あらすじ
野火(イエフオ)を慕う若者たちを燭九(ジュージウ)から守る任務を受けた楚恕之(チュー・シュージー)と郭長城(グオ・チャンチョン)。だが用意周到な燭九に捕まってしまう。絶体絶命の楚恕之たち。趙雲瀾(チャオ・ユンラン)は危険を承知で聖器を手に取る。だが闇の力によって体がむしばまれ、沈巍(シェン・ウェイ)を心配させることに。そんな中、燭九から聖器を渡せば拉致した楚恕之たちを返すと連絡が。沈巍は祝紅(ジュー・ホン)の叔父に助けを求める。
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ネタバレ感想
野火(イエフオ)の弟分達とあの不肖の兄貴を連れ、車で移動していた楚と郭長城は、途中で燭九に襲われてしまいます。
戦闘の腕では楚は燭九に勝っているようですが、郭長城が車から顔出しちゃってねえ。出てくるなって叫んだ隙に、素早さでは勝る燭九にやられてしまいます。
野火の弟分達とあの兄貴も軒並みやられますが、小郭だけはビリビリ棒構えてるだけで何もできないから無事なのよ。
お、あの兄貴は波比(ボビー)っていうんですね、燭九が覚えていました。弟の小傑(シャオジエ)の死にもコイツが関わってたんだ。
やっぱ野火、全く関係ないじゃん!
そこへ現れたのは野火でした。
波比は誤解を謝り、燭九の足にしがみ付いて野火に弟の仇を討ってくれって。
うーん、この人、人に頼んでばっかだね。や、分かるよ、自分ではどうにも太刀打ちできない相手なのは。でもそれだけ強い相手なんだから、頼んだ人だって危険なんだよね。流れ的に戦うことになる人達に頼んではいるんだけどさー。
野火が戦い始めた時、少し休んでいた楚が復活、燭九を糸で縛りますが、燭九は何やらスイッチみたいなものを取り出しました。どうも周社長が仕組んでいたものらしい。瞬間気付いた野火がリュックを放り投げたものの、リュックの中のチャンピオンベルトが爆発。全員倒れてしまいました。
特調所では、所長が聖器を前に考え込んでいます。聖器に近づくと闇の力が体を蝕むって、教授が何度も注意してましたけど、それって所長に限ってのことなのかな。聖器は所長にしか反応しないから、他の人達は近づいても特にどうにもならないんでしょうか。李茜(リーチェン)なんて、何も知らないままずっとペンダントにして身に着けてたしねえ。あの時は聖器も、完全には覚醒してなかったから?
とかナンとか思っているうちに、山河錐が光りました。
「燭九に導いてくれ」と願いながら山河錐を手にした所長、その場に倒れてしまいます。
気付いた時、激オコの教授が目の前にいて、たらりーんと鼻血を出した所長に、聖器を触ったのかって更にオコ。
怒られてるこの所長の目っ(大笑)
気を失っている間、所長は冷凍室みたいな場所に安置されている楚、郭長城、野火を見ていました。死体のようだった楚を揺り動かした時、目を開けた楚に首を絞められて目覚めています。
どうもそれはただの夢ではなさそう。闇の力の影響で予知夢を見る場合もあるのだとか。
そこへ燭九からの脅迫メールが届きます。メールの動画には所長の見たあの冷凍室みたいな場所に捕えられた3人がいて、燭九は長命時計と山河錐と人質交換の条件を出してきました。
聖器は渡せないけど人質も見捨てられない特調所、燭九を捕まえるための策を立て、教授は祝紅を指名して一緒にどこかに向かうことに。
監禁場所では、一番ダメージを受けていない郭長城が外に連絡をしようとするんですが、挙動不審ですぐに見つかっちゃいます。そういうのはこの人にやらせても、どうせ失敗するのは分かってるんだけどねえ。辛辣かもしれませんけど、そういう意味での信頼感って皆無だもの。そもそも車からぼやぼや出て来て注意を逸らさなかったら、楚は勝ってたかもしれないよ、あの時。すぐに野火も来たし。
爆発での怪我が一番ひどいのは野火みたいですね。
燭九に向かって、手当しろ、救急箱くらいあるだろって言う郭長城。ちょっと溜息出た(笑)
お前が身代わりに死ねと言われて、承諾してしまう郭長城です。楚が上手いこと言って、郭長城の縄を解かせ、野火の手当てができることになりましたけど、なんだかなあ。
そこに所長から聖器を渡すと電話が入り、燭九はここは絶対零度の実験室なんだと明かして、温度を下げるスイッチを入れ、出て行きます。ハナから取り引きなんてする気はなかった訳ね。
教授は蛇族の長老に、鴉族の鴉青を一時止めておくよう交渉に来たんですね、だから祝紅を伴ったのか。そこに花族の長老も現れ、祝紅達に加勢して、長老は渋々了承しました。
林静は叢波(ツォンボー)の元へ。
依頼内容に、叢波はさすがにちょっと怯んでるみたいですが。
先に教授が1分、みたいなことを言ってたんだけど、そうか、燭九は光を媒体として瞬間移動するので、街中の明かりを1分停止させるつもりなんじゃ?
というか、それが出来ちゃう叢波のスゴさよね。
実験室の中では、楚と郭長城があちこち探っていました。温度コントローラーの停止かドアロックの解除か。郭長城が何か見つけたみたいなんだけど、震えててブルブルしててさ、なーんかヤな予感がするんだけど。でもさすがにソコまで、大バカあんぽんたんのキャラにしちゃうのも、どうかと思うよねって思ったのにいっ!
やっぱりただの大バカあんぽんたんでした…
純粋で穢れなく心優しく正しい心持ちで人が良いというのと、愚鈍で世間知らずで要領が悪く失敗ばかりするというのは全く別物なんだけど、このドラマの作りはそこを混同し過ぎじゃない?どちらも郭長城という人の性質と特徴ってことなのかもしれませんが、後者の面がこれでもかと強調され過ぎて、でも人はいいからで済ますには、いろいろと無理があるなあ。
だから、温度の低下した室内で目を閉じてしまった郭長城に、楚が必死で自分の服を着せるんですけど、そういうのもちょっと入り込めませんでしたねえ。へえ…いつの間にそこまで?って感じで。
燭九との取り引き場所では、聖器を持った教授、所長、祝紅が待機。
現れた燭九は、案の定、街中の明かりを消されて逃げ場を失い、黒袍使の剣であっさりと切り伏せられました。先に所長の銃で撃たれた傷が悪化していたとはいえ、この人が怖いのは、狡猾さと瞬間移動だけだったのね。鴉族の鴉青にも結構助けられていて、それも厄介だったのに、そのことに気付いてないのは本人だけだったと。
見ていた祝紅はどう思ったたろうなあ、げ、教授、黒袍使だったの!?だよね、内心ね。
教授は、燭九がこれほどまでに黒袍使に敵対する訳を聞きます。
なんかまた勿体ぶって、髪に隠れた顔を見せて、身勝手な思いを語る訳ですね。
しょーがない、聞いてやろうか。←
ってことで、次回でーす。
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