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「蜀紅錦~紡がれる夢~」なんだかんだ鄭業成の古装を完走したのは初めてでした。静瀾、カッコよかったよ♪

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蜀紅錦

序盤の季英英(ジーインイン)@譚松韻(タンユンソン)は、「家族の名において」みたいな元気さで、「恋心は玉の如き」よりも、この手のほうが似合うなーと思って見てました。あ、でも芯の強さは十一娘寄りかな。
鄭業成(ジェンイエチョン)の古装は、「祝卿好」をちょこっとだけ見てて、だけど男主がデレる前に止まっちゃってるんですよ。飛魚服カッコ良かったけど、態度はツンツクツーンなまんま(笑)
なのでこちらで、序盤生き生き意地悪してるのがちょっと面白かった。「無眠之境」もビジュアルは良かったけど、古装ヅラも似合うね。

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目次

所感 ネタバレです

もー、牛瑾(ニウジン)@海一天(ハーイーティエン)が出て来た時点で、いやあ、こりゃあ、敵は手強いぞー?しぶといぞー?となりましたわよね(^m^)
牛親父と仮面娘だけでも面倒くさいのに、その上、絶対に裏があるに決まってるっしょー?な白晟(バイション)@経超(ジンチャオ)まで、出て来てさー。
どうすんのこれ、ラスボス級が2人?って思っちゃった。

蜀紅錦
画像出典 蜀紅錦公式 微博

元の許嫁、趙修縁(ジャオシウユエン)もねえ。
家のしがらみだのなんだのを蹴散らすこともできず、牛親子に追い詰められて、英英のためって理由ではあったものの、それを本人に伝えずに仮面娘と結婚する。
そんなの英英にとってはただの裏切りでしかないのに、当人は英英のためだと勝手に思い込んでいるから、その後、英英に執着して袖にされて、黒化して上記2人と結託するしさー。
とはいえ、3人はそれぞれ自分の利のために、結託した相手を出し抜こうとする訳で。
終盤、趙修縁だけは反省して、少しでも英英の助けになれるよう動き始めるんだけども。
それでもまあ、自業自得感は否めず。趙家が滅ぼされてようやく、憑き物が落ちたみたいだったけどね。

そういえばこの趙修縁は、元々は張昊唯(チャンハオウェイ)が演じてたらしいですね。
全編取り終わってたのかどうかは分かりませんが、例のスキャンダルで降板、顔だけ別の役者さんに差し替えたんですって。AI処理で。
そう言われてみれば、なんとなく、ん?みたいなところもあったかもだけど、言われなければ分からない程度。いやはや、すんごいね、技術の進化は。

蜀紅錦
画像出典 百度百科

だけど、体は張昊唯のままだったらしいので。
動きを見てると特徴的なあの方が、ちょいっちょい浮かんでしまうのだよねえ。代役になった趙華為(チャオホワウェイ)が、なんとなく似てるのもあるのかなあ。
ただ、彼の宣材写真とか見ると、たいして似てない。でもドラマだと似てる。
AI処理、ちょっとブレンドみたいなこともしたのだろうか。公には絶対言えないだろうけど。1:9でブレンドとか、簡単にしちゃえそうじゃない?

あ、あらすじはこちら。

益州で錦王と呼ばれた季帰南(ジー・グイナン)は見事な染色の技術で蜀紅の糸を作り出したが濡れ衣を着せられ殺される。それから8年。花家に借金の返済をしながら母、兄とともに細々と染色工房を続ける娘・季英英(ジー・インイン)の前に楊家の三男・楊静瀾(ヤン・ジンラン)が現れる。彼女は気づいていなかったが、彼こそがかつて季(ジー)家の惨劇に居合わせた少年。新任の錦官として故郷に帰還した楊静瀾の目的は前任の錦官だった師匠の突然の死と季帰南の死の真相を調べることだった…。

「蜀紅錦~紡がれる夢~」公式サイト

はい、えーと、「花間令」「南城宴」「顔心記」に、この「蜀紅錦」、4作続けて「幼少期に縁のあったお相手」でした。
他にもっと素敵な設定はないのーっ!?(笑)
時代劇ってこともあるんでしょうけど。
実際には、幼少期の初恋の相手とかと結ばれてる人って、少ないよね?だからこそ、結婚は親が決めるって時代に、運命の相手って形にしやすいのかなあ。

そうそう、幼少期の楊静瀾は、また徐崴羅(シューウェイルオ)くんでしたね。すごいね、この子。
でも一見して、あれ?となるほど、このドラマでは大人に近付いてました。

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重要なモチーフになっている「蜀錦」というのは、無形文化遺産なんですね。
糸を洗っているシーンは多かったけど、どうやって作り上げるのかみたいなシーンはほとんどなかった。仕方ないか。大事な文化遺産、テキトーな扱いはできないだろうから、かなり本格的にやらないといけなさそうだし。

英英は、子供の頃、父親が殺された場面を静瀾と共に目撃してしまっているので、李家独特の染色の赤を見ると、その時の血がフラッシュバックしてしまい、李家の技の復興にもブレーキがかかってました。
でも皇太子の密命で錦官としてやってきた静瀾の介入で、トラウマも乗り越え、父親の冤罪を晴らすため、益州の蜀錦業界の発展のために突き進んでいきます。

だけど英英の母親がねえ。序盤はとてつもないブレーキ役になる。
夫があんな最期を迎えてしまったので、世間を知らない当時の女性としては仕方なかったのでしょうけど、ただ現状に甘んじて我慢して、残った家族が無事でさえいればいいって人。
悪意が深く潜り込んでいる益州では、特に罪人の家族としては、現状維持は衰退からの破滅の危険性もあることには、全く頭が回っていない。
だから、商売の才覚もあり仕事の腕も立つ娘を、ただただ嫁にやることしか考えていない。時代的な道徳観が根強くて、それが娘の幸せだと信じて疑わない訳よね。
最初は、許嫁の趙修縁は英英を手放す気はなかったみたいだけど、趙家はもう、罪人の家族である季家とは早々に手を切ろうとしてましたもんねえ。そんな趙家に嫁にやって、娘が幸せになると思うのかね。

しかも、次に楊静瀾が現れて娘と良い感じになると、今度は静瀾に余計なことを言って、引き裂こうとする。楊静瀾と英英が協力して頑張ったから、夫の冤罪も晴らせたというのに。
でもこの母親が陥れられて牢に入った時に、それを助けるために英英が楊家に協力を仰ぎ、静瀾の兄の側室になるところを、命がけで帰って来た静瀾が止め、英英は静瀾の妻になります。
もう、頭の固い母親が四の五の言えない状況にされた(笑)ま、良かったと言うべきか。

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李家は、お兄ちゃんがいい味出してました。
母と妹、双方を思い遣って、上手に緩衝材役になってくれててね。
お兄ちゃん、「鳳凰の飛翔」の寧澄(ニンチョン)、「惜花芷」の明るい4男、花平陽でしたよ。
全部のドラマで、全く印象が違うのがスゴイよね。李耀庭(ジーヤオティエン)は、明らかにいい人属性だけど、気弱そうで、いーい感じに生活に疲れた感が出てて(笑)それが憎めなさにも繋がってる。
そんなにーちゃんが、精神的にどんどん強くなって、ようやく玉玲瓏(ユーリンロン)と上手くいきそうだったのに…

玲瓏は元は楊家の嫁、静瀾の義姉だったんだけど、親族がめんどくさくて掟の多い楊家に嫌気がさして、離婚してた人。楊家とは距離を置いて江湖に飛び出していた静瀾とは、気が合ってたみたいね。武芸もできるお姐さんだし。
離婚後、玲瓏は酒楼を経営し、苦労していた時期の英英に優しくしてくれて、親友になってました。
血の繋がった家族にはわだかまりのあった静瀾が、血の繋がらない元義姉とは言いたい放題言い合えてるってのも、楊家の構図をくっきりとさせてましたな。
最後、ラスボスに向かって静瀾と一緒に構えるところとか、すごくカッコ良かったのになあ。
いっくらラスボスが強いからって、玲瓏まで犠牲にすることないじゃーんっと呟いたわよ(涙)

蜀紅錦
画像出典 百度百科

犠牲になった人は他にもいてね。
錦官静瀾についてた文官かな、諸葛鴻(シューゴーホン)は「少年歌行」の唐蓮でさー。
こちらでも、とてもとてもいい味出してましたよ。真面目なんだけど、それだけじゃなくって、頭も良いから話も通じるし、状況を見据えたその覚悟も潔い。
彼と江湖仲間の高放(ガオファン)がいなかったら、静瀾はあんなにも活躍できなかったもん。
最後にした仕掛けと、それを静瀾がちゃんとくみ取って気付いたところは、もう、本当に(涙)
ちょっと、やり方がめんどくさかったけどな?(笑)
でも幻のシーンも泣けたよぅ。

蜀紅錦
画像出典 蜀紅錦公式 微博

あと、職人仲間の盛大郎(ションダーラン)。
販路開拓の危険な旅だったとはいえ、桑十四(サンシースー)の成長を描くためだったとはいえ。
自身も体が弱くて、道中みんなのために薬箱背負ってた良い人だったのに。

ただこの2人の場合は、ストーリー上の必然性があったんだけど、玲瓏はさあ。
それくらい強大な敵だったってことなんでしょうけど、大怪我くらいでも良かったじゃん。
にーちゃんと一緒に、義弟と親友の結婚式を見届けて欲しかったよ。

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白晟、白王はねえ…めんどくさくて、めんどくさくて(笑)
この人の、中身の葛藤というか不整合というか、そういうの演じさせたら、中の人、経超はお上手。
人を拉致監禁して、思い通りにさせようとして、ワタシの真心って、どの口が言うんだかね。
臨機応変に状況に応じて、一時的に身の振り方は変えても、そんな相手は絶対に信じない、許さないって態度を、毅然として貫いた英英は頼もしかった。
英英は、商売となれば取り引きは多用するけど、基本的に、人に対してや職人の技術に対して敬意を払う人。そこをないがしろにするようなやり方をすれば、口先だけの誠意なんて信じられる訳がないってことに、なぜ気づかないかねえ。

蜀紅錦
画像出典 百度百科

英英には、気付けば本気になっちゃったみたいだけど、あの傲慢なやり方の根底にある考え方、育ちや身分や、そこからくる道徳観や常識などなど、まあ言って見ればもう、人種が違う。
でも、傲慢さの中にも、あ、痛いとこ突かれた、みたいな一瞬の表情とか、冷静さを保てなくなって突然激高しちゃうとことか、さすがの経超さんでした。「流光城市」でも「覆流年」でも、自分では真心だと思っている歪んだ執着を抱えてる役でしたっけね。

英英が静瀾の嫁として、楊家の改革を頑張ったお陰で、楊家も100年物の古臭いしきたりから抜け出し、風通しがよくなってました。庶子の静瀾の父親へのわだかまりも解消。父親も正妻も兄貴2人も、すっかり末っ子を可愛がる家族と化してたのが、ほっこり。静瀾も素直に言いたいこと言って、家族に甘えてる感じがまたほっこり。

静瀾は、きりっとしてるところと、やんちゃなところとのバランスも良かった。皇太子と同じ師匠のことを、じいさんとか言っちゃったりしても憎まれない、人好きのする感じも。鄭業成のビジュアルは、こういう雰囲気が上手く醸し出せるのかも。末っ子感。
そして、めちゃくちゃに強い。何度も危機に陥るけど、あり得ないくらい強い(笑)武芸だけじゃなくて、心も強い人でしたわね。

蜀紅錦
画像出典 百度百科

そういえば、南詔で盛られてた毒は、どうなっちゃったんでしょ。白王との取り引きの時、解毒して貰ったの?直前までへろへろだったのに、次のシーンでは丘の上で遠くの英英に向けて、しゃきっと飛んで見せてたぞ。ラスト近くて駆け足だったしね、あの辺り。
桑十四と長安に向かう時も、いつの間にか、楊家のパパが息子を助けるために隊商組んでて、事情は全て納得済、お前を尊敬するぞ、なんつって、兄ちゃんが迎えに来てくれたし。

そういえば、楊家の厄介な叔父は、王茂蕾(ワンマオレイ)さんでしたね。うひゃひゃと笑いながら見てました。その悪だくみ、絶対に失敗すんで?って(笑)
この方が、ヒネてない役だったの見たのって「想いの温度差」だけかなあ。
王茂蕾さんは、こういう役とか「瓔珞」みたいなのも多いけど、ぜひ「成化十四年」を見て欲しい。不気味で怖いから。

ラストシーンは賛否ある気がしますが、このドラマのテーマが、単なる恋愛物じゃなくて、英英の再起物語だとすれば、あれでも良かったんだろうとは思います。
だけど「大変だ、師兄(皇太子)が来た」のなら、皇太子を立会人とした結婚式シーン、ちょびっとでいいから入れて欲しかったな。2回目だったとはいえ、1回目だって中途半端だったもの。

蜀紅錦
画像出典 百度百科
一回目の新郎満身創痍

尺の関係だったんでしょうけどね。
最後はやっぱりちょいと駆け足でしたね。
でも総じて、面白かったですよー。

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作品情報

  • 制作 2024年発表 40話 优酷
  • 原題 「蜀锦人家」
  • 原作 「蜀锦人家」桩桩
  • 監督 刘海波、沈阳、贲放
  • 脚本 汪洪、赵眠、薛会敏

人物相関図

蜀紅錦 人物相関図
画像出典 公式サイト
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