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陳情令 第44話「裏切り者の旋律」あらすじとネタバレ感想

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陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
目次

あらすじ

蘭陵金氏の仙師だった綿綿に再会した魏無羨と藍忘機。その後、温寧も合流し乱葬崗に向かうが、乱葬崗の伏魔殿には金凌や藍思追ら各世家の子弟たちが何者かに捕らえられていた。すると各世家の宗主たちも到着、傀儡を操ったと魏無羨を問い詰めるが、そこへ傀儡の大群が現れ、奇妙なことに宗主らは霊力を失ってしまう。ひとまず伏魔殿の中で陣を張り傀儡を防ぐ中、魏無羨は蘇渉にある仮説を述べる。それは蘇渉の弾いていた戦曲に関わる内容だった…。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

藍湛と魏嬰に再会した綿綿(ミエンミエン)は驚きます。
この子は羅青羊(ルオチンヤン)って名前だったのね。綿綿は愛称だったみたいで、娘に綿綿と名付けていました。
だけどさ、彼女の旦那を紹介されて、貴殿はどこの門派かなって魏嬰は聞いちゃうんだよね。江澄が金丹を無くして「普通の人」になったって時の嘆き同様、未だ魏嬰にも選民意識めいたものが残ってるのかなと思ってしまった。
ま、金氏の門弟だった人の旦那だから、当然仙師かと思っただけかもしれないけど。でもああいう形で金氏を出た綿綿が、商人だった夫を選んだのは逆にいいよね。地位も名誉もある仙門内部のゴタゴタを見て、人はそんなもんじゃ計れないのが身に沁みたのかな。
それでも、彼女は夫と共に夜狩を続けていたようです。
藍湛の視線も柔らかい。あの時、最後に2人で何を話していたのか、知りたかったわ。

ちびっこ綿綿が、夷陵老祖を捜してたのーって言います。
おー、でも噂じゃ、夷陵老祖は子供を食べちゃうんだぞー、怖くないのか、なんて言う魏嬰。
チビ綿綿は、怖くないよーって。かわいい。母の英才教育が光ってますわね(^m^)
綿綿は本当に数少ない理解者だったものなあ。

この子は何歳?お小遣いをあげようって魏嬰が言った途端、袂を手繰ってお財布を出す藍湛(笑)
お礼を言ってと促されて、まっすぐ藍湛を見上げ、ありがとう、含光君って。お金出してない魏嬰には言わない、意外としっかり者のチビ綿綿です(大笑)

陳情令
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綿綿、俺にお礼はー?ぷぅー。

母綿綿が、最近、この辺りでも傀儡が出没すると聞いて、夜通し捜し回ったみたいだけど見つからなかったと言った時、近くで叫び声がしました。
大丈夫だ、我々で対処する、綿綿を守ってくれと言った藍湛に、安心したようににっこり笑った母綿綿は、お気をつけてと送り出します。なんちゅーか、全幅の信頼が見えたな。
旦那が、そういえば昔、魏の若君に助けられたことがあるとか、どんな人なんだって聞きました。
そんな話もちゃんとしてたんだね。でも、イコール夷陵老祖だとまでは、話してないのかな。
普通の善人よと、母綿綿。
ホントにね。いろんな皮を剝いちゃえば、普通の善人なんだよね、魏嬰って人は。ただ、余りにも突出した鬼才だった上、ちょいと子供なところがあって、いわゆる政治が、とことん分からなかっただけなんだよ。

急いで向かった場所に、傀儡はいませんでした。
でも、草むらから飛び出して来た人影。
ああ、これはさあ(笑)

すかさず駆け寄った藍湛も、すんっとして棒立ちですわよ(大笑)
人影は、顔を汚して草を体中にくっつけた温寧(ウェンニン)でした。

陳情令
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あらー…って魏嬰と、分かり易ぅーく、すんっ、って藍湛。

これさ、藍湛の内心さ、魏嬰と2人だったのに、なんか邪魔もん、来た…だと思う、絶対(^m^)

温寧は民家から出てこない2人を思い、何かあったのではと、顔に灰と泥を塗って大声を上げて騒ぎを起こしてくれたみたい。しかも手には血がついていて、この先は傀儡ばかりだと、先回りして退治してくれていたみたい。温寧の血ではないようですが。

いつから俺たちの後を?って聞く魏嬰に、金鱗台でって答えたのは藍湛。そこから気付いてたのに、黙ってたんかい、藍湛は(^m^)
なら、潭州(たんしゅう)の町の宿で、逆さまになった温寧を慌てて隠すこともなかったじゃん。そんなの藍湛にはお見通しだったのでは?だからちょっと、むっとしてたのでは?

魏嬰は、どこかに隠れてろ、何も関与するなって言っただろって言うんだけど、温寧は私に隠れる場所なんてないと言います。だよね。温寧には、どこにも行き場はない。頼れる人もいない。ならば少しでも、魏嬰達の行く手が楽になるように、隠れて動いてくれていた。…健気っ。
温寧がこっそりついて来ているのにもずっと気付いていて黙ってた藍湛は、教えれば一緒に行く流れになるから言わなかったのかねえ。
すんっとしたまま、行くぞって、すたすた行ってしまいましたわ。

着いたのは夷陵の町。温寧は笠を被ってそっと付いて来ています。
ここは昔、藍湛が阿苑にしがみ付かれて困っちゃった町だね。
藍湛、覚えてるか?って、忘れっこないわよう。

夷陵茶楼の前で、2人は店を見上げます。
覚えていると答える藍湛。
あの時、阿苑にはオモチャを買って貰い、御馳走するからと言って、結局藍湛にお金を払わせた。
魏嬰はオモチャの屋台を眺めながら、あの子が生きていればもう10代だと呟きます。
詰め寄るようにじっと魏嬰を見て近付いた藍湛は、何か言いたそうだったけど、言わない。くぅ~。

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しっかしなんなんでしょうね、この2人の顔面偏差値は。

乱葬崗に近付くにつれ、やはり傀儡。温寧、大活躍。
きりがないので適当に倒して、乱葬崗に急ぎます。

荒れ果てた乱葬崗。16年放置されてたんだから当然だけども。
でも魏嬰と温寧には、思い出深い場所だからね。つい、思いはあの頃に飛んでしまいます。
藍湛もまた、16年前、最後の最後に、ここで反抗したんでしたっけ。16年前に全て破壊されたと呟きました。
これでいいと魏嬰は言います。
俺にとっても、温情(ウェンチン)や温寧にとっても。一生で最も過酷な歳月を過ごした場所だと。
でも、それでも力を合わせて一生懸命暮らしていた、思えば幸せな時間でもあったと思うよ。
大梵山温氏にとっては、魏嬰のお陰で、最後に少しだけ長らえることを許された日々。

その時、物陰から傀儡が襲ってきます。温寧に瞬殺されたけど。
傀儡はわらわら増えたものの、温寧と藍湛の弦殺術でさっくりと倒し、3人は伏魔殿の中へ。

藍湛、随便(スイビェン)を持ち歩いてたんですね。しゅうっと出して、護身用だと魏嬰に渡します。
そっか、金丹がないことはまだ知らないから、普通に使えると思ってるか。剣は久々だから慣れないと言った魏嬰に、怪訝な顔をします。
魏嬰は、今の体は霊力が低いから、素晴らしい宝剣でも威力を発揮できない、だから含光君、このか弱い男を守ってくれよ、だって。
事情を知ってる温寧は、複雑そうな顔だね。

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伏魔殿の中には、なぜか大量にまとめられた剣が置いてあり、奥には、若い少年仙師達がまとめてたくさん、捕まってましたよ。あー、あのうざったい金闡(ジンチャン)もいるー。
少年達はもう数日前から、捕らわれているらしい。
金闡はすっかり魏嬰の仕業だと思い込み、我らを傀儡にして家族を襲わせる気だとか言ってますが、こんな半人前集めて、そんな面倒なコトするかよ、あっほー(大笑)

金闡の物言いに、金凌(ジンリン)が怒りました。この子は揺らいでる。どんなに憎まれ口を叩いても、自分に対して魏嬰が、結構面倒見のいい大人だってことに気付いてるし。剣で刺したって報復もされず、ただ黙って立ち去られちゃったし。

2人の口ゲンカを、思追(スージュイ)が大きな声を出して止めました。
ていうかさー、金闡、母親もいない癖にって、だからナンなんだよ、ヤな奴。

3人が入っていき、魏嬰が声をかけると、思追と景儀(ジンイー)は、含光君!って嬉しそう。
金闡は、奴らは一味だぞって叫んでるけどもね。

魏嬰は隋便を抜き、黙って温寧に渡します。
それだけで温寧も、これで縄を切りに行けってことね~と気付くのが良いよね。
少年達は、剣を持った鬼将軍が近付いて来て、ビビリまくってるけど。

戦慄さでは、俺は温寧に負けるのかーなんて魏嬰は言ってるけど、戦慄さって言い方は、普通?
可愛さ、みたいに、形容詞や形容動詞に接尾語「さ」をつけて名詞にするのが一般的だと思うんだけど、戦慄って既に名詞。ちょっと、ひっかかっちゃいました。

金闡が我先に逃げようとするのを、欧陽子真(オウヤンズージェン)が止めました。外には傀儡がいると。
藍湛に拱手した思追は、莫(モー)、あ、魏先輩、我らを捕えろと指示してないですよね?って聞きます。当然、そんなことある訳がないって表情がいいね。
魏嬰が、俺は貧乏だ、誰かを雇う金はないって言うと、思追、うんと頷いて、貧乏なのは知っていましたって(大笑)景儀くんも横でにまっとしているよ。それで納得されるってのもな(^m^)

魏嬰は相手の総勢と、近くに待ち伏せしているのは?と聞きます。
景儀は、何人もいるけど仮面を付けていて、自滅しろとばかりにここに捨てられたと答えました。
藍湛に、よくやったと褒められて、思追、なぜか俯く。
確かにそうだな、思追までケンカするとはって魏嬰に言われて、さらにきまり悪そうなんだけど、そんな彼を見て笑う隣の景儀くんの反応がいいよねえ。普段から言いたいことは遠慮なく言うけど、思追が褒められても嫉妬することもなく、むしろ仲良し思追と一緒に喜ぶし、含光君が大好きで、すごく真っ直ぐな子なんだろなと思う。

その時、金凌が立ち上がって近付いてきました。
その前に、さっと立ちふさがり魏嬰を守ろうとしたのは、藍湛と思追、景儀の、姑蘇藍氏3人。
さすがの金凌も、言葉を無くしたみたいね。魏嬰に、みんなどうした物々しいぞって言われるけど、景儀が、また刺す気か?って言っちゃう(笑)そうそうコレコレ。
みんなが気を回して黙ってても、いや、だけどそれは言っちゃえよってことは、ちゃんと口にしてくれる。金凌にはもうそんな気はなかったと思うけど、でも藍湛にまでも、私はオマエに怒っているのだってのを、表明されちゃったね。
もしかしたら金凌、自分が傷付けちゃったから、様子を窺いたかったのかな。謝るところまではいかないまでも。

まずはなんとかしてここを出ようと。
温寧が傀儡を追い払ってくると、隋便を手に出て行くと、思追も、万一傀儡がなだれ込んできたら袋の鼠になるから、協力して脱出しようって。リーダー格、思追の頼もしさに、魏先輩も満足そう。
一番最後まで残っていた金凌は、やっぱり一言、謝りたかったのかもしれないねえ。

だけど、追い払うと言って出て行った温寧が、外から飛ばされて倒れ込んで来ました。
そして外からは江澄の声。
外にいたのは傀儡ではなく、傀儡もいたのかもしれないけど、各世家のみなさんだったみたいよ。
可哀そうに温寧はきっと、いきなり江澄の紫電に吹っ飛ばされたんだなあ。

そこには少年達の世家や、藍啓仁(ランチーレン)までもが来ていました。
なるほどね。傀儡をばら撒き、少年達を捕えて、魏嬰をおびき寄せ、各世家を呼び込んだ。
全部夷陵老祖の仕業、各世家は夷陵老祖を討伐にって、流れを作られたってことだな。

そんなこんなで乱葬崗に大集合。
だけど、金光瑶(ジングアンヤオ)だけは来ていないと。ふん。
魏嬰と藍湛 VS 大集合したみなさん、みたいな配置になりました。

確かこのシーン、メイキングで、藍湛までもが世家側に立って、笑いながら剣を振り上げてシュプレヒコールに混じってる映像がありました。おもろかった(^m^)

叔父上に呼ばれても、藍湛はそちら側に行きませんでした。
それを見て、どこぞの女性仙師が噛みつき、蘇渉(スーショウ)も嫌味を言います。
魏嬰が、顔ぶれがお粗末、大物が2人足りない、斂芳尊(れんほうそん)と沢蕪君(たくぶくん)がいないって言うと、蘇渉は、先日斂芳尊が金鱗台で襲われ、沢蕪君が治療している、知っているだろ、だってー。
なぁにが、知ってるだろだ。あ、自作自演なのは知ってるー。
魏嬰も笑って、斂芳尊は簡単に傷を負うんだな、だってよ。

義城でもここでも、魏嬰に接した欧陽子真は、父親に、あの人の仕業だとは思えませんと言います。
だけど、この欧陽宗主はねえ。姚(ヤオ)宗主とセットの日和見オヤジで、不夜天でも必死で陰虎符を拾おうとしてケガしてた小者よ(笑)
こんな親でも、まっすぐな息子に育つんだね、どうかそのまま大人になっておくれ。

清河聶氏はどうしたと魏嬰が言うと、あ~い、ちょっと失礼~♪って、ほわいたんが出て来た(笑)
魏兄、数合わせで来ただけで、私は何も知らぬのだなんて言ってますが。魏嬰のフッて笑いは、既にちょこりと気付いている笑いじゃないのかなあ。ダメ宗主を貫いてるけど、なんだかんだ、ちょいちょいやってるダロ?と。

ここからの舌戦はねえ。腹が立つやら呆れるやらで、スルーですわ。
勝手に敵認定して勝手に英雄気取りで突っかかってきて、勝手に怪我したりなんだりした雑魚なんか、いちいち覚えてられるかよーって話よ。

一方的な言い分で俺を断罪するな、やってないことを償う気はない。
ようやく言えたねえ、魏嬰も。
窮奇道と不夜天の件に証拠はないが、赤鋒尊に手を下したのは俺じゃない、金夫人にも自害を強いてないし、道中の傀儡も俺が操ったものではない。
とはいえ、こうなっちゃうと、人の話なんかちっとも聞かないのがこういう人達なんだよな。煽り役の蘇渉と、煽りに乗っかって集団の方向性を定めてしまう姚宗主がいるし。

おまえでなければ誰がいる。
みんながそう言うんだよねえ。証拠もなく、真相も定かでないのに。
思考を放棄した集団心理。戦犯を作って一心に叩けば、自分は安心できるからね。
腹立つのは、間違っていたと分かっても、コイツらはちゃんと反省も謝りもしないんだよなー。次のターゲットを見つけて、そっちを叩きに行くだけで。

傀儡を操るなんて、陰虎符があれば誰でも可能だと魏嬰。
陰虎符はお前の宝玉だろと言った蘇渉に、それは陰虎符に固執する者に聞けと言います。
例えば温寧だが、どこかの世家は鬼将軍を殺せと叫びながら、10数年も隠していた。
変だろ?温寧が灰と化したと言ったのは誰だ?

さすがにみなさん、ザワつく。藍啓仁も黙って聞いている。きっと思い出している。
そこに大量の傀儡がやってくる気配が。
江澄が先頭に立ち、みんなで戦い始めるものの、江澄が血を吐きました。それを合図にしたみたいに、世家のみなさんが次々に血を吐き、急に戦えなくなってしまいます。霊力がなくなっちゃったんだって。
まずい、罠だと江澄。

ここで無事なのは、少年達と魏嬰、藍湛、温寧だけ。
思追が伏魔殿の中には大きな陣があるので、修復すれば使えるとみんなを誘導しようとするのですが、蘇渉が、入れば袋の鼠だと叫びました。
魏嬰が笑って、外にいたところで死ぬんだ、入れば多少は生きられると言います。
蘇宗主、そんなに早く全滅したいのか?

ほわいたんがいち早く反応して、入らないなら私ひとりで行くと叫びました。これも誘導だろなあ。
欧陽子真も、彼らの罠なら自分達は既に死んでるって叫んで、オヤジを連れてみんなで中へ。
魏嬰は蘇渉に、本当に入らないのか、まあ、いい、ここにいろ、実に勇敢だなと。
仕方なく蘇渉も中へ。てかさ、下手っぴだよね、蘇渉、やっぱり親分と比べると。

空を跳びまくる、藍湛のワイヤーアクションが美しい。
バランスを崩さずに、ひらりひらり綺麗に飛べるのって、体感がしっかりしてるんでしょうねえ。
温寧も大活躍なんだけど、さすがに人数が多過ぎる。
藍湛、温寧と共に、魏嬰も最後に伏魔殿に入り、閉めた扉を温寧が体を張って守ります。

中の陣は、藍啓仁が修復しました。
それで傀儡も近付けなくなったのかな。温寧も扉から離れられました。
せっかくだし話をしようという魏嬰です。
なぜ毒に冒されたのか知りたくないのか?天に誓うが俺にそんな力はない。
ちょいちょい、ほわいたんも魏嬰をアシスト(^m^)この人は、集団の感情のベクトルを上手いことかき回します。

ここに来るまでに食事をする暇もなかったはずだから、実は毒を盛られた訳じゃないと魏嬰。
確かにそんな毒があれば、噂になるはずですと思追。
姚宗主が、医師がいたのを思い出して診て貰うと、金丹の損傷はないから、霊力喪失は一時的なものだと言われてほっと一安心。だけど回復には少なくとも2時、4時間ほどかかるらしい。長いな。

ほわいたんは、うぇいしょん、これからどうしたらいい?って聞くの(笑)
おもろ。各世家の宗主達が揃っているのに、魏嬰に聞くほわいたん。
魏嬰は、えー、俺と話してもいいのかあ?なんて言いながら、今無事なのは、俺と藍湛、お子ちゃま達だけ、後は虫ケラと言いました。俺が本気で襲えば、誰が止められる?

殺すなら殺せ、泣きつくなど英雄ではないと、蘇渉。
ところでアンタは誰だと魏嬰。また言った。誰だおまえって、二回目だったっけ?
景儀くんがかるぅく、で、毒でなければ何だと?って聞きます。景儀くんも、蘇渉の言葉なんかどこ吹く風よね。藍氏を裏切った奴の言葉なんか、聞く価値もないって態度です。

魏嬰は言いました。
人は急に霊力を失ったりしない、何か原因やきっかけがあるはずだと。
自分達が何をしたか考えてみてくれ。

水を飲んだとか、霧を吸ったとか言うんだけど、また蘇渉がぶった切ろうとします。
奴と本当に話す気か、敵に誘導されてもいいのかと、言った側から、出た、久々に藍湛の禁言術。
うるせーよ、オマエは!だよね(^m^)
どんな妖術を使ったと、秣陵(まつりょう)蘇氏の弟子が魏嬰に向かうんだけど、妖術ではありませんと思追、禁言術だよと景儀。藍湛は蘇渉を睨みつけていました。
蘇渉は、自分こそ、話せなくなったら誘導計画が台無しだから顔が必死だけども。
厳しい顔のまま、藍湛は続けよと言います。

実に奇妙だと言う魏嬰。
この蘇宗主は、傀儡が襲ってきた時も、霊力を失った者に死も辞さず戦おうと呼びかけ、そして今は俺と話すなと言い、皆殺しにしろと俺を挑発するなんて、盟友達に対してあんまりだろ。

確かに…とみんな思ってる様子(^m^)

秣陵蘇氏と姑蘇藍氏の関係は最悪だなと魏嬰が言うと、当然ですよと景儀くんが一歩前へ。
秣陵蘇氏は姑蘇藍氏を離れた一派だと藍湛。
思追も、秘儀も変わりなく、音律に長け、家主の一品霊器をとっても、含光君を模倣した七弦古琴ですって。模倣って、模倣って言っちゃってますぅ、思追がっ(笑)
景儀も、離れただって?裏切って追放されたんだよ、もっと面白い話があるぞ、この蘇宗主は模倣上手な癖に、含光君の模倣って言われると、言った相手とは絶縁するんだってさーって暴露。

そこでなんと、自力で禁言術を解いた蘇渉は、藍氏を侮蔑します。
だけど姚宗主が、こんなところで仲間割れしてどうするんだって。へえー。蘇渉ヤバイかもと思い始めた?素早いな、さすがだな(^m^)

秣陵蘇氏と姑蘇藍氏の言い合いで、最後に景儀くんが放った一言。
退魔曲をあれほど弾き間違えた癖に。

その言葉で魏嬰はひらめきます。
「乱魄抄」を突き止めた後だからね、藍湛にもピンときたでしょう。
ただ、魏嬰の説明は回りくどいわ。さっさとズバッと言ったれ。
蘇渉が引いたのは、人の霊力を削ぐ曲だったのだと。

だけど、蘇渉は姑蘇藍氏でも技術を極めていなかったから、育てる弟子も未熟なんだと、藍湛の確認を取りながら進めるのも、意味があったかな。順を追った説明でないと、人々を納得させられなかったかもしれないな。ま、笑っちゃうけどね。未熟者が育てる未熟者。
それを姑蘇藍氏は分かってるから、間違えた曲を弾いても、未熟な秣陵蘇氏だからしょうがないと思ってしまう。わざと弾き間違えたなんて疑いもしない。

この辺りで、叔父上は考える時のクセ、ヒゲをナデナデが始まり、最後にはキッと蘇渉を見ました。
追い詰められた蘇渉は、霊力がない設定なのに、琴を弾こうとします。
すかさず魏嬰に、霊力を失っていることを忘れるなと言われてしまう。

陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.

傀儡を殺す時、この蘇宗主は戦曲の一部を変え、一時的に人が霊力を失う旋律に変えたんだ。
表向きは一緒に戦っていると見せかけ、背後では汚い手を使っていた。

自分は侮られているから、間違いを弾いても姑蘇藍氏は歯牙にもかけない、それを逆手に取ったって、なんちゅーか、悲しい手段だわね。自分の弟子達にさえも、え、そ、宗主?って思われるよ。

そんな曲があるのかとほわいたんが聞き、魏嬰は東瀛(とうえい)の「乱魄抄」という邪曲集が、姑蘇藍氏の禁室にあること、疑うなら藍啓仁先生に聞くといいと答えます。
当時自分は禁室に入れなかったって言った蘇渉だけど、お前の主なら入れるだろう?と魏嬰。やり方も教わったんだろ?ってね。
ふふふ、もう無理でしょ、蘇渉では。逃げられないわねー。

って、ところで次回です。
だけどさ、コイツ、陣を破って自分だけ逃げてくんだぜ。弟子達、置き去りだぜ。
ま、そういうヤツだけどな。
災難なのは、魏嬰…でも魏嬰らしいやり方で、窮地を脱します。

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