今のところ日本の動画配信サービスで見られる作品のみの記事です

天才基本法 第7話、第8話 あらすじとネタバレ感想

当ページのリンクには広告が含まれています。
天才基本法
画像出典 BEIJING IQIYI
目次

第7話 あらすじ

林兆生は、既成概念にとらわれない“楽しい数学”の解き方で、林朝夕と裴之の班に数学を指導し、全員がテストを突破する。“師匠”の存在が露呈しないよう、授業は夜中に実施された。勝ち抜いた参加者は27名となり、次のテストでは3班まで絞るため、どうしても“キーマン”が落選してしまう状況になる中、章亮の班員が“師匠”の存在に勘付く。また張叔平も食堂で、かつての級友・林兆生とすれ違う。

みるアジア

第7話 ネタバレ感想

林兆生(リンジャオション)が転職して近くに来てくれたことで、林朝夕(リンジャオシー)は嬉しくて抱き着いちゃうんだけど、兆生は相変わらずのそっけない態度。
だとしても、どれだけ心強いかって話よ。

職員室では、農業体験やキャンプみたいなイベントを教育局が準備しているけど、いつにするかって話になってる。でも張叔平(ジャンシューピン)は、晋杯(ジンカップ)まで一か月弱しかないと、そんなもんする気はサラサラないよ。
でも、やったんすよって証拠写真は必要らしい。新聞に載せるんだって。この合宿は、市の教育事業だから。

そこへ、あちこちに泥をつけた陳成成(チェンチョンチョン)が入って来ます。
可哀そうに。章亮(ジャンリアン)の差し金だ。

教室では、朝夕が裴之(ペイジー)と花巻(ホアジュエン)に、兆生が来たって話をしてました。
後で会いに行こうって言ってると、そこに陳成成を連れた張叔平が。
陳成成は朝夕に殴られたと言ったらしいわ。それを張叔平は信じ込んだらしいわ。
全く。笑っちゃうなー。

朝夕は、全く身に覚えはないものの、陳成成の様子を見て察します。
で、走っていた時にぶつかったかもしれないって、言ってあげちゃうんだよ。
張叔平は全く気付いてないけど、陳成成には分かるよね。
嘘をついた自分を糾弾することなく、朝夕はむしろ庇おうとしてくれたんじゃないか、と。

張叔平は、ぶつかっても助けなかった君の行為は合宿の規則に違反する、次はない、だってさ。随分と無理矢理なお話ですわ。
でもそれを聞いた陳成成は、僕の勘違いでしたと言い出します。自分でコケたんだと。
うん、良かったよ。少なくともこの子は、章亮よりはずっと良心的な子だった。

裴之も立ち上がり、明らかに誤解です、彼女は同級生をイジメないと発言。
だけどさあ、張叔平は、どちらかが嘘をついているなら目的を問わず罰を与える、裴之は挙手しなかった、君も悪い、とな。2人の班も連帯責任。今日の午後は図書館での勉強を禁じるとな。
はあ?

でもその罰が、解(シエ)先生と芋掘りに行け、だそうです(大笑)ちょうどいいやってか。
それで写真を撮って、楽しく合宿やってますよぅの証拠提出ですね。
でも芋掘りには、陳成成の班はいない訳よ。朝夕と裴之の班なの。なんでよ。嘘ついたのは、章亮の班の陳成成じゃん。まあ、芋掘りにアイツらが来ても、邪魔なだけだから、いなくていいけど。

朝夕は不満そうだし、花巻と裴之は朝夕を気にしてるけど、他のみんなはめっちゃ芋掘りを楽しんでました。これぞ、子供って感じね。
朝夕が、目を付けられちゃった今は、兆生に会いには行けないかもって言うと、裴之が、自分が仮病を使って目くらまし役になるなんて言うのよ。カワイイ。そんな相談をしていると、畑の向こうからバイクに乗った兆生がやって来ました(^m^)

人の良い解先生は、兆生を取材に来た新聞記者だと勘違い。
兆生もそれをいいことに、誤解させたまま、子供達の間に入り込んで、焼き芋することにしちゃったりして、するっと馴染んでしまいましたよ。
ただ、こういう時でも裴之は笑わないんだなあ。

天才基本法
画像出典 BEIJING IQIYI

その頃、図書室でひとり勉強していた陳成成は、章亮の手下たちにあからさまにイジメられます。
朝夕を陥れようと相談した時、コイツらは、俺たちも証言するとか言ってたのに、いざフタを開けてみれば、知らんぷりして眺めてたよね。陳成成の加勢なんてしてくれなかった。ロクな大人にゃなれんぞ?

暗くなり始めた畑では、焼き芋が焼けるまでの間、兆生がみんなにお話。
君達が学びたいのは、数学か、数学オリンピックか。
君達の中での、数学と数学オリンピックの違いを教えて?

裴之は、数学は一つの教科、数学オリンピックは、分からない。
陸志浩(ルージーハオ)は、難しさが違う。
朝夕は、数学が車なら、数学オリンピックは曲がり方を教える運転手。
解先生は、数学は教科で、数学オリンピックは教科の競技だと。

兆生はみんなに質問したり、笑わせたりしながら、原始人からバビロニアの楔文字等々、数字や数学の起源を分かり易く話してくれるんだよ。これは子供達、聞き入るよねえ。

で、思うに数学オリンピックはこう挑むべきだと言います。
壁にぶち当たった時、既成概念を捨て、古代人のように知恵を絞って問題を解決する。問題の解決は、細い棒で竜に打ち勝つほど、すごいことだ。いつか数学の分野から離れて川に差し掛かったら、斧で木を切って橋を作る必要に迫られる。
数学オリンピックは、斧を研ぐようなもの。研がないより研いだ方がいい。
でも忘れるな、斧や橋そのものを目的にしたら、数学の楽しさは失われる。

張叔平の指導は、斧や橋目的の典型的なもんなんだしなー。とはいえ、市から依頼を受けての指導だから、目的は明らかな訳で、そこだけは仕方ないんだよな。楽しむための合宿じゃないんだわ。

今は数学者の多くも…と言ったところで、芋が焼けましたよ。
子供達がてんでに食べる中、解先生は兆生の隣に座って芋を食べながら聞きます。
数学者は退屈だから数学を学ぶ、ですよね、と。
解先生は、兆生が記者じゃないことに気付いてた。ま、そうだろうよ。
あなたは誰と聞かれた兆生は、保護者かな、自分は林姓、でも今のところは父親ではなく師匠だと。

解先生も子供達には記者さんで通してくれていて、子供達も朝夕の音頭で変な歌を歌って帰るという、ほのぼのさよ。これって、紀江(ジージアン)の歌だっけ?

卑劣な手口を認めない章亮。
朝夕は怒りと共に、脱落する訳にはいかないと、兆生に指導を頼むことに。
兆生も朝夕と一緒に過ごす時間に慣れて、だいぶ絆されてきました。パパモン進化よ(^m^)

朝夕班、裴之班の12人は、消灯後、午前2時までの時間を使って、兆生の授業を受けます。
お陰でみんな、授業中も自習中も寝てるけど(笑)朝夕も寝てるのに、裴之だけはしっかり起きてるの。すごいな、この子は。で、朝夕の髪についたゴミをそっと取ってやったりしてる。
うう、この子の淡い恋心が切ない。
次のテスト中も余裕の裴之は、朝夕が🍓に戻っちゃったら、また会えるのかなとか考えるようになってるしねえ。

そういえば、つるかめ算の説明が出て来るんだけど、これみんな小学生でやってるのかな。
うちの小学校の担任は、面倒臭いって理由で(笑)つるかめ算をスルーして、最初から方程式やらされたので、私にはつるかめ算の記憶がないんですよ。
なので一緒に勉強したわ。そして字幕の間違いに気付いたわ。
私の見た日本語字幕では、頭の総数が20、脚の総数が34となってましたが、それじゃ計算が合わない。
頭の総数12、脚の総数34ですな、正しくは。画面には正しい方程式が映るけど。

さて、いよいよ次のテスト。
陳成成もいなくなっちゃったんだね、他にも2人帰ってしまい、班は11班から10班になっていて、このテストで半分になるんだそうな。

結果、裴之班4位で、朝夕班も5位で、生き残りました。
裴之100点、朝夕98点、章亮97点、花巻80点、陸志浩82点。
章亮の班の子、ひとり70点台がいたわよ、陸志浩のほうが上よっ。どうよっ。

80人いた中で、残ったのは27人。
だけど次回のテストで、残るのは3班。でも写真には4班分写ってました。
花巻と2人になってそれを心配する朝夕だけど、花巻は、まだ予想外の何かが起きるかもしれない、考え過ぎると潰れるぞ、肩の力を抜けって、励ましてくれるんだよ。この子の存在には本当に助けられてるよねえ。

天才基本法
画像出典 BEIJING IQIYI

なんだけど。
先に戻ってった裴之達が師匠の話をしているのを、章亮班のメンバーが耳にしちゃってた。あー。
更に、章亮班の中に、夜中の2時に朝夕班の子を目撃してた子もいました。
こりゃあ、章亮は密告するわな。張叔平は黙っちゃないわな。

その張叔平といえば、朝夕班と裴之班の、落ちこぼれだった子達の点数が上がったことを、職員室では純粋に喜んでました。でも、自分の厳しい指導のお陰って言ってる訳よ(笑)
真相を知った時、また天才の兆生には勝てなかったと、内心で打ちのめされる訳だな。決して表には出さないんでしょうが。

だけどさ、合宿所の食堂で、おばちゃんに頼み込んで揚げピーナツを作って貰った兆生と、張叔平がばったり会っちゃうんだよねえ。
予想に反して、張叔平てば、妙に態度がマイルドでうっすら笑顔。
旧友に対する大人としての社交辞令かもしれないんだけど、でもそうね、この人は常に兆生の前ではこういう建前で接してたのかもしれないなと思わされた。
どう頑張っても勝てないから。一目置いてはいるから。憧れが妬み嫉みになっているから。だけどお互い、その本質は分かっている。

みんなで描いた、師匠へのお礼の似顔絵を持ってきた朝夕。ほのぼの。
このクリームサンドビスケットは、孤児院でも花巻がやってたけど、捻りながら外すと、クリームに模様がつくんかい。ホントにあるのかな、これ。

兆生は、捨て猫を拾ってました。まんま朝夕みたいじゃん(笑)ここに住み着いたから、拾って餌をあげてる、て。
これは、自由気ままに生きていた兆生の、心境の変化のひとつってことなのかな。保護をする対象を作って愛情を注ぐっていうのは、今までの生き方に反するもんね。

さて、次回は、バレます…(-”-)

第8話 あらすじ

林兆生による指導が発覚し、林朝夕は規則違反の主導者として合宿から追放される。その後、林兆生と林朝夕の親子鑑定に同行した張叔平は、林兆生の採血の間、過酷な淘汰を強いる真の理由を林朝夕に明かす。さらに林朝夕の才能を惜しみ、章亮班に勝つことを条件に合宿への復帰を許す。林朝夕は自分の班と裴之班の統合を提案し、これも受け入れられた為、最後に残る3つ班に“キーマン”全員が残る可能性が芽生えた。

みるアジア

第8話 ネタバレ感想

張叔平(ジャンシューピン)の部屋に、密告書が差し込まれました。
朝夕の班と裴之の班は毎日消灯後、抜け出している、みたいな文章だったのかな。
張叔平が図書室に行くと、案の定、2つの班のみんなは寝てましたよ。
だけどさ、自分が行ったのを観察してる章亮を見れば、密告したのはコイツだなと、大人ならすぐに分かるよね。張叔平がそういう手段をどう考えてるか、知らないけど。

その晩も、こっそりと抜け出した2班のみんなが、兆生と楽しく勉強していると。
張叔平と解先生、あと、名前は覚えてないんだけど、ヤなこと全部解先生にやらせる、ちゃっかり者の女の先生、3人が来ちゃったよ。

でもそれで、答えが分からなかった最後の頭の体操問題が気になって仕方ない。
ある太った熊がP点にいて、南に1マイル歩き、東へ1マイル、北に1マイル歩いてP点に戻ったら、その熊は何色か。
南、東、北、正確に歩いたら、P点には戻れないんだけどな。

張叔平にリーダーはと聞かれて、立ち上がろうとした裴之を止め、朝夕は、私ですと言いました。
脱落したくないから指導を頼んだと。他の子も指導が上手い、授業が楽しいって言っちゃってる。オマエラじゃ敵わないって言ってるのと同じよ、それ(笑)

何かあったら誰が責任を取ると言う張叔平の言葉は、まあ一応ね、子供達を預かってる責任者としては、当然の言葉でもあるんだけど、この人が言うとさあ(笑)
兆生は、法は犯してないから叱られるだけだって言うんだけど、張叔平は、黙れ、お前の処分は後だって言う。兆生が、お前が俺を処分?部門が違うと言ったのは、再会した時、張叔平は教師で、厨房や警備員とは部門が違うと言ってたからよね。
張叔平は、誰も叱らない、だが規則を破れば罰せられると言います。兆生が関わっていたことで、かなり感情が揺さぶられてるね。

子供達は促されて、宿舎に戻っていきます。
張叔平も、食堂で会った時、胸騒ぎがしたと言い残して、去って行きました。

歩きながら話す、裴之、朝夕、花巻に、黙って反省しろって言う女の先生な。こんな時だけ。
この人、なんなんだろうな。最初の子達が帰る時、保護者への説明っていうヤな役目を解先生に任せて自分はやらな~い♪ってあのシーン、必要だった?わざわざそれを入れて、この人に性格付けする意味が分かりませんでした。あ、この人じゃなくて、お人好し解先生の説明シーンか、そうか、なら納得。

ベッドで、花巻は裴之に、戻れないかも、ここで生きる覚悟をしたって話してる。君がいるから退屈じゃないって。いいなあ、ここにもカワイイ友情が芽生えてる。花巻は大人だけども。

張叔平のところには、解先生が嘆願に来てました。やっぱりね、この先生はね。
最も努力しているのは、朝夕と裴之だから、と。兆生にも悪意はないと思う、と。
張叔平は、彼は林兆生、君と同じ三味大学で数学を専攻していて、優秀だったが傲慢で女子学生を妊娠させ、教授の論文も盗用して退学になったと言いました。
彼は傍若無人、生徒達には、ああなって欲しくはない。

これな、朝夕がいずれ兆生の名誉回復もしなくてはならなくなる問題。
教授の論文盗用。いくらなんでも、彼は天才。そんなことしないよ。過去この件で、兆生は嵌められてるんですよね。だから、学問の場に居続けることが出来なくなった訳なんだけど。

-スポンサーリンク-

翌日、裴之が朝からいなくなってました。教室にも姿を見せません。
そこに、張叔平が来て、裴之と朝夕の班が重大な規則違反をしたから処分すると。
班員には終了証書を与えない。朝夕は除名。

それを聞いた花巻は、ここに残る意味がないと、自分も荷物を纏め始めます。
張叔平は、帰る者は止めない、でも違反行為を親と学校に報告すると言うんだけど、陸志浩も立ち上がって、母さんに叱られるのは慣れてるからと、自分も離脱の意志表明。他にも6人立ち上がっちゃった。朝夕、花巻、裴之を入れたら、最初の10人だね。最後に参加した王璐(ワンルー)も立ち上がったけど、曲歌(チューゴー)に止められてました。

そこに裴之が携帯電話を持って走って来ます。先生、電話ですと張叔平を睨みつける裴之。
相手は、曽慶然(ソンチンラン)教授でした。
裴之、あのビー玉ソリティアを解いたんだわね。で、曽教授に電話した。
それで朝からひとりで、あのロビーにいたんですな。
それもこれも、全部朝夕のためだよ、泣けるじゃないかっ。

張叔平は、裴之は天才です、だからこそ、罰しなければならないと言うんだけど、曽教授は、私の意見も考慮してくれと。ただ張叔平は曽教授に、あの林兆生が教えていたんだと伝えました。
曽教授の記憶にも残るほどの事件だった訳だ。

教室に残ったみなさん。みんなは裴之を褒め称えてわいわいしてるんだけど、章亮が噛み付きます。あー、はいはいはい。朝夕が責任を取るって言ってるのに、おまえがリーダー面するなって、アンタ、朝夕は深夜勉強班のリーダーだよ、バカめ。おまえがリーダーなら、責任取って除名はオマエだ。
章亮に、自分の班に入れと言われた裴之は、黙って章亮を睨みつけ、鉛筆をボキッと折る。
おお、男の子だねえ。愛い愛い。
尚も続く章亮の言葉に、向かって行こうとした裴之を、花巻も朝夕も必死で止めます。

そこに張叔平が戻ってきました。後ろを向いて挑発してる章亮を見咎め、章亮、ケンカか?と。
何も言い返せず、ふるふると首を振る章亮。しょーもな。
裴之は変わらず章亮と張叔平を睨みつけ、折った鉛筆をぽいっと机の上に投げました。
ケンカしたいのかと張叔平に怒鳴られても、裴之だけはビクともしないねえ。これはさあ、朝夕のいなかった🍓の合宿でも、張叔平とぶつかって辞めてったってのも分かります。大人しい天才だけど、精神年齢が高いから、理不尽な押し付けや横暴には納得しない子なんだろうな。

張叔平は、裴之、君は優秀だ、私が出会った中で2番目の天才だと言えると言います。
天才は優遇されるから、凡人が許されないことでも許されてしまう。
大学でも天才は引っ張りだこで、大学院では教授たちが奪い合う。だから傲慢になり傍若無人になる。
裴之が、僕はそうならないと言うと、これは1番の天才の話だと。
うん、そういうのを、凡人の努力家として、羨望と絶望を持って眺めていた訳だね。

その男こそ、林兆生。彼を師と仰ぎ、私を敵と見るのも理解できる、彼は遊ぶことだけで規則を守ることを教えない、彼は、壊してこい、逆らって好きにしろと言う。
それを聞いた朝夕は、彼を侮辱するなと叫ぶんだけど、張叔平は、でも本当だ、なぜ警備員しかできないと思うのか?と言います。

曽教授の取り成しで、2班全員の処分は免れたものの、朝夕だけは除名だそうですよ。
それだけは、責任者として張叔平は譲れなかったみたいよ。

荷物をまとめながら、朝夕はあの写真を見て、ただ帰りたいだけ、昏睡状態の父がいるからと、🍓の兆生を思い出していました。
🧀の兆生も、揚げピーナツを食べながら、傍らにYシャツとスーツと革靴を置いて、何か考えてるねえ。

みんなが見送るために外に出ていると、朝夕と一緒に、裴之と花巻も荷物を持って出て来ちゃった。
そこで、みんなに向かって、朝夕が話し始めました。

天才基本法
画像出典 BEIJING IQIYI

まずありがとう。
重要な目的があって、この合宿に参加した、結局失敗したけど、友達が出来た。
私にもみんなのような情熱があったことに気が付いた。楽しかった。
ずっと自分に自信がなかったけど、みんなから勇気を貰えた。
張先生の考えは理解できる。私も同類。私達は失敗者。
数学は才能が大事なのに、天才ではない。だから兆生や裴之を見ると、憧れて嫉妬してしまい、彼らだけが成功すると思い込み、自分の意思を忘れる。
ずっと先生と話したいと思ってた、でも今は先生が嫌い、自分が嫌いだったように。
出発点は人それぞれ、でも一度でも全力を出し切ることは、私達凡人にとって立派なこと。でも先生は結果だけ。努力のプロセスを最初から否定した。凡人の数学者だっている。IQが普通の成功者だっている。たった一度の成績で、私達の人生を決められない。
私はこれからも数学を学び続ける。未来や運命や結果の出ない努力が怖かった。でも今は平気。

解先生まで、真剣に聞いておる(笑)

そこに、呼び出された朝夕の保護者、孤児院の院長先生が子供達を連れて乱入。
朝夕が孤児院の子だと聞いた張叔平は、明らかに動揺しています。
全く。参加者の資料くらいちゃんと読め。
孤児という環境で育ちながら、こんなにも努力して真っ直ぐに立ち向かってくる眩しい子供。
そこに張叔平は動揺してしまったらしい。口ほどにもないなあ。だから根っからの悪人じゃないんだけどねえ。

そこに、シャツとスーツを着た兆生が現れました。
林朝夕、親子鑑定をするぞ。運の悪さは俺によく似ている、俺の娘かもしれない。

それを聞いて張叔平はまた動揺(笑)
規則は規則だ、誰の子でも容赦しないと言うんだけど、子供達に向かってニヤッと笑ってのしのし近付いた兆生に、思いっきり殴られた(大笑)
これ、どうするんだーと思ったのに。のに。

次のシーンでは、張叔平に運転させて、兆生と朝夕と李ママが、DNA鑑定しに病院に向かってんの。笑っちゃったわよ、運転させてんのよ、みんなの前で殴った相手に(笑)
昔々からすべからくコレだったのだとすれば、確かに張叔平にとっては兆生は、傍若無人な疫病神かもしれないなあ(^m^)
李ママも含めて、車中の大人達の会話は面白かったわ。

病院で2人を待つ間、李ママに語られてる張叔平。
林朝夕はいい子です。花巻と合宿に参加できて、他の子供達も孤児だという劣等感を払拭できた、励みになった。確かに彼女は規則に違反した、除名処分は当然、でも許して欲しい。彼女のような子はずっと苦労してきた。
おばちゃんにそう言われちゃって、ただ黙って頷くんだよ、張叔平ってば。子供かっ。
なんかもー、おっかしいよ、この人。

血をちょこっと取るだけで大騒ぎしている兆生を置いて、先に出て来た朝夕。
後ろに座っていた張叔平は、ポツリと話しかけました。
彼が父親なら、母親は誰だ?
邱月(チウイエ)よ、私を産んだ時に死んだ。

それを聞いた張叔平は、学生時代を思い出してる。
この人も、朝夕ママのことが好きだったのね。女の子まで持ってかれてたんだわなー。でもこの人、自分の気持ちなんかきっと伝えてないんだろうな。

そしてポツポツと自分の真意を話し始めます。
以前、なぜ障壁を設けて無情に淘汰するのかと尋ねたな。
それは一種の慰めのつもり。才能を否定するより先生を否定したほうが楽だから。
荷物を持って階段を上がって疲れたから、班の人達の成績が悪かったから、先生が酷かったから。
朝夕が慰めは不要だと思うのは、朝夕が成熟していて才能があるから。君が言う通り、努力を否定すべきではない、だが最も辛いのは努力しても失敗すること。私は諦める理由を与えている。
君が言うように、私は彼らの自信を潰したかもしれないが、彼らの遠回りを避けられる。

朝夕は張叔平の前に立ちました。
でも先生は考えましたか?大人が簡単にあきらめるのは慰めが多かったからだと。
考えた。でも仕方ない、この合宿は小学校ではない。残酷だ、才能が必要だ。
朝夕、裴之、章亮は、中学の大会にも出るかも。全国や世界大会もあり得る。
でも、余天嬌(ユーティエンジャオ)や鄒本超(ゾウベンチャオ)にできると思うか?

それは私もそう思う。言うても選抜合宿だからね。
とはいえ、朝夕だって、それが分からない訳ではなく。あの写真のためなんだけども。

張叔平は指導して10年の間に、必死で努力する生徒を見ても感動できなくなったと言います。
泣いて倒れた子を大勢見てきたから。どんなに努力しても彼らは追いつけないから。
それこそ残酷だ。彼らは遅かれ早かれ諦める。
だが君には諦めて欲しくない。才能があるから続けられる。嫌な教師は空気と思え。諦めないよな?

これ、もう、子供相手の会話じゃないわなー(^m^)
はいと答えた朝夕に、母親に似てると呟いた張叔平です。

張叔平はチャンスをくれました。
朝夕と裴之の班が、章亮の班に勝てば残れ、負ければ全員脱落。
朝夕は、2つの班を統合することを持ちかけました。章亮たちに勝っても、占める終了枠は一つ分。
これで勝てれば、最終的に写真と同じ、4班分の人数が残ります。
殴られた頬を赤くした張叔平は、了承してくれましたよ。

朝夕は、みんなは先生をスネイプと呼んでいると言います。
張叔平はハリーポッターを読んでなかったのね。でも自分のあだ名になるくらいだから、嫌な教師なんだろうと言うのよ。
朝夕は、そうだけど、いい人ですと答えました。んだね。理由があったからね、彼にも。

病院を出ると、李ママにさっきの話、検討してねと言われてしまう張叔平。
この人のさ、年上のおばちゃんに弱い態度は本当に可笑しい(^m^)
自分のママが怖かったのかしらん。

2人を車に乗せた張叔平は、途中で突然降りろと言いました(笑)
この子は俺の子、正確や気質、邱月にそっくりだ、頑固だったなんて聞いたからか。
ひとりで何か噛み締めたかったか。

降ろされた兆生は、誰かに電話して聞いてましたよ。
きっと、朝夕を預けた人かな。その人が、兆生も知らないうちに育てきれなくなって、孤児院の前に置き去りにしたってことでしょうね。自分も同罪だし、兆生は相手を責めませんでした。相手が誰だかも話しません。
道端に座り込んじゃった兆生は、朝夕に、すまない、育てなかったと。
この服で正解だ、まず自己紹介から、て(笑)
俺は林兆生、君の父親だ、今後は君を養う。

それを聞きながら、父さん、待ってて、私が養うからと🍓の兆生を思う朝夕。
その頃、やっぱり張叔平はひとり、車の中で泣いていました。

天才基本法
画像出典 BEIJING IQIYI

合宿所に戻って、兆生が父親だった話と、2班を統合する話をする朝夕。
全員が賛成で、章亮を倒すと。
おおお、裴之が音頭を取っている。やろうって手を出して。123、ファイト。

後ろで章亮たちが見てるけどね。なんで帰されなかったんだよって、思ってるんだろうな(笑)
残念だったねー。

さて、いよいよ次回は晋杯(ジンカップ)、そして集合写真です。

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 テレビブログ 華流・アジアドラマ(韓国以外)へ

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次