第17話 あらすじ
林朝夕は“レコーダー”の録音で、裴之の父親・裴東来が話しかけていたのは林兆生だったと気づく。林兆生は事故の状況を供述しており、彼はこの事故で頭を打ち、後のアルツハイマーに繋がったため、林朝夕は事故の阻止を計画する。イチゴ世界では俳優だった紀江が、チーズ世界では林朝夕と共に孤児院に残ったことで引き取り手が見つからず、貧乏な林家の養子になったことを、林朝夕は後ろめたく感じていた。しかしチーズ世界の紀江は歌のコンテストで、引き取ってくれた姉と義父への感謝を伝え、幸せに満ちていた。
みるアジア
第17話 ネタバレ感想
言い争う陸志浩(ルージーハオ)母、章亮(ジャンリアン)母を置いて廊下に出るみなさん。
陸志浩は事故だと言い、章亮は俺が悪いと言ってるんだけど、母たちは言い争う。
廊下で、朝夕の孤児院時代の友達もいたから複雑だが、原因はおそらく事故だろうという張叔平(ジャンシューピン)に、兆生(ジャオション)は、章亮はいつも問題を起こすが責任感がある、処分するなと言います。
ふむ。それだけ責任感があるなら、身勝手な理由でむやみに人に噛みつくんじゃない、未熟者め。
張叔平も、高3だし、学校は慎重に判断するって言ってるので、大丈夫そうね。
それより、講師の話を検討しろと言って張叔平は病室に戻って行きました。
裴之は朝夕に、僕たちは悪くないと言うけど、朝夕は、前回は紀江が家族を失い、夢も壊した、今回は自分が劣等生になり、裴之も13組になり、陸志浩は骨折、より良い未来があると言ってたけど、事態は悪化してると。
へ、さっきまで、自分だって楽しいって喜んでたのにー。
まずは自分だ、努力すべきと裴之。
元の世界で努力すべきと朝夕。
あの世界で失ったものは挽回できないが、ここではできると裴之は言うけど、朝夕はそれはカンニングだと言います。
それでも私は戻ると言った朝夕に、裴之は黙って出て行ってしまいました。
🧀世界にも裴之はいて、自分と同じ存在ではない。だからこのカンニングは🧀裴之という、別の個体の人生を乗っ取ることなんだと、🍓裴之が気付かないはずはない。自分が🧀にいる間、本来の🧀裴之はどうなっているのか、考えが及ばないはずはないのに。
🧀より精神的に追い詰められ続けた🍓23才ではあるんだけど、都合よく逃げてるだけよね。
歩いて帰宅途中、兆生と朝夕は質問し合ってました。
うちは貧乏かと兆生。貧乏だけど幸せと朝夕。
朝夕は、現状の自分の問題を、親子キツネに例えて聞きます。
兆生は、それは物理か倫理かと聞きました。
哲学の問題だと聞いた兆生は、それなら戻るべきと答えます。人は自分の問題に向き合うべき、パラレルは逃避に思えると。
ただ、病気のパパキツネの立場で言うなら、戻って来て欲しくない。子供の幸せを願うから、子供の重荷にはなりたくないから。
即答した兆生に、朝夕は何事も迷わないのね、人生で迷ったことはないのかと聞きます。
兆生はあるよと答え、それは娘がいると知った時だ、と。
道端に座り込んだ、あの時ね(笑)８話か。
その後は冗談でかわした兆生だけど。
🧀では、小学生朝夕がパラレルって言葉を残しているし、合宿が終わってからの朝夕はきっと、人が変わったようになっただろうし、何か思い当たってるはずだけどねえ。
裴之と父親もまた、一緒にビール飲みながら映画を見たりして。
やっぱり父親って、息子と飲むのを楽しみにしてたりするんでしょうかね。そしてそれは🍓では経験できなかった、裴之の悲願でもあったんでしょう。
相当飲んだな(笑)テーブルの上には空き缶いっぱいだぞ。
考え事してる朝夕のところは、花巻が心配して来てくれたりする。
林愛民になった彼だって、目の前の現実を受けとめて、結構幸せに暮らしてるよ。
変な罪悪感に囚われて「いい人」ぶってないで、全力で帰る手段に没頭しようよ。
翌日。風邪気味で声の枯れた兆生と話した朝夕は、あのレコーダーに録音されていた裴之父の会話相手が、兆生ではないかと気付きます。「娘が俺を引っ張り、助かった」ってやつね。
朝夕は、録音の言葉をそのまま兆生に伝え、復唱させて録音してみます。
学校で裴之を捕まえた朝夕は、レコーダーのもう１人の声は兆生だったと伝えました。
🍓では2013年に兆生はひき逃げに遭い、後遺症が残ったけど、通報はしてなかった。
こちらでも事故に遭うはずだけど、助ければアルツハイマーは避けられる。
他にも変えられることがある、それが残りたい理由だと裴之は言うけど、朝夕は事故は阻止するけど、🍓には戻る、来年２月を逃せば戻れなくなると言います。
私と一緒に戻る？と聞いた朝夕に、裴之は、すまない、残る理由があると言いました。
朝夕も、私も戻る理由があると、ここではっきりと決裂だ。
兆生は、張叔平が周さんという人物に、塾経営の許可を頼んでいるところに同席してました。
でも兆生は気が乗らないらしく、全く話さない。周さんの物言いにも腹立ててるっぽい。我慢はしてるけど。張叔平が一生懸命フォローしてるわ(笑)
解先生の数学の時間中、裴之は録音が可能性なら、再現させればむしろ兆生の害になるのではないか、再現させない方向性もあると、朝夕説得に必死だよ。
それをしてしまえば、🧀アイテムを全う出来なくなるから、🍓には帰れないんだけどね。
頭がいいから、理詰めで畳みかける腹黒さ(笑)
夢中になって話していて、解先生に、外で話せと言われ、ホントに出てっちゃう２人。
朝夕は、あの録音から事故の時間と場所の特定は難しいことを、裴之から突きつけられてしまいます。
紀江の時は、一緒に話し合って頑張ったのにね。🧀裴之だって協力してくれたのにね。今回の🍓裴之は、邪魔はしても協力は見込めそうにない。孤軍奮闘になるのか？
一方、周さんを見送った２人。それなりに世渡りができる張叔平と、気儘に生きて来た兆生とでは、社会に合わせるスキルが違う。不機嫌な兆生に張叔平は、子供のためにやれ、朝夕は邱月(チウユエ)の子だから、不幸にしたくない、勉強のできるいい子だったのに、今はどうだ？とな。
お互いの言い分も分かるけど、張叔平は自分が学費を出そうかと前に呟いたくらいだから、この人なりにかなり心配してくれてるんだよねえ。
周さんと張叔平に髪を切れと言われた兆生は、一応床屋さんに行くんだけど、いざと言う時、逃げ出してしまいます。子供かよっ。
食事の支度をしている花巻と話す朝夕。
最近の朝夕は、自分への要求が高くて、余り幸せそうじゃなかったらしい。
小学生時代は数学の天才、中２くらいから成績が落ち始め、女子は伸びないと言われて、プライドが高いから落ち込んだ。努力しても過去の自分を越えられず、それから勉強嫌いになった。
それを聞いた朝夕は、あの経験は🧀朝夕にとって負担になっていたことを知ります。
録音の日時と場所を考える朝夕に、兆生は、俺は父親失格か？お前の成績が落ちているのは、コミュニケーション不足かストレスかと聞きます。
朝夕は、違うと思うと答えました。勉強は自分に頼るしかないし、社会人になれば、もっと大きなストレスがかかってくる。
話しているうちに、兆生は朝夕が裴之とケンカしたことに気付いたね。裴之に勝ちたいと言う朝夕に、兆生は、愛情は自由と理解と許容だと。
勝ちたければ少しずつ努力を積み重ねて、勝利する可能性の率を上げるしかないんだってよー。
ふと、思ったんだけど。
裴之なんか置き去りにして、ひとりで帰る選択肢はないの？
アンタは残ってていいから、でも私が帰るのには協力してよ、でいいんとちゃう？
ずーっと好きだったのかもしれないけど、今のあの人は、それくらい突き放していいと思うぞ？
🍓とは違う🧀朝夕には拒絶されて、後悔すればいいのでは？
ってくらい、この辺りのくだりで🍓裴之がめんどくさくなっております、アタクシ(^m^)
部屋でプログラミングをしていた裴之に、母親が夜食を持ってきました。
母は裴之の変化に気付いてるから、ちょっと接触に来たみたいだけど。別の世界の裴之だなんて、気付くはずもなく。
朝夕もまた、生活習慣や行動ルート、交通状況のデータからモデリングして、事故の日時を予測しようとしていました。
花巻は兆生のベッドで、コンテストに使う衣裳みたいなのを畳んでる。仲良し親子じゃないか。いい息子じゃないか。
兆生が、朝夕が花巻のために作ったプレゼントを出せと言うけど、分からない朝夕。
兆生が持って来たのは、応援の言葉の入ったTシャツかな。花巻は嬉しそう。
でもそれは🧀朝夕が花巻のために作ったもの。そこには🧀朝夕の思いが籠ってる訳だから。目の当たりにすれば、複雑な表情にもなるよ。やっぱりこの世界では、自分は異物だと突き付けられたも同然。
花巻のコンテストの番組を、心配そうに見守る２人。
歌いながら、重ね着していた服を一枚ずつ脱いでく花巻(笑)必死で考えたアイデアなんでしょうが、女性審査員からストリップみたいだと、止められてしまいました。でも男性審査員が、弱い男からの脱却だ、歌は下手だがアイデアはいいと言ってくれます。
帰れと言われちゃった花巻だけど、最後まで歌わせてくれと頼み込み、なんとか途中から最後まで歌わせて貰うと、最後の衣装はあの🧀朝夕が作ってくれたシャツでした。
「弟弟加油」と縫い付けられていたところに、花巻が「姐姐一起」と書き足し、姉弟で一緒に頑張るとしたんだそう。
最近、辛そうな姉を励ましたかった。でも実の姉ではなく、２人共、孤児院育ちで仲が良かった。姉が実の父親を見つけた時、自分も養子にしてくれるよう頼んでくれて、今は幸せな３人家族。この幸せが続いて欲しい。困難があっても家族が一緒なら平気です。
んもー、花巻ってばっ。泣かせるじゃないの。ほんっとーに、いい子だなあ。
確かに、紀家に養子に行けなかったのは🍓世界の２人の介入のせい、というか、完全にあの時の朝夕のせいだけど、それを未だに自分の責任だからなんとかしてやらなくちゃみたいな、アンタ何様目線で接するのは失礼なんじゃないかな。あれから６年、目の前の現実を一生懸命生きている🧀花巻に。
第18話 あらすじ
紀江はコンテストで次のステージへ進み、林朝夕はテストで天才の片鱗を見せて張叔平を含む教師たちを驚かせる。こうした中、元のイチゴ世界へ戻りたくない裴之は、2018年のイチゴ世界にあったオンライン将棋ゲームのアイデアを参考に、自分でプログラミングして2012年のチーズ世界でリリースする。ゲームが大ヒットして巨額の投資を得た裴之は、父親に警官を辞職させてゲーム会社のトップに就任させる。“レコーダー”の再現ができなくなったため、林朝夕はイチゴ世界へ戻る手段が断たれる。
みるアジア
第18話 ネタバレ感想
花巻の一生懸命さは男性審査員に伝わり、厳しかった女性審査員も、計算ずくで感情を煽るやり方には反対だとしながらも、表現力は素晴らしいからしっかり練習してと、合格を出してくれました。
裴之父の友人のボクシングジム。
友人と裴之父は、スパーリングする裴之を見て、才能があると驚いてます。
ジムの息子は明海っていうのか。
て、気付かなかったよ、🍓で阿海って呼ばれてたインストラクターじゃん。息子なら、この子が🍓で、あの大きく新しくなったジムのオーナーってことじゃんね。
裴之は阿海に、おじさんの顔色が悪いから、検査したほうがいいと言います。
あー、この人もか。検査を嫌がってるうちに大病に繋がってしまったんだな。裴之はそれを阻止しようとしている。
裴之は教室にもノートパソコンを持参して、プログラミングを続けてました。
朝夕が、プログラミングと数学的モデリングを教えてと言っても、それで交通事故発生場所を計算するのはいい案だけど、一緒に残りたいから教えない、だってさ。
あら、裴之くん、朝夕も巻き添え？やーねえ、意見が分かれてるんだから、自分だけ残ればいいじゃないの。朝夕に無理強いすんなよ。
その答えに腹を立てた朝夕は、解先生が来た途端、裴之がパソコン持って来てますと告げ口(笑)
でも先生は、持ってくるなとちょいと注意するだけ。
その仕返しに、裴之は授業中、本を読んでいた朝夕を告げ口。
本は没収されました。モデリングの本かな。
不満を言う朝夕に、裴之と君は違うと言われてしまいます。
職員室に本を回収しに行くと、解先生は学校の数学が先だと。前回は赤点だったそうで。
朝夕が、本当は全部できます、今やってもいいと言うと、解先生は大学入試問題を借りてきました。制限時間は２時間、150点満点らしいよ。
授業にも出ずに、職員室で問題を解いた朝夕は、１時間ちょっとで終わらせました。
結果、間違えたのは２問だけ、141点ですって。でも先生は去年の問題だから、事前に解いたなって、信じてくれないのよ。
解先生はもうひとつプリントを出し、それを解いて高得点だったら、本を返して謝ろうと言います。朝夕、お付き合いします、て(大笑)
朝夕の周囲には、いつの間にか、先生たちがたくさん集まっちゃってます。
ま、そうだろうよ、劣等生の女の子が突然こんなふうになれば。
そしてそこに、張叔平も現れたっ。
結果、一時間程度でまた、148点をたたき出しました。
どうしてできないフリをしていたのかと解先生は、理解不能みたい。１組の馬先生は、こんなに優秀なら１組に来てと言うけど、朝夕は章亮とケンカしそうだからと断ります。
張叔平は、無表情ながら、昔の朝夕が帰ってきたことが嬉しいんだろうな、これな。他の生徒の邪魔をしないなら、好きなクラスで好きなことを学べと言って、去ってった。
解先生も、ちゃんと悪かったと言ってくれて、ほんの少し、口元が緩んだね。６年前を知ってる２人が。
ただ、もしこれを、🧀朝夕の意識が認識しているとしたら。
６年前の悪夢、再び！だと思うのよ。６年かけて🍓朝夕の幻影を払拭してきたのに。またしてもか、と。
教室に戻った朝夕は、机に本を叩きつけ、裴之に幼稚ねと言いました。
どんな気分？と言われて、私達は敵、私は必ず戻る、と。
裴之は、数か月ある、様子を見よう、だって。
いやいや、だから置いてけってばっ(笑)
アンタは好きにしろ、でも私が戻るのには協力しろと、言い放ってしまえっての。
ホント２人とも、なぜその選択肢を排除してるのか、訳が分からない。
２人はそれぞれ、自分の目標に向かって努力を続けます。裴之は席替えを希望して、一番後ろの席に行き、授業中でも堂々とノートパソコンを開いてるよ。
授業中の内職をスルーされている裴之を見て、朝夕は不公平だと解先生に言うけど、満点を取ってからいいなさいと、裴之の満点のテストを見せられてしまう。
裴之は父親のストレッチに手を貸しながら、警官の仕事は好きだし、やり甲斐もあるけど大変、でも好きな仕事で家族を養えるのは幸せだと聞きました。もし自分が大金を稼いだら、警官は辞めるかと聞くと、息子に養って貰って、悠々自適の生活をすると父親は言います。
嬉しそうに納得する裴之。あ、そっか。プログラミングは更なるカンニングか。2018年の知識で。
その頃、どこぞの会社のチャーリー総裁と呼ばれる人が、部下から無料でダウンロードできる有望な将棋ゲームを見つけたと報告されてました。スキン販売や課金が見込めるらしい。出しているのは、東来(ドンライ)ゲームスタジオという会社だと。総裁は一週間、様子を見ることに。
ん？そういえば。東来って、裴之パパの名前では？
その頃、明海は病院で裴之に抱き着いてました。
ボクシングジムの父親、やっぱり病気だったのね。でも裴之の助言のお陰で、手術が間に合った模様。
こういうのはいいことかもしれないけど、もしかしたら🧀では、🍓のあの立派なジムは、ちょっと違うものになるかもしれないね。
裴之は、友達の見舞いに行くと席を立ちます。
朝夕もまた、遊びに来た小萌と一緒に、陸志浩(ルージーハオ)のお見舞いに向かうことに。
病室には章亮がいて、裴之と将棋をしてました。でも章亮は、囲碁でも将棋でも勝てないんだって。陸くん、あのピンクの缶詰を手にして、ニヤニヤ笑ってるよ(笑)
裴之は将棋も兆生に教えて貰ったらしいね。無敵だな、兆生も。
それにしても、バスケの時はただのヤなヤツだったけど、だいぶマイルドになったなあ、章亮も。
病室の３人はただの仲良しだもん。陸くんの雰囲気のせいかもねえ。
そこに果物を持って朝夕たち。
章亮に缶詰を無理矢理食べさせられてた陸志浩は、食べきれないよーなんて言ってる(笑)
そしてやっぱり、🧀でも陸くんは小萌に目つけてたのね、章亮にもバレてるよ。
章亮は、13組には厳しい。同レベルの相手にならマイルドになっても、劣っていると判断する相手を侮る癖は抜けないのねえ。
電話がかかってきた裴之は、廊下に出て話してるんだけど、やっぱり東来ゲームスタジオは裴之の画策でした。🍓の知識でプログラミングをして、まだ世に出ていないゲームシステムを先取り。そしてあの総裁のところと契約する訳だ。東来ということは、父親に警官を辞めさせて社長に据える気？
何かを企んではいるけど、朝夕にはまだ教えなーいってな感じで、スタスタ行っちゃう裴之です。
というかね、この冷たい顔を見て、ま、裴之は基本どこでもアレだけど(笑)それでも縋り付く気持ちがとーんと分からんよ。４年半放置されても捨てられなかった想いを抱えてる朝夕だとは言っても、いよいよ愛想が尽きてもいいと思う。
これだけ頭いいんだからさ、１人で残されても、帰りたくなったらなんとかするんじゃね？
ゲーム会社との契約を前にして、余裕が出た裴之は、朝夕にモデリングを教えます。君が学んでも、もう戻れないからと言う裴之。わー、イラッとするな。
裴之のゲームは大ヒットし、管理責任者として名前を使われた父親のところにまで取材が来るように。
裴之は、自分が開発をするから、父親に仕事を辞めて会社の代表になって欲しいと告げました。大学受験さえ普通にできるのなら、息子が高校生起業家でも、夫が警察を辞めても、母親は全く異論なし。あの総裁からの投資額は2000万元なんだってさ。4億くらい？両親、固まる。
投資会社との契約中でも、書類を見ても意味も分からないらしい裴之父は、さっと離席してしまいます。本当に脳筋なのね(^m^)
総裁はそれを見て、裴之のことは信頼しているが経営にはプロが必要だと言います。それでも裴之は、父を法定代理人にしたいと。ま、それこそがそもそもの目的ですからね。
総裁はそれを飲み、でも問題があればすぐに解約すると釘を刺しました。
学校にも裴之に取材が来たりする。
校長の張叔平まで取材を受けてたりする。
朝夕は小萌の携帯で裴之の作ったゲームの内容を知り、🍓の知識で先取りしたことを知ります。
朝夕は今更にしてようやく、自分が帰る道を裴之に潰されたことに気付き、直接抗議するけど、悪びれない裴之は全く動じない。
いつか私を敵視しなくなると思ってたけど、私がバカだった、だってさ。ほんそれ。
だからもっと早く裴之なんか見捨てて、自分だけ帰る道を模索するために協力を頼むべきだったのよ。今のこの人に自分への情を理由に翻意させようなんざ、愚の骨頂。こちらから捨てるしかない。あなたはもう２度、見捨てられたも同然なんだから。どれだけ酷いことされてるか、気付かない訳ないよね。
裴之は自分が父親と頭がおかしくない母親と過ごしたいために、あんな状態の兆生を見捨てろと朝夕に言ってるんだから。
裴之は、この世界で阿海父を救った話をしようとしてますが。
そんなもん、朝夕を帰したって、救えるわ、バカもの。
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