なかなか解明していかない謎だらけ。少しずつ少しずつ。
だけどやっぱり邱慶之(きゅうけいし)は、めっちゃキーパーソンってことだよね。
最初は、余りにもはちゃめちゃで訳分からないキモイ妖怪だと思っていた一枝花にも、こうなる理由があったんだねっていうのも、見え隠れしてきました。
U-NEXT版42話、通常版32話からです。
▶ 「大理寺日誌~謎解く少卿には秘密がある~」視聴はこちらから U-NEXT(25.6.10現在)
所感 ネタバレです
目覚めた李餅と共に、飛び起きるみなさん。
逃げないようにか、すぐ気付くようにか、陳拾が自分と李餅の腕を藁で繋いでるのが可笑しい。
みんなは李餅の側に集まって、口々に心配する言葉をかけるよ。
追い出したのに、それでも一緒に捜査がしたいと戻って来たみんなの思いを受け留めつつ、自分が気を失った時の姿はどうだったかを確認する李餅。
で、絶望的になってます。ダイジョブなのにぃ。
まず王七が、我々に秘密を隠していたんですね、一連の事件の最大の謎は、少卿でした、と。
崔倍は、自分達を追い出したのは、陛下の前で変化して、再調査をするためでは?と。
それを涙目で認めた李餅に阿里巴巴は、自分達を部外者だと突き放したのか、我々の身を案じてくれたのか?と聞きます。
李餅は明鏡堂を立て直してくれた。我々の信条は正義を貫き、悪を裁くこと。これは大理寺全体の事件。少卿が我々を遠ざけても、我々は捜査しますと、王七がまとめてくれました。
陳拾にも孫豹にも、李餅も含めてみんな、生死を共にする仲間なんだと声をかけられて、ようやく李餅に笑顔が戻ったわ。
その頃、邱慶之は牢内の上官璉(じょうかんれん)の元へ。
ここで初めて、永安閣という名前が出て来たね。あの紋様を使っている老臣集団の名前。
上官璉がここまで秘密に関わってくるとは、最初思わなかったなー。
邱慶之を待っていたという上官璉は、邱慶之が永安閣の駒のような動きをしているのも知ってた。
上官璉は、永安閣発端である一連の事件の全ての罪を被る代わりに、命を助けて貰う約束になってたのね。でないと、李餅の父、李稷(りしょく)の二の舞になるしね。
逃亡のための船を用意したと邱慶之は言うけど、すぐに逃がしてくれないのは、自分も見限られたかと上官璉は勘付いてもいる。
永安閣にとっては、見て見ぬふりをしたって同じこと。むしろこのまま上官璉が消えてくれれば、逆に自分達は安泰だもんなあ。
それでも上官璉は、邱慶之に関する情報を手に入れたと告げました。
例えば、一枝花とは何者か。だから邱慶之を待っていた。
やっぱりね。一枝花との関係が、邱慶之の行動の根幹にある秘密なんだね。上官璉はそこに辿り着き、永安閣関係なく邱慶之を動かして、逃がして貰おうと画策した、と。
一方、明鏡堂のみんなは、食べながら作戦会議。
だけどさ、李餅の分だけ、ねずみを焼いてやってるのは、猫に引っ張られ過ぎだからっ。食べ物は人間と変わらんて(大笑)

ねずみの姿焼き(笑)
この2日、神都で何があったか。
李餅は、妖猫事件を再調査しようとしたけど、来仲書(らいちゅうしょ)が現れて容疑者にされてしまった。つまり、李餅の正体を知りながら秘密にしている者がいる。金吾衛より位の高い者のはず。
永安閣は公には現れず、朝廷を陰で操る高官の集まり。矢を放ったのは邱慶之。
金吾衛は永安閣と結託しているってことか、と。
そこに、金吾衛の密偵が。
もう半猫の能力を隠さなくてもいい李餅は、さっと動いて密偵を捕えます。
尋問しようとしたのに、孫豹、密偵を気絶させる。おい、話が聞けないじゃんかっ(笑)
金吾衛に居場所を知られたことで、みんなは拠点を移動することに。
町中には、李餅はじめ明鏡堂の似顔絵が張られ、全員がお尋ね者になっちゃってた。
捕まえた密偵は、昔、李餅と邱慶之がやってたみたいに、ズタ袋に入れて金吾衛の門前に落とされてるよ(^m^)
毎度思うんだけど、中国古装ドラマ、人の住んでない荒れ家とか廃寺とか、やたら多いよね。
そんな廃屋の衣装店跡みたいなところに隠れた明鏡堂は、まずは、まだ全ての事情を語り切っていないであろう上官璉に会いに行くことに。
その頃、上官璉は、金吾衛の牢から邱慶之に送り出されてたんだけど。
馬車はあっと言う間に襲撃されますよ。それを助けたのは李餅と明鏡堂でした。
永安閣の指示なのは確かなんでしょうけど、邱慶之もまた、永安閣の思惑通り、上官璉はもう用済みと考えてたのかな。送り出した後の溜息はなんなのか。
邱慶之が永安閣に近付いた目的は、その悪事を暴くことなんだろうけど、上官璉の場合は、事実を知って保身に走ったんでしょうしねえ。それにしても、上官璉おとーさんも結構強かったね。
娘が阿里巴巴の国に逃げていると聞き、安心した上官璉は、更に娘のために、李餅にだけ打ち明けたいと語り始めました。
尋問の際に話したことは、偽りばかりではなかったと。
杜子虚(としきょ)は子墟(しきょ)の密偵で、王権が交代した5年前、かつて流出した王の証である子墟の宝を取り戻すことを目的に神都に入り込み、処方を献上したらしい。
処方と薬は、その足掛かりでしかなかったんだけど、老臣たちが薬に執着してしまった訳ね。
で、その薬こそが、風狸(ふうり)の骨。
杜子虚が持ち込んだ物はすぐに使い果たしてしまい、薬欲しさに黒幕たちは子墟が侵犯してきたと嘘をでっち上げて、戦を起こした。
李稷はその真相に気付いたために、消された。
上官璉はテーブルに水で「永」と書き、黒幕を知らせました。
こうなると分かっていたら、ヤツらと共謀などしなかったと上官璉は言うけど、李餅は、それは弁解に過ぎないって言うよ。正論ね。多分、暴こうとしたんであろう李稷パパは、犠牲になっちゃってるんだもん。
でも、過ちを認めるなら尊重しますと。
なのにさ、一枝花の正体を尋ねた時、突然明かりが消え、李餅が確認に立った隙に、上官璉は忍び込んで来た一枝花に殺されてしまったわ。
一枝花は、まだどうしても自分の正体を知られたくないらしい。
もしかすると上官璉は、自分の正体も知っていたのかもと考える李餅です。ま、そうなんだろうなあ。
そしてみんなは、目的の分からない一枝花を探すため、自分たちを餌におびき出す作戦に。
それ前に、上官府にはまだ何か手がかりを残しているかもしれないと、李餅と阿里巴巴は屋敷に忍び込みます。毎度のちょいとドンくさい阿里巴巴のドタバタがありーの(笑)
でもそこで阿里巴巴は、自分が上官檎(じょうかんきん)にプレゼントした鉢が、花は枯れても残っているのに気付きました。んで、その鉢の中に、小さな木箱に入った文の束。
どうやら、呉亦人(ごえきじん)と胡姫のやり取りみたいなんだけど、土の中の木箱だから、墨も湿って、判読の難しい部分もあったりします。何とか読めるところだけ、書き出してみるみなさん。
その頃、金吾衛には、殺された御者が、金吾衛の鎧を着た姿で正門前に置かれてました。
邱慶之は、上官璉を攫ったのは李餅だと言い、既に上官璉は亡くなっていると言います。
や、そういう言い方したら、部下は李餅が上官璉を殺したかと思うじゃんかー。
襲ったのは永安閣、それを助けて連れ去ったのは李餅、殺したのは一枝花だよっ。
邱慶之は部下に、誰かを捜すよう命じてますね。誰だ?
李餅たちが調べることはまずは3点。
3年前、黄沙峪(こうさよく)で何があったのか。
胡姫の父の難破船を、誰が回収したか。子墟(しきょ)の宝の在りかが分かるかも。
そしてその宝とは何か。
みんなは手分けして調べに行きます。
李餅と陳拾は、3年前の話を聞くため、子墟の捕虜の生き残りを探しに。
孫豹と阿里巴巴は、積み荷を港から都に運んだ用心棒探し。
王七と崔倍は、異国の宝を扱う商人探し。
さて、邱慶之は、いよいよ永安閣と交渉に入ったみたいよ。
妖猫事件を皮切りに、李餅が扱った一連の事件の報告書を渡してました。
全ての事件の陰に謎の人物が潜み、李餅を捜査に導いている。
その人物は3年前、黄沙峪で石棺に隠れていた、真の妖猫である一枝花。
自分も3年前、子墟におり、これは何のための戦かと疑念を持っていたが、奴こそが、あなた方がどうしても入手したい真の薬だと気付いてしまった。
自分を信じるなら、一枝花の捕縛に協力する。ただし自分を永安閣の一員に。
奴隷籍だから機会には貪欲、あなた方のように人の上に立ちたいなんて言ってるけども、最終的には暴くつもりなんだろう、間違いなく。
だけどそれなら、全てを打ち明けて李餅と協力すれば、これほど心強い相棒はいないだろうに。
やっぱり根底にあるのは、巻き込みたくない、なんだろうか。なんでそこまで?
李餅も自分の個人的な事件に明鏡堂を巻き込みたくないと考えたけど、明鏡堂のみんなは、既にこれは一緒に解決すべき自分たち大理寺の事件なんだよと言ってくれた。
邱慶之と李餅だって、同じことだと思うんだけどなあ。
女装した王七と崔倍は、怪しい詐欺商売をしていた代書屋のオヤジを捕まえて脅し、子墟の宝が、風狸を倒した勇者の甲冑だと白状させました。脅すのに、部屋に飾ってある骨董品を壊すフリで、持参してきたどこにでもある茶碗を背後で叩き割ってるのが可笑しい。
一仕事終えて、女装用の服を後ろに投げ捨てながら歩き去るのはカッコイイ(^m^)

崔倍ちゃん、カワイイ♪面紗を取ると、首周辺は男だけども。
李餅と陳拾は、汚物の運び屋をしていた男を追って、彼らの隠れ家を突き止めます。
女性や老人子供の多い子墟の捕虜の生き残りは、2人をめっちゃ警戒。ちびっこと李餅のガンの飛ばし合いがカワイイぞ。
なかなか信用して貰えなかった2人だけど、そこに丁度金吾衛が見回りに。李餅が陳拾に汚物をかけて(笑)その状態で出迎えたら、金吾衛はとっとと退散。追い払ったことで、ようやく2人は黄沙峪で何があったのかを聞けることに。
突然起きたあの戦で、子墟では兵士が足りず、国王は平民まで徴兵した。残された老人や女子供は、ある青年が国王を殺したことで救われた。
その人物のことを彼らは知らなかったけど、多分それが一枝花なんでしょうね。
その後、彼らは神都に連れてこられ、売られて行った。残った人達を集めたのがこの場所。
男は、風狸は自分たちの神だと言います。
神獣を倒した勇士が、不老不死の神通力を得て神になったとされているらしい。
王七たちの聞いた宝の甲冑っていうのは、その勇士のものってことだね。
不老不死か。じゃあ、李餅もそうなっちゃったってことなのかな。複雑だわね。
さて、港に向かった孫豹と阿里巴巴は、難破船から脱出した経験のある用心棒を探してたんだけど。
一足先に、その男は金吾衛と繋がってしまっていたようで。邱慶之が部下に、誰かを探すよう耳打ちしたのは、この男のことだったのね。
てか、邱慶之、すごくない?事件の流れと李餅達が次に何をするのかが、ほぼ読めている。この人自身、やっぱりかなり有能なんだなあ。元々の素質に加えて、李餅と一緒に李府で受けた教育の賜物だろね。
そんな訳で、孫豹と阿里巴巴は邱慶之に尾行され、隠れ家を突き止められてしまったよ。
だけど李餅の方も、想定内だったらしく。ここら辺は李餅と邱慶之の化かし合いみたい。
金吾衛に踏み込まれて捕まったものの、李餅が邱慶之に短刀を突き付けることでみんなを解放させ、逃げ出します。更に上官府で見つけた木箱の中に、偽の文書を忍ばせて残して。
「宮中の蔵宝閣に隠した」
そう書いた紙を濡らして文字を滲ませる細工まで、みんなで作ってたよ(笑)
これが、自分達を囮にして、一枝花をおびき出す作戦ってことね。
多分これで、何かを探していて李餅に見つけさせようと誘導している一枝花は、今もどこかに隠れて見張っているだろうから、きっと蔵宝閣にやって来る。
猫パワーで宮中に忍び込んだ李餅は、蔵宝閣の中にあった適当な甲冑を布に包みます。
案の定、そこにひょっこりと一枝花。
渡された包みの中身を見て、騙したな、だってさ。
いや、騙したなって。アンタが何を探してるのかなんて、李餅はまだ知らないわよ。
2人が侵入したのがバレたみたいだけど、猫パワーの2人はさっさか逃げ出し、街中を追いかけっこみたいになるよ。2人とも、早過ぎるよ(笑)
その間に、陳拾以外の明鏡堂の4人は永安閣に侵入してました。
永安閣って、建国の功臣たちの廟みたいな場所なのね。そこに今、永安閣と呼ばれている老臣達も住んでるらしい。
李餅が見つけた李稷の書き付けのひとつは、ここの見取り図だったらしく。でも設計図みたいで分かりにくっ。
4人がたどり着いたのは、今までにも時々出て来ていた、位牌を背にたくさんの蝋燭が並ぶ部屋でした。
両側に、甲冑が飾ってあったわ。立派じゃないほうが、弱小国子墟の宝だったらしい。
でもそこで、永安閣の護衛集団に見つかったしまった4人。
孫豹を殿にして、3人は逃げ出します。元斥候、孫豹の見せ場ね。強いけど、相手は大勢だ。
街中を追いかけっこしていた李餅と一枝花。
李餅が誘い込んだのは、一枝花の隠れ家でした。ちょ、いつ調べたよぅ。
猫にゃんがいっぱいいる。一枝花がノラ達にここで餌をやってたみたいね。みんな丸々してる(^m^)
上官璉が殺された夜、一枝花の体に猫の毛がたくさんついてたから分かったんですと。
李餅は何食わぬ顔で歩き回って一枝花を引きつけ、陳拾が上から檻を落として一枝花を捕えます。
今回はおまえの勝ちだと言った一枝花は、さっき蔵宝閣でも、俺がお前を助けたと言ってたけど、ここでも、俺がお前を猫人間にしたと言いました。
お前はそのことを知りたいんだろ?理由も知りたいのでは?
ここで一枝花は、陳拾に、にゃんこ達に餌をやってくれって言うのよ。
猫さんたち、こんなにバタバタしていてもじっと座ってんの。すごいなあ。どうやってじっとさせてたんでしょう。うちの猫だったら絶対すぐ飛んで逃げるわ。
一枝花の故郷、子墟にある時、奇妙な動物が現れた。
克克奇爾(ココチル)というその名前は、不死の生き物という意味。中原での名前は風狸。人間を食い、永遠に死なない。
神獣として崇められ、国王に飼われていた風狸は、毎日奴隷営から1人を餌にしてた。
ある日、餌に選ばれた一枝花は兵士から、これで身を守れと短剣を投げ寄こされ、洞窟に送り込まれた。その短剣で刺したり噛みついたりして戦い、幸いにも風狸をしとめて生き残ったけど、気付いた時には猫目になっていて、牙も生えた姿になってた。
うーん。噛んで血を摂取したからでしょうかねえ。
命からがら、母親の元に辿り着くと、母親から妖怪めと石を投げられ、川に沈む一枝花。ようやく生き延びたのに、妖怪になってしまった哀しみ。
この時、傍らの川底に、短剣が一緒に沈んでました。これって、子供の頃に邱慶之が、魚の腹の中から見つけたあの短剣では?街のゴロツキを刺しちゃった、あれ。ここで川に残されちゃってたのね。とはいえ、あんな長いもの、魚、食べるかぁ?(笑)ま、いいや。
手も猫手になりつつ彷徨い歩いた一枝花は、民家の庭で包子を盗み食べていたのを住人に見つかります。クワで刺されたのに、全く平気。殴り返しただけで、逆に住人は死んでしまった。
その血を見て、本能的にこれが自分に必要なものだと悟ってしまった一枝花。人の血を飲むと、猫手になっていた自分の手も、人の手に戻ったらしい。
自分がこうなった訳を調べ始めると、人を若返らせるという丹薬を国王に献上した男、杜子虚(としきょ)に辿り着きます。一枝花に短剣を渡した兵士は、杜子虚でした。
杜子虚は風狸の漁師で、その骨が不老不死の薬の補助薬になることを知っており、それを使って儲けるため、毎度餌に選ばれた人物に短剣を渡してた。その短剣だけが、風狸を殺せる唯一の代物だったんですってよ。でも風狸をしとめられたのは一枝花しかいなかったらしい。
杜子虚に殺されそうになった一枝花は、逆に杜子虚を殺し、食った。殺し続け、最後に死んだのが子墟の国王。
それから一枝花は、神都に流出したという短剣を探すために神都に来たらしいんだけど。
李餅は、違う、筋が通らないと言います。
そだよね。
一枝花と杜子虚が、一緒にあの牢獄にいたってのはいつの話よ?ってことになる。
呉亦人は、杜子虚と一枝花は、脱獄した後、共に胡姫の父親の船、泰興に乗ったって言ってたよ?
そこで胡姫の父親と共に、杜子虚も殺されていたと。
うーん、分からん。まあ素直に真相は語らないってことか。
女帝が子供みたいな背格好なのも、そこには最後まで言及はされていないんだけど、多分あれは、若返りなんだろうなあとは思うしなあ。いちいち口を挟んで来る永安閣を相当に煙たがってるのに、御しきれないのも、そこら辺が絡んでるのかなとか思ってみたり。
ただ、真相を解明すれば皇帝はきっと味方になってくれるだろうってところは、安心ね。
それより、なぜお前は俺と同じ怪物になったのか、それが一番知りたいだろうと一枝花。
勿体ぶって、少しだけ教えるだってさ。
ある人物と取り引きし、お前を猫人間にした。それが誰かは肝心なことだから、まだ言えない。
誰か言えと暴れる李餅を、自分は人間か化け物かよく考えろと追い詰める一枝花。
きっとこれは、一枝花自身が苦しんだところなんでしょ。だからここを責めれば、李餅のメンタルも削れると分かっている。猫人間なのに、大理寺で仲間と共にある李餅のことが、気に入らないんだろなあ。
そしてまんまとブレブレになる李餅よ。
そこへ邱慶之が来ちゃった。邱慶之は、永安閣の黒フードじじいを連れて来てたよ。
ホント、化かし合いだよねえ。李餅は一枝花を捕まえると踏んでた訳だ。
そして一枝花もまた、邱慶之が自分を捕えに来ると思ってたみたい。
李餅に気を失う粉をかけた後、にゃんこ達に、これからは自分で餌を手に入れろ、俺はもう世話してやれないって呟きましたわ。同胞?には優しいのに。
邱慶之は永安閣で報告してます。
杜子虚と一枝花の探し物は同じ、あの短剣だった。
杜子虚は一枝花を殺すため。一枝花は己への脅威を除くため。
短剣のありかを知るのは李餅のみと言った邱慶之は、黒フードじじいを退出させ、捕えた李餅に短剣のありかを尋ねます。
確かあの琥珀みたいな黄色い石のついた短剣、邱慶之が出征した後、部屋に残されてたんだよね。どこいっちゃったんだろう。
李餅は知らないと言ってるけど、この表情からは本当に知らないっぽいなあ。あれだったのか?って顔になってるよねえ?
あ、そっか、永安閣を調べていたんだろう李稷パパが、そこまで気付いて、秘閣に隠してたりする?
そしてさ、2人きりなのに、この期に及んでもまだ邱慶之は、奴隷に戻りたくない、永安閣に入るとかうそぶく訳だよ。
なのに、あの短剣はお前の屋敷か?と尋ねる表情は、ちっとも冷酷じゃない。
むしろ心配してる顔なんだよなあ、もー。

それでも邱慶之は、外で待っていた黒フードに、短剣のありかが分かったみたいな態度をとり、捕えた明鏡堂は殺しますと告げました。
で、牢獄に捕えられていた孫豹以外の4人のもとには兵士たちが入ってきて、4人は処刑場みたいなところに連れて行かれてます。双方とも、ピーンチ。
ここから、黄沙峪(こうさよく)で邱慶之が何を見たのかが明らかになるんだけど。
U-NEXT版では、邱慶之の話は、この44話の最後と45話の最初、46話の最後と47話の最初って刻み方になっているので、ひとまず、邱慶之の話は次回にまとめることに致します。
と言う訳で、U-NEXT版、42話~44話の2/3まで。
通常版では多分33話まで、かな。
まとめ記事、各話記事のあるドラマ一覧はこちらから⇒作品概要と一覧
単発記事の中国ドラマはこちらから⇒華流その他
タイトルリストはこちらから⇒50音順リスト
複数記事のあるドラマ一覧は、カテゴリーから選択してください。
作品情報
- 制作 2024年発表 全36話 爱奇艺 (U-NEXTでは48話)
- 原題 「大理寺少卿游」
- 原作 「大理寺日志」RC
- 監督 王威(尚食)
- 脚本 魏思远、黑玉、姜来

人物相関図

コメント