと言います。
この子、正確に把握してるんだよねえ。あれだけじいさん達や人手がいても、四十八寨を守り切るには、絶対に周翡が必要なんだと。
信じてるわと渡された長命鎖を握って、安心して、死んでも守ると周翡。
李晟は何やら手紙を書いて、袋に入れてます。そこに李妍がやってきて、周翡と共に行くと言う。バカ。邪魔だ。←
また止める気?と言われた李晟は、お前にはもっと大切な秘密の務めを託したいと言います。妹を操るのも上手くなったかも(^m^)
下山に使う抜け道を使って、寒水鎮の拠点に手紙を届けて欲しいと。それは、塞の状況を記した、周以棠への手紙でした。手紙なんか別の誰かに頼んで、私は戦いたいという李妍。ばかたれ、戦えないだろう、アンタ。
李晟は、これは大事な務め、信じる者にしか頼めないと言います。四十八寨の命運はお前に懸かっている。
李妍は、怪我人の手当てに行くと言った呉楚楚の「皆が命がけで四十八寨のために戦っているんだもの」という言葉を思い出しました。だから自分にできることをする、与えられたことを全うする、みたいなことだもんね、あの言葉は。
ようやくその気になって、手紙を受け取り、出て行く李妍。
その頃、周翡は、父親の居所だった思過斎(しかさい)に来ていました。春回鎮の地図があるのね。
そこに謝允。周翡、地図苦手だったっけね。だけど霍家堡の牢で謝允が描いた地図は、私にも訳が分かりませんでしたけどね?
謝允は、私も行く、口は出さないと言いました。
礼をしたいなら、私に嫁げ。
…ちょいちょい、プロポーズしてるよね、この人(笑)
毎度周翡には、スルーされてるけどね。
さて、次回は、春回鎮に下りた周翡と謝允の目的は、民の解放と兪聞止の捕縛。
でも1話で両方は無理みたーい。
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