皇宮の中を、玄塔の候補地探しでウロウロ歩き回る無戒魔僧たち。
でも、単にいい場所を探してる訳じゃないのは言わずもがな。
最後尾を歩いていた陽昀春(よういんしゅん)は李蓮花に、自分は李門主を信じるが、師匠には逆らえぬと。だけど手助けはしてくれるつもりなんよだね、限界があるってだけで(^m^)
てな訳で、師匠に隠れてなら、陽昀春も働いてくれるんですよっ。
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所感 ネタバレです
100年前からの廃園で、無戒魔僧は足を止めます。
富貴の相がある、とか言っちゃって。口から出まかせも甚だしい。
案内役の宦官は、この場所は不吉だと慌てます。多くの失踪者が血まみれで発見されたり、双頭の化け物、猊天吼(げいてんこう)の目撃談があったりするんだって。
だいたいさあ、そういうの、人に近付いて欲しくない場所ってことじゃない?
同行していた工部監造、劉可和(りゅうかか)は、難しい顔で聞いてるけど、目線が怪しい。
無戒魔僧は、妙にオドオドしている工部の4人に地盤の確認を命じます。
その間に、李蓮花は無戒魔僧にうっかりを装って水をかけ、瞬時に陽昀春が法器を取って中を確認。中は空っぽだったけど、李蓮花は無戒魔僧が腰の法鈴を守ったのを見て、そこに雪塩を飛ばしてました。
刹那よ刹那。早業過ぎ。
雪塩は貴重らしいんだけど、李蓮花は偶然旧友から贈られたって言ってる。
うん。思い出してくださいな。
閻王尋命が死ぬ間際、業火虫を殺す唯一の方法は、雪山晶塩で溶かすことだと報告してたこと。直後に笛飛声(てきひせい)も捕まっちゃったけど、無顔(ぶがん)が自由に動けているなら、無顔の手で雪塩が李蓮花に渡っていても不思議ではない。
李蓮花サイドに業火虫の殺し方情報は今まで出てきてないから、このルートしかないよね。
ってな訳で、無戒魔僧が頼りにしていた羅摩鼎(らまてい)に入ってた子虫は溶けてなくなっちゃった。
外宮に居場所を移されてしまった李蓮花は、陽昀春に調べて貰います。
あのオドオド4人は、10数年前に皇宮から追放された元宦官。当時彼らは酔っぱらって、伝説だと思われていた極楽塔の中に紛れ込んでしまい、宝物を持ち出した。でも外に出ると、仲間の1人が化け物に噛み殺されてしまった。4人が落ちていたのを拾ったと証言した宝は100年前の品で、現状の皇宮から盗まれた物はないとして、追放で済んだらしい。
当時極楽塔に紛れ込んだのは5人いて、4人はその生き残りだったんだね。
なんでそういう事件や生き残りを、しっかり見つけて来るんだかね、万聖道(ばんせいどう)さんよ。

かくかくしかじか。ふむふむ。
皇帝は伝説だと言ったけど、極楽塔は実在し、それが一夜にして消えたことも、当時の太監の資料も持って来てくれた陽昀春。武だけじゃない有能くんだ。
李蓮花が資料の図面に散りばめて描かれていた赤い模様を切って繋げると、今までに見たことのある南胤のマークになりましたよ。
更に4人は、血のついた薄衣と猊天吼らしき獣の影に脅されていました。
だけどそれを、単孤刀(ぜんことう)は李蓮花の仕業だと思ってる。
なら、極楽塔の秘密を知っていて、突き止めて欲しくない人物が別に皇宮内にいるってことだ。
だけど子虫が死に、怖がる4人はなかなか口を開かず、単孤刀達も焦り始めてる。
李蓮花は陽昀春に自分のマントを着せて単孤刀に追わせ、無戒魔僧と4人に接触するけど、化け物と万聖道双方を恐れている4人は、話にならなかった。
そして気付くと、4人はどこかに隔離されちゃってました。
一方の方多病くん。
千鈞帰元陣(せんきんきげんじん)の中で、案の定、めっさ修行してたよー(^m^)
最後の強敵は、全盛時の漆木山(しつぼくざん)。だけどさ、李蓮花の言葉と自分の今までの修行の日々を思い出し、独自の技を完成させて勝っちゃうのよ。陣の外にいた万聖道の護衛達なんて瞬殺よ。名付けて、病弱な若君剣…ちょ、ネーミングセンス…

李蓮花は、公主の簪を使って玉華門の典丘(てんきゅう)に内宮に入れて貰い、4人の居場所を見つけて立ち聞き。一旦離れた李蓮花が薄衣のカラクリを見つけ、急いで戻ると、既に4人は殺されてた。
辛うじて息のあった1人が、極楽塔のヒントを示してくれた時、李蓮花は軒轅簫(けんえんしょう)の部下に取り囲まれてしまいます。
驚いた顔の陽昀春が、私でも守れませんと呟くよ。大丈夫、キミはよくやってくれている。
大理寺に捕らわれた李蓮花。役人は万聖道の間者なんでしょね。そのまま殺そうとする。
でもそこに、太后の命だと巻物を掲げて飛び込んできたのは方多病。
李蓮花の内宮侵入罪は冤罪の恐れあり。百川院の刑探方多病と共に捜査し、罪を挽回せよ。
公主にお願いした訳ねー。陽昀春から今までの経緯も聞いて来てるから、話は早い。
2人は4人を殺した第3の勢力と、示されたヒントから極楽塔に関係のある古井戸探し。
4人が殺された現場から推理した2人は、狐狸精ちゃんを使って匂いを追います。カワイイんだよぅ、狐狸精ちゃん♪てけてけと匂いを辿って歩き、廃園の築山で、ここだよ、ワンワン。
てか、どこまで持って来てたんだよ、蓮花楼を。蘇小慵(そしょうよう)かね?
そこで見つけた鎖を引っ張ったら、中から双頭の獣が。
方多病が一刀両断しちまいましたが、2頭の山猫をひとつに縛って虎みたいな皮を被せてた。
修行で腕を上げてた方多病、李蓮花に褒められて嬉しそう。でも笛飛声に見せるな、決闘を迫られるなんて冗談言う余裕がある2人よ(笑)
中には、人骨や獣の骨がいっぱい転がってました。
犯人は山猫を長年飼い続けて猊天吼を作り、極楽塔に近付く人を消してた。山猫の餌の動物の骨もあったので、皇宮でそれが手に入れられるのは、百獣園。皇宮に動物園みたいなの、あるんだ。
しかも方多病は、子供の頃、パパにくっついて遊びに来ていて、担当者と仲良し(笑)
担当者の話を聞いた李蓮花は、犯人は工部だと気付きます。ああ、アイツだ、目付きの悪かった劉可和。どうやら4人を隔離したのもコイツ。殺すために。
でもひと足遅く、劉可和は首を吊っていました。この人が命を懸けても守りたかった秘密が、極楽塔にはあるってことね。
4人が極楽塔に入った後、廃園なのに周辺に結構工部の手が入ってたのは、劉可和が入り口を隠すため。劉可和が残した書き付けには、極楽塔が再び現れることあらば天下はおおいに乱れるとありました。
業火虫のことかもしれないけど、違う秘密かな。劉可和は、廃園をウロつく無戒魔僧達を監視はしてたけど、4人以外、直接手を下してないので、その目的は知らなかった可能性が高い。
劉可和が身に付けていた重い玉佩は、中に別の牌が隠されていました。
生死玉という、高官が代々皇室と何かの約束を交わした証なんですと。そんな知識もある戸部尚書の息子よ(^m^)けどそれが、国を揺るがす秘密を守る証だったんだな。
単孤刀や浮屠三聖まで引き連れて、夜の廃園を歩いていた無戒魔僧は、方多病が再度公主に頼んだ太后の偽の命で遠ざけられ、その間に、李蓮花と方多病は極楽塔探し。李蓮花が折り畳み提灯から、そのヒントを見つけ、博識の方多病がそれは鉄山崩という仕掛けだと気付きます。
塔の中に錘をつけて、ずどどっと折り畳むように井戸にしちゃう仕掛けなんですって。なんだそれっ。折り畳み提灯程度なら分かるけど、塔ですぜ、塔っ(笑)ま、いいや。
ってな訳で、2人は古い太監の資料を基に古井戸を探し、土台の残っている場所にあった巨石を天機山荘の仕掛けで動かすと、ぱっかりと入り口が開きました。
鉄山崩は反転して埋まる仕掛けらしく、中に残っている文字も裏返しになってる。
中には財宝が散らかってました。
だから劉可和や、塔を封印した者達が守りたかったのは、財宝じゃない。
業火虫を探していると、穴の開いた羅摩鼎(らまてい)と、頭部に穴の開いた白骨が。
李蓮花が、羅摩鼎の中に母虫はいない、業火虫は人の頭蓋骨が大好物だから、この穴から入って中にいるんだと言った途端、無戒魔僧が頭蓋骨を強奪。いたのか、そこに(^m^)
だけどそれは李蓮花の嘘でした。人影に気付いたので、わざとそう言ったんですと。母虫は鼎の中にいたよ。頭蓋骨持って逃げてった無戒魔僧。単孤刀は怒るだろねえ(笑)
方多病が塔の中に仕掛けを施している間に、李蓮花は壁の板みたいのに描かれた絵を読み解いてた。
白骨は、業火虫を操る術師、風阿盧(ふうあろ)でした。
100年前、光慶帝は子宝祈願で極楽塔を建てた。職人に扮して入り込み、業火虫で光慶帝を殺そうとしていた風阿盧は、盈妃(えいひ)に出会って惹かれてしまい、間男となって極楽塔に住み、逢瀬を重ねた。それで盈妃は妊娠した。子供が産まれたら駆け落ちをしようとしていた風阿盧だったけど、そもそも妊娠も極楽塔を建てるのも、仕掛けも密室も、最初から盈妃の計画だったらしいよ。光慶帝では子を成せないから。はあー。
風阿盧は極楽塔と共に井戸の中に封印されてしまい、皇后となった盈妃は、塔に関する記録を全て消したから、後年、極楽塔の話は神話だと思われてた。
壁の絵や文字は、怒った風阿盧が真相を記したもの。
だから大熙(たいき)皇家の血筋は光慶帝の代で途絶え、今の皇家は南胤術師の子孫ってことになる。劉可和が守りたかったのはコレだった訳だ。劉家が受け取った生死玉は、盈妃から。
こりゃ公にできないよねえ。そんなん今や誰も責任が取れない。バレれば国の根幹が揺らぐ。
てか風阿盧、チョロ過ぎやしませんか?
この人の子孫が万聖道封磬(ほうけい)なんだから、この人には別に子がいた訳じゃん?親族かもしれないけど。その子孫は100年経っても、南胤皇族の末裔を探し続けてたってのに、発端のアンタはまんまと大熙の寵妃に籠絡されてたなんて。
そこに単孤刀達が入ってきて、2人は急いで方多病が見つけた隠し通路から外に出るんだけど、そこには既に無戒魔僧と皇城司達。皇帝も軒轅簫も来ちゃった。
問い詰められても、あの秘密をこんなところで話す訳にはいかず、母虫入りの羅摩鼎も軒轅簫に奪われてしまいました。
それでも皇帝は何をしていたと2人を詰問し、隠し通路を掘ったなとかくだらない誤解をするんだよ。陽昀春が通路は以前からあったと言ってくれたけども。仕方なく李蓮花は、100年前から通路はあり、この奥にあるのは極楽塔だと告げました。
皇帝は、本当に極楽塔があるなら、その話を信じようと入ってっちゃいました。
驚く方多病に李蓮花も、どうしても確かめたいんだから仕方ない、とさ。
で、衝撃を受けてヨロヨロしながら出て来たよ、皇帝サマ。
そこに太后が攫われたとの知らせ。急いで走ってく軒轅簫。
皇帝は、太后誘拐も通路も極楽塔も、2人の茶番か、捕えよだと。バカ朕め。
とはいえ今となっては、知った人物が口を開こうが開くまいが皆殺しって選択でもおかしくはない秘密だからねえ。自分の出自云々もあるけど、まず国がめちゃくちゃになる話だし。
劉可和の一族は代々それを担ってきた訳だ。
ま、どう考えても話は通じないので、李蓮花は逃げることを選択。

せーので逃げるぞ?お、おぅ。
太后誘拐の現場に駆け付けた軒轅簫は、浮屠三聖、無戒魔僧、単孤刀に羅摩鼎を奪われてましたよ。太后誘拐も偽装だったよ。
よーやく自分が長い間、単孤刀に謀られてたと気づいたけど、もう遅い、もう1人のバカモノ。
その場で多分軒轅簫も、業火虫で操られちゃったな。
逃げる2人を助けてくれたのは公主でした。
皇宮から外に出してくれたけど、詳細はこの子にも言えやしない。
汚名が晴れたら会いに来てと約束して、公主はそのまま帰ってくれました。
李蓮花は、方則仕(ほうそくし)に危険が及ぶと、方多病を天機山荘に戻らせ、自分は母虫を抑制する方法を探し、旧友にも会ってみると、別行動をすることに。軽挙は慎めと念を押して。
でも都にいた方則仕は既に捕えられ、天機山荘も皇城司に囲まれてました。
何暁恵(かきょうけい)は隠れ家にいたけど、李蓮花と息子がしていることをまるっと信じてくれてるのよ、ママ(涙)方則仕も同じだって。方多病が最悪、方則仕を脱獄させるなんて言い出したのも、何暁恵は止めます。そうすると逆臣になるし、夫の性格では死んだ方がマシだと言うと、妻は分かってる。
てか、息子、それが軽挙だっての。慎め。
蓮花楼にいた李蓮花が待っていたのは、雲彼丘(うんひきゅう)でした。角麗譙(かくれいしょう)の根城を聞くためだったみたい。
李蓮花が李相夷だと分かって、初めての対面かな?思いの籠った顔はしてたけど、雲彼丘はその場で李蓮花の肩に剣を突き刺し、角麗譙の元に連れ去ったよ。んー?
まあ、ある意味、李蓮花の目的は果たせたかもだけど。
蓮花楼に血が落ちていたのを見て、方多病は四顧門へ。
李蓮花が失踪したから捜して欲しいと頼むものの、真ん中にいるのは肖紫衿(しょうしきん)だからねえ。
単孤刀や万聖道、業火虫の話をしても動かない。
並んでる百川院院主のおっさん2人、紀漢仏(きかんふつ)と白絵鶉(はくこうじゅん)もまー、不甲斐ないこと。何の役にも立ちゃーしない。
仕方なく方多病が、李蓮花は李相夷だと告げると周囲は驚くんだけど、知ってる癖して肖紫衿だけは、デタラメだと言う。他に証明できる者がいるのか、だってよ。
そこに、ここにいると来てくれたのが展雲飛(てんうんひ)。髪結ってる(^m^)
お見せしようって、方多病に目配せ。方多病は近くにあった花瓶の蕾を、揚州慢で花開かせました。
さすがに揚州慢は知ってたよな、院主のおっさん達よ。
深手を負った際、李蓮花から伝授されたと聞き、みんなはそれなら捜し出さねばと。
てかさあ、それなら捜さないとっての、随分だよね。李相夷じゃなければ捜さないってことじゃん。なんなの、四顧門。なんなの百川院。クズじゃんか。
と思ったら、きちんとそれを言葉にしてくれた人がいましたわ。
尚も李相夷だろうが捜すもんか、たった一人を総出で捜すなど笑い者になる云々言い出した肖紫衿に、確かに笑われるわ、四顧門は偽善者の集まりだとねって言いながら入って来たのは喬婉娩(きょうわんべん)。
あなたがここまで変節するとは思わなかった。正義を騙りながら心は悪意に満ちている。失踪したのが単なる行商人だったら、見殺しにするのか。そんな四顧門などなくていい。全て口実だと知っている。

今更ですけどね。もっと早く周知させとけば良かったのに。
李相夷が邪魔で邪魔で仕方なかっただけ。全部言い訳、全部李相夷を排除したいただの口実。
喬婉娩は肖紫衿の令牌を抜き取り、それを掲げて、総出で李蓮花の捜索をすること、仲間を結集して万聖道への対抗策を講じることを命じます。
おっさん達も、拝命しましたって。いやもう、ホント、いらなくない?このおっさん2人。
分かり易く肖紫を断罪したシーンだけど、おっさん2人も、もっと恥じ入るがいいよ。
あなたを門主の座に就かせるべきではなかった。令牌は預かる。あなたが持っていては四顧門の名折れ。
全員の前でここまで言われても、この人、わが身を顧みないんだよなあ。最終回で尚もブツブツ言ってたから(笑)
まあ、これだけ拗らせた人が、そんな簡単に改心なんか、実際はしないだろなって話だけどね。
その頃、李蓮花は角麗譙の魚龍牛馬幇の地下牢にいました。目が見えなくなっちゃってるみたいね。それでも、世話役の南胤子孫の少年少女2人と、テキトーに話しながら、少しずつ情報を得ていきます。
この場所のだいたいの地理も、笛飛声が手足の腱を切られて角麗譙の部屋に捕らわれているのも、聞き出した。
そんな李蓮花の元に、単孤刀と角麗譙がそれぞれやって来るんだよ。
落ちぶれた姿を見たいとか言ってるけど、それが執着の強さと器のちっちゃいところよ。どうしても確認したい訳だから。過程に過ぎないと捨て置いて先に向かえない。大業なんて成せる器じゃない。
で、それぞれうっかり誘導されて口を滑らす。
単孤刀は数日中に動くこと、角麗譙は単孤刀をひっくり返す秘策があること。自分なら業火虫を殺せる。

角麗譙は、単孤刀から頼まれたらしい、李蓮花が四顧門を作った時の衣装に似せた赤い戦袍を渡すんだよ。それを着て、自分が天下を取ったのを見てひれ伏せだと。で、更にそれを自分が潰す気な訳ね。
その上、角麗譙は、まぁだ笛飛声と結婚しようとしてた。
ここまでくるとある意味アッパレだけど、こんな形で自分の物にして、殺伐とした日々を送ることの何が嬉しいんだか。
あっちもこっちも、歪み方が異常。
その頃、必死の捜索をしていた方多病の元に、李蓮花とだけ書かれた矢文が。
追って行くと、走り去ろうとする黒いフードの男。顔を見た方多病の驚きの表情。
今までの流れとメンツを考えると、雲彼丘かな?見え隠れしてた衣裳もそれっぽい。
わざわざ呼び出して顔を見せた訳でしょ?やっぱり、実は…って話じゃない?
皇城では操られた軒轅簫が、皇帝を幽閉して重臣達を捕え、やりたい放題してました。
軒轅簫の首筋には赤黒い痣。ここに子虫が埋まってるんか。気持ち悪っ。
軒轅簫の横行は公主の耳にも入ります。
工部以外の六部の尚書は全て捕縛。更に陛下の命として、経費が莫大だから100年前から廃止にされていた儀式を盛大に催すと宣言したとか。
公主は李蓮花から、迷薬を貰ってました。蘇小慵作ね?そういえば、千鈞帰元陣に行く前の方多病も使ってたね(^m^)
それを使って皇帝が幽閉されているところの護衛を眠らせ、中に駆け込んでみると、皇帝は毒を盛られて動けなくなってましたよ。
ふふん。信じる人物を間違えた結果ね。いくら名君とはいえ、あれは見抜けなくても仕方なかったでしょうが。
陽昀春もまた、内宮へ入るのを止められてました。皇城司なのに。
でもま、タンタンッと経穴を付いて警備を動かなくさせ、スタスタ。
でもその先の門で、公主が警備とひと悶着してた。公主は陽昀春が陰にいるのを見て、声高に皇城司がおかしいと状況を話し、陽昀春に目配せ。
多分軒轅簫を探しに行ったんだろう陽昀春は、軒轅簫からいきなり襲われます。
でもこの人は外の事件を知ってるからね。すぐに軒轅簫の首の痣に気付いたよ。
陽昀春の言葉に瞬間我に返った軒轅簫は、李相夷に陛下の救出をと、なんとか伝えたわ。
あれだけけんもほろろに扱った相手を頼らざるを得ない訳だ。ある意味、ざまあない。
こちらも仕方ないっちゃー仕方ないけど。
李蓮花のほうもしばらく休んだことで、ようやく目が見えるようになってました。ご飯食べてないのに、丈夫だよねえ。内力の強さって空腹もなんとかできるんでしょか。
李蓮花は、世話役の男の子の腰に鍵がぶら下がっているのを見て、すかさず2人の動きを止めました。
笛飛声を助けに行くつもりね。わくわく←
角麗譙の部屋に幽閉されてる笛飛声は、とんでもないコトになってたんだけど、それは次回。
これで38話の途中までです。
【7】で終わらなかった。でも【8】でお終い。
いやあ、それにしても、めんどくさい女主のいないドラマは、事件がどんなに凄惨でも、見ている私は楽しく平和です。
こんなん少数派なんでしょうかねえ。ロマンス時代劇と銘打ってるコンテンツが非常に多い訳だし。
もっとこの手を多く買い付けて頂きたいと、切に願っています。
作品情報
- 制作 2023年発表 全40話 爱奇艺
- 原題 「莲花楼」
- 原作 「吉祥纹莲花楼」藤萍
- 監督 郭虎(沈香の夢、美人骨、運命の桃花~宸汐縁~)、任海涛(沈香の夢、雲間の月は輝きて ~運命の恋人~、運命の桃花~宸汐縁~)
- 脚本 刘芳(琉璃~めぐり逢う2人、封じられた愛~、長安 賢后伝)、王威、李惠敏、程妤
人物相関図

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