5話からです。
喬圭(チャオグイ)が亡くなっても、魏劭(ウェイシャオ)との婚姻はじいちゃんの願い、成立させるまでは焉州には戻らないと決めた小喬。
だけど魏国のほうは、仇の死を喜びながら、服喪を理由にこの婚姻を阻もうとしてるとか、そうなれば磐邑も永寧渠も失うだとか、勝手なことを言ってる。
小喬の嫁荷は間違いなくうま味だから、結婚する意志がなかった訳じゃなく、長年抱え続けてきた恨みの矛先がなくて、当時のことに責任なんかない小喬に意地悪してただけってコトね。よくある話。
ただ、喬越(チャオユエ)の参謀張浦(ジャンプー)は、魏国の懸念そのまま、考えてはいるんじゃないのかなあ。
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所感 ネタバレです
魏劭は小喬に、自分は喬家の思惑を知っているが、喬家は自分と小喬の思惑を知らない、どうする気だと尋ねます。
喬圭の望んだ婚姻だから、婚礼を挙げるべきと答える小喬。
何も応えずに去った魏劭は、ひとりで馬を駆り、本物の大山猫を仕留めてくるんだよ。ぶは。あの時、劉琰(リウイエン)のイタチを目にしてたからねー。
でもさあ、また、一言も言葉を発さずに去ってくの。全く。そういうトコだぞ。
傲慢だとか軍人の不器用さだとか意地っ張りだとか以前に、もしかしたらかなりガキなのでは懸念が、ワタシの中でもりもり湧き上がっています(^m^)対女性に関してね。
中国古装ドラマって10代だのハタチだのの役を、充分オトナの役者さんがやるから、見た目通りの精神年齢をつい期待してしまって、…お子ちゃまだったか…となるコトが多いのよねえ。
喬圭の死が魏劭の背中を押したのも皮肉な話だけど、やっと婚儀は本決まり。
でも、その儀式を魏劭はほとんど拒否します。堅めの盃すら、その場に撒いたよ。
亡くなった3人の位牌を前にしてだから、魏国にとってはどれだけ忸怩たる思いだったかってことなんでしょうけど。配下たちが座ってる中庭の宴席も、お通夜みたいだし。
部屋に現れた魏劭は、自分が焉州や喬家にどう向き合うにせよ、小喬のことは傷つけないし追い出さない、でも今後お前は魏家の嫁に過ぎず、もう喬家の娘ではないと言って、出てっちゃう。
婚儀の場では我慢していた小喬も、泣き崩れてしまうよ。可哀そうに。

ただ小喬は小喬で、魏劭が根は良い人だと分かってはいても、命ある限り喬家のために策を練ると、じいちゃんの位牌に誓ってた。今は磐邑にいるけど、魏家のある漁郡に行けば、もうこの位牌も祀ることもできなくなるしね。
あ、結婚して、2人の呼び名が、男君、女君となりますよ。
漁郡では祖孫三代の法要が控えてるらしく、大雨の中、かなりの強行軍で向かいます。
公孫羊(ゴンスンヤン)だけは、小喬が磐邑で負った傷のことを気にしてくれてるけど、休憩も入れては貰えない。
しかもだ、到着した漁郡城では、小喬の馬車だけ、城門の中に入れては貰えませんでした。
城門で魏劭を待ち構えていたのは、従姉妹の鄭楚玉(ジョンチューユー)。
鄭楚玉に喬氏は中に入れないのかと聞かれた魏劭は、法要の間は入れないと言う訳よ。法要が済んだら君が中に入れろと。
魏劭は、側近4人を城門に残して、急ぎ法要へ。
小喬自身は、祖孫三代の法要に喬氏がいるべきではないと理解はしてるんだけどね。
鄭楚玉って女、いかにもだなと思ったら、あれえ「九重紫」苗安素(ミャオアンスー)!この間ぶりー。
一族が集まって行われた法要。
みんながいろんなことを心に秘めて噛み締めている時に、思ったことをペラペラ口にして嘆く魏劭の母親、朱(ジュー)氏は、徐(シュー)太夫人に退席させられます。ふむ。この母親はダメな人ね。
もう1人、子供だった魏劭が家督を継いだ時、一番反発していた伯父の魏典(ウェイディエン)ってのが、厄介なヤツっぽい。遅れて入ってきて、朱氏の嘆きを擁護する。小喬との婚姻も糾弾する。
ただしコイツ、魏劭が辛都を奪った後、援軍を要請したのに、すっとぼけて握り潰したみたいよ。
えー?それは喬家と変わらないのでは?敵の李粛(リースー)より、同盟を結んでいた喬家のほうが罪深いと言ったのは自分よねえ。血縁のほうがもーっと罪深いのではー?
なるほど、コイツが魏家最大の身中の虫ね。
城門外の小喬の馬車は大雨に晒されたまま。小桃(シャオタオ)と小棗(シャオザオ)が、馬車に幌をかけようと飛び出してくけど、城門で見てる側近ズは手伝わない。自分達だけ火鉢持って来てあったまってて。
魏劭なんて執務に忙しくて、翌日になっても小喬たちを中に入れてないことすら、気付いてない。
小喬が熱を出してしまったと小桃が魏梁(ウェイリアン)に頼んでも、後ろで眺めている鄭楚玉が首を横に振るから、入れて貰えない。
てか、法要が終わるまでって話だったよね。でもそれを聞いてたのは、この女だけなんだよね。
3日目の夜かな。男達がやって来て、馬車を焉州に送り返すと言う。離縁状があると言う。
小桃と揉めてるのを見て、さすがにおかしいと思った魏梁が魏劭に会いに。
城門から魏梁が面会を求めていると聞いて、魏劭てば、なんで城門にいるんだ!?だもんな。
まずいと思った鄭楚玉は慌てて、自分は迎え入れようとしてたのに、朱氏が離縁状を送ったと言い訳に来るよ。あの頭の弱そうな朱氏の策じゃなくて、アンタの入れ知恵なんじゃないの?
魏劭は驚いて、声を荒げたわよ(^m^)
外では小桃がすんごく頑張ってました。側近ズ3人に、泥だらけになりながら土下座して。
それでも命がないと動けない3人。でも小桃が兵士に突き飛ばされたのを見て、さすがに魏渠(ウェイチュー)が動こうとした時。
城内から馬で魏劭が現れた。
なんか、いーいBGM使って、ヒーローが颯爽とヒロインを助けに来た演出なんだけど。
けっ!と思ったのは、ワタシだけでしょうか?だってこれ、アータのうっかりのせいじゃん。3日もいないことに気付かないって、どんだけだ。
忙しくて頭回らなかったことは分かるけどさ。何が傷つけない追い出さないだよ。何が魏家の嫁だ、もう喬家の娘じゃないだよ。そう言ったからには、最低限の責任くらい取りなさいよ。縁談を主導した徐(シュー)太夫人以外、周囲の目が厳しいことくらい、人任せにしたら何されるか分からないことくらい、その軍人頭でも理解できるでしょ?特にあの母親は、息子がどんな思いで喬家の娘を娶ったかなんてことにも思いが及ばず、法要の席であんなこと叫んじゃうほど、頭軽くて弱いんだぞ?
しかもよ。大雨の降る中、傷が完治していなくて風邪ひいて高熱出してる女性を、傘もささずに抱いて延々と歩くトカ。城外からトータルして、かなり長いこと歩いてたよねえ?これも「良いシーン」なの?雨を避けられる馬車ごと城内に入りなさい。この「絵」が欲しいならせめて、石畳の辺りからにしなさい。
このシーンを単純に素敵♪と思う女性は、そんなに多くないと思うんだけど、どうなの?
魏梁ですら、こういうことができるのに。小桃には怒られてたけど、こっちのほうがずっと素敵よ。

公孫羊に、こたびの仕打ちはさすがにやり過ぎでは?と言われてしまう魏劭。
喬氏を顧みる暇がなかったと、一応罪悪感はあるみたいだけど、医者は大事ないと言ったとか強がるから、公孫羊にも呆れられる。焉州に知られたら面目が立たない、喬氏を慰めておいたほうがいいとさ。そうよね、普通ならかなりへそ曲げると思うわ(^m^)
魏劭の寝室で2日間、眠ったままだったらしい小喬。
だけどその間に鄭楚玉が、離れに居を移せと言いに来たらしい。
そこに魏劭。この人、今後も屈辱は続くぞ、って言ったわ。
はー、そうですか。あの「傷つけない追い出さない」は「自分はしない」ってだけだったのね。だけど、守りもしないってか。この言い方は、そう聞こえちゃうわね。
こんなこと言われれば小喬の性格では、更にキリリと計略を練るわね。敵だらけの中で立場を作らなくちゃならない中、夫ですらコレでは。むしろ腕が鳴るわ!じゃない?(笑)
ってことで早速、具合が悪いフリをしてわざとらしく盛大に咳き込みつつ、上手に畳みかけて罪悪感を煽り、魏劭に、自分が離れに行くと言わせました。
途端に、それでは遠慮なくと、コロリと咳を止めて寝台に入っちゃう。ふふっ、仕返し仕返し(^m^)
朱氏と姪の鄭楚玉は、チマチマした悪巧みを計画してますな。
離れ行きも朱氏の命令ではあったみたいね。
埃だらけで、何の準備も出来ていない離れに入ったのは魏劭でしたけどね。
それで、息子を離れにやるなんて侮辱だと怒る朱氏。煽る鄭楚玉。でも見るからに小者だよなあ。
鄭楚玉のビジュアルは、もう少し肝の据わった悪役でもいけそうな感じだけど。
永寧渠の修繕が始まっているのは明るい話題。
魏劭は魏梁に磐邑に3000の兵を帯同して駐屯しろと命じるんだけど、公孫羊は徒に焉州を刺激するだけになると反対します。女君がなんと思うかと言われて、いちいち気にしてられるか!だってさ。強がりめ。
だけどその晩も、魏劭は小喬に騙されて、自分が離れに寝泊まり(^m^)
ただ魏劭も大変なのは確かでね。干ばつで収穫量が足りなくなりそうな地があるから、灌漑用水の確保が先で兵の防備は後回しと命じた側から、獅子身中の虫、魏典は戦をしようと騒ぐ。その上、喬氏は喪中で子孫は増やせないだろう、どうせ情などないだろうから、自分の義理の娘を側室にしろと騒ぐ。
伯父撃退の口実ではあったものの、魏劭は小喬と深く愛し合っていると宣言。
途端に、小喬の元には、いろんなものが運ばれて来て、使用人の態度も一変しましたよ。
春娘(チュンニャン)や小棗は男君に守って貰えれば安心と言ってるけど、小喬はまだ、魏劭の態度に警戒心を抱いています。当たり前だな。
小桃は嫁荷を使って、自由に使える手元の資金を増やそうとしてました。
この子、すごいな。春娘の娘なんだね。
一方、良崖国。喬家をバカにしていた劉扇(リウシャン)は、嫁荷が磐邑だと分かっていたら、もっと気遣っていたのにだとさー。魏国が磐邑に駐屯兵を送ったと知り、これではもう取り戻せないと。
ま、2回ともイタチじゃーねえ(笑)
劉琰は、嘯岡(しょうこう)に兵を送って牽制することに。
焉州のほうも、州牧は喬越が継いでるからね、女訓の丸写しみたいな手紙しか送って来ない。やっぱりダメだな、あの人も。
小喬も、伯父は伯母の顔を立てて側室は取らなかったけど、2人の間に愛があったようには思えないと言ってたので、育ての親である伯母のほうは慕っていても、伯父とは隔たりがある感じね。
喬家も魏家も、伯父がアレな人なんだな(^m^)
魏劭の元に差し入れを持って来た小喬は、魏劭が、一度娶った以上喬氏が魏国の女君、喬氏の度量や胆力を見たことがあるかと、小喬を貶めた臣下を叱ってるのを聞いてしまう。
側仕えの小壇(シャオタン)に見つかった小喬は、魏劭から、女人禁制らしい書斎に招き入れられます。手を繋いで。
ふむ、一応、自分がまず小喬の立場を尊重せねばと思うようにはなってくれたのか?
娶った手前のパフォーマンスだとしても、そうよ、必要だったのはコレよ。
離れにも移らないでいいってさ。
だけど、水たまりに困った小喬を抱いて歩いてやることはしても、長い回廊をスタスタ先に歩いちゃって、後ろから小喬が小走りでついてってるってとこはまだ気遣えないのねえ。
そっか。これ、気が利かないぼっちゃんの精神的成長も見守らねばいかんのだな?(^m^)
それでも小喬も、少しずつ変わっている魏劭の変化にときめいてしまってはいる。
城外に置き去りにされたのは魏劭の命ではなかったのを誤解してたと、運んでくれたのは魏劭だったと、申し訳ない気持ちになってるけど。
直接の命ではなくても、いくら仇の娘でも、娶ったばかりの妻の存在を3日も忘れてたってのは、仕返し案件でいいと思います、ワタシは(^m^)
と思ったら、城外で濡れてしまった衣の代わりにと、いっぱい新しいのを贈ってきた。
ようやくその辺りまでは、気遣えるようになりましたか(^m^)
お返しのコートを持って離れに行くと、まあだ周辺の使用人達は陰口を叩きます。
部屋の中でそれを聞いていた魏劭は、使用人の前でその上着を小喬に着せながら優しい言葉をかけて去って行く。
そんな魏劭に小喬はだいぶ絆されてしまって、狭くて掃除も行き届いていない離れを、あの悪口使用人達に掃除させることにします。そこに置いてあった魏劭の靴も見て、作る気でいるかもね。
でもなあ。魏劭の表情がちょっと硬い気がするの。
はーあ…って内心で溜息つきながらやってるみたいな。喬家の娘だからって先入観が強過ぎたと、ある程度の反省はしていて、小喬の賢さも認めてはいるんでしょうけど。だからまだまだ、パフォーマンスにも思える。
小喬は、魏梁から聞き出した魏劭の好物であろう食事を用意します。
それを見て、多少魏劭の表情は和らいだものの。これ、まだ顔の緩みが足りないわねえ。
それでも魏劭は、ようやく小喬を徐(シュー)太夫人に会わせることに。
その時も、先にスタスタ歩いてしまって小喬に、足の長さが違うんだから追いつけないと言われる。でも返す言葉は、面倒だな、だと。
足が短いなら先に行けと言われた小喬は、あーそぉ!みたいに口元をひょいっと歪めて走り去り、ワザとらしくその場でちょいと時間を潰した魏劭が、見えなくなった小喬を走って追いかけてくのは、そこはかとなく可笑しい。こういうちょっとしたとこ、面白いんだよね(^m^)
こんな日々を過ごして、あんまり無理なく仲良くなれればいいなと思うくらいに。
緊張しつつ徐太夫人の元に挨拶に行った小喬。
徐太夫人は魏劭を先に帰し、小喬とだけ話をします。
不安そうに出て行った魏劭だけど、じいちゃんの見込んだ徐太夫人は立派な人でした。
思うところも多いでしょうに、それを呑み込んで領土や民の安寧のために決断したからには、小喬を無駄に貶めることはしない。
磐邑を嫁荷にした上、永寧渠の修繕にも小喬が協力したことを認めてくれ、毎日の挨拶も不要、孝行したいなら、写経を手伝ってと。
過去は水に流すとは言ってくれたけど、晩年の喬圭(チャオグイ)が後悔していたって話は、途中で遮りましたな。それでも、これだけにこやかに接してくれてるだけ、ありがたいわよ。
それに比べて、義母の朱(ジュー)氏と側近の姜媼(ジャンアオ)の酷さよ。
ワザとらしい嫌味を言いつつ立場を笠に着て汁物を作れとか言う2人に、小喬は徐太夫人からの写経の依頼を盾に切り抜けます。徐太夫人を出せば、朱氏が何も言えなくなるのくらい分かり切ってるもんなー。
鄭楚玉がやーな目で見てるけど。
博崖に落ち着いていた大喬の元には、小喬からの手紙が届いてた。
磐邑で別れる前に頼んだ件に進展はあったかと。
なんか頼んでたっけ?焉州の存亡に関わる話らしいけど、内容はまだ出て来てないかな。
大喬は比彘(ビージー)にも、その話はしていないっぽい。
比彘はでかい木を運んで、大喬が置いてきてしまった箜篌(くご)を、村の王さんって人に作って貰うよう頼んでましたよ。
そんな博崖に、辺州の兵達が徴兵に現れる。戦力になりそうにない王さんまで連れてかれそうになり、それを比彘が追い返します。
捨て台詞を吐いて逃げていく兵達を見て、村のみんなは比彘に土下座。
辺州の薛泰(シュエタイ)は戦好きで、年中兵隊を集めてるんだって。壮年の男達の次は、老人や子供まで。
村人達は、兵隊を追い払える力のある比彘を持ち上げます。彼らにとって比彘は、希望の星だったんでしょう。
大喬と2人で、ただ安穏な日々を過ごしたかった比彘だけど、兵隊を引き連れて報復に来ると言われれば、そら、戦わねばならなくなる。比彘は、博崖の諸軍督帥だなんて言われちゃってね。
ただここには鉱山があって、そこで働く男達には力持ちもたくさんいるらしい。
先頭に立っていた男が長史となって献策すると言い、断れなくなる比彘。でも比彘も、ただの馬飼いより、諸軍督帥なんて肩書があったほうが大喬には釣り合うかもとは思っただろうな。
ただ大喬は小喬から聞いていて、辺州には李粛(リースー)の他にも薛泰って厄介な猛将がいると知ってました。逃げようと言う大喬だけど、比彘はもう自分が博崖を平定するつもり。
薛泰が兵を集めるのは磐邑を牽制するため、魏国は頭を悩ませているはず、ここで薛泰を食い止めて自分が博崖の主になれば、小喬に誓った約束も果たせ、魏国にも尽くせると。
あの長史に、薛泰の思惑を教えて貰ったのかしらん?
外に出た2人は、博崖の人々が川の向こうに一列に並び、将軍と言いながら拝跪する姿を見ました。

ただこっちの2人はなんとなーく安心して見てられない人達なんだよなー。
魏劭は朱氏に呼ばれて、靴を作ったから履いてみろと。
それが、ちっちゃくて踵が入らない靴。息子が何も言わず苦労して足を入れて踵を踏んでいても、母親は気付きもせず小喬の悪口を続け、姪の楚玉を側室にしろと迫る。本題はこっちね。自分の身内、味方を手元に置いておきたいだけ。靴なんて口実だから、サイズすら確認することもしない。
合わない靴でひょこひょこ帰って来た魏劭に、小喬は自分が作った靴も試してみてと差し出します。
こちらはぴったり。小喬は朱氏の作った靴を見て学びたいからと借りることに。きっと直すつもりね。
この時、机の上にあったカラクリ箱に触るなと言って魏劭は取り上げてましたが。
そんなに大事な秘密の箱なら、そこら辺に出しっぱなしにしなきゃいいのにと思ったのはワタシだけでしょうかね。
魏劭は母親の愚痴の中の、汁物を作ってくれなかったってのを覚えてたよ。
小喬は、確かに写経は口実だったけど、厨房に入ったことはなく教えてくれる人もいないから、作れるかどうか自信がなかっただけだったと。
ならそう言えばいいのにって魏劭。こういうの、姑と妻の関係性に気付かない夫の典型だな。
小喬は、義母上は私を嫌っていて3日も城内に入れてくれなかった上、追い払おうとまでした、正直に話せば言い訳と見做され、更に嫌悪されるだけと言います。
これに対する返事が「よく覚えているな」だよ?ちょっとびっくりしたわ。
まあだ、信じる信じないの攻防戦の中なんでしょうが、これって不器用だとかナンだとかじゃない、ノンデリよね。あの母のアホさ加減に気付いてない訳もないだろうに。
だから小喬も、あの3日間の苦しみは決して忘れませんと言ったわよ。
なのになのに。魏劭は、そんなに母の気持ちが分かるなら、母は楚玉を側室にしたいらしいから、それを纏めろときたもんだ。
やっぱりか。伯父の側室話を断ったのは、小喬への思い遣りなんかじゃなく、身中の虫の発言力が強くなるのを回避するため。でも母親が望むなら、側室を取ってもいいっての?
小喬は読みが甘かったと、更に気を引き締めてしまう(笑)
で、徐太夫人に遠回しにお願いに行くと、徐太夫人は心得たもんです。この人も嫁の朱氏のデキについては長年、どうしたもんだかと思ってたでしょうしね。
楚玉は魏劭にとってではなく、あなたにとって都合の良い相手なんでしょと、ズバリ朱氏に言う徐太夫人。しかも以前も同じことを請われて、徐太夫人は断ってたらしいのよ。
徐太夫人は鄭楚玉に充分な嫁荷を用意し、嫁に出せと勧めましたわ。
で、またそれを聞きつけて、祖母上の力を借りたようだなと小喬のところに来る魏劭。
なんだかもう、オマエ、いい加減にしろよと言いたくなるわね(^m^)
いずれにしろ、お知らせするべき、祖母上の決定に私は関われないと小喬。
それについては納得したものの、まあだ何も触ってないだろうなとかさあ。小喬が、ならば寝所でやると出て行くと、多少は悪かったかもと思ったらしい魏劭は、背後のひと気を感じて、疑う気はなかった、今後も書斎を使っていいと言ったら、後ろにいたのは楚玉だった(笑)
ただ、楚玉と話してるのを小喬に見られてないだろなと、キョロキョロする辺り(^m^)
魏劭自身は、楚玉を側室にする気なんて毛頭なくて、小喬を試そうとしてるだけみたいですけどね。
いい加減めんどうだよー。
さて、博崖には薛泰がやって来た。待ち構えるのは比彘。
え、比彘の目って緑色なんだ。西域の人なのかしらね。しかも、ただの力持ちの馬飼いだと思ったら、普通に武芸もできる人で、薛泰と互角にやり合って落馬させましたよ。
大喬が実家に援軍要請をしてるけど、実の父親とはいえ、アイツだからねえ。
喬越は駆け落ちした癖にと怒り、張浦は背後の辺州を恐れた上、磐邑に近い博崖に兵を送れば、魏劭の誤解を招きかねないと言う。
喬平(チャオピン)は喬家の娘なんだから見捨てられないと言うし、喬慈(チャオツー)もムッとして伯父上は先生の言いなりだ、伯父上に薄情な真似はさせるなと言うけど、喬越と張浦は握り潰すことにしたわ。
ただ、誰かが博崖に大喬を迎えに行くのは構わない、だとさ。
その頃、小喬はまた魏劭に疑われてました。
あの大事な箱を開けようとして、傷をつけたヤツがいるんだとさ。書斎に入れるのはお前だけだとさ。軍報を盗もうとしたのか、だとさ。
先日、楚玉だって、スタスタ入って来ましたけどね?
完っ全に小喬を疑っている魏劭は、小喬の話も聞かずにその首に手をかけて怒り、喬家共々貶める。
苦しくて座り込む小喬だけど、誰かが自分を陥れようとしたんだろうと、誤解を解こうとして春娘と小棗に聞き込みを頼みます。朱氏と鄭楚玉だろうとは思いつつでしょうね。
でも使用人達は何も証言してくれない。それでも、ここで退いたら今後も好きなようにされると小喬も決意を固めてる。
一方、魏劭のほうも、感情的に手を出してしまったものの、考え込んでる感じね。ほんっとこの人、かなり直情傾向で冷静さが足りない。
永寧渠を任せた磐邑の県令楊奉(ヤンフォン)と辛都の県令甄値(ジェンジー)は、以前も一緒に永寧渠を作ったとはいえ、馬が合わないのは相変わらずって話もうわの空。
そこに小喬が潔白を証明しますとやって来て、カラクリ箱を手にしようとします。
その手を払う魏劭だけど、無実の罪を証明もできないのか、喬家の者は濡れ衣を着せられても当然だと言うのか、悪いのは私か喬家かと詰め寄られ、言葉に詰まる。
従者ズが、並んで後ろを向いてるのが可笑しいな。全部聞いてるけども(^m^)
真心を尽くしてくれると思ったのに、常に警戒される、喬家の者というだけで永遠の敵みたいに。私は情報欲しさに嫁いだのではない、だから潔白を証明する。
そう言って小喬は箱を奪い取り、箱のカラクリの説明をしながら、さらっと開けてしまいます。
算術を学べば、こんなものは簡単に解けると。
もし私が情報を盗み出したのなら、好きに罰すればいい、でも決断に迷っているなら、まさに黒幕の思う壺。私は軍報を盗んだとして未だに夫からの信頼を得られない、このままでは将来私に、寝首をかかれないか心配でしょう?
だから証明します。私は箱を開けられるけど開けてない。男君が大切にするものに、刃を立ててまで傷つけようとはしません。
従者ズは、あー、主公の負けーと思ってるよね(^m^)魏梁なんて拍手してるもん。
だけど魏劭は、言い逃れだと言う。悔し紛れだろうけど、バカだー。
すんごい目になった小喬だけど、触れるなと言われたものに触れたのは事実と一歩引き、ったって、触っただけなんだけどね、それでも、今後開け方を忘れた時は私にお聞きくださいと言って去ってく。
これで反省もしないようじゃ、ちゃんと謝れないようじゃ、男主のアホさが際立ってしまうな。
だけどこれでまた小喬も、そっちがその気ならと思っちゃうと思いますケドね。
箱の中身は、祖父、父、兄の遺品だった模様。
涙してるけどさあ。一体誰の仕業だって、そんなもん、分かり切ってるじゃないの。
何が入っているのか知らなかったのかもしれないけど、それを傷つけてまで、小喬を陥れようとした卑劣なヤツらは、自分の母親と従姉妹なんだと、思い知りなさい。
男主の性格が嫌いになりそうな7話まででした。
あんな兄の最期を見てるので、疑う気持ちがなかなか晴れないとはいえ、家と個人の違いに早く気付きなさいよ。魏家の中にだって自分の母親だの伯父みたいに、ロクでもないのがいるじゃないのさー。
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作品情報
- 制作 2025年発表 36話 腾讯视频
- 原題 「折腰」
- 原作 「折腰」蓬莱客
- 監督 邓科、高琮凯、王奕丁
- 脚本 南镇





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