あらすじ
汪徴(ワン・ジェン)の故郷、北西山地に怪しい動きが確認される。故郷に帰りたいと言いだした汪徴を送るため、北西へと旅立つ所員たち。同じ頃、沈巍(シェン・ウェイ)もまた、調査のために北西へ向かっていた。途中で出会った趙雲瀾(チャオ・ユンラン)の身を案じる沈巍。趙雲瀾は沈巍が何のために北西に向かうのか気になって仕方ない。その地は瀚噶(かんかつ)族という部族が住んでいた場所だった。
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ネタバレ感想
ちょっと気になったんですけど、日本では東西南北を表現する時、北西とか南東とか、北と南が先になりますよね。習慣なのか決まりなのか、でもそう教えられた覚えはあります。
でもこのサブタイは「西北山地」なんですよね。原音でも「シーベイ」って言ってるので、中国では南北優先ってルールではないんだなあと。
汪徴の故郷も長命時計の共鳴場所も北西山地、そこにはきっと何かある。帰りたいという汪徴を、特調所全員で送り届けることになります。
所長の、いじめられっ子みたいに泣くなって台詞が良かった♪
所員を可愛がってる感じが出てて。
ただ、エネルギー体である汪徴は普通に外に出られないので、中に入る着ぐるみみたいな人形が必要らしい。その調達を任された郭長城。うん、なんかここはいいや。この子の間抜けっぷり誇張は、ちょっともうお腹いっぱいなので。
教授も、次の聖器、山河錐を探すために北西山地の地図を見ているんですが、あなたが不在の時に龍城で何かあったら所長のこと守れないよ?って言ったのは、あのレンギョウ花族さんだったんですね。だからあんな変な言葉を残した訳だけど、でも大丈夫だよ、きっと現地で一緒になるからっ♪
とかなんとか思っているうちに、途中の山道で、車の故障で立ち往生している教授一行と特調所、早速出会ってしまうという。意外に早かったね。
林静が車を修理しているうちに、所長はおしゃべりな教授の教え子から、ちょろっと情報を聞き出します。巻き込みたくない教授は、修理が済んだら別行動にしようと言うのですが、所長はなんじゃかんじゃと同行することにしてしまいます。
これさ、教授が黒袍使だって知らない所長からしてみれば、むしろ当然ですよね。一般人の大学教授と教え子2人が、地震が起きたばかりの危険な山地にフィールドワークに行く、目的地は一緒となれば、一般人とは言い難い特別調査所、現地まで同行しましょうってなるの、多分間違ってない。
山の手前には検問所。地震後の危険地帯なので、出入り制限があるようですが、所長は手配済だったようです。やって来た責任者に、調子よーく応対する所長。胡散臭い←
でも、ほら教授、一緒じゃなきゃ入れなかったじゃんー(^m^)
でも所長の、カウントダウンは可愛かったなー♪
山中にいる燭九は、頭にコブのある幽獣を集めてました。これはアレだ、所長と教授がネットで話し合った時の、黒袍使が禁地に封じ込めたと言ってたやつ。生き残りがいたんでしょうか、それとも禁地がここだった?いずれにせよ、燭九が収穫があったって言って、洞窟でぬおーってやった時、幽獣が封印されているのを知って解放しちゃったのかな?
車中の所長はまた風邪っぴきのようです。ホントよくひくな、この人。日頃ロクに栄養取ってないからだぞ?って、きっと教授も思ったに違いない。
運転も林静に任せて男子学生も向こうの車に移動させて、後部座席で教授の隣、休ませてくれって、当然のようにクッションを置いて寄りかかる人と、いちいち戸惑う人ね。可愛い。
道中、風邪っぴきから上着を貸されるってどうなの?だの、教授にしがみつく女子学生、ちびっこいなー、教授がでかいのか?だの、迎えに来た村長を、こんな時だけ素早く対応した林静が殴り倒すだのがありつつ、清渓村へ到着。
こんな山の中の村に、招待所って施設があるんですね。日本の山奥の村だったら、だいたい村長宅とか村長んちの離れとかだよね。
そこの庭に顔を出してた古そうな頭蓋骨。地震による山崩れやその後の雨で、出て来たようですが。その上、村長は、何があっても外には出るなと、変なことを言って去りました。
教授達3人が先に建物に向かうと、汪徴はその場に跪き、祈り始めます。瀚噶族のやり方かな。それを目にして、何かに気付いたような教授ですねえ。
全員で室内に落ち着くと、あくまでも噂だと前置きをして、汪徴は話し始めました。
この地は昔、龍城の管轄下ではなく、文化も異なっていた。気候も厳しく人口も少なく、情報も余り入らない辺鄙な地。そこに瀚噶族という部族が生まれた。瀚噶族には奴隷制度があり、奴隷達は仮面をつけて生活をしており、普段は戦場に祭事の時は生贄にされていた。外にあった人骨も生贄のそれ。他民族との婚礼も禁止されていたため、随分と昔に民族は絶滅したが、それすらも誰も知らない。
そこへ窓の外から稚拙な脅しをかける人物が。ふは、相手が悪かったねえ。
あっさりと捕まえると村人。よそ者を異様に警戒してますね。村長に白状させ、あの晩、見張りの村人が燭九に殺された現場を案内させる所長と祝紅。村人は一行を犯人かもと思ったみたいですが、や、そんな堂々と戻ってこないよ、犯人は。
その時、何かが光ったのを見つけた所長。長命時計も反応します。
その光は燭九達みたいですね。幽獣の他にも、汪徴の言ってた奴隷達の霊体も解放していたっぽい。燭九は奴隷達を脅して、汪徴のいる招待所を襲わせます。
汪徴を教授に任せ、全員で外に出て戦う特調所。でもエネルギー体には林静の化学兵器も効きません。そこに所長と祝紅が戻り、所長は対闇の力用の銃を構えますが、何かがフラッシュバックしてしまい引き金を引けません。それを祝紅が奪って撃つと、エネルギー体達は全て消えました。
所長のあの記憶はなんでしょね?この人も生い立ちに何かある人か
自分さえ出て行けば済むという汪徴を保護していた教授、そっと掌から闇の力を飛ばして、学生2人を眠らせます。あの紋章に興味があって来たという教授は、汪徴になぜ瀚噶族は滅びたのかと聞きますが、汪徴、それを体験してから亡くなってるかどうか分からないよね?
招待所にはお酒がないからと、ヤカンの水で乾杯し、明日に向けて休む一行。ただ教授は汪徴の様子を注意深く見てましたよ。
みんなが寝静まった深夜、招待所を出て岩壁に向かう汪徴。そして後を付ける燭九。
洞窟に入った汪徴の回想。
汪徴は桑赞(さんざん)という、当時の新しい族長の恋人だったのかな。でも粛清された?前族長の娘だったためと、多分若い新族長を思うように動かしたい勢力のせいかなんかで、処刑されちゃってるんでしょうか。
可哀そうに、恋人の目の前で。そりゃあ、悔いも残るわ、見せられてたほうはおかしくもなるってモンじゃないかー?
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