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君子盟 第24話「母の思い出」あらすじとネタバレ感想

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君子盟
画像出典 Tencent Technology (Beijing) Co., Ltd
目次

あらすじ

己をこよなく愛してくれた師匠を金吾衛(きんごえい)に惨殺された張屏。しかし真っ向から皇太后や金吾衛と戦っても勝ち目がないことを知り、真相を突き止めることで復讐を果たそうと決意する。まずは故郷である摩籮村を探し出すため、南方の国境の密林へとやって来たが、気を失って倒れてしまう。幸いにも出征していた王硯に出会い救われたものの、南棟国の攻撃に遭遇。王硯らと必死に逃げるうちに、張屏の脳裏にはある光景が浮かび始め…。

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君子盟 2024.7.10現在のリンクです

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ネタバレ感想

蘭府で目覚めた張屏。
陳籌が連絡して保護して貰ったんだね。陳籌1人じゃ、どうにも止められないもんなあ。
案の定、起き上がった途端、復讐しに飛び出して行こうとします。
止める旭東に蘭珏は、放してやれと言いました。瞬間、手を離すものの、玄関先でもう一度引き止めようとする旭東。

蘭珏は、敵を討ちに行くなら生姜の汁物を飲め、とな。はい?
宮門を入る前に風邪で倒れぬように。←すぐに入れて貰えないからってこと?
神剣も持て。強力な武器を持つ金吾衛と戦うのだ。
その前にまず、5年は武芸の稽古に励め。寡兵で大軍を破るためだ。

やーっと、このまま突撃しても無謀なだけだと、師匠の死を無駄にして、ただの犬死になるだけだと分かったかー。陳籌と旭東と蘭珏の連携プレーのお陰。
膝をついて座り込み、床を殴りつける張屏。
陶周風(とうしゅうふう)の言葉や鏡湖先生の言葉が脳裏を駆け巡り、張屏は、自分は鏡湖先生とは違う方法で皇太后に挑むと決意します。
まずは摩籮村に帰って真相を突き止め、自分なりのやり方で師匠と摩籮族の敵を討つ、と。

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三か月後、張屏は南方国境近くの密林にいました。
古い地図みたいなのを持ってるものの、村の場所が分からずに迷ってるみたいだね。
以前、蘭珏の指示で流雲も行ったけど、場所が特定できなかったって14話で報告してたよね。
きっと密林の中を迷って、もう水も食料もないんでしょう、張屏はフラフラです。
鏡湖先生の言葉や師匠の言葉が、頭の中をぐるぐる。
でもそこで、あの笛に描いてあった紋様みたいなのが、木の幹に描いてあるのを見つけました。

と、幻覚か、摩籮村の幻術の作用か、はたまた本人の失われた記憶か。
苦若(くじゃく)と呼ぶ声がします。ぼんやりと見えるのは、髪を編んだ女性。張屏ママね。
苦若、こっちよと聞こえる中、張屏は木の根元に倒れちゃったよー。

一方、蘭珏。
摩籮村に行った張屏が無事かどうか気にしてる。旭東が、強運だから簡単には倒れませんって。
更に、蘭珏は辜清章(こせいしょう)にも尾行を付けていました。めっちゃ突っぱねたけど、冷静になってみれば、あれほどまでに張屏が言うのならと、思い直したのかな。
辜清章に怪しい動きはないものの、やっぱり火傷の薬草を集めているらしいわね。

それを聞いて、確かに偶然が重なり過ぎていると考えた蘭珏は、辜清章の部屋の外で様子を窺います。即、バレて招き入れられてるケド(笑)そして辜清章も、疑われ始めたなと気付いている。
張屏の言葉のせいだなと言う辜清章に、あれを聞かなかったことにはできないと蘭珏。
近頃熱心に火傷に効く薬を作っている、疑問を解くには、直接問うしかないと真っ直ぐに尋ねられた辜清章は、皇太后に薬を献上したとして何が悪い?と言ったわよ。
世俗を離れたおまえがなぜ権力者にへつらうと言われて、辜清章は笑い出しました。
おおぅ、ようやく本性を出すか?←わくわくしたっ(笑)

世俗を離れた?もし本当にそうなら、10年前、科挙を受けに上京せぬ。
佩之(はいし)、誠に私の理解者なのか?

この人はさあ。いろいろと企んでやらかしてきたけど、やっぱり孤独だったのも間違いないよなあ。だって涙目だもの。
最初から邪心アリで、あわよくば協力者に仕立て上げようとして近付いたとしても、蘭珏との日々が楽しくなかった訳がなく、束の間、全て忘れて過ごせた時間もあったんだろう。根底にある目的と復讐心は揺るぎなくても、蘭珏を友と思う気持ちも間違いなくあって。
悪人善人っていう、単純なカテゴリーでは括り切れないね。
ただ蘭珏自身も、自分に都合のいい辜清章像を作り上げてきてたのかも。何しろこの人も自分のことで精一杯で、辜清章にもいろいろありそだなー、なんて、慮ったこともなかったのでは?
ただ蘭珏なら、本当の辜清章が理解できる立場でもあった。復讐のためなら悪魔にでもなれると、そう思って突き進んで来たのは同じ。ただ今の蘭大人は、悪魔になったらパパの高潔さに泥を塗ると気付いてしまっている。
それを思うと辜清章くんにしてみれば、何ひとりだけさっさと泥払って、ずっと汚れのないままでした、みたいな顔してんの?とか、思っちゃうかもしれない。
ふ。穿ち過ぎでしょうかね(笑)

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辜清章の中の人、汪铎(ワンドゥオ)さんはお初でしたが、百度の写真がめっさ好み。
こりゃー、クセのある二番手的な役が多いでしょうねえ(笑)

さて、張屏が目覚めると、鎧を着た兵が焚火をしてたりして、傍にはなんと、王硯さんが座ってたよっ。気がついたか?って。
そっか、南方に出征してたんだっけ。南の国境って摩籮村もそこだった。
旭東の言う通り、張屏ってば、めちゃ強運。

どうやら張屏も、周囲に漂う瘴気にやられたっぽい。飲まず食わずのせいじゃなかったんだー。
王硯が率いているみなさんも、同様、ヘロヘロみたいです。

そういえば古装ドラマでよく出て来ますが、瘴気って何?
瘴気の森とか沼とか、主に南方のお話が多い。気温の高い地方で、動物の死骸や植物等の腐りやすい土地に籠ってるメタンガスみたいな、有毒ガス系のものでしょうかね。

摩籮村を探しに来たって張屏に王硯は、都で何があったと聞いてる。そこら辺の事情も全部話したのでしょうね。
王硯のほうは、数に勝っていても、南方の気候に慣れないために芳しくない戦況の中、勅命で先鋒隊を率いて敵情を探りに来ていたらしい。何日もこの周辺を彷徨っているけど、村などなかったって。更に敵の待ち伏せに遭って、残っている兵達も負傷者ばかりみたい。

そこに部下がお焼きの欠片みたいなのを持って来ます。張屏にあげてしまう王硯。
水も張屏に飲めと手渡したのを見て、部下は、それは最後の水、ご自身でお飲みくださいと言います。誰にやろうと私の勝手だと怒る王硯だけど、自分もおなか空いてるし喉も乾いてるでしょうよ、そりゃね。
この部下は刑部の配下だった人かなあ、顔忘れちゃってるけど。張屏のこと知ってるっぽいよね。
さすがの張屏も、水の入った革袋を王硯に返し、お気遣いなく、私は摩籮村を探しますと立ち上がります。でもよろめいてしまって、王硯が手を差し伸べた時、目の前の木にスパンッと矢が射られました。
敵襲ーっ。

ここまでなんとか生き残ってきた兵達が次々射られていく中、王硯は張屏を背負って、残った数人と共に逃げ出しました。王硯さん、すごいな。どこまでも男気溢れる人だよ。

背負われて林の中を逃げながら、張屏はぼんやりと木の模様を眺め、あの女性の幻覚と笛の音を聞きました。ちびこ苦若が、近付いて来た彼女を、嬉しそうに母さんと呼びます。家に帰りましょと手を繋いで林の奥に入っていった2人は、滝を見つめていました。

王硯の背中で、張屏は滝だと口走ります。滝があります。
張屏が見たのは、なくしたはずの自分の記憶だったんだね。
滝の前に辿り着いた時、追っ手もそこまで近付いて来ていました。
張屏の、入りましょうって言葉で、一か八かと滝をくぐると、中には洞窟がありましたよ。
追って来た敵は、滝の中のことは知らないみたいで、一行は無事に逃げおおせましたよ。
そこに滝の水が流れてるから、ついでに水も確保よっ。

張屏は口もきけないくらい弱っているみたいで、みんなは一晩ここで休むことに。
部下は張屏のお陰で難を逃れました、でもなぜ張屏はこの滝のことをと口にします。
王硯は、故郷に着いたのだと言いました。

いやあ、陛下といい王硯といい師匠といい、周囲を固めてるのが本当にいい人達よねえ。
このドラマは29話だし、検閲対策でブロマンス風味を極力削除したっぽいので、1話1話が不規則に短いんですが、内容はみっちりですよね。

その頃、蘭珏は考え込んでいました。
出会った時の辜清章の言葉を思い出し、予め、自分のことを調べ上げていたのかと、ようやくそこに思い至ります。やっとかーいっ。

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洞窟の中でひとり先に目覚めた張屏は、洞窟の先から光が入っていることに気付きます。行ってみると、崖下には村が広がってましたわよ。あったわよ、摩籮村よっ。
近くの小川には、何かの陣のような石が並んでたりね。てか、20年前に滅びてるのに、こんな水の中に組んだ小石の陣が、まだ残ってるものかとは思うけどもっ(笑)

村の石垣や石の門の先には、20年前、硬直して亡くなった村人達の遺骨がそのまんま。立ったまま、蔦が絡まってたりしています。
その先に、張屏の鏡花水月で見る、水の中に立つ大きな木がありました。この水辺、みんな聖湖って呼んでたけど、見た目は池だな。

水面に一枚、木から葉が落ち、波紋が広がって、張屏は心の世界へ。

血霧の降ったその日に飛んだ張屏。
林の中から、ちびこ苦若の、母親を探す泣き声がします。
母さんに会いたいと泣いている苦若を見つけた張屏は、私も捜すといって林の中へ。
しばらく行った木の根元で、座ったまま亡くなっている母の姿を見つけました。
その姿を見て涙を流し、母さん、記憶が戻ったと張屏は呟きます。

洗礼を受けたから今日から術を教えるねと、水器を受け取ったこと。
心を無にしなければ、水器は操れない、心を鎮めなさいと教わったこと。
水器を使えば悩みを除けると教わったこと。
母さんの悩みは水面の下に隠したと言われたこと。
2人で手を繋いで家を出る時、手を振っていた兄のような子供がいたこと。
母に背負われて、都の蘭府に辿り着いたこと。

君子盟
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あれ、じゃあ、やっぱり当時蘭珏にも直接会ってたりした?

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