あらすじ
第７話 招かれざる客
「家族の名において」公式サイトより
親知らずが痛む李尖尖は凌霄に連れられ歯医者へ行くが、あまりの恐怖でパニック状態に。そんな尖尖を凌霄は優しく励まし、尖尖は無事に抜歯を済ませる。その頃、賀子秋の実父の趙華光がまたも学校にやってきて子秋のバスケ仲間に差し入れをする。激怒する子秋を見た斉明月は心配になり尖尖と凌霄に相談するが、お節介だと子秋を怒らせることに。一方、李海潮のもとにもついに趙華光から連絡が入り…。
第８話 よそ者がかき乱す
趙華光は李海潮のもとを訪れ、金と引き換えに賀子秋を引き渡すよう迫るが、海潮は応じなかった。そんな折、海潮麺館の料理にゴキブリやハエが入る事件が多発、更に客が食中毒を起こして店は一時営業停止に。趙華光が黒幕と感じた子秋は不安を抱える。ついに大学受験のための統一試験の日が到来、凌霄と子秋は実力を発揮し、海潮も今後を考え店を拡張することを決める。
ネタバレ感想
さて、厄介なのは女達だけじゃなかった次のターン(笑)
まずは月ちゃん母に招かれた３兄妹。
相変わらず、メニューを決められない月ちゃんと、凌霄(リンシャオ)にぐいぐい行く母。
留学の予定があるのかとか、推薦入学もいけるんじゃないかとか。でも一応、尖尖が木彫りで受賞したことも話題にしてくれます。尖尖はネット動画を見て独学してたらしい。あの簪は凌霄に作ったものだったけど、凌霄は尖尖には芸術的な才能があるから、受賞歴があれば入試に有利になると、送ってくれてた模様。
一応、３人とも北京？の大学を志望してる訳ね。月ちゃん母は、月ちゃんも弁護士を目指しているから政法大学を志望してる、親元を離れる同士、協力しあって欲しいと言います。
月ちゃんがモタモタといつも頼む料理を注文したのを見て、母はメニューを横から奪い取り、あからさまな溜息をついて、みんなに嫌いな物があるかなぜ聞かないんだと文句を言い、さっさと自分で注文しちゃいます。
そんな母娘を、３人は黙って観察してる。
母親がエビを選びに出て行った後、尖尖が弁護士志望だったのかと聞くと、月ちゃんも、私も知らなかったと(笑)
うちの父さんで良かったと言っちゃう尖尖ですよ。しっかり長男凌霄は、口を慎めと窘めるけど、言いたくなるのは分かるわよ。娘の将来すらも、自分の希望だけで決めつけるって。
月ちゃん母は、月ちゃんが子秋(ズーチウ)ばかり見ていたことに気付いてました。
子秋も優秀なので、そのまま見逃してくれたけどね。
尖尖の親知らずが熱を持ってしまい、学校を休んだ日。
月ちゃんはノートを写して、子秋に渡そうとしたんだけど、子秋はそれどころじゃなかった。
あの実の父が、友人を介して自分に新しいバスケットシューズを贈って来たり、仲間にケンタッキーの差し入れしたりしてたんだから。
怒りに任せて趙華光(チャオホワグアン)を追い、靴やケンタの袋を投げつける子秋。昔から知ってるあの友達、猪八戒が必死で子秋を抱え込むけど。
子秋は趙華光に、二度と現れるなと叫びます。
猪八戒、庄北(チョンベイ)っていうみたいだけど、今まで名前出てきてないよね、多分。
彼は、イラつく子秋に、ヤツが店に来たらどうすると言います。そんな資格はないと子秋は言うけど、お前の理屈が通るか、通れば悪人は存在しないと言われてしまう。その通り。
次は家まで乗り込んで来るぞ、先に親父さんに知らせておけと言われても子秋は、その時に考える、だってよ。
やー、ダメだってば、子供の浅知恵が通る相手じゃない。猪八戒のほうがしっかりしてるよ。でも子秋の育ち方だと、どうしてもこれ以上迷惑をかけられないってところに、行き着いちゃうんだろなあ。
凌霄に付き添われて歯医者に行く尖尖だけど、怖がって挙動不審。
凌霄が優しくヨシヨシしてくれて、診察室内でも手を握って励ましてくれるて。お互い高校生でコレはないわー。尖尖は子供だけど、凌霄が大人過ぎる。ま、凌霄の秘めた想いを考えれば、そういうコトね、ではあるけど。
無事、親知らずの抜歯が済んで、手を繋いで帰る２人。
尖尖は、兄さんが歯医者ならいいのにと呟きました。
だけどこれが凌霄の将来を決めてしまうだなんてさ、当人も思いやしないわなー。
家には月ちゃんが、塾をさぼってノートや宿題を持ってきてくれてた。
で、子秋が内緒にしているのを知らない月ちゃんの口から、今日の出来事が知らされてしまいました。
帰って来た子秋は、知られたくなかったのにと月ちゃんを責める。イラついてたとしても言い過ぎだわ。可哀そうに。
凌霄が、出て行った月ちゃんを急いで追います。
優しい凌霄は、月ちゃんの自信のなさを指摘してアドバイスしつつ、子秋は野良猫みたいなヤツだからと、上手に励ましました。あー、月ちゃんの目が今度はこっちにハートになっちゃったー(笑)
子秋は、趙華光が認知したいと言ってきたこと、でも海潮(ハイチャオ)の心労を増やしたくないことを、渋々話します。凌霄は、子秋が自分の問題だと思うなら好きにさせろと。一応２人の口からは言わない訳ね。でもきっとヤツは来るよ。
いつもの食卓はシーンとしてる。子秋がおかずを尖尖にやろうとしても凌霄にやろうとしても、２人共、それを避けちゃいます(笑)尖尖と凌霄は夫婦みたいに仲良しだけどね。
それを見た海潮は、２人が子秋とケンカしてるんだなー、くらいにしか思ってないかな。
はい、趙華光から海潮に電話がかかって来ちゃったよ。家まで来ちゃったよ。
子秋の部屋を見て、狭すぎるだとか人の住む部屋かだとか言うアホ親父。コイツの所業を知ってる海潮も、子秋の部屋には入れませんでした。
更に、コイツが来ているのを知って、凌和平(リンハーピン)も明るいうちに戻って来ます。
警察官と聞いて少しだけ怯んだ趙華光に、和平は、子秋の外祖母や外叔母から、悪口は聞いてる、だって(笑)
子秋に何度か会いに行ったと聞き、さすがに２人も抗議するんだけどねえ。
勝手な言い分で子秋を認知したいと言う趙華光。
きっとよかれと思ってのことだったのでしょうが、子秋の戸籍を賀梅(ハーメイ)の実家に置いたままだったのも逆手に取られた。戸籍上は何の関係もないと。
海潮にも、裕福な実の父の元に行く選択肢も子秋にはあるんじゃないかって考えが、ちょいと頭に浮かんでしまったかもなあ。ただ相手はクズだからねえ。
でも、金で片を付けようとした趙華光に、海潮も和平も怒り、追い出してしまいます。
更に団地の前で、帰ってきた３人と会ってしまう趙華光。
怒ってカバンを投げつけた子秋に、趙華光は貧しい生活に未来があると？なんて言いやがったよ。さすがの凌霄も尖尖も腹を立て、掴みかかろうとする子秋を抱えて、他人は無視しろと帰っていきます。
ただなあ、ここで強烈に拒絶してしまったから、ヤツは手段を選ばなくなったんだよ。
統一試験まであと一か月らしい今、成長しても大人ではない子供達だけで解決できる問題ではないと、海潮に叱られるみなさん。
和平も、行きたくないなら断れ、今度来たら通報しろ、裁判を起こされても相手に非があると。
弁護士のアテもある、うちにはそれくらいの金だってあると海潮。
エリート妻の次は成金が来た、でもこれで解決なんて言ってる尖尖だけどね。まだまだなのよ。
尖尖が、創作コンテストなんてのに出場する気みたいで話題は移ったけど。
凌霄と子秋は分かってるっぽい顔だね。こんなもんじゃ終わらないこと。血縁のしつこさ、面倒くささ。
賀梅の写真を見ながら思い悩む子秋。そこに海潮が来ます。
昔からそうだ、おまえはこの家に引け目があると海潮。だからいつも家のことや麺館のことを手伝い、尖尖や凌霄にも、いろいろと譲ってきた。
海潮は、亡くなった妻のお腹には男の子がいたけど、尖尖は弟じゃなくてお兄ちゃんが欲しいと騒いだと言います。そして子秋が来た。天からの贈り物だと思った。尖尖にも兄ができ、自分もまた父親になれた。何があっても心配するな、父さんがいる。
心強い言葉だったけど。子秋も父さんの老後には俺がいると笑ったけど。
これで終われば本当に良かったのにね。
趙華光は麺館にも現れ、ガタガタぬかします。
海潮に追い出された趙華光を、あの常連おばちゃんが見てたよー。でもおばちゃん、子秋の実父だと聞いて、この人でなしと罵りました(笑)何でも知ってるからな(^m^)
ただやっぱり海潮は、子秋に存分にお金をかけてあげられないこととか、老後の面倒を見させることになるとか、考えちゃってるかもね。
常々細かくやりあってた唐燦(タンファン)と尖尖、月ちゃんだけど、先生にノートを届けろと言われてマンションに行くものの、炎天下、外で30分も待たされ、月ちゃんのほうが怒っちゃった(笑)
人の顔色ばっか見てた月ちゃんが、随分と言えるようになったわねー。いい傾向よ♪
尖尖が帰ると、麺館は閉まっていました。
家にも誰もおらず、海潮、凌霄、子秋は、客が食中毒を起こしたとかで、病院に行っていたらしい。
尖尖は、嫌がらせに逢ったんじゃないかと言います。厨房は清潔なのに、最近、ゴキブリやハエも混入してると言われていたらしい。
どちらも通報され、店はしばらく営業停止になっちゃったんだって。
子秋、何か思い当たってるっしょ。でもそこまでするかと思うよなー。
なんてことないと言う海潮だけど、兄ちゃん達２人はそれが空元気だと分かってます。
気を遣って、外に買い物に出た３人。
尖尖だけが、何も分かってないねえ。子秋はやっぱりおかしいもん。
一瞬で大人になれたら、父さんに苦労かけないのにと呟く子秋。凌霄は、人って本来一瞬で大人になるらしいと言います。それは年齢などではなく、何かの経験によって。その瞬間は当人にしか分からない。
そして今後、兄ちゃん達は、それぞれ一瞬で大人になってしまうのだ…
子秋は、みんなに内緒でこっそり趙華光に会いました。
営業停止はアンタの差し金か？
実の息子に危害を与えるかと言う趙華光だけど、やめてくれ、俺たちの負けだと子秋。
昔からの父さんの苦労を知ってる、店は唯一の収入源だ、見逃してくれ。
だけど趙華光に学費のことを持ち出され、働きながら大学に通う、一緒に行く気はないと伝えると、分かった、どうなるかなと脅される。何があろうと諦めるつもりはない、だとよ。
ニヤリと笑って去っていく姿は、とてもとても大事な息子に向ける顔じゃなかった。
こっちの蟻地獄は精神的にじゃなくて、物理的金銭的にかよ。
追い詰められてしまった子秋。
海潮は隣の店を買って麺館を拡大し、改装することを考えていました。
心配して早く帰ってきた和平に話すと、すぐに賛成してくれます。
お互いに助け合う気がある２人は、なんだかんだ、いいよね。
そして兄ちゃん達の試験の日。
海潮はお母さんみたいに心配してるし、２人は尖尖に合格祈願の赤いパンツをはかされてました(笑)
いろんなゲン担ぎしてるけど、この２人にそれは必要ないだろうよー。
尖尖たちの教室では、唐燦がオーディションの最終選考を通ったとかで、取り巻きが騒いでる。
月ちゃんは、作文の出来が良かったとかで、先生に読み上げられてしまうんだけど、その内容は、凌霄のことでした。
怒っちゃう尖尖。月ちゃんは凌霄が作文として一番書き易かったと弁解するけど、助けて貰ったことだけじゃなく、励まして貰ったことまで書いちゃったからね。
唐燦一家は大喜びで食事してましたな。
最初は貧乏だったけど、唐燦が可愛かったので子役にし、それで生活が潤ったらしい。
父親は物流の会社、母親はグローバル企業の社員と唐燦は言ってたけど、本当は父親は元トラック運転手、母親はスーパーのレジ打ち、現在は母がマネージャーで父親は専業主夫らしいよ。
そんな話を、壁のこちら側の席で、尖尖、月ちゃん、凌霄、子秋が聞いちゃってる(笑)
唐一家に見つかりたくなくて、トイレを我慢していた尖尖と月ちゃん。でもそこに、気付いた唐燦が怒鳴り込んで来ました。
月ちゃんが抑えてくれて、物理でのケンカはしないで済んだけど、唐燦はこれでいっぱい弱みを握られたね。とはいえ、トラック運転手は物流の会社、そのスーパーはグローバル企業の一部門だったみたいだけど。
翌日、尖尖が教室に入ると唐燦と睨み合いになるけど、尖尖の机の中には、言わないでよと書かれたチョコレートが入ってました(^m^)
尖尖がそれを食べたことで、唐燦もホッとしたみたい。尖尖にしてみれば、変に突っかかって来なければ、自分に害がなければ、別にどうでもいいんだもんな。
兄ちゃんたちは卒業したのね。
海潮の肩を叩きながら、店の改築を手伝おうかとか、バイトしながら大学に行くとか言う子秋だけど、海潮はそんな子秋の心配をさらっとかわします。でも最近、趙華光に会ったかとだけ確認して。
ただ子秋の頭の中には、趙華光に言われた、学費の負担の話がぐるぐるしてる。
尖尖は凌霄に勉強を見て貰ってました。
美術学院の特待生は、筆記の配分が低いとやる気のない尖尖。また間違ってると凌霄に叱られて叩かれた尖尖は、バカになる、結婚してくれるのと軽口を叩くと、凌霄はあっさり、いいよ、結婚する、と。
挙動不審になった尖尖を見て笑う凌霄だけど、これは本気よね(^m^)
でも血縁とのゴタゴタの他に、ここに今後、親友月ちゃんとの問題の芽も出来てしまった。ま、結果は見えてるけどなー。凌霄が尖尖を年頃の女の子だと認識していたのは、そういうことだもんね。あとは尖尖の自覚だけって話なので。
そこに、和平が急いで帰ってきました。凌霄の外祖母が心筋梗塞だと。
病院にいたのは、初めての登場、陳婷(チェンティン)の兄夫婦。陳婷は明日、戻ってくるらしい。
少し静かになったとはいえ、子秋の問題が残ってるところへきて、まあた、あっちかー。
次の２話でまた、お話は大きく動くんですようー。
まとめ記事、各話記事のあるドラマ一覧はこちらから⇒作品概要と一覧
単発記事の中国ドラマはこちらから⇒華流その他
タイトルリストはこちらから⇒50音順リスト
複数記事のあるドラマ一覧は、カテゴリーから選択してください。
コメント