結構、楽しみにしてたんですよね。
久々の若様、汪鐸(ワンドゥオ)の出ているドラマだったので。
序盤、中盤くらいまではついていけた。でもだんだん設定がややこしくなってきて、ま、いっか、なるほど、そうなんだねーで、考えるのをやめました(笑)
とは言っても、面白くない訳じゃないんだけどねー。
あ、原作者は「灼灼風流」と同じ方でした。
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所感 ネタバレです
いずれにせよ、中国ドラマの三界もの、ファンタジーの世界。
最初はあまり存在感のない神界と、人間界、暗域という三界のある世界観。
だいたい「神」って存在が一番えげつないってのは、相場なんですかね。
そして一番「人」が頑張る。このドラマもそうでした。人間の中にも、余計なコトする人は当然いるんだけど。
まず出て来た男主は、人間の中でもかなり特殊な「天性十力」って力を持っている擁雪城の少城主、謝雪臣(シエシュエチェン)です。目論見があって単独で暗域に入り込み、捕えられてました。
人間界では、人の世界を守るため、いくつかの派閥が集まって仙盟って組織を作っており、盟主は擁雪城の城主である、謝雪臣の父親。
彼らは修士、要するに仙人修行をしている霊力を持つ人達で、一般の人間達を治め守る立場ね。
彼も自分の霊力でしか扱えない、鈞天って武器を持っています。
暗域の尊主は、桑岐(サンチー)。元々相容れない存在なんでしょうが、異様に仙盟に恨みを持っている。右手がないのも、仙盟との諍いに関係してるんでしょね。
人族の謎の組織、朽仙閣というところと手を組んでいて、仙盟が持っている玉令を探してるけど、本当の狙いは仙盟が保管しているらしい、混沌珠って神器。
桑岐と女主は、暗域にいながら暗族ではなく、霊族だったみたいね。
女主、暮懸鈴(ムーシュエンリン)は、桑岐に拾われて育てられた弟子。なぜか霊力が使えず、魔力で強くなり、暗域の聖女とされてた。でも子供の頃は額に紋様の出ていた霊族の奴隷で、人間に虐げられていた過去があった。その頃、謝雪臣にそっくりな人物に助けられたんだけど、彼は命を落としてしまってます。
そんな訳で、暗域に捕えられていた謝雪臣が、あの時のお兄ちゃんなのではないかと、暮懸鈴は謝雪臣に近付き、無理矢理キスして霊力をちょびっと復活させる薬を飲ませ、謝雪臣が脱走できるよう計らって人質になり、自分も一緒に暗域を出て行く。
その裏には桑岐の目論見もあったみたいだけど、暮懸鈴は謝雪臣に命の恩人のお兄ちゃんを見ているから、桑岐を騙してでも、それを探りたい気持ちが強かった。
でもさ、回想シーンで、死んでたよね?
人間と言ってもメインで出て来る人達は仙人みたいなもんなので、みんな不思議な力を使うからさー。この手のファンタジーって、死んでも訳の分からない理由で生きかえったりするし、人間と言われても、ピンと来なかったりするのよ。
まあ、そうでないと、神や暗族には太刀打ちできゃーしませんけどね。
あ、あと霊族ね。動物や植物の精みたいな感じなんでしょうか。人族には虐げられてる存在。
阿宝(アーバオ)、かわいかったなあ、阿宝♪ 嗅宝鼠っていう、独特の嗅覚で善人悪人も嗅ぎ分ける霊族で、阿宝の父親は人間。嗅宝鼠の阿宝が懐いているだけで、暮懸鈴が悪人ではない証になるっぽい。
この子「長風渡」で柳玉茹(リウルーユー)の子供時代、やってましたね。あの時も、達者な子だなーと思ったけど。

しばらくの間は、サキュパスみたいな暮懸鈴に翻弄されまくりながら、渋々同行しているクソ真面目な謝雪臣。
暮懸鈴に飲ませられた薬は、少しの間霊力を復活させるけど、その後、10日間は全く霊力が使えなくなるんだそうで、暗族の追っ手が襲って来る中、なんだかんだ暮懸鈴に助けられつつの道中。
でもこっそり霊力を回復させていて、途中で暮懸鈴を振り払おうと、法陣の中に閉じ込めちゃうんだけども。
それを助けたのが、ちょっと不思議な力を持つ蘊秀山荘の荘主、南胥月(ナンシューユエ)でした。
や~ん、若様よぅ♪←(笑)

扇を使うんであーる。似合うね。でもこの姿は後半かな。
この人は法陣の使い手で、謝雪臣と同じく「天性十力」を持って生まれ、予言の力もあった。でも弟に騙し討ちされ三力が使えなくなって、予言の力も無くなってたみたいなんだけど。
それでもこの時、謝雪臣と一緒に作った陣が発動したことに気付き、中に捕えられている相手を指していたのかどうか分からないけど、占いで旧友に再会すると出たと言って、陣の元に向かうんだよね。
一度挫折したことで周囲の掌返しも経験しているので、飄々としていて考えが読みにくく、仙盟にも加入せず、でも謝雪臣とは友達だからと、頼まれれば手は貸しつつ、つかず離れずの距離を保っている感じ。
それでも9話で、おまえが死ねば、私とて少しは悲しむって言った時の顔が可愛かった(^m^)この時の表情は、オープニングの映像にも使われてましたね。
南胥月は力を失った時、霊奴だった頃の暮懸鈴に一度だけ出会い、欲しかった言葉を貰ってました。南胥月は、早々にあの時の子だと気付くんだけど、暮懸鈴のほうは全く記憶にないくらいの出会い。
あれだけのことで、相手は子供の霊奴だったってのに、こんなにも執着するもん?と、かなり長い時間思わされる。
でも後半、転生前の「始まりの時」みたいなお話が始まると、なんてーことはない、暮懸鈴は謝雪臣よりも先に、南胥月とのほうに深い関わりのある、元々は二個イチみたいな魂だったと分かる訳だ。
南胥月も夢の中で、魂の記憶を垣間見てはいるんだけど、いまひとつ確かではなく。
とはいえ前回の転生の時も、暮懸鈴の前世は謝雪臣の前世だけを想っちゃっているので、要するに若様、何度生まれ変わっても、不憫枠(涙)しかも最初から、そういう風に決められちゃっている哀しい運命。
なので、ちょいと黒化したのかしらん?みたいな展開もありつつ、最後は持ってっちゃいましたねえ、若様。ふふっ。ワタシが汪鐸好きってだけでなく、最後は暮懸鈴よりも謝雪臣よりも、若様だったでしょ、これ(^m^)
孫珍妮(スンジェンニー)も張彬彬(チャンビンビン)も汪鐸も、3役演じているので、それぞれ衣装が違ったりして凝っていて、なかなかに眼福でございました。
特に張彬彬と汪鐸は、過去世での違う人になった時の表情が良かったなー。目がだいぶ変わるんですよ。化粧の違いもあったとは思うけど。
とまあ、前世だのその前だのの話は、しばらく置いといて、まずは現世。
なんだかんだありつつ、暮懸鈴は謝雪臣と南胥月と共に擁雪城に行くんだけど、仙盟の盟主だった謝雪臣の父親は、誰も知らないうちに亡くなっちゃってた。
暗族の襲撃を控えて新たな盟主を決めなくてはならないのに、仙盟の中にも、個人的な野心を持ってる人がいたり、裏切り者がいたりしてね。
高秋旻(ガオチウミン)の叔母の鏡花宮宮主、素凝真(スーニンジェン)が酷かったなー。霊族を忌み嫌ってる苛烈な人で、仙盟の盟主の座も狙ってます。
そもそも、この人と前鏡花宮宮主の謀りで、桑岐は愛していた素凝真の姉に裏切られたと思い込み、しかも姉に化けた素凝真に右手を切られて、仙盟に恨みを持ってしまってた。
この人が元凶だよ。姉を霊族の男なんかに取られたくないみたいな、凝り固まった思いで、姉の本当の幸せを握り潰した。
その後、素凝真の姉が嫁いだ明月山荘の生き残りが、娘の高秋旻。明月山荘は桑岐に滅ぼされたから、素凝真に預けられたんだけど、桑岐と母親との関係以上に、この人も訳アリの人でしたわ。明月山荘が襲撃された子供の頃、嫌と言えずに、霊奴だった暮懸鈴を自分の身代わりにしちゃたりしたけど、根は悪い人ではなかった。
高秋旻をあっという間に好きになっちゃった傅瀾生(フーランション)も良かったな。
最初は、ただの金持ちのぼっちゃんみたいな感じで出て来たけど、なのに嫌味なところがなく、ものすんごくいい人でした。一生懸命、阿宝の父親捜しをしてくれたりね。2人のシーンは癒された。
傅瀾生の両親は、強い母親とへらへらしてる父親みたいな感じだったけど、息子の人の好さは父親譲りでした。この両親が残念なことになっちゃったのは哀しかった。
だけど、いくらいい人でも、兄の罪をひとりで被って言い訳もせず、関係者に誤解と恨みを募らせちゃったのは問題よねえ。ここまで恨まれるとは思わなかったのかもしれないどさー。
高秋旻と傅瀾生も、前世でも恋人同士だったんだよね。

阿宝ちゃんも、瀾生の血縁だったよ。
後に縣天門の門主と仙盟の盟主になる玄信(シュエンシン)って、心が真っ直ぐで不思議な人がいましてね。彼は実は南胥月の従者の封遥(フォンヤオ)の、死んだとされていた弟だったんだけど、この人がね。「山河令」の黒無常だったんですぅ。
いやー、黒無常くん、出世したねえ(違)玄信、とってもいい役でしたよ。
前世の人皇、昭明(ジャオミン)が、堕神として封印され続けて暗域に存在してるのに、謝雪臣が同時に存在してるのはなんでよ?みたいな疑問も沸いたんだけど、それは昭明の魂の欠片が謝雪臣に転生してたんだとかで。
こういうのがね、あ、そうなんですね、ハイ、了解…ってところよ、ファンタジーの(笑)
そして暮懸鈴も、混沌珠という神器の生まれ変わりで、南胥月も天命書っていう神器の生まれ変わりでしたよ。だからこその南胥月の暮懸鈴への執着だったんだけど、中盤までそれは明らかにされません。
何羨我(ホーシエンウオ)って、自分の目的のために何千年も生きて様々暗躍していた人を滅するために、南胥月の陣を使って自分は命を賭けようとしてた謝雪臣だけど。
南胥月もまた、許しがたい行いをしていた何羨我と、暮懸鈴が愛しているからこそ苦しめる結果になっている謝雪臣を、この陣で殺そうとしてた。でも暮懸鈴だけは助けようと、最強の護符を暮懸鈴に渡していて、更に暮懸鈴が傷を負ったらそれを引き受けて自分が死ぬように、陣に細工を施して。
でも暮懸鈴は護符をこっそり謝雪臣の帯に忍び込ませてました。陣の細工のせいなのか、その陣で死んでしまったのは暮懸鈴だけだったという皮肉な展開。暮懸鈴の傷を引き受けた南胥月も瀕死。
南胥月の細工に気付いた謝雪臣が、南胥月を殺そうとした時、封遥が現れて南胥月を連れ去ります。
何羨我はまだ生きていて、混沌珠である暮懸鈴の犠牲により、この人の最大の望みの天界へと続く天梯が開けてしまいます。
でもさ、天界に渡った何羨我は、そこで自分が最初から間違えていたことに気付くんだな。
この人、元は天界からの神託で生贄として集められた子供だったんだけど、人間でありながら神族にひとりで立ち向かった昭明に憧れながら、神族を滅ぼすために霊族や人々の魂を犠牲にして生き残ってきた。でもその天界には人っ子一人、いませんでした。
そこに残っていたのは天命書。
1万年前、天意に逆らった昭明は堕神となり、暗域の溶淵に封印されてしまった。
だけど昭明は、生贄を捧げろという天意に逆らって、生贄を守ろうとしたために封印されてた。
憧れていたのに堕神になったってのを恨んでもいたのかね。なのに昭明は無実。その上それが謝雪臣の前世だったと気付き、自分は憧れの人を殺そうとしていたのかと膝を付く。
なんかやって死んでったみたいだけど、それがどう影響したのかはよく分からない。
そして封印されていた昭明もまた、当時愛していた混沌珠の生まれ変わり、阿珠に裏切られたと思い込んで、やさぐれてるみたい。
とまあ、ややこしいことこの上ないのよう。書いてても分からないんだから、読んでても分からないですよね。ごめん。ドラマ、見て?(笑)
そしてこの辺りから、前世だの魂の元だのの事情ががっつりと絡んでくるので、記事も分けますー。
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作品情報
- 制作 2025年発表 40話 优酷
- 原題 「千朵桃花一世开」
- 原作 「千朵桃花一世开」随宇而安
- 監督 何澍培、韩平、何泓辉、王海岐
- 脚本 乾诗、白鹤、余燃、张季舒、张晓璇、李嘉琪、卢杉、弦音
人物相関図





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