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成化十四年~都に咲く秘密~ 10話 脱獄、そして告発 ネタバレありのあらすじと感想

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成化十四年
画像出典 劉耀元 / BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO.,LTD.
目次

あらすじ

隋州を救うため、船で吉安へと急ぐ唐泛たち。その頃、黄景隆は隋州を抹殺するため牢獄に放火するが、隋州は囚人たちと力を合わせて脱出を試みていた。一方、下船した唐泛たちは、黄景隆の上官らによる合同審理を計画する。汪植は表立って動くことができないため、単身で役所に乗り込む唐泛だったが、黄景隆は唐泛による訴えにも怯まない。そこへ、火事で死んだと思っていた囚人たちが現れる。黄景隆は汪植の偽者を切り札として使うが…。

成化十四年~都に咲く秘密~ 公式サイトより

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ネタバレ感想

吉安の食堂では、偽汪植がやりたい放題していました。それを背後から観察しているのは賈逵(かき)です。賈逵に下された命は、偽汪植を探ること、西廠の仲間を呼んでおくこと、隋州を守ること。
偽汪植が消えた後、非常にワザとらしい無銭飲食で牢に入る賈逵です。ちょっと笑っちゃった。

その頃、黄景隆はかなり笑えない策を弄していました。牢の仲間を唆し、毒入りの菓子を隋州に食べさせれば命は取らないと。お菓子の差し入れなんか持っていったら、隋州はまずみんなに配るってことに、未だ全く気付いてないんですね、この人。

追い詰められた囚人が菓子を手に牢に戻る時、賈逵もまた一緒に牢に入ってきました。間に合った。
案の定、隋州殿へのお礼にと言われたお菓子を、みんなに配る隋兄さん。慌てる囚人。聶平が口に入れようとしたお菓子を、間一髪で奪い、唆された囚人の口に突っ込む賈逵。囚人は即、亡くなってしまいました。

そんな生きるか死ぬかの攻防を繰り広げている隋州をよそに、いや、よそにっていうか、仕方ないんですけど、江西に向かう船の中では、退屈しのぎに汪植が碁の相手探し。唐泛は船酔いが酷くて相手になりません。傍らでお菓子を食べていた冬児に目をつけ、碁を教える汪植ですが、だよね、そうなるよね、汪植のほうが、さっぱり相手にならないって状態に。汪植のこういう顔はなかなか拝めませんよー。天才冬児。

甲板にはドゥルラとウユンプラガもいました。どうして一緒に江西までと聞く唐泛に、用事があると言うドゥルラです。でも、唐泛だけでなく、この二人もがっつり船酔い。

何をやってもこっそり隋州を消すことができず、黄景隆と部下イチはとうとう牢に火を放つことに。燃えやすい藁を大量に牢内に運び込まれ、手を下すつもりだと賈逵は察知します。隋州と賈逵は様々抜け出す方法を考えますが、隋州だけを助ける命を受けている賈逵と、囚人全員を救いたい隋州とで、なかなか擦り合わせができません。そこで、隋州もようやく抜け穴作戦開始の号令をかけました。

船の中では、同時に汪植と唐泛、2人の相手をする冬児です。それでも全く勝てそうにない2人。やって来た丁容の、盤面を見る顔が面白かったな。多分一瞬で状況を察知したね。基本無表情なんですけど、この人は時々、微妙に綻ぶというか解けるというか、そういう顔をしますよね。
間もなく乗り換えの港につくと聞いて、あー、ととととっ(と聞こえた)、誤魔化しつつ勝負を放りだしたダメな兄さん達2人でした。

成化十四年
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO.,LTD.

甲板で、唐泛とドゥルラがなんかいい雰囲気になってましたけど、そこはいいや←
いろいろ分からないでもないんですけど、それまでのドゥルラがひど過ぎたからなあ。唐泛のキャンキャンも煩かったけど。なのでそこそこ可愛い反応されても、余り響かず。ごめんね。

掘り進める牢の中、いよいよ煙が上がってきました。パニックを起こす囚人達を必死で落ち着かせる隋州。先に隋州を外に出したい賈逵を抑え、他の牢も助けに向かうという隋州に、あの凶悪犯の一人が靴に隠していた太いクギを、使ってくれと渡しました。ぬおお、隋州の気持ちが伝わったんだー。
クギを使って他の牢も開ける隋州。みんなを穴から外に出していきます。この時手伝ってくれたのも、この凶悪犯じゃなかった?

牢の外では火を消そうと周辺住民が押しかけていたんですが、それを脅して止める部下イチね。黄景隆、あなた達のやっていることは、本当にただの汚い役人のやり口と変わらんよ。

穴から山の中に出た囚人達。賈逵も隋州も外に出るのを手伝っていますが、みんなを先に外に出した甲泗(こうし)がまだだと。隋州は中に入り、甲泗を助けます。甲泗ってやっぱりあの凶悪犯ね、クギの人。隋州を見ていていろいろ思うことがあったってことでしょうか。彼は信じていいものかどうかっていうボーダーの人かもしれないけど、罪人だって、こういう行動を取れるようにもなる訳だよねえ。

翌日、唐泛達が到着しました。一緒に下りない汪植ですが、ま、考えがあるのでしょう。合同審理のため、江西の布政使の陳、按察使の蔡、指揮使の孫、3人を呼んで置いたと言います。必要な時は現れるから心配するなと、赤い布袋を手渡しました。
この時既に汪植の頭の中には、この先の流れがきれいに描かれてたんですねえ。

埠頭でドゥルラとウユンプラガともお別れです。用が済んだ、そう言ったウユンプラガの目が優しかった。ドゥルラは唐泛に袋を放って寄こします。中には修理された箸が入っていました。ん?箱は?

布政使、按察使、指揮使が黄知府の元にやって来ました。呼んだのは汪植なんでね、お互いにきょとんですが。その時、唐泛が外で太鼓を鳴らします。黄景隆は唐泛のことを覚えていました。
唐泛は先に布政使、按察使、指揮使に礼を取り、告発のために太鼓を打ったと言い、順天府の推官であることも伝えました。唐泛の告発に、黄景隆タヌキもそこそこ上手に言い訳をしていきます。唐泛は牢に隋州がいるなら証拠となると言いますが、それまで牢の火事を伏せていた黄景隆、火事になった牢を見せつけました。ですが、検視人の証言、遺体はゼロ。黄景隆の表情が変わります。
脱獄後、火を放った極悪人たちは見つけ次第、その場で殺せ。

でも囚人達はまとめて役所に集まっていました。
所内で殺戮は無理ですよねー。証拠隠滅を図りたかったのに、残念でしたねー。

その頃、部下イチに呼ばれていた偽汪植。後ろ姿でも本物とは歩き方が違うのが分かりますね。軸がしっかりしていない感。偽汪植は、布政使、按察使、指揮使3人の名前を繰り返し言い聞かせられながら、馬車に乗ります。あ、遠くからでも御者が賈逵だって分かるー。馬車は偽汪植が乗ってすぐ走り出しました。部下イチを置き去りにして。
慌てて追いかける部下イチ。角を曲がって止まった馬車。部下イチが中を確認したところ、右側の口元だけをくっと上げて笑う軸の座った汪植がいます。ふふっ。

集まっていた囚人達の元に、唐泛達が戻ってきました。
隋州は身分を名乗り、拷問の痕を見せ、朝廷の官吏を陥れ口封じをしようした罪を告発、囚人達も証人であることを告げます。それでもなお、隋州と唐泛を偽物だと言い張る黄景隆。隋州を偽物だと告発した証人がいるとして、呼んだのは汪植でした。

隋州も唐泛も、どっちだーとドキドキしているところ、ギリギリまで布政使、按察使、指揮使3人の名前を繰り返し言い聞かせている部下イチを扇子でパシッと叩く汪植。この堂に入った叩きっぷり、本物以外の何物でもありませんわよ。

布政使、按察使、指揮使に向かい、それぞれプライベートな内容を交えて挨拶していく汪植。
まだ気づかない唐泛は、お前は偽物だーとか言っちゃいますが、汪植は落ち着いたもんです。都での事件を一緒に解決したから、隋州も唐泛もよく知っていると言い、遼東からの長旅の話をする汪植。偽物が知っているはずはありません。ハッとした唐泛があの赤い錦嚢を開けると「是我」の文字、んもー、カッコいいな汪植ー。
なぜ黄景隆には偽物だと告発したのかの問いにも、黄景隆を罠にかけないと三司による審理を自ら受け入れないではないか、と。

無事に黄景隆と部下イチは都に連行されることとなりました。
檻の中でもまだ隋州に、いろいろ言ってましたけどねえ。

さて。
汪植は楊福を捕えておくようです。まあ、そりゃあ、逃さないだろうよ。

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