「七時吉祥(しちじきっしょう)～エンドレス・ラブ～」を見ています【1】

2025-06-29

当ページのリンクには広告が含まれています。

仙界ものラブコメ、なんでしょうか。まだまだ序盤なんですけど。
でもきっともう少しすれば、話が大きくなってくるんでしょう、多分「蒼蘭訣」と同じように。
「蒼蘭訣」もヒロインキャラに序盤イラついたけども(笑)こちらも似たり寄ったり。こちらのほうが、キャピピ感は薄いものの、謎の抵抗をして意味不明のジタバタが繰り広げられております。
でも気付いたのよ。今思えば「蒼蘭訣」の虞書欣(ユーシューシン)は、上手かったのだなあと。

所感　ネタバレです

「蒼蘭訣」と雰囲気が似てると思いましたが、原作者同じでした。なるほど。
スタッフも結構被ってるんだか同じなんだかで。同じ爱奇艺の「恋恋劇場(恋恋剧场)」でもあり、か。
ただ豆瓣のポイントは、こちらのほうが遥かに低い。うん、まあ、分からないでもない。
以前「大理寺日誌」のほうでちょこっと書いた、このドラマの番宣の時、泣き出しちゃった楊超越(ヤンチャオユエ)を丁禹兮(ディンユーシー)が慌てて慰めてて、カメラが止まった後、丁禹兮もうずくまって泣いちゃってたってのは、このドラマの評価がかなり厳しいものだったかららしい。
あちらもまだ途中なので、ちょっとしばらく丁禹兮付け(笑)

数話見てみて、そこまで言うほど…と思いはするものの、確かにね。楊超越、決して上手くはないなあ。台詞がだいぶね。こういう人こそ、配音使えばいいのにと思うくらい。
あちらの視聴者のジャッジはまた、殊の外厳しいみたいだけどね。ただ私は、20世紀の日本のアイドルドラマも知ってるんで。あの辺りのラブコメこそ、とてつもない棒集団でしたから(^m^)

でもこの人、他でもヒロイン演じてたよね？と思って調べてみたら。
んだー、あの子か！「江湖英雄伝～HEROES～」の時の。あのドラマは完走してないんだけど、あの子、なんかウルサイ、メンドクサイと思った記憶(笑)
更に更に、王一博がダンストレーナーをした「創造101」出身でしたよ。あの時の集団にいたんだねえ。

で、物語は「蒼蘭訣」に似たシチュエイションで、「長月輝伝」のように、何度も別の生を経験するって訳なんですが。

－スポンサーリンク－

公式サイトのイントロダクションとあらすじを引用させて頂くと。

天界の姻縁閣（いんえんかく）に務める仙女、祥雲（しょううん）。彼女はここで世界中の縁結びを担っている。ある日、昊軒（こうけん）神君から“3万年間浮いた話のない戦神、初空（しょこう）の縁を結んでほしい”と依頼が入る。そんな難題を課されたうえに、成功しなければ姻縁閣は取り潰されてしまうと聞き、祥雲は美しい仙女たちを集めて縁結びのお相手候補を募ることに。そこで立候補した仙女、鶯時（おうし）と初空の縁を結ぼうとするが、あろうことか間違えて自身と初空を赤い糸で結んでしまい―!? そんな中、縁を結ばれてしまった初空は、自身の命の精髄である元神（げんしん）を回復させるために必要な情愛の修行の伴侶として、祥雲に七回の転生を共にするよう命じる。3万年前に初空が倒した摩羅（まら）族の主・滄海（そうかい）の復活がささやかれる中、一刻も早く元神を回復させるには、この試練を乗り越えることが必要なのだ。そして２人は人間界での人生をスタートさせることになるが、祥雲に密かに想いを寄せる帝休（ていきゅう）族の皇子、修茗（しゅうめい）も共に修行をすることになり波乱の展開に…!? 猪と虎、許婚や師弟関係など、七回の転生を通して様々な形で出会う２人が織りなす、甘く切なく、時にユーモアに溢れたロマンスの虜になってしまうこと間違いなし♡
日本公式サイト　イントロダクション

天界の戦神・初空（しょこう）は3万年前、妖魔・滄海（そうかい）と戦いこれを討ち破ったが、その時損傷し未だ癒えない元神を治癒するため、情愛の試練を受けに下界に転生修行に行くことになる。男女の縁を司る姻縁閣で働く仙女・祥雲（しょううん）は、初空のパートナーを探すことになるが、誤って自分が初空と赤い糸で結ばれてしまう。かくして転生のパートナーとなった2人は、猪と白虎、幼馴染の許婚同士、教主と弟子、魂が入れ替わった夫婦…と様々なカップルの人生を経験し七世にわたる恋愛譚を駆け抜ける。果たして運命の赤い糸で結ばれた2人がたどり着く真実とは？ロマンティックで楽しく波乱万丈な七世の愛の物語が幕を開ける！
日本公式サイト　あらすじ

ということで、ヒロイン祥雲は、自らのミスと職場の危機、天界の危機までも背負いつつ？いわゆる歴劫という、転生修行に行かなくてはならない羽目になります。

相手役オークションで大金と女媧石を持って来た鶯時(おうし)と初空の縁を結ぶため、祥雲が窮余の策で持ち出した古の神器。初空にそっと近づこうとしたら、初空はめちゃめちゃ怖くて、祥雲を冷たく雑に扱い、姻縁閣を取り潰すと言う。そこで祥雲が神器を落としちゃったら、一緒にいた自分と初空の縁が繋がっちゃった。
転生への入り口、紅塵井(こうじんい)まで逃げた祥雲が、追いかけてきた初空の前で井戸に落ちると、赤い糸で繋がっていた初空も引っ張られて落ちちゃったっていうアクシデント。

思いがけず始まってしまった情愛修行、だけどその初回がカワイイんだ。
祥雲は白虎、初空は猪(^m^)
うっかり落ちたから、歴劫に向かう時、現在の記憶を無くすために飲む忘川の水を飲んでいないので、２人の意識は祥雲と初空のまま、チビ虎と猪な訳です。
いやあ、ちっちゃいモフモフはいいねっ♪

チビ虎は、果物を運んだり、庇って代わりに落とし穴に落ちたりして、一生懸命尽くそうとするものの、こんな姿、戦神の面目丸潰れと思ってる猪は、近寄るなって突き飛ばしたりする。冷たい。
ただ、穴からは助け出してくれましたな(^m^)だからかな、ようやくこんなふうに眠るのは許して？くれるようになった時、人間の漁師が来て、チビ虎は猪を庇って投げられた石を頭に受け、猪は剣で切り殺されてしまいます。
うわーん、あっという間だったー。可愛かったのにーっ。

－スポンサーリンク－

天界に戻った２人。初空はなぜか祥雲に、転生修行の伴侶となれと命じるんだよねえ。
なんで？どうせやらなくちゃならないのなら、コイツでいいや、しょーがない、後々纏わりつかれるような面倒な女を宛がわれるよりマシ、みたいなコトだったんでしょか。猪が、自分を庇って先に死んだチビ虎に情が沸いたとも思えなかったもんなあ、まだ。アレでも少なくとも、心は動いたってことなんでしょか。一緒に寄り添って眠るのを許してくれてたくらいだし？

そもそも設定がよく分からないんだよね。情愛修行の歴劫相手は、修了して戻って来てからも、互いに愛情を持ち続けるもんなんでしょうか。忘川の水を飲んで、記憶が残らないようにして行くのが普通のやり方でも、戻って来た時には、これがさっきのあの人かーってのは残る訳だよねえ？そんなんを積み重ねたら、相手に対する何回もの気持ちが、記憶に積み重なるよねえ？魂に刻み込まれるみたいに。

だとしたら、ここで初空が祥雲を指名した理由が分からんのだよね。アレで多少なりとも心が動いたのなら、ほんの少しでいいから、仲良しモフモフシーンを入れて欲しかったよ。
それともこの時は、先に書いたみたいに、自分は絶対コイツになど情は残さないと、戦神の傲慢さで、歴劫を甘く見てたとかさ、一回ちょこっと経験しただけで、分かり易く力が戻ったのを自覚したので、それならこのまま続けてとっとと終わらせようとかさ、そんなんがあったんでしょかね。のっけが動物で、あっという間に終わったし。

それはそうとね。初空のにーちゃんである天帝サマ。
ふふっ。張暁晨(チャンシャオチェン)なんですよねえ。だいたい天界ものは、天帝サマが隠れて黒かったりする。そこにこの方を配したってことは、だ。何もない訳がなかろう。
天帝サマの秘密が暴かれるのが、めっさ楽しみになってくるって寸法じゃないですか(^m^)
この方起用して、つまんない理由だったら、興ざめよ？

更に、女媧石ってのが何やら因縁があって、オークションの時に鶯時が持ってきたら、すぐに摩羅族の錦蓮(きんれん)って人に奪われてしまうんだよね。この石を使うと、３万年前、初空に撃たれた滄海の元神を復活させられるんだとかで。だけど女媧石はまだ目覚めていないから、真の力を発揮させるために、人間界に投げ入れて情愛に染めさせるんですと。こちらでも情愛ですかぃ。なんでだ？

で、この錦蓮が「蒼蘭訣」の黒龍くんだったー。似合う、似合うんだが。今のところビジュアル的違いが分からない(笑)黒龍くんのほうが、人が良さげな表情(^m^)

そんな訳で人間界にぽーんっとされた女媧石くんは、次回の転生で人型をゲットして出て来るんですが。元は石なので、最初は結構トンチンカンでカワイイ。

他にも、帝休族の修茗(しゅうめい)って天界人がいて、初空の友達なんだけど、この人も何やら目論んでいて、次の転生にちょっかいを出しに一緒に行ってしまうんですよ。
あ、初空と天帝サマは、麒麟族みたいですね。

こうやって、写真でじっくり見ると似てないんだけど、ドラマで動いている瞬間瞬間で見ると、最初は女媧石くんの紫輝(しき)と修茗の区別がつかなくてねー。
女媧石くんは、目元がバレーボールの高橋藍に似ているほう、で覚えました(笑)

あともう１人、オークションで自分がゲットしたはずの転生伴侶なのに、なんでアンタなのよっ！と怒っている鶯時もまた、次回の転生に紛れ込みます。
実はこの人も訳アリらしい。当人に記憶はないみたいだけども。

初回はアクシデントで２人だけの動物でしたが、２回目は４人と１石が絡んでくる訳ですな。
天界では、転命司の李天王って祥雲の兄ちゃん代わりみたいな人がシナリオを書いてるんだけど、みんな勝手な行動もするし、なぜだか全くシナリオからは外れたストーリーになってくみたい。
今、２回目の途中まで見てるんですが、結構しっかりみっちり時間かけてるんだよねえ。まだ５回分残ってるのに大丈夫なん？「長月輝伝」みたいに、途中でメンドクさくならないといいけど…

それはそうと。この方の造形は、ウケ狙いだったんでしょうか。
姻縁閣の紅線翁。祥雲の親代わりみたいな人ね。
長い眉の人は今までもどこかで見てるけど、ウェーブ入ってるのは初めてだったよっ(笑)何やらホントはすごい人らしいんだけども。