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慶余年 第37話「手荒い出迎え」あらすじとネタバレ感想

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慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
目次

あらすじ

范閑(ファン・シエン)の一行に北斉(ほくせい)の民はあからさまな敵意を向ける。范閑は彼らの憎悪を更にあおり騒ぎを起こしながら皇宮入りする。北斉皇帝の後ろに付き従っていたのは海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)だった。皇太后派と思っていた海棠朶朶が実は皇帝派だったと知り驚く范閑。一刻も早く言氷雲(イエン・ビンユン)を引き取りたい范閑だったが、皇太后の生誕祝いに出席するよう促されてしまう。

(c)Tencent Pictures Culture Media Company Limited/(c)New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

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ネタバレ感想

上京城の町中で、民衆から野菜をぶつけられた范閑(ふぁんしぇん)は、馬車の屋根に飛び乗り、用意してあった布の巻物を屋根に立てて言いました。
これは慶国第七営の戦旗、今回の戦で最初に北斉の地に掲げられた旗だ。
民衆達は大反発です。
范閑は高達(ガオダー)から刀を受け取り、抜き身を持ちながら、この旗が今、北斉の皇宮に入る、勇気ある者は俺に襲い掛かり、この旗を斬ってみろ、だが北斉にそんな好漢はいないなと、煽りまくりながら進んでいきます。
ひとり、名乗りを上げた兵が屋根の上に飛んできたけど、あっという間に蹴り落とされてしまいました。

北斉の皇帝の元に、范閑の傍若無人さが報告され、排除するよう進言されていた時、国境では南慶軍が国境線から30里も前進してきたとの知らせ。
范閑に手を出せば、再度戦になるぞってことだよね。北斉の国庫は苦しく、戦は無理です。

その頃、皇帝の元には、陳萍萍(チェンピンピン)が来ていました。
辺境軍の圧力に北斉は狼狽していると報告された皇帝は、前進も撤退もするなと伝えます。
皇帝は、予定通りならそろそろ范閑が北斉の都に着く頃だ、奴は問題を起こすか?と。辺境に圧をかけたのは范閑のためですかと聞かれた皇帝は、奴は慶国の使者、面倒を起こしても100万の辺境軍がついていると。
なんだかんだ、サポートはしてくれてるのねー。

その頃、范閑は2人目を蹴落とし、暗器を構えた人物に気付いたんだか気付いてないんだか、卑怯者がいれば暗器で襲ってこい、受けて立つぞなんて言うから、卑怯者は構えを解いたよ(笑)

その時、馬車の前に立ちふさがる人物が現れました。北斉九品の猛者、何(ホー)道人です。
王啓年(ワンチーニエン)が、記録によると九品の何道人ですって。程巨樹(チョンジューシュー)の師匠なんだってよー。

馬車の屋根に飛び乗った何道人は、何手か合わせて馬車から飛び降り、見事な真気だと言います。
えー、この世界に真気はないって、ママの手紙になかったっけ?
次の手で生死が決まると何道人が言った時、沈重(シェンジョン)が合図をして、周囲の護衛達が何道人を取り囲みました。
使者に刀を向けるとは、礼儀がなっとらん、だそうで。いや、オマエが言うな(笑)

沈重は范閑に、目の前は皇宮です、再び戦を起こしたいのですかと言います。
范閑が手にした刀を投げると、それは高達くんの持っていた鞘に、すっぽりと収まりました。高達くん、ニヤリ。
屋根からくるりんと飛び降りた范閑が御者台に座ると、何道人は踵を返して去って行きます。
もう誰も襲ってこないよなー?なんて范閑に、沈重は道を開けてくるからここで待てだと。

范閑は少し手を怪我していました。
范閑のは暴れ馬の真気、特殊で威力はあるものの、未だ技の制御では九品には及ばないのだそう。だから技を繰り出しにくい馬車の上に旗を立てたらしいんだけど、まともにやれば重傷を負っていたと。
沈重が止めたのは、范閑は正使だから、斬られれば戦になってしまうから。北斉には今、そんな余力はないので、沈重は民を扇動して使節団を脅しはしたものの、戦になることは望んではいない。だから、安全だけは守るはずなんだってさ。
ただ、状況からして、やっぱり言氷雲(イエンビンユン)の奪還は難航しそう。

沈重に連れられて、范閑、王啓年、高達は皇宮へ。
皇帝の出て来る古装ドラマでよく見る皇宮のあの長い階段の下に、なぜか座り込む4人。
馬車を降りててくてく歩き、最後にこの階段なので、一休みっぽい(^m^)みんなハァハァしてる。
素晴らしい建物を自慢する沈重に、斉国こそが正統、南慶は新参者だと言われた3人、この顔である(笑)

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
え、なんて?

でも階段を上がろうとすると、王啓年と高達は兵に止められてしまいます。
皇帝は范閑ひとりだけに会うんですってよ。早く言えよ。
仕方なく范閑はご挨拶の品を受け取って、沈重と一緒に階段を上がっていきます。

謁見した范閑が渡した国書を開いた北斉の皇帝、戦豆豆(ジャンドゥドゥ)。
この方、劉美彤(リウメイトン)さん、女性です。「斗羅大陸」「猟罪図鑑」にも出ています。皇帝が女性である意味があるんだろうかと思いつつ見てたんだけど、シーズン1では全然それは分かりませんでした。単に「若くて線の細い皇帝」の表現で女性だったってことなのかなあ。「軍師連盟」でも何晏(かあん)の役は女優さんだったけど、何晏って人は、女性的な美男子で白粉も塗ってたって人だったからさ。

国書に目を通した皇帝は、いきなり少し微笑むような表情で、范公子、何章まで書いた?と聞きました。
たまげたのは范閑だけじゃなく、周囲の官僚達も、ざわざわ。敵国の正使をゴンズーと呼ぶ皇帝。
そのリアクションと、背後にいる皇太后を気にしてか、皇帝は、今日はここまで、だってさ(笑)

この人、紅楼の読者なんじゃない?第二皇子同様(^m^)
なんだか范閑が来るの、楽しみにしてたっぽいぞ?だって、諸卿は下がれと言ってみんなを出して、范閑だけを残すんだもの。残った范閑に笑顔を見せて、近こう寄れ、だもの。

腑に落ちなかったのは沈重も同様だったようで、外で王啓年と高達に声をかけられ、奴は何をした?だって。陛下は范公子と呼んだと。皇帝は臣下にもそんな呼び方をしたことはないらしい。これは沈重にも予想外だったってことか。ふふっ。皇帝、グッジョブ♪
お互い、なんでなんで?私が知るか!我らが知るか!ですわ。
王啓年が、北斉の皇帝は賢者を重んじるんじゃないですか?でまとまる(笑)

相変わらず、きょとーんとしている范閑の前で、皇帝は皇太后の御簾の前で拱手し、范閑の前で喜びが溢れ、粗相をしてしまいました、お許しくださいと言いました。
すると、皇太后が姿を現します。その後ろに付き添っていたのは、海棠朶朶(はいたんどぅおどぅお)。

きちんとご挨拶する范閑に、皇太后は皇帝はそなたの詩に夢中だ、ですってよ。
皇帝は、詩文について語りたいのでどうか許可をと皇太后に頼みます。
皇太后が、そなたは皇帝、自分で決めればいいと言うと、皇帝は、その話をするのは厳かな大殿では不向き、范閑を連れて散策しながら話したいと言います。ああ、こっちが本音か、皇太后のいない場所で何か話したいことがあるのか。
皇太后も、厳かなのは大殿かそれとも私自身かって、うわー。
なんとか皇太后を除きたい皇帝も頑張るんだけど、皇太后は海棠朶朶を残して行きましたよー。
海棠朶朶も、皇帝と話しながら、しらっと范閑に嫌味を言うっていうね(笑)

池を望む立派な東屋みたいな場所で、皇帝は、何やら詩を口ずさみます。素晴らしい詩だと范閑がテキトーに言うと、太鼓持ちは多いか、これほど心のこもらぬ世辞を言う奴はおらんと言われてしまう。

皇帝が范閑を留めた理由は2つ。やっぱり「紅楼」の読者で、あの作品を愛してやまないらしくて、だけど新刊出るの遅いよっ!って言いたかったと(^m^)それと、一夜で詩を読み尽くした時の詩集を見たら、もう自分で詩を作る気になれなくなったからなんだってさ。
もうひとつは、道中、北斉の風情をどう思ったか、聞きたかったのだと。
またもや、めっちゃテキトーに応える范閑に、朵朵の顔っ(笑)
皇帝は、朵朵を師姑と呼んでるのね。師姑は范閑をならず者だと言うが、どうやら本当のようだなと言われてしまいます。

范閑は海棠朶朶とは初対面で通そうとしたんだけど、どうも全部伝わってたみたいよ。師姑と母上に協力して朕から権力を奪ってやると言ったんだって?とまで言われてしまいます。全部筒抜け。
皇太后派は表面上のことで、実は皇帝派だったんかいなー。皇太后は信用して置いていったっぽいので、皇帝のスパイみたいなものね。皇帝の腹心なんだそうだよっ。
慌てる范閑ですが、もう取り繕えないわ。このことを知るのは、皇宮ではこの3人だけなんだそう。

その頃、沈重は皇太后に会っていました。
詩の話をしているだけだから心配はいらないと言う皇太后に、沈重は、それでも范閑は鑑査院の提司、手練手管に長けるから、単独で会わせるのは危険だと言います。だから海棠を同行させたのだと皇太后。密談などできまいと言うんだけど、のっけから密談だわよっ(笑)

挙動不審な范閑に、してやったりって顔の皇帝。
こんな秘密を聞かせて、次は口封じとかと言う范閑に、殺したら紅楼の続きは誰が書くんだと言います。これは本気で楽しみにしてるっぽい。

肖恩(シャオエン)を殺し、司理理(スーリーリー)も見捨てるのかと聞いた范閑に、それは皇帝の意思ではないんだって。肖恩の件は、あくまでも苦荷(クーホー)の意志に海棠朶朶が従おうとしただけ。北斉は複雑なんだそうだ。
秘密を明かして范閑を消さないのは、手を組むなら皇太后じゃなくて自分にしろっていう、皇帝のスカウトでした。皇太后に忠誠を誓う沈重一派が朝廷内で幅を利かせていて、皇帝はそれが邪魔らしい。
范閑は、沈重が殺したおばちゃん女官は皇太后に仕えていたらしいのに、それで忠誠?って。

そしたら沈重が皇太后に言い訳してました。
女官の家族は土地と金を受け取っていて、それは司礼鑑から出ていたんだと。司礼鑑ってなんだか分かりませんが、それはつまり陛下からのもの、だから排除したんだと。
いやー、嘘でしょ。皇太后と皇帝を争わせたいんだねえ、この人。奸臣はオマエだろう。

それにしても、中国の宮廷ドラマはよく皇太后が皇帝と争ってますよね。実際そういうことは多かったんでしょうが。代替わりしたんだから、潔く隠居しろよと思うんだけど、皇帝が若い皇后貰うと、皇太后になってもまだまだ現役感あるんだよなー。

皇帝は、沈重を罷免すると影響が大き過ぎるのだと言ってます。一派も多いし。
范閑は、旗を持って都に入り、程巨樹を殺した実績もある、沈重を殺すくらい訳ないだろうって言い分。待て待て待てっ(笑)
海棠殿のほうが適役だと言うと、母上に疑われるだってよ。皇帝の手の者は、沈重も承知しているから難しいらしい。

范閑は、慶国人の自分が殺しても皇帝は疑われない、俺を処刑すれば陛下は評価され、俺は異郷で死す、これぞ助け合いの精神だと嫌味(笑)
なぜそんな危険を冒さないといけないのかという范閑に、言氷雲は沈重の手にあるぞと皇帝は言います。言氷雲はちゃんと解放しないと、皇太后だって戦は望まないだろうと言うと、その時期は保証できないんだと。引き延ばし作戦ねえ。ほんっと、約束もなんもあったもんじゃないな、敗戦国の癖に。

言いたいこと言って、范閑がひとまず沈重に解放の時期を聞きに行くと言うと、皇帝はそう怒りもせずに海棠朶朶に送れと言いました。朵朵のほうがずっと、オマ、陛下に対してその口の利き方はどうなんだって顔になってたよ。
手の内を明かした皇帝、全然諦めてないね。ま、一度で了承させられる訳もないと思ってるんでしょう。

海棠朶朶がのっしのっとと歩いているのを見て、范閑は村娘が気を抜いた時の歩き方だと笑います。私も気を抜いていると朵朵が言うと、俺は好きだがと范閑。そういうコトかるーく言うからさー(笑)
朵朵が范閑を睨むと、嘘なら天誅が下るとか、違うって、そっちじゃないってば。

だけど、皇帝が范閑を気に入ってるのは本当なんだね。
朵朵は参内は嫌いだけど、師匠の命令で寡黙な聖女を演じているっぽい。
俺の前では楽にしろとか、ほらまたー。そーゆートコだぞ?

慶余年
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俺に毒を盛ってもいいが、俺に効く毒があるかな、でも急げよ、言氷雲を受け取れば帰国するからというと、海棠朶朶は立ち止まり、しばらく帰国は無理だと言いました。やっぱり沈重が簡単には引き渡さないと。まーったく、国同士の約束をどう考えてるんだかさ。

陛下は若く、政が分かっていない、俺をどう残すつもりなんだかーなんて、范閑が偉そうに言った途端、会った沈重に、皇太后の誕生日が近いから滞在を延期して祝えと言われてしまう(笑)そっちから来たか。
俺には使命があると范閑が言うと沈重は、貴国は応じたと。誰がっ!?

はい、皇帝でしたー。
太平別院では、皇帝と院長が釣りをしていて、そこに范建(ファンジェン)パパが呼ばれていました。パパは北斉が范閑を引き留めるのには裏がある、危険だって言うんだけど、皇帝は、まあまあ座って釣りしろよと。

このシーンが意外と好き(^m^)
葉軽眉(イエチンメイ)と関わりのある、それぞれ別の思惑を持ってるんだろう、昔馴染みのオヤジズ。

沈重と歩きながら話す范閑。
言氷雲は手続きが複雑だから、すぐには解放できないと抜かす沈重は、范閑が帰った後に解放するとか言うの。いや、それはないわ。連れ帰る言うとるだろーがっ。
まず会わせろと言った范閑に、のらりくらりの沈重は、ならば自分で会いに行けと言いました。お、言ったな?探していいんだな?

宿に戻ると、宿には人が押しかけていました。コレもアンタの策かよ。
宿の前にたくさんの武器が捨てられています。北斉の風習なんだとさ。武器を捨てて決闘を申し込むんだって。范閑が煽ったからだと言うけど、絶対アンタの策略だよ。こんな雑魚なんか、どんなに来てもなんてことないけどさあ。てかさー、やっぱりコイツ、いっぺんやっとくー?

決闘を受けないと名折れだと言う王啓年の言葉を聞いて、范閑が、高くん、やるかーというと、高達、めっちゃ嬉しそう。暴れたかったんじゃない?

宿の中庭で、高達がバッタバッタと倒してます。高くん、自分の剣も抜いてないよ。ほんっと、雑魚ばっか。范閑が出るまでもない。
だけど挑戦者は150人くらい並んでる(笑)高くん、見せ場ですな♪

慶余年
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はい、次っ。ふっ。

太平別院では、イラつく范建を陛下が横目で見て、心が騒ついていると魚も釣れんと言うんだけど、そういう陛下の桶も空っぽです。でもここに魚はいないんだって。
じゃあ、何を釣っているのですと范建が聞くと、往年だと陛下。

回想シーン。
若い3人がここで釣り糸を垂らし、そこに女性がお菓子かなんかを持って、みんなの口に直接入れている。これが范閑ママ、葉軽眉だね。3人とこんなふうに仲良しだったのか。

どうやら陛下も、范閑が優秀なのを認めているんだけど、まだまだ経験が足りない、2人が溺愛するせいで順風満帆過ぎると思っているらしい。パパは内庫を継がせたい、院長は鑑査院を継がせたい、どちらも葉軽眉の残したもの。それだけのものを背負わせるのならば、死地から生き延びて来たような経験をせずして、天下第一の権臣にはなれないだろうと。
陛下が陳萍萍を見習え、心を鬼にしないと、とパパに言ってるってことは、院長が黒騎を撤退させたこと、陛下も鑑査院は介入しないとしたことだね。
とはいえ、それでもパパは心配でたまらない様子。だけどさ、范閑が都に来るまで、一度も会いに行ったことないのにね。ずっとお祖母ちゃん通して見守っていて、いろいろ知ってたってことなんだろなあ。

さて、沈重は他の密偵達の情報を言氷雲から聞き出したいために、ノラクラしているらしい。
その間、雑魚達の人海戦術でひとつ足止め、皇太后の誕生会でもひとつ足止め。
ま、ガオくんが張り切ってるからいいけど(笑)

いずれにせよ、言氷雲を早急に救出したいと范閑は言い、協力者がいると、郭保坤(グオバオクン)の元へ。
眺望客桟ですね。ばおくんは見張られているんだけど、多分そんなの范閑も予想済みでしょうし、そんな大役をばおくんに振る訳はないので、こっちは囮でしょ。
錦衣衛の牢のある場所を探ってこいと言われて、外に出るばおくん。
そしてそれは、沈重の元に報告されていました。

で、眺望客桟も見張られてると王啓年が言うと、范閑は、案の定「だろうな」
ばおくんの潜伏も知られていたのではと言うと、「そりゃそーだ」(笑)
完全に囮(^m^)

次回は、あらこの人が?って人が助けてくれますデスよ。

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