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陳情令 第49話「不義の果て」あらすじとネタバレ感想

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陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
目次

あらすじ

追い詰められた金光瑶。藍曦臣から秦愫を娶り金光善を殺した理由を問われ、他に道はなかったと告げる。そして蘇渉を使って温寧が金子軒を殺すように仕向けたことも告白、魏無羨と金凌が動揺した隙に、金凌を人質に取るのだった。ところが金光瑶が金凌を連れて逃げようとしたその時、廟の入り口から赤鋒尊の得物“覇下”を持つ黒い気に包まれた人物が現れる。それは刀霊に取りつかれた温寧だった。温寧は魏無羨の制止も聞かず覇下を振り上げ…。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

トニー・レオンと王一博の映画「無名」が、今年のゴールデンウィークから順次公開との情報が入って参りました。うわーい、待ってたー。楽しみ過ぎてーっ♪
そういえば先日の微博之夜では、「無名」で共演した王伝君がイボくんのところに挨拶に来てくれてたようですが、2人は程耳監督にも、この2人はいつも一緒にいるアホちゃんバカちゃん兄弟、みたいに笑われてるインタビュー動画があるんですよ。メイキングに、待機中、目が合ったら無言無表情のまま、突然一緒に踊り出してピタッと止まって後はナニゴトもなかったようにシラッとしてる映像があって、息ぴったりな感じに笑っちゃったんだけど、あ、コレか、と。仲良くなったんだね、ほっこり…な母気分(笑)

さてさて、陳情令もいよいよ、ラスト2話。
追い詰められた金光瑶(ジングアンヤオ)は、涙で藍曦臣(ランシーチェン)に慈悲を請うのですが、ま、兄上以外は全員、しらーっと見ていると思う、これ。

一応兄上も「金宗主」と呼び、乱葬崗を襲わせる策を講じた時、もう二義兄と呼ぶ必要はないと言ったはずだと言います。
捕らわれたところで、この作戦を聞かされた訳ね。少年仙師も囮にしつつ各世家を乱葬崗に集めて霊力を奪い、傀儡に襲わせ一網打尽、それも全部夷陵老祖のせいに出来るだろう作戦。

金光瑤は、こたびの件は私がどうかしていたと言うんだけど、それならキミ、ずーっと、どうかしている。
会話をしてしまいそうになる兄上を、藍湛が止めます。
魏嬰も同調するんだけど、金光瑤は必死ですからね、兄上の衣の裾を掴んで話をやめません。

嘘偽りはない、文を受け取ったのだ。脅迫状だった。
お前の所業を7日後に天下に告げる。罪を認め、自らを裁くか、死期を待て。
手紙にはそう書いてあったらしく、それで慌てて乱葬崗作戦に出て、自分は東瀛(とうえい)に逃げようとしていたらしい。

だとしても、徹底的に排除しようとするなどって兄上。
では、どうしろと?と金光瑤。
や、どうしろとって、全部自業自得なんでね。己の尻ぬぐいしかないので、身の破滅以外道はない。
兄上もそれを言うんだけど、悪事は否定しない、でも追い詰められたからだと。
そりゃ、最後の乱葬崗のことだけじゃん?それ以前に何もしでかさなければ、脅迫なんかされてないんだからさ。兄上、しっかりーっ!突破口は兄上だけと見据えて、必死で食らいついてるんだよー。

少しも私を信じられないと?と言われた兄上は、座って金光瑤に質問しました。それを見た藍湛の、割と珍しいハラハラ顔(笑)
だけどまあ、知りたいことはいっぱいあるって兄上の気持ちも、分からないでもない。

陳情令
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一つ目の質問は、秦愫(チンスー)の件。妹と知りながら、なぜ娶ったのか。
金光瑤は、あなたはおめでた過ぎると兄上に言ったぞ。

秦愫の父、秦蒼業(チンツァンイエ)に婚姻を認めて貰うために、金光瑤は必死だったよう。金氏での立場を盤石にするには、金氏に長くついてきた秦蒼業と姻戚関係を結ぶのは大切だったのね。
金光善(ジングアンシャン)と秦蒼業の許しを得て、それがようやく叶うと思った時、真相を自分だけが知らされたところで、自分の立場で、どんな理由で拒めるというのか。父親2人になんと説明できるのか。
秦夫人がこっそりと伝えてきたのは、誰にも告白できず、更にこの事態に怯えていたから。金光善は長年の配下の妻にまで手を出し、娘が増えていたことも知らない。真相が明らかになってしまえば、父親2人は反目し、自分は2人に恨まれ、そして最も悲惨な目に遭うのは誰だと?
これは秦愫ってことでしょうね。

娶っても冷遇することはできたと兄上。まあねえ。だけど何も知らない秦愫は、金光瑤を慕っていたから、結局それでも辛い思いをさせた訳で。だからと言って、子供作るのはナンだったけどなあ。
それで、金光善への恨みが更に更に募り、殺したと。

兄上は金光瑤に平手打ち。
阿瑤って言ったねえ。
父殺しの件も認めるのだな。では聞く、金子軒(ジンズーシュエン)は?

金光瑤は、確かに金子軒は、あの日、窮奇道で偶然魏嬰達に遭遇した訳ではないと言いました。
魏嬰が座り込む金光瑤の襟を掴んで引き上げ、何をした、答えろと叫びます。

あの日、金光瑤が手下に何やらコソコソ指示していたところに出て来た金子軒。
おまえが嘘をつく時は目を伏せる、何が起きた?と詰め寄られ、金光瑤は金子勲(ジンズーシュン)が大勢を連れて、窮奇道に魏無羨を襲いに行ったことを話します。なぜ止めぬと言われても、用件は言わず出て行った金子勲を、自分は止められないと。
それを聞いて、私が行くと若様。見送る金光瑤はほくそ笑んでますわよー。

金光瑤が金鱗台で琴を弾き、蘇渉(スーショウ)が窮奇道で笛を吹き、温寧(ウェンニン)を操ったか。
てか、なんだかんだ、金光瑤と蘇渉の音律の腕もなかなかのもんだったのでは?

それを聞いた金凌(ジンリン)がなぜだと叫び、金光瑤に掴みかかります。
泣き崩れる金凌を魏嬰が抱き留めると、金凌にそっと手を伸ばそうとしてやめた金光瑤。

阿凌、では教えてくれ、なぜなのか。
私が笑顔で相手に接しても、いい顔をされるとは限らない。
お前の父は尊大だが、大勢が群がって敬う。
同じ息子であっても、お前の父は最愛の妻と優雅に我が子をあやせるのに、私は実の父から当然のように顎で使われる。誕生したのも同じ日だというのに、金光善は1人の息子には盛大な宴を催し、もう1人の子には配下が蹴落とすのを眺めていた。

あの階段落ちのシーンですね。
思えば金光瑤は2回、あの金鱗台の階段を蹴落とされてるんだよね。2回目は赤鋒尊から。
大怪我で済めば逆に…って高さですよ、打ちどころ悪きゃ普通に死んでるよ。

阿凌、教えてくれ、この差はどうして生まれる?

元凶はどうしたって金光善(ジングアンシャン)。
そもそもコイツが手あたり次第、女に手を付けてなければ、孟瑶も秦愫も存在しなかった。
その後の対応も、鬼畜過ぎた。
ここで必死で立ち上がって、拱手をした孟瑶の矜持は、確かに可哀想だった。
とはいえってところさ。
こんな怪物になってしまったのは、やっぱり本人の心持ちだし。

金光善役の沈暁海(シェンシャオハイ)さんは、こちらではどーにもならないヤなオヤジだったけど、斗羅大陸での寧栄栄(ニンロンロン)のパパ役は、みょーにカワイかったっすよ(^m^)

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私とて善人でいたかったと金光瑤。
魏嬰を陥れたのも、薛洋を守ったのも、多分温寧を隠していたのも、全部、クソ親父の指示で金光瑤がしたことだったらしい。一時は父親に期待もして従ったものの、そこまでしても金光善は金光瑤を認めなかった。
一番失望したのは、自分を軽んじて金子軒を溺愛し、金凌を抱かせてもくれなかったことでも、莫玄羽(モーシュエンユー)を呼び戻して、自分の力を削ごうとしたことでもなかったらしい。

え、莫玄羽、そういうコトだったんかいっ。
それで金光瑤を調べて、悪事に気付いたところを逆に陥れられて、恨んだ末の舎身呪?

なぜあれだけ金のある金光善が僅かな手間を惜しんで、自分の母を身請けしなかったのか。
学識のある女を身請けなどしたら、一生付きまとわれて面倒だと、侍らしていた女に言っていたこと。でも息子さんがいらっしゃるのでしょ?と言われ、息子だと?ヤツの話はするなと一刀両断されたこと。

今さらそんな話をしたところでと兄上に言われ、そう、何にもならない、私は悪事を尽くし、命乞いをする、そんな人間なのだと返した金光瑤。
悪党には違いないけど、ホント、この人の才は勿体なかった。だけどそんな恨み辛みを抱えていなければ、ここまで鋭い人にはなっていなかったのかなあ。

それぞれに思うところがあったんだろうみんなの一瞬の隙を突き、金光瑤は金凌を捕え、その首に琴の弦を巻きつけました。すかさず動こうとした蘇渉は、兄上に剣を突き付けられます。
琴の弦は奪ったはずだったらしいけど、藍湛が体内に隠していたと言います。火傷をしていない右手の手首から血が出てたので、げげん、体の中に入れてたんかっ。考えるだけで、痛い痛いっ。

慌てる江澄を、私も阿凌を育ててきたのだと宥めた金光瑤は、要求は同じ、逃がしてくれたら、無事な姿で返してやろうと言います。
魏嬰が一番大事なものを忘れているぞと、蘇渉を見ました。誰より忠実なしもべは、俺たちの手にある。
だけど蘇渉が、私ならお構いなくと言い、金光瑤は感謝する、だって。
あはっ、見捨てる気ね?映らなかったけど、瞬間、蘇渉がどんな表情をしたか見たかった(^m^)

兄上に、また嘘を重ねたなと言われて、今回だけだ、次はないと言う金光瑤。
兄上もさあ、また嘘を、とか言ってる時点で甘いんだけども。一体どの言葉が真実なのだとか。この期に及んで、どーでもいいな、それ。

その時、観音廟の門の扉から音がし、扉の閂が壊れて、外から思追(スージュイ)が吹っ飛ばされてきました。魏先輩、含光君、阻止できませんっ!て。
その後ろからは、覇下(バーシア)を手にした温寧。黒いもやもやを纏ってる。
うん、続々集まって来た関係者達(笑)

ほわいたんが大哥!?って言って、金光瑤はビビるんだけど、いや、どう見ても温寧だから。
大雨の中、覇下をずるずるさせて、一歩一歩近づいてくる温寧は、その刀身を赤くした刀霊に操られている様子。思追が会った時には、もうこの状態で、どうにも止められなかったらしい。
魏嬰が口笛を吹き、なんとか温寧を従わせようとするんだけど、憑りついた覇下の刀霊はかなり強力。

温寧が吠え、覇下を振り上げて金光瑤に向かった瞬間、金光瑤は弦を手放して、金凌を突き飛ばしたよね。それまでぐぐっと更に力を入れてたけど、咄嗟に金凌を庇ったように見えました。そしてそれを魏嬰が抱えて遠ざけます。

その間に、温寧の覇下は床に叩きつけられて、床材を割り、藍湛の避塵(ビーチェン)が金光瑤の左腕を切り落としていました。ころんって、腕が、ころんってっっっ。

陳情令
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え、何が起きたっ?

蘇渉が慌てて駆け寄り、兄上に、宗主はあなたを敬ってきた、助けてくださいって叫ぶんだけど、まだ温寧がいます。変わらず狙っています。
覇下を持った鬼将軍なんてさ、藍湛でも勝てるかどうかってところじゃないのかなあ。

藍湛は剣を納め、座って琴を出し、それを見た兄上も、裂氷(リエピン)を吹き始めます。
ロックオンされて、後ずさるしかない金光瑤と蘇渉。
落ちた金光瑤の腕を踏みつけて、進んで来る温寧。

温寧が覇下を振り上げた時、金凌が逃げてと叫びました。
途端、覇下と温寧は、金凌のほうに向きなおります。
多分これは、金氏の血。金凌から流れているのも金光瑤と同じ、金氏の血。覇下がそこに反応してしまったんじゃないかな。
だけど、藍湛の琴と兄上の笛で、温寧の意識が刀霊の制御から少し解かれてきてたんでしょうね、更に魏嬰が咄嗟に飛ばした術と、温瓊林(ウェンチョンリン)と叫んだ真名のお陰で、金凌に向けて振り下ろされた覇下は、寸前で止まります。
公子、私では制御できないと、魏嬰に向かって叫んだ温寧は、刀身を素手で掴み、なんとか金凌を傷つけないように頑張るんですぅ。今だ、早く逃げろって叫んで。ううう、うぇんにーんっ。みんなっ、早くなんとかしてあげてーっ。てか、江澄も金凌も、黙ってそこに突っ立ってるんじゃなーいっ!

陳情令
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ぬおおおおーって、温寧の大熱演。

結局、必死で音を出してる藍氏兄弟の他には誰も動けず、温寧は力を振り絞り、覇下を柱に打ち付けて止め、なんとかひとまず金凌を狙いから逸らしました。
気を取り直した魏嬰がまた口笛を吹くと、床に転がっていた陰虎符が震え出します。
ここで魏公子と言った兄上を首を横に振ってとめ、魏嬰にはうんと首を縦に振った藍湛。
そしたらね、江澄と金凌が、どこから持ってきたんだ、陳情を魏嬰に投げます。

やだわ、そんな近くにあったんなら、もっと早く出せようっ!(笑)
ここ、江澄は魏嬰の陳情をずっと大事に保管してたんだあ、胸熱♪っていう江澄贔屓の方の感想も見たんですが、贔屓じゃない私にとっては、持ってたんなら早く出せ!だった。ゴメンネ。

そこに陰虎符がある陳情の威力は凄まじく。
それを見る江澄の、久しぶりの険の取れた微笑み。
覇下は魏嬰に操られ、握った温寧共々、一歩一歩、赤鋒尊の骸の入った棺のほうへ。
魏嬰が陳情で棺を叩き、温寧に術を飛ばすと、温寧が覇下から解放されます。後ろに飛ばされた温寧を、藍湛が手を出して止めてくれたのがいいわ。あれだけ温寧を邪魔者みたいにスンッと見てた藍湛がっ(笑)
魏嬰が覇下を誘導するのを見て、思追も、あの蝶のおもちゃを取り出して握ったわ。記憶が戻って来たのかしらん。

素直に操られた覇下が、赤鋒尊の棺の中に入りかけ、魏嬰がぷっと血を吐いた時、広間の方から叫び声。
魏嬰を置いて、みんな行っちゃう(笑)
そこには足を切られた聶懐桑に、なぜ私を殺そうとすると言われ、違うと言って剣を取り落とす蘇渉が。
違う、ヤツが自分でと蘇渉が叫んだ時、棺に入ろうとしていた覇下が飛び出して、蘇渉の胸を貫きました。
これは覇下と大哥の思いですな。大切な弟を害する相手に向かってった(涙)ま、企みでもあったんだけどさ。

ようやくあそこまて誘導できた覇下は、蘇渉から離れ、空中に立ちます。
魏嬰がもう一度陳情を吹き、覇下を宥める間に、蘇渉は金光瑤に手を伸ばしながら絶命。
みんなの見守る中、今度こそ、覇下の刀身から赤い色味が消えたみたいよ。

落ち着いた覇下を、そっと赤鋒尊の遺体の上に置き、その横に陰虎符も並べた魏嬰。
棺に蓋をして、指を齧って血を出し、棺を封印しました。
よろめく魏嬰に、さっと手を出した藍湛。温寧の時より、分かり易く受け止めてた(^m^)

陳情令
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お疲れ…お、おぅ。

ひとまず落ち着いた観音殿。
兄上に手当されてるほわいたんの、大げさな悲鳴だけが響きます。兄上もうっすら笑っちゃってる。
兄上の背後の柱に寄りかかっているのは金光瑤。
少し離れて、江澄、金凌、魏嬰、藍湛、思追、温寧が輪になって座っています。

ひとしきり手当を終えた兄上は、金光瑤の元へ。
金宗主、無駄な抵抗はしないことだ、さもなくば、私も躊躇なく命を取ると、ちょいと躊躇しつつ言う兄上。
金光瑤も、沢蕪君に感謝を、と言いました。
だけどそれをね、後ろから見ている聶懐桑の視線の鋭さよ。

そんな中、思追はまたあの蝶を握りしめて、魏嬰を見ています。
きっと自分はこの蝶とこの人を知っていたって、じわじわ来てるんだろうなあ。

金光瑤を手当てしながら兄上は、背中を向けたまま、さっき飲ませた痛み止めをくれと聶懐桑に言いました。
懐桑はそこに置いてあった薬の瓶を手にしながら、敢えてそれを懐に入れ、あれ?どこいった?と始めます。兄上が振り向いて金光瑤の側を離れ、3歩ほどの距離の懐桑の元に来た時。
懐桑は突然、曦臣義兄上、危ないっ!と叫びました。
振り向きざま朔月(シュオユエ)を抜き、目を閉じて金光瑤の胸を貫いてしまう兄上。

振り返って、驚くみなさん。
懐桑は、金宗主が曦臣義兄上を背後から襲おうとしたと言うんだけどね…
でもこれが最後の一手でね…

さて、いよいよ次回、最終回ですー。

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