Wordpressテーマ変更後作業中 まだまだ修正箇所がいっぱい

慶余年 23話「敵味方の交錯」あらすじとネタバレ感想

当ページのリンクには広告が含まれています。
慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
目次

あらすじ

太平別院に忍び込んだ范閑(ファン・シエン)をやんわりといさめる慶(けい)帝。范閑が林婉児(リン・ワンアル)の元に戻ると、林若甫(リン・ルオフー)の手の者が范閑と間違えて皇太子を拉致したあとだった。ところが、皇太子はむしろ林若甫と手を組みたいと告げ、林珙(リン・ゴン)の敵を取ると宰相に耳打ちする。さらには范閑の後ろ盾にもなると言う。あっけに取られる范閑。そこに第二皇子が乗り込んでくる。

(c)Tencent Pictures Culture Media Company Limited/(c)New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

「慶余年」視聴はこちらから(U-NEXT) 23.5.27現在のリンクですU-NEXT

U-NEXTU-NEXT

ネタバレ感想

めちゃくちゃおっかない南慶大内侍衛統領、燕小乙(イエンシャオイー)を陛下に退けて貰った范閑。
九品以上の人は、壁越しにでも何人もの呼吸を聞き分けるんですって。
だけどこの太平別院には、今後簡単には近付けなくなりました。ご機嫌は悪くない言い方だったけど、しっかり釘刺されちゃったね。
陛下は、明日、皇太后達に会わせるから、皇宮に来いと言って、范閑を帰します。

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

外に出ようとすると、燕小乙が待ち構えてましたが、陛下が、去る時に阻むなと言ってくれていたお陰で、無事回避。だけど燕小乙としても、八品の程巨樹(チョンジューシュー)を倒した人物だし、コイツが入ってきたのと同時に、外にはどう考えても手練れがいたし、皇帝はコイツを守るつもりらしいけど、どうも気になると思って当然ね。

向かいの林に戻ると、燕小乙の矢が折った木が倒れてます。なんだこりゃ、だよね。
待っていた若若に、鍵は見つからず、陛下がいたと、母上を知っていたと話す范閑。
更に河原に戻ってみると、なぜか皇太子が連れ去られてます。
とんでもない野遊びになりましたなー(^m^)

范閑の側に宗師級の猛者がいるかどうか、林若甫(リンルオフー)が試した、手の者は范閑と間違えて皇太子を連れ去ったと、告白する林婉児(リンワンアル)に、若若が一番ムカついてますよ。
婉児は范閑に、皇太子が、自分の言葉を伝えれば下手人が分かると言っていたと伝え、大宝(ダーバオ)と共に急いで林家に向かうよう言いました。
深刻そうな顔で聞いていた葉霊児(イエリンアル)だけど、范閑のところに駆け寄って、私は信じてる、婉児も信じてるって、一生懸命フォローする辺り、根はいい子なんだよね。カッとなるとメンドクサイけど(^m^)
そしてなぜか葉霊児のことを気に入った大宝と葉霊児と一緒に、范閑は急ぎ宰相の元へ。

残った婉児と若若。気に入らないことした婉児を置いて、馬車に戻ろうとした若若だけど、婉児に、がしっと腕を掴まれます。協力してって。なになに、これは。

宰相と袁宏道(ユエンホンダオ)は、ジリジリしながら報告を待ってる訳ですが。
戻って来たあのイマイチ使えない四角いヤツから、顔を見られ、宰相家の兵だと見破られたから、范閑を捕えて監禁したと聞かされた袁宏道は慌てます。背後の人物が現れるかどうかを、探らせるだけだったつもりなのに。見破られて捕えたら、認めたも同然なのに。
というか、指示が徹底してないわ。最優先事項も禁忌も。しかもコイツ、自分がベラベラ喋ってるうちに、顔の覆いが外れちゃったっていうマヌケな話なんだよねえ。

困っちゃった袁宏道の傍らを、ご機嫌な大宝と范閑が通り、中に入って行きます。
おま、誰を捕まえたんだー!と、さすがのコワモテ袁宏道も大慌てですわよ(^m^)

中では楽しそうに、宰相に野遊びの報告をする大宝。
大宝がいれば、緩衝材になる訳だねえ。
林珙(リンゴン)の葬儀の参列者を見て興味を持ったらしい大宝に、宰相は、棺に跪いておいでと外に出し、范閑に向き合います。

話は婉児から聞いた、分かります、家族の敵は討たないとと言った范閑。
ただ直前に見せた顔は、范建(ファンジェン)パパもどこまで信用していいのやらと思っていた時の顔と同じだったかもなー。
范閑は、皇太子からの伝言を伝えました。

下手人は、確かに宗師。

宰相は、皇太子の伝えたいことに気付いたのね。
宗師に近い腕前と言うなら、九品以上、そうなるとあの4人しかいないと宰相。四大宗師ね。范閑は、5人目はと聞くんだけど、宰相は、あり得ぬと言いました。
序盤、五竹は四大宗師と肩を並べる腕前と出て来たのは、ここにも繋がってたんだねえ。決して表に出してはいけない最強の存在は、最終兵器みたいなもんだ。これで范閑への疑いは、あらかた晴れたってことでいいのかな。

宰相の調べでは、当時、四大宗師のうち、葉流雲(イエリウユン)、苦荷(クーホー)、四顧剣(スーグージエン)の3人は都の近くにいなかったんだそう。宰相が睨んだ通り、皇太子の伝言の通り、犯人は宮中にいるアイツだと。
宮中のアイツ。これから出て来ますが、見るからに怖いのよ。濡れ衣だけど(^m^)

誰の指示を受けて?と范閑。
陛下、皇后、皇太后、長公主、第二皇子、皇太子。皇族は全員あり得る。ただ皇太子ではなさそうだと宰相。
長公主は婉児の母なのにって范閑は言うんだけど、宰相は、あの女は常軌を逸していると。だからさー宰相、なんで子供作っちゃったんでしょーかー(笑)
范閑は確かまだ、長公主には直接会ってないんだよね?

皇太子はなぜ暴露したんだろうと范閑が言った時、袁宏道が宰相に耳打ち。さすがに下手打ったなーとは思ったでしょうが、宰相は、今から聞いてみようと立ち上がります。
皇太子は、宰相と范閑に会いたいと言っているらしいよ。なんで俺?となってる范閑を連れて、宰相は、袁宏道の案内で皇太子を監禁している屋敷へ。

ズラーッと兵達の並ぶ廊下を歩き、皇太子のいる部屋へ入ります。
さすがに宰相が釈明をしようとすると、分かっているとそれを止め、皇太子は話します。
死因の報告を鑑査院は2部提出し、宮中への1部に、詳細が書かれていた。それを宰相に教える訳は、宰相と范閑と手を組みたいから。自分には、門下は多くても六部の重臣はおらず、朝廷では孤立無援、皇帝や皇太后からの評価も低い。第二皇子の名声は高く、いつか取って代わられるかもしれない。

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

宰相も簡単に承諾はできないわなー。
皇太子は、手を組めば林珙の件の真相も暴けると餌をチラつかせます。
宰相が、もし指示したのが陛下だったらと言うと、皇太子は、言っただろう、敵を討つとって。うえー、もし皇帝が指示していたのなら、継承を待たずに皇位簒奪も考えるってことかいな、それ。

宰相は手を組むに当たり、書面は残せないと言います。ただOKとはまだ言ってない。
皇太子は、范閑も呼んだのは、宰相がバックアップする人物だからだと言い、反目もしたが決定的な恨みはない、内庫は范閑が継げばいい、自分は諦める、そして今後は宰相と自分が范閑の後ろ盾となると言い出しましたよ。
ほー。第二皇子に取り込まれる前にか?既に取り込まれてるかもしれないけど、引き剥がそうとしたのか?袁宏道すらも、真意を図ろうとしてる顔ですな。

その時、外で物音がしました。
騒がしいぞと袁宏道が叫び、様子を見に行くと、扉には、今、まさに切られた護衛の返り血が。
そっと扉を開けると、外の護衛達は全員、殺されています。
慌てて扉を閉めて報告した袁宏道。
殿下の配下か?と厳しい声をあげる宰相に、それはないと皇太子。
皇太子が出て行こうとするのを、袁宏道が慌てて止めます。相当な手練れの刺客だと。
顔を見合わせるみなさん。
范閑は溜息をついて、動きます。そうよね、ここは范閑しかいないわな。

落ちていた剣を拾い、警戒しながら死体を避けて歩く范閑。
そこに現れ、范閑の剣を折ったのは、謝必安(シェビーアン)でした。おまえかよっ。
何度も突っかかって来て、范閑と腕比べしたがるよなあ、この人。今回もやりたそうにしてるけど、そこへ、第二皇子が現れました。
許せ、謝必安は冷淡で私にも素っ気ない。まさかお前がいるとはな。

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

第二皇子もまた、范閑に言うんだよー。中にいる者の話に惑わされるなと。
とぼける范閑の腕をトントンして、中に入ってみようと進んでいく第二皇子。

部屋に入った第二皇子は、救出が遅れました、お許しくださいと、大声で言います。
皇太子も、どんな言い分だと呆れる(笑)
攫われたと聞き、謝必安を連れ救出に参りました、外にいた賊どもは片付けました、だって。
第二皇子にジロリと見られて、宰相も救出を?と聞かれた宰相、私は通りすがりですって、アンター、それはないでしょー(大笑)

いずれにせよ、皇太子の目論見も第二皇子に邪魔されたってことよね。
宰相が余計なことして、不出来な手下が皇太子を人違いで攫ったことまで、きっと第二皇子は掴んでいたのでしょう。ホント、この人は蛇のようだ。愛想良く近付いてくるけど、全く気が許せない。それは皇太子もそうだけどねえ。

宰相と歩きながらの帰り道。
やっぱり宰相は口先だけで、どちらの皇子とも繋がる気はない模様。朝廷の混乱に乗じて、おまえを推すと言う宰相だけど、今回のやり方も、殺された手駒に対するやり方も、范閑としては諸手を上げて安心できないわねえ。地位があると、情に絆される訳にはいかないのも分かるんだけど。

夜、自室で瞑想していた范閑の元に、五竹。
色々起きて、動揺してるからの瞑想みたいですよ。燕小乙の弓技と謝必安の殺気を目の当たりにしたしね。別院ではまさかの皇帝に会っちゃうし、林若甫からの疑いは晴れたものの、疑惑を持たれて人を遣わされてたし、皇太子と第二皇子の対立もなかなか苛烈だった。

どれが胸騒ぎの元凶だと聞かれた范閑は、皇太子だと答えます。
牛欄街での黒幕は皇太子だと思っていたけど、皇太子は決定的な恨みはないと言い、本気で范閑を取り込もうとしてきた。もし黒幕なら警戒は解かないはず。だとしたら、林珙は皇太子派ではあったけれど、襲撃の指示は別の人物から出ているのではないか。ただ、それが誰だか分からない。

うん、大丈夫だ、すぐ分かる(^m^)

五竹は、別院に鍵がなかったのなら、鍵は皇宮だと言います。
お嬢さまの残した品は、老婦人の手元にあるんだって言うのよ。なんで皇太后?
隠し場所が分かればなんとかなると思う范閑だけど、厄介なのは皇太后付きの宦官、太監首領の洪四庠(ホンスーシャン)、コイツが大宗師の1人な訳ですよ。
皇太子に犯人だと言われた人。宰相もそう思っている人。

ぽんっと映った皇太后。
宮女達に、温石で膝を温めて貰っています。傍らに立つのが洪四庠ね。皇太后に蚊さえも寄せ付けないんだそうな。どうやって?

五竹は、太平別院の時と同じように、自分が大宗師を引き受けると言います。でも皇宮には、他にも侍衛統領の燕小乙もいるって范閑が言うと、五竹はおまえに任せたと。
それにしても燕小乙はなんでいつも、ガツガツ食べてんだ?豪快さの表現?

五竹は、范閑以外は誰も信じないんだって。なんかクるものがあったっぽいな、范閑。
寂しくないのって聞くけど、五竹は、没有(メイヨー)。
老けない五竹の正体を、多分范閑も薄々気付いてはいるのでしょうが。
物心ついた時、初めて見たのがおじさんだ、多分最期に見るのも、おじさんかな、その時も老けない?と言われて、ほんの少し動揺みたいな動きを見せた五竹。鍵を奪う話をしているって、話逸らした(笑)

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

参内した時、皇太后の寝所の場所の道順を覚えておけと五竹。
丁度明日、参内すると范閑。そんなナイスタイミングにも、全く動じない五竹。
范閑が自室に作った、箱庭の池みたいな趣のある加湿器の説明を始めた時、誰か来たと五竹が一瞬で消えます。
やって来たのは、婉児でした。
あ、若若に頼んだのはコレか。范閑に釈明したかったのか。

加湿器の前に座って、夜空を見上げながら、婉児は小さい頃の思い出話をします。
皇宮でひとりぼっちで育ち、寂しかった幼少期。夜は一人で星空を見る以外、することがなかった。いつ死ぬか分からない病気にもなり、夜になるとすごく怖かった。誰とも親しくしなかったのも、自分が死んで悲しませるのが怖かったから。でも実際は、誰も近付いては来なかった、所詮隠し子だから。皇宮の籠の鳥だから。ずっとひとりなんだと思っていた。

そんな婉児に、俺がいれば死なないよ、俺も隠し子だと言える范閑は、これ以上ない、得難い相手だよねえ。だから、范閑がいなくなるのがすごく怖いと婉児。
なら、宰相の目論見はちょいとバラしておくんだったねえ。
それを謝る婉児。
でもま、范閑なら、来たこともない父親が初めて自分のところに来てこの計画を伝え、口止めしてきた訳だから、婉児に逆らうのは難しかっただろうなんてことには、すぐ気づくでしょ。葉霊児にも言ったように、この程度のことで揺らぐ気持ちではないし。

星空を見上げて、お互いに二度と騙さないと誓う2人です。
ただ范閑には、騙さないけど言わないって選択肢もあるわよね(笑)

さて、范家の朝ごはん。
范建の元にも、范閑に参内させるよう連絡があったようです。婉児の婿になる范閑に、后妃達が会いたいと言ってるらしいからと、二夫人も付き添えと言われてる。
范閑は思うところがあって、若若も一緒にと言い、本人も承諾。だけど思轍(スージョー)が、じゃあ、私もって言った時の、みんなの微妙な反応がおかしい。仕方ないわねえ、思轍はお留守番です。
でも、出がけに追って来て、お妃様に書店の看板書いて貰ってきてよーなんて言うのは忘れない(笑)

二夫人は宜(イー)貴嬪の従姉妹なので、侯(ホウ)公公とも面識があるのね。
范閑と二夫人が后妃巡りをしている間、若若は皇宮の、皇太后の寝所への道順を記憶する係です。正式に招かれているとはいえ、単独でウロウロしちゃっても大丈夫なんでしょうか。広いからなんとでも言い訳はできるのかな。若若は身元もしっかりしてるし、都での評判もいい娘だし?

さて次回は、あのかなり癖の強そうな皇太后に無事謁見できるんでしょうか。
けど、一番の衝撃は、実はソコじゃないんだけどね。
ってところで、この23話でドラマも丁度折り返しです。

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 テレビブログ 華流・アジアドラマ(韓国以外)へ

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次