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家族の名において 第17話 第18話 あらすじとネタバレ感想

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家族の名において
画像出典 China Huace Film & TV Co., Ltd.
目次

あらすじ

第17話 雨降って地固まる
スーツケースを持った凌霄に遭遇した李尖尖は、凌霄がシンガポールに帰ると勘違いし、必死に引き止める。凌霄は尖尖の本音が聞けたことを喜ぶ。一方、賀子秋はバイクを運転中、木に衝突してしまう。病院に到着した尖尖だったが、唐燦の悪い冗談で子秋が死んだと勘違いし、大泣きする。子秋は命に別状はなかったものの、血中から大量の精神安定剤の成分が検出され…。

第18話 2学年下の後輩
凌霄の不眠症を改善するため、李尖尖は斉明月と凌霄の寝室を模様替えする。賀子秋が退院し、尖尖たちは退院を祝って火鍋パーティーを開く。わだかまりも解け、すっかり元の仲よしに戻った3兄妹だったが、お酒に酔った尖尖が凌霄の携帯にかかってきた電話に出てしまう。かけてきたのは小橙子だった。尖尖は凌霄がシンガポールの母親と妹にウソをついて帰国し、歯科医院に就職したことを知り…。

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ネタバレ感想

兄たちと気まずいままのある晩。
尖尖がマンションのエレベーターを待っていると、スーツケースを持った凌霄が下りて来ました。
凌霄は尖尖に声をかけるでもなく、スーツケースを引いて外へ。
自分が酷い言葉を投げたせいで、シンガポールに帰ってしまうのではないかと慌てた尖尖は、急いで追いかけます。

つれない態度で言葉少なな凌霄を、必死で引き止めようと謝る尖尖。

家族の名において
画像出典 China Huace Film & TV Co., Ltd.

だけど凌霄は、ダストボックスの前でスーツケースを開き、中に入っていたものを捨て始めました。
前の住人のスーツケースと、ベランダに残ってたガラクタを捨てに来ただけらしい。
え、帰るんじゃないの?早く言ってよ。聞かれてない。っていうな(大笑)

そこに月ちゃんが帰宅。月ちゃんの荷物を持って、そそくさと帰っていく尖尖を見送る凌霄は、笑ってました。
ご機嫌な凌霄と一緒に帰る月ちゃんもまた、誤解してご機嫌ね。気の毒に。

尖尖がエレベーターを降りると、部屋の前でケーキの袋を持った子秋がウロウロしながら、ドアノブに袋をひっかけてる。荘北(ジュアンベイ)からの電話にびっくりして、スマホ落としたりしてる。
それを陰から覗いて笑う尖尖。
言いたいこと言って、少なくとも反省してくれたっぽいのを見て、ちょっとすっきりしたかね。
2人は行き過ぎてたけど、尖尖にも時間が必要だったし、ある程度分かって貰えればね。

ただ、ある意味、あのエスカレートがあったから、尖尖もぶちまけられた気もする。
ぶつかり合おうとしなければ、もっと長い時間、ギクシャクしてたような気もする。

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荘北からの電話は、賀梅(ハーメイ)の件でした。
あの日、予約タクシーに乗っていた賀梅は、華興路で乗り、国貿藍海で降りたらしい。
和平(ハーピン)に調べて貰えば早いぞと言われたけど、捜してるのを知られたくないだろな。

唐燦(タンファン)は、父親と会っていました。
痩せたな、ちゃんと食ってるのかと心配する父親に、私は太ってるんじゃないの?中学の時から、夕食はエビと野菜だけだったと唐燦。
母親主導で、厳しく食事制限されたのに異を唱えることもしなかった父親も、唐燦にとっては、恨みつらみの対象なんだね。
父親は、電子マネーも受け取らない唐燦に、現金を持ってきていました。突き返す唐燦。
不安定な仕事をしている娘を心配する父親だけど、唐燦が家を飛び出した時、母親は仕事を見つけるまでは帰って来るなと言ったらしい。
いつも、もっとCMで稼がせて、もう一軒家を買うべきだったと愚痴ってたらしい。うわあ。
必死で努力して体形を保ち、学校にも行けなかったのに、唐燦を怠け者だと言ってたらしい。
昔は唐燦を連れ回して自慢していたのに、今では人に聞かれても恥をかくからと黙ってるんだそうな。

これは唐燦のせいじゃないよ。自慢し過ぎた自分が恥ずかしいだけ。でもあの人は、それに気付いてないんでしょうね。
母親の50の誕生パーティに来て欲しいという父親。唐燦は親戚がいるのに、私が行くと恥をかくでしょと言いますが。
そんな父親は、鍋を囲んでいた時、盛んにタレをつけろと言ってたけど、唐燦が沙茶醤アレルギーだからタレを付けないのも忘れてたらしいよ。
唐燦、かわいそだ。

朝、向かいの朝食を作りがてら、自分達の朝食も作った子秋。
食費は凌霄も半分出してるらしいね。向かいの分もか。
その上、店の仕込みで疲れてると言う子秋は、ビタミンのサプリをくれと言うけど、凌霄は自分で買え、だって。
この一瞬の表情は、アレがビタミン剤じゃないことの印だねえ。子秋は気付いてないけど。

バスに乗っている時に入った電話で、尖尖は慌ててバスを降りようとします。
でも、バスは長い橋の上。焦る尖尖。
この長い橋って「開端」と同じ橋かなあ。それとも厦門にはこういう橋、多いんでしょうか。
尖尖は唐燦に電話して、キャッシュカードを病院に持って来てと頼みました。子秋が事故に遭って、激しく衝突したんだ、と。

急いで病院に駆けつけた尖尖は、ロビーにいた唐燦に騙されます。
唐燦は呑気にスマホいじってたのにね、尖尖が来た途端、先生たちも手を尽くしたとって泣き真似。
尖尖は呆然とした後、冗談を言ったのよって唐燦の言葉も耳に入らず、号泣してしまいます。
凌霄が慌てて近付いてくるけど、子秋が死んでしまったと思い込んで大泣きする尖尖。
誤解だと凌霄に知らされ、それでも泣き止まない尖尖を抱いて、よしよししながら、不謹慎だ、冗談にもほどがあると唐燦を叱る凌霄。
和平も海潮もびっくりし、海潮は、慌てて診断書見せてるよ。

家族の名において
画像出典 China Huace Film & TV Co., Ltd.

子秋は大量の精神安定剤を飲んでバイクに乗り、木に衝突したらしい。自損事故でまだ良かったね。
でもそれを聞いた子秋は、凌霄がビタミン剤だと言っていたボトルの全種類を飲んだことを思い出しました。凌霄は精神安定剤を常用していて、寝ないのは本を読んでるからじゃなく、眠れないんだと気付きます。

子秋の呟きに、ベッドサイドの海潮と和平も、尖尖と一緒に入ってきた凌霄を凝視。
陳婷(チェンティン)からの電話の件もあって、2人は息子が相当な心の重荷を一人で抱えていることに気付きます。

陳婷とのことは自分で解決する、避けては通れないと言う凌霄に、和平は言いました。
おまえは大人だし、俺じゃ力にはなれないけど、いい悪いに限らず、何かあれば相談してくれ、背負った苦しみを共有させてくれ。んもー、実父、やっと言えたかーい。

病室では、大泣きしてくれた尖尖に、事故にあった甲斐があったと言って怒られる子秋。
凌霄に何があったかは子秋も知らない、全部は打ち明けないと言います。
打ち明けないから心が病気になると尖尖が言うと、子秋に、ヤツは昔からお前には何でも話していたが、今、お前は耳を傾けるか?と言われてしまう。

凌霄も病室に戻り、質問に答えます。
睡眠障害で薬を飲んでるけど、サプリのボトルに入れていたのは、陳婷と小橙子に気付かれたくなかったから。自分は病気になれないから。うーん、哀しいなあ。

カフェで休憩し、割と自然に凌霄と話せるようになっている尖尖。
シンガポールで凌霄は、勉強と家族の世話で、遊ぶ暇なんてなかったらしい。就職しても同じ。そんな生活を9年間も。ヤングケアラーってやつだねえ。
尖尖が、彼女はできたかと聞くと、凌霄は、いない、でも好きな人がいる、と。
肩の火傷は、出来立てのお粥の椀がひっくり返って、肩に零れた。熱くなかったから破片を拾って片付けた後、冷水で流したら皮膚が剥がれてたんだって。
これさあ、すぐに状況が思い浮かんでしまうんですが…

病室には月ちゃん。唐燦からのお詫びも兼ねた、立派な花束を持ってきてました。
でも子秋は、お陰で尖尖から嫌われてなかったと分かったから、感謝してるってさ。

月ちゃんを送る尖尖。2人共、凌霄の睡眠障害はシンガポールの2人に関係があって、今回の帰郷も何かおかしいと気付いています。

尖尖、凌霄、子秋は、3人でベンチに座っていました。焼き芋を食べる2人と貰えない子秋(笑)
イギリスに行った頃は毎日帰りたかった、言葉は通じないし、食べ物も口に合わない、趙華光(チャオホワグアン)ともケンカしたって。子秋もやっと、ちょこっと当時の苦しさを口にできたね。
帰った来た当初の、会話のない公園とは全然違うわ。良かった良かった。
でもそこで楽しくワイワイしちゃったせいで、子秋の熱が上がっちゃう。
甲斐甲斐しくお世話する2人は、泊まり込むのかな。
月ちゃんが持って来た、凌霄が眠れない時見る絵本を眺める尖尖。寂しい2人の心が寄り添うみたいな絵本は、子供の頃の2人を思い起こすもの。
気付くと凌霄は、尖尖の肩に凭れかかって眠ってました。

だけど病院に燃(ラン)が見舞いに来ちゃったよ。
この数日で作ったって言う見舞いの品は、女性の腰のラインみたいな白い置物。病院でいるか、そんなもん。尖尖だけは初めて見たって喜んでるけど、凌霄は即、箱に戻します。
で、やって来た看護師のお尻に、目が釘付けになる燃。彼女と家族の前でアンタ。
気付いた凌霄が凝視していると、燃は即スケッチブックを開いて、何やら描き始めました。
芸術家って、みんなこうなのー?

凌霄は燃を食事に誘いました。
燃は掲示板で大勢から非難されたのを、尖尖の励ましで続けられたと言います。だから嫌いになる理由がない。理想の体形でなくても、求めるのは魂の伴侶だと。
ただ凌霄のほうがウワテだったわね(笑)
一人っ子で周囲に女の子の従姉妹もいないらしい燃が、女っ気なく育ったのを聞き出し、友達なら問題ない、でも交際は真剣に考えろ、一時の恋愛のために、魂の友を失ってもいいのか?と言葉を投げた。
それで考えちゃう燃だよ。これは尖尖にも言えることだねえ。

尖尖は月ちゃんと一緒に、凌霄を眠らせてやろう作戦。
絵本を選び、ベッドルームを整えます。
あんな姑が待ち構えてたら、生きていけないって月ちゃんの呟きは、スルーされました(^m^)
天井の壁紙を替え、リネンを替え、ポフリや花を置き、でっかい熊さんを置き。

子秋の退院祝いを、尖尖たちの部屋でやることになり、みんなが集まるのですが。
唐燦が気まずくて隠れている間に、荘北も来てね。月ちゃんに会った途端、雷に撃たれたみたいに固まってね(^m^)
あーもー、もうひとつのヤヤコシヤーが出来ちゃった(笑)

尖尖と唐燦は仲直りして、月ちゃんと3人、幸せそうだけど、恋愛模様は入り組んでるんだよなー、この人達。

鍋を囲んだ後も、それぞれのヤヤコシヤ。
唐燦がカラオケで歌ってる隙に、月ちゃんと話す荘北。
歌い出した月ちゃんを見てはしゃぐ尖尖に、凌霄たちは絶対唐燦の影響だって言う。ひどい。
唐燦はグルメや遊びに詳しそうだけど、歌やお酒が好きなのは月ちゃんのほうだと尖尖に聞いて、イメージが崩れると凌霄(笑)

家族の名において
画像出典 China Huace Film & TV Co., Ltd.

尖尖は2人を引き寄せて、正直な気持ちを話します。
もし小兄さんが死んだら、どれだけ後悔したかしれない、本当にお帰りなさい。

いい雰囲気のところで、突然トイレに行きたいと言い出した子秋を運ぶ凌霄。
テーブルに突っ伏していた尖尖は、傍らのスマホが鳴ったので出てしまいました。凌霄のなのに。
相手は小橙子(シャオチョンズ)だったよー、うはあ。
小橙子は、兄さんは一か月遊んだら帰ってくると言ったのに、いつ帰るのよ、だって。尖尖も知ってしまったな。

電話のショックと酔っぱらってることもあって、ソファに突っ伏して寝てしまった尖尖を運ぶ凌霄。
月ちゃんもついて来ちゃった。月ちゃんと凌霄の会話は、根本的なところがすれ違ってるからなあ。

荘北は唐燦に、自分の母親との食事会を頼んだみたい。なんでまた?
送る唐燦は喜んでるけど、荘北は事務的だな。
で、わざと携帯を忘れて、月ちゃんが気付いて持ってくるのを待ってた…
ドアが閉まる間際、荘北は2人の写真を撮り、トリミングして月ちゃんだけを残します。あー、分かるけど。唐燦にとっては残酷ねえ。

凌霄が部屋に戻ると、模様替えされてた。普通はびっくりすると思うけど、尖尖だなと気付いてるから、受け入れ早い。
でっかい熊さんを枕にする凌霄の可愛さよ。
絵本には、尖尖の文字で、兄さん、お帰りと書いてありました。

家族の名において
画像出典 China Huace Film & TV Co., Ltd.

翌朝、子秋の代わりに、尖尖んちのキッチンでフルーツを切る凌霄。
小橙子の電話を取ったかと聞かれた尖尖は、自分の携帯と間違えた、電話が欲しいとだけ聞いたと、誤魔化します。
で、尖尖は小声で、昨夜聞いたことを子秋に打ち明けました。凌霄は戻るために、母親と妹を騙していると。さっくり納得する子秋だよ。
尖尖が、趙華光(チャオホワグアン)を騙して戻った?と聞くと、子秋は、もうヤツは俺に干渉して来ないと。うん、こちらも充分訳アリだ。

海潮は、餃子を手土産に、子秋のカフェに出向いていました。銭さんに押し付けられた見合いを断って(笑)だけど銭さん、海潮が結構賀梅(ハーメイ)を気に入ってたこと、気付いてたんだね。
でもここで、子秋がパティシエの学校を卒業した後、ホテルで修行してたというのは嘘で、店を開きたいから経営の勉強のために、カフェでバイトしていたとバレます。
海潮に、母親を捜したくないのかと聞かれても笑って、捨てられたのになぜ捜す?と。
穏やかに海潮が説得しようとしても、子秋は全て誤魔化しました。

だけど荘北の話から、何か探し当てたっぽいよ。夜、どこかに行ってるよ。

凌霄と尖尖は、並んでランニングしてました。それも安眠対策らしい。
凌霄が、昔から尖尖が心の薬だって言うのは、本音よねえ、真面目に受け取って貰えてないけど。
だけど尖尖も、だいぶ腹を割って話せるようになりました。
父さんには苦労をかけた、昔、賀梅との結婚を強硬に反対したことを、今更ながら後悔しているとか。これだけ軟化すれば、兄たちの執着もだいぶ収まるわね。

帰宅したら子秋が電話していて、今度はあの養鴨業の外叔母が来るらしい。あの人はもう随分とマシになったけど、でもきっとなんかあるダロ、この脚本だ(笑)
シャワーを浴びに行った凌霄の携帯が鳴ります。陳婷からでした。
更に画面の通知に、シンガポール行きの航空券のお知らせ。
いよいよ、片を付けに行くつもりのようだけど、そう簡単にはいかんのだよ、アレは。

職場の凌霄には、また馮希希(フォンシーシー)が探りを入れてくる。
凌霄が好きなのは、二学年下の子だと言った途端、入り口に、尖尖と月ちゃん。
尖尖は凌霄に、月ちゃんは馮希希に診察を受けることに。
月ちゃん、落胆した顔してるけど、私なら好きな人に大口開けて、口の中見られたくないなあ(笑)歯がキレイなら、別にいいのか。

そこで尖尖は、凌霄がシンガポールに行くことを聞きます。帰るのではなく、処理することがある、尖尖の母親の21周忌には戻るよと。

月ちゃんのほうは、馮希希に、プライベートなことをガンガン聞かれる。こんな不躾な歯医者、いるかよ。
二学年下の女子のことを聞かれた月ちゃんは、それを自分のことだと盛大に勘違いしました。
馮希希は、凌霄と一緒に食事や観劇に行くいい関係だって言ってるけど、断られてたわよね。

尖尖にその話をする月ちゃん。誰だと思うと聞くと、尖尖も月ちゃん以外にいる?と。
凌霄がシンガポールに行くことを尖尖は憂いてますが、月ちゃんと凌霄ってのは、別に気にならないらしい。今は、まだ、ね。

皇太后に、友達と食事するから来いと言われた月ちゃんが行ってみると、お見合いでした。
知らされてないから、普段着で行っちゃった。
トイレに行った母親を捕まえて、もう帰ると抗議しても、友達に恥をかかすな、北京行きは諦めろ、好きな人がいるなら連れて来いと鼻で笑われ、公務員試験を受けろと言われる。
決めたことよ、従いなさい、て。
ちっとも変ってないな、この人。
こりゃ、唐燦の言うように、どこかで一発、本気で戦わないとダメでしょうねえ。

次回とその次は、あんまり見たくないシンガポール事情も出てきますよ。イラつくよっ(笑)

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