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天才基本法 第13話 第14話 あらすじとネタバレ感想

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天才基本法
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目次

第13話 あらすじ

林朝夕を受け入れれば学習塾に投資すると、紀江は張叔平に持ちかけるが、林朝夕の父親が林兆生だと知った張叔平は彼女の入塾を断る。行きすぎた“友情”に疑問を持った林朝夕が紀江に迫ると、紀江は林朝夕に恋を告白するが、断られる。別れ際に2人が“友情”のハグを交わすと、撮影されてしまう。林朝夕に断られた紀江は、仕事に打ち込む。こうした中、裴之は並行世界(パラレルワールド)の調査を続けていた。裴之の母親は、林朝夕と裴之の交際を認めるものの、裴之を数学から遠ざけるよう林朝夕に釘を刺す。

みるアジア

第13話 ネタバレ感想

ニヤニヤしつつ小萌(シャオモン)と話していた陸志浩(ルージーハオ)は、やっぱり小萌のことを知ってました。君は1年13組だ、僕は1組て。
小萌、包小萌(バオシャオモン)っていうのね。
以前紀江(ジージアン)と朝夕(ジャオシー)の話をした時、裴之1組、朝夕3組って言ってたのは、学力別のクラス分けってことか。陸くん、🧀より🍓のほうがお利口さんだったのね。だから同じクラスの裴之と一緒にいる朝夕のことも知ってたと。

試合後の裴之と朝夕を乗せて、紀江はご機嫌であの「お気に入りのバイク」の歌を歌いながら、2人を送ってました。基本、お人好しだから、裴之の勝利を喜んでくれてるらしいよ。
でも忙しいアイドルなのに、すっかり朝夕の足だな(^m^)

裴之母は、アマチュアの頃は毎回応援に来てたんだそう。で、いつもさっさと帰っちゃうんですと。
多分息子の血や傷を見たくないからだと裴之。
裴之の両親は、ボクシングの試合で出会い、母親は父親の試合は全部見てる。父親は母親を心配させないために、ボクシングを辞めたって裴之は語ってるけど。
確かにあのスポーツは家族にとっては心配。でも何より安定した職業について欲しいっていう、母方のばーちゃんの意向が強かったんでしょ?

朝夕の家の前に着くと、陸志浩と小萌がすっかり仲良くなってました。
陸くん、医学部に行ったのに芸能事務所のマネージャーか。小学校の教師だったママ、何も言わなかったんでしょか。というか、許されてるからの今、なんでしょうけど。
でも仕事っぷりは、社長の紀江よりしっかりしてるよ、いい片腕だわよ。

裴之を送った後の紀江と陸志浩。ドラマのスポンサーなんでしょね、食べてるこのピンクの缶詰(笑)
陸志浩は、朝夕は裴之が好き、追うならマヌケだと言います。それでも紀江は、このまま身を引くのではなく、決着をつけたいらしいや。

朝夕の家に泊まった小萌もまた、じゃれ合いながら恋バナ。
小萌が紀江を勧めるのも分かるけどねー。

翌日、張叔平の塾から連絡が入り、朝夕は兆生を置いて出かけます。
張叔平から入塾してくれと言われた朝夕は、私の父を知ったから?と聞きました。
それは知らなかったみたいだけど、そこにフラフラと兆生が来てしまいましたわよ。どうやって来た?

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意識が学生時代のままの兆生は、嬉しそうに張叔平に近付いて行くけど、兆生の失った記憶の間に、張叔平は兆生を憎むようになってたからねえ。
無言で兆生を睨みつけ、私への侮辱か?相変わらずだな、友に値しない、帰れと言い放つ張叔平。

今の張叔平を見に来ただけなのに、拒絶される訳がわからず、きょとんとする兆生をなんとか引き離してロビーに座らせ、朝夕は張叔平のところに戻ります。
こういうしょんぼりおじさんがめっちゃ可愛くて上手いのよ、雷佳音って人は。

友に値しないとはと聞く朝夕に、張叔平は若いのに裏から手を回すなと言いました。
あー、紀江なー。朝夕の入塾を条件に投資すると持ち掛けたらしいよ。
何も知らなかった朝夕だけど、その件については言い訳せず、兆生のことだけ抗議します。
父を見下さないで。父はアルツハイマー、昔のことを忘れてる。先生を友人として覚えているだけ。安心して、二度と来ません。

兆生がアルツハイマーと聞き、瞬間驚いた張叔平だけど、呼び止めようとしても、朝夕はもう去ってしまった後。外を歩く2人の後ろ姿を、黙って窓から見ている張叔平。
どんな気持ちだろうね。どう頑張っても、学問でも女性でも及ばなかった幼馴染が、何か問題を起こして以降軽蔑してきた相手が、今やアルツハイマーで記憶に障害を抱えてるって。

裴之はひとり、朝夕の家の周辺を歩いていました。
あの塔や周りを見上げて防犯カメラを見つけ、設置している雑貨店に映像を見せてくれるよう、頼み込みます。友人の猫が逃げたから、と。
映像は15日分、残ってるんですって。間に合うね。

タクシーの中で落ち込む兆生。
2人の関係は知らないと答えた朝夕に、兆生は、ずっと怖くて聞けなかったと、朝夕の母親がなぜいないのか、母親は誰かを聞きました。
母親の名前は邱月(チウユエ)、私を産んで死んだ。
兆生はみるみる涙を浮かべ、だからか、叔平、分かったと呟きます。

兆生と張叔平は幼馴染。邱月を含めた3人は、永川大学の数学科での同級生。
その後、兆生は三味大学の数学科に行った。現在の兆生の記憶はそこまでらしい。
朝夕は、未来を変えたら過去が変わってしまうかもしれないから、勝手に外に出ないでと言うんだけど、この人、結局それを守れないのよね。てかまあ、後のあの単独行動は、必要だったんだけど。

雑貨屋の主人にビシバシと細かな指示をして、防犯カメラの映像を見る裴之。
朝夕の言った日に、朝夕と紀江があの塔に出入りしていたことを確認しましたね。
あの場所かと目星をつけ、ありがとうと言い残して、さっさといなくなる(笑)

塔の壁には、上段に消された公式と、下段に残った公式がありました。
壁に触れながら、朝夕に聞いた時のことを思い出してる裴之。
パラレルワールドなら納得がいくけど、なぜ🧀の写真とレコーダーが🍓に出現したのか。

ね、そうなのよ。そこには誰かの意志がある。

裴之が塔から出ると、丁度朝夕たちが帰ってきたところ。
何気なく振舞う裴之だけど、朝夕は塔から出て来たのが気になるよね。
塾に行くのを諦めた朝夕に、裴之が数学なら教えるよと言ってくれました。
あの母親からは、隠れてやらないといけないのが厄介だけどなー。

朝夕はインタビュー仕事中の紀江を訪ねます。
こういうの不思議よね。芸能人の仕事中に一般人が尋ねて行けるもんなのか、その上、その仕事を中断させてしまうってどうなんだ。

朝夕は、紀江が張叔平に会い、自分を入塾させることを条件に、投資をする約束をしたことを聞きます。
それは友達の範疇を越えていると朝夕。
紀江は、秘密基地の時から朝夕が好きになったと言うんだよ。だいぶ早いな(笑)3話、養子縁組の面接をすっぽかした後だったわね。

朝夕は、紀江は共に戦ってきた貴重な思い出のある大切な宝物のような友人、親子でお世話になってるし、気持ちは有難いけど、あなたを利用して捨てる人にはなりたくないと言いました。友達でなければ、あなたから離れたい。

紀江、玉砕。
裴之のことはグズグズする癖に、他の人へはこんなにストレートな朝夕。陸くんも完全に見切ってたけど、当人がはっきりさせなくちゃ諦められなかったんだから仕方ない。
ずっと最高の友達だと朝夕に言われて、友情のためにハグしようって紀江。
最後の思い出を作りたい訳だねえ。仕方ないやな、してやってくれ(笑)

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それにしても紀江、デカいなあ。この身長差は何センチあるの?

朝夕と入れ替わりに入ってきた陸志浩は、様子を見て気付いたかな。こりゃ、振られたなと。
インタビューの再開を伝えに行こうとする陸志浩に、紀江は、あの映画の脚本をくれ、検討すると言いました。普通にただ頷くだけの陸くん。
改めてこの人、いいなと思ったよ。友達としてもマネージャーとしても。紀江についててくれてありがとうだね。

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裴之の部屋で数学を教えて貰っている朝夕だけど、飽きちゃってる模様。
休憩なしで3時間も説明してるんですと。
4年分を短期間でやらなくちゃいけないんだから努力しないと、と裴之は言いますが。本人も大学で数学は専攻してないのに、独学でやってたのかな。
あなたのような天才になりたい、努力は不要と言う朝夕に、それは違う、努力はしている、天才は効率がいいだけ、だそうです。ほう。

そこに、インストラクターの小海くんが、お母さんが来たと小声で教えに来てくれました。
朝夕にミット打ちさせてくれた子ね。裴之と母親と朝夕の関係性を、よく理解してる(笑)
慌てて片付け、裴之が隠れる必要はないと言っても、心の準備ができてないと朝夕は、クローゼットに隠れることにしたんだけど。
こういう時さ、え、何それ、バレたら余計マズイんじゃないの?マジで?等々、普通なら入りそうなセリフなしで、裴之はただじいっと相手を見るだけなんだよね(笑)

でも裴之母、冬服を届けに来たらしいわ。クローゼット、だめじゃん。
急いで降りてった小海くんが気を遣って時間稼ぎのつもりか、自分が持ってくよと言ってくれたけど、この母は人には頼まない。暇なんだもの。抱え込みたいんだもの。だから頻繁にやって来る。

あー、あのタイプか。手相に、愛情深いけど、その愛情に管理が混じる形ってのがあるんですよ。この母はまさしくそれね。相手を管理したがる。全てを把握していたい、指図したい。夫でも子供でも。
小さい子供のうちはいい母だけど、子供が大人になっても変われない。独りよがりの押し付けと締め付けにしかならなくなっていたとしても、気付けない。更にこの手のタイプは見返りも求める。私がこんなに愛しているのに、こんなに心を砕いているのに、あなたは私のことなど何も考えてはくれないって思考になる。
自ら気付いて視野を広げて、考え方と行いを振り返ってみないと、まー、やっかいな人になるのよ…

なんで来たの?
来ちゃ悪い?服を持って来た、風邪薬も持って来たって、こりゃ上記の典型だ。
で、朝夕が隠れたために、クローゼットから服が外に出てたのを見て、それも片付けようとする訳よ。
数学関連だけ隠せば良かったのに、朝夕も最悪の手を使ったよな。避けたい相手なのは分かるけど。
裴之も詰めが甘いもんだから、お茶を入れようとして目を離した隙に、母親はクローゼットを開けてしまいましたよ。
案の定、烈火のごとく、怒られる。ま、仕方ないわな。

息子と話すから出て行けと言われた朝夕が出て行こうとするのを止めた裴之に、母親は噂になってもいいのとか叫び。みんな忙しくて人のことなんか構っていないと裴之がドアを開けると、小海他、数人が聞き耳を立ててた(大笑)
てかもう、噂も何も。このジムでは裴ねえさんだってのに(^m^)

朝夕が一階に下りると、小海が、君を始めて見た時の印象は女傑だったのに、まさか裴之母に負けるとはと笑ってました。裴之母はチャンピオンを恐妻家に変えたんだって。
ここは裴之父の友達が運営してたあのジムを、息子が継いで大きくしたもんだったのかな。だから往年の選手を知ってるインストラクターもいるのかな。

呼ばれて裴之の部屋に戻った朝夕は、一方的に告げられます。
彼はアナタに本気らしい、交際しても構わない、でも哲学は続けて、一緒に楽しく過ごせばいいわ。でもあの言葉を忘れないで、彼のために数学を遠ざけて。
ほんっとーに、関わる人間の全てをどこまでも管理したいのね。厄介な女だよ、全く。

2人は母親を置いてジムを出ました。
裴之が、もう数学はやらない、仕事も捜すと約束したから、あの態度だったらしいよ。
息子の才能の芽を潰しまくって、思い通りに動かして、内心では面倒くさい母だと思われて、当たり障りなく相手をされて、本音も話して貰えなくなって。それで満足なんでしょうかね。

異性とあてもなくブラブラするなんて経験すらなかったらしい2人。
試してみるものの、ショッピングモールに行っても、スタスタ歩くだけ。あげくの果てに、このモールの広さだと普通に歩けば何分かかる、なんて算数の問題話みたいになってる…アンタら…
以前朝夕は、裴之と少しでも長く一緒にいたくて、食べたくもないアイスを買う口実で裴之を送ってたりしてたのに。こういうデートで何していいか分からんとはなー。2人とも頭でっかちで、何か欠けてはいるよなー。

第14話 あらすじ

紀江は“邪魔者”の裴之を並行世界(パラレルワールド)へ追いやるべく、彼に行き方を教えるが、裴之は既に知っており、林朝夕をまた1人にさせまいと、行くことをためらっていた。紀江は林朝夕をあきらめ、事務所を上海に移す決意をする。紀江から裴之のためらいを聞いた林朝夕は、裴之を引き留めず彼を行かせるが、手違いで自分も2012年の、高校3年生時代のチーズ世界へ迷い込んでしまう。一方、イチゴ世界の林兆生は経理の同僚との関わりで、一部の記憶がよみがえる。

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第14話 ネタバレ感想


自分達はこの場所にふさわしくない、家で微積分を解きたいとか言い出す朝夕。
せっかく裴之が、街をぶらぶらしてみようって言ってくれたのに、情緒のない子ね。
とはいえ、マンウォッチングをしたり、ゲームセンターに行ってみたりして、それなりに楽しく過ごせたようですが。

その頃、紀江は映画の監督と会い、脚本を熱く語られてました。だけど、どーにもこーもその内容が、自分の思いに被ってしまい、結構な打撃を受けてる(笑)陸くんも苦笑い。
途中で席を外して車で外出してしまい、陸くんがなんとか監督にフォロー入れてますよ。しょーがないねえ、こっちも全く。
でも映画の契約は決まりですな。

ジムの駐車場にいた紀江は、楽しそうに笑いながら手を繋いで帰ってきた2人を見てしまいます。
朝夕がタクシーで帰ってから、紀江はジムの中に入りました。
グローブを見せて、裴之とスパーリングする気みたいよ。

とは言っても、素人の大振りなんか裴之に当たるはずもなく。
紀江は、🧀で裴之父に会ったけど、事故に遭う話はできなかった、あちらの世界でももう死んでるかも、なんて言って、裴之を煽り、ボディに一発食らいます。
怒らせる気かと言った裴之は、次は紀江の頬骨辺りに叩き込みました。

顔は殴るなよ、商売道具だぞ。
保険をかけてないなら、やるな。
アイスバックで顔を冷やす紀江に、無表情で水を差しだしてる裴之。
なんか、変な2人のかわいい会話だな(^m^)

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紀江は、🧀で俺たちは親友だった。だから父親に会いたいなら、行き方を教えると言いました。
戻って来なければ、俺から彼女を奪えなくなるからって正直に言っちゃう紀江。
それはどうかなって真顔で返す裴之。

でも裴之は、壁の公式を消すことを知っていました。
防犯カメラの映像で、塔の中がポイントだと気付いたもんね。不自然に消されていた公式を見て、推測したんでしょう。そういうの、得意だし。
それでも裴之は、一度朝夕を失望させているから、もう失望させたくない、行ったら戻れなくなるかもと試すのを躊躇していた模様。
それを聞いた紀江は笑います。裴之と朝夕の考え方は同じだと。
これ、あー完全に負けたわ、の笑いなんだろなあ。

家に戻った朝夕は、P/NPと書かれて黒板を眺めている兆生と話します。
言ってることは皆目理解できないけども(笑)
どうやらこれは、アメリカの研究所が提示したミレニアム懸賞問題のひとつで、解決できれば医療問題にも対応ができるんですと。数学が医療に対応できるって意味が全く凡人には分からんけど。でも兆生は、初めから自分が証明できるとは考えておらず、途中まで手掛けて次世代に委ねる気でいたみたい。
ここでもまた、意義やIQではなく、理想と情熱が大事だと、兆生は朝夕に示唆しました。

裴之も部屋で、クローゼットにあった父親からの贈り物のグローブを手にしてました。
幸せな子供時代の象徴みたいなものよね。父親は母親には全く頭が上がらなかったけど、父親が生きていたからあの母親の精神もまだ落ち着いていた頃。
行ってみたい気持ちが、抑えられなくなってきたかな。

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翌朝、紀江が今度は牡蛎を持ってやって来た(笑)
断ったのにと戸惑う朝夕だけど、紀江はこれが最後だと言います。
料理を振舞った紀江は、明るい顔で、実はお別れに来たと切り出しました。
数か月、映画の撮影に行き、戻ったら事務所を上海に移転させるから、今後は頻繁に会えない、と。
さすがに兆生も2人の顔色見てるね(笑)

紀江を送った朝夕は、上海移転も自分が原因かと聞き、他にあるか?と言われてしまう(笑)
でもま、ステップアップの意味もあるにはあるみたいだけど。
どんな人に出会っても、喜びや悲しみを分かち合えるのは君だけだ、俺には君が一番だと紀江は言い、手を繋ぐ2人を見て辛くなって、裴之に会って戦ったことも話します。
ケンカでは勝てないけど、君を誰より愛するのは自分、一緒に時空も越えた、邪魔者は裴之のほうだと思っていたから、裴之に消えて欲しくて公式の話もした。でも彼は知ってた。その時、俺は負けを認めた。邪魔者だったのは自分の方だと。

花巻(ホアジュエン)はいい人よと言われて、勿論いい人だと笑った紀江。
お別れの贈り物だと、🧀で一緒に食べた笑顔クリームのクッキーを渡します。
涙もろいから見送るな、君の心の中では笑顔でいたい。
俺は楽観的な花巻だ、そう叫んで手を挙げ、紀江は去って行きました。

ほんっとにいい人だな、花巻。
ちびこの時の顔が浮かぶよ。と思ったら、ちびこシーンが一瞬入ったね。

家に戻ると、兆生も、いい青年だ、だが裴之がいる、だって。
朝夕は、壁の公式の話をしなかったことを謝りに、急いで裴之のところへ。
でも裴之なら、なぜそこをぼかしたのかの理由なんて分かってるよ。だから二度と失望させたくないって言葉に繋がってるんだよ。

裴之が本当は行きたいと言おうとしたんだと思うけど、それを言わせず、朝夕は、行きたいなら行って、私はこの世界で待つと告げました。

兆生にクビを言い渡した学校の孫(スン)課長と、小萌の父親、包松(バオソン)は麻雀仲間だったのか。
課長は、兆生の記憶障害を信じず、未だ責任逃れだと言う。というか、アンタがアルツハイマーなのに隠してたってクビにしたんだろうが。病気を口実にクビを切り、その実、病気の症状は信じていないという、なんて身勝手な理屈。
包松も、兆生のアルツハイマーは知らなかったらしく、怪我自体は軽傷だったけど、精神に異常がと聞いて、ピクッとしてるよ。娘、あの騒ぎを何も父親に伝えてないんだ…
課長は兆生に私物を取りに来るよう、包松に伝言を頼みました。
それにしても、包松もまたタチの悪そうな顔してるなあ。

包松が兆生のところに行っても、兆生は誰が来たのか分からない。小萌の父親と言われて、あーとなっても、今の兆生にとって包松はただの初対面。
職場から私物を引き取ってと言われたから、付き合うよと言われ、娘がいないからと戸惑う兆生。
だけど包松に押し切られてしまいました。ただ兆生自身も、以前、張叔平に会ってみたいと朝夕を追いかけちゃった時同様、自分の職場を見てみたい気持ちも抑えれなかったのね。本人は大学の教授だと思っているから。だけど私物を取りに来いって、どういうこと?も渦巻いていただろうから。

車中で、殴られた時のことは覚えているかと聞く包松。状況も相手も何も覚えていないと兆生。
記憶喪失らしいなと言われても、分からないだろうからとタイムリープの説明はしない兆生。
ただ、到着したのは中学校の守衛室前でした。そこに大量の兆生の私物、ほぼ本の箱が積んである。
そこで兆生は、自分は学校の財務課で働く会計士だったと突き付けられてしまいます。
アルツハイマーで記憶に難があると分かっているのに、バカにして笑う警備員と包松にムカついたわ。孫課長は、記憶障害を責任逃れだとは言ったけど、10年一緒に働いた会計士としての実力は認めてたみたいで、溜息ついて認知症だとは言っても、それを嘲笑いはしなかったのに。
タイムリープの話を分からないだろうからと言われた包松は、そうだな、俺は学歴が低いから分からないと言ってたんだけど、この時、仕返しするみたいに、頭を指差して笑ってるんだよねえ。

天才基本法
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その頃、朝夕と裴之は塔の中にいました。
私が帰ったらやって、戻ったら会いに来て。
そういう朝夕を見る裴之の目はこれ、や、戻らないかもって自分で理解してるみたいに見えちゃう。張新成(チャンシンチョン)の目って独特の妖しさがあって、そんな風に見えるんだよー。
別れの言葉は?なんて言うしさ。
朝夕は、あなたには長いけど、私には一瞬だからと答えました。裴之が帰って来ないかもってのは考えたくないんでしょうけど。

車の中で、呆然としながら私物を見ている兆生。
思いがけないショックを受けたせいか、どうやら徐々に記憶が戻ってきているみたいよ。
そして不用意に、包松の運転する車の後部座席で呟いてしまいました。
思い出した、アンタだ。
金庫を開けていた兆生の頭を殴って金を奪ったのは、コトもあろうに小萌の父親…

その頃、家のドア等々開け放したままで兆生がいなくなっていることに気付いた朝夕。
慌てて裴之のいる塔に走り、まだいる?老林がいないと助けを求めてしまいます。裴之もすぐ、捜そうと言ってくれたんだけど、壁の公式は既に消されてしまってました。
あー、一緒にパラレル。
物語的には一緒に行く必要があったのよ。あったんだけど、朝夕の軽率さよねえ…

高校の保健室で目覚めた朝夕。付き添ってくれていた小萌。
朝夕と裴之は🧀の2012年、17歳の高校3年生に飛んだみたいなんだけど、小学生時代に朝夕と紀江が変えてしまった🧀世界は、随分と🍓とは状況が変わってるっぽい。

だけど熱中症で倒れた朝夕を心配して、走って来た兆生を見て、朝夕は涙ぐみそうになりながら微笑んでしまいます。あの長髪兆生の6年後なんだもんね。
ただこの兆生なら、パラレルの話をもう一度したら、信じてくれそうだけどね。

さて、ここで、🍓裴之が帰らないと駄々こねるのは必定。
天才の駄々はきっと面倒くさいと思うぞー(笑)それが10話分ほど続きます。
裴之の駄々の他に、解決しなくちゃいけないことが難しいのよ。

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