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慶余年 10話「皇帝の思惑」あらすじとネタバレ感想

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慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
目次

あらすじ

慶(けい)帝に助けられた范閑(ファン・シエン)は訳が分からず面食らう。だが澹(たん)州で命を狙われたと皇太子に耳打ちするのは忘れない。婚約を破談にするため、わざと騒ぎを大きくしたと知った父は范閑を叱責する。一方、審理を担当した京都(けいと)府尹の梅執礼(メイ・ジーリー)は慶帝から隠居を強要されていた。その頃、范閑が書生ではないと知った林婉児(リン・ワンアル)は彼の正体が気になっていた。

(c)Tencent Pictures Culture Media Company Limited/(c)New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

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ネタバレ感想

8/8のWPバージョンアップ以降、画像の設定が変わってしまい、PCでご覧の方には写真が大きく表示されますm(_ _)m それがいいのか悪いのか分かりませんが。縮小表示にすると、写真とキャプションの位置が離ーれてしまってマヌケなのよぅ。

范閑の審理に、証人として靖王世子を呼び出さなくちゃいけなくなったり、皇太子と第二皇子まで乱入してきちゃったり、しまいには陛下のお達しですと、侯(ホウ)公公まで現れたりと、大変な騒ぎになっちゃいましたな。
始終目を白黒させていた京都府尹の梅執礼(メイジーリー)は可哀そうだったけど、この役目を預かるには、この人、ちょいと芯がなさ過ぎだねえ。

范閑も滕梓荊も皇帝に助けられてしまい、更に皇族の師弟はこの件に口を出さぬようと言われて、出て行こうとした皇太子を呼び止め、范閑は言いました。
不躾だが、ある件についてお聞きしたい。
お、第二皇子も足を止めて聞いてるよっ(^m^)

私は澹州(たんしゅう)で命を狙われた。事情をご存じですか?

范閑の顔を見た皇太子。
その後ろで、第二皇子は范閑に見えるように、親指をぐいっと立てて出て行きました(笑)

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
ぐっ♪

皇太子、何も言わずに行っちゃったわ。
ねえ、そろそろ気が付きましょうよ、殿下。長公主と企んだこと、全部裏目に出てやしませんか?彼女に従うのは、墓穴を掘るだけだと思いませんかー?

急に人口密度が減った京都府の中。
侯公公は梅執礼に、陛下が参内せよと言っていると伝えてます。
大慌ての梅執礼に、ついて参れと侯公公。このまま連れてっちゃうんだっ?審理は?
范閑も慌てて侯公公を呼び、残った我らは?と聞きます。
侯公公は、審理は終わったでしょ?みんなおうちに帰れば?みたいな(^m^)
都は狭い、また会う日もあります♪ですって。
范閑さ、あの時、慶廟に連れてった御者が侯公公だと気付かないのかな。

范閑は司理理(スーリーリー)を立ち上がらせ、送ろうと言うんだけど、前途洋々の范様にお手間は取らせません、日を改めて、酔仙居へお越しに、と言って、司理理は帰っていきます。まあ、そう思うわな。これだけのメンツが来ちゃった上、最後は皇帝の一声で庇われてるのを目の当たりにしちゃえば。
でも范閑は、君は何者だと考えてますわね。確かにタダモノじゃないよね。あの晩のことからして怪しいし。それにこの件の噂が広まれば、司理理の株も上がるってもんでしょ?計算してたかな?

そこに、滕梓荊(トンズージン)が縄を解けと。
何か言おうとした滕梓荊を止め、賀宗緯(ホーゾンウェイ)と郭保坤(グオバオクン)を残して2人は外へ。
横たわったままの郭保坤に賀宗緯は、諦めるしかない、この件は決着しましたって言いました。まあ、悔しいよねえ、何も知らない郭保坤にしてみれば。

鑑査院の手引きだと?と聞く范閑に、滕梓荊は当然違うと言います。
なら陛下の意図は?
知るか。
だよねえ。

陛下はお前を見込んで助け舟を出したのか?
都入りしたばかりだぞ、会ったこともない。

そこは謎のままだけど、滕梓荊が死んでいないことも証明され、咎めも受けず、堂々と暮らせることになったのは幸い。滕梓荊も嬉しそうです。
戻って無事を伝えろ、暇なとき、うちに来い。
滕梓荊の言葉も、すっかりお友達仕様だな♪

そこに、思轍(スージョー)が走ってきました。あの枝切ばさみ持って。
騒ぎの最中に乱入しなくて、ホント良かった(^m^)

一石居にやって来たのは、赤い女、葉霊児(イエリンアル)。番頭に郭保坤はいるかと尋ねると、え、アンタ知らないのかい?って感じで、番頭は、郭保坤は昨夜殴られて動けないこと、護衛しか連れ歩かない郭保坤に書生はいないこと、范閑が容疑者であることを話します。
そこに一石居の使用人が戻ってきて、京都府の様子を伝えました。
酔仙居の司理理が証言し、范閑は酔仙居に泊っていて殴ってはいないと。
はい、怒ったよ、葉霊児。縁談抱えてるのに妓楼に泊っただとお!とな。めんどくさー。

范閑が滕梓荊の家を探して歩いていると、ブランコに乗った子供がサンザシ飴を舐めていました。村はどっちだと聞いた范閑ですが、ふと何かに気付いたのでしょう。匂いかな?
指し示された方向に一旦向かうものの、すぐ戻り、子供の飴を取って匂いを嗅ぎ、齧ってしまいます。ちょっと腹を壊す程度かと呟く范閑。やっぱり、何か塗ってあったんだ。
誰に貰ったんだと聞かれても、子供は急に食べてた飴取られて怒ってますしね。お金貰っても逃げるわなあ。

滕梓荊の家に着くと、滕梓荊は息子のために木刀を作っていました。息子はまだ父と呼んでくれないんだって。長い間、家を空けていたからね。
范閑は、もう逃げ隠れしなくていい、陛下もこの件はご存じだから、望み通り都を離れられると言います。馬車を用意してやるつもりみたい。
でも滕梓荊は、これだけ親身になって協力してくれた范閑に対して、何か思うところがあるっぽいな。

滕梓荊が呼んだのは、家族に会わせたかったからなんですって。
奥さんに挨拶して、息子を呼んで貰ったんだけど。あー、やっぱりさっきの子だ。
サンザシ飴を取ったのはコイツだー!て、妙な空気になっちゃった(笑)

さて宮殿。侯公公に連れられて、梅執礼が入ってきます。
ビクついている梅執礼に座れと言ったり、蜜水が好きだなって、出してやったり、旧友だと思えと言ってみたり。ご機嫌そうに見えるけど、きっとそうじゃないでしょ、陛下。

初めて接見した時、梅執礼は不遇の身だったんだそう。皇帝に引き上げられて、今のこの人があるみたい。即位した時、京都府尹は皇族が務めるべきだとの声を排除して、梅執礼を据えたらしいよ。梅執礼はとても恩義を感じているようだけど、同時に、なぜ今日呼ばれたのかってことに関しては、やっぱり怯えてるよね。

皇帝は言いました。君臣の関係とは、始めよければ終わりよしだと思う。だが残念だ、物事は望み通りにいかぬもの。
それを聞いて慌てた梅執礼は、罪を犯しましたと跪きます。陛下が助けた范閑を審問してしまったことを罪だと思ったみたいだけど、どうも違うぞ?
訴えがあれば、府尹が審問するのは当然のことと皇帝は言います。
皇太子が現れて、不当な拷問をしてしまったと梅執礼。
陛下は、東宮が登場してはやりずらかろう、それは朕も理解する、とはいうものの。

なるほど。皇太子におもねった審理をしてしまったことが、皇帝の逆鱗に触れてしまったんだ。だから、朕を占ってみよ、朕が尽きる日は近付いているか?なのね。それなら東宮を頼っても間に合う、3代に仕える元老、それも美談ではないか(嫌味)、なんだね。

皇帝に仕える臣下なら、皇帝にのみ忠実であれ。皇太子に忖度するのは、次期皇帝へ保険をかけて擦り寄ったみたいになる訳か。二心ありと疑われても仕方のない行為であったと。滕梓荊のくだりは、ちょっと分かり難かったけど。
たださあ、小心者だとさあ、神のように崇める皇帝の息子、蔑ろにはできないっちゃーできないよね。気の毒に。

梅執礼は勧められた蜜水に毒が入っていると思ったみたいですが、そうではありませんでした。だけど、もう職を退け、故郷に帰れと勧められ、少々ほっとして帰っていきます。

でもね、陛下、しれっと侯公公に指示しました。
鑑査院に梅執礼を監視させよ。故郷に帰る道中、盗賊に殺されるがよい。
ひー。陛下、怖い。

長公主はまた、皇太后の元を訪れていました。懲りないな、この人も。
皇太后も噂は耳にしてはいるらしいんだけど、聞くだけ聞いて、長公主のことはすぐに下がらせます。長公主がいなくなってから、縁談はやはり妥当ではないのかもとは口にしますが、それでも、陛下の裁断を待つ姿勢です。

帰宅した范閑は、范建(ファンジェン)に叱られていました。
よくも大勢の前で暗殺の件を皇太子に聞けたな、って、そっちかっ。
司理理とのことも、都中で噂になっているらしいんだけど、范閑は、俺を助けるためじゃないと淡々としてますね。

その司理理。指の手当てをする侍女が、あの一件の評判を聞いて姿を見たいと、外には若い男達が大勢集まっていますって言ってる。姐さん、拷問の苦と引き換えに我が名を売る、真の意味で都での足場を固められる、だって。やっぱりかー。

范建パパは言います。おまえは郭保坤を殴ったが、わざと行動を洩らし、証言も準備していた、騒ぎを起こすのは、自分が好色で横暴だと知らしめるためだ。
その通り。
なぜだ。
破談です。

内庫の権限はどうする、母親の築いた事業だぞと言う范建と、俺の幸せを母上も願っていると言う范閑。全くの平行線です。
でもさ、あんまり頑なに拒絶すると、鶏肉の君その人が林婉児(リンワンアル)だと気付いた時には、破談になっちゃってるんじゃないのう?

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さて、滕梓荊は考え込んでますな。
これで晴れて自由の身。家族と一緒に、どこにでも行けるんだけど。
奥さんは出立の準備をしてたんですね。でも、数年前から都を離れたいと思っていた、願いが叶うと言った夫が、余り嬉しくなさそうなのに気付いています。多分その理由も、察知してるのね。
会ってきたら?って言う妻。出来た人だねえ。

一方、林婉児は、葉霊児から郭保坤に書生はいないと聞いていました。
葉霊児は范閑の素行についてガミガミ言ってますが、林婉児は、じゃあ、あの人はどこの誰?ってことで頭が一杯ですな。
っちゅーかさあ、なんで隠し合うんだよ、面倒な子達だなっ←

長公主は、宮女に命じて娘の元に伝言をしました。
縁談を断れと。
長公主にとっても望まぬ縁談、范閑の悪評は広まっている、宮中で何も動きがなくても、長公主が必ず手を打つでしょうと宮女。
林婉児は感謝を伝えますが、意中の人はいるのかと聞かれて、そんな人はいないと言ってしまいます。でも、もし別の人に嫁ぐなら、相手の身分に条件はないと聞き、ほっとする林婉児。ならお付きの書生は?と口走り、それが長公主に報告されてしまいました。

どこの書生よって長公主。宮女も、長年療養していて往来があっても令嬢だけなのに、どこで書生と出会ったのかと不思議がっています。
長公主は、相手の素性といつどこで知り合ったのかを調べるよう指示しました。
療養中の娘を見舞うこともない母親の癖に、いつどこで虫が付いたってのは気になるんでしょうかねえ。でもベースにあるのは、内庫の権限を、訳の分からんヤツに渡せるか!でしょうけど。

范閑は、自室でお母さんのあの箱を隠しながら、五竹(ウージュー)おじさん、消えたままか、なんて呟いてます。最近の出来事は、どの選択も本当に正しかったのか、自信がないみたいね。おじさんならどうしてた?って言ってるけど、五竹に聞いても、具体的な言葉は返っては来ないだろうけどなー。

そこに滕梓荊が現れました。なぜ飴を奪った?だって。

慶余年
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ちょ、毒見だって言ったじゃーん!

范閑が、昼間説明したろ、サンザシ飴には薬が盛られてたって言うと、滕梓荊は、しかも食べたって(笑)
毒見だよ。
愚かだろ、毒見でも自分で食うか?死んだらどうする。
費介(フェイジエ)の愛弟子が簡単に死ぬかよ。

ふふん。滕梓荊も素直じゃないな(^m^)

もうひとつ、なぜ皇太子に問い質した?
真相を知りたい。
なんのために?
さあ。
やはり愚かだ。第二皇子に取り入れば無事だと思うのか?
取り入ってない。
愚かの極みだ。後ろ盾もなく威張るな。

わざわざ罵倒しに来たのか?と言われた滕梓荊、くるっと後ろを向いてから、傍らに座り込み、俺はここに残ると呟きました。
護衛なしじゃ、愚か者は生きられん。

うは。ほんっと、素直じゃないなー。
更に、毎月50両払え、息子に最高の先生を付けろ、肥沃な2畝の土地と牛も1頭。
条件いっぱい出したけど、多分范家の息子なら、大したことではないんだろうな。
自分の願いに協力してくれて、家族で暮らせるようにしてくれた范閑への恩。その上、文武両道で考え方も斬新、身分など全く関係なく情に篤い、この時代には珍しく面白いヤツ。だから残っておまえを守るよと、素直に言えないから、敢えていろいろくっつけただけだよなー。それも一石二鳥だけども。

范閑は、この先俺は常に皇太子に狙われると言います。
愚かだからなと滕梓荊。
そんな俺の護衛になるというのか?
銀子、土地、牛、全部貰う。
都は伏魔殿だぞ?
値切るなよ?

この会話は、さっきの范建と范閑の平行線とちょっと似た雰囲気。思いを通したい側が、相手の言うことには答えず、自分の意志だけをゴリ押すっていうね。でもこちらはほっこりだ。滕梓荊の気持ち、范閑だって嬉しいはずよね。
ただ、危険なのは本当なんだよなー。

よし、交渉成立だ。
范閑の言葉に、滕梓荊は跪きます。仰々しいな、立てと笑う范閑。
並んで座って、范閑は、誰がお前の息子に薬を盛った?と言います。
俺だと滕梓荊。は?アンタかいっ(大笑)
虫歯になると大変だから、甘い物を食べ過ぎると腹を下せば、今後は控えるようになる、だって。新米パパ、いろいろ言うけど、どれもこれも発想が物々しいわ。
でも范閑から説教されて、滕梓荊も言われた通り、後で子供が普通に乗って遊ぶ木馬を作るんですよ(^m^)護衛として正式に雇うことにはなったけど、范閑にとっては心から信頼できる、数少ない友達ができたってことよねえ。

皇帝の元には、皇太后からの伝言を侯公公が伝えに来ます。早く休むようにというのは口実で、本当に言いたかったのは、公堂で范閑が皇太子に不遜だった件。多分、不遜だったらしいわね、くらいだったのかもしれないけど、侯公公は、明言はしなくても、郡主との縁談を再考しろとの暗示やも、皇族の縁談は慎重を期しませんと、と続けました。
皇帝は、皇太子に忖度すれば梅執礼と同じだなと言います。あ、やば…って感じね。
范閑は第二皇子と近しいのかと皇帝。
二殿下が京都府に行ったのも、意図があるように見えた、皇太子も范閑が二殿下についたと判断したでしょう、もし焦って暴挙に出れば、二殿下に尻尾を掴まれるかもと侯公公。

朕の息子どもは食えぬ者ばかりだ。
いんや、パパが一番食えないからっ(^m^)

殿下たちは周到で、どの方たちも優秀ですって言う侯公公に、皇帝は、化かし合いは無益でしかない、幕は上がった、最後まで舞台に立たせてやれと言いました。
帰ろうとした侯公公に、最近おまえは饒舌になったなと釘を刺すのも忘れない陛下。怖い怖い。
でも侯公公も、范閑に絡むこの問題の行方を、楽しんでる気もするのよね(^m^)

早朝から、皇太子の居所の前に立つのは、長公主の宮女。
慌てて飛び出してきた皇太子に、宮女は長公主からの伝言を伝えます。
昨日、梅執礼が病で職を辞し、帰郷中、盗賊に殺されました。長公主の見立てでは、陛下かと。
はやっ、鑑査院、仕事、はやっ。

皇太子は、後悔に目を閉じ、私のせいだ、范閑を断罪しようと焦ったと言います。
宮女は、長公主によれば、范閑は二殿下につき、いずれ殿下の災いとなるやもと。
でも皇太子は、はっと笑って、それはどうかなと言います。本当に傘下に入っていれば、二兄上が登場するか?自ら表に出るのは取り込めていないからだ。
皇太子が正しいわ。長公主は内庫の権利を渡したくない、渡したくないで、やみくもに煽って来てるだけ。でもそれくらい、もう分かってるんでしょう?京都府に行く時も、唆されてちょっと渋々っぽかったしね。行ったら焦ってコトを進めようとしたけどね。

皇太子は、叔母上に伝えよと言います。
陛下が范閑を呼び寄せ、餌を垂らしたのだ。今後手を下す時は、一撃必殺でないとダメだ。重臣は利用できない。焦りは禁物。

慶余年
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こんな顔で宮女を見送ってるし。

そろそろ皇太子も、独自の考えを出してくるのかな。ひとまず長公主に従ってるフリはしてきたけど、みたいな。そんな顔にも見えましたわね。

范家では、朝っぱらから范閑が范建に呼び出されてるみたいです。扉の外には滕梓荊。
歩いて来た思轍が、范閑の給金は一月いくら?なんて聞いてるけども(笑)

范建パパの話は、縁談に変更なし。
これだけ悪評を広めたのにって、范閑は驚いてますが、范建は、後宮でお前の評判は悪く、皇太后もご不満だ、でも、陛下じきじきの仰せだ、と。
鶏肉の君は?
忘れろ。
無駄に悪評広めただけだったな、残念だったな的なパパのニヤニヤ(笑)この人もまた、何をどこまで知ってるんだか、皇帝の意図を正確に把握してるんだか、よく分からないよねえ。ただ、パパも結構面白がってるようには見える(^m^)

外では、本当に50両も?ってびっくりしている思轍。
そこへプリプリと怒りながら出て来た范閑。お金の話は華麗にスルーして、思轍に、若若(ルオルオ)と一緒に来いと言います。
妻を奪う、だってよ。今度は何をやらかす気だか。でもそもそも素直に名乗らないからだよ。

馬車に乗る兄弟3人。范閑を信じ切ってる若若は、行先も用件も聞きません。文句を言う思轍に、范閑は言いました。
靖王世子の屋敷に行く。若若は侍女である俺の妻を連れ出せ。先に鶏肉の君を娶る。
あーあ。いないわよ、そんなところに行っても。アナタが先に嘘をついたからよー。

靖王世子殿下の元に行った范閑は、いきなり侍女に会いたい、全員だと告げます。
殿下、目を白黒。でも、呼んでくれるんだね、自分とこの侍女、全員。
范閑が若若に、合図したら連れ出せ、俺が動くと不躾だって言ってたら、殿下、安心しろ、十分不躾だ、だって。この人のこういうところが好き。

慶余年
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あー、安心しなさい、既に十分不躾だから、アンタ。

そして始まる、首実検(^m^)
侍女、いっぱいいるんだねえ。でも、お目当ての人は見つかりません。当たり前。
だいたいさ、衣装が違うのになぜ気付かないのかね。侍女ってみなさん、同じ服よ?

半目で様子を見ていた靖王世子殿下、詩会の日は客人も多かった、うちの侍女とは限らないと言います。一軒一軒訪ねると鼻息の荒い范閑に、おそらく門前払いだろうなと殿下(笑)
いいなあ、靖王世子殿下。第二皇子の側近だし、酔仙居での行動とか見ても、ただ人の良い坊ちゃんじゃなくて、裏もある人なんでしょうけど、応対がさあ、これも育ちの良さなんでしょうかねえ。不思議な鷹揚さで、だけどしっかり突っ込んで来るのも好き。

次回、進退窮まった范閑、とうとう林婉児の屋敷に乗り込むっ(^m^)
ああー、ようやくだっ。

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