あらすじ
第33話 残りの欠片
「家族の名において」公式サイトより
夫と娘に内緒で家を購入しようとした斉明月の母だったが、２人の大反対に遭い、夫は家を買えば離婚すると宣言する。陳婷と小橙子を交え凌霄の誕生日パーティーが開かれるが、その場はぎこちない雰囲気に包まれていた。凌霄が帰宅すると、李尖尖と賀子秋が心を込めて誕生日を祝う。一方、李海潮は子供を大切にする賀梅が子秋を置き去りにしたことが解せないでいた。海潮は賀梅を訪ね当時のいきさつを尋ねる。
第34話 初めての反抗
母の真実を知った賀子秋。捨てられたわけではないと知る一方で、母が経験した苦労を思い胸が苦しくなるのだった。斉明月の母親は家の購入を諦めきれず娘のもとを訪れる。斉明月は全く公務員試験の準備をしておらずベッドの下からは大量の缶ビールが。唐燦を責める母を見た斉明月はついに爆発し、大学入試でわざと不合格になったと暴露、勇気を出して北京への赴任を申請するのだった。
ネタバレ感想
出張から戻った父親と、３人でレストランにいる斉(チー)家。
父親は、出張は僅か数日、帰ったら相談する約束が、なぜ勝手に手付金を払ったと言うけど、そんなの黙って聞いてる母ではなく、思いっきり言い争いになってしまいます。
珍しく今回は、一歩も退かない月ちゃんパパ。
月ちゃんも参戦するものの、肝心なところで言い淀んでしまう。
人生最大の重圧を解消してあげてるのと言われて、私の人生最大の重圧は…で止まる。
もう、言っちゃえよ、それはアンタの存在だと。
手付金は返金されないけど、本当に買う人に譲渡はできるらしい。
そうしろと言う父に、嫌なら離婚するまでだと母。
父親は、言い張るなら離婚するまでだと言って、席を立ってしまいました。
今までもずっとそう言って来たのね。離婚と言えば言うことを聞くからと。
甘やかせすぎたと母は言ってるけど、逆だわ。アンタが甘やかされ過ぎてたんだわ。
唐(タン)家も、家族３人でお食事中。
こちらは、唐燦(タンファン)が博物館に就職したことで、頑なだった母親も少し緩んでました。父親が一生懸命フォローして。
こっちでも公務員試験を受けろと言われてる。合格すれば、博物館に正式採用になるかららしいけど。
ただ、これで娘の仕事を聞かれても堂々としていられるとか、口にしちゃう母な。すかさずパパがフォローを入れるってのが、斉家とは違うところだね。
アトリエでは、おやおや、杜鵑(ドゥージュエン)と周淼(ジョウミャオ)がケンカしてます。
周淼が合コンに行ったかららしい。
尖尖は、暗に周淼をゴミだと揶揄してるよ。
ゴミはゴミ箱に入ってろ。ゴミの分類は各自に責任がある。違いない(^m^)
子秋(ズーチウ)の店には、凌霄(リンシャオ)のバースディケーキを取りに、小橙子(シャオチョンズ)がやって来ます。
夜、子秋が持って行くと言っても、凌霄の誕生祝いのケーキにお代はいらないと言っても、小橙子は母さんが取りに行けと言った、払えと言ったと、適当に取ってと大金を置いてっちゃう。
ヤな態度だね、ホント。
ホテルの個室を予約していた陳婷(チェンティン)だけど、笑顔なのは本人だけ。
凌霄のことを、私の息子とか、俺の息子とか、ちょいっちょい陳婷と和平の牽制も混じえつつ。
子秋が急ぎの仕事で来られないと連絡があった後、陳婷は立ち上がり、海潮に向かって話し始めます。
ずっと話したかったけど機会がなかった。若い頃、私も間違いを犯した。でも凌霄の父親は家庭を顧みなかった。生活費を入れれば済む話じゃない。海潮の苦労は分かるつもり。凌霄が立派に育ったのはあなたのお陰。感謝する。
海潮が、凌霄を息子と思ってきたからと言うと、陳婷は即、でも本当の息子じゃない、だからあなたは偉大よ、だとさ。
みんな瞬間、ぱっと顔を上げて陳婷を仰ぎ見たよね。
海潮と乾杯した陳婷は、和平にもと言います。
家を顧みない俺と乾杯してどうすると和平が言うと、家を顧みない父親と足手纏いの母親、どっちもどっちだわ、だとさ。
足手纏いの母親としては、息子に迷惑をかけないようにしないと、だとさ。
ほんっと、いったいどの口がそれを言う？
陳婷は、うちの凌霄だの、みんな集まってくれてありがとうだの、私の息子だのと、他は他人だと殊更に線引きするように話します。凌霄の表情はこわばったまま。
凌霄もさ、月ちゃん同様、いつまで本音をぶつけて戦わずに我慢するつもりなんでしょね。
ちまちまやったって、意味ないよ、この母も。
トイレに立った尖尖は、小橙子から、兄さんと恋愛中？無駄ね、母さんに嫌われている、私もこんな義姉は嫌だしね、と言われてしまいます。
尖尖は、嫌いならそれでいい、私も好きじゃないものって(笑)
パーティが終わって、ようやく海潮も尖尖も、陳婷の愛想の良さは外面だけだと気付いたみたいだけど、遅いわー。当人の根が健やかだと、根腐れしてる人の真意は分からんのだろねえ。
２人をタクシーで送る凌霄は、陳婷の話に返答もせず、いつシンガポールに帰る？と聞きます。
すぐには帰らない、5～6日と聞いた凌霄は、来週の便を予約するとスマホを出しました。
ここにいても面倒をかけるしねと陳婷、そんなに早く追い返したい？と小橙子。
全部分かっているのに、行動はウラハラの母娘。その通りよ、邪魔者なんだよっ。
凌霄は、なぜ子秋にお金を払ったと聞きました。
商売は大変なんだと知ったふうなことを言う陳婷だけど、それが、オマエは家族じゃないって線引きだと認識するんだよね、あちらの家族関係ってーのは。
凌霄が部屋に戻ると、子秋と尖尖がケーキを持って待っていて、お祝いしてくれました。
普通にご機嫌な子秋を見て、凌霄は怒ってるかと思ったって言うんだけど、子秋は、味気ない飯を食うより３人で祝ったほうがいいって。間違いなくパーティには出る気がなかったんでしょうけどね。
でもこの一連の経験で、尖尖も父さんと同じ、大人の世界に入ったと感じたらしいよ。
嫌な事があってもすぐに感情的にならず、その場は一言で済ませたり、やり過ごしたり。
そこには大人の忍耐力があることを、ようやく学び身に着けた、って感じかね。
海潮は魚のすり身団子や、かわいいうさぎ型の包子だか餃子だかを作って、賀梅(ハーメイ)のサロンに届けていました。冬冬(ドンドン)がもくもく食べてる。
だけど海潮は、差し入れを口実にして、賀梅と話をしに来たらしい。
若い頃に知り合ったけど、深くは交流しなかったから、ずっと身勝手だと思い込んでた。でも少なくとも今は、誠実で正直な人だと分かる。だから賀梅は真実を話してないと感じる。
子秋を溺愛していた賀梅が、生活が苦しいからって、捨てたり顧みなかったりするか？
本当に身勝手だったら子秋を取り戻そうとする、逆に遠ざけたりなどするものか。
その上、なぜ他人の子まで必死で面倒をみるのか。理屈に合わない。
だから事情がなんであれ、今日は納得のいく説明が欲しい。真実を話して欲しい。
叔父の見舞いに行った子秋は、賀梅が来たことを聞かされるけど、もう会ったと軽く答えました。だけどそこで、聞き捨てならない言葉を賀蘭(ハーラン)から聞いてしまいます。
あの時はどうしようもなかった。お父さんに託すと決めた時も、刑務所で目を真っ赤に腫らして泣いていた。
なんだよ、この人は、全部知ってたのか。
あんなに子秋に母親のことは忘れろ、海潮に孝行しろと言い続け、今、子秋が賀梅への情を断ち切ろうとしていると、本当に忘れるなんてこの子は！と言う。
小さな子供に、お母さんは刑務所にいるとは言えなかったんでしょうが、うーん、やっぱり極端過ぎて、振り回されてきた子秋がかわいそだなあ。
だけどここで、子秋も賀梅の真実を聞いたのね。
深圳(しんせん)に着いて二か月くらいの頃。
賀梅は、美容院でアレルギーを起こし、クレームを付けに来た客を止めようとした。
あちらの客の過激さよね、担当したスタッフの頭を掴んで外に引きずり出してた。さらに乱暴しようとした客の腕を掴んで振り払った時、客は階段にヒールを引っ掛けて仰向けに倒れ、石材の床に後頭部をぶつけて亡くなってしまった。
過失致死罪で懲役４年。
母親に知られたくなかったから、内緒で賀蘭を呼び、海潮への手紙を託した。
あー、賀欄が挙動不審だった時だー。
そんな大事なことを今まで隠していたのかって海潮に、真実を話したら子秋を育ててくれた？と賀梅。
育てるとも、当然だと海潮。
海潮の答えなんか当然、視聴者には分かる。だけど当時の賀梅には、分からなかったんだなー。
だから子秋のためだった。父親はなく母親も刑務所送りなんて。いっそ縁を切り、安心して李家に根を張って欲しかった。
そんな賀梅に、海潮はちょっと怒ったよ。突き放すのが子秋のためか？と。
みんなは自分に子秋を立派に育てたと言ってくれるが、俺には分かる、子秋の心は欠けている。優しくしてもご馳走を与えても埋まらない。そのカケラを与えられるのは、キミだけだ。
だけど頑固な賀梅は、欠けたのならそれまで、私に出来るのは迷惑をかけないことだと言い張る。
海潮は、はっと呆れて、道理で変だと思ってた、と。子秋のあの性格は誰に似たのか。何もかも自分で決めて自分で背負う、母親は割り切った性格なのにおかしいと思ってた。やっと分かった。子秋はキミに似ている。
全くだ。勝手に決めて勝手に背負って、きゅーきゅーしてるとこなんざ、そっくりだ(^m^)
負い目があるなら償うんだ、少しずつでいい、子秋には知る権利がある、そう言って、手をかけた海潮のスマホには、賀蘭からの電話が入りました。
全てを知った子秋は、海沿いの遊歩道を賀梅と仲良く歩いた時のことを思い出して、涙してた。
かわいいかわいいチビ子秋。
あんなかわいいお母さん大好きっ子、捨てられるはずがないよー。
連絡を受けた尖尖も凌霄も、職場を飛び出して行きます。
木の根元に座っていた子秋を見つける２人。
尖尖が驚きと半オコで、こんな重大なことをずっと隠してたなんて、賀梅おばさんもあんまりだとまくし立てます。凌霄は、俺の弟は母親似だな、独断で黙々と大事をしでかすと、半笑い。
尖尖は、大事じゃなく、黙々と破滅だ、こんな困ったさんが世界に２人もいたって(大笑)
だけど、分かった？これが嘘の殺傷力よってのが良かったなー(^m^)
子秋も、足枷だから捨てられたんじゃなかったと分かって、安堵した模様。
賀梅の苦労にも思いを馳せられるようになってた。
ほーら見ろー。賀梅も子秋も自己完結型が過ぎて、ある意味、周囲の人達を侮ってる。逆に迷惑かけてることに、早く気付けっ。
だけど３人で話したことで、子秋も随分整理できたんではないかな。人の考え方を聞いて比較したりすると、自分の本音や、一番譲れないものが浮き彫りになったりするからね。
子秋は麺館で海潮とも語り合い、つい涙ぐんでしまってるねえ。
こんなにも、自分を可愛がって信じて愛してくれる人がいたって再確認して。
李家のリビングで、べったり引っ付いてフルーツを食べながらテレビを見ていた尖尖と凌霄だったけど、そこに和平が帰宅。てか、最初に李家に帰ってくるんだね(^m^)
わーわーとひとしきり細かいことを言って、上に戻った和平。
凌霄はちょっと思い詰めたみたいに、結婚しようと言いました。
だけど尖尖の、まだそれは視野に入れてないみたいな反応に、更に思い詰めたような顔になっちゃったよー。
さて、まだマンションを諦めてない皇太后は、戸籍証明を探すために月ちゃんちを強襲。月ちゃんは車で外にいたんだけど、唐燦を見つけた母が家に入ったと聞き、急いでUターン。戸籍証明は会社に置いてあるらしいんだけどね。
その間に、母親は月ちゃんの部屋を探し、全く勉強していない公務員試験の参考書や、ベッド下のビールの空き缶を見つけてしまいました。
尖尖も急いで戻り、月ちゃんと一緒に部屋に入ると、テーブルに参考書を置いた皇太后が立腹中。
もうね、これ以上、表面だけ従う振りで、適当に誤魔化すことはできません。
公務員試験は受けない、最初からその気はないという月ちゃんに、大事なことを騙すなんてと飛び掛かる母。慌てて２人が止めます。
月ちゃんは、騙す気も騙したくもなかった、でも記者として北京に行きたいと言います。
またその話かと言う母に、高校の時、チャンスが多いと北京を勧めたじゃないかって言い返すとさ、それは準備が出来てる優秀な人だけだって言うのよ。受験できょどって失敗したアンタなんか、ダメだと。
ずっと私を否定しないで。試験で一位を取らなきゃ認めない。それ以外は否定される。食事のオーダーも服の趣味も否定する。仕事も恋愛も、なにもかも否定する。
親心だと言われても、月ちゃんは、そんな親心は欲しくもないと言いましたよ。
そしたら、こんなに尽くしてきたのに、なぜ自分の意見を言わないのときたもんだ。
そう思ってるのがすごいよなあ。
月ちゃんは、私の意見を尊重したことかあるか？民主的と言いながら、母さんの本質は独裁だと。
ルームメイトのせいで嘘つきで悪い子になったと唐燦を見て言われて、月ちゃん、友達のせいじゃないともっと怒る。
当たり前よ。カラオケもお酒も、月ちゃんのほうが好きなんだぜ？知らないのは母親のアナタだけよ。
月ちゃんは言いました。
私はずっとこう。悪い子で、嘘をつくのが得意。聞き分けのいい娘を演じて、怒られることは全部陰でやった。
模試よりも50点も低かった受験の成績は、わざと解答欄を埋めなかったから。いい点数を取ったら母の希望の大学に行き、弁護士や検察官にならないといけなかったから。マスコミ志望だった月ちゃんは、それを言い出せず、思えば最低の手段を取った、と。
私は必ず記者として北京に行く、苦労してもがきながら、自分がどこまで行けるか試す、もう従わない。
上等だわと言って、母親は出て行きました。
尖尖は送ってくると出て行き、唐燦は座り込んじゃった月ちゃんの涙を拭いて抱いてあげてる。
みんな、いい子いい子。
母親は尖尖に、解答欄の件は本当か、知っていてみんなで騙したんじゃないかと確認し、尖尖も初耳だったと聞いて泣き出します。マンションは買わない、手付金も譲渡する、北京でも北極でも、どこでも行けばいい。夫も娘も、どこまで私を傷つければ済むのよって言ってるけど。
20数年もの間、自分が2人を傷つけ続けて来たのよ。そのしっぺ返しをくらってるだけってことに、この人が気付く日がくるんだろうか。
尖尖が戻ってくると、それまで呆然としていた月ちゃんは、カバンからパソコンを出して、北京赴任申請書を送信しました。
家賃は払い続けるから、自分の部屋は残しておいて欲しい。上司が、希望すれば一番に行かせると言ってくれている。赴任は10月、だって。
凌霄と子秋の部屋には荘北(ジュアンベイ)も来ていて、尖尖の話を聞いてました。
信じられないよと言う尖尖に、凌霄は、彼女なら自分の点数は把握できていただろうから、最終日にやっただけだと言います。
荘北は、これは裁判と同じ、自分の損益を他人が損なおうとしたら、自ら放棄するか、何が何でも争うか、選択肢は２つ、最初から主張していたら、こうはならなかったと。
それよ。そこなのよね、もう少し月ちゃんに勇気があったらね。
凌霄も、よぉく聞いとけ？
荘北は尖尖に、月ちゃんを狙うなら今だと言われ、やって来た唐燦にも同じことを言われる。
唐燦は、彼女は好かれると遠ざかりたがる、つまり自分は好かれるに値しないと思っていると言います。でも解答欄を埋めないなんて、心に獰猛な犬を飼ってる、て(笑)
みんなの前では明るく振舞っていた唐燦だけど、その後、揚げピーナツの袋を見ながら、一人で外に座っていました。
そこに、帰りがけの荘北。他愛ない話をしていたのに、突然泣き出す唐燦。
月ちゃんの母親に嫌われている。便利屋をしていたから、見下されている。
オーディションも受からないし、安定した仕事もない。役に立たないものばかり浪費する。
両親にだって反抗する、まるで私は有害ゴミだ。
唯一の長所は痩せていること、でも私は揚げピーナツが食べたい。
荘北は、女優は辞めたんだし、食べろよって言うんだけどね。唐燦、ひーひー泣いちゃう。
斉明月(チーミンユエ)の母親を嫌ってやれ、君の何が悪い、美人だし善良だ。
母さんなんて、キミを心のスターだと思ってる。他人に否定されたからって自分を責めるな。君は素敵だ。
荘北くん、ちゃんと励ませる子なんだねえ。
それでも怒ったり泣いたりする酔っ払い唐燦に、一生懸命手品を見せる荘北ですよ。
あれ？なんかいい感じじゃない？唐燦も荘北に対して、取り繕わなくなったからだよね。
尖尖はアトリエで、自分のデッサンを燃(ラン)に見て貰ってました。
こっちも、いい友達に戻れたようで、何よりだよ。
尖尖は燃から、羽飛(ユーフェイ)が上海の芸術館と組んで彫刻展を開くことを聞きます。
羽飛は、燃には声をかけて、尖尖には声をかけなかったらしいよ。同じ師匠の弟子なのに。
これが後ほど大問題に発展するんだよ…
尖尖のスマホに、麺館の店員から、賀梅と冬冬が来ている動画が送られて来ます。
海潮は賀梅に、子秋の学生時代の写真を見せたりしてたのね。
賀梅は、子秋と連絡を取らないことが本人のためだと思ってたけど、子秋のことを思うなら、寄り添うべきだと、海潮の言葉で考え直した模様。
その動画を持って、子秋のカフェに押し掛けた尖尖。
関係を築いてるから見てと言っても、仕事中の子秋は素っ気ない。
尖尖がスイーツを食べようとしたら、ティラミスとサンドイッチだけになってました。
スイーツは売れないけど、軽食は売れるんだって。せっかくパティシエの勉強してきたのにね。
凌霄は、職場のデスクで居眠り。
小橙子からの電話で起きると、兄さん、戻れる？母さんをなんとかして、手に負えない、と。
なんだなんだ。田舎に行ってたはずだよね、楽しいわよーなんつって娘を誘ってたじゃんか。
でもきっとまた、あの母親が娘の気持ちなんかそっちのけで、自分の意見を押し通そうとしてるんでしょうね。ホンット、体云々じゃなく、その思考回路が周囲の足手纏いなんだよ。
このドラマを最初に見た時に、どうしてこんなに厄介な母親ばかりなんだろうと、不思議だったんだよねえ。でも他のドラマを見ても、感情的にガンガンズケズケ言いたいことを言って、夫や子供を管理したがり、周囲を困らせてるのはほぼ母親ばかり。そういうお国柄なんでしょうかねえ。
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