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鎮魂 36話 巻き返し あらすじとネタバレ感想

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鎮魂
画像出典 Youku information technology (Beijing) co., LTD
目次

あらすじ

海星鑑(かいせいかん)に現れた夜尊(やそん)は、趙雲瀾(チャオ・ユンラン)と沈巍(シェン・ウェイ)を引き渡せと高(ガオ)部長を脅す。それを知った趙雲瀾は危機感を高め、世界の人々にメッセージを配信する。その中には特調所の仲間に向けた暗号が隠されていた。その頃、研究所で林静(リン・ジン)と会った郭長城(グオ・チャンチョン)は、暗号の意味を知って血清を奪おうとする。しかし欧陽貞(オウヤン・ジェン)教授に見つかってしまい…。

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ネタバレ感想

こっそり林静(リンジン)に渡されたメモを持って、海星鑑の中に入る郭長城(グオチャンチョン)です。頼むから挙動不審にならないでくれよー。

一方、所長と教授は、やっぱり叢波(ツォンボー)のところに行ってました。
変なところ常識人だったりする叢波を上手いこと言いくるめて、所長は何かやらせています。

海星鑑では、欧陽教授が高部長に血清の使用許可を求めていました。まだ危険なんじゃないのぅ?苦しんでたじゃん、床、破壊してたじゃん。
なかなかYESと言わない高部長にイラついた欧陽教授は、激高してデスクの上のものを壊しました。血清の影響でしょうね、気が立ち易く怪力になってます。いくら世紀の発明みたいなこと言っても、これじゃあねえ。

そこに、笑止千万、お前たち人間が、我々地星人に対抗できると本気で思っているのかと言いながら夜尊が現れました。

ん?所長達がパソコンの画面で見ている。
あ、叢波に頼んだのは、監視カメラのハッキングだったのか。

欧陽教授が殴りかかりますが、夜尊は影らしく、素通りしてしまいます。そんな能力までっ。
夜尊は、所長と教授を引き渡すなら、即時の撤退を考えてやってもいい、と言います。撤退する、じゃないのよ、考えてやってもいい、なのよ。そんな口約束、反故にされるに決まってますわ。

おまえらにとってヤツらは捨て駒だろ、大局を考えろと夜尊に言われ、高部長が検討すると答えると、夜尊は消えました。訝しがる欧陽教授に、こんな離間の計にはかかりませんと言う高部長ですが、夜尊が海星鑑にまで現れたことで、仕方なく血清の使用を許可することに。

そこに郭副部長が入ってきます。血清の危険性とそれが非人道的なものであることを、郭副部長は気にしていたんでしょうね。高部長にご再考をというんですが、勝手に聞いてたことと自分に意見したことに怒った高部長に監禁されてしまいます。かー、ほんっとにこの高部長ってやつぁ…。

でもなるほどね。海星鑑にも星督局にも、この研究に反対する人達はいたんですね。
高部長は、いざとなったら私も責任を取ると言ってますけど、人を化け物にする血清ですからねえ…どう責任とるって言うのやら。研究を進めた趙心慈(チャオシンツー)に、根本責任がある訳だけど。
あ、私で責任を負い切れるかどうかって、言ってますね。そうよ、きっと無理だと思うわ。

廊下でこっそり林静からのメモを読む郭長城。
『会って話そう、夜10時にトイレで、合言葉は、ジンさんはイケメンだ』
とことん、こういうヤツかよ、林静。所長にバレた時、お調子者を演じずに済むなんて言ってたけど、なんてこたーない、素じゃんかっ(^m^)

そこに、連行される郭副部長、叔父さんが通りかかります。
大丈夫だ、心配するなと言って、連れて行かれたねえ。

画面を見て、今後、海星鑑とも連絡は取れないなって言った所長は、叢波に世界中に配信してくれと頼みます。一緒に見てた叢波も、覚悟を決めたんだね、神妙な顔で頷いて、キーボードを叩き始めました。

修理中の立て看板の立つトイレにそっと入った郭長城。個室のドアの下から足を見つけて、ドアを開けようとしますが、鍵がかかってます。仕方なく「ジンさんはイケメンだ」って言ったら、林静が。

鎮魂
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これは演技じゃないだろうよー。

ライブ配信の準備ができ、マイクの前に座った所長が話し始めました。
龍城病院では成(チョン)先生がそれを見、街頭ビジョンでは、祝紅と大慶が目にして笑顔になり、トイレでは林静が、欧陽教授は今血清を打っているところだから丁度いいチャンスだと言ってスマホを出し、そこで郭長城と2人で配信を見ます。

鎮魂
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このままでは人類は滅びる。地星人は何者か。彼らも人だ。俺たち同様、感情がある。
他の星から来て、能力があるというだけで危険とみなすのか。みんな仲間だ。
みんなが自分勝手で、互いに理解がないから悪の勢力に付け込まれ、今の状況を招いた。
能力のあるヤツは協力してくれ。

地界へのゲート前でライブ配信を見ていた楚恕之のところには、野火(イエフオ)が現れました。
蛇族の長老のところには花族の長老もいて、一緒に古そーなカセットデッキのラジオみたいなので聞いてます。

みんなで力を合わせれば、戦争は避けられるはずだ。
信じられないだろうが、俺は一万年前にこの精神を学んだ。
誤解されても裏切られても犠牲になっても、俺と特調所は最後まで戦い抜く。
俺たちはこの時のために生まれたからだ。

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ああ、そうか。あのタイムスリップで、所長も学んできたのか。
海星人と地星人と亜獣族人の3族連盟から。
話してる所長を食い入るように見る教授よー。横顔に穴が開くぞぅ♪

話の途中でスマホをしまった林静。欧陽教授の隙をついて、血清を盗み出すみたいです。
ボスの言葉、重要なのは最初の文字だと言う林静。メッセージ入ってたんだね、すごいな。

かつて特調所を去った仲間に伝えたい。
人は隠れてろ。
気は危険な尊厳だ。
い目でこれを認識すれば、お前らの決定を許そう。

この文章、なんかよく分からないもんね(^m^)
そして、なんとっ。所長は、林静を異動で二重スパイにしたのね。
敵を欺くにはまず味方からってことかあ。
特調所のメンバーにも内緒にするために、頑なに処分するって姿勢を貫いたんですね。あれえ?ちょっと頑迷過ぎるなーって思ったんだよねえ、あの時の所長の態度。
林静も、欧陽教授の元で研究するよりも、特調所のほうが楽しかったみたい。一も二もなくOKしてました、芝居を続けること。今度は研究所で、所長のスパイ。しかも研究所では林教授になってるから、それなりにいろいろできる立場よ。

海星鑑では、高部長と趙心慈(チャオシンツー)も見ていました。

先を見抜けず、白黒も曖昧、善悪を判断できず、生死も考えない。
にもかかわらず、我を通す。愚か者め。

このパパの言葉は、本物の趙心慈ですよね?
高部長も、何の話です?って言ってるけど。

林静と郭長城は研究所に入り、金庫から血清を取って、そこにあったビリビリ棒を郭長城に返したところで、興奮した様子の欧陽教授と李茜(リーチェン)が戻ってきてしまいました。欧陽教授は、研究所のドアを力で開けてしまいます。血清の効果で怪力になってる、こわ。

林静が血清を取ったのがバレ、欧陽教授は林静の首を締め上げます。郭長城がビリビリ棒を向けるのですが、倒れない欧陽教授は、今度は郭長城に襲い掛かりました。早く行って知らせてと言う郭長城、林静は急いで走ります。
でも林静から取り戻した血清を、欧陽教授は郭長城に打ってしまいました。うわ、マジか。
麻酔を打って数日観察しろと言われた李茜ですが、麻酔は打たず、欧陽教授を誤魔化します。逃げるチャンスだと言った李茜は、海星鑑が押収した3つの聖器を郭長城に渡してくれました。

外に出た林静、なんか久しぶりーな鴉青(ヤーチン)に見つかってしまいましたよ。なんとか鴉青に何かを注射するんですが、そこに現れた夜尊に吸い込まれてしまいました。えーっ、どこ行ったー?

夜尊は、次は鴉青に働いて貰うと言います。ちょっと顔が引き攣る鴉青。
鴉青が飛んでってから、出て来た女性は誰よ。初めて?鴉青について見張りつつサポートするらしいんですけど、もし鴉青が誰かに情けをかけたら、殺せ、だってさ。
夜尊は、海星人を叩いた後は亜獣族人も滅ぼすって言ってます、やっぱりね。
ほんっと、バカだよなあ、鴉青。さっきは、ちょっとヤバイなって顔してましたけど、遅いよねえ、今頃になって。自分のことしか考えてない人に仕えたところで、役に立ったところで、その人が見返りに自分の望みを叶えてくれる訳ないじゃん。燭九(ジュージウ)の時に気付けって話だわよ。

夜尊が消えた後、その場にボイスレコーダーみたいなのが落ちてました。多分林静のだよね。無事でいておくれよぅ。

聖器を抱えて、郭長城は走ります。
そこへ車で現れた趙心慈が、乗れって。ちょっと、どっち?

地界とのゲート前には、野火と楚恕之。ここから地星人の部隊が出てきたら、全力で捕まえて引き渡すって、野火。頼もしいよねえ、この人は。

楚恕之は黒袍使に助けられた過去を回想してました。
なるほど、100年の刑を終えて、それでも反省してないと摂政官に拷問されていた時、黒袍使が、長く続いた傀儡師を途絶えさせるなと言って、特調所で仕事をすることと引き換えに、解放したんですね。
弟と郭長城を重ね合わせちゃったのは、特調所に入ったばかりの郭長城が、書庫で読んだ歴史書の黒袍使の偉業に涙ながらに感動し、僕みたいな役立たずは穏やかな暮らしが一番です~と言ったから。

その郭長城は趙心慈に、なぜ助けてくれたんですかって聞いたんですが、血清の注射をしたなって言われてしまいます。これは獐獅(ジャンシー)かも。表情が。
あっ。私達地星人に似て来たって言ってるよ、やっぱりこのパパは獐獅だ。
穏やかな表情の時は獐獅なんだなあ。

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趙心慈はこんな笑い方しない人ってことよねえ。うーむ。

でも「私達」と言われた郭長城は「は?」なんですが、趙心慈は笑って、そんなことよりと、聖器の話を始めました。
聖器が数十年、行方不明だったのは、鎮魂灯の火が消えたからなんですって。

再度火を灯すには、最も純粋なエネルギーが必要になる。
天下の重責は君が担うのかもしれん。

そう言った途端、「彼」が出てくると苦しみだす趙心慈は、急いで逃げろと言うんですけど遅かった。出て来た本物は、郭長城が聖器を盗んだと言って、銃を突き付けます。
郭長城が、所長は正しい、争いは止められると言い返した時、楚恕之が現れ、郭長城を助けて逃げました。

ゲートには地界から、魘(えん)公子の第一陣が現れた模様です。
下っ端は楚恕之が飛ばしますが、やってきた大慶も祝紅も、さらっと魘公子に眠らされてしまいます。この2人は毎度あっさり過ぎるよなあ(笑)
魘公子の目を見たらやられちゃうみたいなんですけど、そういう情報は早いとこ共有しとこうよー。まあ、そんな時間もなかったか、楚さん一時、廃人みたいでしたもんね。

楚恕之が瞬間魘公子を見てしまった時、隠れていた郭長城が体当たりして術にかかるのを途中で止めます。今度は郭長城に向き合った魘公子を、我に返った楚恕之が糸で抑え、丁度教授と共にやって来た所長が銃で撃つ。いやー久々に、良い連携でございました。
ようやく全員揃った特調所です。あ、林静はいないんだけどね(泣)

教授は、聖器の作った時の扉に所長と教授が消えた後、どうなったかを大慶に聞きます。
大慶は聖器を持ち出そうとしたものの、聖器から出るビリビリに阻まれ、そこに海星鑑の捜査員が来てしまって、急いで猫になって難を逃れたみたいね。

道端に倒れて寝ている祝紅と大慶を、さくっと起こす所長。
祝紅には、趙雲瀾が来たぞー、起きないと置いてくぞー。
大慶には、小魚を揚げたぞー、食べないと取られるぞー。
みんなを良く理解してる所長って図ですよ(^m^)

楚恕之と郭長城と林静だったら、なんて言ったかなあ。
楚恕之は念之(ニエンジー)か、林静は沙雅(シャーヤー)か、小郭はそういう執着ないよねえ。
あ、そうか、人であれば多かれ少なかれある執着が、郭長城には余りないんだ。獐獅の言う「最も純粋なエネルギー」だからかな。
ん?鎮魂灯にそれを注がないといけないってこと?じゃあ、最初からそれで、郭長城は特調所に送られたんでしょうか、趙心慈の中にいた獐獅の手で。そういえば最初の推薦書、叔父さんの郭副部長も、誰も覚えがないみたいなこと、言ってましたよね。誰にも不審がられずにそんなこと仕組めるのは、星督局の趙心慈でないと無理でしょうし、本物のパパはそんなことしないわね。

聖器が揃えば夜尊に勝てるみたいなんですが、鎮魂灯が見つからないという教授に、所長は、もう出現しているのではないかと言います。
タイムスリップした所長が戻って来られたのは、1万年前の聖器の力と夜尊の闇の力が衝突した衝撃だった。でも夜尊はどうやって戻ったのか。

んー?待てまてまて。
夜尊って、1万年前から飛んできて、それを地界で封印してたの?
え、ずうっと封印されてたんじゃないの?1万年前、3族同盟は地割れの中に落ちた2人をそのまま放置して、収束としたんでしょうか。わからーん。
じゃ、黒袍使は?いきなり土の中から出て来たよ?
それも夜尊と同じで、聖器の力で現代に現れたってことなの?ええー?

ま、いいか。「そういうこと」と思っておきましょうか。

その時、血清を打たれた郭長城の具合が悪くなります。教授が力を使って抑えてくれますが、既に闇の力の影響を受けて変異してしまっているみたい。ただそれがどう出ているのか、本人にも分かりません。そうか、闇の力は人それぞれ。欧陽教授みたいに、みんな怪力になる訳ではないのね(^m^)

ひとまず、帰って話そうと特調所に戻るみんな。
その時、郭長城は倒れている魘公子の足に躓いてしまいました。郭長城の闇の力、発動。
魘公子の記憶が流れ込んで来ます。天柱の夜尊に唆されるところ、夢の力で世界を征服してみたいという魘公子の野望。魘公子は、今、息を引き取ったようです。死ぬ間際の、人の思いをキャッチする力でしょうかね。でもこれ、メンタル的になかなかキツイ能力だと思うなあ、亡くなっていく人の思いに寄り添おうとしてしまうと。優しければ優しいほど、自分が潰れますね。

特調所前では、魘公子の連れて来た地星人が海星鑑の警備と戦っていました。上手い具合に警備をやっつけてくれておる。そこに教授が黒袍使になって現れ、地界にいる黒袍使は偽者だと言いました。地星人達は、あっさりと降伏し、地界に戻ってあれは偽者だと伝えますって。
でもそこに、夜尊の声。もう手遅れだってさ。本体は地界にいて、捨て駒を次々と地上に送り出そうとしているみたいです。相変わらずのやり方ね。ムカつくー。

でもこれで特調所が再集結しましたよ。
もうあと4話ですー、わあー(涙)

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