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成化十四年~都に咲く秘密~ 23話 黒幕の正体 ネタバレありのあらすじと感想

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成化十四年
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO.,LTD.
目次

あらすじ

唐泛が雲和の富豪・馬林と懇意にしているとの知らせを受けた汪植は、真相を探るべく自身の護衛・賈逵(かき)を雲和に送り込む。その頃、馬林は都からやってきた謎の商人・李子龍(りしりゅう)を唐泛に引き合わせようと宴席を設けていた。賑やかに酒を酌み交わしながら、互いに腹を探り合う3人。狡猾な李子龍は唐泛の真意を見抜き、馬林に唐泛の殺害を迫る。一方、唐泛の身を案じた隋州は、次の手を打とうとしていたが、唐泛は気にも留めず、黒幕の正体を暴こうとする。

成化十四年~都に咲く秘密~ 公式サイトより

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ネタバレ感想

家に戻った馬林の元にやって来たのは、李子龍でした。いよいよ来ましたね。
李子龍は、都での唐泛の仕事ぶりや汪植と親しいことを馬林に告げますが、馬林は今までの自分のやり方や人を見る目に自信を持っており、唐泛は大丈夫と信じているようです。

こちらは、まだ座ってたんかい!?な尚明です。
汪植が現れ、尚明の膝下に敷物を敷いてやりつつ、ちくちく反撃に。陛下に、尚殿は鑑識眼がなく偽物を掴まされたと直訴して許して貰いました、ですって。あはは、嘘でもいい気味ですわ。
歓意楼で、汪植は尚明に、あの茶碗の入手元を訪ねます。尚明は3バカのシーンでも言ってましたが、誰から送られたか本当に知らないんでしょうか。それはないよねえ。今回も茶碗に羽が生えて飛んできたとか言ってるんですけどねえ。

雲和では久々、隋州のPTSDシーン。
揺り起こされて飛び起き、そのまま唐泛の首に手をかけてしまいました。
唐泛に、ゆで卵を剥いてやる隋州です。渡した途端、食べる唐泛に戸惑う隋州の指先。ん?と思ったら隋州、黙ってもうひとつ剝き始めました。

夜更けに起こした理由はあの混ぜ物の件です。隋州は馬林の利益が少ないように思うと言います。そこは唐泛も既に気づいていた模様。銀の鋳造権を守り、雲和のみんなを養うために馬林は続けるしか道はない、手を引けば後釜が来るだけ、その時、馬林の命はないだろうと。一度手を出してしまったら逃げられない茨の道だ。

隋州は唐泛の身を心配します。それでも、必ず成敗せねばと唐泛。自分に万一のことがあっても、隋州がいるだろって。それを聞いた隋州は、心配するな、一緒に帰るって言うんですよ~。で、新たに剥いたゆで卵を押し付けて、首に当てろって。この卵って食べるんじゃなくって、最初からそう使うつもりだったのかっ(笑)

食べかけてた卵を口に押し込まれた後ずっとの、唐泛のむぅー顔が面白いですわ。

夜の湖。西廠の使用人3人の中から、丁容、賈逵と共に密告者をあぶり出そうとした汪植でしたが、西廠に来て一番短い使用人が、自分で鎖を巻いて身を投げてしまいました。残念。
また、丁容から、唐泛が馬林と懇意にしている報告を受け、賈逵を偵察に出すことに。賈逵は偵察ですけど、強い味方にもなります。さて、汪植は唐泛を信じているのかいないのか。

東さんのお店で、丁容が麺食べてるのは珍しいね

成化十四年
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO.,LTD.

わー、李子龍と唐泛が馬林と共に卓を囲んでるー。李子龍はあの万泰茶舗の店主、銭泰(せんたい)から、唐泛のせいで計画がボロボロって話を聞いてますからね。あの時、唐泛をターゲット認定してましたよね。怖い怖い。
話の内容も、怖い怖い。どこまで繋がっているのでしょうね。どこまでも、か。
唐泛が店を出た後、李子龍は念のため、唐泛は消しておこうと馬林に告げます。前知県も消してますし、そこまでしてはと戸惑う馬林に、李子龍は息子は元気かと。ああーもう、お約束か。

一方、店の外で唐泛を待っていた隋州に不穏な視線を投げかけてくる2人組、唐泛と共に帰る際も尾行してきました。李子龍の手下でしょう。そこに現れた影。これは賈逵だね。三竦み状態になり、隋州、剣を引っ込めてそのまま帰りました。

急いで帰宅した唐泛は、先ほど聞いた重臣達の名前を書いて、汚職に関与しているか否かのチェックをしていました。重臣の約半数ですって。李子龍の腕がいいのか、役人達が腐っているのか。

さて都でお留守番の唐瑜と澄。なんだなんだ、近所の子の親達に責められています。
そこにやって来たのは裴淮。あ、そっか、澄、その気になれば強いんだね、裴淮になんか伝授して貰ったっぽいしね。で、いじめられたからやり返しただけだな、これ。だいたい先にいじめるヤツらのほうがすぐ親に言いつけて、すぐ親も出てくるってのは定番ですからね。
でも哀れ裴淮先生、唐瑜に追い出されてしまいました。

ぐいーんと裴淮を見上げたお姉ちゃんの顔が、美し恐ろしかったデス

雲和では唐泛や冬児が身辺整理を始めました。ドゥルラのお店にも、勝手に貸店舗の看板掲げちゃいます。やって来た馬林には、どう考えても自分には無理だ、職を辞して帰る、決して口外はしないから見逃してくれと頭を下げました。汪植の手下が自分を監視しに来たから、と。

逃がすわけにはいかない馬林は、万安と繋がっている証拠を唐泛に見せます。
馬林って悪事に手を染めてはいるものの、人として根っから腐っている訳でもサイコパスでもないんですよね、李子龍と違って。こういう知り合い方じゃなかったら、お互いグルメ同士、仲良く美味しいもの食べてわいわいと楽しめたんだろうに。
覚悟を決めた唐泛の目。扉を開けると、そこには隋州と賈逵を先頭にした衛兵達がいました。

これ、ひと足遅かったら、馬林も唐泛もここで李子龍に消されていたかもしれませんね。李子龍はひとまず諦めて、都に戻って行きました。

雲和からの伝書鳩、手紙には一言「万安」

白い鳩を片手に、とっとっとっと歩く丁容さんが愛らしかった。あんなに長く歩くところを見せる必要はないと思うので、あのシーンは鳩と丁容の見せ場だったかと(笑)

手紙は陛下にも伝えられました。
へえ、万安は3代にわたる重臣なんですか。先々代の皇帝から勤めてるってことね。官銀の件は一刻を争う重大な案件だけど、慎重に事を運ばないと、と言う汪植に、陛下は万安の処罰も任せました。
万安って書いてきた紙、状元糖の包み紙だったんですね。そして汪植の凄さは、その紙で唐泛が願った褒美は、馬林の赦免だと気付いていることです。仕込む唐泛もスゴイのですけど。

万安の池を眺める椅子に座っていた汪植。やって来た万安に、馬林の帳簿を手渡します。早いな、帳簿が届くの。鳩には無理よね、あの大きさ重さ。
万安は詭弁を弄していますが、関与は認めたってことですな。万安は内閣臣下の長、首輔(しゅほ)って役職なんですね、やっと分かった。官房長官みたいなものかな。

死ぬまで居座ればいい、懲罰も軽い。ただ、引っ越せ。
あはは、愛し子、金の延べ棒没収♪

でもあんなに嘆いていた万安、早速李子龍と会っています。旦那様って、李子龍は呼んでますねえ。馬林はどうするとか、汪植が私に歯向かうのは100年早いとか。不穏だな。私に死ねと言うのかなんて大騒ぎしてたのも、見せかけでしたか、このじいさん。
で、李子龍の言う、もう1人の邪魔者ってさあ…ぶるぶる…

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