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鎮魂 32話 過去の弱み あらすじとネタバレ感想

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鎮魂
画像出典 Youku information technology (Beijing) co., LTD
目次

あらすじ

ネット上では地星(ちせい)人を匿っていたとして特調所への批判がエスカレートする。趙雲瀾(チャオ・ユンラン)は人々に事情を説明すべきだと上層部に訴えるが、海星鑑(かいせいかん)の高(ガオ)部長は取り合わない。そんな状況に腹を立てた地星人の楚恕之(チュー・シュージー)は、沈巍(シェン・ウェイ)を連れ戻すため、郭長城(グオ・チャンチョン)と共に地界へ向かう。だが楚恕之は死んだ弟のことで夜尊(やそん)に弱みを握られていた。

(c)Youku information technology (Beijing) co., LTD

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ネタバレ感想

祝紅(ジューホン)の夢の中に傀儡が現れたことで、祝紅を傷つけたらどうするんだと怒る所長。
楚恕之(チューシュージー)の傀儡は、所長に危険が及べば動くようになっているらしいけど、直前に祝紅は郭長城(グオチャンチョン)を攻撃してるから、所長より、小郭を守った感あるよね。
まあでも所長、そんなに楚さん怒るのは違うかもよ。彼なりの守り方だし、夢の中で理性を失ってる祝紅が郭長城を傷つけたらどうすんだ、コラ!と言われてもおかしくはないっす。

で、楚恕之に怒鳴り返されて、ピリッピリなところに大慶。
コトの重大さにビビッて姿を隠しちゃってたっぽい叢波(ツォンボー)を見つけて、ネットの書き込みを削除させてるらしいんですが、何しろ多勢に無勢、拡散が早くて間に合わないみたい。
大慶はデスクの上の香炉に気付いて、黒袍使から連絡は?って聞くんですが、ないのよね。所長は自分が地界に行くと言うんですが、大慶に止められ、大慶にも噛みついてしまう始末。
イライラMAXですよね、分かるけどね。

ボスがいないと所員が不安になると言って、楚恕之が地界に行くと言い出しました。所長は止めるんだけど、多分無理でしょ。地界でこの人は罪を犯しているから、帰ったらその騒ぎにもなりそうだけど。

地界の天柱の元には、魘(えん)公子が。
失敗したかと夜尊に言われて、じゃ、おまえがやるかって言うこの人は、今まではそう夜尊に操られてはいなかったようだけど、今、やられましたね。夜尊は魘公子の能力も吸収したよ。またやっかいなコトになるなあ。でも魘公子、再度チャレンジさせられるみたいです。今度は楚恕之&郭長城コンビが狙われるかな。
あ、もやもや夜尊の後ろに、未だ教授は捕らわれたままです。

鎮魂
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捕らわれの美形って、色っぽいですな♪

この辺りから、どこからが夢なのか現実なのか、見ていてもよく分からなくなっちゃうんですよね。次の33話まで、そんな感じが続きます。

鼻歌を歌いながら所内に入ってきた郭長城が、みんなの机にちょっとしたお土産みたいな袋を置きます。あれ、楚さん今日は早いですねー、なんて言った途端、楚恕之が郭長城の首に手をかけました。そのまま、持ち上げられてしまう郭長城。

と思ったら、これはデスクで居眠りしていた郭長城の夢でした。
ただ、かなりリアルな夢のようで、思わず自分の首に手をやる小郭。
所内には、楚恕之、祝紅、大慶がいますが、祝紅の夢以降、みんな寝るのは危険だと起きているみたいね。
うちにも老猫がいるけど、寝てばっかいるよ。可哀そうな大慶。

翌朝、建物の陰から特調所を見る魘公子。
ネットには、更に特調所をターゲットにしたニュースがアップされていました。
所長は、海星鑑の高部長とまた直接ぶつかってます。
なぜ俺たちがスケープゴートになると言う所長です。本当にそう。
海星鑑は上部組織だと威張る癖に、さして庇護してくれる訳でもなく、難事件は丸投げ、事件解決のためにちょっと世間を騒がす手を使えば始末書騒ぎ、その上トラブルも全て自分達で解決しろ、上手くいかないことが出てきたら、閉鎖だ閉鎖と大騒ぎ。
楚恕之の特調所入りは、黒袍使が海星鑑に頼んだものでしょ?だから責任は海星鑑が持つべき。上部の人間は、単に下に指示を下ろすだけでなく、その指示で動いている人達に責任を持つのも仕事なんですよ。それでこその地位、役職、報酬なんですよ。
この組織の体質なのか、下の者を守ろうとしない高部長のせいなのか分かりませんが、本当にロクでもないんだよ。命をかけて前線にいるのに、この扱いじゃあ報われない。

だから所長が怒鳴ってくれて、少しだけすっきりしました。でもほんの少しだけね。
そもそも高部長は、特調所みたいな難しい組織の上に立つ器じゃない。星督局の趙心慈(チャオシンツー)局長の現場時代の部下だったとはいえ、人手不足なんかな、海星鑑。てか、高部長が昔現場に出てたってことすら、驚いたよ。でも地星人の犯罪は、当時からじゃ雲泥の差だよ、凶悪さ難しさ。

特調所に戻って来た所長、なるほどやっぱりこういう人なんだよねえ。あんなに渾身の怒りを見せながら、なんでもないことのようにみんなを励ます。
楚恕之はやっぱり地界に行くと言いますが、所長は反対します。部屋に呼んで話すんですが、え、100年前の俺はやりたい放題?なんて?100年前だと!?楚さん、何歳なんだよ、それも特殊能力なんすか?100年生きてても30代の容貌?

このドラマ、ネットの勝手な書き込みの拡散のスゴサみたいなのが、よく出てくるんですけど、中国のソレって日本の比じゃないみたいですもんね。人口14億はダテじゃない。

所長は、今は何があっても耐えろと、教授に言われたことを言うんですが、アンタのところに沈巍教授を連れて帰ると言われて、目が揺らぐ。
一瞬の間の後に、いや、ダメだって言ったけど、こりゃ、行っちゃうね。
所長は急いで楚恕之に郭長城を付けました。

ゲートが見えない郭長城、蹴とばされて入ってっちゃったのが可笑しい。
楚恕之、まっすぐ地君殿に行ったのね。摂政官はもう、どこからどう見ても見事に悪役です。
黒袍使様と連絡を取れと言われた摂政官が、連絡も取らずに適当に、地上で安全なんて言ったのを、糸を使って暴く楚恕之。
摂政官の前で高笑いする楚さんも、負けず劣らずの悪役風味。

教授が地界で行方不明とまでは情報を得て(それだって天柱に行けば一発で分かるんだから、摂政官は事実を把握している筈)、ひとまず特調所に帰ると言う楚ですが、それ前に取りに行きたいものがあると、どこかへ向かいます。
地面の中から箱を掘り出すのですが、中は空っぽでした。
めっちゃ取り乱して地君殿に駆け込み、念之(ニエンジー)と叫ぶ楚恕之。

というかさあ。100年前に埋めた物、未だに無事だと思うほうが…じゃありませんかい?周囲の建物だってとっくに変わってるでしょ、100年だぞ?
あれ、3年前地上に出る時はあったの?んー、ややこしいですな。楚恕之の弱みを握るために、地上にそれを持って出ることを許さず、この3年の間に、夜尊が奪い取ったってことでOK?
3年前はまだ摂政官は夜尊の駒じゃなかったと思うから、その時持ち出すことを許さなかったのは、単純に、地界を裏切らないようにってことだったかもしれませんね。それを多分、特調所所員の弱みとして摂政官にバラされて、夜尊に利用されてるんだろね。

ものすんごい感情が弟に纏わる出来事にはあったのだろうとは思うんだけど、例えばこれが普通の人間だったら100年も経てば、ある程度、諦観の混じった悟りの境地みたいなところに達するんじゃないかと思うの。でも、楚恕之の感情は、未だに異様に生々しい。つい数年前の話かと思うほど。

そしてまた非常に分かり易く、郭長城を脅して地上に返し、自分は地界で「それ」を探すために暴れるつもりの楚恕之です。人の肉も食ったことがあるとか、いろいろ言うんですがね。

鎮魂
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半べそをかきながら、それでも離れない小郭。
楚恕之は、郭長城の首に手をかけて持ち上げました。
あの時の、郭長城の夢と同じように。

贖罪ならとっくに終わっているはずだ。なぜヤツらはまだ弟を苦しめる。

ああ、無くなったものは弟の魂が入った何かとか、そういう感じ?
キャラから言ったら、弟の魂が入った人形とかかな。あー、それじゃあ、いつまで経っても昇華しないかもしれないなあ。魂の入った物がそこにあるままならば。

あいつはもう死んだ、だからそれを大事に守り抜くしかできないっていう。でもそんな大事なもの、いくら持っていくことが許されなかったからって、土の中に3年も埋めて放置してちゃダメじゃん。摂政官はいざ知らず、地上に出てからなら、なんとか黒袍使に頼むことも出来たんとちゃうの?
中の人の江明洋さんがとっても熱演なので、逆に、うーん?になっちゃう天邪鬼←

天柱に向かった楚恕之は、そこに教授が捕らわれているのを見つけます。糸を使って鎖を壊そうとするのですが、そのやり方は教授を苦しめるだけのよう。
夜尊は天柱の中から、魘公子から吸収した力を使って、楚恕之の弟、楚念之の幻を出しました。自分がその姿に化けた感じですね。

分かってる筈なのにさ、あっさりそれに騙される楚さんですわ。しかも念之が亡くなったのは少年時代。アンタの前にいるのはアンタの姿のコピー。夜尊は少年時代を知らないからだろ、これ。なのにどうしてこんなんで惑わされるかなあ。

あー、やっぱり念之は、死ぬ間際に魂だけ人形に移ったんですねえ。

そこへ、郭長城が駆けつけました。
夜尊は郭長城を拘束し、ソイツを殺せば人形は返してやろうと言います。
できないと言う楚恕之に、できないなら私が手を下そうと、夜尊は郭長城を攻撃し、小郭は倒れ込みました。
心を征服せよってのがコレかいな。
楚恕之は郭長城が死んだと思ったみたいだけど、小郭は多分死んでないよね。結構しぶといと思うぞ。

ここから1つ回想シーンです。受け取れと夜尊に言われてからの回想なので、これが楚恕之の本当の過去なのか、祝紅の時同様に、都合よく見ていたい夢なのか、どっちかなってところ。初見では分かり難かったんですよねえ。

全く同じ顔の双子。それを利用して使いのお役人の目を白黒させて楽しんでますよ。
で、地君殿からの採用通知を手にした楚恕之。

そこで楚さん、起きろと所長に起こされてしまいます。
黒袍使は捕らわれていて鎖が切れないようだった、でも簡単には殺さないはずだ、郭長城は先に帰した。
ぼーっとしてます。
記憶があいまいなんだか、そう思い込みたいことを喋ってるんだか。
後者だな、郭長城を先に帰したかったのは本当で、でも帰せなくて夜尊にやられたのを見てるんだもん。楚恕之は「そう思いたい」自分に都合のいい記憶の中にいる。
この所長は現実の人なのかな、どっちだろうと思ったら、楚恕之の様子が変なのをじっと見て、書庫に泊まれ、休んでもいいから寝るなと言っているので、現実なんでしょうか。現実の中で自分だけが、自分に都合のいい思い込みの記憶を本当だと思いたい、という、ややこしい感じ?

弟の魂の入った人形は、手元に戻ってるってことでいいのだろうか。
元々持ってたものとは違うのかな。それも分かり難いんだよねえ。人形抱いて寝てるので、取り戻したものでしょうかね。

次回を見てようやく理解。多分ここから先が全部、楚恕之に都合のいい夢の中です。今までは、ちょこちょこ差し込まれていたんですが、ここからのは現実も回想シーンも、その夢の世界の中での出来事です。
現実にあった過去の事実ではなく、楚恕之の望む過去、望む現在みたいなんだよね。

そんな楚恕之を今度は郭長城が起こします。
戻ったのか、無事で?って、アンタ、本当の記憶もしっかりあるじゃないか。
ケガも軽くてもう平気という郭長城。うっそだあ。そんなはずはない。

ギリギリのあの状況で、郭長城を殺せと言われたのは実行できなかったけど、弟の人形とを天秤にかけて助けることもできなかった自分なので、心が痛む楚恕之。夢郭長城は上手に話を持っていきましたよ。そして、夢小郭の前でまた眠ってしまう楚恕之です。

はい、また回想シーン。
何か悪さをして頭上に壺を持ち上げて立たされている楚念之。そこに食べ物を持ってきて、ちょっと罰を変わってやる楚恕之。

んー、さっきのもそうだけどこれは「そう思いたい」楚恕之の夢。
だから地君殿への採用が決まったのも、悪さをした兄弟に食べ物を作ってあげて罰を変わってあげたのも、弟の楚念之のほう。
「穏やかな暮らしが一番だ」と言っていたのも、本当は弟の楚念之。英雄になりたいって野望を抱えて、暴れまくっていたのが、本当の兄の楚恕之。
今の楚哥考えれば、この回想シーンがおかしいことは分かりますけどね。大人しい、いい子ちゃんだったワーケがないだろう(笑)

鎮魂
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酒場で暴れて人を殺したらしい楚念之を、楚恕之が庇って身代わりになり、摂政官の部下のヒゲ補佐官、あら、久しぶりーなアイツに拷問されてます。
あ、久しぶりーのヒゲ補佐官は、23話で夜尊の天柱の前で、喜んでーって死んでいったアイツです。摂政官は疑わしきは全て罰する人なんだってよー。
この身代わりも、もしかしたら本当はなかったことかもしれません。
そういえばコレ、100年前なんですよね?摂政官100年前からジジィ(^m^)

ちょっとこの辺りで、楚家の双子よく似てるけど、同時に画面に映っているし、合成っぽくも見えないので、本物の双子なのかなーと見ていたんですが、それでようやく気付きました、やっと分かった。
ここ、跪いている時点で、入れ替わってるんですね。
摂政官の前で念之と名乗っている子は、恕之役の子です。罪を犯した念之の代わりに、恕之がわざと念之だと名乗って身代わりになり、摂政官の前に跪いているってことね。そこに、傷のある自分のほうが念之なんだと念之がやって来た。
でも恕之は、違う、兄は自分を庇いに来ただけだ、自分こそが罪を犯した念之だと言い張って、拷問を受けた。
これは、どうあっても、死んだ弟の身代わりに自分が責めを負わなくてはならないという、楚恕之の思いなのかな。
これまたややこしいよねえ。そもそも逆転で夢話を進めているのに、その中で更に嘘言って身代わり逆転するとか。

鎮魂
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左が弟の念之、右が兄の恕之。楚恕之役の子は右頬と眉間と顎にニキビっぽい痕があるんですよ。


うなされて飛び起きた楚恕之を、夢郭長城がなんとか宥めますが、弟はやっぱり死んだって言う。あ?変なこと言うなあと思ったんだけど、都合のいい記憶に埋没していれば、弟の死もなかったことになるとか思ってたのだろうか。うーん、なんとなくそんな感じですね。

外を歩く楚恕之、なぜか川べりのベンチで寝ていた夢郭長城が起きて、探しましたよって。これも変な場面だな。
だけど、本当に郭長城っぽいよねえ。夢だから、これが楚恕之の認識している郭長城ってことか。だけどそこに上手いこと嘘を混ぜ込んで、ターゲットを目論んだ方向に動かすってことでしょ。恐ろしい能力だわよ。
現実と夢が同じならいいと楚恕之は言います。やっぱりな。そこに囚われてるんだね。
ちゃんと真実をみてー!と思うんだけど、黒袍使の次に信用してる小郭が、べったり張り付いてるからなあ…

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