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家族の名において 第35話 第36話 あらすじとネタバレ感想

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家族の名において
画像出典 China Huace Film & TV Co., Ltd.
目次

あらすじ

第35話 困った妹
陳婷はシンガポールに戻る気がないことを凌霄に告げ小橙子の反対を押し切って近所に部屋を借りる。凌霄は小橙子の大学受験を終えてから引っ越すべきだと陳婷と大ゲンカになってしまう。残された小橙子は落ち込みホテルに戻れないでいたが、酔っ払いに絡まれたところを賀子秋に助けられる。小橙子は李尖尖のもとに身を寄せ、昼間は子秋のカフェに行くように。毎日暇そうな小橙子を子秋は店で働かせるのだった。
「家族の名において」LaLaTVサイトより

第36話 息子の叫び
凌霄が睡眠障がいだと陳婷に告げた凌和平は、凌霄の苦悩を理解し李尖尖との仲を裂かないでほしいと頼む。凌霄は陳婷に尖尖と結婚したい気持ちを伝えるが、母が李家を嫌っていることを知っている小橙子は尖尖に、母は簡単に納得しないと忠告するのだった。そんな中、尖尖の代表作“屈託なき三者”が羽飛の盗作だと疑われる騒動が起きる。落ち込んだ尖尖は早めに帰宅するが、家の前で陳婷たちに遭遇し…。

「家族の名において」公式サイトより

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「家族の名において」2025.3.28現在のリンクです

ネタバレ感想

小橙子(シャオチョンズ)が凌霄(リンシャオ)に電話したのは、陳婷(チェンティン)が同じ敷地内のマンションを借り、シンガポールには帰らないと言い出したから。広い部屋にして、凌霄も一緒に住まわせようとしてる。こわ。
小橙子が、マレーシアの祖母のところに行くと言うけど、陳婷は、わがままを言わないでって。どっちがワガママなんだ?
凌霄に嫌われてるのが分からないのかと小橙子は叫ぶけど、分からないわとあっさり。家族と一緒にいたくて何が悪い、シンガポールに帰って一人で寂しく耐えろと言うのかと。

そこに凌霄が走って来ます。
思えば凌霄って、こうやって連絡を受けて、走って来るシーンが多いね(^m^)

家族の名において
画像出典 China Huace Film & TV Co., Ltd.

凌霄の部屋で話し合うけど。全く埒が明かない。
大人は子供中心に動くべきだと言い、小橙子の学校があるうちはシンガポール、長期休みに戻ってくる、大学はこっちを受けさせると、勝手に決めてる。
それは陳婷中心で動いてるってコトなんですが。

凌霄は、俺が帰国した時から計画してたなと気付きます。どちらに住もうが構わないが、小橙子の受験が終わってからにしろ、大人は子供中心に動くべきなんだろと言っても、ま、聞かないよね。で、結局は自分の不幸自慢になる。

そこに尖尖が、シンガポールに帰る時のお土産の箱を抱えて来ます。妙な空気にすぐに帰ろうとするのを、凌霄が止めました。
で、その場で、母も妹も見てる前で、尖尖にキスしちゃう。あはは。

凌霄に見せつけられた陳婷は、もう決めた、会いたくないなら会いに来なくてもいいと出て行きます。
凌霄もそうだけど、可哀そうなのは振り回される高校生の娘だろう。
生まれた時から、思考のおかしい母親にずーっと妙な考え方を擦りこまれ、やっと自分で多少なりとも判断できる年頃になると、母の異常さと兄の苦労を見せつけられ。

凌霄は尖尖の部屋に行って縋るように尖尖を抱き締め、母さんが部屋を見つけた、定住する気だと言います。尖尖はヨシヨシしながら、どこに住もうと自由だけど、小橙子の学校はどうするのって聞くよ。他人だってそれを気遣うってのにね。

尖尖が凌霄の部屋に小橙子を呼びに行くと、小橙子は一人で外に出ちゃってました。
だけど土地勘のない小橙子。どこに行っていいかも分からないよね。

部屋に戻ってきた月ちゃんは、母さんに電話をブロックされ、父さんも出ないって。
ま、いいじゃない、それならそれで、しばらくは。と思っちゃったよ(^m^)

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ホテルに帰らなかった小橙子は、マンション下の公園で、酔っ払いに絡まれてた。
それを助けたのが子秋。
母さんとケンカした、身分証なしではどこへも行けないと言う小橙子を連れ帰った子秋は、ひとまず尖尖の部屋へ。

みんな、ブータレ娘を腫れもの扱いする中、子秋だけはタブレットを貸してやったり、クソガキに新品なんか貸すかよとまともに言ったりして、いい感じ。こりゃ、小橙子は子秋に懐くな(^m^)
こっそり部屋を覗いた小橙子は、俺が甘やかした、根に持つなって凌霄に、お子様にムキになってどうするのよと、明るくサラリと言う尖尖の会話を聞いてたね。

翌日、ブータレ娘がホテルには帰らない、来週シンガポールに帰ると言うと、凌霄は、一人では帰せないからチケットはキャンセルした、ここで夏休みを過ごせって言う。
ここにいてもウザがられるだけだと言う小橙子に、自覚はあるのかって子秋(笑)
凌霄に今日は部屋にいろと言われても、ここは少しも面白くないと文句を言い、尖尖がアトリエに来る?と言っても、お断りと言う。ほんっと、クソガキ。
そしたら、小橙子は突然、子秋の腕を取り、この人と一緒に行くと言い出しました。
凌霄と尖尖に押し付けられてしまった子秋の、参った顔がいいわ(^m^)
でもね、一番フラットでストレートに対応してくれるのが子秋なんだよねえ。

陳婷は和平に呼び出されてました。
定住する件ね。凌霄の誕生日には言ってなかったのに、なぜ突然?と。
離婚して長いのに、全て言う必要があるか、当然息子のため、息子が定住すると言うから一緒に戻る、と陳婷。
和平は、それなら遠慮なく言わせて貰うと。
長年世話をさせて、凌霄がとれだけ苦労したか、俺以上に分かるはず。体が不自由になれば頼りたくなるのも分かるが、凌霄の精神的疾患は非常に深刻な状態で、毎晩のように寝付けず、大量の睡眠薬を飲み、不安障害まで患っている。でも、息子は尖尖が大好きで、尖尖と付き合うようになって、精神状態も落ち着いた。

陳婷の反応が変なので和平は、病気のことは当然知ってるな?と聞きます。
ふっ、この母は、何も知らなかったんだよっ。自分のことしか考えてないんだもの。そんな息子の苦悩など、気付く筈もない。
でも、陳婷は、それを誤魔化しました。

親なら、息子を第一に考えるべき、尖尖を嫌いなのは分かるが、凌霄は尖尖を心から愛していると言う和平に、嫌ってないと陳婷。久しぶりで上手く話せないんだとさ。
和平は、確かに自分は父親失格だし、子供の世話は海潮には負けると、話し続けるんだけど。どこまでちゃんと聞いてたもんだか。

その足で和平は凌霄を訪ね、一緒に昼食へ。
和平は陳婷の、別に尖尖を嫌っていないって話を、真に受けちゃったねえ。こっちにいれば何かあった時の面倒は、親戚でも見られるってのはあるかもだけど。あの兄貴だぜ?シンガポールが中国になったところで、たまに様子を見に来る程度で、何かあっても凌霄が側にいるから安心とか、言うと思うよ?
でもま、これも和平が凌霄を心配してくれたってことだからね、凌霄は素直にありがとうと。

子秋のカフェで時間を潰していた小橙子。
態度が悪いのを、子秋はきちんと叱ってくれる。不貞腐れた顔で、だけど子秋の言うことは聞く小橙子ですよ。ふ、ちゃんと躾けられてるね、よしよし(^m^)

そこに賀梅(ハーメイ)が、通りかかったからと入って来ました。
すっかり子秋も、素直に話せるようになってます。冬冬にお土産まで渡して。
冬冬は知的障害じゃなく、父親が母親に乱暴している時に、泣いたり言葉を発したりすると怒られてたっていう、トラウマ症状だったらしいよ。可哀そうに。
帰り際、賀梅は子秋の手に何かを握らせました。かわいいチビ子秋と賀梅の笑顔の写真が入ったコンパクト。子秋が笑顔になるのを見て、小橙子も微笑んでる。
ずっと気にして子秋と賀梅を見てたけど、この子も子秋の境遇と、現状を知ってるんだねえ。

家族の名において
画像出典 China Huace Film & TV Co., Ltd.

麺館で、海潮ってば賀梅とメッセージし合ってるわよ。
子秋の態度が軟化したことのお礼かな。海潮は、子秋は俺が育てた、わかっていたとも、なんてちょびっと自慢したりして。こちらもいい雰囲気です。尖尖には冷やかされてるけど。

そこに和平が来て、海潮を厨房に追いやり、尖尖にだけ、陳婷と会って来た話をしました。
誕生会の時、あの母娘は態度が悪かった。辛かっただろう。虐げられたら俺に言え、やり込めてやる。
何でもないふりで我慢してても、ちゃんと見てくれてた人から優しい言葉をかけられると、ぐっと来るよね。
和平も以前より随分と動こうとしてくれるようになりました。陳婷に会い、凌霄と話し、尖尖にもフォローし。みんなの前で、使えねー父親呼ばわりされて、さすがに自覚したか(大笑)

尖尖がバスを降りると、バス停には凌霄が待ってた。
母親とずっとケンカも良くないよって、言ってあげる尖尖。凌霄は戦いたくないけど、すごく無力だと感じる、どうやって意思疎通を図ればいいのか分からない、と。
だーねえ。息子や娘の話を、何一つ聞こうとしない、理解しようとしない、何かってーと、アタシ可哀そう、なんだもんなあ。

まるでブラックホールだと言う凌霄。
尖尖が、本人がブラックホールになりたくなかったら?なってる自覚がなかったら?って言うのも凄いな。凌霄にはおめでた過ぎると言われてるけど。

2人が仲良く帰って来ると、外の公園で子秋が待ってた。
妹をなんとかしろ、明日もカフェに来ると言ってる、俺は子守りか、て(笑)
カフェで迷惑かと凌霄が聞くと、そうじゃなくて、シンガポールにも帰れず、夏休みなのに友達もいない、せめて何かやらせろと。
こちらもまた、小橙子のことを考えての言葉。面倒なブータレ娘を、やみくもに排除って話なんかじゃないのよ。

凌霄が小橙子を部屋に呼ぶと、テレビのリモコン持ったまま、顔にシートパックつけたまま、ソファで不貞腐れる小橙子。
それを呆れて見ている凌霄と子秋の図(笑)

小橙子は今日、カフェでドリアン食べて、匂いがカフェ中に広がったらしいよ。禁止されてま(^m^)
それにもう幼くもないのに、働いたこともなく金遣いも荒いからと、子秋のカフェでバイトしろと言われる。それが嫌なら、母さんと家具を買いに行け。

小橙子は驚いて、本帰国させる気か、阻止してよと言うけど、俺に何ができる、子供の気持ちを考える母親なら、俺ももっと早く帰れたと言われて、二の句がつげない。
凌霄はシャワーを浴びに行っちゃったけど、子秋は凌霄のシンガポールでの悲惨な日々をまだ知らなかったっけ。もっと早く戻れたって何だって聞くけど、説明してくれる小橙子じゃない。
それでも小橙子はバイトを承諾し、子秋は凌霄のシンガポールでの生活に疑問を持ったわ。

凌霄のクリニックの待合室に座る陳婷は、和平の言葉を思い出し、シンガポールで凌霄がいくつも薬のボトルを開けて、飲んでいるのを見たことを思い出します。
確かに息子はやせ細っていたのに、ビタミン剤だと言われてそれ以上追及しなかったことも。深夜、凌霄が眠らないまま、部屋の中をウロウロ歩き回っているのを見たことも。

そこに馮希希(フォンシーシー)が声をかけました。
ほう、陳婷は馮希希に狙いを定めたか。でもこの人、玉砕してるから。凌霄と尖尖の絆の深さはイヤってほど見せつけられているので、母親が触手を伸ばして来ても、無理よ。

さて、小橙子。結構頑張って仕事しようとしてます。
子秋は手を出さずに見守り、初めてのオーダーを完了して嬉しそうに振り向いたところを写真に撮りました。んまー、いい兄ちゃん。凌霄の妹なら、俺にも半妹なんて言ってたけど、海潮仕込みの面倒見の良さ(拗れてない(笑)を発揮してる。小橙子も、もうすっかり懐いてる。

凌霄は陳婷とカフェ。
そっぽ向いたままの凌霄に、私が悪かった、相談するべきだった、でも私と小橙子が戻れば喜ぶかと思ったと言うてますよ。あり得ない。必死で逃げて来たのに、誰が喜ぶものか。
自分ととことん目を合わせない息子に、私と小橙子が面倒かけてることは分かってる、だとよ。
分かっていて、喜ぶと思ったってなんなんだ。

やっと凌霄は陳婷の目を見て言いました。
その話はやめてくれ、何を言わせたい。
そうね。そういえば心優しい人は、そんなことないと否定してくれる。それを誘導しようとしている。凌霄はもう、その手には乗らない。

言わせたいことなんかない、本帰国したかっただけと聞き、凌霄も、なら意見はないと。
陳婷が、いつもそうだ、本音をぶつけて欲しいのに、何も言ってくれないと言うので、凌霄は一言、尖尖と結婚すると言いました。
そしたらまだ早いとか、車も家もないとか、シンガポールの家を売って、大きな家を買おうとか、何もかも準備してあげた方が気が楽でしょとか。結婚しても一緒に住む気でいるんか。
凌霄もまた、そっぽ向いちゃって、何も言い返さないんだよなー。
ま、ブラックホールだしね。何言っても粉砕されて取り込まれるしね。毎度激高して半狂乱になられて、コントロールされれば、言葉なんて無意味と思っちゃうよなあ。

ようやく父親から連絡が来た月ちゃんが会いに行ってみると、父親は既に家を出てホテル住まいをしてました。月ちゃんが、北京赴任を申請済ってことも知らなかったみたい。
2年間の派遣だと聞いた父親は、それでいい、私も離婚するから、避難しておけと。
月ちゃんが家を飛び出した後、父親はひとりでアレを食らい続け、相当に追い詰められてた。これはねえ、同情しかないよ。面倒を避けて従い続けていたのもナンだけど。

家族の名において
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父親の決意は固く、月ちゃんの言葉も届きません。
大学受験を意図的に失敗しなくちゃならないほど、自分も追い詰められていたのに、母さんの気持ちは?と聞く娘は、優しいけど甘い。なら自分が支配下に戻るか?無理でしょ?自分だけ逃げ出しておいて、父親を人身御供にするの?
この期に及んで、気持ちなんて。ああいうやり方で家族を支配し続けて来たことの、何十年も自らを振り返らなかったことの、しっぺ返しだから。例えベースが愛情だったとしても、愛しているなら何をしてもいいって話にはならない。

自分はブロックされてるので、人からスマホを借り、母親に電話すると、2人で共謀して私を怒らせたい?離婚上等と切られてしまう。ここの両親の離婚はどうにもならんよ。

部屋に帰ると、唐燦が荘北(ジュアンベイ)の外祖母の誕生会に着ていく服を選んでました。
北京行きに拘った私は、親不孝かしらって月ちゃんの呟きに、ウソでしょ、もう動揺し始めたの?って唐燦。だけど唐燦もまた、荘北が迎えに来る時間が迫っていて、まともに話をする時間はなかった。

清楚なお嬢さんワンピースで現れた唐燦に、荘北は目を奪われてますよ。アンタさあ(笑)
相変わらず、荘北ママは唐燦を気に入ってる。唐燦もよそ行き対応だけどね。
荘北ママは、荘北に集めさせた唐燦の過去作を全部見たらしい。付き合って荘北も見たらしい。
博物館の仕事も悪くないと言いながら、演技に未練がありそうな唐燦を、荘北はバックミラーで見てました。

尖尖が部屋に帰ると、小橙子がテレビのリモコン探してた。キミが凌霄の部屋に持ってっちゃったままなのでは?
いつ母親のところに戻るんだと聞かれた小橙子は、お邪魔なら隣の部屋のソファで寝ると言うと、それだと小兄さんが被害にあうからうちにいて、って。そうね、ベッド明け渡すよね、子秋なら。

小橙子はいきなり、兄さんと寝たの?と聞きます。
ふ。高校生って、そういうの大事だったっけか(笑)
尖尖が子供の頃から寝てるよと答えると、これは善意だっていうんだ。母さんは絶対に賛成しないから、兄さんとは結ばれない、だから寝ないほうがいい、いつか気まずくなるだって。
あはっ。高校生だねえ。一般的に大人は、その手は比較的簡単にクリアできまっせ?

小橙子は、どうして兄さんが帰らなかったか分かる?と続けました。
凌霄は大学も卒業して、外叔父もこっちにいる、あの時、一緒に帰ってくればいいだけの話だった。それでも母親がそうしなかったのは、あなた達と会いたくないし、会わせたくないから。李家の父娘と和平を一番嫌っている。兄さんは勝てない。昔も今も。当然私も無理。
だって母親なんだもの。

さすがに尖尖も、そこまで嫌われているとは思ってもみなかったようで。

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麺館では、銭(チェン)さんと見合い相手の紅英(ホンイン)。
未だくっつけようとしてる銭さんと、さすがに脈はないと気付いてる紅英ね。
気に入ってなければ料理なんて教えないって銭さんと、あの人は誰にでも教える人だって紅英と。
そこに賀梅が来ちゃった。銭さんのぐいぐい発動。賀梅を横に座らせます。
値踏みするみたいな紅英の視線よ。

そこに海潮が帰ってきました。賀梅は、子秋の好物料理を教えて貰う約束してたんですと(笑)
紅英は悔し紛れに、どうりで私とは合わない訳ね、男の人は外見しか見ないのねって言う。
ほら、こういうとこだよ。どこに気品がある?下品でしょ?しかもこれが教師。
その上、好きな人がいるなら言えばいいのに、あなたは紹介された中でも、条件は平々凡々、善人さを買っただけとまで言う。びっくりだな。

困った顔で聞いていた賀梅が、海潮の悪口を言われて顔色変えた(笑)
彼は人が良いから、気に入らなくても口に出せない、傷つけるでしょ?善人を選ぶか美人を選ぶか、魂胆があるのはどちらも同じ、誰が高尚でもない、違う?

言い返せない紅英に、くすりと笑う店員。
賀梅は海潮を促して、さっさと出て行きます。
そのやりとりを聞きながら、黙って麺を食べていた銭さん。紅英に詰め寄られて、私に見る目がなかっただけよと言ってるけど、これさ、見る目がなくて紅英なんか連れて来ちゃったってコトでしょ?(笑)

家に向かう海潮と賀梅。
和やかーに話しながら歩いてるけど、うふふっ。賀梅からプロポーズしちゃったわね(^m^)

昼前に出勤してきた周淼(ジョウミャオ)から、「屈託なき三者」が羽飛(ユーフェイ)の盗作だと騒がれてることを知らされた尖尖と杜鵑(ドゥージュエン)。羽飛自身が、あれは模倣されたもの、でも別に気にしないとインタビューに答えてた。
ふざけんな。あんな3人のモチーフ、他人に浮かぶはずがない。でもあっちのほうが先に発表してるんだとかで、周淼のバカは全く尖尖を信用してない。
兄弟子だったら、以前尖尖のデッサンを見たことあるんじゃないの?

羽飛は電話に出ず、こんなことに教授を巻き込むこともできない。
着想を得た3人の写真を公表するしか、釈明はできないらしいんだけど。
さすがの尖尖も、次々にショックなことが起きて、言葉少なに帰っていきます。
それを見送った周淼は、アトリエを宣伝するチャンスだと言う。
こういう時にこんなことを言うバカを、杜鵑はいつまで飼い続けるんだろ。

家族の名において
画像出典 China Huace Film & TV Co., Ltd.

職場のデスクでまたうたた寝していた凌霄に、陳婷から電話。
引っ越しの手伝いに兄の奥さんが来たから、部屋に入れろ、だとよ。どうして息子が不在の部屋に入れなくちゃならないの?ホテルの部屋で寛いで貰えばいいじゃん。
それを口実にして、凌霄の部屋の暗証番号を知りたかっただけよね。タチが悪い。
凌霄は、暑いなら、裏てのカフェに行けばいいと言って、番号を教えません。
完全拒絶に、少し陳婷が怯んだ時、あーあー、間が悪いなあ、尖尖が帰ってきたよ。

尖尖が帰ってきたから切ると言われた凌霄。立ち上がるものの、患者の予約が入ってた。でも予約を人に 任せて出てったわよー。

小橙子の話の後だから緊張する尖尖は、凌霄が番号を忘れてねと、白々しい嘘をつかれる。じゃあ帰ってくるまで、うちにいますかと言ってみるものの、息子の部屋があるのに、よそにお邪魔できるかと言われ、仕方なく指紋登録で開けてやっちゃった。まあ、拒絶はできないだろな。
でもお陰で、尖尖はドアの指紋登録までされてると陳婷に知らしめたぞ。
てかねえ、アンタ、子秋も一緒に住んでるの、忘れてないか?

尖尖がスイカを切ってお茶を入れて持ってくると、エアコンのリモコンを探せず、陳婷がウロウロしてた。収納場所を知ってる尖尖がエアコンを入れてやり、スイカを手渡しても、陳婷だけはキライなのと手を付けず、用があるなら早く帰れと言う。
陳婷が、父親がお金で息子を隣人に預けただけという言い方をすると、尖尖は今凌霄と付き合っていることを仄めかし、それを聞いた伯母は、凌霄も小さいころからあなたが大好きだったって話を始めてしまいます。ふふふ。

もう一度、早く帰れと言われた尖尖が部屋に戻ってソファに倒れていると、凌霄が飛び込んできました。
自分の部屋に入れたのかと聞き、お前はここにいろと、急いで出て行きます。
いや、尖尖は盗作疑惑の件で落ち込んでたのよー!

だけどここで凌霄が、俺や小橙子のことはいくら罵倒してもいい、母親だから、でも尖尖だけはダメだと、強い態度に出てしまったために、陳婷も伯母も、尖尖が何か告げ口したと勘違いしてしまったよ。
尖尖は何も言っていない。
でも普段の態度から、凌霄は陳婷が尖尖を傷つけたんだと思い込んじまった。

やっと、マズイと気付いた尖尖が部屋に飛び込むけど、陳婷がすごい顔で睨んでくるよ。あーあーもう、やだこの女。そしてね、凌霄も全く尖尖の話を聞いちゃくれねえ(笑)

私を嫌いなのは分かる、でも母子の仲を裂かないでと、いやー、すごいね、オマエがそれを言うのか。
だけど凌霄に、被害者ぶるなと怒鳴られてしまう。
尖尖が嫌いな癖に。これだけもてなして、尖尖は家で泣いていた。
アンタの心の中なんて知りたくもないと言われた陳婷は、あなたの心なら分かる、私を憎んでる、何をしても私が悪い、私から離れたいのよと。
凌霄の顔がもうね、全てを諦めた表情だ。

今まで小橙子を庇ったことがあるか、尖尖への優しさを半分でも与えていたら、あんなに反抗的に育たなかったって。えー、ワガママ娘の教育も兄のせいなの?じゃあ、親なんか必要ないね?
昔、娘が死んだもの凌霄のせい、新しく作った妹が反抗的なのも凌霄のせい。へえ。
凌霄は随分と小橙子には優しいと思うけど。小橙子だって、母親の言動のせいで自分は素直になれないと自覚してるけど。

凌霄は、分かったよ、全部俺が悪いと言いました。満足か?
悪くない、全部私のせい、母親を嫌って当然、父親や隣人のことばかり気遣って、そう言い出した陳婷の言葉を遮って凌霄は叫びました。
みんな俺を大切にしてくれる、でも母さんは?

あら、黙ったわね。自覚あったの?それとも全く気付いていなかったの?
凌霄は伯母に謝罪とお礼を言って、尖尖の手を引いて出て行きます。

もーやだホント。毒母が過ぎるー。

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