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君子盟 第1話「君子の出会い」あらすじとネタバレ感想

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目次

あらすじ

雍(よう)国の礼(れい)部侍郎(じろう)・蘭珏(らんかく)は、都の大福(たいふく)市にある酒楼で旅の商人・洪羅(こうら)が来るのを待ち構えていた。各国をめぐり機密を売買している洪羅は、蘭珏が南棟(なんとう)国に向けて書いた密書を入手しており、蘭珏はそれを奪還しなければ売国奴として処刑される危機にあった。洪羅を何とか酒楼へ引き入れ、腰帯につけた密書入りの玉を奪おうと策を仕掛ける蘭珏だが、科挙のために上京し、麺屋台を開いて糊口(ここう)をしのぐ推理好きの若者・張屏(ちょうへい)にことごとく阻まれてしまう。

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君子盟 2024.7.10現在のリンクです

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ネタバレ感想

このドラマ、公開するために元々の内容を随分削って調整したらしいんですが、そのせいか、各話の時間がかなりまちまちです。中国の配信ドラマって時間揃ってないの多いけど、これは特に差が大きい。30分台が多いんだけど、1話2話だけ長くて、53分、48分あります。
20分も1話分の長さが違うって、日本のテレビドラマに慣れてると、え?と思っちゃうよね(笑)

越梁(えつりょう)国の洪羅(こうら)という商人が、交易のため、雍(よう)国、寧安にやって来ます。
それを酒楼の二階で待ち構えていたのは、雍国の礼部侍郎、蘭珏(らんかく)。
侍郎というのは、尚書に継ぐ地位、ナンバー2ですよね。ほう、若いのに。

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蘭珏は、雍国の敵国に当たる南棟(なんとう)国ってところに何やら密書を送っていたらしく、なぜかそれを洪羅が手に入れてる模様。それが政敵の郭允(かくいん)の手に渡れば、売国の証とされ、蘭珏は死罪となってしまうらしい。

なんでそんな危ないコトしてんの、兄さん、その立場でと、のっけ、思いましたよね。ええ。

洪羅はそれを郭允に売ろうとしてるのかな?
だから蘭珏は、従者の旭東(きょくとう)と共に、奪還作戦って訳だ。

手の者が次々と洪羅を歓迎するフリで近付き、目当てのものは腰帯に着けた、彫りの入った玉の中だと、そこはすぐに判明。

蘭珏がいる酒楼の外では、科挙の受験生、張屏(ちょうへい)が、屋台で麺を売ってました。
張屏は、覗き込んでた子供に、麺の生地でクマさんを作ってやるんだけど、顔がさ、クマさんの顔が、ちっともかわいくないのっ。子供、喜んでないのっ(笑)

張屏の目の前で、洪羅一行が酒楼に入ろうしますが、馬を市の中に繋ぐのは違法らしい。見咎めた張屏が、刑法を持ち出して真っ直ぐ忠告するもんだから、口論になっちゃいます。
上から見ている蘭珏は、こんなところで余計な騒ぎを、と思ってる。
店員に宥められるんだけど、それでも洪羅をじっと見てる張屏って子は、正義感が強い杓子定規くんなのね。

女好きらしい洪羅をもてなすために、踊り子がいたりする店内。
蘭珏ってば、二階の窓から、下で麺を打ってる張屏に目を留めました。
わるーい顔して見てるよー、蘭大人。

蘭珏は、張屏に嘘の注文を入れて、洪羅へと麺を運ばせます。
さっき口論してるからね。頼んでないのに卵入りで5文と言われて怒った洪羅は、お盆ごと麺を払い落としてしまい、従者達も張屏に刀を突き付けました。

そのどさくさに紛れて、洪羅のベルトからまんまと玉がむしり取られたみたいよ、素早っ。
洪羅は、あっという間に店を封鎖させ、玉を探せと大騒ぎ。
デブの上に声がデカくてうるせーよ、この男(笑)

刀を突き付けられたまま、床に落ちた自分のお盆が踏まれるのを、ムッとして見ていた張屏は、店主から、おや、お前は推理が得意だったな?って声をかけられてしまいます。
張屏を見た洪羅が、そうだ、麺を叩き落とした時に玉が消えたと叫ぶ。うるさい←

なんかもう、自動的に推理開始よ。
さくさくと場面を回想し、洪羅に話を聞き、自分は利用されたんだと気付く張屏。
手を貸そう、アンタを怒らせたい者が私を利用したようだ。

怒らせたい者が、二階でお茶を飲みながら、一瞬止まってますが(笑)

玉の嵌っていた腰帯の金具には、ひっかき傷。
洪羅のすぐ後ろのテーブルの客の袖には、油のシミ。
盗んだのは一番近くに侍っていた踊り子。
座ったままでは取りにくい巨漢の洪羅を立ち上がらせ、その隙に針金で玉をもぎ取り、背後のテーブルの客に渡した。袖口のシミの匂いを嗅いだ張屏は、魚料理の中から玉を見つけます。

みんな拍手喝采になっちゃうんだけど、二階で見てる蘭珏と旭東の顔が怖い(^m^)

その魚料理を注文した二階の客の部屋は、もぬけの殻でした。
窓からは、馬車が行くのが見えます。
窓から飛び降りて追う洪羅の部下を見て、自分もやってみようとちょんちょんしてる張屏がカワイイ。結局階段で降りてるけど(^m^)

馬車の車輪の大きさを計算して、先回りしていく張屏。
竹竿を持ち出して馬車を止めようとしたら、竹竿には縄がついていて、それに引っかかった竿だの籠だのがどんどん倒れちゃって、漆の桶までひっくりかえっちゃって。ちょっと呆然。
頭はいいけど、ドンくさい感じ?
だけどこの子の体形とか走り方って、運動神経良さそうだよね。

気を取り直して、馬車を開けてみたら、中にいたのは喪服の寡婦でした。
ああ、やられたねえ。これも仕込みかいな。

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洪羅と一緒に帰って来た張屏は、世話になったから欲しいものを言えと言われて、丼代の2文を請求します。なんで器だけなんだって聞かれたけど、麺は別人が頼んだものだからいいんだって。

ここまで15分くらいだけど、張屏ってこういう子というのが、かなりくっきり描かれてます。

夜になって店に戻ってくると、一緒に店をしている陳籌(ちんちゅう)に叱られちゃう。
店を放ってどこ行ってたんだよって、怒っているのかと思いきや、今日は早じまいして御馳走を食べる約束だろ?だって。ふ。怒りポイントが違う(笑)

2人で片付けていたら、同じ科挙受験生(挙子 きょし)のええとこのボンからバカにされちゃうのよ。
科挙を受験するにもお金がいるのね。普通は親が出してくれるみたいだけど、親のいない貧乏な子は、生活費共々、それも自分で稼がねばなりません。勉強だけしていればいい訳じゃない。
だけど、バカにしてくる身なりの良いヤツらは、張屏に頭では勝てないっぽいから、士農工商で商は一番卑しい、自分で身を落としたのかとか言うんだよ。周囲全部商人ばっかの市の真ん中で、よく言うわ。

あわやケンカになりそうだったところ、士農工商はいずれも社稷(しゃしょく 国ってことかな)を支える、貴賤の差はないとの声。お、出たな、蘭大人。
ボンにあなたは何者だと聞かれ、姓は蘭、名は珏、字は佩之(はいし)だ、ですと。
ボン達は礼部侍郎蘭珏の存在を知っていたらしく、途端にへこへこ。
過去のエライさんにも、農民から身を立てた者も、工手も、書芸で生計を立てていた者もいる、市井を知るのは大切だと蘭珏に言われて、ボン達はそそくさと去っていきます。

知らんぷりして片付けていた張屏は、陳籌に言われて、仕方なく挨拶。
科挙を控えて勉強するんじゃなく麺売りか、何か訳が?と聞かれ、貧しいので。
費用は実家が工面するが、誰にも頼らないのは珍しいと言われて、親がいません。
何一つ間違ったことも嘘も言ってない。ただそのものズバリで素っ気ない。
蘭大人、取り付く島もない(笑)

どこかに書生に入ればいい、推挙してやろうか、うちの帳場は?と言われても、大理寺じゃないなら遠慮しますってさ。傍らで陳籌が慌てちゃってるよ。
旭東も、おまっ、選り好みするのかってなってるよっ。

蘭大人は、無理強いはしない、でも気が変われば礼部の官署に来ればいいと言って帰って行きます。
陳籌が助けて貰ったとホレボレしてるんだけど、張屏はどうも気に入らない感じね。
だけどそこで陳籌の何気ない言葉から、ふと、昼間のことを思い出しちゃった張屏は、店の片付けを陳籌に押し付けて、飛び出してっちゃう訳よ。

こういうのもきっと毎度のことなんでしょうが。
陳籌、偉いよ、もう既にそう思うよ(笑)

でも昼間の映像だと、張屏の屋台のすぐ隣が酒楼のはずなのに、張屏、道を走ってったよね。隣だろう、変だろう、どこ行ったんだ?(笑)
ま、いっか。

張屏は、あの魚の鍋を注文したという部屋、春光閣の円座は、使った形跡がなかったことを思い出してました。円座を使っていない=人がいなかった、です。
春光閣の料理だと言われて飛び込んだけど、実は黒幕がいたのは、円座を使った形跡のある隣の霏雨閣だったのではないか。張屏たちが春光閣の窓下にいた囮の馬車を追っているうちに、黒幕は悠々と去ったのではないか。霏雨閣の窓の下には張屏の店があった。ここから張屏を見て、嘘の注文を入れて洪羅を怒らせたのではないか。

霏雨閣のテーブルにあった湯呑には、春砂仁という胃薬の香りが残ってました。高価な貢物で、町の酒楼が扱えるものではないらしい。だから黒幕は、それなりの地位のある人物。
ま、黒幕自ら顔出して、自分の邪魔したヤツの様子を見に来るなんて思わないかも。

と思ったら、もう疑ってたー(笑)
陳籌は、今日は科挙を司る礼部の蘭様と知り合えたと喜んでるんだけど、張屏は地面はぬかるんでたのに、蘭様の靴も衣も泥跳ねもなくキレイだった。歩いて来て、歩いて帰ったのに。それにあの人はなぜ急に現れたんだ?と。

その蘭珏は、今日のことで洪羅は警戒を強めてしまったから、次は伴月楼の謝好(しゃこう)を使うと言ってました。洪羅は女好きだから(^m^)
どうやら蘭珏と郭允は、次期礼部尚書の座を争っていて、郭允は殺してでも蘭珏を排除する気満々らしい。だから郭允を仕事で遠くにやった今のうちに、どうしても密書は消し去らないとってことのよう。

張屏は陳籌から、蘭珏が付け届けを決して受け取らない人物だと聞き、そんなに高潔なのになぜ自分を雇おうとするのかと更に疑問を持ちます。
でも挙子なら誰でも憧れる蘭府の書生、そんなチャンスを断る意味が分からない陳籌に、それでも大理寺がいいと言う張屏。

張屏が科挙を受けるのも大理寺に拘るのも、暮葉生(ぼようせい)という作家のためでした。
彼の書いた「奇詭夜談(ききやだん)」という小説の大ファンの張屏は、これだけ大理寺の内情が生き生きと描かれている物語を書ける人物は、絶対に大理寺に関わりがあると信じて疑いません。できれば会いたい。それがだめでも足跡を辿りたい。同じ仕事に就きたい。
ほんっとにファン、純粋な憧れ。それが第一で、名利では動かない子なのね。

張屏は、情報通の陳籌に、蘭珏が胃弱かどうかを調べて貰うことに。

で、当の蘭大人は、胃痛に悩まされてましたとさっ(^m^)
でも計画は着々と進行中。
次は3日後、自分の誕辰祝いの宴。伴月楼の謝好には話を通して、洪羅も参加させると。

更に昼間邪魔した張屏のことも調べたみたいだけど、ただの推理好きと判断されてました。
だけど陳籌が、胃薬の春砂仁の煎じカスが捨てられてないかと、ゴミ箱漁ってるのが見つかっちゃったらしいよ。
春砂仁と聞いて、蘭珏はぴくっとします。酒楼の部屋に、春砂仁の独特の匂いの残る湯呑をそのまま置いてきてしまったことに気付いて。

その頃、張屏は蘭府の塀をよじ登ってました。大胆だな、アータ。高官の屋敷に。
どうしても玉泥棒の首謀者を突き止めたいって言ってるけど、俺たちの科挙はどうなるんだって陳籌の言葉のほうが、現実的には違いない(笑)

その、突き止めたい欲で、向こう見ずに猪突猛進ってのもさ。
そこに一応正義は漂ってるけど、それより何よりこの人の場合もまた、自分の欲なんだよねえ。それをちゃんと自分自身で飼い慣らさないと、あっという間に身の危険って経験をしてくんだろな、この子。

忍び込んだ2人は、あっさりと旭東に見つかり、蘭珏の元へ。
私邸で侵入者を見つけた官吏は、その侵入者を殺しても罪には問われないんですって。
知ってて忍び込んだのか、張屏。しかも陳籌まで巻き添えにして。ひどい。

とはいえ蘭珏は、張屏が自分を疑ってるのに気付き、春砂仁など飲んでないと、それを知らせようとしたみたい。陳籌がお近づきになりたくて蘭珏の好みを調べようとした、なんて言い訳してるけど、全く聞いちゃねーな(笑)
わかりやすーく目の前で、違う薬草茶を入れる蘭珏。春砂仁ではない、私は胃弱ではない、と。
そんな高級なものには余り縁のない張屏は、まんまと騙されてしまいましたな。
初犯だから見逃すが、自分に取り入ろうと探るよりちゃんと科挙の勉強をしろと、お小言付き。

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3日後。
蘭珏の機嫌を損ねたから謝りに行こうと、陳籌は誕辰祝いの入場券を手に入れていました。
だけど不機嫌な張屏は返事もしません。
陳籌も、まあーそうね、浅知恵には違いないけど、それでも張屏のこともちゃんと思って動いてくれてるのに、思い込んだら一直線の張屏は、陳籌の気持ちなんて、すぐそっちのけになっちゃう。
一緒に屋台の荷車を押しながら、ぬかるみに左足突っ込んじゃった陳籌は、爆発しちゃいます。
そんな陳籌を見て、張屏にも、ごめんねと思う気持ちはあるんだよなあ。靴の泥をこそげ落としてやろうとするんだけど、右の靴をごしごししたら、そっちじゃない!だって(笑)

だけどそれで、張屏はまたひとつ、思い出しちゃった。
漆の桶をぶちまけちゃった時、あの馬車の馬は、道に零れた漆を踏んでいたことを。

陳籌の用意してくれた入場券で、蘭珏の誕辰祝いに行ってみた張屏は、まっすぐ馬車置き場に行き、そこにあの日の馬車があったこと、その馬の足に、漆がついているのを確認します。
これで黒幕は蘭珏で間違いないと、確信する張屏。

舞台では、最近評判になっている謝好の傀儡の舞が始まるところ。
高い場所にある最高級の牡丹閣にも、誰か有力者がいてそれを見ている模様。
張屏は蘭珏を探します。

蘭珏は、伴月楼の主人、賈富貴(かふうき)から、そろそろ始めますかと聞かれてました。
その部屋にいたのは、蘭珏と招待客達。でも蘭珏は、礼部尚書の龔頌明(きょうしょうめい)を待っているらしい。
部屋にいた人達は、龔尚書は一度も宴には出たことないから来るはずはないって言ったり、礼部で蘭大人の才気に勝てる人物はいない、出自がまともなら、もっと…なんて失礼なことを言ったり。

そこに、龔尚書が入って来ます。公平で清廉を標榜している尚書が、個人的な宴に来たのには、何か理由があるんでしょうかね。

他の客がコソコソ言う中、蘭珏の用意した料理は、比較的質素なものでした。
だけどそれは、龔尚書の故郷の味だった模様。それ自体は感激してくれた龔尚書でしたが、蘭珏が贈り物をしたいと言った途端、不機嫌になります。自分に取り入って、次期尚書に推挙して貰いたいためなら、これで失礼すると。

だけど蘭珏の用意したのは高価な贈り物ではなく、水害の酷い地区に救済に行った尚書の恩に報いるために、水害後に生まれた農民の子供達の手型を集めた巻物でした。命を救われたことに感謝を、という。

普通の人がこれを準備したとなれば、感動モノかもしれないんだけど、蘭珏だからな(笑)
尚書はこういうのが好きでしょ?どうよ?ってのが、見え見えの目付きよー(^m^)

有難く受け取ると言った尚書ですが、蘭珏の手を取り、耳元で、気持ちは分かったが、後任に推挙はできないと囁きました。
これでもダメかーって一瞬の顔を隠し、ご案じなく、分かっていますと答える蘭珏。
この人も、出自がどうのと言われていたので、きっと様々思い通りにいかず、だけどのし上がるしか術がなく、いろんな策略に手を染めざるを得ない生き方をしてきたって感じなんでしょうねえ。

その頃、蘭珏を探してウロウロしていた張屏は、怪しいと追われて逃げ込んだ部屋で、旭東と蘭珏を見つけ、飛び出します。

張屏を見た途端、蘭大人、またおまえかっ!て(笑)
黒い人には違いないんだけど、蘭大人、ちょいちょい反応がカワイイんだよ(^m^)

張屏は、あの玉を盗んだのはあなただと言いました。
カッコよく指差したつもりみたいだったけど、効果音は「ちょん」よ、ちょん。お茶椀をお箸で叩いてみたいな音よっ(笑)

君子盟
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春砂仁の謎は解けなかったけど、馬の足に漆がついていたと言うと、漆などどこにでもある、それだけでは証拠にはならないと言われてしまいます。
盗んだかどうかはあなたがご存じだって、いや、張屏くん、それは無理な言い分だ。
考え方も推理の流れも間違ってはいない。でも、気が逸っていて詰めが甘い。趣味ならそれでいいけど、仕事じゃ無理だねえ。

蘭珏は蘭珏で、コイツは何を企んでいるのかって疑惑を抱えてる。
でも張屏は、ただ自分の判断が正しいことを証明したいだけ。麺代も返して欲しい(笑)
旭東も、え、麺代のために?って聞き返しちゃった(^m^)

蘭珏も旭東も、ぐつぐつ煮凝ってドロドロになったみたいな世界で生きてるから、何を企んでいる?が先に来る。それは自分達がそうだからだよね。
ただ、おまえのせいダロ、麺代返せ!とか、自分の判断が正しかったのかどうか知りたいとか、そんな単純なことで、なりふり構わず追いかけてくる人間なんて、周囲にはいないんだろうなー(^m^)

蘭珏は、科挙を受ける身だから大目に見てきたが、濡れ衣を着せる気なら容赦せぬゆえ覚悟しろと、懐が寂しければこれで聖賢の書でも買えと、5文よりも多めのお金を旭東に出させました。
それを見て、施しは無用、認めないなら事の経緯を明らかにすると言って、張屏は出て行っちゃう。

でも、なんとか蘭珏に謝って覚えをよくしたかった陳籌にも、救いようのないバカだと怒られ、呆れられちゃいましたよ。
まあねえ。蘭珏に睨まれて不利になるのは自分だけじゃないんだよね。陳籌だって一蓮托生なのよ。能力はあっても、世間知らず過ぎて視野の狭い張屏くんって訳だ。

その時、謝好に部屋から追い出されたらしい洪羅が、廊下で暴れてました。
張屏は、蘭珏も謝好という名前を口にしていたことを思い出し、突っ込んで行こうとするんだけど、陳籌に止められます。さすがの張屏も、不機嫌な陳籌に愛想笑いを見せるけど、その目はちっとも笑ってないぞ(^m^)
とはいえ陳籌も、いまひとつ詰めが甘くて失敗しまくってるんだけどさ。

仕方なく、ひとまずは舞を見ようと舞台の前に立つ2人。でも張屏は、舞台裏を蘭珏がウロついているのを見てしまいます。洪羅と謝好と蘭珏。思わず舞台裏に行こうとする張屏を、また陳籌が止めました。

蘭珏の計画では、謝好が洪羅から玉を盗み、楽屋の蝋燭の下に隠す手筈だったようなんだけど、行ってみると、そこに玉はなく、丸めた手紙が入っていました。
「売国の罪、百死をもっても償えぬ、今宵、子の刻にその罪を暴く」

その頃、舞台では、吊られていた謝好の髪に火がつき、燃え上がってしまってました。
更に「悪事に加担する傀儡を誅する」「ここにいる貪官(たんかん)が雍を滅ぼす」と書かれた血書も、天井からどーん。

うーん。蘭珏に手を貸した謝好が殺され、蘭珏は手紙と血書両方で脅された、とな。
いずれにしろ、蘭大人も主人公の1人なのでねー。
今の蘭珏がこういう策略家になっちゃった理由が、ここら辺に絡んでいそうです。
えー、どーゆーこと?と、初回ですぐに先が楽しみになりましたよ♪

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