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陳情令 第17話「失意と決断」あらすじとネタバレ感想

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陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
目次

あらすじ

温晁に占領された蓮花塢から、捕らわれていた江澄を救った温寧。魏無羨や江厭離を連れ夷陵にある監察寮でかくまうことに。温情の懸命な治療と魏無羨たちの献身的な看病により江澄はようやく目を覚ますが、なんと江澄は温逐流の手にかかり金丹を失っていた。絶望する江澄を前に、魏無羨は温情に医学書を集めてほしいと頼み込む。果たして魏無羨は江澄の金丹を復活させる方法を見つけるが、その方法を聞いた温情は激しく反対する。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

隠れて、温寧(ウェンニン)と江澄(ジャンチョン)を待っている魏嬰(ウェイイン)。
回廊の上では、温氏の兵が、雲夢江氏の荷風酒をバカにしていますが、多分味が少し変なのは、温寧が薬を盛ったからでは?
思い入れのあったお酒だったらしくて、魏嬰が悔しさに涙していると、先の兵達は倒れて眠ってしまいましたね。そこに、江澄を背負った温寧が来ます。

陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
魏ごんずー?どこー?

江澄は気を失っているだけのようだけど、肋骨を折られていて戒鞭(かいべん)で打たれていたみたい。温寧は、ちゃんと紫電も持って来てくれてました。
ありがとうと言う魏嬰に、お礼なんて言わないでくれと温寧。
江楓眠(ジャンフォンミエン)と虞紫鳶(ユーズーユエン)の遺体は、移動させたから後で渡せるといい、ひとまず早くここから離れるようにと。

でも魏嬰には、この状態の江澄を連れて行く場所がないのね。
それを知った温寧は、もし信じてくれるなら、隠れ家に案内すると言います。
江澄を治療するためにも、温情(ウェンチン)のいる夷陵(いりょう)へと。魏嬰には他に選択肢がありませんものね。ありがとうって、お願いすることに。
舟は、夜の闇に紛れて、こっそりと蓮花塢を離れました。

翌朝、眠りこけていた温晁(ウェンチャオ)は、温逐流(ウェンジューリウ)に起こされます。
見回す周囲の兵達も全員、倒れるように寝ているのを見て、騒ぐ温晁。温逐流は、酒に薬を盛られた、百日酔といって、激しい頭痛と四肢の脱力で回復には数日要するものだと言います。
魏無羨(ウェイウーシェン)の仕業だなと呟く温晁は、江澄がいるか見て来いと言うんだけど、温逐流は既に確認済み、江澄なら連れ去られましたと。
ほんと、この人の落ち着きはなんなんでしょうねえ。慌てず騒がず、さらりと言ってる。多分、いろいろと気付いてもいるのでしょうが、だけどそれは言わないしね。
この役立たず共を起こして調べ上げろと荒れる温晁。

魏嬰達の舟は、江厭離(ジャンイエンリー)が身を隠していた、劉(リウ)ばあさんのところに着いていました。劉さんに別れを告げ、温寧に連れられて夷陵に向かう一行ですが、蓮花塢では、温寧の仕業だと気付いてしまいましたね。
でも温逐流は、温寧が助けたとしたら、夷陵の監察寮に戻るでしょうかって言います。目が泳いでいるので、この人、これ以上、積極的に排除する気はなさそうなんだよなー、紫蜘蛛の息子のことを。まあ、強烈なコト、しちゃったしね、すぐに分かりますが。もういいだろって感じなのかなあ。
でも温晁は、温寧に何ができる、必ず温情を頼るはずだ、だが都合がいい、共に殺すまでだって言ってるよー。大丈夫かな、姉弟。

夷陵の監察寮に着いた一行。屋敷の庭で魏嬰は、ここが監察寮だと気付き、何をする気だと温寧の胸倉を掴みました。自分がしっかりしないとってピリピリしているとはいえ、ちょっと温寧がかわいそ。
陥れる気なら、昨夜温晁に突き出してたって温寧。そうよ、わざわざ自分の住んでる夷陵まで連れて来ないわよ。危険を承知でさあ。
師姐の、信じてあげての言葉に、ようやく手を放す魏嬰。
キリッキリした顔のままで、すまないと言われても、気にしないでと言える温寧の無垢さと人の良さが、なんだか切なくなってしまうよ。

陳情令
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毛を逆立てた野良猫みたいになってます。こうして並ぶと温寧も背高いよねえ。

そこに、温情が出て来ます。
瞬間、全てを悟ったんであろう温情と、弟を守るためなら、きっと自分達のことも売るかもしれないってことは頭に過ったであろう魏嬰。
そこに、温氏の兵が門を叩きます。緊張の一瞬。
魏嬰は温寧の剣を抜き、温情に向かって突き付けました。距離はあるけどね。
温情は、弟が戻って来ただけよ、具合が悪いみたい、下がってと言って、誤魔化してくれました。

うなされる江澄の看病をしていた魏嬰。扉をノックされて、依然警戒心MAX。
でも温情でしたね。さすがにホッと力を抜いたけども。

外のテラスで話す2人です。
暮渓山(ぼけいざん)でのこと…と呟いた温情に、もういい、過ぎたことだと言った魏嬰だけど、じゃあ、蓮花塢は?と聞かれ、命には命で償わせると言いました。
分かったわと温情。一連の騒ぎに、この傍系の姉弟は直接関与してはいないけど、自分は温氏の一族、温若寒(ウェンルオハン)に育てて貰った恩もあると言ってる人だしねえ、温若寒の体調を管理もしていた人だしねえ。生さぬ仲ではあるんだよな。それでも、医者として江澄を捨て置けはしないし、こんな気の立った野良猫みたいな魏嬰を、放ってもおけないんじゃないかな。

江澄を診察した温情は、肋骨が3本折れていると言います。戒鞭の傷はまだ癒えてはいないけど、傷跡が残るものの大事には至らない、ただ内力も損傷しているので、回復は数日後になるだろうと。
でも脈診をした温情は、江澄の異変に気付きます。
なぜ、こんなと呟く温情に、問いただす魏嬰。

翌日。温寧は、庭先で薬草を煎じるお手伝い。
お粥かなんかを運んで来た魏嬰は、江澄が目覚めていることに気付きます。でも江澄は、瞬きもせず空を見据えたまま。魏嬰が何度も声をかけるのに、反応なし。
ようやく起き上がって、胸の傷を確かめる江澄に、痣を消す方法を考えてやるよと言う魏嬰。その肩を江澄はぽんっと叩きました。
そうか殴れよ、殴れば気が済むだろと言う魏嬰ですが、江澄は、気付いたか、今の一撃は私の全霊力を使ったものだと、と言います。ぽんって叩いただけだったのに。

化丹手(かたんしゅ)は、人の金丹を消すことができる能力を持ってたんだよね。そしてそれは二度と再生できない。
鍛錬して身に着ける霊力のコアみたいなものですよね、金丹。仙師が仙師たる源。それがないと、一般人になってしまう。一生頂上には登れないと嘆く江澄。
江澄は、両親も金丹を消されて抵抗する力を失い殺されたんだって言ってるけど、そこは違ってたよね。温逐流は、江楓眠と虞紫鳶にそれはしていなかったはず。それどころか、ほとんど直接2人と戦ってはいなかったような。ほんと不思議な人だよ、化丹手。単純に彼が若い頃の押しだったんでしょうか、虞夫人は。

そういえば魏嬰は昨夜、金丹の話を温情から聞いてたんだろうか?

江澄は、敵を討つと立ち上がってから、金丹がなくてどうやって敵を討つ?なんで私を救った?温氏の傍若無人さと非力な己を生きて見届けろと?と泣き叫びます。
そこに、薬湯を持った温情が入ってきました。江の若君、手を貸すわって言うんだけど、江澄は温情の袖にある、温氏の炎を模った刺繍に反応してしまいます。
温情の手を振り払い、出て行け、同情などいらぬ、温氏の人間は誰一人見たくないと。

薬を煎じていた温寧も江澄を心配してるんだけど、温情は治らないわと言いました。じゃあ、私達は敵同士になるの?って言う弟に、これも運命よとお姉ちゃん。
でも、覚えておいて。私達は温氏とは違う、医に携わる者として、人助けをするのみ。
傷の具合を見て、ここを出立させる、温晁もきっとすぐに調べに来る、そう言って溜息。溜息もつきたくなるよねえ。はぁ。
温寧は、行きかけた温情を呼び止めて言いました。姉上、ありがとう。
わーん、もう。今後この姉弟が辿る運命がね(涙)辛いのよー。

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温情の部屋に入ってきた魏嬰は、医書を見せて欲しいと言います。手に入るもの全てに目を通すと。その意図が分かる温情だけど、休むべきよと言いました。魏嬰だって、あれからずっと、心身ともにボロボロだもんね。でもその真摯な願いに、温情は医書を用意してくれます。
ひとり、必死で読み漁り、調べる魏嬰。

温情がご飯を運んでくると、昨夜のお盆も手付かずで残ってました。不眠不休で調べて、只今、うたた寝中の魏嬰、不精髭(^m^)
んもー、何歳の設定よっ。10代でもたまにヒゲの濃いぃのはいるけども。高校の時、夏休み中に立派なヒゲ生やして学校来た男の子がいて、大ウケしちゃったことあるけどもっ(笑)

温情は何か食べたら?と声を掛けました。ご飯は師姐が作ってくれたらしいよ。江澄の傷も大方良くなったみたいだけど、やっぱり飲まず食わずで、根銀針を打って、やっと寝たくらいだって。
温情は、江さんに会って、心配してると言って、去って行きます。

頭に針を刺されたまま眠っている江澄を、看病する師姐。そこに魏嬰。
もうね、みーんなへろっへろなんだよ。金丹を回復する方法を探して必死な魏嬰は、ここは古書が少なすぎる、雲深不知処も焼かれてしまった、あ、藍湛なら助けてくれるって立ち上がろうとしますが、あなたまで倒れてしまうと師姐に止められます。

陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
虞夫人が言うように、やっぱり俺が悪いのかもしれない。

ああ、そうか、魏嬰は自分が悪いのかもと、そこに囚われちゃってたんだね。
誰を責めたところで事実は変わらない。頼れるのは家族だけなのに、あなたまで失ってしまったら、私は本当に一人になってしまう。
師姐の嘆きも分かるんだけど。引き留めるためにわざと、私を一人にしないでと言ったのかもしれないけど。ちょっとだけ、じんわりと滲むくらいにだけ、実は違和感があったんですよねえ、ここ。上手く言葉にはならないんですが。

そんなことはないとは言わなかった師姐。だけど魏嬰のこの「質」を、咎めることなくむしろ伸ばそうとしてきたのは、江楓眠と師姐。座学でその「質」を藍啓仁(ランチーレン)に窘められても、江楓眠は完全に守ってしまうやり方をして、それはある意味、教育の放棄のように見えないでもなかった。魏嬰を枠に嵌めるのは難しいけど、意のままにならない勝手な世間ってものや、強い立場や厳格な規律から、有無を言わさず押しつぶされる理不尽さを知る機会は、この子には必要だった気もしたし。
でもこうなってしまったことで、師姐の感情もまた、魏嬰を強烈に縛る、追い詰めるものになってる気がして。師姐の膝で泣いている魏嬰は、疑似親子なんだなーって感じだったけど。
素直にいいシーンだと思えなかった、私の天邪鬼を許して( ̄▽ ̄ゞ

その場面を目にした温情は、魏嬰が置きっ放しにしていた医書を整理して、自分も読み始めました。
翌朝、今度は魏嬰が朝ごはんを運んで来て、師姐が作った粥だ、食べれば精がつくって、同じことを温情にお返し。
2人はそのまま、医書を調べ続けます。

眠り続ける江澄と、お薬煎じのお手伝いする師姐と、相変わらず医書を読み続ける魏嬰と温情。きっと数日経ったんでしょうね。衣装が変わっているし。江澄にも不精ヒゲ生えた(^m^)

とある竹簡を手にした魏嬰。そこにあったのは、金丹回復というよりも、金丹譲渡の方法でした。魏嬰、悩みます。当たり前。
屋敷の階段に座り込む魏嬰を心配して、マントを手にして隣に座った温情に、方法が見つかったよと、静かに言う魏嬰。

陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
既に決意を決めた静かな表情です。

でも、それが金丹譲渡だと知り、医者としても、温情は到底納得できませんよね。代償が大き過ぎるし、成功するかどうかさえ、未知数。
お菓子を持ってやって来た温寧は、言い争ってるみたいな温情と魏嬰を見て、驚いています。
でもその内容はまだ知らないから、方法があるなら助けてあげてって言うんだけど。

魏嬰は言います。
分かるだろ、江澄は負けず嫌いで損得を重んじる、修行の成果は命も同然、何の変哲もない普通の人間になれば、人生終わりだ。
でも、あなたは?と言う温情。可能性は5割なんですって。
5割でも充分だ、半々だろ?と魏嬰。
この会話を、まだ詳細は分からず聞いていた温寧は、ずうっとこれを覚えていたんだよね。

次回、決行(涙)

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