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「浮図縁~乱世に咲く真実の愛~」【2】行き違いがあっても歩音楼の賢さで比較的サラッと解決するのは、ストレス少ないかも

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9話の最後に、義母と闘うと宣言していたので、いつ始まるかと楽しみにしていたんですが、それ前に、こっちもちょっと描いとかなくちゃね?ってな感じで、歩音楼(ほいんろう)の淑女教育に絡めて、メインサブ3組の恋愛エピソードが挿入されてきました。
同時に、やっぱりかーという、皇帝の歪みが露わになってくる。うおー、きもっ。

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目次

所感 ネタバレです

全くさー、毎度ヤだなあと思うんだけど、皇帝がその気になったら、相手の意思なんて全く関係ないのが当たり前なのよね。それが権力ってもんなんでしょうけど。
孫太監も、皇帝ならなんでも意のまま、相手が拒否するわーけがない、むしろ喜んでるに決まってるってなコトを刷り込みまくる。
そういう権力指向の女もいるけど、100%じゃない。拒否しないのは、できないからでしかない。
それを知りつつ政略結婚を断行するのと、都合良く解釈して暴走するのとでは、全く別モノ。そこそこ聡い人なら分かることが、提灯皇帝には分からない。

ただ、なりたくて皇帝になった訳じゃない、唯一の望みは歩音楼だけと言われて、肖鐸(しょうたく)に頼まれて諦めさせようとした妹の暮容婉婉(ぼようえんえん)も、絆されてしまう。うーん、今ならまだなんとかなったかもしれないのになあ。

肖鐸が暮容婉婉、合徳姫に頼み事をするために呼び出した時、女官に扮して宇文良序(うぶんりょうじょ)が紛れ込み、誤解した歩音楼に殴られるのは苦笑い案件。
南苑王の命で肖鐸を狙いに来た?と警戒するものの、彼はなんとか婉婉に近付きたい一心だけなのよ(^m^)

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さて、肖鐸(しょうたく)の立派な屋敷に落ち着いた歩音楼。これからは自由に暮らせると思いきや。
早速余計なコトを言い出すヤツがいる。孫太監な。
見当はずれのことしか囁かない上、この人は皇帝の意向も確認せずに勝手に動くトコもある。
肖鐸が西蜀の間者の拠点を潰しに行ってる間に、厳しい教育係を送り込んでくるんだけど、歩音楼はそれを肖鐸の命だと勘違いしちゃう。嫌なの知ってる癖に、やっぱり皇宮に送り込むつもりなんだと。肖鐸もタイミングが悪くて違うと言えないし。

肖鐸はさ、本業忙しいし復讐計画もあるのに、歩音楼のことを考えて様々根回ししてるのに。歩音楼が体当たりして花びら散らした木を、自分の屋敷に移植したりまでしてさ。あの時、歩音楼のことを意識したってことなのかな。そんな思い出の木。

歩音楼は教育係と揉めて追い返すんだけど、その顛末を聞いた皇帝が嫌われたくない余りに弁解に飛んできます。
きっと罰せられるとこれまた勘違いした歩音楼は、礼儀作法など本当は習得済なんだってのを発揮してしまう訳だ。でも堅苦しい態度できっちり線を引き、ぬか喜びしかけた皇帝を、ガッカリさせます(^m^)

だけど、粗野でどうしようもない女に見せてたほうが良かった気もするよ。どう教育してもこの人、無理ですーって烙印を押されちゃったほうが。デキル様を見せたら、後宮入りが近付くよ?
それを眺めて、本当に粗野だっら良かったと呟く肖鐸だけは、歩音楼より色々見えてるんだよね。

するとまた孫太監が、余りにも情を感じられないと、今度は歩音楼を夢廬(むろ)って妓楼に入れて学ばせたらどうだと言い出す。それも皇帝を通さずに直接肖鐸だけに。
それを東雲(とううん)が盗み聞き。怒った歩音楼が肖鐸に突っかかって妓楼に行ってやると言うもんだから、肖鐸も売り言葉に買い言葉、行けよ、盛大に見送ってやる、なんて言っちゃうんだ。
とはいえ、曹春央(そうしゅんおう)が見張りについてってますけどね。

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夢廬の楼主、夢解語(むかいご)に気に入られた歩音楼も、冷静になれば肖鐸は悪くなかったと気付く。今まで何度も盾になってくれた肖鐸に、これ以上迷惑はかけられないと、かなり一生懸命学ぶ。
さらに夢廬には、女心を学びたいと宇文良序が押しかけてました。歩音楼は肖鐸のために、宇文良序の目論見を探ろうと仲良くなるんだけど。や、ないから。言葉通りだから、あの人。

宇文良序は、婉婉に見当違いのアタックを繰り返して殴られたりしてるけど、全くメゲずに都合のいい解釈してるのは皇帝と同じ。でもこっちのが可愛げありますけどね。婉婉自身をちゃんと見てるしね。
それでも押しに押した後、夢解語のアドバイスで一旦退いたことで、まんまと婉婉も気になり出します。

だいぶ踊れるようになった歩音楼は、その日用事のある夢解語の代わりに、露台で舞を披露することに。
この時、東雲に、宦官も花街で遊ぶのかと笑われた曹春央は、傷付いちゃってましたねえ。
話を聞いた肖鐸は、露台で客引きをしたぁ!?薄着だったのでは!?て、気にするとこ、そこかい(笑)

いてもたってもいられなくなった肖鐸は、歩音楼を迎えに夢廬に乱入。
宇文良序が来なくなって寂しくなった婉婉も、歩音楼と遊ぼうとして夢廬に向かいます。
そこで婉婉は下着姿の宇文良序とバッタリ会ってしまい、夢解語から、あなたの気を惹くためだと知らされる。怒って宇文良序を追い回してるけどね。でもきっとこれで婉婉も落ちたかな(^m^)

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いずれこうなるみたいだけど、この2人は兄が敵同士だからねえ。

肖鐸は舞の練習をしている歩音楼を見て、思ってたより美しいのに驚いてる。
バランス崩して咄嗟に助けに入って接近、なんて王道シーンもありつつ。
歩音楼は、多分もう亡くなっているのだろう人を待ち続けている夢解語から、自分に正直になりなさい、一度逃せば一生手に入らないかもしれないと言われます。一目で2人の関係を察する夢解語、さすがね。

だけどさ、そう言われれば普通、自分の気持ちのほうを見つめるもんだと思うんだけど、歩音楼は肖鐸はきっと私に気があるって、そっちを先に考える(笑)自分の気持ちは既に分かってるってコト?
ケンカして送り出したとはいえ、肖鐸は歩音楼がけつまづいて八つ当たりした欄干を外してまで、帰って来るのを待ってたんですよぅ♪

眠れない肖鐸が外に出ると、曹春央も眠れない様子。
人を好きになって、こんな気持ちになっちゃうんだって曹春央の話を聞いて、全部自分も当てはまると気付く肖鐸。
だけど、宦官だからまともに相手にして貰えないことに悩む曹春央のほうが、深刻だ。

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でもこちらも、いずれこーなる訳ね。

皇帝は、自分をすっ飛ばして孫太監が歩音楼を妓楼に送ったことに慌ててました。だけど孫太監、主導は肖鐸だって言うのよ。その上、想い人と情を交わす日の灯籠祭りに誘ってみろとか言い出し、皇帝も歩音楼を驚かせたいからサプライズするとか言い出し。
ほんっと、迷惑な2人。

メイン&サブカプの6人も、灯籠祭りの日、一緒に遊びに行きます。宇文良序が婉婉を誘いたいと肖鐸に泣きつき、肖鐸と歩音楼が出かければ、曹春央と東雲もセットだし。
でも宇文良序の言葉にも、肖鐸は心を動かされてますな。曹春央も宇文良序も、肖鐸より自分の気持ちと真っ直ぐに向き合ってるかも。宇文良序、ただのお花畑って訳でもなかったね。
ただ灯籠祭りには、西蜀の間者の生き残りが紛れ込む危険性があるみたいだよ。

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肖鐸から灯籠を買って貰って、歩音楼は楽しい時間を過ごします。
肖鐸も、自分の身の上話を打ち明けたりして。この人も苦労してたんだなあと歩音楼も思う。
昭定司や自分など用なしになった時が、天下が平和になったと言えると割り切っている肖鐸。
でも歩音楼は、昭定司のメンバーは、親のない貧しい家の人達が多く、肖鐸に守られて生き延びたと部下の舎統領から聞いてました。だから昭定司のみんなも自分も、肖鐸を必要としているんだよと。
2人で灯籠流しをして、いい雰囲気になってますねえ。

自分が一番欲しいものは歩音楼なんだなと、肖鐸がはっきり意識した時。
あーあ、来ちゃったよ、暇人皇帝が。
一瞬で能面顔⇒魔王顔になる肖鐸。さっきまで笑顔も見せてたのにぃ。
暇人皇帝サマ、勝手に運命感じてるけど、歩音楼の顔見ても、歓迎されてないことに気付かない。その上、肖鐸に貰った灯籠を、粗雑な作りだとか言うの、ムカつく。
皇帝の作った大量の灯籠を見て、皇帝辞めて提灯屋になれば?ってのだけが、歩音楼が放てる辛うじての皮肉でしたな。気に入ったかと聞かれて、気に入らねーとも言えず。

幼名ってのは大事なものなのね?
勝手に自分の幼名を教えてくる皇帝に、歩音楼は自分に幼名はないと答えたんですが。きっとあるんだろうね。これもまた、せめてもの抵抗でしょう。

みんなが川べりにいた時、舎統領に追われた間者が乱入し、肖鐸に捕まるんだけどさ。
歩音楼が危なかったからと、皇帝は舎統領の刀を取って、間者を滅多切り。
異様でしたねえ。めちゃくちゃ切りつけて殺して高揚してった皇帝は、朕だけが音楼を守れると嗤う。狂気の演技上手い、怖い。
こんな時でも孫太監は、天子の手にかかれば果報者、殺されても本望とか言う。ほんっと気持ち悪い。
歩音楼もコイツはヤバイと思っただろうなあ。

それでも、逆らって肖鐸の立場が悪くなるのも避けたい歩音楼は、皇宮に行くことを決めます。
力を誇示する快感に目覚めた皇帝は、西蜀、南苑王と関連のあった朝臣達を一掃することを指示。
歩音閣(ほいんかく)が先帝から、南苑王の側室としての婚姻を賜っていたらしい歩家。日程が近付いてるけど、この状況下だからと婚姻の撤回を求め、歩家の正室が宦官に縋り付いてました。

それを見た肖鐸は一計を案じ、婚姻を進めるよう進言。歩音閣を送るテイで西蜀に人をやり、内情を探るべきだと。皇帝はその役目を肖鐸に任せます。
更に肖鐸は、義姉を娶る形の歩音楼の皇宮入りは、南苑王が付け入る隙になると、またもや延期を提案。仕方なくそれも受け入れる皇帝なんだけど。
実は皇帝は、今まで何度も歩音楼の件を止められていたこともあり、力を持つ昭定司と肖鐸が邪魔になってた。だから南苑王に肖鐸をぶつけ、どちらが死んでも利があると考えた。更に肖鐸のいない朝廷で自分の権力を知らしめたいと。

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婚姻の撤回がなされず、むしろ前倒しにされたことで、歩家では醜い夫婦ゲンカ。
腹黒い正室は、既に亡くなっている母親の具合が悪いと嘘をついて歩音楼を呼び出して攫い、歩音閣の身代わりにしようと企みます。
歩音楼が歩家から戻らないと聞いた肖鐸は、急いで歩家に向かい、東雲が見つかったことで、浅はかな計略は露呈。

馬車から自力で逃げ出した歩音楼は、肖鐸に助けられ、そのまま母親が住んでいた別邸へ。そこでご近所さんから、母親は半年前に亡くなっていたと知らされます。母親の墓前で泣き崩れる歩音楼を抱き寄せる肖鐸だよぅ。
怒り心頭で歩家に乗り込む2人。ようやくだー。

元々、歩音楼が先帝の妃嬪候補になったのも、正妻の差し金だったのね。聖旨が下りたのは嫡女だったのに、病弱な母親を盾にして脅し、歩音楼を後宮に入れたんだってさ。
全員がクズ。それに歩音楼は今や皇太妃だってこと、なんで忘れてるんだか。
2人はまず正妻を罰し、次に父親を追い詰めます。二度と歩音楼に手が出せないように。

とはいえ、余りすっきりしてない歩音楼。母親が不憫だと。母親はあんな男でも、恨んでなかったんですと。どんだけ男を見る目がなかったんだか。
家なんてあってもなくても同じことだと言った歩音楼に、家はあるって言う肖鐸は、肖府の前で、家に着いたって。
この人のこういうところ、いいよねえ、皇陵の時もあったけど。歩音楼も笑顔になるわ。

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歩音楼誘拐の一件が広まり、皇帝の歩音楼への執着も噂になり、皇帝の評判も下がってるらしい。
皇帝が、自分の評判を気にし始めたのを逆手に取り、肖鐸と歩音楼は、歩音閣を送って一緒に西蜀に行くことを皇帝に認めさせました。
かのお国の皇帝さん達は、史書になんて書かれるかってのを結構気にしますよね。それでも悪辣な皇帝もいた訳だけど。
この勘違い皇帝も、名君になるんだ!なんて厄介な努力を始めましたよ。

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西蜀への出航。両親があれほどやり込められたのに、まーだ歩音楼を攻撃しようとする歩音閣だけど、肖鐸に、この大きな船は皇太妃が乗る物だから、おまえは小舟に移れと言われてしまう。
そして肖鐸と歩音楼はお隣の船室に。大きな船だから、船室いっぱいあるらしいのにね(^m^)

王鶴棣(ワンホーディ)って人は、鋭い目をした魔王っぷりも似合うんだけど、元々丸くて大きい目だから、きょとん顔をすると、一気にいい人感とか、憎めなさとかが滲み出ちゃうのね。「蒼蘭訣」でもそうでしたっけ。

船酔いしてる歩音楼の部屋を、バーンと開けた肖鐸の真顔に、ちょっと笑ってしまった。
更に船酔いのツボ、鳩尾を、押してくれと言われての戸惑いの真顔。
そのツボ、なんでそんなところにあるのかしらねって言われて、無言で頷く真顔(笑)
いやー、王鶴棣って役者が好きになったかもー(^m^)

一方で曹春央は東雲に簪をプレゼントしようと近付いたのに、宦官の伴侶探しなんて虫唾が走ると言われてしまいます。いやアンタ、も少し言葉選びなさいよ、宦官を前にして。可哀そうに。

肖鐸不在の都では、なんか久しぶりーな前皇后が出て来たぞ。
この人、本気で肖鐸に惹かれてたのかな。未練ありそうな口ぶり。
妙な香を皇帝に盛って、亡くなった栄王が出て来る夢を見せたりしてるわよ。
その上、皇太后に取り入ってたみたいで、皇太后と共に皇宮に戻ることになった。皇帝は目の上のタンコブが2人戻ってくるので機嫌が悪いけど、皇太后には逆らえず。

皇太后は未だに皇太后呼びなのね。先帝も現皇帝も息子だから?でも先々代の皇后は、太皇太后じゃないの?先帝皇后は皇太后にはならないの?歩音楼は皇太妃なのに。
と、文字で書くとヤヤコシイな、これ。

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その頃、肖鐸たちの船は南苑王から刺客を放たれ、歩音楼を庇った肖鐸が川に落ちたのを追って、歩音楼も飛び込んでしまいました。
まあだいたいこういう時は河原に流れ着いて、漁師小屋みたいなところに落ち着くアルアル。
ってことで、2人はしばし楽しい隠れ家生活。初キスは記憶に残ってんのかね、歩音楼。
曹春央たちが迎えに来ても、急いで小屋に隠れちゃうくらいだ。オイオイ(笑)

肖鐸が、死を覚悟して目的に向かっていることを知らされた歩音楼の反応も良かったな。
騒いだり取り乱したりする女じゃない。ちゃんと理解して、待っていると告げる。
南苑王は船から行方不明になった肖鐸を、見つけ次第殺せと命じてましたが、2人は商人に成りすまして既に錦官城に入ってました。歩音楼は錦官城で育ってたんですと。母親が西蜀の人なのね。

一方、婉婉も閉じ込められている宇文良序の開放を皇帝に願い出ようとするけど、以前とはだいぶ様変わりした皇帝は、遠回しの婉婉の頼みを察して、さっくりと却下。
仕方なく婉婉は、塀を乗り越えてお弁当の差し入れに。それができるんなら最初からしなはれや(笑)
でもタイミングよく、宇文良序も塀に飛び付いてた(^m^)
ここで婉婉も想いを伝え、嬉しそうな2人ですが。このカップルの試練はまだまだ多そうだ。

肖鐸は堂々と使節として南苑王の前に現れます。
南苑王も、暗殺は出来ても、こういう形で登場されては手が出せない。でも皇宮に戻った前皇后に連絡を取って、肖鐸の弱みを握ろうとしてますね。なるほど、この絡みでの前皇后復活だったのか。

歩音楼は従兄の連城に会ってました。連城は酩酊楼の楽人。楽人も身売り証文取られてるんだねえ。
連城は従妹が宦官を好きになったと聞いて、びっくり仰天してますが。
そこに肖鐸乱入。嫉妬もりもりー(^m^)

肖鐸は歩音楼が名残惜しそうだったからって、2人で過ごしたあの漁師小屋を買い取って、綺麗に改装してましたわよ。夢雲軒なんて名前つけて、めっちゃ素敵な家になってるんだけどっ。
曹春央と東雲も、主2人がいない間にラブラブ。あれ?いつの間に?
それでもやっぱり東雲は、本心では宦官なんてって思ってるんだね。
夢雲軒に来て、肖鐸を好きになるなんてどうするつもりだと騒いでます。皇帝のこともあるから、心配なんでしょうけど。
そんなことは今はどーでもいいと、歩音楼はだいぶ積極的になって、肖鐸との時間を楽しんでます。

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その頃、都の肖鐸の屋敷には、鐸の伴侶、秋月白が尋ねて来てました。
家職は主に伴侶などいないと追い返そうとするけど、出世すれば昔の情は忘れるのかと言う秋月白。
出会った時は、酒醋面局の太監だったと言っているので、これ亡くなった本物の鐸の伴侶では?
と思ったら、そこに前皇后がやって来た。うわあ、ややこしくなるねえ。

南苑王は肖鐸の元にキレイどころを送って来たりする。懐柔策か、ただの間者か。
肖鐸は、全員受け入れて嘘の情報を持ち帰らせようとしますが、受け入れたってとこだけ立ち聞きする歩音楼な。
瞬間湯沸かし器的に感情的にはなるけど、機転の利く歩音楼は、女性達に嘘八百摺り込んで全員追い払います。お陰で肖鐸は、女性を鞭打つ趣味があると南苑王に報告されちゃうかも(笑)
太監って、その手の趣味に走る人も少なくないってどっかで見た気がするよ。

しっかり仕事もしていた肖鐸は、皇帝の元に報告をあげてました。
南苑王が加担していた塩の密売の根城を接収、南苑王の指示かどうかの確証はないが、蜀軍での兵器密造にも関わっている様子。西蜀の兵権を奪いたい皇帝は、肖鐸の滞在延期を認めます。
韓非子なんか読んで、どんどん独裁化してくんだな、この人。婉婉は更に不安が募ってくね。

女性送り込み作戦に失敗した南苑王は、肖鐸の身辺を調べることに。そんなの先にやらない?この人も弟が言うほどやり手だとは思えんなー。
そんなこととは知らない歩音楼は、歩音閣の嫁入り道具の中に手作りの靴があったことを見て、自分も肖鐸のために靴を作ります。夜なべした出来上がった立派なブーツ。肖鐸、嬉しそうだねえ。
この関係が南苑王にバレないのが、むしろ不思議よ。肖鐸に女の影はないが、肖鐸も歩音楼も変人だと報告されてる程度なんだもん。

南苑王と歩音閣の婚礼の儀式が行われます。
それを見ながら、肖鐸も歩音楼もポーカーフェイスを保てない辺り、まだまだだな。
南苑王が歩音閣を大事にする訳はないのに、そこら辺を察する頭もない歩音閣は、ないがしろにされたと暴れて、逆に脅されてしまう。バカだ。
で、私はお役に立てると、肖鐸と歩音楼は密通してると告げるんだけど。

南苑王と歩音閣は、歩音楼を呼び出して困らせれば、肖鐸が飛んで来ると目論みます。でも2人とも、その程度の罠に気付かない訳がない。
歩音楼は麻雀勝負をしかけ、歩音閣の誘導尋問にも乗らずに延々と勝ち続けて銀子をたんまり稼ぎ、嫁荷まで巻き上げてた。本領発揮。
だけど夜になっても肖鐸は現れず。歩音楼は南苑王に帰れと言われる(大笑)
失敗した歩音閣は、祠堂に幽閉みたいなコトになりましたとさ。

ただ、2人の仲を南苑王が疑ったことには違いなく、肖鐸は確かに浮かれていたと自省してしまい、距離を置こうとし始めます。
アルアルですけどねえ。ドラマのみなさんは毎度、なんでその理由を話し合おうとしないのか。
割と感情的な歩音楼だけど、事情が分かれば納得できる人なのにさ。何も伝えられず、たーだ避けられれば、疑心暗鬼にもなるでしょーが。

南苑王の元には、都の前皇太后から、肖鐸の伴侶をそちらに送ったと密書が。
肖府前に跪いてた女ね。多分、本物の肖鐸の伴侶。
しかも密書を読んで話してる場に、歩音楼の従兄弟の連城がいて、聞いちゃってるのよなー。
それでも、肖鐸が心配して、遠くから見守っていることに歩音楼は気付きます。そうなればもう不安っていうより、何も話してくれないことへの憤りが浮上するってもんだ。

やって来た秋月城を、肖鐸は仕方なく受け入れて、歩音楼に知られないように部屋に閉じ込め、背後で誰が糸を引いているのか探ろうとする。でも避けられてる上、何か隠してるのに怒った歩音楼は、肖鐸を連れ回し、酔っぱらって街中で絡むんだよねえ。
ほら、こういう現場も押さえられない南苑王の部下って、ポンコツじゃない?
腹が立っていたとはいえ、南苑王の地元でこれをやっちゃう歩音楼にも呆れますが。
とはいえ、悪いのは黙ってる肖鐸のほうよ。

酔って帰った歩音楼が、無理矢理部屋に入ると女が囲われてた(笑)そりゃ荒れるわ。
肖鐸、参ってるけど、自業自得ですからね。
ただ、肖鐸と秋月白の会話を盗み聞きした歩音楼は、肖鐸の身の上話と合わせて、もしかしたら亡くなったっていう弟の方の相手ではないかと、うっすら察してます。更に秋月白と直接話し、肖鐸は本物の肖鐸ではないのかもってところにまでたどり着いた。
何を隠してるのか今話して、機を逃せばもう聞かないと言われてるのに、肖鐸は後で話すと言う。
これだけ頭の回転の早い人にさあ、つまらんコトすんなよ、肖鐸ー。危険過ぎて巻き込めないって言ってるけど、既にだいぶ渦中の人ですよ。むしろこの行動力で、知らずに動くほうが危険だっての。

これで18話まで。肖鐸、も少し覚悟を決めなはれ。

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作品情報

  • 制作 2022年発表 36話 爱奇艺
  • 原題 「浮图缘」
  • 原作 「浮图塔」尤四姐
  • 監督 吴强
  • 脚本 李晶凌、肖鸥凌、张煦

人物相関図

浮図縁 人物相関図
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