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陳情令 第26話「雨の中の選択」あらすじとネタバレ感想

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陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
目次

あらすじ

蘭陵金氏が主催する百家宴。そこには温氏が雲深不知処に攻め入った時に藍氏を裏切り、帰郷後に自らの門派を開いた蘇渉の姿もあった。そんな中、金子勲藍宗主、藍忘機兄弟に酒を強要する。すると魏無羨が藍忘機に代わって酒を飲み、金子勲に温寧の行方を問いただして大変な騒ぎに。面目丸潰れとなった金宗主は大いに憤慨する。その魏無羨は温情を連れて窮奇道へと向かうが、案内された先で待っていたのは野ざらしにされた屍の山だった…。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

さて金鱗台。百花宴にやって来た藍氏兄弟の前には、金子勲(ジンズーシュン)に、なんだおまえ的に詰め寄られている蘇渉(スーショウ)がいました。
この人、碧霊湖で剣を落としてあわやってところを温寧(ウェンニン)と魏嬰(ウェイイン)と藍湛(ランジャン)に助けられたのに、温氏の雲深不知処襲撃の時、温旭(ウェンシュー)に藍氏を売ってひとり生き残ったヤツです。どうやら藍氏を離れた後、自分で門派を開いたらしい。
ん?と見た兄弟。藍湛が蘇渉?と呟いたのと同時、金光瑶(ジングアンヤオ)が助けに入りました。

陳情令
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え、アンタ、なんでここにいるん? 兄弟の角度がカワイイ♪

金光瑶が来たら、なぜかいなくなる金子勲。
金光瑶は先に藍氏を中に入るよう勧め、蘇渉に向かって、案内しますと言いました。
自分を覚えてくれていたのかと驚く蘇渉に、金光瑶は以前お会いしました、蘇憫善(スーミンシャン)殿ですね、不夜天の宴ではお招きできずに残念でした、来ていただき光栄です、なんて言うもんだから、蘇渉の目が一気に「犬」になりましたよね。一生ついて行きますの流れ。

室内に入った兄上は、金光瑶に、蘇渉はおまえが招いたのかと聞きました。金光瑶は、秣陵(まつりょう)で数か月のうちに規模を広げた宗主ですと言います。以前藍氏の門弟だったことは知らなかったと言った金光瑶だけど、ホントかなあ?この人なら、事情なんか全部知ってそうな気がする。その上で、そういう経歴の持ち主なら、既存の門派からは余り認められないはず、少し優しくすれば駒になるくらいの計算はしてそうな気がするよ。駒を使って、積極的に藍曦臣(ランシーチェン)や藍氏に何かしようとはしてないまでも。

そこに江澄が入ってきました。既に座っていた聶懐桑(ニエホワイサン)が隣を勧めます。
金光瑶の挨拶で宴は始まりました。
此度の夜狩は大盛況、特に雲夢江氏は門派一の活躍でしたと言われ、苦虫を嚙み潰したような顔の江澄。おめでとうございますと言われて立ち上がり、にこやかに、手柄は独占せぬもの、捕えた獲物は各門派へ献上するつもりだと答えました。
その言葉は、金光善(ジングアンシャン)にも笑顔で受け留められますが、座った江澄はまたもや、眉間に深い皺ですわよ。

その時、厳しい表情で魏嬰が階段を上ってきました。あー、ここでだー。

室内では、金子勲が藍氏兄弟に酒を強要していました。金光瑶が慌てて止めに入るんだけど、このクズ従兄は全く意に介さず。公衆の面前で、藍氏に家規を破れと言い放ってるのよ。
お前の立つ瀬など知ったことか。姑蘇藍氏の長い歴史と、たかだか跡取りでもない金氏一族ひとりのメンツじゃ、比べ物にならない。兄上、魏嬰とはこっそり飲んだけど、ここは公の場なんだよー。
だけどそれを更に周囲のバカが煽ります。姚宗主までうんうんて。アンタって人は…
傍若無人な金子勲を止めきれない金光瑶のこの表情は、兄上を思っての本気の顔だと思いたいわね。

陳情令
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聶明玦(ニエミンジュエ)も心配そうに見守る中、仕方なく兄上は盃を飲み干しました。
図に乗った金子勲は、今度は藍湛の元へ。一瞥はするけど、ピクリとも動かない藍湛。
その盃を横から奪い取って、俺が飲むと飲み干したのは魏嬰でした。

魏嬰は金光瑶の案内を断り、金子勲に話があると言います。最初はこの場ではなく、脇でそっと話したい風に手で合図したんだけど、のらりくらりと背を向けた金子勲に、魏嬰は、ではここで聞こうと、その場で話し始めます。

金の若君、温寧を知っているか?
藍湛も江澄も驚きます。江澄なんか、ここで温氏の話をするなんてっ!って感じで立ち上がっちゃったわよ。

知らぬと言った金子勲。
絶対に知っているはずだ。一月前、アンタが夜狩で追ってた蝙蝠王が、妓山温氏の生き残りが暮らす収監所に逃げ込んだ。その収監所の門弟を率いていたのが、温寧だ。
蝙蝠王を見失うと、アンタは温氏の門弟達に招陰旗を付け、蝙蝠王をおびき出すよう迫った。そしてアンタと口論になったのが温寧だ。

ん?招陰旗は夷陵老祖の作ったものだったはずなんだけどな。既にこの時にはあったの?温晁(ウェンチャオ)と王霊嬌(ワンリンジャオ)の時に、既に半ば出来上がっていたのかもしれませんね。

結局、蝙蝠王には逃げられ、門弟達は理不尽に痛めつけられて行方不明なんだって。
未だ彼らは戻らない、アンタ以外に誰に行方を聞けばいい?

金子勲は、口でも魏嬰には勝てないんだけど(笑)それでも当然の如く口論になります。
無敵なら誰も逆らえないと言うのか、天を覆す気かとか言って、おまえが天だと?さすがに厚かまし過ぎるだろって、魏嬰に鼻で笑われてんのには、見てて笑ってしまったよ(^m^)

でも、金光善が口を出しました。鷹揚な宗主のテイで、若者は血気盛んだとか言いながらも、金氏の宴を乱すのはさすがに感心せんぞトカ。
一応、魏嬰も、宴に水を差すつもりではない、失礼は後ほどお詫びする、ただ生死も分からない彼らを放っておけば手遅れになる、一人は自分の命の恩人だから急いでいるだけって言うんだけどね。そもそも、温氏の生き残りなんて、金氏で気にしてる人なんていないからなあ。後回しで構わぬと言われてしまう。そして我らの間こそ、決着しておらぬことがあると切り出される。

陰虎符の件ね。やっぱり魏嬰が、多くの仙師を傷つけたってことになってる。解せぬ。
だけど魏嬰は、このオヤジが本当に言いたいこと、陰虎符を渡せに気付いているので、金宗主は妓山温氏さえ滅びれば、蘭陵金氏がそれにとって代わって当然だと思うのかと言っちまいました。
全員を従わせ、何もかも献上させようとする今のやり方は、温王の再来かと思ったぞ。

金光善を完全に敵に回したなあ。
とはいえ、この人もそう長くはないんだけどね。ちなみに金光善の中の人、「斗羅大陸」では結構いいパパさん(^m^)

魏嬰は金子勲に向き直り、不夜天では100歩譲って敵討ちでも、今は状況が変わっている、人を餌にし、少しでも逆らえば押さえつけるそのやり方は、妓山温氏と何が違うんだと言いました。
さすがに藍湛も、魏嬰と声をかけるんだけどね…

当然違う。温氏は悪事を重ねて来た。奴らが犯した罪の代償を払わせただけ。殺戮とは無関係の人達も、温氏は皆殺しで当然。庇う必要はない。もっと殺してやりたかった。
金子勲の言い分に、魏嬰、分かり易くブチ切れました。
無辜の者を殺してもいいなら、お前を殺しても文句はないよな?
陳情を握る手が震えだします。驚いた藍湛も立ち上がり、周囲も慌てて剣に手をかけました。諫めようとした金光善をも怒鳴りつけた魏嬰。黒モヤは更に濃くなり、藍湛が、魏嬰、陳情を離せと言います。

金子勲と叫んだ魏嬰。
各位もご存じの通り、俺は我慢強いほうじゃない。随分時間を無駄にした。今から3つだけ数える。
既に気圧されていた金子勲は、周囲を見回し、金光善の顔色を窺い、折れました。
たかが数人の温氏だ、勝手に連れて行け。窮奇道(きゅうきどう)へ行くのだな。
魏嬰はふっと表情を緩め、まったく、早く言えよ、って。

振り返りざま、藍湛を見て、藍湛のちょっと辛そうな顔を見て、魏嬰は去って行きました。
怒りに任せて、テーブルをひっくり返す金宗主。ぷるぷるしている江澄。

街に戻った魏嬰は、物陰に隠れて蹲っていた温情の元へ。
見つかったよ、行こう。
喜んで立ち上がった温情ですが、きっと疲れと空腹よね、倒れてしまいます。
その体じゃ無理だ、一人で行く、必ず助けると魏嬰が言っても、自分も行くと言って聞かない温情。魏嬰は懐からお焼きを出して、それを全部食べたら連れていくと言うと、必死で食べ始める温情。
温情は、温寧と引き離されてしまったらしく、戻って来た時、温寧はいなくなっていたんだって。

陳情令
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もぐもぐもぐもぐ。 もっと、全部食え。

ここでの回想シーン?
誰も目撃してはいないので、過去シーンか。そこで温寧に何があったか。これが痛ましくてさー(泣)
金氏の門弟達に、大きな木槌でお腹を殴られて飛ばされ、お腹に招陰旗を突き刺されるのですよぅ。うおおおおお。クソ金氏めー。

残された宴のみなさん。
怒り冷めやらぬ金光善は、金光瑶の差し出した盃を叩き落とし、金光瑶の服に酒がかかります。金光瑶を呼び止めて手巾を差し出した兄上に、金光瑶は、魏嬰は軽率過ぎると言いました。なぜ大勢の前であんな話を。
それを聞きとがめた藍湛。藍湛は、金光瑶のやり方になんとなく気づいているのかもしれない。コイツは侮っちゃいけない、信用しちゃいけない。だってこの台詞も周囲のみんなが聞いている。

彼の話が間違っているか?
藍湛の言葉に金光瑶は、いえ、正論です、それゆえ、穏便に済ますべきかとと。
ここで兄上がさ、魏の若君はすっかり変わってしまったとか言い出すんですよう、兄上ー。でも黙って退出の礼をした藍湛には、行くといい、力を尽くせと言ってくれました。

相変わらず、ぷるぷるしている江澄。
そこでまた無責任な姚宗主と欧陽宗主コンビが、大声でガタガタ言い始めます。
怒りに震え、盃を握り潰した江澄を見て、金光瑶はうーっすら笑ったよね?隣の兄上なんか、全く信じ切っているから、気付きゃしないけどねっ。

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大雨の中、真っ暗な窮奇道を行く魏嬰と温情。
長い竿についた旗を持ち、小さな子供を背負ったおばあさんを見つけた温情は駆け寄ります。大梵山での、温情の一族のおばあさんでした。
おじさんや阿寧達はと聞かれて、おばあさんが顔を向けた先へ、温情と魏嬰は急ぎます。

そこには、金氏が管理している捕虜収容所みたいな場所がありました。温情を止めようとした舎監は、後ろにいた魏嬰に驚いて後ずさります。不夜天での魏嬰を知ってるんだわね。
中には、雨の中でも夜中でも、力仕事をさせられてる人達がたくさん。でも誰も温寧の居場所を知りません。

魏嬰は、全員ここに集まれと叫びました。
捕虜達も舎監の金氏達までも集まってます。どんだけみんな魏嬰が怖いんだ(笑)
最近来た温氏の仙師はと尋ねた温情の言葉に、気まずそうに顔を見合わせた舎監達。1人の丸顔がみんなから突き飛ばされて前に出ます。捕虜は全員温氏の仙師達だし、次々に新しく送られてくるので分からない、逃げたのでは?と言う丸顔。阿寧は逃げたりしないと温情。

生きている人間は全員ここにいるんだな、それ以外は?
陳情を握った手を前に出されて怯えた丸顔と舎監全員は、その場に土下座し、屍は谷に捨てた、我らは命じられただけと白状しました。

丸顔の案内で向かった谷には、泥だらけの水たまりの中にたくさんの遺体が。
呆然と見回した後、必死で温寧を捜す温情。魏嬰も捜し始めます。
温情がようやく、お腹に招陰旗の刺さった温寧を見つけました。
泥水の中から温寧を抱き上げて泣き崩れる温情に気付いて、近付く魏嬰。温寧の手には、魏嬰が碧霊湖の後で渡したお守り袋がありました。
温寧…ずっと大事に信じて握り締めてたんだね。ううう。

みんなのところに戻った丸顔舎監は、急いで逃げないと戻って来た魏無羨に自分達がやられると慌てます。でもここの捕虜収容所は実験のためで、見張っていないと罰を受けると反対する人も。いっそのこと捕虜を全部殺してしまえばと言うヤツ。え、実験ってなんだ?誰の差し金だ?
そして彼らは、働いていた捕虜達を次々に手にかけ始めちゃう。
これは意味が分からんな。全員殺して自分達も逃げれば、金氏からは罰を受けないとでも?そんな時間ないだろう。単純に逃げるだけのほうが得策だっただろう。

ほら、陳情を吹きながら魏嬰が現れたよ。

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この舎監達、みんなゴミなんですよねえ。魏嬰が彼らの体に招陰旗を刺したのは、邪崇を呼び出すためか、それとも邪術を編み出すためかと聞いても、ロクに答えず、誰が殺したと聞いても、人を殺す度胸のある者などいないとか言う。今、まさに捕虜を殺していたというのに。

認める気がないなら本人に証言させよう。
そう言った魏嬰が笛を吹くと、黒瞳になった温寧が飛んできちゃった。
うぇぇぇ?どうなってるんだ?
温寧はものすんごい力で、2話の鬼将軍そのもので、舎監達を次々に倒していきます。
温情が戻ってきて、やめてと叫んでも、温寧は止まりません。途中で魏嬰自身も、制御できないと慌ててるんだけど。なんだなんだ?

最後に1人。あの丸顔が残りました。
温寧は死んでいない、霊識を奪われているだけと温情は必死で叫びます。魏嬰は傍らに漂っていた黒モヤを吸収して抑え込み、温瓊林(ウェンチョンリン)と叫びました。
すんでのところで、温寧は彼らしいきょとんとした目になり、咆哮して力を失います。

難を逃れた人々が逃げて行く中、傘を差した藍湛が歩いてきました。温寧の咆哮を聞いた藍湛が、金氏のひとりを捕まえて聞くと、奴が現れた、死人が復活したんだと。

ここは今でも、どう捉えたらいいのか考えてしまうところ。
中国の検閲では、明確な死人の復活は引っかかるって話なんですよね。そのために温情の「死んでない」って台詞を際立たせてるんだと思うんですが。
だからドラマでの温寧は、瀕死だったってことなんでしょう、多分。でも幼少期に、大梵山の舞天女事件で一度霊識を奪われかけ、白瞳になっちゃったことがあって以来、影響され易くなってた。だから今回も、魏嬰の詭道術法と陰虎符の力で、黒瞳になって操られてしまった。で、いいのかな。
ただ、制御不能状態にはなってるんだよね。それは、元々温寧が陰鉄で霊識を奪われる体験をしていた影響ってことなのか、完全に制御できると思っていたのは魏嬰の過信で、やっぱり無理なことだったのか。それは分かりません。でもこの制御できないって台詞は、今後起きる事件の布石になってはいるんだよね。

魏嬰は温情を連れて、大梵山温氏が捕らわれていた小屋に行き、温寧の配下を連れ出します。
雨の中、みんなを連れて馬で逃げる魏嬰。
そこに、傘を差した藍湛が立っていました。

陳情令
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辛いシーンなんだけど、この藍湛が美しくてなー。

藍湛、阻むのか?
魏嬰、どこへ行く。
分からない、だが天地は広い、身の置き場はある。
覚悟はあるのか。この先は道を外したと見なされ、後戻りもできぬ。
何の道を外したと言うんだ。藍湛、あの時の誓いを忘れたのか。

今にも泣きだしそうな2人なんだよぅ。ううう。

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